でんこの元ネタ
■白浜マリン(Shirahama Marin)
 ■タイプ:トリックスター
 ■誕生日:7月31日

■出身駅: JR西日本 紀勢本線(きのくに線) 白浜駅(和歌山)
マリン01


マリン02
こちらは県道31号線と県道214号線の分岐する堅田交差点。
ここから東に100mほどで駅があります。
マリン03
70mほどで次の白浜駅前交差点に。
信号にゲートが設置されており、
ゲートの先が駅前の広場となっています。
マリン05
駅前広場の様子。
白線でロータリーが設けられ、その中央は駐車スペースになっています。
マリン06
ロータリーの左手にはタクシー乗り場が。
マリン07
広場にある白浜温泉まで5kmの標識です。
マリン04
こちらが白浜駅の駅舎の外観。
マリン08
駅の入口にはパンダのオブジェが設置されています。
この南紀白浜には、駅からバスで10分ほどに
アドベンチャーワールドという動物園、水族館、遊園地が一体になった
民間のテーマパークがあります。
日本で飼育されているパンダ11頭のうち8頭は
この白浜のアドベンチャーワールドのパンダ
となります。
このことから白浜町では町を挙げて「パンダの町」としての活動をしているそうです。
マリン09
駅舎内に入った改札付近の様子。
マリン10
隣には待合スペースが設置されており、
売店や観光案内所が併設されています。
…ちょっと朝早くてまだ店が開いていませんでしたが。
マリン11
こちらは観光案内所の外からの入口です。
マリン12
駅構内に入って、こちらは駅舎側の1番線ホーム。
1番線自体は単式のホームとなっています。
マリン13
ホーム側から見た改札付近の様子です。
マリン14
1番線ホームの駅舎の西側、
和歌山方面側には切欠き式の0番線ホームが設けられています。
この0番線ホームは和歌山方面へ折り返す特急の一部のみが発着しています。
マリン15
0番線ホームの線路の反対側にはご覧の、
南紀白浜のシンボルの一つである円月島のミニチュアがあります。
マリン16
こちらは島式の2番線、3番線ホームです。
新宮方面の列車が発着するホームで
3番線は一部の普通列車が使用するのみとなっています。
マリン17
そして3番線ホームの向こう側には
新宮方面から分岐をしている引き上げ線があり、
その向こう側にはオブジェがいくつかあります。
マリン18
由来は分かりませんが石碑が。
マリン19
そしてこの駅が最寄の南紀白浜温泉には
梅の樽の露天風呂で有名な宿があり、
それをアピールするように「梅だる」と書かれたオブジェがあります。
マリン21
引き上げ線の車止め付近にも
しっかりと白浜温泉やパンダをアピールするペイントが。
マリン20
島式ホームにある名所案内。
マリン22
単式の1番ホームと島式ホームは跨線橋で連絡しています。
マリン23
こちらは和歌山方面からの乗客の降りる島式ホーム側の階段。
「温泉とパンダのまち 白浜へようこそ」の文字が階段の蹴込みに書かれ、
笠木にはペンギンがちょこんと乗っています。
マリン24
跨線橋の中の様子です。
観光地らしくカラフルに装飾がされています。
マリン25
こちらは単式ホーム側の階段の出口です。
やはりペンギンが笠木に乗ってお出迎えをしています。
マリン26
そして改札へ進むとパンダとペンギンがお出迎えです。


■モデル車両: JR西日本283系オーシャンアロー
マリン27
こちらの車両は1996年(平成8年)7月31日に
特急「スーパーくろしお」として
JR西日本の紀勢本線で営業運転を開始した列車
です。
白浜マリンの誕生日が7月31日に設定されていますが
これはこの283系オーシャンアローの営業運転開始日に因むと思われます

マリン32
「オーシャンアロー (Ocean Arrow) 」愛称があり、
当初は「海と太陽が大好きな列車」のキャッチフレーズがあったそうです。

1997年(平成9年)3月のダイヤ改正からこの283系は
「オーシャンアロー」として運用されてきましたが、
その後の2012年(平成24年)3月のダイヤ改正で
紀勢本線の特急列車は「くろしお」に名称が統一されており、
このオーシャンアロー車両も現在は「特急くろしお」として運用されています。

紀勢本線、通称きのさき線では現在(2017年3月)、
「特急くろしお」として以下の車両が運行しています。
マリン29
まずは287系。2012年(平成24年)3月より運転を開始した車両で
大型時刻表などでは「新型車両で運転」と表記されています。
マリン28
こちらは元々は特急「しらさぎ」として北陸を走っていた289系
2015年(平成25年)10月よりきのさき線へと転属して
特急「くろしお」として運転を行っています。

以上の2種類の車両に加えて
283系オーシャンアローを加えた3種類の列車が
現在(2017年3月)特急くろしおとして紀勢本線を運行しています。
通常の時刻表では区別がされていませんが、
283系オーシャンアローについては
大型時刻表などでは「オーシャンアロー車両で運転」と表記されていて
運行時刻を調べる事は可能となっています。
マリン30
こちらがオーシャンアローの車両を印象付けるクロ282形0番台。
マリン31
新宮方面の先頭車両で1号車として連結される列車であり、
パノラマ型グリーン車としてオーシャングリーンの塗装や
スマートな鼻先と輝く目が太平洋のいるかをイメージしているそうです。

マリン33
新宮側2両目のサハ283形0番台。
普通席車両であり、トイレ・洗面所・荷物スペースが設置されているので
車両後部には窓がありません。

マリン34
新宮側3両目のモハ283形300番台。
ラウンジ・自動販売機が設置されている車両です。
マリン35
この3両目に車両には天井にパンタグラフが設置されており、
ご覧のとおりシングルアーム型となっています。
マリン38
そしてオーシャンアローで特徴的なのが
このモハ283形300番台にある展望ラウンジです。
ラウンジ部分だけ座席が海側に向かって設置されており、
海側足元もガラス張りで紀伊半島の海が堪能できる仕掛けとなっています。

マリン36
新宮側4両目のサハ283形200番台。指定席車両で、
トイレ・洗面所・車掌室・業務用室・公衆電話・多目的室などが
設置されている車両です。

マリン37
そして新宮側5両目、京都側からは2両目となるのが
指定席車となるこちらのモハ283形0番台です。
乗降扉が2箇所設置されているのが特徴です。
マリン39
こちらの5号車にもシングルアームのパンタグラフが。

マリン40
6両編成の最後は京都側の先頭車両となるクハ283形500番台です。
いるかモチーフのクロ282形0番台とは違って
こちらのクハ283形500番台は貫通式となっています。
先頭車両ですので運転台があり、
他にトイレ・洗面所・自動販売機が設置されています。

マリン41
こちらは車内の座席の様子。
窓が大きく車窓から眺望が望める仕様となっています。
マリン42
このオーシャンアロー車両では座席モケットの色は
上のブルーとご覧のパープルの2色が用いられており、
それぞれ奇数号車がブルー、偶数号車がパープルという色分けになっています。


このオーシャンアロー車両が導入された当時には
デザインに以下のコンセプトが取り入れられたそうです。

  1.わくわくするような車両とすること
  2.洗練されたおしゃれな、品のあるリゾートとすること
  3.「スピード感」を感じさせる形状として表現すること


白浜マリンのキャラクター設定であるお嬢様キャラは、
恐らくこのあたりのデザインコンセプトがモチーフ
となっていると思われます。

マリン43
とりあえず白浜駅とオーシャンアロー車両については以上で。
【写真撮影:2017年3月】

でんこの元ネタ
■黄陽セリア(Koyo Seria)
 ■タイプ:サポーター
 ■誕生日:9月30日

■出身駅: 無し
現在や過去に日本の鉄道で「黄陽」という駅は存在しません
セリア01
元ネタの列車は新幹線の路線の検測車両という業務用車両ですので
JR西日本の新幹線車両基地である博多総合車両所が所属となります。
セリア02
ご覧の通り車体には、新幹線管理本部の略号である「幹」と
博多の電報略号である「ハカ」から構成された
「幹ハカ」が記されています。
この事からもこの車両が博多総合車両所所属であることが分かります。
セリア03
また、黄陽(こよう)とは
「太陽が海に沈む時に海面上に出来る一本の光の道筋」
という意味があるそうです。

このセリアというキャラクターの元ネタ車両の922形20番台は
JR西日本所属の車両であった為、
新幹線としては山陽新幹線がホームとなります。
ですのでドクターイエロー(黄)で山新幹線所属ということから
上の様な意味を持つ「黄陽」という言葉が
苗字として当てはめられたものと推測されます。

上の写真の新幹線922形20番台T3編成が
黄陽セリアの元ネタ車両となっていますが、
キャラクターの誕生日として設定されている9月30日は
この922形20番台T3編成が2005年(平成17年)に登録抹消(廃車)となった日付
です。


■モデル車両: JR西日本 922形20番台(T3編成)
セリア04
ご覧の922形は正式名称は「新幹線電気・軌道総合試験車」と言い、
車両形式番号の百の位の「9」は事業用車に割り当てられる番号であり、
十の位の「2」は試験車に割り振られます。
セリア09
現在は現役としての活動は終えた車両であり、
JR東海の名古屋にあるリニア・鉄道館に静態保存されています。
セリア10
展示されている922形の横にはご覧の説明板やモニターがありました。
セリア06
新幹線の検測車両としては、
試験線の時代から使われた921形軌道試験車(1962~1980)、
ディーゼル機関車である911形(1964~1995)、
電気関係設備の検測を高速運転下で行う922形0番台T1編成(1964~1975)
などが使われてきました。
セリア18
ちょうどリニア・鉄道館には
歴代の検測車両の模型が並んでいましたのでご参考まで。
セリア07
そしてT1編成の老朽化に伴い、
電気設備と軌道設備の検測を同時に行える様に導入されたのが
1974年(昭和49年)に投入された922形10番台T2編成となります。
セリア08
そのT2編成1本だけでは車両検査時の検測に穴が開いてしまう為、
1979年(昭和54年)に増備されたのが写真の922形20番台T3編成です。
セリア05
こちらは新幹線の開業時から投入され、
世界に新幹線のイメージを印象付けた新幹線0系電車です。
ルックスの通りこの0系新幹線が922形のベースとなっています。
セリア12
ほぼ同じ形のT2編成とT3編成ですが、
車両先頭の鼻先の連結器カバーの色がJR東海所属のT2編成は白色、
JR西日本所属のT3編成は黄色と異なる色が使用されています。
セリア11
こちらは後方側面からみた車両の外観です。
JRのロゴが白色で描かれています。
JR東海所属のT2編成はJRのロゴがコーポレートカラーのオレンジとなっています。
T3編成の所属するJR西日本のコーポレートカラーは青なのですが、
こちらのT3編成のロゴは白色となっています。
セリア13
車体横には車両形式の番号があります。
「922-26」はT3編成の7号車であり、
稼動時は東京寄りの最前端に位置していた車両となります。
セリア14
こちらは屋根の上のパンタグラフの外観。
0系新幹線と同じ菱形パンタグラフが装備されています。
セリア15
運転席の上部を見ると検電(静電)アンテナが。
架線に流れている電気の電圧を検知するための部品ですが、
0系新幹線ベースなので同じようにこの場所についています。
フロントガラスにはこの車両の編成記号である
「T3」の文字が掲示されています。
セリア21
車両の屋根の上を見るとなにやら突起の構造物があります。
この部分には「観測ドーム」という架線の状態をチェックできる設備があります。
セリア16
側面の乗務員用ドアの窓ガラスにも編成記号があります。
新幹線では全ての車両でこの様に編成記号が掲示されているそうです。
「T3」編成の「T」は「Test」のTだそうで試験車に用いられるそうです。
セリア17
T3編成の922形は、0系新幹線1000番台をベースとしているので
旧来の大窓車ではなく、ご覧の小窓車となっています。
セリア19
こちらは車内の様子です。
T3編成では7号車は休憩室兼添乗員座席となっており、
0系普通車オリジナルの2+3列転換クロスシートが装備されています。
セリア20
シートのアップを。
セリア22
運転台のすぐ後ろのあたりの中を、
外側の窓から覗いてみました。
「検束器板」とかかれた機械が設置されています。
セリア23
こちらは運転台の様子を同じく窓から。
セリア24
1974年(昭和49年)に稼動を開始したT2編成を補う形で
新造されて1979年(昭和54年)より稼動を始めたT3編成。
運行開始時は新幹線の営業最高速が時速210kmの時代で
日中に東京と博多の間を2日掛かりで往復して検測業務を行っていました。

しかし1986年(昭和61年)に
営業列車の最高速度が220km/hに引き上げられると、
検測機器が220km/h運転に対応していないT2編成とT3編成は
「後続の列車に追い付かれてしまう」という理由から
日中の営業ダイヤの時間に本線を走ることが出来なくなってしまいます。
その為、検測を行う時間も夜間の営業終了後へとシフトせざるを得ませんでした。
セリア25
そして1992年(平成4年)に300系新幹線が営業運転を開始すると
日中の営業最高速は270km/hとなり、
営業車からT2、T3編成が待避無しで逃げ切るのは不可能な状況となります。
セリア26
そして2001年(平成13年)には700形新幹線をベースとしたT4編成が投入され、
T2、T3編成は本線の検測を譲る事となります。
そしてT2編成はこの2001年に廃車となり、
残されたT3編成は3ヶ月に一度の副本線検測のみが出番となります。

2005年(平成17年)5月17日に新大阪━博多間の山陽新幹線で
検測作業を行ったT3編成はその後は本線上に姿を現すことは無く、
2005年9月30日に登録抹消となりました。
セリア31
1号車から6号車までは間を置かずに解体されたものの、
7号車の922-26は博多総合車両所に留置され、
2009年(平成21年)にはJR東海の博物館であるリニア・鉄道館に搬入され
展示される事となりました。
セリア27
こちらは名古屋臨海高速鉄道の西名古屋港線、
通称あおなみ線の金城ふ頭駅です。
セリア28
駅のホームから南東を見下ろすとご覧の建物が見えます。
セリア29
こちらがJR東海のリニア・鉄道館です。
セリア30
中は博物館ですのでご覧の通り車両が展示されており、
この中に新幹線922形20番台T3編成の7号車も展示がされています。
【以上写真撮影:2017年3月】

埼玉新都市交通伊奈線a00
さて、次は埼玉新都市交通伊奈線です。


大宮駅から新幹線の高架脇を走って伊奈町の内宿駅までを走る
全長12.7kmの路線です。
レールを鉄輪で走るいわゆる鉄道ではなく、
タイヤで軌道を走る案内軌条式鉄道(AGT)の路線となります。


埼玉県南部での新幹線建設では多くの反対運動が起きました。
そして新幹線建設の見返りとして、大宮駅以南では埼京線が作られた訳ですが
大宮駅から北の区間では見返り路線として
通常の鉄道では過多と判断され、いわゆる新都市交通の建設がされました。
これがこの通称ニューシャトルです。

新幹線建設に関する反対運動に始まり、
ニューシャトル建設にあたっても計画地での
多くの反対運動や土地収用の抵抗に遭うなど
その可愛い車体とは裏腹に多くの苦難に遭った路線でもあります。



埼玉新都市交通伊奈線07
こちらはJRの大宮駅の西口の外観です。
東北・上越新幹線をはじめとして、高崎線、京浜東北線などのJR各線や
東武野田線などの起点駅である一大ターミナル駅です。
埼玉新都市交通伊奈線08
この大宮駅の西口の、中央通路から外デッキへの出口手前の屋内右手には、
「てっぱく通り」と命名されたご覧の連絡通路が設けられています。
埼玉新都市交通伊奈線09
このてっぱく通りを進んだ先に
ニューシャトルの大宮駅の改札があります。
埼玉新都市交通伊奈線03
ちなみに去年(2016年)に見た時にはこんな感じでしたので、
いつのまにやら若干おしゃれにマイナーチェンジされてました。
埼玉新都市交通伊奈線10
改めて現在の改札。
埼玉新都市交通伊奈線11
ホーム側から改札を見るとご覧の通りで、
改札前にはコンビニも設置されています。
埼玉新都市交通伊奈線12
ホームは改札の目の前にありますが、
見ての通り一段高い位置にあります。
埼玉新都市交通伊奈線13
こちらが大宮駅のホーム。
単式ホーム1面1線となっています。
1983年(昭和58年)のニューシャトル開業時に出来た駅です。
埼玉新都市交通伊奈線14
ニューシャトルの大宮駅付近はループ線となっており、
終点の大宮駅に到着の列車は、東西に伸びるホームの東側から入線します。
埼玉新都市交通伊奈線15
そして大宮始発の列車となり、今度は西へと出発していきます。
こうすることで運転士が大宮駅で折り返しの為に
いちいち反対の運転席へと移動する手間が無くなります。


埼玉新都市交通伊奈線16
大宮駅を出発したニューシャトルは、
まずご覧の場所で外へと出ます。
埼玉新都市交通伊奈線17
大宮駅の北端の西側にはJACK大宮というご覧のビルがあります。
ニューシャトルの駅はこのビルに隣接するようにあるのです。
埼玉新都市交通伊奈線18
このJACK大宮ビルを迂回して回りこみ、
ニューシャトルは出発をして行きます。
埼玉新都市交通伊奈線19
JACK大宮ビルの北側は県道が走り、
大栄橋というJRの線路を大きく跨ぐ跨線橋が架かっています。
ニューシャトルはこの大栄橋の上を大きく曲がって
新幹線の高架脇を沿って北上していきます。
埼玉新都市交通伊奈線20
大栄橋の北の、新幹線高架の西側には
JR東日本大宮総合車両センターの広大な敷地が広がっています。
ニューシャトルはその敷地の東端をJRの線路とに挟まれて進みます。



埼玉新都市交通伊奈線21
鉄道博物館駅
1983年(昭和58年)の路線開通時に大成駅として開業した駅です。
鉄道博物館の開業した2007年(平成19年)に現在の鉄道博物館駅に改名されています。
相対式ホーム2面2線の駅で、ホームの間に新幹線の高架線路を挟んでいます。

駅名の改称は鉄道博物館を作ったJR東日本からの打診だそうですが、
地元住民などからは反対があり、「大成」の駅名を残す要望が強かったそうです。
その為現在も駅名標などには「(大成)」と副名称がついています。
埼玉新都市交通伊奈線22
こちらは内宿方面行きの下り線ホーム。
埼玉新都市交通伊奈線23
大宮方面行きの上りホームです。
埼玉新都市交通伊奈線24
ホームの間の新幹線高架の下に見える駅舎建物。
埼玉新都市交通伊奈線25
改札付近の様子。
埼玉新都市交通伊奈線26
改札内のすぐ脇には、ニューシャトルのタイヤや
お召し列車のヘッドマークが展示されていました。
埼玉新都市交通伊奈線27
改札前から新幹線の高架下は、
鉄道博物館へと向かうコンコースとなっています。
埼玉新都市交通伊奈線28
通路の床のタイルには時刻表になっている部分が。
埼玉新都市交通伊奈線29
博物館の外の通路ですら展示物が沢山置いてありました。
埼玉新都市交通伊奈線30
そして通路の置くを曲がると鉄道博物館の入口です。
埼玉新都市交通伊奈線31
こちらが駅名の由来なっている鉄道博物館の内部。



埼玉新都市交通伊奈線32
加茂宮駅
1983年(昭和58年)の路線開業時の駅です。
相対式ホーム2面2線の高架駅となっています。
こちらは上り線ホーム。
埼玉新都市交通伊奈線33
上りホームと下りホームの間には
ご覧の通り新幹線が走っています。
埼玉新都市交通伊奈線34
こちらは下り線ホーム。
埼玉新都市交通伊奈線35
駅舎の外観です。
西側は国道17号線に面しています。
埼玉新都市交通伊奈線36
東側から見た駅舎。
埼玉新都市交通伊奈線37
駅の改札付近です。



埼玉新都市交通伊奈線38
東宮原駅
こちらも1983年(昭和58年)の路線開業時に開設された駅です。
相対式ホーム2面2線となっています。
上は上り線ホーム。
埼玉新都市交通伊奈線39
下り線ホームです。
埼玉新都市交通伊奈線40
駅舎の外観。
この写真の奥、駅の東にはかつて市民病院がありましたが
現在は移転して公園となっています。
埼玉新都市交通伊奈線42
駅の改札の光景です。
埼玉新都市交通伊奈線43
内側から見た改札。
埼玉新都市交通伊奈線44
ホームは新幹線の効果の東西脇にあるので
改札前で通路がT字に分かれています。
埼玉新都市交通伊奈線41
駅は県道に面しており、ちょうど改札前の高架下には
ラーメン店があります。
この県道は春になると桜並木で満開になります。



埼玉新都市交通伊奈線45
今羽駅
1983年(昭和58年)の路線開業時にこちらの駅もできています。
この駅も相対式ホーム2面2線です。
上は下り線ホーム。
埼玉新都市交通伊奈線46
こちらは上り大宮方面ホームです。
埼玉新都市交通伊奈線47
駅舎の外観。
こちらの駅も新幹線高架に併設の高架駅となっています。
埼玉新都市交通伊奈線48
駅自体は至近に産業道路が走っているものの、
駅周辺はご覧の通り住宅街となっています。
埼玉新都市交通伊奈線49
反対側の駅の東側はこんな光景です。
埼玉新都市交通伊奈線50
高架下の駅の入口への通路。
埼玉新都市交通伊奈線51
駅の改札です。
埼玉新都市交通伊奈線52
改札内の様子。



埼玉新都市交通伊奈線53
吉野原駅
1983年(昭和58年)の路線開業時の駅です。
相対式ホーム2面2線の駅です。
こちらは上り線ホーム。
埼玉新都市交通伊奈線54
下り線ホームです。
埼玉新都市交通伊奈線55
駅舎の外観です。
埼玉新都市交通伊奈線56
駅は新幹線と国道16号線の交点にあり、
真下を6車線の国道が走るという駅です。
周囲は大きな物流倉庫や工場が集まる工業地帯となっています。
埼玉新都市交通伊奈線57
他のニューシャトルの駅が改札が地上にあるのに対して、
この駅はその立地から改札は跨道橋の上に設置されています。
埼玉新都市交通伊奈線58
改札内の様子。



埼玉新都市交通伊奈線59
原市駅
この駅も1983年(昭和58年)の開業時にできました。
相対式ホーム2面2線の高架駅です。
こちらは下り線ホーム。
埼玉新都市交通伊奈線60
上り線ホームです。
埼玉新都市交通伊奈線61
駅舎の西側からの外観。
埼玉新都市交通伊奈線62
この駅から上尾市へと入りますが、
駅の改札前が駅らしくインターロッキングで舗装されています。
埼玉新都市交通伊奈線63
駅の改札の光景です。
埼玉新都市交通伊奈線64
改札を入ると左右にホームへの通路が伸び、
正面にはエレベーターへの通路が延びています。



埼玉新都市交通伊奈線65
沼南駅
1983年(昭和58年)の路線開業時に開設された駅です。
相対式ホーム2面2線の駅となっています。
こちらは下り線ホーム。
埼玉新都市交通伊奈線66
上り線ホームです。
埼玉新都市交通伊奈線67
駅の東側の外観。
埼玉新都市交通伊奈線68
東側にはご覧の通りロータリーが設けられています。
埼玉新都市交通伊奈線69
そしてこちらは駅の西側。
西側は道路に駅が直接面しています。
埼玉新都市交通伊奈線70
駅の改札付近です。
こちらの駅も改札前の高架下はインターロッキングで舗装されています。
埼玉新都市交通伊奈線71
改札を入ると階段があり、その上で左右に
ホームへの通路が延びています。
埼玉新都市交通伊奈線72
この駅の北西すぐ隣には、ご覧の変電所があります。
埼玉新都市交通伊奈線73
この変電所はJR東日本の新大宮変電所で、新幹線の変電施設です。
埼玉新都市交通伊奈線74
新幹線の高架を見ると、この区間だけ門形の鉄塔が密集していますので
遠くから見てもここに変電所があると分かります。
埼玉新都市交通伊奈線75
そしてこちらは下り線ホームにある原市沼の案内板。
駅名の「沼南」の由来となっている沼の案内です。
埼玉新都市交通伊奈線76
駅の北東隣の変電所の、すのすぐ北にこの原市沼があります。
沼は新幹線高架の東から高架下へと続いており、
新幹線やニューシャトルは原市沼を跨ぐ形となっています。
埼玉新都市交通伊奈線77
沼の端にある案内版。



埼玉新都市交通伊奈線78
丸山駅
1983年(昭和58年)の開業時に出来た駅です。
この駅は2面3線のホームを持つ駅となっています。
上は下り線1番ホーム。
埼玉新都市交通伊奈線79
1番線ホームも形状としては島式のホームなのですが、
2番線側は柵が設けられて乗車ができなくなっていますので
下り列車のみ乗降の可能な単式ホームとなっています。
埼玉新都市交通伊奈線80
こちらは島式の2、3番線ホームです。
ともに大宮方面行きの上りホームとなっていますが
通常は3番線ホームを使用し、2番線は丸山駅折り返しの始発列車が使用します。
埼玉新都市交通伊奈線81
駅の入口は県道323号線と新幹線高架の交点にあります。
埼玉新都市交通伊奈線82
こちらが駅の外観。
埼玉新都市交通伊奈線83
駅の改札の様子です。
埼玉新都市交通伊奈線84
改札を入ると左に螺旋状に通路が続いていて
ホームへと上がる仕組みとなっています。
埼玉新都市交通伊奈線85
そしてこの駅は駅名標に
「埼玉新都市交通本社前」と副駅名が書いてあります。
埼玉新都市交通伊奈線86
改札の左手にあるこちらがその埼玉新都市交通の本社となります。
埼玉新都市交通伊奈線87
その本社建物の裏手を見ると
ニューシャトルの丸山車両基地があります。
埼玉新都市交通伊奈線88
丸山車両基地は
東北新幹線と上越新幹線が分岐する谷間の部分に設けられており、
その一角に駅や本社が置かれています。
埼玉新都市交通伊奈線89
また丸山駅の駅前には「伊奈氏陣屋敷跡」の掲示があります。
埼玉新都市交通伊奈線90
そして車両基地の東側にはご覧の通り、
伊奈氏屋敷跡の遺構があって史跡に指定されています。
埼玉新都市交通伊奈線91
伊奈氏はこの伊奈町の地名の由来となった
徳川家の譜代大名であり、
関東代官頭の伊奈屋敷跡は埼玉県の史跡に指定されています。

新幹線のルート策定の際にはこの伊奈氏屋敷の史跡を避けたと言われています。
新幹線やニューシャトルの開業に合わせてこの伊奈氏屋敷一帯を都市森林として
整備する計画が県などであったのですが、
屋敷跡の土地の多くは地元の私有地であり開発は頓挫しています。
埼玉新都市交通伊奈線92
そしてこの丸山駅から大宮側は上下線の別れた複線区間ですが、
丸山駅以北の区間は単線区間となっています。
埼玉新都市交通伊奈線98
丸山駅━志久駅間のニューシャトルの軌道。
この区間はほぼ鉄道用地内を軌道の高架が通っています。



埼玉新都市交通伊奈線93
志久駅
1983年(昭和58年)の路線開業時に出来た駅です。
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島式ホーム1面2線の駅となっており、
列車交換時には右側通行での交換となっています。
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こちらが駅の外観です。
新幹線高架の西側を走るニューシャトルですが、
この志久駅付近から完全に上越新幹線の側道上に鉄道施設が作られています。
これは沿線住民の反対運動などに遭い土地収用に難航をした結果、
建設に遅れの出たニューシャトルを予定工期内に完成させる為に
新幹線高架脇の公道上に張り出して作られた為です。
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こちらは東側から見た駅の外観。
新幹線の高架下に駅の入口が作られているのが分かります。
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駅の改札の光景です。


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志久駅━伊奈中央駅間の軌道。
ご覧の通り完全に公道の上に張り出して作られているのが分かります。



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伊奈中央駅
同じく1983年(昭和58年)の路線開業時に作られました。
島式1面2線の駅となります。
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こちらは駅の東側の外観。
駅前にロータリーが整備されています。
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駅の西側。
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こちら側に軌道が走っており、公道の真上にホームが作られています。
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少し離れた西側から見た駅の様子。
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改札付近の様子です。



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羽貫駅
1983年(昭和58年)の路線開業時に終着駅として開業した駅です。
その後1990年(平成2年)に当初の計画通り内宿駅まで延伸されて途中駅となりました。
島式ホーム1面2線の駅です。
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こちらが駅の西側からの外観です。
駅前にロータリーが作られています。
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東側の駅外観。
こちら側にも2009年(平成21年)にロータリーが作られました。
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改札前の光景です。
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駅の北を走る県道87号線沿道は「学園地区」と呼ばれ、
自治体主導で戦略的に土地区画整理事業が行われ
マンモス校である県立伊奈学園総合高校が開設されていますが、
ご覧の通り地区には未だに空き地が目立っています。


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羽貫駅から北もご覧の通りニューシャトルの軌道は
公道の上に張り出して作られています。
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そしてこの場所、羽貫駅から北におよそ300mほどのここが
ニューシャトル建設の歴史を語る上で外せない場所となっています。
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上の道路とは反対側に、北側から見た光景です。
ニューシャトルの軌道下になにやら木の囲いがあります。
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囲いの中には何やら二階建ての掘っ立て小屋があります。
これが羽貫の地元では通称「団結小屋」と呼ばれる小屋です。

ニューシャトルの大宮駅━羽貫駅間の開業は1983年(昭和58年)12月でした。
そして羽貫駅からわずか1.1kmの終点の内宿駅までの区間は
建設におよそ8年の月日を要し開業は1990年(平成2年)8月でした。

路線の計画前から新幹線建設の反対や、ニューシャトルの軌道予定地での
土地買収で数々の反対や抵抗に遭ったこの路線でしたが、
特に羽貫駅━内宿駅間では2件の地権者が頑強に土地買収を拒否。
そのうちの1件とは1988年(昭和63年)3月に交渉が成立したものの
最後まで同意をしなかった地権者の土地がこの場所でした。
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頑強に土地収容を拒否する地権者に
当時成田空港で闘争中だった極左勢力が加担したことから話は混迷。
1990年(平成2年)2月17日に埼玉県は
埼玉県は土地収用法に基づく行政代執行を実施しました。
その時に地権者と活動家が作って立て籠もったのがこの団結小屋です。

農地しかなかったこの場所に県警の機動隊が投入され、
地権者や活動家は小屋から糞便を落とすなどして抵抗。
最終的に地権者及び活動家は公務執行妨害罪で検挙され
この土地の空中権が強制収用されました。
こうして最後の工事が進められ、
1990年(平成2年)8月2日に羽貫駅━内宿駅間が開業に至ったのです。
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ご覧の通り小屋には
「空中権強制収用 断固反対」と書かれたアジ看板が
当時からそのままで残っています。
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この団結小屋の真上のニューシャトルの軌道には
金網で作られたシェルターが設置されています。
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これはこの場所の空中権を収用した事を示す為と言われており、
また開業後に列車や軌道への投石などの妨害行為があった為
それを防ぐ為ともされています。

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小屋から北はご覧の通り、新幹線の側道が作られて
ニューシャトルの軌道が上を走っています。
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側道の沿道には、明らかに土地収用によったと思われる
不自然に一角が切り取られた家屋が今でも残っていたりします。



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内宿駅
1990年(平成2年)に開業した終着駅です。
島式ホーム1面2線の駅となっています。
基本的に列車は2番線の入線して折り返す運行となっています。
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路線の終端の様子。
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ホームの大宮側に階段があり
改札へと通じています。
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駅舎の外観です。
こちらは西側から見た光景。
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東側の駅前の様子です。
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駅の改札付近。
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ニューシャトルの終端を地上から見た様子です。




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こちらはニューシャトルの路線の区域の
au 4G LTEによる電波エリアマップです。
首都圏の新幹線沿線であるだけに
全線がエリア圏内でアクセスに問題はありません

この路線は上越新幹線の高架横を走る路線ですので
当然上越新幹線が同じルートを通っています。
なので上越新幹線からも通常アクセスで取る事は可能です。
が、しかし、当然新幹線は高速で走っているので
駅間が1km弱のニューシャトルを
新幹線から通常アクセスで取ろうとしても
端末の反応が追いつきません

新幹線の場合はレーダー併用などになると思います。

またJRの高崎線と東北本線(宇都宮線)のちょうど間を走っているので
両方の路線からレーダー併用で取る事は十分に可能です。



このニューシャトル、建設時には「何も無いところを走る路線」というイメージしか
無かったのですが、時代が進んで徐々に沿線の開発が進み始めています。

新幹線も含めて建設時にはさんざん揉めた経緯を見た身としては
今の新幹線やニューシャトルを見ていると、
普通に地元民の利便に供している現在を見ると
「反対運動って何の意味があったの?」としか思えません。
そんなニューシャトル、一度乗ってみて下さい。

では。

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