大井川鐵道井川線00
さて。次は大井川鐵道井川線です。


「南アルプスあぷとライン」という愛称をもっており、
静岡県の榛原郡川根本町の千頭駅と、静岡市葵区の井川駅とを結ぶ路線です。
全長25.5km、全線所要時間は50分ほど(千頭━接阻峡温泉間)で全線が単線。

現在の日本で、鉄道事業法および軌道法に準拠する鉄道としては
唯一のラック式鉄道(アプト式)区間のある路線
となっています。
その為、井川線自体は非電化の路線ですが
アプトいちしろ駅━長島ダム駅間のアプト式区間だけ電化されています。

また井川線の機関車および制御客車は水撒き装置を持っていますが
これはカーブが多いため線路と車輪の摩擦からの保護を目的としており、
箱根登山鉄道が同様の水撒き装置を持っているのと同じ理由からです。



大井川鐵道井川線a90
というわけでこちらが千頭駅の駅舎です。
大井川鐵道の大井川本線の終点であり、
ここから井川線の起点となっている駅でもあります。
1931年(昭和6年)に大井川鐵道の本線が延伸されて
終着駅として開設されました。

井川線ができたのは1935年(昭和10年)のことで、
大井川電力の専用鉄道として大井川専用軌道として
千頭駅━大井川発電所間で開通しました。

1954年(昭和29年)に現在の井川駅の先の堂平駅まで運行が開始され
中部電力専用鉄道へと名称を変更。
そして1959年(昭和34年)に大井川鉄道が中部電力専用鉄道を引き継ぎ
大井川鐵道井川線として旅客営業を開始し現在に至っています
大井川鐵道井川線a91
観光地の駅らしく駅前には歩行者用の広場が広く取られています。
大井川鐵道井川線a92
駅前広場の東側には車の展開できるロータリーが。
大井川鐵道井川線a93
駅に面する道路には土産物店が並んでいます。
大井川鐵道井川線a94
駅舎の正面の道路は県道77号川根寸又峡線で、
60m程駅から北に進むと井川線の踏切があります。
大井川鐵道井川線a95
戻って駅舎の中へと入り改札へ。
大井川鐵道井川線a96
ホーム側から見た改札付近の様子です。
大井川鐵道井川線b08
改札を入ると奥が大井川本線のホームで
右手に井川線のホームがあります。
千頭駅では大井川本線が頭端式の1番線から4番線で、
井川線は6番線ホームを使用しています。
大井川鐵道井川線a97
そして井川線ホームへは中間改札が設けられており、
中間改札の内側は待合スペースとなっています。
大井川鐵道井川線a98
井川線ホーム側から見た駅舎です。
左側付近が中間改札の出口となります。
大井川鐵道井川線a99
駅舎から見た井川線ホーム。
ご覧の通りかなりの広さがホームにはあり、
その奥には車両が留置された引き上げ線が何本も並んでいます。
大井川鐵道井川線b01
ホームの様子です。
島式のホームは広いのですが、
井川線で使われている6番線ホームはご覧のように3段ほど低くなっています。
反対側には大井川本線の線路が敷かれてはいますが旅客使用はされておらず、
形としては井川線の単式ホームと言える形状です。
大井川鐵道井川線b02
鉄骨作りの屋根、シート葺きの屋根があって井川線のゼロキロポストも置かれていますが、
南方に進むと井川線の低くなったホームが終わって一面が平らになっています。
そしてホーム南端の先には転車台があります。
大井川鐵道井川線b03
こちらがその転車台です。
国の有形登録文化財に指定されているものですが
今でも現役でSLの転回に使われています。
大井川鐵道井川線b04
切返して南からみた井川線のホーム。


大井川鐵道井川線b21
こちらは千頭駅前の県道77号川根寸又峡線を
駅から200mほど来たに進むとある川根大橋西交差点付近の様子です。
大井川鐵道井川線b22
川根大橋からさらに300mほど進むと、
JAの先にご覧のT字路の交差点があります。
大井川鐵道井川線b23
T字路を曲がって100mほどで井川線を跨ぐ
神光寺跨線橋という道路橋があります。
大井川鐵道井川線b24
この橋の下を見ると線路が複線となっており、
井川線の本線では無い方の線路には貨車や客車が留置されています。
大井川鐵道井川線b25
貨車が留置されている線路はかつての井川線の貨物線の跡です。
1970年(昭和45年)に大井川鐵道が初めてSLを走らせたのがこの貨物線で、
以後全国の鉄道会社がSLを観光列車として運行するルーツとも言える場所です。

貨物線は千頭駅から次の駅までつながっていましたが、
県道77号線の拡張工事によって貨物線は廃止。
現在は北側の半分が留置線として利用されているという訳です。
大井川鐵道井川線b26
跨線橋の西側から線路脇を通っている道を北上すると、
山中で道は入り組んでいますが400mほどで次の駅へと辿り着きます。


大井川鐵道井川線b05
こちらは駅へと通じる山中の道で、
駅へと通じる道が分岐している付近の光景です。
大井川鐵道井川線b06
脇に分かれて下っているこちらの道が駅への道です。
大井川鐵道井川線b07
坂を下ると、どう見ても民家の間の裏路地のように見えますが
この道が乗客がホームへと至る唯一の道となります。
大井川鐵道井川線b09
ホーム側から見た駅ホームへの入口です。
ご覧の通り改札などは無く、直接ホームへと入る事ができます。
大井川鐵道井川線b10
そしてこちらが川根両国駅のホームの様子です。
相対式ホーム2面2線の駅で、下り線ホームの北端に駅入口があり
駅は1935年(昭和10年)に大井川専用軌道の駅として開設されたもので、
大井川鐵道となった1959年(昭和34年)より旅客営業を開始しています。
大井川鐵道井川線b11
駅の入口があるこちらが下り井川方面行きホームとなります。
ホーム自体は狭いものの、外側の鉄道用地を含めて実質的にホームとしているので
ある程度の広さが確保されています。
大井川鐵道井川線b12
こちらは二つのホームを連絡している構内踏切です。
大井川鐵道井川線b13
上り線の千頭方面行きホームです。
こちらはご覧の通り狭いホームがあるのみとなります。
大井川鐵道井川線b14
ホーム上では人がすれ違うのにもギリギリの幅ですが、
井川線のホームはこのくらいの幅のホームが幾つもあるのですが、
やはり元々がダム建設用の工事資材運搬路線だったからでしょうか。
大井川鐵道井川線b15
そして駅の北側を見ると右手のご覧の建物が見えます。
大井川鐵道井川線a87
入口の脇には「川根両国駅」と木製の看板が掛かっていますが、
この建物は井川線の両国乗務区の建物となり旅客の駅舎ではありません。
ですので旅客駅としては駅舎の無いホームのみの駅となります。
大井川鐵道井川線b16
乗務区の建物のさらに北側には、ご覧のように複数の引き上げ線や車庫があります。
これは井川線の保線区と車両区で、車両整備や線路メンテナンスの拠点となっています。
大井川鐵道井川線b17
駅の出入口から駅前の道路へと一旦戻ります。
大井川鐵道井川線b18
前の道路を北へと進むと120mほどで橋が見えてきます。
大井川鐵道井川線b19
こちらが両国吊橋です。
1988年(昭和63年)に架けられた人道橋となります。
大井川鐵道井川線b20
大井川に架かる吊橋からは井川線の線路が良く見えます。


大井川鐵道井川線b27
こちらは両国吊橋のすぐ北側にある井川線のトンネル入口付近の光景です。
大井川鐵道井川線09
ご覧の通り川根両国駅━沢間駅間にはトンネルが三箇所ありますが
長さも短く、また列車速度も遅いですので
駅間で列車から駅にアクセスするのにさほどの支障にはならないでしょう。
当然トンネル内では電波は入りませんが




大井川鐵道井川線b28
こちらは川根両国駅から北西に1kmほどの大井川右岸にある
沢間集落の中の光景です。
お茶畑の中にあるこちらの道が駅へと通じている道となります。
大井川鐵道井川線b32
T字路から40mほど南に進むと駅の敷地につき当たります。
大井川鐵道井川線b33
こちらが沢間駅の待合室付近の外観です。
1931年(昭和6年)に寸又川専用軌道(後の千頭森林鉄道)の
沢間停車場として開業した駅で、
現在の井川線にあたる大井川専用軌道が1935年(昭和10年)に開業して
沢間駅にも停車する様になって二つの路線が交わる駅となります。

1969年(昭和44年)に千頭森林鉄道が廃止された後は
大井川鐵道の井川線単独の駅となり現在に至っています。
大井川鐵道井川線b42
この駅にはかつてはご覧の木造駅舎が建っていました。
しかし建物の老朽化の為、2018年(平成30年)に駅舎は解体されており
代わりに現在の待合室が建てられました。
大井川鐵道井川線b34
ホームは単式1面1線となっています。
待合室とホームの間には広めのスペースが開いており、
コンクリートの幅の狭いホームが設けられています。
大井川鐵道井川線b35
駅はカーブを描いて設けられており、
集落の南端である駅周辺はご覧の通り山林の中となっています。
大井川鐵道井川線b36
ホームの南端から左手を見ると小屋が。
保線の資材を置く物置小屋でしょうか。
よく見ると小屋の目の前にはホームらしきものがありますが、
これはかつて沢間駅が千鳥式に列車交換可能駅だった時の廃ホームです。
大井川鐵道井川線b37
そして小屋からさらに南側を見ると何やらロックシェードのようなものが。
大井川鐵道井川線b38
こちらは貨車へと積荷を積むためのホッパーの跡です。
かつて沢間駅からは千頭森林鉄道(寸又川専用軌道)が
分かれていたことは先に書きましたが、
このホッパーは現在も残るその廃線遺構です。
大井川鐵道井川線b39
ホッパーの南側を見ると右手に石垣が見えます。
ここで大井川鉄道と千頭森林鉄道が分岐していて
かつては貨物列車が直通で乗り入れていたそうです。
大井川鐵道井川線b40
千頭森林鉄道の廃線跡を書き込むとおおよそご覧の通りとなります。
762mmのナローゲージ(狭軌)だった千頭森林鉄道は、
1936年(昭和11年)に1067mmへ改軌された井川線とは
ここから千頭駅まで三線軌条だったそうです。
大井川鐵道井川線b41
そして千頭森林鉄道はご覧のように北へと伸びていました。
ご覧になってお分かりだと思いますが、
沢間駅へ通じる道路は実は千頭森林鉄道の廃線跡だったという訳です。
大井川鐵道井川線b43
駅を背に道を北へと戻ると左手には石垣があります。
井川線との分岐点跡の石垣と同じ作りの石垣が
ここが廃線跡であることを示しています。
大井川鐵道井川線b45
駅から50mほど進むと、恐らくはかつては
踏切だったであろう交差点があります。
その先の道も廃線跡ですが、
今度は下となる石垣も先ほどと同じ仕様のものです。
大井川鐵道井川線b45
廃線跡の道路から外れて大井川の方へと坂を下ると
100mほどで橋のたもとへと辿り着きます。
大井川鐵道井川線b46
大井川に架かるこの橋は寸又口橋という橋で
1969年(昭和44年)に架けられた橋です。
沢間集落と対岸の集落や県道を連絡する橋となっています。
大井川鐵道井川線b47
橋から見た沢間駅周辺の様子です。



大井川鐵道井川線b48
こちらの道は寸又右岸林道という林道(森林保全の為に作られた道)です。
沢間駅からの道が千頭森林鉄道の廃線跡であることは述べましたが、
この林道も廃線跡を利用して作られた道路となります。
大井川鐵道井川線b49
林道が左に大きくカーブするあたりが沢間駅から北に1kmほどの付近ですが、
このカーブの下では支流の寸又川が大井川へと合流しています。
藪であまり見えませんが、合流点の寸又川には
井川線の寸又川橋梁という鉄橋が架かっています。
大井川鐵道井川線b50
鉄橋の見えるカーブから200mほど進むと林道にも橋が。
大井川鐵道井川線b51
こちらは横澤橋という橋で、その向こうに見えるトンネルが横沢隧道です。
どちらも道路用に作り直されているものではありますが、
かつては同じ場所に千頭森林鉄道の橋とトンネルがあった廃線跡でもあります。
大井川鐵道井川線b52
その橋とトンネルの間から、東へと一本の道が分岐しています。
この道が陸の孤島ともいうべき土本集落と外界を繋ぐ道として
1991年(平成3年)に作られました。
大井川鐵道井川線b53
林道土本線を起点から400mほど進むと大井川に架かる橋梁が見えてきます。
大井川鐵道井川線b54
こちらが土本橋です。
平成に入ってこのトラス橋ができるまで、
土本集落から外界へと通じる道路はありませんでした

大井川鐵道井川線b55
橋梁からさらに道なりに200mほど進むと
土本集落の中にガードレールの切れ目があります。
大井川鐵道井川線b56
切れ目からは細い石の階段があり、
こちらが井川線の次の駅の入口となります。
大井川鐵道井川線b57
入口を下から。
大井川鐵道井川線b58
土本駅のホームの様子です。
単式ホーム1面1線の棒線駅となっています。
駅は1959年(昭和34年)に中部電力専用鉄道が大井川鐵道となった際に設置されました。
大井川鐵道井川線b60
ホーム北端の先に駅の物置小屋がありますが駅舎はありません。
待合の屋根つきベンチがあるのみの駅となっています。
大井川鐵道井川線b64
壁には「土本のタコ杉」の案内図が。
大井川鐵道井川線b61
列車が停車できる最低限の設備の駅であることが
ご覧になると分かると思います。
大井川鐵道井川線b59
駅の南側は階段の入口でしたが、
物置の先の北側からも駅の前の道へと出る事ができます。
大井川鐵道井川線b62
こちらは上り列車から見た土本集落の様子です。
大井川と寸又川の三角地帯に体積した土が土本という名の由来だそうですが、
駅前付近の土本集落はわずか4世帯しかなく、
うち3件が土本姓である事を井川線の車掌がアナウンスが教えます。
大井川鐵道井川線b63
その3件の土本さんはいずれの世帯も80代以上の老人一人の世帯であり、
限界集落の段階すら超えてしまった近い将来に消滅するであろう集落となっています。
大井川鐵道井川線b65
駅前の道を北に進むと、200mほどで
道路の舗装が途切れるあたりで土本集落の墓地があります。
奥都城と書かれているので神道の家なのでしょう。
大井川鐵道井川線b67
井川線の車窓からも見えるので乗った方は見覚えがあるかと思います。



大井川鐵道井川線b68
こちらは県道77号川根寸又峡線の小山トンネルの南側の光景です。
土本駅から真北に1kmほどのこのあたりでは山中を大井川が蛇のように蛇行しており、
「牛の頸(ぎゃーのくび)」と呼ばれる穿入蛇行(深い渓谷を蛇行する河)となっています。
その為トンネル前付近ではわずか70mの距離で大井川の上流と下流に挟まれています。
大井川鐵道井川線b69
そのトンネル脇には町道小山線という道路の起点が。
こちらが小山の集落と駅への道となります。
大井川鐵道井川線b70
町道を進み大井川を見ると小山の吊り橋という人道橋が架かっています。
大井川鐵道井川線b71
県道から300mほど町道を進むとあたりが開けて小山集落に。
大井川鐵道井川線b72
町道がヘアピンカーブを描く場所に看板が立っていて
「日英水電㈱小山発電所跡」と書かれています。
大井川鐵道井川線b73
看板の後ろには遺跡のようなものが。
大井川鐵道井川線b74
こちらがかつての水力発電所の遺構です。
1910年(明治43年)に作られた発電所は付近の大井川の落差を利用して
水路を落ちる水力で発電を行っていました。
その後1936年(昭和11年)に大井川発電所が運用された為
役割を終えて廃止されています。
大井川鐵道井川線b75
発電所跡から集落の道を西へ。
大井川鐵道井川線b76
道からは小山集落と茶畑が一望できます。
大井川鐵道井川線b77
坂を上ってNTT DoCoMoの無線基地の鉄塔前を通過すると
井川線の踏切が見えてきます。
発電所跡から踏切までおよそ400mほどでしょうか。
大井川鐵道井川線b78
そして踏切を渡って道なりに左に進むと駅が見えてきます。
大井川鐵道井川線b79
こちらが川根小山駅の待合室の外観です。
1959年(昭和34年)に大井川鐵道が井川線を引き継いだ時に設置された駅で、
駅舎は無くご覧のログハウス風の待合室に木製の駅名標が掛かっています。
大井川鐵道井川線b81
待合室の裏には駐輪場が。
大井川鐵道井川線b80
山中の開けた場所を駅敷地として利用しており、駅前もご覧の通りの光景です。
踏切前の広場のような場所にはダム放流サイレンの警告看板がありました。
大井川鐵道井川線b82
ホームの様子です。
相対式2面2線のホームの駅となっており列車交換が可能な駅です。
待合室側のこちらの北側のホームが下り井川方面行きとなります。
大井川鐵道井川線b83
ホーム西端から千頭方を見るとポイントの先にトンネルが見えます。
大井川鐵道井川線b84
この駅のホームもご覧の通り人がすれ違うのがやっとの幅で
他の井川線のホームと同様となっています。
大井川鐵道井川線b85
ホーム東側の待合室前付近にある構内踏切です。
大井川鐵道井川線b86
こちらは駅の南側にある上り千頭方面行きホームです。
上りホームには駅名標は設置されていません。
大井川鐵道井川線b87
下りホームの柵にある看板。
この駅の由緒についての説明が書かれています。
大井川水系初の発電所ののあった地はかつては栄えたそうですが、
路線と駅が設置されたのは小山発電所廃止の前年でした。
大井川鐵道井川線b88
ホームの幅は狭く外側は斜面となっていますので
列車到着時にはかなり迫ってくるので注意が必要です。
大井川鐵道井川線b89
そして待合室側には一本、引き上げ線が設けられています。


大井川鐵道井川線b90
川根小山駅の東側の井川方の踏切のすぐ先にあるトンネルです。
大井川鐵道井川線17
川根小山駅━奥泉駅間にはご覧の通り3箇所のトンネルがあります。
駅からすぐのトンネルは短いのですがその先のトンネルは
ご覧の通りかなり長く駅間の半分以上がトンネルとなっています。
列車速度が遅いので地上部分で駅が取れないことは無いのですが
できれば確実に駅停車中にGPSアクセスをしておく事をお勧めします。


大井川鐵道井川線b91
駅から牛の頸まで戻り、小山トンネルを抜けて県道77号川根寸又峡線を北上します。
赤いトラス橋の渡谷橋、道路橋の川根路橋と
大井川を二度渡るとまもなく次の駅の入口となります。
牛の頸から駅への入口の交差点まではおよそ800mほどとなります。
大井川鐵道井川線b92
川根路橋では大井川を渡った後に井川線の線路も跨いでいます。
大井川鐵道井川線b93
橋を渡るとすぐにY字の交差点があり、
案内に従って右手へと進むと50mほどで駅前広場へと到着します。
大井川鐵道井川線b94
こちらが駅のロータリーです。
バス停も設けられており一般車両の乗降もこちらでできます。
大井川鐵道井川線b95
こちらは駅前のトイレの建物です。
近くで下開土遺跡という縄文時代の遺跡が発掘されたことから
竪穴式住居を模した形で作られています。
大井川鐵道井川線b96
そしてロータリー中央の島にあるこちらも
縄文時代の人々の生活の様子を表わした像となっています。
大井川鐵道井川線b97
広場の北側には下へと降りる階段が。
大井川鐵道井川線b98
山間の傾斜地に駅があるので
駅前ロータリーは場所の取れる高台に作られており、
広場と駅は階段で連絡されています。
大井川鐵道井川線c01
階段を下るとご覧の白い建物の商店があり、
その脇に駅を示す看板があります。
駅舎はこの奥に建物があり、駅へは線路沿いの通路を抜けることとなります。
大井川鐵道井川線c02
こちらが奥泉駅の駅舎の外観です。
1959年(昭和34年)の大井川鐵道での旅客営業開始時に開設された駅で、
寸又峡温泉へのバスと井川線との接続駅となっています。
井川線の途中駅では唯一の駅員常駐駅となります(簡易委託駅を除く)。
大井川鐵道井川線c03
駅舎の北側はご覧の様に土間のガレージのような作りとなっており、
壁には写真が数多く貼られて展示されています。
大井川鐵道井川線c04
その奥へと通路を抜けると、駅舎の北側には茶畑が広がっており、
傍らにお地蔵様がありました。
大井川鐵道井川線c05
駅舎の南側には券売窓口のある事務室、室内の待合室があります。
大井川鐵道井川線c06
この駅の改札ラッチは通路からホームへと
降りる階段に設置されています。
大井川鐵道井川線c07
ホームの様子です。
島式ホーム1面2線となっており列車交換ができます。
大井川鐵道井川線c08
ホーム北端にある江戸時代の旅姿の人形。
大井川鐵道井川線c09
バスの乗り換え駅となっていることから
この駅の乗降客は他の井川線の駅と比べると段違いとなっています。
大井川鐵道井川線c10
また他の駅では単式の棒線駅が多く
1番線、2番線の表記があるのは逆に井川線ではめずらしいと言えます。



奥泉駅より北についてはその2にて続きを書きたいと思います。

では。

錦川鉄道b75
さて、錦川鉄道錦川清流線の記事を続けたいと思います。


その1(岩国駅━守内かさ神駅)についてはこちら
その2(守内かさ神━南桑)についてはこちら



錦川鉄道a92
蛇行する錦川にそって引き続き河岸を併走するに錦川鉄道と国道187号線。
こちらは南桑駅から直線で南西に1.4kmほどの場所の光景となります。
錦川鉄道a93
左手の錦川の対岸をみると線路に駅があるのが見えますが、
こちらが2019年(平成31年)3月に新設された新駅となります。
錦川鉄道a94
清流みはらし駅の外観です。
錦川鉄道では25年ぶりに新設された新駅で、
単式ホーム1面1線の棒線駅となります。

この駅の一番の特徴は列車以外では駅へ到達できないという点です。
錦川鉄道が観光イベント列車のみが停車するというコンセプトで設置した駅ですので
通常の普通列車は全て通過となります。
つまり鉄道会社が意図的に作った観光秘境駅ということになります。
錦川鉄道a95
ご覧の通り駅付近の対岸の国道は、川の反対側は切り通しの岸壁となっており
交通量のそこそこある国道には路肩のスペースもあまりありません。
錦川鉄道a96
こちらは駅の建設中の2021年(平成31年)1月に車内から撮ったホームの様子です。
確かに駅ホームには階段など外へ出る施設は見当たりません。

錦川鉄道のイベント列車でしか下車ができない駅ですので
駅に行くには事前にイベント列車の予約が必要です。
ですがそのイベント列車も最小催行人員が設定されており、
閑散期に申し込むとイベント列車自体が運休することもありますので
なかなか到達難易度の高い駅となっています。



錦川鉄道a97
こちらは国道187号線から錦川に架かる渡里橋付近の光景です。
この橋からは県道5号周東美川線が国道から分岐しています。
錦川鉄道b15
橋の目の前の国道沿いに建つ旅館。
錦川鉄道a98
そしてその渡里橋を渡った反対側のたもとの目の前に次の駅があります。
錦川鉄道a99
根笠駅の外観です。
この駅も1960年(昭和35年)の国鉄岩日線開業で設置された駅のひとつです。
錦川鉄道b18
駅に来て真っ先に一番印象残るのがこちらの「美川ムーバレー」の看板です。
なんでも地底王国がテーマのテーマパークがあってこの駅が最寄なのだそうです。
ちなみにムーバレーまでは駅前の県道を3.3kmほど進むとあります。
錦川鉄道b01
橋のたもと付近は特に広場などにはなっておらず、
駅前の広場は県道から高い場所に作られています。
錦川鉄道b02
川に沿って県道を南下すると、
ホームの南端の先に駅前へと通じる道の入口がありました。
錦川鉄道b03
駅の入口らしく設置されている美川町の観光案内地図。
錦川鉄道b04
看板の向かい側にはバス停のポールと公衆トイレがあります。
錦川鉄道b08
坂の入口付近を上から俯瞰にて。
錦川鉄道b05
坂を上って駅前へと上がります。
錦川鉄道b06
こちらが駅の南側の線路脇に設けられている駅前広場です。
錦川鉄道b07
屋根つきの駐輪場も広場にはありましたが、
この「レンタサイクル」はちょっと営業しているようには見えませんでした。
錦川鉄道b09
広場の奥を北へと進むとホームへの入口があります。
錦川鉄道b10
ホームへの入口です。
数段の階段を登るとホームへ上がる事ができます。
錦川鉄道b11
こちらがホームの様子ですが、この駅も単式ホーム1面1線の
棒線無人駅となっており駅舎はありません。
錦川鉄道b12
線路周辺には多少の平地があり線路脇に民家もちらほら見えます。
錦川鉄道b14
木製の駅名標。
錦川鉄道b13
この駅も土盛りのホームでホームの中ほどだけ
アスファルトが敷かれていました。
錦川鉄道b16
ホームから外に出ると、県道沿いのフェンスには
公衆電話の場所を案内する表示が。
しかしその表示の目の前に電話ボックスがあるのに
何故わざわざ対岸の電話を案内しているのかは謎です。
錦川鉄道b17
そのすぐ脇には、橋の目の前へと降りられる北側の階段があります。



錦川鉄道b19
こちらは県道69号徳山本郷線という県道での光景です。
写真の付近に錦川鉄道の次の駅があります。
ここから500mほど北へと進むと錦川に架かる錦雲橋という橋があり、
県道は国道187号線へと合流をしています。
錦川鉄道b20
駅前の広場です。県道に面した広場は舗装されて
駐車場となっておりバス停も設けられています。
錦川鉄道b21
広場に面した商店。営業している様子はありませんでしたが、
自販機は普通に稼動をしていました。
錦川鉄道b22
そして広場の南側の、階段を登った高台の上にあるこちらが
河山駅の駅舎となります。
駅は1960年(昭和35年)に国鉄岩日線が開業した際に最初の終着駅として設置されました。
1963年(昭和38年)に錦町駅まで延伸した事によって途中駅となっています。
錦川鉄道b23
駅舎の中の様子です。
中はご覧の通り広めですがベンチが壁際にあるのみとなっています。
錦川鉄道b24
改札のラッチはあるものの窓口などはありません。
錦川鉄道b25
ホーム側から見た駅舎付近の様子です。
かつて構内踏切だった通路がホームと連絡しています。
錦川鉄道b26
踏切だった、というのはご覧の通り
駅舎側の線路が廃止されて使われていない為で、
通路の部分はアスファルトで線路が埋められています。
錦川鉄道b27
こちらがホームの様子です。
単式ホーム1面1線の駅となっています。
構内を見れば分かる通り元々は島式ホームの駅で列車交換も可能でした。
錦川鉄道b32
駅舎側のホームには今でも一部は線路が残っていますが、
中央から根笠駅方は線路が撤去されておりつながっていません。
錦川鉄道b31
駅舎の北隣には転轍器も残っていますが
当然ポイントが撤去された今は使われておらず錆び付いています。
錦川鉄道b28
ホームも線路が撤去された以外は島式の当時のままの面影を残しています。
錦川鉄道b29
駅舎に近い北寄りにはご覧の屋根が。
錦川鉄道b30
この駅の木製駅名標です。



錦川鉄道b33
錦川に沿って引き続き併走して北上をする錦川鉄道と国道187号線。
河山駅から2.5kmほど北西に位置する写真の付近には
錦柳橋という橋が架かっており、目の前に次の駅があります。
錦川鉄道b34
切返して国道の北側から見た錦柳橋です。
錦川鉄道b35
橋の対岸には集落が見えます。
錦川鉄道b36
上から見た錦川の様子。
錦川鉄道b37
対岸の端のたもとの目の前が錦川清流線の柳瀬踏切となっていて、
そのすぐ脇に駅が設置されています。
錦川鉄道b38
駅前は橋のたもとに少々のスペースが、
広場と言うには少さな広さですが設置されています。
錦川が目の前の河岸の斜面にあるので
これ以上のスペースは取れなかったのでしょう。
錦川鉄道b39
広場の北側のこちらがホームの入口です。
錦川鉄道b44
柳瀬駅の駅の全景です。
この駅は1963年(昭和38年)の開設で、
国鉄岩日線の河山駅━錦町駅間の延伸によって設置されました。
錦川鉄道b40
そしてこちらがホームの様子です。
単式ホーム1面1線の棒線無人駅となっています。
錦川鉄道b41
南側の入口付近は川とホームが迫っていましたが、
錦町方の北側へと進むとやや周辺が広がって開けています。
錦川鉄道b43
駅の木製駅名標。
錦川鉄道b42
ホーム南端付近の光景です。
錦川鉄道b45
踏切を渡り川と反対側の線路西側には
集落内へと連絡している生活道路が延びています。



錦川鉄道b46
こちらは国道434号線の新広瀬橋の北側付近の光景です。
国道は大きく左にカーブを描いて新広瀬橋を渡りますが、
正面まっすぐへは錦町の集落の中心地を抜ける国道の旧道です。
錦川鉄道b47
Y字の交差点から切返した光景です。
100mほど奥に見えるのは錦川鉄道の跨道橋です。
錦川鉄道b48
旧道へと入って西へ。
錦町広瀬の集落はこれまでの集落に比べて規模が大きく、
両側に明治から昭和にかけての旧家が立ち並んでいます。
なんでも江戸時代には和紙の産地だったそうで、
最盛期には120軒ほどの業者が並ぶ街だったのだそうです。
錦川鉄道b49
国道から100mほどで旧道に面する駅への入口に。
錦川鉄道b50
こちらが錦町駅の駅舎の外観となります。
1963年(昭和38年)の国鉄岩日線の延伸開業によって終着駅として誕生した駅は
第三セクター転換後に錦川鉄道となった後も
現在に至るまで終点の駅として営業をしています。
錦川鉄道b58
こちらが駅舎の入口です。
錦川鉄道b59
入口のすぐ左手には「清流線トラベルサービス」と書かれた、
JRで言うみどりの窓口のような券売窓口がありました。
錦川鉄道b57
駅舎の中へと入るとすぐに改札と窓口があります。
錦川鉄道b60
改札前にある駅の待合室。
窓口の向かい側にあって広く綺麗で過ごし易そうな待合室で、
中には売店も設けられています。
錦川鉄道b61
改札を入ると目の前にすぐに階段が。
錦川鉄道b51
ホームの様子です。
旅客のホームとしては単式ホーム1面1線の駅となっており、
列車は折り返し運転を行っています。
錦川鉄道b52
駅には車両基地が併設されており、
ホーム前に側線があって車庫やメンテナンス用のホームがあります。
錦川鉄道b54
南側を見ると入口のすぐ脇にはご覧の腕木式信号機が。
錦川鉄道b55
その横には腕木式信号機の説明の看板がありました。
なんでも1987年(昭和62年)まで河山駅で実際に使われていたものなのだそうです。
錦川鉄道b53
さらに西側のホーム端先には車止めが。
駅から日原駅方面への延伸の際には右にカーブするように
線路が直される予定だったそうです。
錦川鉄道b68
錦町駅の木製駅名標。
錦川鉄道管理の駅には全てこの毛筆の駅名標がありました。
錦川鉄道b56
ホームから階段を下って改札へ。
錦川鉄道b62
駅舎を出た目の前には木製の車寄せの庇があります。
錦川鉄道b63
すぐ左手を見ると
タイル製の観光案内の壁がありました。
錦川鉄道b64
そのタイルの先を見ると、駅舎の隣の黒い建物の入口が。
この建物は観光鉄道資料館でした。
錦川鉄道b65
資料館を背に広場へ。
駅前の大きな観光案内地図の後ろは駐輪場になっていました。
錦川鉄道b66
駅舎脇の西側へとはいると町営の駅駐車場が。
錦川鉄道b67
駐車場の向かいから駅舎を見ると二階が錦川鉄道の本社となっており
本社入口の階段が裏手にあります。
錦川鉄道b69
前の道をさらに西へ。
錦川鉄道b70
こちらが錦川清流線の錦町側の線路終端です。
錦川鉄道b71
終端の車止めの前から奥を見ると
トロッコ遊覧車の乗り場が見えます。
錦川鉄道b72
こちらがとことこトレインの錦町の乗り場です。

国鉄岩日線は錦町以北へも延伸の工事が続いていて
六日市駅までの線路路盤はほぼ完成をしていました。
しかし国鉄再建法の成立によって1980年(昭和55年)に延伸工事は凍結。
そのまま鉄道が敷かれること無く未成線となりました。
錦川鉄道b73
この未成線を利用して、当時の錦町の町長が遊覧車両の運行を計画。
未成線跡を岩日北線記念公園として舗装整備し、
2002年(平成14年)にタイヤで走る遊覧車両が
錦町━雙津峡温泉間で運行開始をしました。



以上で錦川鉄道については全てとなります。
錦川清流線については駅メモ開始当初から「レーダーで取れない路線」として知られており、
またその運行本数の少なさや立地などから難易度の高い路線でした。

鉄道に乗ってレーダーを使う場合、
まず錦川鉄道からは椋野駅まで来ないと射程10では錦町駅まで届きません。
ブースターなどで射程を14まで延ばしても北河内駅━椋野駅間が境界なのは変わりません。

しかし錦川清流線はひとつ手前の北河内駅が最後の列車交換可能駅なので、
椋野駅から引き返しても終点の錦町駅まで行っても帰りの列車は同じになります。
つまりわざわざレーダーを使う意味が無いという事になります。

そして近隣路線のJR岩徳線やJR山口線からもレーダーでは
錦川清流線の奥の駅には届きません。
つまり鉄道を利用する以上は終点の錦町駅まで乗るしか無いのです。
錦川鉄道b74
しかし鉄道以外を使うならば方法はあって、
中国自動車道の六日市IC━鹿野IC付近からレーダーを飛ばすと
錦町駅が射程1で入り錦川清流線の末端区間にレーダーが届きます

この区間には益田駅━広島バスセンター間の石見交通の高速路線バスなどが走っていますので
理論的にはレーダーで錦川鉄道のコンプを目指すのは可能でしょう。
ただ他府県に住む人にとっては高速バスやレンタカーなどを使う必要があるので
コスト的に見合うのかは疑問ですが。


以上駅メモ攻略の参考となれば幸いです。

では。

錦川鉄道a12
錦川鉄道錦川清流線の記事の続きです。


その1(岩国駅━守内かさ神駅)についてはこちら



錦川鉄道a13
こちらは国道2号線の岩国市保木付近の光景です。
西側を保木川が併走している国道の、岩国西中学校付近の橋の前に
信号と横断歩道が設けられています。
錦川鉄道a14
橋から中学校の脇を抜けて140mほど進むと
左手にある椎尾八幡宮の鳥居が見えてきます。
錦川鉄道a15
その鳥居の目の前の、民家の間のこちらの道が駅への取付道路となっており
駅のある表示はありませんが、100mほど進むと駅前の広場と駅があります。
錦川鉄道a16
こちらが南河内駅の外観となります。
1960年(昭和35年)の国鉄岩日線開業に際して設置された駅です。
ホームのみで駅舎は無く、待合の屋根が設けられています。
錦川鉄道a17
駅前の広場は舗装されており、駅舎の無い無人駅としては
かなり広めのスペースが取られています。
錦川鉄道a18
ホームへの入口の階段。
階段は建屋の壁の両側に設けられていました。
錦川鉄道a19
こちらがホームの様子です。
この駅も単式1面1線の棒線無人駅となっています。
錦川鉄道a20
錦川と支流の保木川に挟まれた中州に位置している為
山間部ながら開けた平地が駅周辺には広がっています。
錦川鉄道a21
ホームの目の前に広がる田んぼ。
また駅周辺には1haほどの菜の花畑がひろがっており
春には撮影スポットとなるそうです。
錦川鉄道a22
駅の木製の駅名標。
錦川鉄道a23
外に出て再び駅前広場から鳥居の前へと戻ります。
錦川鉄道a24
駅前にあるこちらの神社は椎尾八幡宮という神社です。
同名の神社が錦帯橋のそばにありますが、
こちらの神社もなかなか大きい神社でした。
錦川鉄道a25
階段の上にある楼門。
錦川鉄道a26
境内に入って本殿です。



錦川鉄道a27
こちらは南河内駅から南西に1.5kmほどの行波地区の光景です。
写真の中央を横に流れるのが錦川で、川に架かっている橋が
1956年(昭和31年)に開通した行波橋です。
橋は錦川の向こう側対岸で国道187号線と接続しており、
国道と行波の集落を連絡しています。
錦川鉄道a28
橋の南側はすぐに田んぼがあり、
川沿いに伸びた狭い平地に行波の集落があります。
橋の目の前の道には神社ののぼりが立ち、
その向かいの川沿いには大きな「岩国行波の神舞」の看板があります。
錦川鉄道a29
看板を背に田んぼの中を伸びる道を進むと
まもなく錦川鉄道の築堤と跨道橋が見えます。
錦川鉄道a30
道から見えるこちらが行波駅の全景です。
駅は1971年(昭和46年)に仮乗降場として開設されたもので、
国鉄時代にはずっと仮乗降場だった為時刻表には載っていない駅でした。
その後の1987年(昭和62年)の国鉄民営化で
JR西日本が継承した際に正式駅に昇格となっています。
錦川鉄道a31
跨線橋の手前にある駅の駐輪場の前を通過し
ガードをくぐって反対側へと抜け、交差点を左へと曲がります。
錦川鉄道a32
曲がるとすぐに、ご覧の通り駅への入口の階段があります。
錦川鉄道a33
ホームへの階段。
錦川鉄道a34
そしてホームの様子です。
単式ホーム1面1線の棒線無人駅であるのは近隣の駅と同様です。
錦川鉄道a35
この駅も山間の斜面に作られた駅なのでホームが周辺の道路より高く
見晴台のように周囲が見渡せるロケーションとなっています。
錦川鉄道a36
この駅の木製毛筆の駅名標。
錦川鉄道a37
駅の前の道は坂となっていますが、
北側は民家があって行き止まりとなっており、
南側からしか出入りはできません。
錦川鉄道a38
そして跨道橋のガードの前の十字路を南へと進み
坂を上って畑の間を抜ける道が神社への道となります。
錦川鉄道a39
ガードから20mほど坂を上った右手にある神社への参道。
錦川鉄道a40
こちらが行波集落の鎮守である荒玉社です。
錦川鉄道a41
この神社への式年の奉納の神楽である「岩国行波の神舞」は
1979年(昭和54年)に国の重要無形民俗文化財に指定されています。
参考
岩国行波の神舞
http://yukabanokanmai.com/

錦川鉄道a42
境内から見下ろした東の駅方面の光景です。



錦川鉄道a43
こちらは県道130号本郷周東線の光景で、
国道187号線の共用区間から分離して天尾橋で錦川を渡った先の
およそ400mほど進んだ付近となります。
錦川鉄道a44
切返して反対の西側から見た県道です。
ご覧の付近の県道北側一体が駅の敷地となっており、
中ほどに駅舎への入口があります。
錦川鉄道a45
こちらが北河内駅の駅舎の外観です。
駅は1960年(昭和35年)の国鉄岩日線開業で設置されました。
この駅舎は開業以来のものをそのまま使っているそうです。
錦川鉄道a46
駅舎の東側敷地はご覧の様に舗装された駐車場となっており、
屋根つきの駐輪場も併設されています。
錦川鉄道a51
駐車場の一角に立てられた駅周辺の観光案内マップ。
錦川鉄道a47
敷地の西側にも道が伸びており、
先にはバス停とバスの展開場、そしてその先には保線の建物がありました。
錦川鉄道a48
そして駅舎の西側すぐの場所には隣接して石碑などが並ぶ区画が。
錦川鉄道a49
こちらは錦川鉄道設立25周年の記念碑です。
錦川鉄道a50
その隣には岩日線開業50周年記念の木碑が。
国鉄岩日線は27年で第三セクター転換していますので
錦川清流線の期間を含めての岩日線50周年ということの様です。
錦川鉄道a52
駅舎の前へと戻りホームへ。
構内踏切があって駅構外とホームとを連絡しています。
錦川鉄道a53
ホームの様子です。
島式ホーム1面2線となっています。
錦川清流線の途中駅で列車交換が可能な駅はこの駅だけです。
錦川鉄道a54
この駅の木製の駅名標。
毛筆に落款まで押されていました。
錦川鉄道a55
ホームの北側には田畑が広がっており、
南側は駅構内のヤードがひろがっています。
錦川鉄道a56
錆びすぎてまったく読めなくなっている駅名標。
錦川鉄道a57
トイレは駅舎では無く構内の
ホーム端スロープ前に設置されていました。



錦川鉄道a58
錦川の河岸を川と併走する様に錦川鉄道が走り、
川の対岸の北岸には国道187号線が同じく併走をしています。
北河内駅から3.5kmほど西の付近でご覧の椋野橋が架かっており、
国道と駅とを連絡する道となっています。
錦川鉄道a59
橋を渡ると対岸の目の前に錦川清流線の築堤が横切っており、
正面に駅のホームがあるのが見えます。
錦川鉄道a60
こちらが椋野駅の駅の外観です。
1960年(昭和35年)の岩日線開業によってこの駅も設置開業をしまています。
錦川鉄道a61
橋のたもと付近は道が広がって広場のようになっており、
バス停が設けられるなど実質的な駅前広場の役割を果たしています。
錦川鉄道a62
広場奥にあるガードをくぐると、すぐ右手に階段があり
この階段が駅への入口となります。
錦川鉄道a63
ガードの上を見ると駅のホームの南東端があるのが見えます。
錦川鉄道a64
駅への階段はご覧の通りで、
階段上はホーム前の小さな広場となっています。
錦川鉄道a65
ホーム入口前の広場です。
公園の様な広場が設けられています。
錦川鉄道a72
斜面に棚状に作られた広場は徒歩でしか登れず
車両が入ってくる事はありません。
錦川鉄道a66
こちらがホームへの入口です。
錦川鉄道a67
そしてホームの様子です。
単式ホーム1面1線の棒線無人駅です。
錦川鉄道a68
駅周辺は山が迫っていて、椋野の集落の小さな平地に
駅があることが分かります。
錦川鉄道a70
付近の名所を案内する看板。
錦川鉄道a69
高台となっているホームからは錦川もすぐ先に見えます。
錦川鉄道a71
駅の木製毛筆の駅名標。



錦川鉄道a73
引き続き錦川と併走する鉄道と国道187号線。
椋野駅から直線で2.1kmほど北西には橋が架かっており、
集落の対岸に次の駅があります。
錦川鉄道a75
こちらが集落と駅を連絡している南桑橋です。
1996年(平成8年)に架橋された鋼斜張橋で、
この橋ができる前は対岸へは渡船で渡っていたそうです。
錦川鉄道a74
切返して南側に向いた光景です。
橋から国道に沿った東側(岩国方面)に南桑の集落が広がっています。
錦川鉄道a76
人道橋である南桑橋を渡ると対岸に駅が見えます。
錦川鉄道a77
こちらが南桑駅の外観です。
1960年(昭和35年)の国鉄岩日線開業で設置された駅の一つとなります。
南桑の集落からは錦川を挟んだ対岸に駅があります。
錦川鉄道a78
対岸の橋のたもとに着くとご覧のスロープを登って
錦川鉄道の線路をくぐります。右手に「かじか」の看板がありますが、
これは駅から北へ進むとあるかじかの滝の事なのか、
駅周辺に生息する天然記念物のカジカガエルの事なのかは分かりません。
錦川鉄道a89
看板の上の手すりを見ると南桑集落の町内図が。
錦川鉄道a79
線路のガードをくぐった先ですぐ左を見ると駅へに階段があります。
階段の上が駅の平地で、目の前には駐輪場があります。
錦川鉄道a80
ガードの内側はご覧のようにT字路となっています。
奥の西側へはスロープがあり、駐輪場へ行く自転車が登る道となっています。

そしてスロープの先にも舗装されていない山道が続いていて
「石童山山頂」と書かれた木札があります。
この線路脇の道は駅の南側にある石童山(496m)の登山口の入口で
かつてはこの道の先に山中には集落もあったそうです。
錦川鉄道a81
階段上にあった「かじかの里」のかえるの看板。
錦川鉄道a82
その前の手すりにはハブの出没を注意する注意書きがありました。
錦川鉄道a83
階段の上は目の前がすぐにホームの入口です。
錦川鉄道a88
右手の駐輪場は屋根と土間のシンプルなタイプ。
錦川鉄道a84
ホームの様子です。
土盛りのホームがローカル線に来た感を増幅させます。
錦川鉄道a85
川と山が迫っている場所なので
斜面を削って線路とホームが作られています。
錦川鉄道a86
屋根の建屋の裏側を覗くと駐輪場が見えます。
錦川鉄道a87
ホーム西側の駅入口付近です。
錦川鉄道a90
橋へと戻って、橋上から見える南桑の集落。
錦川鉄道a91
欄干にもカジカガエルのレリーフがありました。



さて、南桑駅まで来て沿線の光景はかなり山の中となってきました。
この先も錦川鉄道は基本的に錦川にそって進みます。
ここから奥の駅はその3にて。

では。

【写真撮影:2019年10月】

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