小湊鉄道01
さて、お次は小湊鐵道です。

JR内房線の五井駅から、いすみ鉄道と接続する上総中野駅までの、
千葉県の房総半島を縦貫する路線の内側、東京湾側を走る路線です。




小湊鉄道02
こちらが起点の五井駅
駅としての開業は1912年(明治45年)3月28日ですが、
小湊鐵道の駅としては1925年(大正14年)3月7日の開業となります。
小湊鉄道03
五井駅構内にある小湊鐵道の車両基地。
小湊鉄道04
JR五井駅の改札の中に入ると、
内房線ホームへの階段の前になにやら通路があります。

小湊鉄道05
こちらが小湊鐵道のホームへの連絡通路となり、
Suicaが使えない小湊鐵道の為に、JR出札用のSuica簡易読み取り機があります。
通路の奥には、小湊鐵道の切符発売所も。

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通路奥の階段を下り小湊鐵道のホームへ。
小湊鉄道07
ローカル鉄道としてはなかなか本数も頑張っているんじゃないでしょうか。
小湊鉄道08
ご覧の通り、ホームの停車中の列車に乗って発車を待ちます。
小湊鉄道11
意外と混雑している車内。
観光の乗客が思ったより多く、一両の車両の座席がほぼ埋まりました。



小湊鉄道22
列車が出発すると、しばらくはこんな感じで
房総半島の平坦部を走ります。


小湊鉄道41
上総村上駅
1927年(昭和2年)2月開業の駅で
相対式ホーム2面2線の無人駅となっています。
駅の最寄には館山自動車道の市原インターチェンジがあるという場所です。
こちらは五井方面行きの上り1番線ホーム。
小湊鉄道42
ホームは駅構内の構内踏切で連絡しています。
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下り線上総中野方面行きの2番線ホームです。
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こちらが駅前の様子。
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駅舎の外観です。
開業以来の駅舎であり、国の有形文化財への答申が行われている建物の一つです。
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こちらが駅舎の中の様子。
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ホーム側から見た駅舎です。



小湊鉄道48
海士有木駅
1925年(大正14年)3月開業の駅であり、
相対式ホーム2面2線を持つ無人駅となっています。
こちらは駅舎のある五井方面の1番線ホーム。
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駅舎はホーム脇に一段低くなった場所にあります。
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駅舎側からみたホームの光景です。
小湊鉄道51
こちらの駅もホーム西端に先に構内踏切があって
二つのホームを連絡する形となっています。
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上総中野方面行きの2番線ホーム。
ホーム中ほどには5と1/2の距離標があります。
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こちらが駅舎の外観です。
小湊鉄道53
駅舎の中の様子。
こちらの駅舎も国の有形文化財への答申が行われた建物の一つなので
開業以来の風情が残されています。
小湊鉄道55
ホーム側から見た駅舎の光景です。



小湊鉄道56
上総三又駅
1932年(昭和7年)に開業した駅で
単式1面1線のみの停留場タイプの棒線駅です。
駅は無人駅となっています。
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ホームの駅舎付近。
駅舎はホームの北端側にあり、その先には踏切が見えます。
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駅舎の中はご覧の通りです。
小湊鉄道59
待合スペースの出入口に扉は無く吹き抜けています。
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駅舎の外観です。
この駅は一度、1989年 (平成元年)に
ドイツ製のログハウス風駅舎に改築されているのですが、
2001年 (平成13年) 2月の不審火により駅舎が全焼しています。
今の駅舎はその時に一ヵ月半ほどで建て替えられたものです。



小湊鉄道61
上総山田駅
1925年(大正14年)に養老川駅として開業した駅で、
その後1954年(昭和29年)に現在の上総山田駅となりました。
相対式ホーム2面2線を持つ無人駅です。
駅舎のあるホームが五井方面の上り1番線です。
小湊鉄道62
駅ホームの北側には構内踏切があり、
ホーム間の連絡を行っています。
小湊鉄道63
その構内踏切の脇の駅舎北側には
引込み線が一本延びています。
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上総中野方面の下り線2番線。
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こちらが駅舎の外観です。
この駅も開業以来の建物で国の有形文化財への答申の対象となっています。



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光風台駅
1976年(昭和51年)12月開業という小湊鐵道で一番新しい駅です。
駅の北西すぐの光風台でニュータウン開発が行われたことで駅が新設されました。
島式ホーム1面2線で駅員の常駐する有人駅となっています。
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こちらが駅舎の外観。
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駅の入口から改札あたりまでの光景です。
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待合室はバスのものを兼ねているのか
改札外の入口脇に設置されていました。
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ホームは島式が1面のみなのですが、
駅舎とホームが離れている為ご覧の跨線橋があります。



小湊鉄道71
馬立駅
1925年(大正14年)開業の駅で相対式2面2線のホームの無人駅です。
こちらは駅舎のある上総中野方面の下り1番線ホーム。
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1番ホームの脇の、駅舎の北側には引込み線が一本あります。
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引込み線と1番ホームの間にある12と1/2の距離標。
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ホームの南側の駅舎の先にはコンクリート躯体のトイレがあり、
その先には構内踏切が設けられています。
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線路の向こう側のホームが五井方面の上り2番線です。
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こちらが駅舎。この駅も駅舎の建物が
国の有形文化財への答申の対象となっています。



小湊鉄道29
上総牛久駅


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上総川間駅



小湊鉄道77
上総鶴舞駅
1925年(大正14年)3月に開設された駅で、
現在は単式ホーム1面1線の無人駅となっています。
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線路を挟んだ向こう側には、現在はもう使用されていない
ご覧の島式ホームが残っています。
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ホームの駅舎前付近。
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駅舎の外観です。
この駅の駅舎も国の有形文化財への答申の対象となっています。
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駅舎の脇には「関東の駅百選」選定記念の石碑があります。
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場所はご覧の通り。
小湊鉄道82
石碑の裏のホーム側には、関東の駅百選選定を記念して
桜を30本植えたことを示すもモニュメントもありました。
小湊鉄道84
この駅はそのロケーションなどから
数々の映像作品やドラマCMなどで使われている駅です。
目の前はご覧の通り田んぼで、余計な障害物が無いので非常に絵になりますので。

ただ、田んぼ側はホーム前の農家の田畑と私道や母屋の敷地なので
許可を得ていなければこちら側からの寄りはこの絵で限界です。
後は望遠レンズでも使うしか無いでしょうね。



小湊鉄道85
上総久保駅
1933年(昭和8年)開業の駅で、単式1面1線の無人駅です。
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こちらは駅前の道から駅への入口。
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外側から見た駅の様子です。
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ご覧の通り駅周辺は散村となっていてほぼ何もありません。
すこし離れた近くを県道が走るのみで、
離れた小山の方にはいくつものゴルフ場があるという地域です。
小湊鉄道87
現在(2017年1月現在)県道81号線から駅の横を抜ける市道を工事をしていますが
まだ工事が終わっていないので、県道側からは駅へは行けませんからご注意を。
小湊鉄道90
工事中の市道の踏み切りから駅を見るとこんな感じで。
小湊鉄道91
市道を線路の反対側から見るとこんな感じです。
道が完成したら便利になるでしょう。



小湊鉄道92
高滝駅
1925年(大正14年)3月に開業している駅です。
単式ホーム1面1線の棒線無人駅で、
駅舎が国の有形文化財への答申の対象となっています。
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ホームの向かい側には、かつては使っていたであろうホームが残っています。
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こちらが駅舎の外観。
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駅舎の中の様子です。
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駅前広場の一角には市の軒もありました。
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県道81号線から駅前広場へと入る入口です。
この駅は周囲を高滝湖にぐるりと囲まれており、
高滝ダムなどへの最寄り駅となっています。



小湊鉄道34
里見駅
この駅も1925年(大正14年)3月開業の駅です。
千鳥式の相対式ホーム2面2線を持つ駅で、駅員配置の有人駅となっています。
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ご覧の通り駅構内は結構な広さがあります。
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この駅では行き違いの列車が待機しており、
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今ではほとんど見かけなくなったタブレットの交換を行ってました。
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その昔は八高線などでも見かけた光景ですが、
現在では首都圏でもレアな風景となりました。
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駅前の県道81号線の交差点からみた駅方向の光景です。
駅の横の敷地はバスの発着転換場となっています。
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駅舎の外観。
この駅の駅舎も国の有形文化財への答申の対象だそうです。



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飯給駅
1926年(大正15年)9月開業の無人駅で、単式1面1線の無人駅です。
駅周辺には桜の木が植えられており、また駅の周囲には菜の花が植えられて
毎年春には花の咲き乱れる美しい光景が見られる駅だそうです。
小湊鉄道a04
こちらは駅の前の県道160号線。
踏切のすぐ脇に入口があり、
車が3、4台は停められるスペースとなっています。
小湊鉄道a05
駅の敷地すぐにあるこの大きな板の囲いは、
かつてギネスに申請して断られたという
「自称世界一広いトイレ」です。
中には全面ガラス張りの個室があるそうですが、
女子用なので見ることができません。
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世界一のトイレを通りすぎ、普通の大きさの男子トイレの先へと進むと
青いトタン張りの駅待合室が見えてきます。
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駅外側から見た待合室。
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待合室の中はご覧の感じです。
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もう一度ホーム側からの待合室の様子を。



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月崎駅
1926年(大正15年)9月開業の駅です。
現在は単式1面1線のみが使用されている無人駅です。
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ホームの対面には、今は使われていない島式ホームが残っています。
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他の駅は駅舎のみが答申の対象となっている所も多いですが、
こちらの月崎駅は駅舎の他にご覧の下り線ホームも併せて
国への有形文化財への答申が行われています。
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こちらが駅舎の外観。
駅前の広場はなかなかの広さがあります。
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広場の向かい側にはヤマザキショップ朝日屋があり、
簡易委託によって乗車券の販売が行われています。



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上総大久保駅
1928年(昭和3年)5月開業の駅で、単式1面1線の無人駅です。
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地元の小学生が駅の待合の壁に描いたトトロがなんとも味が。
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駅名の看板の文字が「かづざ」なのがポイントです。
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こちらは県道32号線から駅の方向へと向かう道。
公民館を過ぎて、今は使われていない農協のコンクリートの建物を過ぎると
踏切の手前に駅へと至る横道があります。
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駅への横道。
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進むと駅が見えてきます。
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駅前の様子。
広場右手のモダンな建物は建築家の設計したトイレです。
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列車が停まると駅はこんな感じです。



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養老渓谷駅
1928年(昭和3年)に朝生原駅として開業したこの駅は
現在は単式1面1線の駅となっています。
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小湊鉄道14
そして列車は終点の上総中野駅に到着。
1928年(昭和3年)5月に小湊鉄道の駅として開業した駅で、
その後1934年(昭和9年)に国鉄木原線がこの駅まで開業して
二つの路線の乗り換え駅となりました。
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こちらが駅舎の外観。
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小湊鉄道17
小湊鉄道18
駅前はご覧の通りです。
小湊鉄道19
さすがに終点まで来ると時刻表の本数も、起点の五井駅に比べて少ないですね。



小湊鉄道20
小湊鐵道の全線乗車の所要時間はおよそ1時間20分程度です。
電波の状況は、山中を抜けるルートなどもありますが
ごらんの通り、基本的にはほぼ全線が圏内であると言って良いと思います。
駅の奪取は普通にやれば問題が無いでしょう。

運賃は五井駅━上総中野駅の全線で1650円です。
私は五井駅で「房総横断記念乗車券」というのを1700円で購入しました。
小湊鉄道21
こちらは一方通行ですが、小湊鐵道といすみ鉄道を全線で乗り降り自由です。
いすみ鉄道が全線で720円しますので、五井━大原間で2370円である事を考えると
路線踏破目的であれば、こちらの切符が一番お徳かと思います。



まあ、いすみ鉄道とのアクセスの調整はしていませんので、
私は上総中野駅でおよそ1時間待つ事になりました。
コンビニなどは上総中野駅近辺では見かけず、お蕎麦屋さんくらいしかありませんでしたので、
例によって食料などは事前にご準備下さい。


では。