東京の廃駅についての続きです。

東京都で廃駅が登録されている数は8つですが、
前回はそのうちの二つを扱いました。


【攻略】廃駅(東京)・京王電鉄多摩御陵線、武蔵横山駅、多摩御陵前駅。


今回は続いて西武鉄道の廃駅を追いたいと思います。



■東国分寺駅(西武鉄道多摩湖線)

西武鉄道の多摩湖線は国分寺駅を起点としている路線で、
現在も国分寺駅━西武遊園地駅間を営業しています。


東国分寺0001
1933年(昭和8年)から1945年(昭和20年)まであった駅で、
ご覧の通り1947年(昭和22年)発行の地図にはきちんと載っています。



国分寺駅から西武多摩湖線を伝うように歩いて
およそ7、8分くらいで東国分寺駅跡に到着する事ができます。


東国分寺01
ご覧の道路が左に少し膨らんでいるあたりが東国分寺駅の跡です。

東国分寺03
もう少し寄って見ると良く分かります。
ここには西武バスの「第三小学校」バス停があります。


東国分寺04
反対方向に向き直ると「西武鉄道国分寺第五踏切」があります。
この踏切を渡る道路は都道134号線、通称「連雀通り」です。



東国分寺05
歩道橋から、踏切の南側を見下ろした写真です。
赤線の部分に出来て最初にあった「東国分寺駅」の駅舎がありました。
現在は横の道路を拡張するために土地が削られてしまっており、
その痕跡は残っていません。
東国分寺06
駅舎のあった場所を反対側から。
1933年(昭和8年)~1936年(昭和11年)までの旧・東国分寺駅駅舎跡地です。



向き直って歩道橋から踏切の北側を見ると。
東国分寺07
こちらが1936年(昭和11年)に北に75m移動された後の東国分寺駅です。
移動する事で駅構内の線路が複線化され交換(単線で列車がすれ違う事)ができる駅となりました。

東国分寺08
赤丸のあたりが駅のあった場所です。
道路の斜線部はかつて駅構内の用地だった場所で、
近年までそのままはみ出て存在し、交通のネックになっていたそうです。
現在は削られて道路が直線になり、渋滞は解消されています。
横の道路の膨らみはその当時の名残りのようです。



東国分寺09
ご覧の通り、東国分寺駅を取得するには、
やはり西武多摩湖線の国分寺駅━一橋学園駅間でGPSで取るのが一番確実で容易でしょう。
実際に駅があった場所を電車で通過しますので、
忘れずに奪取して下さい。




■上り屋敷駅(西武鉄道池袋線)

山手線の池袋駅からも、目白駅からもおよそ8分程度歩けば着く場所に
今は無き上り屋敷駅がありました。

「上り屋敷」とは江戸時代に八歳将軍吉宗のときにあった狩場の休憩所の事だそうで。

こちらを走る西武池袋線の池袋三号踏切のあたりに上り屋敷駅がありました。
上り屋敷01


上り屋敷02
上り屋敷駅のあった場所に現在建っているコンビニ。
上り屋敷03
ご覧の通り店名が「西池袋上り屋敷店」となっています。

上り屋敷04
駅舎跡地のコンビニの裏に回って線路をのぞいたあたりが、
上り屋敷駅のホームがあったあたりとなります。


上り屋敷05
赤線で囲んだあたりが、上り屋敷駅の下り線ホームの跡です。

上り屋敷06
反対側から見た下りホーム跡地。



上り屋敷07
こちらが上りホームのあったあたりです。

上り屋敷08
上りホームの真横から。



上り屋敷09
目白庭園の長屋門の近くの方の踏切から見た上り屋敷駅跡近辺です。




上り屋敷10
西武池袋線の廃駅ですので、
当然、池袋駅━椎名町駅間で普通にGPSで取得が可能ですが、
地図を見ていただければ分かるように、
JR山手線の池袋駅━目白駅間でもGPSで取れてしまいます
ですので全く狙っていないのに取ってしまった人も多数存在すると思います。


GPSで取れば別に問題はないのですが、
非常に容易に行ける場所にあるだけに、
折を見て一度見て見るのも乙かもしれませんよ。



東京の廃駅はまだ4つ残っていますので、
また追って。
では。