でんこの元ネタ
■No.04 恋浜みろく(Koigahama Miroku)
 ■タイプ:トリックスター
 ■誕生日:4月1日

■出身駅: 三陸鉄道南リアス線 恋し浜駅(岩手)
みろく01
三陸鉄道南リアス線は1984年(昭和59年)4月1日に開業していますが、
こちらの駅は1985年(昭和60年)10月16日に小石浜駅として新設開業しています。
みろく03
こちらが駅のホーム。
単式ホーム1面1線の駅で、駅舎は無く
ホームに待合室があるのみの無人駅となっています。

「恋し浜駅」という現在の駅名になったのは2009年(平成21年)7月20日で、
小石浜地区で直販されているホタテブランド「恋し浜」に因んで付けられた駅名です。
駅名に「恋」の字がついた事からこの駅は、
以後恋の願掛けスポットとして知られる様になっています。
みろく04
まずこちらはホーム上の待合室の様子です。
既に待合室としての機能は失われており、
ホタテの貝殻を使った絵馬を奉納する恋の願掛けスポットとなっています。
みろく06
こちらは駅ホームの西側にバリアフリーの一環として
2014年(平成26年)9月16日に設置されたスロープですが、
待合室に奉納しきれなかったホタテ絵馬が
スロープの壁にくくりつけられています。
みろく05
こちらは駅によくある観光案内看板の枠を活用して作られた「幸せの鐘」で、
2010年(平成22年)11月13日にご覧の場所に設置されています。
この鐘にはバラの新品種「恋し浜」と、きらめく星と翼をもつ天使をモチーフとした
ステンレス製の透かし彫りがあしらわれています。
みろく07
またこちらは駅のホームにある、
恋し浜駅を詠んだ地元の方の短歌、
「三鉄の 藍(愛)の磯辺の 小石(恋し)浜
 かもめとまりて 汐風あまし」

が掲示されています。
みろく08
こちらは駅のの出口となる階段です。
みろく09
恋し浜駅は見ての通り高台に駅がありますので
ホームから道路へと出るにはご覧の階段を使わないとなりません。
みろく17
こちらは駅前の様子です。
右端にみえる平屋の建物は
駅の目の前にある「恋し浜ホタテデッキ」で、
ホタテの販売や三陸鉄道グッズの販売などをしているそうです。
私が行った時は開いてなかったんで知りませんが。
みろく16
少し離れたところから見た駅の様子。
みろく18
駅近くの道にある道標を見ると分かりますが、
この駅付近の地名は「小石浜」であり
「恋し浜」は地名から転じたものだという事が分かります。
みろく19
上で紹介したバリアフリーのスロープを進むと
ご覧の駅の裏手の広場へと出ることができます。
みろく20
この広場は小石浜公民館の敷地の一角となっています。
みろく21
こちらは駅の前の道を海の方向にだいぶ離れた場所ですが。
みろく22
この道を10分ほど進むと小石浜漁港が見えてきます。
【※以上写真撮影:2016年7月】


■モデル車両: 三陸鉄道36系
みろく02
三陸鉄道は元々は、1970年台に開通した国鉄宮古線(宮古駅━田老駅間)、
国鉄盛線(盛駅━吉浜駅間)、国鉄久慈線(普代駅━久慈駅間)の
いわゆる「国鉄三線」という路線でした。

これらの路線が一次特定地方交通線に指定されたことを受けて
岩手県と沿線市町村による第三セクター路線として転換が決定。
国鉄三線の間の未開業区間の建設を加えて
1984年(昭和59年)4月1日に北リアス線、南リアス線として全通開業したものです。


三陸鉄道の車両は全ての車両が「36形」を名乗っています。
これは「三陸(さんりく)」と「36」をかけて付けられたものであり、
「36形」は正式には「さんりく形」と読むのが正しいそうです。


みろく10
こちらは36-100形気動車の車両で、
いわば三陸鉄道の列車の現在の標準形ともいうべき車両です。
1984年(昭和59年)4月1日の三陸鉄道の開業日に合わせて
車両番号36-101から36-110の10両が作られて営業運転を開始しています。
駅メモで三陸鉄道36形をモデルとする「恋浜みろく」の誕生日は4月1日ですから
同じ4月1日に運行を開始している
この36-100形がみろくのモデルと考えて良いのではないでしょうか。
みろく11
こちらは36-100形の車内の様子。



また、三陸鉄道では36-100形の他にも36形の車両が何種類か存在し走っています。
駅メモ的に言えばみろくとは別の車両、ということになると思いますが
以下参考としていくつかご紹介します。

みろく12
こちらの車両は36-700形気動車。
2011年(平成23年)3月に起きた東日本大震災で
三陸鉄道が大ダメージを受けたのはみなさんご承知の通りですが、
震災によって南リアス線の盛駅に留置されていた車両も
津波の被害を受けて廃車となりました。

この震災の被害を受けて
クウェートからの支援により新造導入されたのが
ご覧の36-700形
でとなります。
みろく13
その為、車体にはご覧の通りクウェートへの感謝が記されています
この36-700形は2013年(平成25年)4月3日より3両が運転開始。
さらに2014年(平成26年)4月には三陸鉄道の復興による全線運転再開に伴って
3両が新造されて増備されています。

上の写真の車両は車両番号が36-706なので
2014年に追加新造された車両。
みろく14
こちらは車両番号が36-702なので
2013年に新造された最初の3両のうちの一つとなります。

36-700形は見れば分かる通り、36-100形とは若干形が異なります。
こちらの形式の車両はいわば「みろくの姉妹車」と言って良いのではないでしょうか。


みろく15
またこちらは36-R形気動車で、
「レトロ車両」と呼ばれるものです。
元々は36-600形の車両がベースとなっているそうです。

写真の車両は車両番号36-R3ですが、このR形車両はデザインからして
三陸鉄道の通常の車両とは違いますのでみろくとは別と考えて良いと思います
【※以上写真撮影:2016年7月】