2015年11月

常磐線201
さて、常磐線の続きです。


日暮里駅━原ノ町駅間はこちら。
【攻略】JR・常磐線、日暮里駅~竜田駅間とJR代行バス区間(竜田駅━原ノ町駅)



常磐線202
まあ、JRの代行バスに乗って原ノ町駅まで来た訳ですが。

竜田駅発の代行バスが、実質朝の9時35分発のバス一択である以上、
同様のルートを行く方は、だいたい同じ行程となるはずです。

こちらは原ノ町駅からの下り(相馬行き)列車の時刻表です。
常磐線203

実はJRの代行バスも、原ノ町駅の時刻表も、
特にこの時間帯は平日も休日も全く同じなんですね。
ですから状況が変わらない限り、
皆さん同じタイムテーブルでの行動をする事になると思います。

JRの代行バスは、原ノ町駅着が10時50分予定です。
ですので必然的に、仙台方面へと抜ける方は12時02分の相馬行き列車に乗車となります。
常磐線204

つまり原ノ町駅で1時間ちょっと待つ事になる訳ですね。
だいたいこの時間ですと、行程的には早めの昼食を取って待つ感じでしょうか。

常磐線205
駅構内の立ち食い蕎麦屋さんはこの通り閉鎖していますが。
常磐線206
同じ蕎麦屋さんが、駅の真正面で営業しています。

また、原ノ町駅の待合室にはコンビニ(NewDays)がありますので、
必要なものを購入する事も可能でしょう。
駅ロータリーから右手で徒歩1分くらいで別のコンビニもあります。



時間があれば当然、駅構内や周辺を探索する訳で。
常磐線213

常磐線207
常磐線210
常磐線209
駅構内の跨線橋は、ご覧の通り封鎖されています。


常磐線208
駅の外の跨線橋から見下ろすと、駅構内には停車中の列車が。

常磐線211
常磐線212
見ると震災のときに原ノ町駅に取り残された
スーパーひたちでした。
前後の路線が寸断され、4駅間しか動いていない状況では朽ち果てるのは当然で、
この車両はもう動かないとか。


常磐線214
そして相馬駅行きの常磐線がやってきました。
常磐線215
これから相馬駅まで、4駅だけ営業をしている区間を乗車したいと思います。

常磐線217
車両の中はこんな感じ。
ワンマン運転でした。



常磐線218
原ノ町駅の隣の鹿島駅


常磐線219
日立木駅を過ぎ、列車は進みます。


常磐線220
列車は三つ目で終点の相馬駅に到着。

常磐線221
この駅も通路の跨線橋は閉鎖されていました。

常磐線222
常磐線223
なかなかに味わいのある駅舎です。



そしてこの相馬駅から浜吉田駅までの間4駅は、震災の被害による休止区間となります。
竜田駅━原ノ町駅間の休止が放射能による帰宅困難区域によるものであるのに対し、
こちらの相馬駅━浜吉田駅間は津波の被害による休止区間となります。

そしてこちらがJRの代行バス。
常磐線224
常磐線は浜吉田駅まで運行していますが、
このバスは浜吉田駅の隣の亘理駅まで運行をしています。
…ここ、非常に重要なポイントであるのは後で説明をしますw

竜田駅━原ノ町駅間が一日2便づつの運行であるのに対して
こちらの相馬駅からのバスは一日に26便が運行しています。
はっきり言って下手なローカル鉄道路線よりも本数が多く便利ですw

常磐線225
とりあえずバスに乗り換えて相馬駅を出発します。


常磐線226
常磐線227
国道6号を北上し、まずはお隣の駒ヶ嶺駅に。
こちらはご覧の通り常磐線の駅舎が残っており、駅前がバス停となっています。



常磐線228
続いての新地駅ですが、
こちらはJRの新地駅の場所ではなく1kmほど離れた
新地町役場の目の前に代行バスの「新地駅」が設けられています。

なぜかというと。

常磐線229
こちらが震災直後の新地駅の状況です。
ご覧の通りの被災状況でしたので、常磐線の走るあたりはまさに復興の真っ只中なのです。

ちなみに代行バスの新地駅を出て国道6号に戻り少し北上すると。
常磐線230
ご覧の通り、新しく300mほど内陸部に移動して新設されている
あたらしい常磐線の建設中の高架に「新地駅」と書かれているのが見えました。
高架脇にはなにやら駅の階段らしきものも見えます。
常磐線の高架以外は全くの更地状態でしたが、着々と復興は進んでいる様子でした。


そしてこの新地駅を過ぎると福島県との県境を越えて宮城県に入ります。



常磐線231
常磐線232
こちらが常磐線で宮城県最初の駅である坂元駅の、代行バスの駅です。
元々あった常磐線の坂元駅からは東に1kmほど離れた
国道6号の山元町坂元交差点付近に設けられています。

こちらも坂元駅は震災直後はご覧の通りの状況でしたので。
常磐線233

原発の帰宅困難区域の時には、見た目は普通に街が残っていましたので、
所々除染作業が為されたゴーストタウンといった態でしたが、
こちらは津波の被害に遭った地域なので、4年経った今ではほぼ更地の状態です。



常磐線234
国道6号をバスが北上していくと、国道沿いに山元町役場があります。
役場は山下駅のあった場所からはおよそ2.4kmほど西にあります。

常磐線235
バスが左折をして役場の敷地内へと入って行くと。
常磐線236
常磐線237
役場の駐車場内に山下駅が設置されていました。

山下駅も駅舎の中まで水が入り、ホームに車が乗り上げる状況で
線路も流出してしまう状況だった様です。



さて、そして次は、常磐線が現在運行している浜吉田駅となります。

常磐線239
はい! 代行バスの浜吉田駅に着きました!

・・・何かおかしいと思いませんか?
はい。そうです。ここは国道6号なんですけど、
鉄道の「て」の字も見当たらない場所なんですねw

そりゃあそうです。
以下バス停と浜吉田駅の位置ですが。
常磐線240

ご覧の通り、直線距離でおよそ2.5km離れています
バス停から駅方向には更地が広がるのみですが、
1.6km先の常磐自動車道は見えても、鉄道など全く見えませんからw
常磐線243

まあ、ちゃんとJRの代行バスの案内に書いてあるんですけど。

常磐線241


ちなみにバス停から駅までをGPSナビで徒歩で検索すると。
常磐線242

ご覧の通り30分と出ましたw

私は承知で、鉄道の動く浜吉田駅から乗るつもりで降りましたからいいですが、
釣られたのか、知らずに駅があると思って降りたのか、
鉄の人が一人、一緒にバスを下車してました。
彼はあたりをキョロキョロして、明らかに駅を探してウロウロしてました。

聞かれれば教えてあげましたが、
自分できちんと調べてこないマニアの人など自己責任なので知りませんw

代行バスの浜吉田駅バス停着が13時17分、
常磐線の浜吉田発の列車が13時43分発なので、
26分で行かないと列車に間に合いません。
できれば間に合って行程を進めたいので、
彼には構わず、さっさと小走りで更地へと突っ込む私でした。


ですので、相馬駅━亘理駅間の代行バスを乗る方は、
承知で歩く覚悟の方でなければ
浜吉田駅バス停で降りると途方に暮れる事になります
終点の亘理駅まで乗れば普通に列車に乗り継げますのでご注意ください。


常磐線244
とりあえず1kmほど小走りで進み、常磐自動車道が近づいてきました。
疲れたのでここから徒歩でw

常磐線245
常磐自動車道の横まで来ましたが、ここまで更地しかありません。

常磐線246
常磐線247
反対側はこんな感じですが、相変わらず更地が続きます。

常磐線248
やっと建物が見えて来ました。
この道を6分ほどまっすぐ行けば駅です。

常磐線249
やっと浜吉田駅が小さく見えてきました。
この時点ではまだ列車が駅にいるのが見えましたが。

常磐線250
この光景を見る直前で、13時43分発の列車は発車して行きましたw
恐らく次の亘理駅では、先ほど降りたバスの乗客が待っていることでしょう。
まあ、次の列車は14時30分発ですので、47分駅を探索する事にします。


常磐線251
まずはこの駅でも封鎖されている跨線橋。

常磐線252
反対側のホーム。
駅名表示の山下駅が白いテープで隠されています。

常磐線253
東京方面への線路。

常磐線254
こちらは仙台方向。

常磐線255
だいたい見る物がなくなりましたw



常磐線302
そうこう待つうちに、14時30分浜吉田駅発の列車がやってきました。

常磐線303
津波被害の被災地であった地域で、
駅の様子も地味なのでもっと乗車する人が少ないかと思ったのですが、
近隣から結構な数の乗客が乗車してきました。
よく考えれば、仙台への通勤圏内なんですよね。

常磐線304
車内には、津波の際の対応についての案内が。



浜吉田駅から、亘理駅、逢隈駅、そして岩沼駅までが常磐線ですが、
岩沼駅からは東北本線に乗り入れて仙台駅まで列車は運行をしています。


常磐線305
仙台駅に到着する常磐線列車。

常磐線306
やはり仙台駅は大きなターミナル駅ですのでにぎやかです。



常磐線257
ご覧の通り、今回辿った常磐線のルートは、
震災の被災地域にも関わらず、全線が電波のサービス圏内でした。
被災での普通区間などもありましたが、電波が届かないといった状況は全くありませんでした。

ただ、やはり東京から仙台までを踏破すると、朝イチでの出発でも
夕方まで掛かるのは、343kmの路線ですからやむを得ないでしょう。



では。

さて、お次は常磐線です。



上野駅から列車は出発しているのですが、
路線としての起点は日暮里駅となります。


いわき駅までは東京近郊区間に含まれていますので、
列車の運行本数も良好です。
乗り継ぎの時刻以外は特に悩む要素は無いと思います。



また、福島の原発による帰宅困難区域を通過する
竜田駅━原ノ町駅間を運行する代行バスが、東京方面からでは
9時35分竜田駅発しかありません。

このバスに間に合わなければ、常磐線の北上はいわき付近で足止めとなっていまします。

常磐線163
こちらが常磐線下り列車のダイヤです。

ですので考えた結果、日暮里駅で前泊し、常磐線始発で北上をする事にしました。
関東近辺に住んでいても、最寄り駅からでは代行バスに間に合わないケースも多いので、
このあたりは事前に計画が必要でしょう。


常磐線102
まずは5時13分発の直通の緩行線にて日暮里駅から水戸駅まで。
勝田駅まで行けますが、水戸駅から竜田駅行きの列車が運行しているので、
やはり始発から乗ろうと思い水戸駅で乗り換えます。

常磐線101
7時14分発の竜田行きを待ち3番ホームへ。
常磐線103
列車がやってきました。


日暮里駅から取手駅、水戸駅、いわき駅のあたりまでは、
距離は長いですが電波状況などは良好ですので駅の奪取に特に問題点はありません


常磐線105
いわき駅の隣の草野駅
この隣の四ツ倉駅まで複線でした。

四ツ倉駅から広野駅までの三駅は単線区間を通過。

常磐線106
広野駅の駅前では点々と開発がされていました。



そして東京側の、現在運行している区間の終点である竜田駅に。
常磐線107

常磐線108
線路をまたぐ跨線橋はバリケートで封鎖されており、
そのまま地上通路を通って反対側の駅舎へと渡ります。
終点駅にするので、線路をまたぐ仮設橋を渡したんですね。


常磐線109
そして竜田駅の駅舎を駅前より。
ここからJRの竜田駅━原ノ町駅間の代行バス区間となります。

常磐線114
こちらがこれから乗るJRの代行バス。
列車が竜田駅9時23分着で、バスが35分発だったため
竜田駅で写真が撮れませんでしたので、原ノ町駅での写真で代用…

常磐線113
車内はこんな感じです。



竜田駅を発車すると、そのまま国道6号へと向かうのかと思いきや、
一旦南へ向かい、竜田駅南方の道路跨線橋を渡って常磐線の東側へと出ます。
常磐線111

常磐線112
竜田駅南方の跨線橋より。

常磐線115
県道244号線を北上して、

常磐線116
県道を左折し、国道6号の上繁岡交差点を曲がります。
写真は上繁岡交差点に入った直後あたり。


常磐線117
竜田駅と富岡駅の中間点付近の国道6号・上郡山交差点付近。
ちなみにこの橋を渡ってまっすぐ行くと。
常磐線164
ご覧の通り、福島第二原子力発電所へとほぼ直線で繋がってます



常磐線118
富岡駅付近の国道6号・仏浜交差点。
ここは仏浜という名の交差点が二つ続きます。
常磐線119
二個目のこちらの仏浜交差点の、写真の奥が富岡駅の跡となります。
富岡駅を奪取するにはこの近辺となります。
目印が無いので取り逃しには注意して下さい。


常磐線120
富岡駅と夜ノ森駅のほぼ中間点、国道6号・小良ヶ浜交差点付近。


常磐線121
常磐線122
常磐線123
北上し、夜ノ森駅へと繋がる県道165号線との新夜ノ森交差点を過ぎると、
国道6号の右手には除染で出たであろう廃棄物の蓄積場が広大に広がっていました
このあたりが国道6号の夜ノ森駅近辺となります。



常磐線124
そしてこの先あたりから「帰宅困難区域」に入ります。
立て看板が裏なので分かりにくいですが、こんなのが置いて警備員がいました。
常磐線125

なぜこんな何もない場所で? と思いましたが、
地図を見るとちょうど国道6号の富岡町と大熊町の境界の場所だったんですね。
(赤の囲い部分が写真の場所)
常磐線126


常磐線127
最初のバリケード。工事現場の入り口によく使われている
通称「ジャバラ(蛇腹)」と呼ばれる仮設ゲートです。
ゲートが開かない様に単管パイプが渡されロックされています。
以後、国道6号から横に侵入できそうな箇所には軒並みこれが設けられていました。


常磐線128
常磐線129
常磐線130
夜ノ森駅と大野駅の中間地点、国道6号・熊町郵便局前交差点付近の集落の様子。
ご覧の通り軒並みバリケートです。


常磐線131
家の集まる集落を抜けて北上すると、国道沿いに
黄色いラーメン店と赤いガソリンスタンドの跡が見えてきます。
常磐線132
ガソリンスタンドの横のこの道が、国道6号の三角屋交差点です。
まだ大野駅は先ですが、ここからでも十分にGPSで大野駅が取れますので
目印というか目安にして下さい。
常磐線133
何故かと言うと、ここが三角屋交差点から北上した、
大野駅へと繋がる国道6号の小入野交差点ですが、
ご覧の通り目印が若干分かりづらいので。


常磐線134
国道6号をバスが北上すると、まず左手に常磐線の線路が迫ってきます。
すると左右に建設機材やコンテナなどの資材置き場が広がり、
その先の長者原交差点の信号を過ぎると国道左すぐに高圧電線の鉄塔が立っています。
そしてその先には右手に瓦礫の小山が見え、そして跨道橋を通過します。
このあたりがちょうど、大野駅と双葉駅との中間地点あたりです。



常磐線135
常磐線136
常磐線137
国道6号を進むと、それまで何も無かった光景から
家の集まる集落へと差し掛かります。
このあたりが双葉駅近辺の街となります。
双葉厚生病院入口交差点から寺内交差点あたりが双葉駅付近です。



双葉駅付近を過ぎると再び常磐線の線路が国道6号に接近して併走します。

常磐線138
こんな風な原野を通過して木々の茂る丘に差し掛かると
まもなく双葉町と浪江町の境界となり、帰宅困難区域も終わりとなります。


常磐線139
常磐線141
このあたりが境界で、国道にはまた「帰宅困難区域」の看板が立っています。
常磐線140



常磐線142
帰宅困難区域を抜けて最初の信号の高瀬交差点。
常磐線143
交差点を抜けた中古車屋や、
常磐線144
ラーメン屋なども、現在は帰宅できる状態になりましたが、
建物はいまだ廃墟のままの状態です。


常磐線145
その先に国道を進むと高瀬川に差し掛かります。
この川を越えた先あたりが浪江駅付近ですので
川を越えたらGPSで駅を奪取して下さい。



そして次の桃内駅ですが、これといった目印があたりにありません。
浪江駅を過ぎた後、一旦丘を越えて、再び何も無い原野が広がったあたりが
国道6号の通る桃内駅近辺です。
常磐線151

常磐線150
国道6号での桃内駅近辺にあるのは、
ご覧の通り宮田川に架かる橋ですとか、
常磐線149
桃内駅へと向かう道のT字路にある、この小さな山くらいです。

まあ、GPSでリアルタイムに地図情報を追えるのが一番確実ですが、
取り逃しの無い様に注意をして下さい。



常磐線148
桃内駅付近を通過すると再び丘を抜ける事になります。
抜けて再度平野部に差し掛かるあたりにある、
県道255号線との信号の角にあるガソリンスタンド。

そこを過ぎると今度は小高川の平野部に差し掛かり、
あたり一面の平坦な光景に戻ります。

常磐線146
常磐線147
震災から4年経って、まだ残っていた国道6号沿線の廃墟。
今回太平洋岸をずっと進みましたが、このように廃墟が残っているのは
今となっては逆に稀でした。

もう小高駅は近いので、このあたりで駅を取っても良いのですが、
廃墟が目印ではいづれ消えてしまっているかもしれません。

常磐線152
常磐線153
こちらが国道6号から小高駅方面へと向かう
県道260号線との小高交差点です。
先ほどの廃墟からはやや国道で北に在り、
赤いガソリンスタンドや信号があるので分かりやすいでしょう。
このあたりで小高駅のGPS情報を取得して下さい。



常磐線154
そしてまた、丘の中を抜けて次の平野部に。
どうやらこのあたりは、各川の流域に広がる堆積平野ごとに街があり、
その街ごとに常磐線が縦貫して駅を設けている様子です。

次は大田川の流域ですが、
常磐線155
この流域の平野部に
国道6号の信号機は一箇所のみです。
常磐線156
常磐線157
この交差点から磐城太田駅への道が繋がっています。



常磐線158
そして代行バスの目的地の原ノ町駅が近くなってきます。
これまで途中の8駅は全てノンストップで、
バスは竜田駅から原ノ町駅までノンストップで運行です。

常磐線159
国道6号を進み、
常磐線160
常磐線161
原ノ町駅に到着です。



まあ、常磐線を踏破するにあたっては、
この竜田駅━原ノ町駅間の代行バス区間が、現在の一番のネックポイントです。
常磐線216

ご覧の通り、代行バスの発着は上り下り共に一日2本づつ。
仙台方面へと抜ける為に9時35分竜田駅発の1便に乗車するか、
それとも仙台方面から原ノ町駅まで下り、
16時50分発の4便で竜田駅へ抜けて、
いわき方面の東京近郊区間へと向かうのが現実的なプランかと思います。

大野駅、双葉駅以外の休止中の駅については
現在すでに近くまで行ける様子ですので
そのうちに見てみたいと思いますが、今回はJRを利用しての行程を踏みました。



電波状況に関しては、
私の使っているauでは、4G LETのエリアは
常磐線は全線電波圏内となっています。
GPSでの位置情報取得で困る事は、実際の行程でもありませんでしたので
携帯電波に関しては安心をして良いと思います。



常磐線はまだまだ北へ続きます。
ここを踏破しなければ福島県の全駅は取れません。

続きはその2で。

上野懸垂線00
さて。お次は上野懸垂線についてです。

こちらは上野動物園の園内を走っているモノレールの事で、
路線の全長は331.42mという路線です。


なぜこのような動物園のアトラクションのようなモノレールが
他の鉄道と一緒にリストアップされているのか、といいますと。

上野懸垂線01
ごらんの通り、その路線のちょうど中間点で
公道の上を通過する部分があるからです。

この為上野動物園のモノレールは、
「鉄道事業法に基づく交通機関」として扱われ、
東京都交通局の管理する路線となっています。




まあ、私も上野公園の周囲を巡って、
乗車せずに駅を奪取したのですが、
やはりいつかは乗車をしておかねば、と思っていました。

そして、たまたま上野駅で仕事で1時間予定が空いたので、
「よしチャンス!」とばかりに今回乗ってきました。


博物館動物園10
まずは上野動物園の正門前に。
上野懸垂線は上野動物園の中を走っているので、
当然のことながら動物園に入場をしないと乗れません

上野動物園の入場料は大人で600円取られました…


上野懸垂線03
上野懸垂線04
正門を通過すると、正面には案内所が。
とりあえず奥へと抜けて行きます。



上野懸垂線05
案内所の裏手の象の前を通り、

上野懸垂線06
ニホンザルのサル山の前を通過します。
上野懸垂線07



上野懸垂線08
するとその先に「モノレール乗り場」と書かれた建物が見えてきました。
これは上野動物園のモノレールの「東園駅」です。
上野懸垂線09


上野懸垂線10
さっそく切符売り場に。
150円取られましたw


上野懸垂線11
モノレールのホームに。
乗車口は車両の反対側にあります。

上野懸垂線31
上野懸垂線12
どうやら停車中のモノレールが出発をしてからでないと、
乗降用の反対側のホームへが行かせてくれない様子です。
つまり駆け込み乗車はできません。
なのでモノレールをお見送り。

上野懸垂線13
モノレールが出発したので、反対側の乗降ホームが見えました。

上野懸垂線14
乗降用のホームより。

上野懸垂線15
上野懸垂線16
駅名表示と、東園駅の駅長室。


そしてモノレールが戻ってきたので乗車します。
前回出発してから、戻るまでおよそ8分程度でしょうか。


上野懸垂線17
モノレールの運転台。

上野懸垂線18
モノレールの車内は結構狭いです。
ごらんの通り、ゆりかもめなどよりも全然狭く、
他の都市のモノレールよりも小さいです。

上野懸垂線19
車内の表示。



上野懸垂線20
モノレールが出発し、車窓の光景が動き出します。
かなりゆっくりとした速度で進みます。
おそらく歩いた方が早い速度です。
上野懸垂線32



上野懸垂線21
そしてここが公道をまたぐ箇所です。
左が動物園東園、右手が西園で不忍池もこちら側にあります。
上野懸垂線27
下の道は、上野駅前の京成上野駅から、不忍池と動物園の間を抜けて
言問通りへと抜ける道です。


上野懸垂線22
モノレールは進んで不忍池が見えてきます。
上野懸垂線28


上野懸垂線23
上野懸垂線24
そして西園へと到着。
乗車時間はおよそ一分半でした。
上野懸垂線29


上野懸垂線25
駅構内を出て、

上野懸垂線26
こちらが西園駅の外観です。



上野懸垂線30
駅前ではペンギンさんがポーズとってました。




仕事の戻り時間が迫っているので、走って正門方向へ。
正直な話、モノレールより徒歩のほうが早かったというw




このモノレール、乗るには
動物園入場料600円+運賃150円で750円が確実に掛かります。

しかし、かなりお手軽に乗車できる路線でもありますので、
近くに来たら乗ってみるのも一興だと思います。



あ、パンダ見るの忘れた。

では。

東京の廃駅についての続きです。

東京都で登録されている廃駅のうち、これまで扱ったのは以下の4駅です。


【攻略】廃駅(東京)・京王電鉄多摩御陵線、武蔵横山駅、多摩御陵前駅。
【攻略】廃駅(東京)・西武鉄道、東国分寺駅(多摩湖線)、上り屋敷駅(池袋線)。




■博物館動物園駅(京成本線)

まずはあえて上野駅のパンダ橋口からスタート。
博物館動物園01

博物館動物園03
パンダ橋を上野公園川への向かいます。

博物館動物園02
上野駅のホームを見下ろしながら。

博物館動物園04
上野駅の公園口に来ました。
本来は上野公園に行く方はここいらからですね。

博物館動物園05
公園口正面の東京文化会館

博物館動物園06
の、右横の道を抜けて行きます。

博物館動物園07
国立西洋美術館の前を通り抜けて、

博物館動物園08
そのまま上野公園の道を進むと、
メインの大通りとの交差点に差し掛かります。

博物館動物園09
大通りを右に見ると、奥には
東京国立博物館が見えます。
「博物館動物園駅」の「博物館」ですね。

曲がらずそのまま園内の道を進むと。
博物館動物園10
上野動物園の入り口が見えてきます。
「博物館動物園駅」の「動物園」です。

博物館動物園11
動物園の入り口の前のポストがパンダ模様になってます。

博物館動物園12
右を見ると東京都美術館が見えますが、

博物館動物園13
用は無いので右横の園内道路を進みます。

博物館動物園14
公道に突き当たると、正面には東京国立博物館内んいある立派な門が。
この門は「旧因州池田屋敷表門」と言って、
鳥取藩池田家江戸上屋敷の正門が残されているものです。

博物館動物園15
公道を左に曲がって進むと。

博物館動物園16
旧東京音楽学校奏楽堂が信号の交差点の左手にありますが、
その道路を挟んだ向かいを見ると。


博物館動物園17
なにやら見える石造りの建物こそが、
「博物館動物園駅」の地上口の建物です。

博物館動物園18
確かに「博物館動物園駅跡」というレリーフがついています。

博物館動物園19
なにやら説明書きのレリーフも。

博物館動物園20
横から見るとこんな感じですか。

博物館動物園21
反対側から。
こちらは国立博物館の敷地内です。 というか、この「博物館動物園駅」の建物自体は国立博物館の敷地の中なんですけどね。
博物館動物園22
京成本線が上野公園の区間は地下を走っていますので、
現在でも京王本線の車窓から博物館動物園駅のホームを見る事ができるそうです。


この博物館動物園駅の建物は中川俊二という建築家の手による設計だそうで、
皇室用地であった帝室美術館(現・東京国立博物館)の敷地内に建てられることになった為、
昭和天皇出席の御前会議でデザインが決定されたそうです。


博物館動物園23
ご覧の通り、京成本線でも取得は可能ですが、
JR山手線の鶯谷駅━上野駅の間でGPSで取得が可能です。



まあ、山手線から取れる駅をわざわざ現地に行って取る人は少ないでしょうが、
非常にアクセスのたやすいロケーションなので、現地で見てみるのも一興かもしれません




■昌平橋駅(鉄道院中央本線)

昌平橋駅は、万世橋駅が出来るまでの仮駅として
1908年(明治41年)から1911年(明治45年)の4年間だけ存在したという駅で、
かつては現在の中央本線の東京側の起点でした。


昌平橋01
秋葉原駅の電気街口を出て、高架下を伝って中央通り(国道17号)の交差点に。

昌平橋02
そのまま高架下の道をまっすぐに突き進みます。

昌平橋03
昌平橋の交差点が見えてきます。
上に見える緑の鉄橋は秋葉原のランドマークとも言うべき
「松住町架道橋」です。こちらは総武本線が通ります。

昌平橋04
松住町架道橋の真下から昌平橋の交差点。
奥は昌平橋です。
昌平橋の向こうには、中央本線の煉瓦作りの高架橋が見えます。

昌平橋05
昌平橋の方向に向かって進むと。


昌平橋06
橋の上から見える、中央本線の高架下のご覧の部分が、
かつて昌平橋駅のあった場所です。
煉瓦の構造物は、営業当時ほぼそのままで残っているそうです。

昌平橋07
こちらが昌平橋駅のあった場所の地図です。


昌平橋08
川と反対側から見た昌平橋駅跡。
この煉瓦の4連アーチのうち、中央通り側に一番近いアーチ、
この写真に写っている場所が、かつて駅の入り口だったそうです。

昌平橋10
この煉瓦アーチの高架橋は「紅梅河岸高架橋」という名前だそうです。

昌平橋09
駅跡の北側。この神田川に張り出した階段から、上にあるホームへと上がったそうです。
現在はその階段の跡はありません。

昌平橋11
駅の前には「淡路坂」の表示が。


昌平橋12
昌平橋駅跡から昌平橋を挟んだ反対側に伸びる煉瓦アーチ。
その終端には万世橋駅がかつてありました。

昌平橋13
「神田郵便局前」の交差点から「昌平橋」交差点の方向を望む風景です。



昌平橋14
この昌平橋駅は、現在の中央本線上にある駅ですので
当然、中央線の御茶ノ水駅━神田駅間で取得が可能です。
また、ほぼ横を通る総武本線の御茶ノ水駅━秋葉原駅間でも取る事は容易にできます。

交通量の多いメジャーな路線から取れるので、
特に駅奪取に苦労をする事はありません。




さて、今回ご紹介の二つの駅は、
まるでオマケの様に簡単に取れる廃駅なので
現地まで行く人はあまり居ないような気がします。

私は実際に行って取る事が楽しいですので
わざわざ出向いていますが、意外と楽しかった事をここに書いておきます。


ではまた。

東京の廃駅についての続きです。

東京都で廃駅が登録されている数は8つですが、
前回はそのうちの二つを扱いました。


【攻略】廃駅(東京)・京王電鉄多摩御陵線、武蔵横山駅、多摩御陵前駅。


今回は続いて西武鉄道の廃駅を追いたいと思います。



■東国分寺駅(西武鉄道多摩湖線)

西武鉄道の多摩湖線は国分寺駅を起点としている路線で、
現在も国分寺駅━西武遊園地駅間を営業しています。


東国分寺0001
1933年(昭和8年)から1945年(昭和20年)まであった駅で、
ご覧の通り1947年(昭和22年)発行の地図にはきちんと載っています。



国分寺駅から西武多摩湖線を伝うように歩いて
およそ7、8分くらいで東国分寺駅跡に到着する事ができます。


東国分寺01
ご覧の道路が左に少し膨らんでいるあたりが東国分寺駅の跡です。

東国分寺03
もう少し寄って見ると良く分かります。
ここには西武バスの「第三小学校」バス停があります。


東国分寺04
反対方向に向き直ると「西武鉄道国分寺第五踏切」があります。
この踏切を渡る道路は都道134号線、通称「連雀通り」です。



東国分寺05
歩道橋から、踏切の南側を見下ろした写真です。
赤線の部分に出来て最初にあった「東国分寺駅」の駅舎がありました。
現在は横の道路を拡張するために土地が削られてしまっており、
その痕跡は残っていません。
東国分寺06
駅舎のあった場所を反対側から。
1933年(昭和8年)~1936年(昭和11年)までの旧・東国分寺駅駅舎跡地です。



向き直って歩道橋から踏切の北側を見ると。
東国分寺07
こちらが1936年(昭和11年)に北に75m移動された後の東国分寺駅です。
移動する事で駅構内の線路が複線化され交換(単線で列車がすれ違う事)ができる駅となりました。

東国分寺08
赤丸のあたりが駅のあった場所です。
道路の斜線部はかつて駅構内の用地だった場所で、
近年までそのままはみ出て存在し、交通のネックになっていたそうです。
現在は削られて道路が直線になり、渋滞は解消されています。
横の道路の膨らみはその当時の名残りのようです。



東国分寺09
ご覧の通り、東国分寺駅を取得するには、
やはり西武多摩湖線の国分寺駅━一橋学園駅間でGPSで取るのが一番確実で容易でしょう。
実際に駅があった場所を電車で通過しますので、
忘れずに奪取して下さい。




■上り屋敷駅(西武鉄道池袋線)

山手線の池袋駅からも、目白駅からもおよそ8分程度歩けば着く場所に
今は無き上り屋敷駅がありました。

「上り屋敷」とは江戸時代に八歳将軍吉宗のときにあった狩場の休憩所の事だそうで。

こちらを走る西武池袋線の池袋三号踏切のあたりに上り屋敷駅がありました。
上り屋敷01


上り屋敷02
上り屋敷駅のあった場所に現在建っているコンビニ。
上り屋敷03
ご覧の通り店名が「西池袋上り屋敷店」となっています。

上り屋敷04
駅舎跡地のコンビニの裏に回って線路をのぞいたあたりが、
上り屋敷駅のホームがあったあたりとなります。


上り屋敷05
赤線で囲んだあたりが、上り屋敷駅の下り線ホームの跡です。

上り屋敷06
反対側から見た下りホーム跡地。



上り屋敷07
こちらが上りホームのあったあたりです。

上り屋敷08
上りホームの真横から。



上り屋敷09
目白庭園の長屋門の近くの方の踏切から見た上り屋敷駅跡近辺です。




上り屋敷10
西武池袋線の廃駅ですので、
当然、池袋駅━椎名町駅間で普通にGPSで取得が可能ですが、
地図を見ていただければ分かるように、
JR山手線の池袋駅━目白駅間でもGPSで取れてしまいます
ですので全く狙っていないのに取ってしまった人も多数存在すると思います。


GPSで取れば別に問題はないのですが、
非常に容易に行ける場所にあるだけに、
折を見て一度見て見るのも乙かもしれませんよ。



東京の廃駅はまだ4つ残っていますので、
また追って。
では。

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