2016年02月

西武山口線00
次は西武山口線です。

こちらは通称レオライナーと呼ばれ、
かつては遊園地のアトラクション鉄道としてSLが走っていたりしたのですが、
現在はいわゆる新交通システムです。




西武山口線01
こちらは西武球場前駅の改札口です。
西武山口線02
改札を入ってすぐ右を見ると、
西武山口線の通路が有ります。

西武山口線03
通路を進むと。
西武山口線04
西武狭山線のホームが見下ろせます。
西武山口線05
突き当たりを右に曲がると、レオライナーのホームが見えてきます。

西武山口線06
こちらが西武山口線(レオライナー)の西武球場前駅のホームです。
西武山口線07

西武山口線08
駅のホーム端から見た、レオライナーの軌道です。
案内軌条式鉄道(新交通システム)なので、タイヤで走ります。
西武山口線09
こちらはレオライナーの終端。
西武山口線10
だそうです。
西武山口線11
では、列車が入線してきたので、乗車したいと思います。


西武山口線12
西武球場前駅を出発し、西武ドームの横を抜けるレオライナー。
西武山口線13
球場と西武遊園地の間の道の跨線橋をくぐって。
西武山口線14
遊園地の南の外縁、多摩湖のほとりを抜けて行きます。
西武山口線15
さらに進み、遊園地の西端を通る道路をくぐるトンネルを抜けます。
西武山口線16
トンネルを抜け、この三角の橋をくぐると。
西武山口線17
遊園地西駅に到着です。

西武山口線18
せまい車内からは、駅の外観はこれが精一杯。
そのうち写真は撮ってきて差し替えます。


西武山口線19
遊園地西駅を出発した列車は、
すぐにトンネルに入ります。
西武山口線20
トンネルはすぐに抜けますが、ご覧の通り
即座に次のトンネルが迫ります。
西武山口線21
実はこのトンネルは駅の構内へと入るもので、
終点の西武遊園地駅が見えてきます。
西武山口線22
終点に到着です。

西武山口線23
こちらがレオライナーの西武遊園地駅です。



西武山口線24
西武山口線(レオライナー)ですが、携帯のGPSに関しては
ご覧の通り全線がサービス圏内ですので、
問題なく位置情報を取得できます


この山口線、実は結構タイトではありますが、
特に朝夕の通勤時間帯にはノータイムで乗り換えができるように
接続が考慮されている
事が、時刻表を見ると分かります。

接続が取られていない時間帯でも両端の駅からは
列車が数多く発車していますので、
乗り換えのロスに関しては考えないでも大丈夫と言えるでしょう。




はっきりいえば、西武池袋線他から、レーダーを使えば
乗車しなくても取れる路線ではあります。
手間を考えればそれで済ます方も多いでしょう。

まあただ、西武狭山線と併せて、
そして西武多摩湖線の盲腸線部分もありますので、
一度多摩湖のほとりの2路線を乗ってみることをお勧めしますよ。



では。

西武狭山線00
お次は西武狭山線です。


こちらは西武新宿線と西武池袋線が交わる要衝の所沢駅の、
一つ隣の西所沢駅(西武池袋線)を起点として西武球場前まで延びる路線です。
全線で4.2km、所要時間は3駅で5分となります。



西武狭山線01
こちらが起点の西所沢駅です。
西武狭山線02
起点なのでちゃんと0キロポストもあります。
西武狭山線03
駅の様子ですが、早朝なので人影がまばらです。
野球の日や、西武ドームでイベントのある日は
ホームから零れ落ちるくらい人が居る
んですけどね。
西武狭山線04
車内はこんな感じで。



西武狭山線05
単線の線路で住宅地を走って、起点の次の下山口駅に到着です。



西武狭山線06
そして次が、もう終点の西武球場前駅です。
西武狭山線07
とりあえず駅の外観を。
西武狭山線08
隣には名前で当然ですが、西武プリンスドームが。
西武狭山線09
駅と球場の位置関係はこんな感じで。

西武狭山線10
終点ですから、ちゃんと終端もあります。




西武狭山線11
電波の状況はご覧の通り、au 4G LTEでは完全に全線電波圏内です。
他社の携帯でも、ほぼ東京近郊の路線ですので問題無いと思います。


西武狭山線自体は、西武池袋線直通の池袋発着の列車も
一時間に一本程度の間隔で運行されていますので、アクセスは悪くないでしょう。

西武池袋線からもレーダーで届く路線ですし、
西武球場前駅は多摩モノレールの北端の上北台駅からもレーダーが届きます。

ただ、西武球場前駅からは西武山口線(レオライナー)も出ていますし、
さほど手間になる路線でもありませんので、できれば一度乗車をしてほしいものです。



では。

さて、お次は都営地下鉄大江戸線です。


1991年(平成3年)に「都営12号線」として光が丘駅━練馬駅間で開業をした
都営地下鉄の路線ですが、2000年(平成12年)に大江戸線と名前を改称し、
同年に全線が開通して67の字の環状線となりました。


この大江戸線ですが、携帯GPSの電波という観点から見た場合、
各駅で電波が入って位置情報を取得できる形になっています。

路線によっては、駅の場所を正確に取得する路線もありますが、
大江戸線の場合はホームでGPS位置情報を取得した場合、
駅近辺の場所を拾ってくるケースが多い
様です。



GPSを使った位置情報ゲームの場合、
重要なのは「そのポイントで位置情報を取得できるかどうか」
であるのは異論が無いところでしょう。

ですので今回は地下鉄路線ということで、
各駅でのGPS位置情報の取得状況を集めてまとめてみました。

その駅が取得できない、もしくは取得しずらい場合は
その状況を補足として書いてありますので、
実際に駅を奪取する際の参考になれば幸いです。
(情報は随時更新する予定です。)




都営大江戸線93 都営大江戸線60
では、まずは都庁前駅
こちらが大江戸線の起点駅となります。
都営大江戸線94
改札を出て、あえて都庁直結の出口へと向かってみます。
都営大江戸線95
ここから先が都庁の建物内です。
右手にパスポート更新センターが見え、その先は都庁前広場へと出る階段です。
都庁へは別の庁舎直結のエスカレーターがあるのですが、
都議会へは前の広場に出るこの出口が一番近い出口となります。

ですので電車で都議会に来る某若手都議は、
この出口をいつも階段を使わず二段抜かしで昇って…余談でした。



都営大江戸線90 都営大江戸線91
新宿西口駅
都営大江戸線85



都営大江戸線02 都営大江戸線92
東新宿駅です。
都営大江戸線01



都営大江戸線03 都営大江戸線04
若松河田駅



都営大江戸線05 都営大江戸線06
牛込柳町駅



都営大江戸線07 都営大江戸線08
牛込神楽坂駅



都営大江戸線09 都営大江戸線10
飯田橋駅



都営大江戸線11
春日駅



都営大江戸線13 都営大江戸線14
本郷三丁目駅



都営大江戸線19
上野御徒歩町駅
都営大江戸線15 都営大江戸線16



新御徒歩町駅
こちらはつくばエクスプレスとの連絡駅となっています。
都営大江戸線86
つくばエクスプレスとは、こんな連絡改札があったりします。



都営大江戸線20 都営大江戸線21
蔵前駅



都営大江戸線22 都営大江戸線23
両国駅



都営大江戸線24 都営大江戸線25
森下駅
この森下駅は、都営新宿線のホームもありますが、
そちらは比較的電波が入りにくく駅が取りづらい様子です。
大江戸線のホームの方がGPSが比較的安定していますので、
こちらでの奪取をお勧めします。



都営大江戸線26 都営大江戸線27
清澄白河駅



都営大江戸線28 都営大江戸線29
門前仲町駅



都営大江戸線30 都営大江戸線31
月島駅

JR京葉線の越中島駅と八丁堀駅が地下駅で
車内やホームからGPSで取れない
のですが、
この月島駅からはレーダーで両駅とも届きます。
都営大江戸線32
まあ、茅場町駅、門前仲町駅、新富町駅などでもいいのですし、
当然、越中島駅と八丁堀駅で地上に出て取ればいいのですが、
レーダーで済ます場合にはこの近辺に来たらお忘れ無く



都営大江戸線34
勝どき駅



都営大江戸線40
築地市場駅
GPSの位置情報が結構ずれていますが、
一応ここから築地市場駅を取る事が可能です。



都営大江戸線42
汐留駅
こちらも駅からはずれて、浜離宮恩賜庭園の横の位置を取得しますが、
駅としては都営の汐留駅を取れます。




都営大江戸線102 都営大江戸線44
そして次は大門駅
こちらは車内アナウンスでは「大門浜松町駅」と案内する様に
JRや東京モノレールの浜松町駅との乗り換え駅です。

この駅ですが、大江戸線の大門駅を車内からGPSの位置情報を取得すると、
ご覧の通り貿易センタービルの前の交差点で取得されます。
ここはJR浜松町駅の北口のまさに目の前の場所で。
都営大江戸線45
そしてボロノイ図で駅の領域を確認してみると。
都営大江戸線101
ご覧の通り浜松町駅のエリアで位置情報が取れているのが分かります。

ですので、大江戸線対門駅ホームでリンクボタンを押すと
浜松町駅が取れてしまいます


しかし実は、大門駅から次の赤羽橋駅方向に列車が出発する、
もしくは赤羽橋駅方面から大門駅へと入ってくる列車については。
都営大江戸線46
ご覧の様に大門駅近くの位置情報を取得しますので、
大門駅を普通に取る事ができるのです。
これは、位置情報が新しい情報を取得するまでは
前の位置情報に引っ張られるが故に起きる現象です。
ですから大門駅の場合は、慌てないで列車が駅より赤羽橋方向に居る時に取れば
普通にGPSで駅を奪取することが可能
です。
大江戸線は完全に電波が圏外にはなりませんので、
落ちついて奪取をして下さい。




都営大江戸線48
赤羽橋駅
東京タワーが目の前にある駅ですが、
位置情報は駅と東京タワーのちょうど中間あたりの
増上寺の敷地内を取得しました。
この場所からは赤羽橋駅を取れますので、まあ問題は無いでしょう。



都営大江戸線96 都営大江戸線50
麻布十番駅
こちらも、次の六本木駅とのほぼ中間の場所をGPSで取得しましたが、
この位置で麻布十番駅が取れました。



都営大江戸線51 都営大江戸線97
六本木駅
こちらの1番線ホームは深度42.3mという日本一深いホームだそうです。
都営大江戸線98
なので一番下のホームは地下7階だそうです。
でもGPS位置情報ちゃんとホームで取れています。



都営大江戸線99 都営大江戸線54
青山一丁目駅



都営大江戸線35 都営大江戸線36
国立競技場駅です。
こちらはホームの車内からGPSの位置情報を取ると、
JR千駄ヶ谷駅の西を取得していまいます。
国立競技場駅は千駄ヶ谷駅の東にありますから、これでは当然、
取得されるのは千駄ヶ谷駅となってしまいます
この通り、国立競技場駅はホームからは取れません。

どうしても大江戸線で取りたければ、下車をして地上に出るしか無いのですが、
地上を走るJR中央本線の信濃町駅━千駄ヶ谷駅間から
普通にレーダー無しのGPSで国立競技場駅は取得が可能
です。

地方からの遠征などで、もうここを通らない、という方でなければ、
JRの乗車時に取得すれば問題は無いかと思います。




都営大江戸線100 都営大江戸線56
代々木駅



都営大江戸線89 都営大江戸線58
新宿駅



ここで再び都庁前駅ですが、起点なので省略します。

都営大江戸線62
その次の西新宿五丁目駅



都営大江戸線63 都営大江戸線64
中野坂上駅



都営大江戸線65 都営大江戸線66
東中野駅
都営大江戸線103



都営大江戸線67 都営大江戸線68
中井駅



都営大江戸線69 都営大江戸線70
落合南長崎駅



都営大江戸線71 都営大江戸線72
新江古田駅



都営大江戸線73
練馬駅



都営大江戸線76
豊島園駅です。
都営大江戸線75
西武豊島線の豊島園駅は、この大江戸線の豊島園駅から
80mほど西にありますが、駅メモでは同じ駅扱いとなっています。



都営大江戸線78
練馬春日町駅
都営大江戸線79 都営大江戸線79



都営大江戸線82
そしてこちらが終点の光が丘駅です。
都営大江戸線80 都営大江戸線81

都営大江戸線87
こちらは光が丘駅のホームの末端です。
終点の駅ですので、この駅に到着した列車は一旦路線の先の車庫へと向かいます。
そして。
都営大江戸線88
この駅から発車する列車は、ご覧の通り、車庫から新たに登場して
乗客を乗せて行きます。




大江戸線は、基本的には新しい路線ですので、
携帯電波自体は届いている路線です。
ただ、その電波は通話をする事を目的としているもので、
GPSに関してはそこまで厳密に考慮されていません。
まあ、当たり前ですけれど。

ですので位置ゲームをやるにあたっては、
若干所得の手間となる駅が、やはり地下鉄ですから存在します。
まあ、事前に注意するポイントが分かれば対策ができますので、
基本的には地下鉄では特に、各駅の位置情報の取得に関する情報を
収集し公開する予定です。



では。

都電荒川線00
お次は都電荒川線です。

こちらは都内の残る唯一の路面電車となります。



都電荒川線01
こちらは荒川区南千住にある三ノ輪橋商店街。
都電荒川線の起点の三ノ輪橋停留場はこちらにあります。
このアーケードのゲート手前を左に曲がると。
都電荒川線02
ご覧の通り、都電の停留所が見えます。
都電荒川線03
停留所前の公衆トイレ。
都電荒川線04
こちらが三ノ輪橋の停留所です。
手前が乗車ホーム。右奥に車両が止まっている方が
降車ホームと分けられています。
都電荒川線05
まずは乗車ホームへ。
都電荒川線06
車両はこんな感じです。



都電荒川線07
荒川一中前駅を過ぎ、二つ目の荒川区役所前停留場


都電荒川線08
荒川二丁目停留場


都電荒川線09
停留所前の踏切が、遮断機のあるやつではなく、
単に信号で進む交差点になっています。
都電荒川線10
荒川七丁目停留場


都電荒川線11
町谷駅前停留場
名前の通り、東京メトロ千代田線と京成電車の町谷駅の前にあります。



都電荒川線12
遮断機の無い踏切を渡る歩行者を待つ都電。



都電荒川線13
町谷二丁目停留場です。


都電荒川線14
他ではほぼ目にする事の無い、路面電車用の信号。



都電荒川線15
東尾久三丁目駅を過ぎ、その次の熊野前停留場です。
ここには同じ都営の日暮里舎人ライナーが交差し、乗り換えができます。

都電荒川線16
日暮里舎人ライナーの陸橋をくぐって。



都電荒川線17
次の宮ノ前停留場です。


都電荒川線19
小台停留場



都電荒川線20
このあたりはこんな感じで。
線路が砂利と枕木のレールになっています。


都電荒川線21
荒川遊園地前停留場


都電荒川線64
荒川車庫前停留場です。
都電荒川線65
停留場の北側には
都電の車庫(東京都交通局荒川電車営業所と荒川車庫)があり、
この停留所で運転士が乗務を交代します。
都電荒川線66
また車庫の隣には「都電おもいで広場」があり古い車両が展示されています。
都電荒川線67
この荒川車庫前停留場は、車庫に近い三ノ輪橋方面の線路にだけ
「降車専用ホーム」が乗車ホームの70mほど西(手前)に設けられています。




都電荒川線23
梶原停留場


都電荒川線24
栄町停留場



都電荒川線25
東北・上越新幹線の高架の手前で大きく右に曲がって進むと。

都電荒川線26
王子駅前停留場に着きます。
都電荒川線68
こちらが停留場のホーム。
都電荒川線61
名前の通りJRの王子駅の目の前です。
東京メトロ南北線の王子駅は右のちょっと先にあります。

この王子駅前停留場、ホームの全域が実は王子駅のエリアに入っています。
ですので停留場に停車中やホームから王子駅前停留場は取れません
東京メトロ南北線18
こちらが停留場周辺のボロノイ図です。
停留場の目の前の踏切あたりは王子駅前停留場のエリアなのに
停留場のホームに入った瞬間に王子駅のエリアに入ってしまうのが分かると思います。
GPSですから多少ブレますので、
入口付近ではもしかしたら王子駅前停留場が取れるかもしれませんが
基本的にはJR王子駅北口の方に行かないと取れないと思って下さい。

南北線の王子駅では都電王子駅前停留場が取れるのに、
都電の停留場ではJR王子駅が取れてしまう。
なんともはや王子は魔境ですね…

都電荒川線62
明治通りを左折して駅に入ってくる車両。



都電荒川線27
王子駅の前の明治通りを左に曲がり、
都電荒川線28
JR王子駅と飛鳥山公園を、JRの跨道橋をくぐって
明治通りのど真ん中を通り回り込みます。
都電荒川線29
この区間、最近はここ以外でほぼ目にしない
「軌道敷内通行可」の標識があり、
ご覧の通り都電の線路の上を一般車両が通っています
都電荒川線30
車には、明治通りを道なりに右折するレーンですが、
都電はこのまま直進して本郷通りに入ります。
都電荒川線31
本郷通りを20mも進まずすぐに右折すると。

都電荒川線32
再び都電の専用敷内に入り、飛鳥山停留場となります。


都電荒川線33
滝野川一丁目停留場



都電荒川線34
なぜか女子高生が横断機で歩行者を整理する踏み切りを過ぎると
都電荒川線35
西ヶ原四丁目停留場です。



都電荒川線36
新庚申塚停留場


都電荒川線37
庚申塚停留場


都電荒川線38
巣鴨新田停留場



都電荒川線39
北大塚一丁目交差点と大塚駅前交差点の間の踏切を
右カーブしながら通過すると。

都電荒川線40
JR山手線のガード下にある大塚駅前停留場となります。
駅前というか、ご覧の通り駅の真下ですが。
都電荒川線63


都電荒川線41
JR大塚駅南口前の広場の専用敷内を曲がる都電。



都電荒川線42
向原停留場です。


都電荒川線43
首都高5号池袋線の高架手前の、
東池袋四丁目停留場
都電荒川線71
「サンシャイン前」の副停留場名があるように池袋サンシャインの最寄りです。
また東京メトロ有楽町線の東池袋駅が踏切のすぐ横にあり
乗り換え駅となっています。



都電荒川線44
都電雑司ヶ谷停留場です。
東京メトロ副都心線の雑司が谷駅との接続はここではありません。
名前が紛らわしいので「都電」を駅名につけたそうで。




都電荒川線45
そして下りの専用敷線を下っていくと。

都電荒川線46
鬼子母神前停留場です。
都電荒川線70
名前の由来となっている鬼子母神までは徒歩でおよそ3~4分です。
都電荒川線69
この駅は都道の中央分離帯部分にあり、都電も分離帯部分を走っています。
そして、道の地下、まさに鬼子母神前停留場の真下に
東京メトロの雑司が谷駅があります


都電荒川線47
こちらが鬼子母神前停留場と雑司が谷駅の位置の関係図です。

鬼子母神駅の座標はご覧の通り、実は都電駅の北端にあります。
そして鬼子母神前停留場の南30mの位置に雑司が谷駅の座標が。

これを、都電乗車時にGPSで位置情報を送る事を考えた場合、
都電の下り(早稲田方面行き)だと、鬼子母神前停留場の座標に近いですが、
上り(三ノ輪方面行き)のホームからだと、雑司が谷駅の座標の方が近い事が
位置関係図を見ると分かると思います。

更に厄介な問題として、GPSがどこで位置情報を拾うか、という点があります。
都電荒川線48
こちらが私が今回都電に乗った際(下り線・早稲田行き乗車)の
鬼子母神前停留場でのGoogle MAPによる位置情報の表示です。
非常に微妙な位置を拾っているのが分かると思います。

ましてや地下鉄の雑司が谷駅構内からGPSを飛ばした場合、
どこの基地局やWi-Fiのアクセスポイント情報拾うかで
位置情報がかなりずれるのは皆さんご承知かと思います。
これが、この鬼子母神前停留場において、都電からメトロの駅が、
メトロから都電の駅が拾えてしまう、といった問題の原因
です。

都電の場合は地上を走っていますから、
都電雑司が谷駅━鬼子母神前停留場間の鬼子母神前寄りで
位置情報を取るといった対策
ができますのでご一考のほどを。



都電荒川線49
そして都電は明治通り沿いを進みます。

都電荒川線50
こちらが学習院下停留場



都電荒川線51
明治通りが新目白通りにぶつかる交差点で
都電も左に曲がって進むと。
都電荒川線52

都電荒川線53
面影橋停留場となります。



都電荒川線54
そしてそのまま新目白通りの中央を進むと。

都電荒川線55
終点の早稲田停留場に到着です。
都電荒川線56



こちらの都電の早稲田停留場、特に他の鉄道とは乗り換えの接続が有りません。
一番近いのがこちらの東京メトロ東西線の早稲田駅で。
都電荒川線57
ご覧の通り、だいたい徒歩で12分前後の距離です。

他に副都心線西早稲田駅や、有楽町線江戸川橋駅も
距離的には15分~20分歩けば着きますが、
そこまで歩く乗り換えメリットがあるかどうかでしょう。

むしろ都電の早稲田停留場から徒歩1分の場所に。
都電荒川線58
都の交通局の、都営バス早稲田自動車営業所があって、
目の前に都バスの早稲田の停留所があります
ここからは「早77」という都バスが
西早稲田駅、東新宿駅などを通って
新宿駅まで18分210円で走っています

「都営まるごとパス」などを使用している際には
都電も都バスもフリーで乗車できますから、
都バスを使って移動するのも手でしょう。



都電荒川線59
また、反対側の終点の三ノ輪橋停留場からは、
東京メトロ日比谷線の三ノ輪駅から徒歩でおよそ6分です。

こちらも実は、三ノ輪橋停留場から徒歩4分くらいで
「大関横丁」という都バスのバス停がありまして。
都電荒川線60
浅草駅、西日暮里駅、巣鴨駅、そして池袋駅を
「草63」というバス路線が走っています。
浅草駅や西日暮里駅まででおよそ10分で着きますので、
こちらも都営のフリーパスがあるなら
十分にメリットのある乗り換え
かと思われます。




都電は当然ながら、23区内の地上を走る路線ですから
携帯の電波受信に関する心配が不要なのは言うまでもありません

町谷駅前(千代田線町谷駅)、王子駅前(JR王子駅)、大塚駅前(JR大塚駅)など
他社の鉄道の駅とほぼ同じ位置にあって別駅扱いという駅がいくつかありますが、
地上を走る路線ですので、早め遅めの位置情報取得などをすれば
速度の遅い都電の場合、対応はさほど難しくは無いと思います。

さきに述べた鬼子母神前停留場(副都心線雑司が谷駅)の点だけ、
若干注意をすれば、全駅を奪取するのは困難では無いと思います。



では。

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