2016年06月

大井川鐵道井川線c55
引き続き大井川鐵道井川線の記事です。


その1(千頭駅━奥泉駅)はこちら
その2(奥泉駅━奥大井湖上駅)はこちら



大井川鐵道井川線70
こちらは奥大井湖上駅━接阻峡温泉駅間のトンネルの配置図です。
さすがに井川線も終点が近づくにつれて周囲の山々も険しくなってきており
ご覧の様にトンネルが細切れで連続してある状態です。
大井川鐵道井川線72
そしてこちらがau 4G LTEでの電波サービスエリアのマップです。
奥大井湖上駅から、路線が県道388号接岨峡線を越えるあたりまでは
井川線の線路は電波圏外である事が分かります。
仮に電波が圏内だったとしても、奥大井湖上駅から県道までは
トンネルの連続区間ですのでGPSの受信はまず無理です。

しかし中間地点を過ぎて県道を越えたあたりからは電波圏内となります。
トンネルもちょうど途切れている区間なので
次の駅については到着前にアクセスが可能だと思います。



大井川鐵道井川線77
次の駅である接阻峡温泉駅の駅舎の外観です。
1959年(昭和34年)の旅客営業開始時に川根長島駅として開業した駅です。
長島ダム建設による井川線の新線付け替えのあった1990年(平成2年)に
現在の接阻峡温泉駅へと改称されています。
大井川鐵道井川線c56
駅舎の中の様子。
大井川鐵道井川線c58
こちらはホーム側から見た駅舎の光景です。
改札前からホームへは構内踏切で連絡しています。
大井川鐵道井川線c59
ホームの様子です。
島式ホーム1面2線の駅となっています。
大井川鐵道井川線c60
駅が出来た当初の川根長島駅時代には相対式ホームの駅だったそうで、
その当時の上り線ホームは今でも駅の南側に残っています。
大井川鐵道井川線c61
駅前へと戻って正面の道の脇にはご覧の民家が。
壁には「携行品預かり所」の表示が書かれています。
現在も営業しているのかどうかは謎ですが。
大井川鐵道井川線79
その建物の壁には「大井川鐵道バス閑蔵線」の
バス停への案内図が貼られていました。

本数の少ない井川線の列車を補完する目的で
バスを利用する方は少なくないと思いますので
県道に設置されたバス停までの光景を見てみたいと思います。
大井川鐵道井川線80
駅舎や先ほどの民家を背にした南側の光景です。
大井川鐵道の車庫が見えますが、その横を進んで行きます。
大井川鐵道井川線81
車庫の裏手で道がカーブしていますが、
カーブミラーには「バス乗場」の表記と矢印の案内が。
大井川鐵道井川線82
その先には大井川鐵道の踏切があります。
大井川鐵道井川線87
踏切から南側の千頭方面を見るカーブとトンネルが。
大井川鐵道井川線88
列車が来るとこんな感じになります。
大井川鐵道井川線83
踏切から先の道はご覧の通りで。
大井川鐵道井川線84
道を下りきるとこちらの県道388号接岨峡線へと辿りつきます。
駅から県道までおよそ3、4分といったところでしょうか。
県道には駅を示す標識、そして丸太を立てた
駅への案内のオブジェが立っています。
大井川鐵道井川線85
この丸太の、県道の反対側を見ると
「川根本町資料館やまびこ」という建物が建っており、
その前に大井川鐵道の閑蔵線のバス停があります。
大井川鐵道井川線86
駅への入口の道路付近の県道を北側から。
大井川鐵道井川線91
閑蔵線のバスはご覧のようにやって来ます。
バス停は千頭方面行きの南側側にしかありませんが、
手を上げてアピールすれば閑蔵方面行きのバスも普通に停まってくれます。
大井川鐵道井川線89
振り返って県道を北の井川方面へ2分ほど歩くと
ご覧の接阻峡大橋があります。
大井川鐵道井川線90
橋の前には、おそらくこの駅で唯一食事ができる「天狗石茶屋」があります。
また橋を渡った反対側には300円で温泉に入れる接阻峡温泉センターが。


大井川鐵道井川線a19
接阻峡温泉駅を出た列車は山林の中を進みます。
大井川鐵道井川線a20
こちらは本川根町(現・川根本町)で整備した遊歩道。
「くりぞうりさわばし」というかつての尾盛駅へと通じる道でした。
現在は旧道、新道ともに廃道となっています。
大井川鐵道井川線a08
接阻峡温泉駅━尾盛駅間の路線のトンネルの配置図です。
このあたりまで来ると電波の入らないトンネルの連続ですので
基本的には駅の停車時に位置情報は取るべきでしょう。
それだけの時間も余裕もありますので
わざわざ駅間で駅が取れないリスクを犯す必要性はありません。


大井川鐵道井川線c63
こちらが次の駅となる尾盛駅です。
1959年(昭和34年)開業の駅ですので
この路線が旅客営業を開始すると同時に開業した駅となります。
大井川鐵道井川線a21
近年は「秘境駅」と呼ばれるたどり着くのが困難な駅が注目を浴びていますが、
「鉄道以外では行けない」本当の秘境にある駅は
北海道の小幌駅とこの尾盛駅くらいで、
その意味でも「本当の秘境駅」と言えるでしょう。
大井川鐵道井川線c62
こちらが尾盛駅の乗降ホームです。
単式ホーム1面1線の無人駅となっており、
バタ角で小砂利が囲われているだけのシンプルな造りです。
大井川鐵道井川線a30
井川方面へと続く線路。
大井川鐵道井川線a22
こちらはプラットホームの様になっている
駅名標と倉庫のある場所です。
開業当時はこの駅は相対式2面2線の駅として作られており、
こちらはかつての下り線ホームの跡となります。
大井川鐵道井川線a23
こちらは駅の倉庫です。
実質的には駅舎であり待合室なのですが、本来は駅の倉庫です。
この駅近辺ではクマが出没する事があることから、
乗降客の避難所として倉庫を開放しています。
大井川鐵道井川線a24
倉庫の中の様子。
大井川鐵道井川線a25
倉庫の脇には大井川鐵道名物の信楽のたぬきがあります。
大井川鐵道井川線a26
駅の南側には18キロポストがあり、
その向かいあたりには廃屋があります。
大井川鐵道井川線a28
こちらがその廃屋。
トロッコ列車の車掌が「ダム建設の為に作られた」と案内するこの駅で、
この廃屋はかつてのダム建設関係者が使ったのでしょうか。
大井川鐵道井川線a29
斜面下にはもう一つ廃屋が。
大井川鐵道井川線a31
せっかくなので駅の裏の小山に登って俯瞰でも撮ってみました。
たしかに現在では周囲に道は見当たらず、
この駅に鉄道以外で到達するには山林を分け入るしか無さそうでした。
大井川鐵道井川線92
こちらが尾盛駅の周辺の
au 4G LTEでの電波サービスエリアのマップです。
ご覧の通り完全に電波サービスエリア圏外です。
尾盛駅を取るには電波の入る接阻峡温泉駅
もしくは近隣の射程圏内の駅から
レーダーを飛ばすしか無い
でしょう。

ただ、どうやら大井川鐵道のこのあたりは
auの電波が気象状況などで届くケースがある様子
です。
大井川鐵道井川線c64
こちらは2019年(令和元年)に尾盛駅で列車が停車した際の
携帯の電波の状況です。ご覧の通り電波が入っているのが分かります。
この日は上りでも下りでも電波が入りましたが、
auの公式ページでは尾盛駅は電波圏外となっているので
恐らく条件が良かった日なのでしょう。
という訳で、運任せの話になりますので
基本的にはこの駅は圏外と考えるべきでしょう。

また、道が通じていないので当然ながら
大井川鐵道バス閑蔵線もこの駅には寄れません。
鉄道以外でのアクセス方法は無いと考えてください。


大井川鐵道井川線a32
こちらは尾盛駅━閑蔵駅間にある「関の沢橋梁」から見た景色です。
川底からの高さが70.8mで現在(2017年3月)日本で一番高い鉄道橋梁です。
大井川鐵道井川線a33
そしてその先にはご覧の場所があります。
ここは2014年(平成26年)の崩土崩落によって
大井川鐵道が2年半にわたって不通となった原因の崩落現場です。
ご覧の通り復旧に際して大量の砂利が投入されて路盤を安定させる措置が取られています。
大井川鐵道井川線a09
こちらは尾盛駅━閑蔵駅間のトンネルの配置図です。
見ての通りそのほとんどがトンネル区間となっています。


大井川鐵道井川線c65
こちらは尾盛駅から北東に直線で1.8kmほどの位置にある
静岡市道閑蔵線という道路です。
県道388号接岨峡線は接阻峡温泉駅の北までとなっており、
その先を北に進むと接阻トンネル、新接阻大橋があり、その先がご覧の場所となります。
大井川鐵道井川線94
十字路のように道が分岐しているこの場所の道路脇には
大鐵バスの閑蔵駅前停留場とバスの転回場があります。
閑蔵線のバスはこちらが終点となります。
大井川鐵道井川線95
バス停の北側の道にはご覧の通り駅への案内表示があります。
大井川鐵道井川線96
この道を西へと入って進むと井川線の次の駅があります。
大井川鐵道井川線98
40mほど進むと線路が見え駅前の広場へ。
こちらが閑蔵駅の全景です。
駅は1959年(昭和34年)に大井川鐵道へと転換した際に設置されました。
周辺に民家は散在する程度でしたが、旅客営業に際して
閉塞区間を短くする為に設置された駅なのだそうです。
大井川鐵道井川線c66
広場の脇にはご覧の建物がありますが、
こちらは保線の倉庫と駅のトイレの建物です。
大井川鐵道井川線c67
その奥の線路脇には駅の待合室が。
大井川鐵道井川線c68
待合室から更に線路脇を北に進むと
ご覧の通り駅のホームがあります。
列車交換可能駅であり、ホームは相対式2面2線となっています。
大井川鐵道井川線c69
ホームの様子です。
こちらは駅の北側にある下り井川方面行きホームとなります。
舗装されたホームの幅自体は狭いのですが、
ホームの後ろのスペースが広く取られており
大井川鐵道名物の信楽焼の狸も置かれています。
大井川鐵道井川線c71
南側の上り千頭方面行きホームは切り通した石積みの擁壁がありますが
若干ホーム幅が広めに作られていました。
大井川鐵道井川線c70
ホームを出て保線小屋の前の広場へと戻ると
市道へ連絡している道の脇には井川線のトンネルがありました。
大井川鐵道井川線a05
市道閑蔵線まで戻り、井川方面へと北に進むとご覧の通りの狭隘区間となります。
「車一台分のすれ違いも厳しい狭い道」と聞いていましたが、
実際に見る限り車の運転が苦手でなければ普通に通行できる道でした。
表示の通り大型車は無理でしょうが普通車なら問題無いかと。
大井川鐵道井川線a06
少し進むと左に並走する線路が。
振り返ると閑蔵駅すぐのトンネルの出口がありました。
大井川鐵道井川線a07
井川線のトンネルの上のカーブのあたり。
このレベルでの道が続くのであれば
普通車で井川駅へと向かうのは別段問題は無さそうです。
閑蔵駅━井川駅間は大井川鐵道の営業キロでちょうど5km。
市道もおそらくほぼ同じ距離でしょう。
車なら恐らく10分程度、徒歩なら片道1時間強~1時間半程度で
井川駅まで歩けそうです。
大井川鐵道井川線a10
閑蔵駅周辺のau 4G LTEでの電波状況です。
ご覧の通り駅の前後はほぼ全線で電波圏外となっています。
接阻峡温泉駅から閑蔵までの市道閑蔵線の接阻トンネルを
横から山道で迂回して真上に行くとアクセスできる場所はある様子ですが
それだけの為に1時間前後を歩くのは現実性があまり無いでしょう。
基本的にはGPSでは取れないと思って下さい。


大井川鐵道井川線a48
山間を進む井川線の列車。
大井川鐵道井川線d01
閑蔵駅から次の駅までのちょうど中間あたりにある
こちらは奥泉ダムです。
大井川鐵道井川線a12
こちらは閑蔵駅━井川駅間のトンネルの位置。
そもそもほとんどの区域が電波圏外ですので
トンネルの位置はあまり関係が無いのですが参考に。





大井川鐵道井川線c73
こちらが1957年(昭和32年)に完成した井川ダムです。
大井川鐵道井川線は大井川流域の電源開発、つまりダム建設の為に作られた路線であり、
この井川ダムはその象徴的なダムと言えます。

井川線が旅客営業を開始したのもこの井川ダム建設で水没した
集落住民への補償事業の一つなのだそうです。
大井川鐵道井川線c75
ダム東側にひろがる井川湖。
大井川鐵道井川線c76
そしてダムの北側の右岸には中部電力の井川展示館があり
ダムや電力についての展示が行われています。
大井川鐵道井川線c74
そして井川ダムの上は道路となっており、
県道60号南アルプス公園線として静岡市外と奥大井を連絡しています。
この県道もかつての井川林道をダム建設の補償として整備したものです。
大井川鐵道井川線c77
県道はダム北側の大井川右岸を左へと曲がっており、
その先に井川線の駅、そして井川の中心街へと通じています。
大井川鐵道井川線c78
道路から見える井川ダムの下流側の大井川の様子。
大井川鐵道井川線c72
ダムから県道を180mほど進むと駅の入口となる広場が見えてきます。
大井川鐵道井川線c79
県道に面した駅前の広場。「やまびこ」という売店があって
蕎麦や山菜などを食べたり地場産品の購入ができます。
大井川鐵道井川線c85
広場脇の県道沿いにはバス停があり、
その横には井川の観光案内マップがあります。
大井川鐵道井川線c80
そして奥には上へと登る階段が。
柵には駅への入口の看板があります。
大井川鐵道井川線c81
階段の上には井川展示館の大きな案内看板があり、
その先に駅舎前の広場が広がっています。
大井川鐵道井川線c82
こちらが井川駅の駅舎の外観となります。
線路は1954年(昭和29年)の中部電力専用鉄道の延伸で開通していましたが、
駅が設置されたのは1959年(昭和34年)の大井川鐵道への転換時となります。
大井川鐵道井川線c83
駅舎前の広場の様子です。
県道からは高台となっており、ちょっとした展望台のようになっています。
大井川鐵道井川線c84
駅舎前のシャッターの建物は休日などには
ご覧の通り観光客相手の売店として営業をしています。
大井川鐵道井川線c86
広場の端にある「南アルプス表登山口」の木標。
実際には登山口は12km北の大井川上流の畑薙まで行かないとありませんので
あくまで鉄道利用の入口ということとなります。
大井川鐵道井川線c87
駅舎脇のホームと広場の間には柵が。
大井川鐵道井川線c88
建物の中の様子です。
有人駅で駅員が常駐しており券売窓口があります。
コンクリートの土間の待合室には木製のベンチが。
大井川鐵道井川線c89
こちらが改札口で、列車別改札が行われています。
大井川鐵道井川線c90
駅舎前のホームです。
現在では連絡通路として使われている状態で
基本的にこのホームでの列車の発着はありません。
大井川鐵道井川線c91
ホームの先の北側には橋が架かっており
その先にはトンネルがあります。
これはもう50年近く休止となっている堂平駅へと通じる貨物線です。
大井川鐵道井川線c92
橋には西山沢橋梁の表記が。
この橋は県道を跨ぐ跨道橋でした。
大井川鐵道井川線c93
駅舎前のホームから
もう一つのホームへと連絡をしている構内踏切。
大井川鐵道井川線c94
こちらがもう一つのホームです。駅は単式ホーム2面2線となっており、
こちらの西側にあるホームが通常時に旅客営業で使われているホームとなります。
大井川鐵道井川線c95
ホームの外側である東側には県道60号南アルプス公園線が併走しています。
大井川鐵道井川線c96
駅の外へと戻り県道60号南アルプス公園線を北に。
道を跨ぐ西山沢橋梁が見えてきます。
大井川鐵道井川線c97
先へと進むと切り通しだった県道は次第にホームと同じ高さとなり、
やがて駅敷地へと入り口が見えてきます。
大井川鐵道井川線c98
敷地内はちょうどホーム北端の前付近で、
奥の引き上げ線にはかつては機関車の転車台がありました。
大井川鐵道井川線c99
県道を南の駅入り口方面へと戻ると上には駅の建物が。
大井川鐵道井川線a11
au 4G LTEの電波状況ですが、
井川駅周辺および井川湖の周囲は電波サービスエリア内となっています。
ですので駅からGPSを受信して位置情報を取る事は可能でしょう。



大井川鐵道井川線a17
改めて大井川鐵道井川線の全線のau 4G LTEでの電波状況です。
奥大井湖上駅、尾盛駅、閑蔵駅の3駅は基本的に駅が圏外です。
大井川鐵道の路線上および駅からでGPS位置情報が取得できる場所はありません。
ただ、携帯端末や気象状況で稀に電波が届く状況はある様子ですが基本は圏外です。
レーダーの使用が必要な3駅と言えるでしょう。

大井川鐵道井川線a18
こちらは大井川鐵道井川線の終点付近のボロノイ図ですが、
確実に電波の入る接阻峡温泉駅付近からレーダーを飛ばすと
井川駅が射程9で届きます。

ただ、井川線の本数が劇的に少ないのと、
終点の井川駅では電波が入る為、
全線復旧した現在では接阻峡温泉駅でレーダーを飛ばして引き返す事に
時間的メリットはほぼありません

普通に井川駅まで乗って折り返して来た方が無難だと思います。


以上で大井川鐵道井川線は全てとなります。
基本的に観光路線であり、また中部電力のダム及び発電所の開発とメンテナンス、
そしてダム湖の湖底へと沈んだ集落住民への
補償としての交通機関としての性格をも持つ路線でした。

特に後半は全ての駅が秘境駅とも言える状況であり、
是非とも一度各駅を訪問してみることをお勧めします。

では。

大井川鐵道大井川本線00
次は大井川鐵道大井川本線についてです。


静岡県島田市の金谷駅から榛原郡川根本町の千頭駅までを走る
大井川鐵道の路線です。
全長39.5kmで全線単線電化の路線となっています。
大井川本線は電車が全線でワンマン運転となっており、
所要時間はおよそ1時間15分程度となっています。

金谷駅━千頭駅まで大井川線のみの片道運賃は1810円。
経営上の理由から運賃が高く「日本一高い」などと揶揄されることもあります




大井川鐵道大井川本線01
こちらはJR東海道本線の金谷駅。
大井川鐵道大井川本線02
駅の左手を見ると。
大井川鐵道大井川本線03
「大井川鐵道乗り場」の案内板があります。
大井川鐵道大井川本線04
大井川鐵道の金谷駅の駅舎です。
大井川鐵道大井川本線05
駅舎の中は待合スペースで大井川鐵道の写真がたくさん貼られていました。
大井川鐵道大井川本線06
改札を入り左を見ると、大井川鐵道の金谷駅ホームが
東海道線と大井川鐵道に挟まれて細長く伸びていました。
大井川鐵道大井川本線07
ちなみに後ろを振り返ると、
JRのホームと直結の乗り換え改札口があります。
大井川鐵道大井川本線08
こちらが金谷駅のホーム。
大井川鐵道大井川本線09
大井川鐵道の終端です。
大井川鐵道大井川本線10
そしてこちらが大井川鐵道のゼロキロポスト。

大井川鐵道大井川本線11
そうこうするうちに列車が来ました。
大井川鐵道大井川本線12
今回来たのは元南海21000系電車です。
大井川鐵道では電化区間である大井川本線の電車を
日本各地の鉄道会社から譲り受けて運行していますが、
動態保存の意味も込めて元の鉄道会社のオリジナルの塗装のまま運行しています。
大井川鐵道大井川本線13
もちろん扉間転換クロスシートもそのままです。

大井川鐵道大井川本線14
それでは大井川鐵道に乗って出発です。
一番左の線路が大井川鐵道で、右の東海道線とは
真ん中のレールで繋がっている様に見えますが、現在は繋がっていません。




大井川鐵道大井川本線51
新金谷駅
1927年(昭和2年)開業の駅です。
駅自体は島式1面2線ホームとなっています。
この駅には駅名標が長らく無く、柱の「しんかなや」の表示しか無かったのですが、
先日(2017年4月)に訪問したら新しい駅名標が設置されていました。
1年前には間違いなく無かったのですが。
大井川鐵道大井川本線52
ホーム上には大井川鐵道名物のたぬきが。
大井川鐵道大井川本線62
駅のホーム周辺には多くの側線があって、
使用しない機関車や客車などが留置されています。
大井川鐵道大井川本線53
ホーム北端はスロープとなっており、
駅舎へと連絡しています。
大井川鐵道大井川本線54
ホームと駅舎を繋ぐ構内踏切。
大井川鐵道大井川本線55
駅舎の中の改札前付近の様子です。
大井川鐵道大井川本線56
駅舎の外観。
大井川鐵道大井川本線57
この建物には大井川鐵道の本社も入っており、
駅の入口の脇に本社の入口があります。
大井川鐵道大井川本線58
駅舎の向かいにある「プラザロコ」。
土産物の売店や喫茶スペースの他、SL急行券の発券窓口もあり、
SLミュージアムが併設されて展示も行われています。
大井川鐵道大井川本線59
そして駅舎を背に左手を進むと大鉄バスのターミナルとなっています。
大井川鐵道大井川本線60
そのバスターミナルの奥にはご覧のSLの転車台が。
大井川鐵道大井川本線61
転車台の奥には給水塔など現役のSL稼動施設がひろがっています。



大井川鐵道大井川本線17
代官町駅
棒線無人駅ですが、一応道際にログハウス風待合室はあります。



大井川鐵道大井川本線18
日切駅



大井川鐵道大井川本線19
五和駅



大井川鐵道大井川本線22
五和駅を出てしばらく進むと、右手に大井川が迫ってきて
路線と並行して河川敷が見えます。


大井川鐵道大井川本線20
神尾駅
大井川が一番近づいたところに駅があります。
大井川鐵道大井川本線21
この駅には信楽焼で出来た狸の焼き物が数多く設置されています。
これは大井川鐵道初代SL専務車掌石原〆造さんが
一つ一つコツコツと置き貯めたものだそうで大井川鐵道の名物となっています。



大井川鐵道大井川本線23
神尾駅━福用駅のちょうど中間地点くらいから見る大井川の光景。


大井川鐵道大井川本線24
福用駅



大井川鐵道大井川本線25
大和田駅
ご覧の通り棒線ホームの脇が桜並木となっています。



大井川鐵道大井川本線26
家山駅
島田市と合併された旧川根町の中心地にある駅です。
大井川鐵道大井川本線27
こちらがホーム側から見た家山駅の駅舎。
味のあるレトロな駅舎は、
「男はつらいよ」や「鉄道員」などの映画ロケにも使われたそうです。



大井川鐵道大井川本線28
抜里駅
茶畑の真っ只中にある駅です。周囲全部が茶畑。



大井川鐵道大井川本線29
川根温泉笹間渡駅
名前の通り駅周辺には小さいながらも温泉地がありホテルなどもあります。



大井川鐵道大井川本線30
地名駅



大井川鐵道大井川本線31
塩郷駅
県道77号川根寸又峡線と大井川の河川敷に挟まれ
間のわずかなスペースにホームがあります。
ご覧の様に県道とホームの高さはフラットで
駅の入口も単なるガードレールの切れ目です。
大井川鐵道大井川本線32
駅の県道と反対側をすこし北へ進むと、
ご覧の全長約200mの吊り橋があります。
通称「塩郷の吊り橋」と呼ばれる久野脇橋です。



大井川鐵道大井川本線33
下泉駅



大井川鐵道大井川本線34
田野口駅



大井川鐵道大井川本線35
駿河徳山駅
この駅のあたりは大井川が削ってできた平坦な土地がひろがり
徳山という集落がある比較的開けた場所です。
ですので周辺に無人駅が多い中、この駅には駅員が配置されています。



大井川鐵道大井川本線36
青部駅



大井川鐵道大井川本線37
崎平駅



大井川鐵道大井川本線38
そして終点の千頭駅
電化されている大井川本線はこの駅までとなります。
大井川鐵道大井川本線42
駅にはホームが6線のほかに引込み線も多数あり
広大な車庫として使われて車両が留置されています。
大井川鐵道大井川本線43
構内でブルーシートをかぶって潜むトーマス君とか。
大井川鐵道大井川本線39
こちらが千頭駅の駅舎外観です。
大井川鐵道大井川本線41
駅前の光景。
大井川鐵道大井川本線40
駅の右にはSL資料館が。
大井川鐵道大井川本線48
駅の改札を見てみると。
大井川鐵道大井川本線49
大井川鐵道の鉄道むすめである「井川ちしろ」の立看板が立っていました。

大井川鐵道大井川本線44
そして大井川鐵道といえばSLです。
1976年にはSLによる定期旅客輸送を開始しており、
SLの動態保存および運行による観光客誘致の草分け的な路線ですので
機関車が来るとご覧の状態です。
大井川鐵道大井川本線45
横から機関車を見るとこんな感じ。
国鉄C11形蒸気機関車という車両だそうで、
大井川鐵道を走っているのはC11-190という
かつて国鉄で運用されていた車両です。
大井川鐵道大井川本線47
編成の最後尾に連結されたED500形電気機関車。
SL運行の補助として活躍しています。
大井川鐵道大井川本線46
SL編成の客車内。



大井川鐵道大井川本線50
こちらがau 4G LTEによる電波サービスエリアマップです。
大井川鐵道の大井川本線の区間に関しては
全線がサービスエリア圏内となっていますので
GPS信号はどの場所からも満遍なく受信が可能です。


電化されているとはいえ、単線のローカル線ですので
列車の速度や駅間の距離を考えても
駅へのGPSでのアクセスの難度はさほど高くはありません。
普通にアクセスしていれば普通に全駅が取れると思います。


大井川本線自体はご覧の通りですが、
終点の千頭駅から先には大井川鐵道の井川線が走っています。
もちろん大井川本線にもSLが運行するなど魅力はたくさんありますが、
やはり井川線まで含めての大井川鐵道であり
大井川鐵道全体で一つの盲腸線となっていることを考えると
井川線まで乗らないと大井川鐵道に乗る意味意味は半減するのではないでしょうか。
第一、井川線だけ残してしまうと壮大な二度手間になりますし。

そう考えた場合、井川線の運行が1日5往復のみという現実があり、
片道50分の井川線を往復する場合ゆうに3時間程度は必要であることなどがあり
かなり時間的に選択肢が狭まってくる事は事実です。
ゆっくりしすぎると金谷駅まで戻ってもそこから家まで帰れなくなります



まとめると、大井川鐵道の大井川本線自体は攻略は簡単です。
ですが井川線という存在がありますので
大井川鐵道全体の攻略と考えた場合、綿密な計画が必要になると思います。

では。

伊東線00
次はJR伊東線です。

東海道線の熱海駅から伊東駅まで、
伊豆半島の東の付け根を走っているJRの路線です。



このページでは記事の冒頭にその路線を走っている列車を載せています。
そしてこの伊東線の記事の冒頭には、なぜか伊豆急行8000系の普通車両が。
これは決して間違いではありません。

この伊東線ではJRの車両で運行されているのは
東海道線と直通運転を行う列車
のみとなっています。
それ以外、熱海駅より南の伊東線、伊豆急行線の路線内のみを走る列車は
全てが伊豆急行の車両を使っての運行
となっているのです。

冒頭の写真の車両は、熱海駅で撮った熱海発伊東行きの普通列車です。
JRである伊東線の路線内のみを走っているにも関わらず
東急のマークをつけた伊豆急行の列車で運行しているのはそういった理由からなのです。




伊東線01
こちらは熱海駅
東海道新幹線の停車駅としても知られている熱海駅。
JR東海道線の駅ですが、この駅から伊東線も起点として列車を運行しています。

この熱海駅から次の来宮駅までの区間は東海道線との重複区間となっていて、
ゼロキロポストは隣の来宮駅にあるのですが
この熱海駅が正式な伊東線の起点駅となっています。



伊東線02
来宮駅
伊東線の駅であり、この駅で東海道線と伊東線が分岐しています。
ですが来宮駅には東海道線にはホームは無く信号所しかありません

この駅の場内信号場付近にJR東日本とJR東海の会社境界があり、
東海道線の丹那トンネル側(名古屋方面)はJR東海所属、
来宮駅以東の東海道線と伊東線はJR東日本の所属となっています。

伊東線のゼロキロポストはこの来宮駅にありますが、
営業キロで1.2kmの途中駅であり起点は熱海駅となっています。



伊東線05
来宮駅━伊豆多賀駅間はご覧の通り
その大部分がトンネル区間となっています。
携帯の電波が届きませんので注意が必要です。
伊東線06


伊東線03
伊豆多賀駅
伊東線04
無人駅となっており、ご覧のように簡易Suica改札機が設置されています。
長浜海水浴場の最寄り駅であり、8月には花火大会が行われます。



伊豆多賀駅━網代駅間は河川の扇状地となっており
平らな区間を列車が走行します。
伊東線06
こちらは伊東線が海に最も近づくあたり。
伊東線07
ただ網代駅付近は扇状地が終わって山がせり出し始めるあたりの為、
駅に隣接する様にトンネルがあります。


伊東線08
網代駅
近くには網代漁港があって魚の水揚げがあったり
釣りの一大拠点やスポットともなっています。
また網代温泉もあるのでホテルや旅館などのリゾート施設もあり、
海水浴やマリンスポーツの楽しめる海岸も近いなど
伊豆半島の海関連での一大レジャースポットとなっています。

網代駅は前後をトンネルに囲まれた谷間にある駅で、
特に南方のトンネルは長く、
下田方面へ列車が出発してしまうと駅へのアクセスができません
GPSでのアクセスの場合、伊豆多賀駅━網代駅間で先に網代駅を取っておくか
もしくは網代駅ホームに停車中に取る事が必須
となります。



伊東線09
網代駅━宇佐美駅間ですが、
全長2.9kmの新宇佐美トンネルが網代駅に隣接して通っており
路線の大部分がトンネル区間となっています。


伊東線10
宇佐美駅
海岸までせり出した伊豆半島の山々の間の
河川扇状地の平野にある集落に作られた駅です。
宇佐美海水浴場や宇佐美港などがあります。

宇佐美駅━伊東駅間はほぼ海岸線に沿って路線が走っており
トンネル区間はありませんので全区間で地上を列車が走ります



伊東線11
そして伊東駅
JR伊東線ではこの駅が終点となります。
伊豆急がJR(開業当時は国鉄)との相互乗り入れを前提として開業しており、
多くの列車がそのまま伊東駅より先へと運行していますので
さながら途中駅といった風情です。
伊豆急行線01

また、伊東線とは直接の関係は無いのですが
この伊東駅では伊豆急に関しての重要な点が1点あります。
それは「伊豆満喫フリー切符」についてです。
伊東線13
こちらが「伊豆満喫フリー切符」。要は伊豆急内の乗り降り自由の切符です。
ただ、この切符を発売しているのが伊東駅のみどりの窓口のみだという点が重要で。

このフリー切符は1700円で購入できます。
伊東駅━伊豆急下田駅間の片道運賃が1620円ですから、
ほぼ片道の運賃で乗り降り自由という事になります。
ですので他のフリー切符などがなければ購入はいわば必須でしょう。

ただ、繰り返しますがこの切符は伊東駅でしか買えません。
購入するには伊東駅で一旦下車をして改札から出ることが必要となります。




伊東線12
こちらがau 4G LTEでの電波サービスエリアマップです。
伊東線に関しては全線がサービスエリア圏内となっています。
地上を走行している際には一切電波の心配はいらないでしょう。

ただ、伊東線にも伊豆急同様にトンネル区間が多々あります。
普通にやっていれば伊東線は全線をGPSで取れるとは思うのですが、
トンネル内は東京の路線と違って電波圏外ですので
取り逃しの無い様に一定の注意は必要だと思います。



まあ短かい路線ですし、伊豆急を含めての盲腸線と言って良いと思いますから
往復で乗車する方はまず普通に路線制覇はできると思います。
また東海道線に近い路線ですのでレーダーを仕様しての取得も可能でしょう。


このJR東日本の路線ながら「ほぼ伊豆急」である伊東線。
攻略も伊豆急と併せてをお勧めします。

では。

伊豆急行線b37
さて、お次は伊豆急行です。

伊豆急は静岡県の伊東駅から伊豆急下田駅まで、
伊豆半島の東岸を45.7km走る路線です。


元々伊豆半島の東岸の鉄道は、改正鉄道敷設法別表第61号で
「静岡県熱海ヨリ下田、松崎ヲ経テ大仁ニ至ル鉄道」として計画されたものでした。

そのうち熱海━伊東間は1938年(昭和13年)に国鉄伊東線の全通によって開業。
伊東より先の計画線については政府の緊縮財政によって計画が頓挫。
長らく着工されなままで時間が過ぎていました。

この計画線に観光開発の視点から着目した東急グループが鉄道敷設免許を申請。
西武グループとの箱根から引き継ぐ「伊豆戦争」などを経て
1961年(昭和36年)に伊豆急行として伊東駅から伊豆急下田駅までが開業しました。

伊豆急行線b38
古くは下田奉行が置かれるなど歴史的な史跡もあり
東京から距離が近く観光資源もある伊豆でしたが、
交通手段の整備が遅れていてそのロケーションは生かされていませんでした。

そこに伊豆急が開業したことによって交通の便は良化。
「第二の黒船」と呼ばれて歓迎され、
観光開発がされリゾート地として発展が進みます。
沿線には数多くの温泉地があるなど
多くの観光客が利用をする路線となっています。



伊豆急行線には普通列車のほかに
「リゾート21」と呼ばれる車両が走っています。

「乗って楽しい車両」を目指して左右非対称の設計など
既成概念にとらわれない発想で作られたリゾート21は
登場前にはその奇抜さが懸念されたりもしました。

しかし蓋を開けると乗客を楽しませるそのコンセプトは大好評で
マリンビューの非対象座席などは以後の全国各地の観光列車にも影響を与えています。

伊豆急行線b36
現在運行しているリゾート21の編成は以下の2編成となります。
こちらは伊豆急2100系リゾート21の3次車「キンメ電車」です。
1988年(昭和63年)に登場したこの車両は
カラーリングが変更されて2011年(平成23年)にリゾートドルフィン号となりました。
そして2017年(平成29年)には沿線地域のプロモーション車両として
再びカラーリングが変更。現在の金目鯛をモチーフとしたキンメ電車となっています。
伊豆急行線b35
こちらは伊豆急2100系リゾート21の4次車である「黒船電車」です。
1990年(平成2年)より走るこの4次車は当初は赤と青のリゾート21の基本色でしたが
初代黒船電車の1次車の老朽化によって
2006年(平成18年)より二代目の黒船電車となりました。

このリゾート21ですが、通常に伊豆急を走っているときには
普通列車として乗車券のみでの乗車が可能となっています。
「特急踊り子号」として特急列車として走る場合は特急券が必要ですのでご注意下さい。



伊豆急行線a45
こちらは伊東駅の駅舎の外観です。
1938年(昭和13年)に国鉄伊東線の終点として延伸開業したこの駅は
伊豆急行線の1961年(昭和36年)の開業によって起点駅ともなり、
国鉄(後のJR)と伊豆急の乗り換え駅となります。

ですが伊豆急が国鉄(JR)の乗り入れを前提として開業しているので
実質的には伊豆半島東岸の鉄道の途中駅といった様相となっています。
伊豆急行線a46
駅前にはロータリーのある広い駅前広場があります。
観光地の玄関口らしく、駅舎前には複数のバスやタクシーが停められる
停車スペースと車寄せがあります。
伊豆急行線a47
ですので日中の駅前広場にはご覧の様に車が絶えることがありません。
伊豆急行線a48
そしてロータリーの中央に目立つこちらは
カナリー椰子で、伊東のロータリークラブが寄贈したものだそうです。
伊豆急行線a57
駅前広場から南へはご覧の様にみやげ物店などが並んでいます。
伊豆急行線a58
駅舎正面の東側への道の様子です。
伊豆急行線a59
そして駅前広場の北側は柵に隔てられて
伊豆東海バスの発着場となっています。
また発着場の前には駅舎と続きの並びでバス案内センターがあり
バスチケットの販売や案内なども行っています。
伊豆急行線a60
バス発着場の前から北へと伸びる道路は県道50号伊東停車場線で、
駅と国道135号線とを連絡しています。
伊豆急行線a49
こちらは駅舎の入口と改札前の光景です。
柱に駅名標があるのがなんともいい味です。
伊豆急行線a50
入口脇には自動券売機が。
伊豆急行線a51
券売機の並びの奥にはみどりの窓口があります。
この駅はJR東日本の管理駅となっており、
伊豆急の社員は乗務員のみの配置となっています。
ですのでこの駅でしか売っていない伊豆急のフリーパスである
「伊豆満喫フリー切符」もJRの委託販売となっています

伊豆急行線a52
駅舎のある1番線ホームです。
単式ホームとなっており、伊豆急の伊豆急下田方面への列車は
こちらのホームから発着します。
実質的には「伊豆急ホーム」とも言うべきホームとなります。
伊豆急行線a53
ホーム中央付近は広くなっており、
隣のホームへと連絡している階段があって
その前には駅弁と駅そばの店があります。
伊豆急行線a54
ホームの南端側は駅舎があって改札を出ると最初に立つ場所となります。
ですのでこの駅で一番乗客が目にする場所と言えるでしょう。
伊豆急行線a55
階段を下りて地下道となっている通路へ。
島式の2、3番線ホームへと連絡をしています。
伊豆急行線a56
こちらが島式ホームの2、3番線です。
「JR東日本ホーム」ともいうべきホームで
JR伊東線へと向かう列車はこちらを使います。
基本的な伊東方面への発着は3番線で行い、
2番線は特急対比や折り返し列車などが使用します。



こちらは伊東駅━南伊東駅間のトンネルの配置図です。
伊豆急行線43
伊豆急行線は伊豆半島の海沿いの山をいくつも抜ける為
トンネルが多い路線となっています。
伊豆急のトンネルは電波が一切入りませんので
各駅のトンネルの位置を記して駅アクセスの参考にしたいと思います。


伊豆急行線a61
こちらは伊東の市街地を流れる松川を2kmほど遡った、
伊東市街の南端にあたる付近です。
伊豆急が東伊豆の山間に入る直前のこの付近に次の駅があります。
伊豆急行線a62
こちらが南伊東駅の駅舎の外観です。
1961年(昭和36年)の伊豆急の開業時に設けられました。
伊豆急行線a71
駅舎の南側は高架線に沿って駅の敷地が延びており、
駐車場も設けられていました。
伊豆急行線a72
駅の目の前には住宅が広がっていますが、
駅前の一角にはご覧の様に温泉の源泉があったりして
ここが温泉地であることを思い出させます。
伊豆急行線a63
駅舎へと戻ると、中は広めの待合室となっていて
中央にベンチが設置されていました。
伊豆急行線a64
駅構内側からの改札の様子です。
伊豆急行線a65
高架駅となっているので、改札からはご覧の階段でホームへと上がります。
伊豆急行線a66
こちらがホームです。
島式ホーム1面2線となっています。
伊豆急行線a70
二つある階段の間の、ホーム中央部には屋根が設けられており
列車待ちのためのベンチが置かれています。
伊豆急行線a67
ホーム北端の伊東方の光景。
伊豆急行線a68
こちらが伊豆急下田方のホーム南方の光景です。
市街地側の東の1番線を主本線とする一線スルー方式となっているのが分かります。
基本的に列車の発着は上下線ともに1番線で行い、
特急通過時の退避などの場合に山側の2番線が使用されます。
伊豆急行線a69
駅構内にある2キロの距離標。



伊豆急行線42
南伊東駅━川奈駅間では
川奈駅寄りの台地の区間がトンネルとなっています。
トンネル内は電波が入りませんので
この区間で川奈駅を取る際には注意が必要でしょう。


伊豆急行線a73
南伊東駅から列車は東へとカーブを描き
山間の台地を抜けて伊豆半島東岸へと抜けています。
駅からは4kmほど進んだ、国道135号線と川奈の集落を結ぶ山間に
次の伊豆急の駅が設けられています。
伊豆急行線a74
坂の間にある、川奈の住宅地へと伸びる道の踏切。
伊豆急行線a75
その踏切の脇にはご覧のショッピングセンターがあり、
スーパーや信金などのテナントとともに駅が設けられています。
伊豆急行線a76
市道からのショッピングセンターへの駐車場入口。
伊豆急行線a77
その入口にはご覧のように川奈駅の駅名標が設置されています。
伊豆急行線a78
平屋の店舗施設の並ぶ間にアーケードが設けられており、
ご覧の通りそのアーケードに川奈駅の駅名標が掲げられています。
伊豆急行線a79
アーケードを進むと奥に改札が。
伊豆急行線a80
内側から見た改札付近の光景です。
伊豆急行線a81
1番線ホーム。相対式ホーム2面2線の駅であり
駅舎に近いホームはこちら側ですが一線スルー方式の副本線となっており、
列車交換で退避する列車が停まるホームとなっています。
伊豆急行線a82
ホームの西端にある階段。
基本的に出口へ降りられる階段はホームにはこちら側にしかありません。
伊豆急行線a83
改札前から2番線へと連絡する地下通路。
伊豆急行線a84
こちらが2番線となります。
1線スルーの主本線となり、
上下線とも基本的に列車はこちらのホームで乗降を行います。



伊豆急行線41
川奈駅━富戸駅間はトンネルが散在するものの
どれも短いトンネルばかりですし、
この区間は駅間が5.4kmと長いので普通にアクセスが可能でしょう。


伊豆急行線a85
こちらは県道109号線の富戸コミュニティセンター停留場付近の三差路です。
駅へと上る道がここから分岐しています。
伊豆急行線a86
コミュニティセンターの前を通り、海を臨みながら
ゆるやかな坂を登っていきます。
伊豆急行線a87
坂を登りきって左へとカーブを曲がると
富戸駅が右手に見えてきます。
バス停からは徒歩でおよそ10分といったところでしょうか。
伊豆急行線a88
こちらが富戸駅の駅舎となります。
駅は1961年(昭和36年)の開設となります。
静岡県内では最も東にある駅だそうです。
伊豆急行線a89
切り返した駅前の光景。
伊豆急行線a90
駅舎の南側の線路沿は砂利の駐車場となっています。
伊豆急行線a91
駐車場の先には駅前の道が踏切となって
伊豆急の線路を渡っています。
伊豆急行線a92
駅舎の前に戻り、駅周辺の名所の書かれた案内地図です。
伊豆急行線a93
案内図の裏手にはベンチと駅のトイレが。
伊豆急行線a94
駅舎の中に入ると改札前はこじんまりとした広さで
待合のベンチが置かれていました。
伊豆急行線a95
駅構内側から見た改札付近。
伊豆急行線a96
改札の前には相対式のホームを連絡する構内踏み切りがありました。
伊豆急行線a97
この駅は基本的に特急通過駅である為、
高速で構内踏切を通過列車が走る特性上から
ご覧の様に列車通過時には駅員によって踏切が封鎖されます。
伊豆急行線a99
駅舎側の1番線ホームです。
相対式2面2線となっており、1線スルー方式の副本線となります。
主に下り伊豆急下田方面行きの列車が停車しますが、
特急列車の通過待ちの際には上り普通列車が退避をする場合もあります。
伊豆急行線a98
こちらは駅舎から遠い方の北側にある2番線です。
1線スルーの主本線となりますので
特急通過駅であるこの駅では通過列車がこちらの2番線を通り抜けます。
また上りの伊東方面行き列車も基本的には2番線に停車をしています。



伊豆急行線40
富戸駅━城ヶ崎海岸駅間は区間のほとんどが
トンネル区間となっていますので
駅間では電波の届く区間はあまりありません


伊豆急行線48
城ヶ崎海岸駅
1972年(昭和47年)に新たに新設された駅で
単式ホーム1面1線の社員配置駅となっています。
伊豆急行線49
ホームの上には駅を跨いだ跨線橋が架かっており
駅の外部の両側を連絡しています。
伊豆急行線50
この駅の特徴の一つが
ホーム南端の駅舎脇に「ぽっぽの湯」という温泉の足湯がある事です。
伊豆急行線51
改札を入ってすぐ左にご覧の足湯の入口があり
無料で入る事ができます。
伊豆急行線52
こちらが駅舎の外観です。
1991年(平成3年)に伊豆急行線開通30周年記念事業として
駅舎がログハウス造りに改築されています。
伊豆急行線53
駅舎入口脇にあるログハウスの案内。
伊豆急行線54
中はご覧の通りとなっています。
【城ヶ崎海岸駅写真:2017年2月撮影】



城ヶ崎海岸駅━伊豆高原駅間は全て地上区間ですので
トンネルはありません


伊豆急行線b01
こちらは駅の北西すぐにある交差点です。
駅前のロータリーと国道135号線とを繋ぐ交差点となります。
伊豆急行線b02
南東すぐの目の前には伊豆急の踏切があり、
反対側には伊豆急の伊豆高原車両基地の建物が見えます。
伊豆急行線b03
交差点にある駅への案内に従って南西へと進むと
まもなく開けて駅前のロータリーが見えてきます。
伊豆急行線b04
駅前ロータリーの様子です。
伊豆急行線b09
ロータリーには車寄せがありバスの発着場が設けられています。
伊豆急行線b05
そしてバス乗降場の真後ろにはご覧の建物があるのが見えます。
伊豆急行線b06
この建物が伊豆急行の本社です。
鉄道会社らしく社名の看板が枕木でできています。
伊豆急行線b08
駅前ロータリーと駅舎との間には
ご覧のかなり広めの駅前広場があります。
広場と言うよりは公園と呼んだほうが合っているかもしれません。
伊豆急行線b07
中央に立つ樹齢150年の大楠。
伊豆急行線b10
伊豆半島は日本の城の石垣の産地であり、
こちらは切り出した石を運ぶ「御石曳」のモニュメントです。
伊豆急行線b11
広場の一角にはご覧の足湯が。
伊豆急の駅前には足湯が多いのですが、こちらはその中でも一番豪華な造りです。
伊豆急行線b12
伊豆高原駅の駅舎の外観です。
こちらは北側の桜並木口となります。
1961年(昭和36年)に伊豆急行線の開業に併せて開設された駅であり、
周辺は伊豆の一大観光地で多くの景勝や観光スポット、
ペンションや別荘などがあります。
伊豆急行線b13
駅舎は商業施設を兼ねた「やまもプラザ」という駅ビルとなっており、
中に入るとご覧のように広々としたロビーがあります。
伊豆急行線b15
ロビーの正面には改札があり、
写真奥にあたる左手には券売窓口と伊豆急トラベルの窓口があります。
伊豆急行線b14
こちらはロビー前にある伊豆急トラベル伊豆高原の窓口です。
伊豆急行線b16
そしてこちらが改札です。
箱型のいわゆるラッチは無く、
誘導のバンドで仕切って駅員が立つスタイルとなっています。

伊豆急行線b17
こちらは駅の南側のロータリーへの入口付近の光景です。
伊豆急行線b20
スーパーの前でカーブを描く市道から北に向かって
駅敷地へと道が伸びています。
伊豆急行線b19
奥へと進むと駅舎の前のスペースは駐車場となっており、
その外周をロータリー状に道が回っています。
駅舎前の車寄せは駐車場内なので入場ゲートを通過する必要がありますが、
駐車場は60分無料となっていますので送迎でも利用は可能です。
伊豆急行線b18
こちらが駅の南側のやまも口の外観です。
伊豆急行線b21
入口を入って進むと吹き抜けの中庭となっている広場へと出ます。
伊豆急行線b22
伊豆急行線b23
伊豆急行線b24
通路の中ほどにガラス張りの場所があり中庭があるのが見えます。
「やまもも・しあわせ広場」と題されたこちらの中庭には通路から出る事ができます。
伊豆急行線b25
中庭にある「銭洗い温泉」です。
湧き出る温泉は竹の樋で「水琴窟」と呼ばれる手水鉢へと流れています。
伊豆急行線b26
広場の前を通過して通路を進むと改札前へ。

伊豆急行線b27
構内側から見た改札付近の様子です。
改札とホームは跨線橋で連絡されています。
伊豆急行線b28
跨線橋の中の様子です。
伊豆急行線b29
こちらは3番線ホームです。
駅舎に一番近い単式ホームですが3番線となっています。
この駅は単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線の計2面3線ホームとなっています。
伊豆急行線b30
こちらはホーム北端から見た伊東方の光景です。
線路を見ると分かりますが一線スルーとなっており、
3番線は上り伊東方面行きの普通列車が使用する副本線となっています。
伊豆急行線b31
ホーム中ほどからは駅の中庭である「やまもも・しあわせ広場」が見えます。
伊豆急行線b32
跨線橋を渡ってもう一つのホームへ。
伊豆急行線b33
こちらが島式の1、2番線ホームです。
2番線が一線スルーの主本線となり、
普通列車同士の交換の場合の下り伊豆急下田方面行きが入線しますが
特急と普通列車の交換の場合は上下に関わらず特急が入線します。
3番線は基本的に下り伊豆急下田方面の普通列車が入ります。
伊豆急行線b34
1番線の横には何本もの引き上げ線があり、
列車が停まっているのが見えます。
伊豆急行線39
この駅には伊豆高原電車区などがあり、
伊豆急行の基幹駅となっています。



伊豆急行線b39
伊豆急の走っている地域はご覧の通り全線が電波エリア圏内です。
トンネル内を除けば列車からのアクセスは良好であると言えるでしょう。
伊豆急の駅は地上駅ばかりですので、少なくとも駅停車中にアクセスすれば
基本的に問題なく駅は取れる
ということになります。


伊豆急行線b40
この伊豆高原駅は運行の境目となっており、
普通列車の増解結が行われ熱海方面は6両、伊豆急下田方面は3両で運行されます。

ですので記事の方も伊豆高原駅を境に一旦区切りたいと思います。
伊豆高原駅から伊豆急下田駅まではその2にて。

では。

路線別目次(東海)
※クリックで各路線の記事へ飛びます。


■静岡県
●JR飯田線(豊橋~天竜峡)
●JR伊東線
●JR御殿場線
●JR東海道本線(東京~熱海)
●JR東海道本線(熱海~浜松)
●JR東海道本線(浜松~岐阜)
●JR身延線
◆東海道新幹線
○伊豆急行(伊東~伊豆高原)
○伊豆急行(伊豆高原~伊豆急下田)
○伊豆箱根鉄道駿豆線
○遠州鉄道
○大井川鐵道井川線(千頭~奥泉)
○大井川鐵道井川線(奥泉~奥大井湖上)
○大井川鐵道井川線(奥大井湖上~井川)
○大井川鐵道大井川本線
○岳南鉄道
○静岡鉄道静岡清水線
○天竜浜名湖鉄道

■岐阜県
●JR太多線
●JR高山本線
●JR中央本線(塩尻~名古屋)
●JR東海道本線(浜松~岐阜)
◆東海道新幹線
○明知鉄道
○長良川鉄道越美南線(美濃太田~美濃市)
○長良川鉄道越美南線(美濃市~郡上八幡)
○長良川鉄道越美南線(郡上八幡~北濃)
○名鉄犬山線
○名鉄各務原線
○名鉄竹鼻線
○名鉄名古屋本線
○名鉄羽島線
○名鉄広見線
○樽見鉄道
○養老鉄道養老線

■愛知県
●JR飯田線(豊橋~天竜峡)
●JR関西本線(名古屋~亀山)
●JR武豊線
◆東海道新幹線
○愛知環状鉄道
○近鉄名古屋線
○東海交通事業城北線
○東部丘陵線(リニモ)
○豊橋鉄道渥美線
○豊橋鉄道運動公園前線
○豊橋鉄道東田本線
○名古屋市営地下鉄上飯田線
○名古屋市営地下鉄桜通線
○名古屋市営地下鉄東山線
○名古屋市営地下鉄鶴舞線
○名古屋市営地下鉄名港線
○名古屋市営地下鉄名城線
○西名古屋港線(あおなみ線)
○名鉄犬山線
○名鉄蒲郡線
○名鉄河和線
○名鉄空港線
○名鉄小牧線
○名鉄瀬戸線
○名鉄築港線
○名鉄知多新線
○名鉄津島線
○名鉄常滑線
○名鉄豊川線
○名鉄豊田線
○名鉄名古屋本線
○名鉄西尾線
○名鉄尾西線
○名鉄広見線
○名鉄三河線
○ゆとりーとライン


■三重県
●JR関西本線〔名古屋~亀山〕
●JR紀勢本線
●JR草津線
●JR参宮線
●JR名松線
○伊賀鉄道伊賀線
○伊勢鉄道
○近鉄志摩線
○近鉄鈴鹿線
○近鉄鳥羽線
○近鉄山田線
○近鉄湯の山線
○三岐鉄道三岐線
○三岐鉄道北勢線(西桑名━穴太)
○三岐鉄道北勢線(穴太━阿下喜)
○四日市あすなろう鉄道内部線
○四日市あすなろう鉄道八王子線
【廃線】近鉄内部線
【廃線】近鉄八王子線

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