2016年08月

黒部渓谷鉄道51
さて、黒部渓谷鉄道の続きです。

その1(宇奈月駅~猫又駅)はこちら



黒部渓谷鉄道52
猫又駅を出た列車は黒部川に沿って進みます。
黒部渓谷鉄道53
鐘釣山を通過。
黒部渓谷鉄道54
トンネルを抜けて黒部川を渡ります。


黒部渓谷鉄道55
鐘釣駅です。
宇奈月駅を出てから、やっと二つ目の旅客乗降の可能な駅です。
この駅は駅メモで登録されている駅ですので
忘れずにアクセスをしたいところですが、
残念ながら駅構内は完全に電波圏外なのでアクセス不能です。
見ての通りホームは相対式の2面2線となっています。
黒部渓谷鉄道56
宇奈月方面行きの上り線ホームには
売店や休憩所、券売窓口などが乗車ホームに沿って通路状に並んでいます。
ホームと通路はご覧の通り柵で区切られていて
中央付近の改札を通らないとホームへは入れません。

黒部渓谷鉄道57
ホーム南端の欅平方面の先には
ご覧の通り通路が続いています。
黒部渓谷鉄道58
下りホームも終端になったその目の前にあるのが
鐘釣温泉旅館の美山荘です。
黒部渓谷鉄道59
旅館の目の前は万年雪の展望ポイントなのですが
この時(2016年8月)は雪が全て溶けてしまってました…
案内板にも「消えたちゃ!!」と書かれてますし。
黒部渓谷鉄道60
旅館の前からはご覧の通りほぼ一本道の通路が続きます。
黒部渓谷鉄道61
10分ほど進むとたどり着くのが
ご覧の鐘釣温泉旅館です。
黒部渓谷鉄道62
旅館の奥の階段を昇ると。
黒部渓谷鉄道63
左手にはテントの中に足湯が設置されていました。
駅メモやるなら足湯は欠かせないでしょう
料金は100円を料金箱に投入する仕組みに。
黒部渓谷鉄道64
足湯の先は、鐘釣温泉を有名にしている
河原露天風呂のエリアとなります。

そして鐘釣駅のホームへと戻って。
この駅で欠かせない光景が「駅内スイッチバック」です。
実はこの駅は駅の前後がすぐに坂となっていて勾配があります。

列車の客車が増結されるにつれ、
列車長に対してホームの平坦な場所の長さが足りなくなる事態となりました。
ですが前後は坂なのでこれ以上のホーム延長はできません。
そこで取られた方法が、安全退避用の待避線までホームを延ばすという形でしたが
結果、駅の前後のポイントを跨がないと列車が停車できなくなりました
黒部渓谷鉄道65
ですので下り線で例を取ると、まず列車はご覧の場所で停車します。
後ろの客車はホーム横で停まっていますが、
重連の機関車は旅館横のポイントを完全に越えてしまっています。
黒部渓谷鉄道66
降車の乗客を降ろした列車は駅構内でバックを開始。
黒部渓谷鉄道67
見ての通り駅構内にあるポイントよりも手前まで列車を下げます。
この時後尾の列車は駅をはみ出て勾配に掛かっています。
黒部渓谷鉄道68
そしてポイントが切り替わり列車は再び前進。
今度は駅内の待避線ではなく、本線へと入線していきます。


黒部渓谷鉄道69
鐘釣駅を出て進む列車。
黒部渓谷鉄道70
すると関西電力の小屋平ダムが見えてきます。

黒部渓谷鉄道71
小屋平です。
小屋平ダムの為の業務用に設置された駅ですので
当然ながら関西電力専用駅となっています。
一般旅客は乗降できません。
そして駅メモでも駅は登録されていません

それにしても、駅名標が線路から遠いのはしょうがないとして、
私の行った2016年8月には駅がまるで建築現場の廃材ヤードの様相でした。
写真上半分の左に山になっている板は「パネコート」という
通常は建築現場のコンクリート型枠で主に使われる材料です。
右の小さい袋は一般的には土嚢(どのう)袋と呼ばれるガラ袋。
写真下半分のバックホー(ユンボ)の前に積まれているのは
東日本大震災の現場で一般的にもおなじみになった
フレコンバックと呼ばれる大きな袋です。
山奥の工事では平らな場所など無く、駅にしか置けなかったのでしょう。
ここなら運び出しも容易ですし。
この状態からも、この駅が旅客駅では無いという事を感じさせます
黒部渓谷鉄道72
駅のホーム自体は島式1面2線となっています。
他の駅のホームがコンクリート製なのに対して
この小屋平駅のホームはチェッカープレートの鉄板製でした。


黒部渓谷鉄道73
駅を出発してダムの施設横を通過する列車。
黒部渓谷鉄道74
トンネル通過を繰り返しながら黒部川の横を登っていきます。

黒部渓谷鉄道75
そして線路のが分岐して広がり、
黒部渓谷鉄道76
ホームへと入線していく列車。

黒部渓谷鉄道77
欅平駅です。
一般旅客の乗車できる黒部渓谷鉄道としては
この駅が終点となります。
当然駅メモでは駅が登録されています

ホームは1面1線ですが非常に長い構造になっており、
列車が2本同時にホームに停車して
尚且つ機関車の交換ができるくらいの長さがあります。
黒部渓谷鉄道82
ホームの反対側の黒部川側にはご覧の
関西電力黒部川第三発電所が。
黒部渓谷鉄道83
黒部渓谷鉄道はこの欅平駅で終わりですが
ホームの先にはトンネルがあり、線路はまだ先へと続いています。
トンネル入口からは500mほど先の
通称「欅平下部駅」と呼ばれる場所まで線路が延びているそうですが、
そこまで欅平駅の構内扱いとなっているそうです。
そしてその先には関西電力黒部専用鉄道が走っており、
黒部川第四発電所まで通じています。
黒部渓谷鉄道78
案内に従って宇奈月方面側の北にホームを進み、
ホームが終わるとゆるやかなスロープとなって改札が。
黒部渓谷鉄道79
改札前は待合のロビーとなっています。
黒部渓谷鉄道80
こちらが欅平駅の駅舎外観。
黒部渓谷鉄道81
駅前は小高い場所に展望台のような広場となっています。

さて、この欅平駅にも足湯があります。
駅メモをやるなら足湯は欠かせませんので向かってみます。
黒部渓谷鉄道84
駅前の広場を駅舎と反対側に進んで階段を下ると足湯の案内表示が。
公式には徒歩5分とあり、距離的にはそんなに離れてはいないのですが
道のほぼ全てが坂の階段なので確かに5分程度必要でしょう。
黒部渓谷鉄道85
階段を降り切るとご覧の光景が。
黒部渓谷鉄道86
黒部川を展望する場所に足湯が設置されていました。




以上で黒部渓谷鉄道については全線となります。
実際に駅としては宇奈月駅から欅平駅まで10駅を数えました。
ですが6駅が関西電力専用駅となっており、
旅客が立ち入りや下車のできる駅は4駅のみとなります。

駅メモでも黒部渓谷鉄道で登録されているのは
この旅客営業をしている4駅のみで、
宇奈月駅、黒薙駅、鐘釣駅、欅平駅とこの4駅は取ればコンプとなります。

黒部渓谷鉄道87
こちらがau 4G LTEでの電波エリアマップです。
見ると分かりますが、旅客営業4駅のうちで電波エリアに入っているのは
起点の宇奈月駅と終点の欅平駅の2駅のみ
となります。
では駅メモ対象の4駅について個別に見たいと思います。

黒部渓谷鉄道88
まずこちらが宇奈月駅のGPSの状況です。
さすがにしっかりと電波が届いており、駅も問題無く取る事ができます。


では宇奈月駅の次の黒薙駅のGPSの状況はというと。
黒部渓谷鉄道89
宇奈月駅付近からほぼGPSの座標は動かないまま圏外となっています。
地上であれば宇奈月駅の次の柳橋駅あたりまでは電波圏内なのですが、
これは黒部渓谷鉄道なので
最初の新山彦橋を渡るとすぐにトンネルに入ってしまうのです。
トンネル内は当然電波圏外ですので、
結局GPSが電波を送受信する前に列車は圏外エリアへと到達してしまい、
以後は携帯の使えない状態のまま進む事となるのです。
ですので上のGPSの写真は
宇奈月━黒薙間で最後にGPSを受信した地点
ということになります。

もちろん欅平側から来た場合は
広大な電波圏外からたどり着く訳ですからそもそも電波云々以前の話です。
ですので基本的には黒薙駅はレーダーでさっさと取るべきだと考えて下さい。


次の鐘釣駅
黒部渓谷鉄道90
au 4G LTEでのエリアマップを見ると
鐘釣駅周辺はオレンジ色に塗られています。
サービスエリア圏内は赤色なのですが、
このオレンジ色は「2016年9月末までに
順次拡大予定の4G LTE対応エリア」との事
です。
(※2016年8月現在)
黒部渓谷鉄道91
そして実際に鐘釣駅でのGPS状況をマップで確認すると。
微弱ではありますが電波が入っています。
結果から言うとau 4G LTEでは鐘釣駅からなんとかアクセスが可能です。
無論2016年10月以降は電波エリア内となる予定だそうですから
そうなれば普通にアクセスが可能になるでしょう。
ただ現在でも頑張ればアクセスできないことはありませんでした。
この駅は列車停車時間が長い駅ですのでその時間を利用して取って下さい。


そして最後の欅平駅
黒部渓谷鉄道92
au 4G LTEでのサービスマップでも圏内となっていますし、
見ての通り普通に電波が入りますので
GPSでのアクセスに支障はありません


以上の結果から、宇奈月駅と欅平駅は問題なく取れることが分かりました。
そして鐘釣駅に関してはギリギリ現地でのアクセスが可能な様子ですし、
今後は問題なくアクセスできる予定となっています。
唯一黒薙駅だけは電波がどうにも届かないのでレーダー使用が必須となります。



続いてはレーダー使用時の状況です。
まずは宇奈月駅から。
黒部渓谷鉄道93
射程5で黒薙駅、射程11で鐘釣駅にレーダーが届きます。
そして欅平駅は射程12では圏外となっています。
ちなみに射程14まで伸ばしても欅平駅は圏外です。


参考に欅平駅からのレーダーも載せておきます。
黒部渓谷鉄道94
ご覧の通り黒部渓谷鉄道は全駅取れます。
そして富山地鉄の駅のほかにJR大糸線の駅が3駅入っているのが興味深いです。
これを見ると大糸線から欅平駅が取れるポイントがありそうに思えますが
残念ながら大糸線側からは欅平駅は取れません
これはレーダー射程が14に伸びても同様に届きません。


ちなみに欅平駅についてですが、
立山黒部アルペンルートからですと、
黒部ダム周辺のトロリーバスやケーブルカーのあたりが
欅平駅のエリア内
ですので電波の入る場所であればアクセスが可能です。

まあアルペンルートに行くにもそれなりに時間と費用が掛かりますので
欅平駅を取る為だけにアルペンルートに行くのは現実的ではありません。
やはり欅平駅を取りたければ地道に黒部渓谷鉄道に乗って行くしか無いようです。




以上で黒部渓谷鉄道についてのまとめは終わりです。
駅メモでの駅数は4駅で、その割りには時間と費用が必要な路線です。
費用対効果だけを考えれば決してコストパフォーマンスの良い路線では無いでしょう。
ゲームという観点からだけ言えば取る優先順位は限りなく低いです。

ただ、この路線をまとめるだけで記事を分割した事からも分かるように
かなりいろいろな見所の詰まった路線でもあります。
なによりトロッコ列車での旅は非常に楽しいという点は重要です。
またマスターオブ富山を取るには必要な駅でもあります。
黒部渓谷鉄道95
駅を単なるゲーム上のデータとしてしか考えていない人でなければ
乗って損は無い路線
だと思いますので是非とも乗車をお勧めします。


では。

黒部渓谷鉄道00
さて、次は黒部峡谷鉄道です。


富山県の宇奈月駅から欅平駅までを黒部川に沿ってつなぐ路線で
黒部川の観光用の鉄道として運行をしている鉄道です。

元々は黒部川のダム建設の為の電源開発用資材運搬専用鉄道として作られ、
戦後は関西電力の傘下会社として、1953年(昭和28年)より
要望に応える形で便宜的に旅客営業をしていました。

1971年に黒部渓谷鉄道として関西電力の子会社として鉄道部門を分離。
関電100%子会社として現在へと至っています。
ですので現在でのダムや関西電力の関係者を運ぶ専用列車が
定期的に運行を行っています。


この黒部渓谷鉄道ですが、
険しい渓谷を走る上、冬季は積雪の多い地域で
雪崩による被害の危険性が高いことから12月~4月中旬は運休となります。




黒部渓谷鉄道01
こちらは富山地方鉄道の宇奈月温泉駅。
この地まで鉄道で来るにはこの富山地方鉄道を利用するしかありません。
右の道を奥へと進むと、黒部渓谷鉄道の宇奈月駅があります。
黒部渓谷鉄道02
道を進むと見えてくる宇奈月駅。
黒部渓谷鉄道03
こちらが黒部渓谷鉄道の宇奈月駅の駅舎の外観となります。
黒部渓谷鉄道04
駅舎の中の待合ロビーは結構立派で。
黒部渓谷鉄道05
こちらが切符の発売窓口と改札となります。
黒部渓谷鉄道のトロッコ列車は全席指定(乗車車両を指定)となりますので
事前にネットや電話での予約をしないと繁忙期は特に乗車できない可能性があります。
黒部渓谷鉄道06
改札を通り階段を降りると。
黒部渓谷鉄道07
こちらが宇奈月駅のホーム。
黒部渓谷鉄道08
こちらがトロッコ列車の車両となります。
機関車は基本的に二両が重連で牽引します。
黒部渓谷鉄道09
ホームの横には、資材運搬鉄道らしく
貨物の引込み線が何重にも重なるヤードがありました。



黒部渓谷鉄道10
宇奈月駅を出発した列車が最初に渡る新山彦橋。
真っ赤の鉄橋から眼下に見えるのは、
かつてトロッコ鉄道が走っていた旧線にあたる山彦橋です。

黒部渓谷鉄道11
トンネルを抜けて宇奈月ダムの横を通過。

黒部渓谷鉄道12
再びトンネルを抜けた後に宇奈月湖が見えてきます。
黒部渓谷鉄道13
この宇奈月湖にある、まるでヨーロッパの城のような
関西電力新柳川原発電所。
黒部渓谷鉄道14
この発電所の目の前にあるのが
黒部渓谷鉄道の柳橋駅となります。
関西電力専用駅となっており一般乗客はこの駅での乗降はできません。
ですので駅には1面2線の島式ホームがありますが、
旅客列車としては列車交換以外には使用しておらず、
ホームには一切の構造物がありません。

また駅メモではこの駅は登録されていませんので
駅を取る必要はありませんしできません。


黒部渓谷鉄道15
駅を通過して黒部川の渓谷を進む列車。
黒部渓谷鉄道16
サルが渡るというサル橋の横を通過します。
黒部渓谷鉄道17
トンネル、そして渓谷を通過。


黒部渓谷鉄道18
森石駅です。
トロッコ列車の柱が超邪魔…
動いている列車からはこれで精一杯。
黒部渓谷鉄道19
こちらが森石駅のホームです。
関西電力専用駅の為一般客の乗降はできません。
ですのでこの駅も駅メモでの登録はありません


黒部渓谷鉄道20
そして渓谷を進む列車。
森石駅から1.4kmほどで次の駅となります。

黒部渓谷鉄道21
黒薙駅です。
この駅は旅客の乗降が可能な駅ですので
駅メモにも登録がされている駅です。
一応書いておきますが、この駅には携帯電波は一切届いていませんので
ここからのアクセスは不可能
です。
黒部渓谷鉄道48
またこの駅は駅員が常駐していますが、
構内の掲示でも分かる通り乗車券の発売は行っていません。
下車した乗客の乗車券の確認と、
見通しの悪い黒薙駅の発車安全確認を行っている様です。

黒部渓谷鉄道22
駅ホームの南東側はすぐに黒部川の支流の黒薙川が流れており
後曳橋の橋梁があります。
黒部渓谷鉄道30
この橋梁の手前で鉄道の線路が分岐してトンネルへと入っています。
これは黒薙川上流の黒薙第二発電所へと通じる
関西電力黒部専用鉄道線の黒薙支線です。
この支線は列車運行本数が少なかったので
かつては黒薙温泉へのショートカットルートとして
駅員の許可の元で支線内を通行することが可能だった
そうです。
今はもう許可をしていないそうですが。

黒部渓谷鉄道23
こちらが黒薙温泉へと通じる道の、駅からの入口の階段です。
元々黒部渓谷鉄道の走る場所はこの黒薙温泉へと通じる林道だったそうで
この谷間の狭隘な場所に駅があるのもこの黒薙温泉がある故でしょう。
黒部渓谷鉄道24
階段を昇った上から見下ろす駅のホーム。
まずはこれだけの高さの階段を昇ります。
黒部渓谷鉄道25
温泉へと通じる道はご覧の通りです。
駅から温泉までは公式では徒歩20分。
駅すぐの階段を昇り切るとしばらくはご覧の感じの
比較的平坦なルートを辿ります。
黒部渓谷鉄道26
残り170mの表示があり、ここからはひたすら下りの道に。
という事は帰りはこの階段を昇らないと駅に戻れないという事になります。
黒部渓谷鉄道27
階段を降りるとやっと建物が見えてきます。
黒部渓谷鉄道28
やっと到着しました黒薙温泉。
クロスカントリーのように小走りで山道を来たので
10分強で私は到着しましたが、
家族連れなどがゆっくりと歩いてきたら普通に30分弱は掛かりそうな道でした。

黒部渓谷鉄道29
そして私が見たかったのはこれです。
温泉へと到着する目前に現れるこのトンネルの出口。
こちらが鉄道の黒薙支線へとつながるトンネルなのです。
黒部渓谷鉄道31
この地図の青丸のところが上の写真のトンネル出口です。
赤線が鉄道のトンネルで、温泉近くで分岐しているのが分かると思います。
これがかつて、黒薙温泉へのショートカットとして使っていた
黒薙支線を通るのルートの出口
だった訳です。
鉄道のトンネルですから、先ほどの山道よりは気持ちなだらかだった事でしょう。


黒部渓谷鉄道32
黒薙駅を出た列車はすぐに後曳橋を渡り、渓谷とトンネルを抜けます。

黒部渓谷鉄道33
笹平駅です。
黒薙駅からは500mの距離にありますが
川を渡った対岸にありますので鉄道以外での行き来はなかなか大変でしょう。
この駅も関西電力専用駅ですので一般旅客は乗降できません。
駅メモでも登録はされていませんのであしからず。


黒部渓谷鉄道34
笹平駅を出ると渓谷沿いに列車は走る訳ですが、
山側にずっと石造りの構造物が並走しているのが分かります。
これは冬季歩道と言って
鉄道の走れない冬に徒歩で作業員が通行するためのトンネルです。
黒部渓谷鉄道35
そして見えてくる出し平ダム。

黒部渓谷鉄道36
ダム湖のほとり近くにあるのが
出平駅となります。
この駅もダムの為に設けられた関西電力専用駅ですので
一般乗客の乗降はできません。
ですので当然駅メモでも駅の登録は無い駅となります。
黒部渓谷鉄道37
まあ、小屋の入口に「出し平えき」と書いてあるのがなんとも微笑ましいです。


黒部渓谷鉄道39
駅を出て渓谷を走る列車。
出し平ダムで蓄えられたダム湖が続きますが湖に名前はありません。
黒部渓谷鉄道38
そして「ねずみ返しの岸壁」が現れると駅がもうすぐとなります。

黒部渓谷鉄道40
まもなく見えてくるのは関西電力の黒部川第二発電所、通称は猫又発電所。
黒部渓谷鉄道41
この発電所を回りこんだあたりに列車が来ると駅となります。
黒部渓谷鉄道42
猫又駅です。
この駅も関西電力専用駅となっており
黒部川第二発電所の為の駅ですので一般旅客は下車ができません。
駅メモでも駅の登録はありませんので取る必要はありません。
黒部渓谷鉄道46
ホームは一番山側に1面2線の島式ホームがありますが
旅客を想定していないのでホーム上に構造物はありません。
黒部渓谷鉄道47
ですので旅客列車は見ての通り、
この駅では列車交換(すれ違い)が主な使用となります。

黒部渓谷鉄道43
ここで見ていただきたいのは、猫又駅の構内の線路についてです。
上は同じ場所を欅平方面と宇奈月方面それぞれを望んだものですが、
プレハブの工事用建屋に一番近い線路を見て下さい。
宇奈月方面(写真下半分)を見ると線路が左へと反れています。
黒部渓谷鉄道44
ここから宇奈月方面へと進むと
ご覧の通りに完全に左の線路が分かれて
赤い橋梁へと繋がっているのが分かります。
黒部渓谷鉄道45
赤い橋は目黒橋と言って、ご覧の黒部川第二発電所へと繋がっている橋です。
この引込み線は黒部川第二発電所から先にも伸びて
地下にある新黒部川第二発電所まで繋がっているそうです。

黒部渓谷鉄道49
またこの猫又駅にはご覧の施設があります。
見たところ、ホッパー(じょうご状の貯蔵容器)、
フィーダー(機械へ石を供給する為の斜めの構造物)、
クラッシャー(破砕機)といった機械らしきものが見えますので
砕石をここで行っているのはほぼ間違い無いでしょう。
黒部渓谷鉄道50
駅のはずれには砕石の山と、
分解されたラフター(キャタピラ)クレーンの部品が置かれていました。
恐らく工事で使う為にトロッコ列車でここまで運ばれてきたのでしょう。




黒部峡谷鉄道はまだまだ先へと続きますが
見所が多すぎて長くなりそうですので
続きはその2へとしたいと思います。


ではとりあえず。

明知鉄道00
さて。明知鉄道です。

岐阜県の恵那駅から明知駅までの間の25.1kmを運行する
第三セクター方式のローカル線です。

25kmあまりの区間で2つの大きな峠をはじめ
山々を越えるという路線ですので
その特性上急勾配の続く路線となります。
打杭峠のある飯沼駅は日本第1位、
野志峠のある野志駅は日本第2位の勾配駅という事からも
その急勾配ぶりが分かるかと思います。

その為バスなどへの転換が難しく、何度も廃線の俎上に上りながら
鉄道路線として生き延びてきたという路線です。
現在は会社の株式の99パーセントを
岐阜県、恵那市、中津川市の沿線自治体で保有しているそうで
半ば公営鉄道と言っても過言ではないかもしれません。



明知鉄道01
こちらはJR中央本線の恵那駅。
岐阜県の駅で、中央本線での位置は
名古屋駅と塩尻駅のちょうど中間あたりといったところでしょうか。
明知鉄道02
その駅舎の右の方を見ると。
明知鉄道03
JRの駅舎に並んでご覧の建物が建っています。
こちらは駅の並びにある歯医者さん…ではなく。
明知鉄道04
見ての通り明知鉄道の恵那駅の駅舎でした。
駅があると知らない人だと前をうっかり通り過ぎそうです。
明知鉄道05
駅舎の中はこじんまりとしながらも
物販コーナーと券売窓口、そして改札があります。
明知鉄道06
ちなみに券売の窓口はご覧の通り、
朝は7時からしか開いていません。
私は窓口の開く前に来てフリー切符を買おうとしましたが
当然誰もいないので買えるはずもなく。
自動券売機で普通に乗車券を購入しました。
明知鉄道07
元々は国鉄明知線であった明知鉄道は
恵那駅も元々は国鉄単独の駅でした。
その後1985年に第三セクターの明知鉄道に転換され、
現在は元々使っていたホームを柵で区切って使用しています。
ですのでJR恵那駅1番線ホームを東に進むと
ご覧の通りの明知鉄道の恵那駅が現れます。
明知鉄道08
こちらはJRと明知鉄道のホーム上の乗り換え口です。
明知鉄道09
明知鉄道恵那駅のホームです。
ご覧の通りJRの1番線の東の端を切り欠いた1面1線のホームとなっていて、
となりのJR1番線とはフェンスで仕切りがされています。
明知鉄道10
ホームの端から明智駅方面を見た光景です。
線路が並び、左の線路はご覧の通り中央本線が走っています。
右側の線路が明智鉄道の線路となっており、
かつては連絡線があったそうですが現在は無く
JRの線ととは直接は繋がっていません。




明知鉄道11
東野駅
見ての通りの1面1線の棒線駅です。
ホームの東端から隣接の建物に沿って通路が延びており、
建物の入口前へと繋がっています。
この建物は医療法人の介護施設だそうで、
その1階が駅の待合室として使われているそうです。



明知鉄道12
飯沼駅
こちらも1面1線の棒線駅です。
明知鉄道13
ホームの看板からも分かる通り、
この駅は「普通鉄道では日本で一番勾配が急な駅」だそうで
その勾配は33‰(パーミル)となっています。
明知鉄道14
なんでも駅設置時の運輸省(現国土交通省)の基準では5パーミル以上の勾配の地には
原則駅の設置は許可されないそうで、国鉄時代にはここに駅はありませんでした。
ですのでこの駅は第三セクター転換後の1991年設置の駅となっています。



明知鉄道15
阿木駅
この駅も現在は1面1線の棒線駅となっています。
明知鉄道16
実はこの駅にはもう1線ホームがあるのですが
第三セクター転換後は全く使われておらずご覧の通り草が覆い茂っています。
また反対側には側線があって、
同じく第三セクター転換時に導入されたアケチ1形の車両が留置。
現在は倉庫として使われているそうです。



明知鉄道17
飯羽間駅
見ての通りの棒線駅で、無人であたりは田んぼばっかりです。



明知鉄道18
極楽駅
駅自体は国道近くの棒線無人駅です。
明知鉄道19
駅の北側が道に降りられる出入口となっており、
そこから左に国道側を見ると目の前がホームセンターとなっています。
2008年末に開業した新駅なのですが、建設費の半分を
このホームセンターの本社が出したそうです。
明知鉄道20
「極楽」という駅名にちなんでホーム上には
ご覧の石碑が設置されたりしています。
なんでもこの地の儒学者佐藤一斎の
「人は須らく忙裏に間を占め 苦中に楽を存ずる工夫を著つべし」
という極楽にちなんだものだそうで。
駅名標の横には「しあわせ地蔵」というお地蔵さんもありますし。




明知鉄道21
岩村駅
一般的には近くに「日本三大山城の一つ」とされる岩村城の跡がある駅です。
明知鉄道22
二面2線の相対式ホームを持つ明知鉄道唯一の交換可能駅であるこの駅ですが
駅舎のある下り線ホームと、恵那方面行き上りホームは
互い違いに設置されている「千鳥式」という形となって
構内踏切で繋がっています。
明知鉄道23
こちらが恵那方面上りホーム。
明知鉄道24
そして構内踏切の駅舎の向かい側には
腕木式信号機が産業遺産として動態保存されており、
日によっては操作体験もできるそうで。
写真上が信号機、下は駅舎前にある信号の操作レバーです。

今残っている腕木式信号はリニューアルされたものですが、
かつて2004年までは中部地方では唯一の現役だったそうです。




明知鉄道25
花白温泉駅
棒線無人駅となっています。
明知鉄道26
こちらがホームからの出入口ですが。
明知鉄道27
駅の目の前に、名前の由来となっている花白温泉があります。
近隣に民家は見当たりますが商店はありません。



明知鉄道28
山岡駅
ホーム自体は棒線駅となっていて、
駅前の「山岡かんてんかん」という建物がそのまま待合を兼ねています。
明知鉄道29
2014年にリニューアルされたこの建物、
かつて交換可能駅だったこの駅の上り線の線路のあった場所に立てられています
駅の北側には明知鉄道開業時の車両が旧上り線路に留置されていて
現在は倉庫やカフェなどとして利用されていました。
明知鉄道30
少し引いて駅を見てみると
かつての交換可能駅だった雰囲気がなんとなくイメージできそうです。
明知鉄道31
ローカル線の駅にしてはやけに施設が真新しいなと思ったのですが
なるほど改修されてまだ2年程度(2016年7月現在)だった訳ですね。



明知鉄道32
野志駅
1994年に第三セクター転換後に新設された駅です。
この駅付近の勾配は30‰(パーミル)あり、
同じ明知鉄道の飯沼駅に次いで駅の勾配では日本で第2位となっています。




明知鉄道33
そして終点の明智駅です。
ホーム自体は見ての通り1面1線のみとなっています。

鉄道が「明鉄道」なのに対して
この駅の駅名は「明駅」となっています。
元々開業時は「明知駅」だったそうなのですが
第三セクター転換時に駅のある岐阜県恵那市明智町に合わせて改称しました。
名前の違いはその当時の名残りの様です。
明知鉄道34
こちらが駅舎の外観。
この明知駅周辺は「日本大正村」というテーマパークとなっていて
大正時代の町並みを街全体で保存して観光資源として活用しています。
明知鉄道35
駅の奥は明知鉄道の車両基地となっており
機関庫がありました。
明知鉄道36
駅舎内の光景。
明知鉄道37
ゆるキャラもいました。
明知鉄道38
ホームの駅務室の戸が開いていて
中には特殊自動閉塞の装置がチラリと。




明知鉄道39
こちらがau 4G LTEでの電波エリアマップです。
ほぼ全線にわたって電波エリア圏内にあることが分かります。
峠を二つも越えてアップダウンのはげしい山間部の路線のわりには
電波状況は悪くありませんし、トンネルも大量にある訳ではありません。
単線ローカル線の気動車の路線ということで列車速度も速くないので
基本的に駅停車中にアクセスをするスタイルであれば
問題なく全駅を取る事が可能
だと思います。



明知鉄道40
またこちらはボロノイ図でのレーダー射程のマップです。
明知鉄道の起点の恵那駅からですと
レーダー射程12では山岡駅までが限界で、
野志駅と明智駅には届きません。
「三条なつめ」という新しいでんこのスキルで射程14まで伸ばしても
明智駅のみレーダーが届かない状態
となります。
明知鉄道41
ですが中央本線で恵那駅から二つ隣の釜戸駅からですとどうでしょう。
明知鉄道の明智駅には射程10があれば届く計算となります。
つまり結論から言えば明知鉄道はレーダーで全駅攻略が可能な路線という事です。




関東の私には正直、乗るまでこの明知鉄道については
知りませんでしたしほとんど馴染みがありませんでした。
ただ、乗ってみると途中駅を改修してリニューアルしてあったり、
新駅が勾配日本一だったり「極楽」というキャッチーな名前をつけるなど
鉄道会社としても積極的に売りを作って招客する努力の跡がありました
SLの運行などもポピュラーながら大きな招客の一手ですし。

日本大正村の整備といった大きなものから
ゆるキャラの設定や細かいイベントの開催など
実際に乗車してみても打てる手は打って頑張る姿勢が感じられました


たしかにこの路線はレーダーで攻略して
乗らずに素通りが可能な路線ですが、
結構実際に乗ると楽しかったりしますから
私は実乗をお勧めします。


では。

篠ノ井線00
さて、次は篠ノ井線です。

長野県の塩尻駅から篠ノ井駅までを繋いでいる路線で
塩尻駅━松本駅間は東京近郊区間に含まれるという路線です。



篠ノ井線01
こちらは塩尻駅
篠ノ井線の起点駅であり、中央本線の駅でもあります。
篠ノ井線02
こちらは橋上駅舎となっている塩尻駅の
改札階へと登る階段です。
篠ノ井線03
こちらがその橋上より見た塩尻駅の南側の光景です。
左手に曲がっている線路はいわゆる中央東線(JR東日本管轄)、
右側へとカーブしている路線が中央西線(JR東海管轄)で、
中央本線はこの塩尻駅で会社境界となっています。

また塩尻駅からは辰野駅方面への旧中央本線である支線へも連絡しており、
篠ノ井線と併せると実質的に4路線が交わるターミナル駅の役割を果たしています。
篠ノ井線04
こちらが篠ノ井線ホームにある、
その4路線が表記された塩尻駅の駅名標です。
篠ノ井線05
こちらがホーム。
篠ノ井線には中央東線からも中央西線からも松本駅方面への
直通列車が運行していますので
塩尻駅の多くのホームが篠ノ井線の発着ホームとなっています。




篠ノ井線06
広丘駅
篠ノ井線の駅ですが、運行している列車のほとんどは
塩尻経由で松本まで直通運転をしている中央本線の列車という駅です。
篠ノ井線07



篠ノ井線08
村井駅



篠ノ井線09
平田駅
2007年に新駅として開業した新しい駅です。



篠ノ井線10
南松本駅
貨物ターミナルがある駅で、
駅周辺には広大な敷地に引込み線が広がっています。
篠ノ井線11
松本市近辺の貨物を取り扱う貨物駅も
この駅の東側にあります。



篠ノ井線12
松本駅
長野県第二の都市の玄関口の駅でこの地域の一大ターミナル駅です。
大糸線01
篠ノ井線の駅ですがJR東日本では実質的に中央本線の末端として扱われており
中央本線の列車もほとんどが塩尻から直接乗り入れています。
また東京近郊区間の一番端の駅でもあります。


塩尻駅から松本駅にかけての篠ノ井線は
運行上実質的には中央本線の一部と言っても過言ではないでしょう。
実際に列車に乗っていても、篠ノ井線独自のカラーを体感できるのは
この松本駅より北の篠ノ井線の部分だと思います。



篠ノ井線13
田沢駅



篠ノ井線14
明科駅



篠ノ井線15
西条駅
篠ノ井線16
こちらは西条駅構内の名所案内版「曼荼羅の里」。
この曼荼羅の里という案内板は
篠ノ井線のこのあたりの駅にいくつか設置されています。
神社や仏蹟がこのあたりの地域には散在してるので
沿線自治体が力を入れている様子です。



篠ノ井線17
坂北駅
特急が日中には列車行き違いの為に運転停車をする駅です。
篠ノ井線18
こちらは坂北駅の曼荼羅の里の案内板。



篠ノ井線19
聖高原駅
篠ノ井線20
この駅のホームには大きな仏像のある観音堂があります。
これは「一駅一名物運動」の一環で長野鉄道管理局の寄付によって
1987年に建立されたものだそうで、
「聖観世音菩薩像」という仏像だそうです。



篠ノ井線21
冠着駅
旧坂井村唯一の駅でしたが、元々信号場を駅にしたそうで
村の中心地からは外れた森の中に駅があります。
篠ノ井線22
この駅にも「曼荼羅の里」の案内板が。



そしてこの駅を出ると、次はスイッチバック駅として全国的に有名な
姨捨駅へと向かう事になります。
篠ノ井線23
山間を抜けて車窓には善光寺平を見下ろす風景が見えてくると。

篠ノ井線24
スイッチバックのポイントを通過して姨捨駅へと入線していきます。
一番右の線路が篠ノ井方面への本線ですが、
各駅停車の列車ですので左の駅構内への線路へと入っていきます。
篠ノ井線25
姨捨駅です。
篠ノ井線26
塩尻方面行きの2番線ホームの向こう側には
かつて上杉・武田両軍の戦った川中島のある善光寺平が眼前に広がっており
「日本三大車窓」の一つとされています。
篠ノ井線27
こちらが駅舎の外観。
1934年(昭和9年)に改築されたものだそうです。
篠ノ井線28
駅前はご覧のような感じになっています。

篠ノ井線29
こちらは姨捨駅ホームの南東端すぐ前にある道徳踏切です。
駅構内の作業踏切ではなく一般人が通行可能な踏み切りとなっています。
篠ノ井線30
ホーム側の踏切を渡ったところがこの光景。
右が姨捨駅構内の線路、左が篠ノ井方面へと向かう本線の線路です。
この付近の高低差が良く分かるポイントとなっています。
篠ノ井線31
進んでこちらが本線側の踏切。
篠ノ井線32
線路手前を見ると足元にご覧のペイントが。
篠ノ井線35
踏み切りを渡った反対側から本線と駅を見ると
ご覧のような感じとなっています。
篠ノ井線33
本線踏切を渡って民家の左の道を進むと姨捨公園があります。
篠ノ井線34
公園からはご覧の眺望が。

篠ノ井線36
ホームから道徳踏切を越えてさらに進むと
スイッチバック引込み線の末端が。
このあたりでも25 ‰の上り勾配だそうです。
末端の先には変電所が設けられていますが
かつては変電所の先まで引込み線が続いており、
66.7 ‰の急勾配となっていてオーバーランの列車を捕まえる
キャッチサイディングとなっていたそうです


篠ノ井線37
姨捨駅でスイッチバックによる列車交換の為並ぶ列車。
では篠ノ井方面への下り列車の進む様子を見てみましょう。
篠ノ井線38
1番線ホームを出た列車は塩尻方向(北西)へとバック。
一番右の、さっき走ってきた塩尻方面の本線ではなく、
左側の引込み線へと進んで行きます。
篠ノ井線39
こちらが駅北西側のスイッチバック引込み線の末端付近。
このあたりまで来た列車は一旦停車し、
進行方向を反対側へと変えて篠ノ井方面の本線へと進みます。
篠ノ井線40
篠ノ井方面の本線。



姨捨駅から篠ノ井方面へ4.2kmほど進むと
桑ノ原信号場があります。
ここは駅ではありませんが、
篠ノ井線でもう一箇所のスイッチバックのある場所です。
篠ノ井線41
この写真は篠ノ井側から塩尻側へ向かってのものですが、
中央の線路が篠ノ井線の本線で、右と左がスイッチバックの引込み線です。
引込み線同士がシーサスクロッシングで繋がっているのが分かります。
篠ノ井線42
この信号場で普通列車が退避して停車していると、
ご覧の様に本線を優等列車が通過して列車交換が為される訳です。



篠ノ井線43
稲荷山駅



篠ノ井線44
そして篠ノ井線の終点である篠ノ井駅です。
この駅は篠ノ井線の他にしなの鉄道線、信越本線と3路線の起点終点駅となっています。
ただ実際の列車運行上はほとんどの列車が直接乗り入れなどをしている関係上
篠ノ井駅は実質的には中間駅の様相となっています。
篠ノ井線45
こちらは信越本線に乗り入れて長野駅まで運行する篠ノ井線。
篠ノ井線46
こちらも信越本線へと乗り入れているしなの鉄道線の車両です。
篠ノ井線47
篠ノ井駅の駅舎です。
篠ノ井線48
ご覧の通り橋上駅舎となっていて
線路の東西を跨線橋の自由通路で繋いでいます。




篠ノ井線49
こちらはau 4G LTEによる電波サービスエリアのマップです。
見て分かる通り篠ノ井線に関してはほぼ全線が電波サービス圏内です。
明科駅━西条駅間で一部電波の入らない区間がありますが
篠ノ井線の駅で電波の入らない駅は無く
普通にアクセスすれば問題なく駅を取る事が可能でしょう。


篠ノ井駅━塩尻駅間で66.7kmというこの路線は
全線を乗車するとおよそ1時間20分前後の所要時間となります。
運行系統としては塩尻━松本間と松本━篠ノ井━長野間で分かれており、
「準中央本線」区間である塩尻━松本間の列車は
本数も多く乗り継ぎには困らないでしょう。
また松本━篠ノ井間についてはおよそ1時間に1本という運行間隔であり
篠ノ井線の前後の路線の本数と比べると少ないので
乗り継ぎに際しては若干の注意は必要です。



篠ノ井線50
長野県は北長野も南長野もそれぞれ特徴的な路線がたくさんあるので
篠ノ井線の印象は私の中では若干低かったのは事実です。
ですが実際に乗車すると姨捨駅を筆頭になかなか見所のある路線でしたので
できれば駅だけ取って通過してしまうのではなく
現地に降り立ってみていただきたいと思った次第です。


では。

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