2017年04月

わかやま電鉄貴志川線00
さてお次はわかやま電鉄貴志川線です。


1916年(大正5年)に山東軽便鉄道として開業した路線で、
当初は大橋駅━ 山東駅(現在の伊太祈曽駅)間を走る路線でしたが
1924年(大正13年)に東和歌山駅(現在の和歌山駅)の開業に伴って
路線の一部を付け替えて起点を変更。
和歌山鉄道に社名変更の後南海電鉄貴志川線となりました。

その後旅客の減少から南海電鉄が貴志川線の廃止を表明。
地元自治体が支援の上、両備グループの岡山電気軌道が運営を引き継ぎ、
2006年(平成18年)より和歌山電鐵として運行をしています。

わかやま電鉄貴志川線94
そしてこの和歌山電鐵貴志川線を日本全国はおろか
海外にまで一躍その名を轟かせるきっかけとなったのが
上の猫である「たま駅長」の出現でした。

たま駅長は貴志川線の貴志駅の売店の小山商店の世話によって
倉庫と駅舎の間の猫小屋で飼われていました。
しかし2006年(平成18年)に貴志川線が南海から和歌山電鐵へと移管される際に
駅が公有地となる事でたま駅長はその住み家を失う事となりました。

困った飼い主が和歌山電鐵の社長に相談。これががきっかけとなり、
2007年(平成19年)にたま駅長は貴志駅の駅長に就任
現在日本各地で誕生している動物駅長のさきがけとなりました。

たま駅長就任がメディアで報じられると
全国各地からたま駅長を見に観光客が押し寄せ
この年(2007年)には前年同期比40%増の収入を記録。
たま駅長による和歌山県への経済効果が1年間で11億円に達するに至りました。

このように地方ローカル線の救世主となったたま駅長は
和歌山電鐵を語る上では欠かせない存在
と言えるでしょう。



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こちらはJR和歌山駅の中央口です。
和歌山駅はJRの紀勢本線(きのくに線)、阪和線、和歌山線の乗り入れる駅で
5面8線の駅となっていますが、
1番線から8番線までがJRのホームであり、
9番線が和歌山電鐵のホームとなっています。
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そしてこちらが和歌山駅の東口。
和歌山電鐵電鉄貴志川線のホームはこの東口の真裏にあります。
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JRの改札を入って駅構内の9番線ホームへの階段を登ると、
階段の上にご覧の和歌山電鐵貴志川線の中間改札が。
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こちらが貴志川線の和歌山駅のホームです。
1924年(大正13年)に山東軽便鉄道がこの駅へと乗り入れたのが
現在の和歌山電鐵貴志川線のルーツとなります。
和歌山駅はJRとの共同使用駅ですが、
貴志川線で使用しているのはこの9番線のみとなります。
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貴志川線の終端。
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ホームに掲げられた貴志川線の乗客増加のキャンペーンの横断幕です。



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田中口駅
1924年(大正13年)開業の駅で
単式ホーム1面1線の棒線無人駅となります。
駅名の由来ともなった田中町はこの駅の北東にありますが
隣の和歌山駅との中間点にありどちらの駅からもほぼ等距離にあります。
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こちらが駅の外観です。
駅舎は現在は無く、トイレの建物とホームの屋根があるのみです。
周辺は和歌山市の市街地で住宅が立ち並んでいます。



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日前宮駅
1916年(大正5年)に山東軽便鉄道の秋月駅として開業をした駅です。
現在の駅名には1933年(昭和8年)に改称されています。
島式ホーム1面2線の駅で2000年(平成12年)に無人化されています。
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こちらは県道138号線に面する日前宮の入口。
日前宮とは同じ境内にある日前神宮と國懸神宮に二つの神社の総称で、
紀伊国一宮にあたる神社であり、駅名の由来となっている神社です。
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日前宮の前から県道を西に進むとすぐに
「日前宮駅」の標識のある信号があります。
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信号を南に入って道を進むと50mほど奥に駅があります。
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こちらが駅の外観。
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駅舎は無く、入口から構内踏切を渡って
ホームへと入る仕組みとなっています。



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神前駅
1916年(大正5年)開業の駅で、単式ホーム1面1線の無人駅です。
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駅は踏切のすぐ横にあります。
市街地に比べると周囲には田んぼも増えてきますが
民家もそれなりに立ち並ぶ住宅地となっています。
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駅の入口。
駅舎は無く直接ホームへと上がる仕組みになっています。



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竈山駅
この駅も1916年(大正5年)の開業の駅で
単式ホーム1面1線の棒線無人駅です。
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この駅はかつては島式ホーム1面2線の列車交換可能駅だったそうです。
そう思って現在のホームを見ると、
単式ホームなのに端が不自然に細くなっていたり
現在の線路の反対側にも線路が敷けるだけのスペースがある事が分かります。
どうやら島式ホームの片側に柵を設けてそのまま単式ホームとした様です。
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駅の案内が書かれているホームの案内板。
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ホーム西端にある駅の出入口です。
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駅の外観。
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駅前は隣の救急病院の裏手にあたり、
病院裏の路地が80mほどの駅へと通じる道となっています。
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駅前の道が市道に合流するあたりで
ちょうど和田川にぶつかりますが、
橋の反対側には駅名の由来であろう竈山神社の一の鳥居があります。



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交通センター前駅
1999年(平成11年)の南海電鉄時代に新設された駅です。
名前の通り交通センターへのアクセスの為に新設されました。
単式ホーム1面1線の無人駅です。
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駅の横の踏切から見たホームの全景。
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踏切を渡った先には和歌山県の県立の交通公園があり、
その先にはご覧の駅名の由来となっている
和歌山県警察本部交通センター(和歌山県運転免許試験場)があります。
道路は交通センターの敷地で袋小路となっており
外に出るには道を戻るしかありません。
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駅の入口の外観。
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和田川から引かれた用水路が駅の南側を流れており、
駅へは用水路の橋を渡って入ります。
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駅の入口へは交通公園の敷地内の通路を通って入ります。



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岡崎前駅
1916年(大正5年)開業の駅で島式ホーム1面2線を持つ駅です。
この駅の北の一帯を岡崎と呼ぶ事が駅名の由来のようです。
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ホームの東端はご覧のスロープとなっており、
構内踏切を経て出口への通路が延びています。
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駅の改札付近。駅舎は無く入口付近に屋根とトイレがあるのみです。
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駅入口あたりの外観。
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県道160号線の踏切脇が駅の入口となっています。



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吉礼駅
1916年(大正5年)開業の駅で単式ホーム1面1線の駅です。
この駅には現在は隣駅が書かれた駅名標が無く、
ただ駅名だけが書かれたものしかありません。
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駅前の市道。
踏切があり、駅は踏切脇の奥にあります。
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新聞店の脇の道の奥が駅です。
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こちらが駅の外観。
かつてはこちらのホームに上がる階段の前には駅舎があったそうですが
1998年(平成10年)に建物は撤去されたそうです。
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駅ホームから見た市道側の光景。



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伊太祈曽駅
1916年(大正5年)に山東駅として開業したこの駅は
貴志駅まで延伸した1933年(昭和8年)に伊太曽駅に改名。
南海電鉄から和歌山電鐵となった2006年(平成18年)に
名前が現在の伊太曽駅となりました。
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こちらは駅から南に300mほどの場所にある
伊太祁曽神社の参道入口です。

紀伊国には一ノ宮が三箇所もあるそうで、
そのうちの二つがこの和歌山電鐵沿線にある日前宮と
こちらの伊太祁曽神社となります。

そして和歌山には竈山駅の竈山神社と日前宮駅の日前神宮・國懸神宮、
こちらの伊太祁曽神社の三社を参拝する「三社参り」という風習があります。
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駅のある場所の地名は和歌山市伊太祈曽となります。
つまり、鉄道が開通した当初は三社参りの参拝客を意識して、
伊太祁曽神社の最寄である事から「伊太祁曽」という駅名にしていたと思われます。
それが和歌山電鐵への移譲の際に
地名に即した「伊太祈曽」に改めたということなのでしょう。

その為、新しい印刷物や駅の構造物には「伊太祈曽」が使用されていますが、
予算の都合なのか古い駅名標などを積極的に直すつもりは無いようで
駅には「伊太祁曽」と「伊太祈曽」が混在しているという状態です。
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駅はご覧の島式ホーム1面2線となっています。
この駅から終点の貴志駅までは列車交換の設備が無い為、
上下の列車は必ずこの伊太祈曽駅てすれ違う事となっています。
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そしてこの駅の構内には車両基地があり、
貴志川線を走る全列車がこの車両基地に配置されています。

そして写真中央付近の黒っぽい車庫は
「和歌山電鐵貴志川線伊太祈曽駅検査場」として
国の登録有形文化財に指定されている文化財でもあります。
参考
文化庁 文化遺産オンライン「和歌山電鐵貴志川線伊太祈曽駅検査場」
http://bunka.nii.ac.jp/heritages/detail/232461

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駅とホームはご覧の構内踏切で連絡。
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こちらはホーム側から見た駅の改札ですが。
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改札にネコ(のぬいぐるみ)ぶら下がってる。

ただのローカル線の貴志川線を一躍全国区にした
たま駅長がこの駅のいたるところに溢れています
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こちらは駅舎内の光景です。
和歌山電鐵貴志川線内で唯一の有人駅となっていますが、
貴志川線は基本的に車内精算ですので
駅の窓口では一日乗車券の発売やグッズ販売などを行っているそうです。
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駅舎の外観です。
この写真の白い駅舎の、左半分が改札や待合室ですが、
右の半分が和歌山電鐵の本社社屋となっています。
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駅舎の本社前の奥には車両基地の建物や駐車場が。
和歌山電鐵のタマバンも停まっています。
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駅前広場には写真撮影の顔出し看板も。
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駅からの道は山東停車場線という90mの県道です。



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山東駅
1933年(昭和8年)に和歌山鉄道の時代に山東永山駅として開業した駅です。
1945年(昭和20年)に現在の山東駅へと改名されました。
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こちらが駅の外観です。
駅舎は無くホームに屋根があるのみとなっています。
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駅ではなぜかタケノコのキャラ押しで
いたるところにタケノコのシールが貼られていました。
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こちらは伊太祈曽駅あたりから貴志川線と並行するように走る県道13号線。
山東駅付近もすぐ北を走っています。
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県道から標識に従って進むと
50mほどで駅となります。
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駅側から県道方向を望んだ光景です。



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大池遊園駅
こちらの駅も1933年(昭和8年)開業の駅です。
現在は単式1面1線の棒線無人駅となっています。
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ホームの西端あたりからは
ご覧の通り駅名の由来となっている大池遊園が見えます。
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駅へと至る道はご覧の感じです。
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駅前の様子。
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トイレと駐輪場になっている舗装の奥の、
ホーム前の茂みのあたりはベンチが置かれていました。
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現在(2017年3月)の駅の入口の様子です。
ホームの東端にありますが、 古い構造物はこの入口の小屋くらいとなっていました。
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入口の小屋の前から見た駅の全景です。
かつては島式ホーム1面2線の交換可能駅だったそうですが、
この位置から見るとかつての2番線の跡が良く分かります。



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西山口駅
1933年(昭和8年)の延伸時からある駅です。
単式ホーム1面1線の棒線無人駅となります。
駅から1kmほど北方にある西山集落への入口という事が
駅名の由来となっています。
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駅の外観です。
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ご覧の通りホームの目の前が県道13号線となっています。



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甘露寺前駅
1933年(昭和8年)開業の単式ホーム1面1線の棒線無人駅です。
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駅の西方に踏切があり、その脇が駅への入口となっています。
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こちらが駅の入口。
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駐輪場となっているスペースを抜けると
駅のホームへの入口の階段があります。
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駅の南方150mほどにある平池への案内板。



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貴志駅
1933年(昭和8年)の貴志川線延伸の際に終着駅として開業しました。
単式ホーム1面1線の駅となっています。
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こちらが駅舎の外観です。
開業以来の木造駅舎があったのですが
2010年(平成22年)に改築されて現在はご覧の
「たまステーション貴志駅」が建っています。
デザインは鉄道デザインで有名な水戸岡鋭治氏だそうです。
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駅のホーム内に駅名標はありません
旧駅舎時代にはあったそうなのですが、
改築後の新駅舎では設置されていませんでした。
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そしてホームには「おもちゃ神社」「いちご神社」「たま神社」の三社があります。
わかやま電鉄貴志川線80
このうち「たま神社」は元々は「ねこ神社」として建立されたものですが、
2015年(平成27年)のたま・スーパー駅長の逝去に伴って
鎮座祭が執り行われて「たま神社」になりました。
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「たま神社」の社の横にはたま駅長の眠るお墓がありました。
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貴志駅は無人駅となっており、
駅舎のホーム側入口にいわゆる改札は無く、
ご覧の階段を降りて駅舎の中に入ります。
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壁には在りし日のたま駅長の姿が掲示されています。
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そして、写真の横にはご覧のショーケースのようなものが。
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駅長室でした
この駅は無人駅ですが有猫駅ではあり、
こちらが貴志駅第2代駅長のニタマ駅長です。
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たま駅長は元々、
貴志駅の売店と倉庫の間の猫小屋で飼われていたという故事に則ったのか
新駅舎でも駅長室は売店と待合室の間に設けられています。
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駅長室の横には初代駅長のたま駅長の功績が展示されていました。
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駅長室の向かいには「たまカフェ」が。
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駅舎の外側の入口です。
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駅前の様子。
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駅舎の右手にはバリアフリーのスロープが設けられており、
その横には直接ホームへと入れる階段もあります。
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ホーム西端の先にある貴志川線の終端。




わかやま電鉄貴志川線95
こちらはau 4G LTEによる電波エリアのサービス範囲のマップです。
貴志川線の路線は全線が電波エリア圏内となっていますので
列車内から駅へのアクセスで困る事は無いでしょう。

全長14.3kmの貴志川線は全線片道の所要時間はおよそ35分前後です。
和歌山駅起点の盲腸線ですので、終点の貴志駅まで行って折り返した場合
待ち時間を含めておよそ1時間半前後が必要
だと思います。


わかやま電鉄貴志川線96
そしてこちらはJR和歌山線の紀伊小倉駅から
レーダーを飛ばした際の射程についてのマップです。
ご覧の通り、盲腸線である貴志川線の終点の
貴志駅までレーダーが届いている事が分かります。

JR和歌山線の終点は、貴志川線の起点でもある和歌山駅です。
つまりJR和歌山線の和歌山駅━紀伊小倉駅間でレーダーを順次飛ばせば
和歌山電鐵貴志川線は全駅が取れる
、という事です。
しかし乗らないでレーダーで取るとネコ見れませんけど。
わかやま電鉄貴志川線97
という訳であとは個々の判断で駅を取って下さい。

では。

でんこの元ネタ
■白浜マリン(Shirahama Marin)
 ■タイプ:トリックスター
 ■誕生日:7月31日

■出身駅: JR西日本 紀勢本線(きのくに線) 白浜駅(和歌山)
マリン01


マリン02
こちらは県道31号線と県道214号線の分岐する堅田交差点。
ここから東に100mほどで駅があります。
マリン03
70mほどで次の白浜駅前交差点に。
信号にゲートが設置されており、
ゲートの先が駅前の広場となっています。
マリン05
駅前広場の様子。
白線でロータリーが設けられ、その中央は駐車スペースになっています。
マリン06
ロータリーの左手にはタクシー乗り場が。
マリン07
広場にある白浜温泉まで5kmの標識です。
マリン04
こちらが白浜駅の駅舎の外観。
マリン08
駅の入口にはパンダのオブジェが設置されています。
この南紀白浜には、駅からバスで10分ほどに
アドベンチャーワールドという動物園、水族館、遊園地が一体になった
民間のテーマパークがあります。
日本で飼育されているパンダ11頭のうち8頭は
この白浜のアドベンチャーワールドのパンダ
となります。
このことから白浜町では町を挙げて「パンダの町」としての活動をしているそうです。
マリン09
駅舎内に入った改札付近の様子。
マリン10
隣には待合スペースが設置されており、
売店や観光案内所が併設されています。
…ちょっと朝早くてまだ店が開いていませんでしたが。
マリン11
こちらは観光案内所の外からの入口です。
マリン12
駅構内に入って、こちらは駅舎側の1番線ホーム。
1番線自体は単式のホームとなっています。
マリン13
ホーム側から見た改札付近の様子です。
マリン14
1番線ホームの駅舎の西側、
和歌山方面側には切欠き式の0番線ホームが設けられています。
この0番線ホームは和歌山方面へ折り返す特急の一部のみが発着しています。
マリン15
0番線ホームの線路の反対側にはご覧の、
南紀白浜のシンボルの一つである円月島のミニチュアがあります。
マリン16
こちらは島式の2番線、3番線ホームです。
新宮方面の列車が発着するホームで
3番線は一部の普通列車が使用するのみとなっています。
マリン17
そして3番線ホームの向こう側には
新宮方面から分岐をしている引き上げ線があり、
その向こう側にはオブジェがいくつかあります。
マリン18
由来は分かりませんが石碑が。
マリン19
そしてこの駅が最寄の南紀白浜温泉には
梅の樽の露天風呂で有名な宿があり、
それをアピールするように「梅だる」と書かれたオブジェがあります。
マリン21
引き上げ線の車止め付近にも
しっかりと白浜温泉やパンダをアピールするペイントが。
マリン20
島式ホームにある名所案内。
マリン22
単式の1番ホームと島式ホームは跨線橋で連絡しています。
マリン23
こちらは和歌山方面からの乗客の降りる島式ホーム側の階段。
「温泉とパンダのまち 白浜へようこそ」の文字が階段の蹴込みに書かれ、
笠木にはペンギンがちょこんと乗っています。
マリン24
跨線橋の中の様子です。
観光地らしくカラフルに装飾がされています。
マリン25
こちらは単式ホーム側の階段の出口です。
やはりペンギンが笠木に乗ってお出迎えをしています。
マリン26
そして改札へ進むとパンダとペンギンがお出迎えです。


■モデル車両: JR西日本283系オーシャンアロー
マリン27
こちらの車両は1996年(平成8年)7月31日に
特急「スーパーくろしお」として
JR西日本の紀勢本線で営業運転を開始した列車
です。
白浜マリンの誕生日が7月31日に設定されていますが
これはこの283系オーシャンアローの営業運転開始日に因むと思われます

マリン32
「オーシャンアロー (Ocean Arrow) 」愛称があり、
当初は「海と太陽が大好きな列車」のキャッチフレーズがあったそうです。

1997年(平成9年)3月のダイヤ改正からこの283系は
「オーシャンアロー」として運用されてきましたが、
その後の2012年(平成24年)3月のダイヤ改正で
紀勢本線の特急列車は「くろしお」に名称が統一されており、
このオーシャンアロー車両も現在は「特急くろしお」として運用されています。

紀勢本線、通称きのさき線では現在(2017年3月)、
「特急くろしお」として以下の車両が運行しています。
マリン29
まずは287系。2012年(平成24年)3月より運転を開始した車両で
大型時刻表などでは「新型車両で運転」と表記されています。
マリン28
こちらは元々は特急「しらさぎ」として北陸を走っていた289系
2015年(平成25年)10月よりきのさき線へと転属して
特急「くろしお」として運転を行っています。

以上の2種類の車両に加えて
283系オーシャンアローを加えた3種類の列車が
現在(2017年3月)特急くろしおとして紀勢本線を運行しています。
通常の時刻表では区別がされていませんが、
283系オーシャンアローについては
大型時刻表などでは「オーシャンアロー車両で運転」と表記されていて
運行時刻を調べる事は可能となっています。
マリン30
こちらがオーシャンアローの車両を印象付けるクロ282形0番台。
マリン31
新宮方面の先頭車両で1号車として連結される列車であり、
パノラマ型グリーン車としてオーシャングリーンの塗装や
スマートな鼻先と輝く目が太平洋のいるかをイメージしているそうです。

マリン33
新宮側2両目のサハ283形0番台。
普通席車両であり、トイレ・洗面所・荷物スペースが設置されているので
車両後部には窓がありません。

マリン34
新宮側3両目のモハ283形300番台。
ラウンジ・自動販売機が設置されている車両です。
マリン35
この3両目に車両には天井にパンタグラフが設置されており、
ご覧のとおりシングルアーム型となっています。
マリン38
そしてオーシャンアローで特徴的なのが
このモハ283形300番台にある展望ラウンジです。
ラウンジ部分だけ座席が海側に向かって設置されており、
海側足元もガラス張りで紀伊半島の海が堪能できる仕掛けとなっています。

マリン36
新宮側4両目のサハ283形200番台。指定席車両で、
トイレ・洗面所・車掌室・業務用室・公衆電話・多目的室などが
設置されている車両です。

マリン37
そして新宮側5両目、京都側からは2両目となるのが
指定席車となるこちらのモハ283形0番台です。
乗降扉が2箇所設置されているのが特徴です。
マリン39
こちらの5号車にもシングルアームのパンタグラフが。

マリン40
6両編成の最後は京都側の先頭車両となるクハ283形500番台です。
いるかモチーフのクロ282形0番台とは違って
こちらのクハ283形500番台は貫通式となっています。
先頭車両ですので運転台があり、
他にトイレ・洗面所・自動販売機が設置されています。

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こちらは車内の座席の様子。
窓が大きく車窓から眺望が望める仕様となっています。
マリン42
このオーシャンアロー車両では座席モケットの色は
上のブルーとご覧のパープルの2色が用いられており、
それぞれ奇数号車がブルー、偶数号車がパープルという色分けになっています。


このオーシャンアロー車両が導入された当時には
デザインに以下のコンセプトが取り入れられたそうです。

  1.わくわくするような車両とすること
  2.洗練されたおしゃれな、品のあるリゾートとすること
  3.「スピード感」を感じさせる形状として表現すること


白浜マリンのキャラクター設定であるお嬢様キャラは、
恐らくこのあたりのデザインコンセプトがモチーフ
となっていると思われます。

マリン43
とりあえず白浜駅とオーシャンアロー車両については以上で。
【写真撮影:2017年3月】

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