でんこの元ネタ
■No.29 作草部チコ(Sakusabe Chiko)
■タイプ:トリックスター
■誕生日:3月28日
■No.62 作草部マコ(Sakusabe Mako)
■タイプ:トリックスター
■誕生日:7月8日
■出身駅: 千葉都市モノレール2号線 作草部駅(千葉)

千葉都市モノレールは千葉市や千葉県などの出資による
第三セクター方式で1979年(昭和54年)に設立された鉄道事業者です。
筆頭株主の千葉市が92.97%(2016年3月現在)の株式を保有している
地方自治法に基づく千葉市の外郭団体であり、
千葉市議会へ毎年経営状況の報告を行っている会社ですので
実質的には千葉市の公営と言って過言では無い鉄道です。
鉄道はサフェージュ式と呼ばれる懸垂式モノレールであり、
1988年(昭和63年)3月28日に2号線がスポーツセンター駅━千城台駅間で開業しました。
この千葉都市モノレールをモチーフとしている
駅メモのでんこ「作草部チコ」の誕生日は3月28日に設定されていますが、
これはこの千葉都市モノレールの開業日が由来となっています。

こちらが作草部駅の外観となります。
ご覧の通り国道126号線の真上にある高架駅となっています。
千葉都市モノレールの開業は1988年(昭和63年)ですが、
スポーツセンター駅━千葉駅間の開通は1991年(平成3年)6月12日 となっており
作草部駅もこの6月12日が開業日となっています。

北側の都賀方から見た駅付近の国道の様子です。

北から見た駅の外観。

駅舎の外壁はライトイエローとライトピンクとなっています。

国道西側の駅入口の階段。

作草部駅前交差点から見た駅です。

交差点から東へは作草部坂通りとなっています。

こちらは東側の駅入口への階段です。

階段を上がり高架上にある改札付近のコンコースの様子。

千葉都市モノレール2号線は全線が複線となっており、
駅のホームは相対式2面2線となっています。

こちらが都賀・千城台方面行き下り線の1番ホームとなります。

千葉方面の上り2番線ホームです。

駅の端から見下ろした北の都賀方面。

南の千葉方面を見下ろした光景です。
以上が駅メモのでんこ「作草部チコ」と「作草部マコ」の苗字の由来駅である
千葉都市モノレール2号線の作草部駅の概要となります。
そして話は変わりますが、かつて鉄道では
鉄道施設間の連絡には電信を用いた電報が使われていました。
施設ごとに電信技手がいてモールス信号によって連絡を取り合っていた訳ですが、
現在ではFAXや電子メールが使われており電信は廃止されています。
電信の時代には、カタカナでしか送信できないという特性を補う為に
鉄道用語のを省略する「電報略号」というものがありました。
その為、一つ一つの駅(信号場や貨物駅も含む)の名称について
カタカナ二文字の略号が「電報略号」として定められ、
実際に通信連絡で使われていました。
電信が無くなり通信用にFAXやメールの用いられる現在でも
駅の電報略号は定められており、近年新しく開業した駅にも略号があります。
なぜ電報略号の話をしたのかというと、
千葉モノレール2号線の千葉公園駅の電報略号は「チコ」であり、
駅メモの「作草部チコ」の名前の由来とされているからです。

こちらが千葉公園駅の外観です。
作草部駅と同じく1991年(平成3年)が開業日となっています。

駅は名前の通り千葉公園駅の一角に設けられています。

公園内からみた駅とモノレール。

駅舎は高架駅で、国道126号線が千葉公園前交差点で
ちょうどカーブを描いた場所に設置されており、
この駅以南は国道から外れて軌道が敷かれています。

国道側から見た駅舎の外観です。

高架上の改札前のコンコース。

ホームは相対式2面2線となっています。
こちらは下り都賀・千城台方面の1番線。

千葉方面の上り2番線ホームの様子です。

駅を出るモノレール。
■モデル車両(チコ): 千葉都市モノレール1000形電車

千葉都市モノレール1000形は三菱重工業製のモノレール車両です。
サフェージュ式と呼ばれる懸垂式モノレールは
日本では千葉都市モノレールの他には湘南モノレールのみとなっています。
元々1970年(昭和45年)に湘南の地に敷設された湘南モノレールは
三菱重工業のモノレール設備機器の本格導入、拡販の為のテスト路線の意味合いがありました。
その湘南モノレールで、千葉都市モノレール計画向けの低騒音試験車両として
1980年(昭和55年)に湘南モノレール400形が運行を開始していますが、
この車両が千葉都市モノレール1000形のベースとなっています。

こちらは千葉都市モノレール1000形の第11編成(1021-1022)で、
1991年(平成3年)に製造導入された1000形の二次車となります。

行先表示器が字幕式なのは二次車まで(三次車以降はLED表示)ですので
開業時に運行していた一次車に比較的近い形の車両と言えます。
ただ、一次車のボディはステンレスの地色だったのに対して
こちらの二次車は銀色の塗装が施されています。

こちらは同じく1000形二次車第12編成1023の車内の様子です。
千葉都市モノレールは二両編成で先頭車同士を連結していますので
基本的には同じ形の車両となります。
シートはロングシートで、赤紫の花柄のモケットとなっています。

連結部には扉が設けられていますが、
モノレールという特性上から扉には
「非常の場合以外はとおらないで下さい」
との但し書きがあって通る事ができません。

そしてこちらは四次車となる1000形第18編成です。
駅メモとのコラボとして2017年(平成28年)12月2日より
「作草部チコ号」としてコラボヘッドマークが掲出されています。
千葉都市モノレールの車両は基本的に
広告などでラッピングされているのがほとんどの為、
ヘッドマーク以外は元のカラーリングが見れる貴重な車両となっています。
ちなみに車体のラインには、
千葉都市モノレールのシンボルカラーであるコバルトブルー( )と
スカイブルー( )があしらわれています。
■モデル車両(マコ): 千葉都市モノレール0形電車

千葉都市モノレール0形電車はサフェージュ式の懸垂式モノレール車両です。
1000形と同じく三菱重工業製の車両で
「アーバンフライヤー0形」(URBAN FLYER 0-type)の愛称持っています。
「空(そら)」をデザインコンセプトとしており、
先頭部を斜めにカットしたウェッジラインは先進性と空への上昇感、
車体色のブル-は「空」を都市イメージの象徴として表現した色となっています。
この車両デザインは2012年(平成24年)にグッドデザイン賞を受賞しています。

車体に描かれているアーバンフライヤーのロゴマークは
千葉氏の家紋である「月星紋」をアレンジしたものです。

また車体に入っている白いストライプは
飛行機雲をイメージしたものだそうです。

こちらが車内の様子で、セパレート型のハイバックシートを全席に採用しています。
シートピッチ(幅)を広く取ることでホールド感を高めた座席であり、
加減速時の横揺れや前方への足の投げだしを抑制するシート形状となっています。

扉の上のLED表示板。

車端部と運転台の様子です。

そしてこの車両の特徴の一つとしてあるのが
運転台の通路部分がご覧の様にガラス張りとなっていて
直下の光景が眺望できるという点です。

こちらは車内後方の連結部付近の光景です。
一般席とはカラーリングが逆のシートモケットの優先席があります。
この0系の座席には荷物棚が無いのですが、
優先席の上にのみ荷物棚が設けられています。
また、1000系では通れなかった連結部の扉が
こちらの0系では通行可能となっています。

そして車両の両端部には「ギネス世界記録」の表示が。
千葉都市モノレールは「懸垂式モノレール営業距離世界最長」で
ギネスブックに掲載されています。

そしてこちらは0形第24編成「作草部マコ号」です。
千葉都市モノレールと駅メモのコラボとして
2017年(平成28年)12月1日から運行を開始したヘッドマーク掲出車両です。

(上写真・「駅メモ!号」※写真をクリックすると拡大します)

(上写真・反対側から見た「駅メモ!号」※写真をクリックすると拡大します)
そしてこちらが、千葉都市モノレールと駅メモのコラボによって
2017年(平成28年)12月7日から運行を開始したラッピング車両「駅メモ!号」です。

ラッピング車両には0形第21編成を使用しています。
千葉都市モノレールは積極的にラッピング車両を走らせていますが
これまでのラッピング車両は全て1000形でした。
0形アーバンフライヤーをラッピングするのはこの「駅メモ!号」が初となります。

こちらが001号車を先頭とした場合の車体右側。

左側の車体のデザインとなります。

左側の続き。

そして千葉都モノレールの公認キャラクターとなったでんこである
作草部チコ、作草部マコの姉妹についてですが。

この姉妹キャラだけは両車端に必ず描かれているのですが、
ご覧の通り目を閉じたヴァージョンと開いたヴァージョンが用意されています。
以上で千葉都市モノレールに関するでんこの元ネタの紹介となります。
では。
【写真撮影:2017年12月】
■No.29 作草部チコ(Sakusabe Chiko)
■タイプ:トリックスター
■誕生日:3月28日
■No.62 作草部マコ(Sakusabe Mako)
■タイプ:トリックスター
■誕生日:7月8日
■出身駅: 千葉都市モノレール2号線 作草部駅(千葉)

千葉都市モノレールは千葉市や千葉県などの出資による
第三セクター方式で1979年(昭和54年)に設立された鉄道事業者です。
筆頭株主の千葉市が92.97%(2016年3月現在)の株式を保有している
地方自治法に基づく千葉市の外郭団体であり、
千葉市議会へ毎年経営状況の報告を行っている会社ですので
実質的には千葉市の公営と言って過言では無い鉄道です。
鉄道はサフェージュ式と呼ばれる懸垂式モノレールであり、
1988年(昭和63年)3月28日に2号線がスポーツセンター駅━千城台駅間で開業しました。
この千葉都市モノレールをモチーフとしている
駅メモのでんこ「作草部チコ」の誕生日は3月28日に設定されていますが、
これはこの千葉都市モノレールの開業日が由来となっています。

こちらが作草部駅の外観となります。
ご覧の通り国道126号線の真上にある高架駅となっています。
千葉都市モノレールの開業は1988年(昭和63年)ですが、
スポーツセンター駅━千葉駅間の開通は1991年(平成3年)6月12日 となっており
作草部駅もこの6月12日が開業日となっています。

北側の都賀方から見た駅付近の国道の様子です。

北から見た駅の外観。

駅舎の外壁はライトイエローとライトピンクとなっています。

国道西側の駅入口の階段。

作草部駅前交差点から見た駅です。

交差点から東へは作草部坂通りとなっています。

こちらは東側の駅入口への階段です。

階段を上がり高架上にある改札付近のコンコースの様子。

千葉都市モノレール2号線は全線が複線となっており、
駅のホームは相対式2面2線となっています。

こちらが都賀・千城台方面行き下り線の1番ホームとなります。

千葉方面の上り2番線ホームです。

駅の端から見下ろした北の都賀方面。

南の千葉方面を見下ろした光景です。
以上が駅メモのでんこ「作草部チコ」と「作草部マコ」の苗字の由来駅である
千葉都市モノレール2号線の作草部駅の概要となります。
そして話は変わりますが、かつて鉄道では
鉄道施設間の連絡には電信を用いた電報が使われていました。
施設ごとに電信技手がいてモールス信号によって連絡を取り合っていた訳ですが、
現在ではFAXや電子メールが使われており電信は廃止されています。
電信の時代には、カタカナでしか送信できないという特性を補う為に
鉄道用語のを省略する「電報略号」というものがありました。
その為、一つ一つの駅(信号場や貨物駅も含む)の名称について
カタカナ二文字の略号が「電報略号」として定められ、
実際に通信連絡で使われていました。
電信が無くなり通信用にFAXやメールの用いられる現在でも
駅の電報略号は定められており、近年新しく開業した駅にも略号があります。
なぜ電報略号の話をしたのかというと、
千葉モノレール2号線の千葉公園駅の電報略号は「チコ」であり、
駅メモの「作草部チコ」の名前の由来とされているからです。

こちらが千葉公園駅の外観です。
作草部駅と同じく1991年(平成3年)が開業日となっています。

駅は名前の通り千葉公園駅の一角に設けられています。

公園内からみた駅とモノレール。

駅舎は高架駅で、国道126号線が千葉公園前交差点で
ちょうどカーブを描いた場所に設置されており、
この駅以南は国道から外れて軌道が敷かれています。

国道側から見た駅舎の外観です。

高架上の改札前のコンコース。

ホームは相対式2面2線となっています。
こちらは下り都賀・千城台方面の1番線。

千葉方面の上り2番線ホームの様子です。

駅を出るモノレール。
■モデル車両(チコ): 千葉都市モノレール1000形電車

千葉都市モノレール1000形は三菱重工業製のモノレール車両です。
サフェージュ式と呼ばれる懸垂式モノレールは
日本では千葉都市モノレールの他には湘南モノレールのみとなっています。
元々1970年(昭和45年)に湘南の地に敷設された湘南モノレールは
三菱重工業のモノレール設備機器の本格導入、拡販の為のテスト路線の意味合いがありました。
その湘南モノレールで、千葉都市モノレール計画向けの低騒音試験車両として
1980年(昭和55年)に湘南モノレール400形が運行を開始していますが、
この車両が千葉都市モノレール1000形のベースとなっています。

こちらは千葉都市モノレール1000形の第11編成(1021-1022)で、
1991年(平成3年)に製造導入された1000形の二次車となります。

行先表示器が字幕式なのは二次車まで(三次車以降はLED表示)ですので
開業時に運行していた一次車に比較的近い形の車両と言えます。
ただ、一次車のボディはステンレスの地色だったのに対して
こちらの二次車は銀色の塗装が施されています。

こちらは同じく1000形二次車第12編成1023の車内の様子です。
千葉都市モノレールは二両編成で先頭車同士を連結していますので
基本的には同じ形の車両となります。
シートはロングシートで、赤紫の花柄のモケットとなっています。

連結部には扉が設けられていますが、
モノレールという特性上から扉には
「非常の場合以外はとおらないで下さい」
との但し書きがあって通る事ができません。

そしてこちらは四次車となる1000形第18編成です。
駅メモとのコラボとして2017年(平成28年)12月2日より
「作草部チコ号」としてコラボヘッドマークが掲出されています。
千葉都市モノレールの車両は基本的に
広告などでラッピングされているのがほとんどの為、
ヘッドマーク以外は元のカラーリングが見れる貴重な車両となっています。
ちなみに車体のラインには、
千葉都市モノレールのシンボルカラーであるコバルトブルー( )と
スカイブルー( )があしらわれています。
■モデル車両(マコ): 千葉都市モノレール0形電車

千葉都市モノレール0形電車はサフェージュ式の懸垂式モノレール車両です。
1000形と同じく三菱重工業製の車両で
「アーバンフライヤー0形」(URBAN FLYER 0-type)の愛称持っています。
「空(そら)」をデザインコンセプトとしており、
先頭部を斜めにカットしたウェッジラインは先進性と空への上昇感、
車体色のブル-は「空」を都市イメージの象徴として表現した色となっています。
この車両デザインは2012年(平成24年)にグッドデザイン賞を受賞しています。

車体に描かれているアーバンフライヤーのロゴマークは
千葉氏の家紋である「月星紋」をアレンジしたものです。

また車体に入っている白いストライプは
飛行機雲をイメージしたものだそうです。

こちらが車内の様子で、セパレート型のハイバックシートを全席に採用しています。
シートピッチ(幅)を広く取ることでホールド感を高めた座席であり、
加減速時の横揺れや前方への足の投げだしを抑制するシート形状となっています。

扉の上のLED表示板。

車端部と運転台の様子です。

そしてこの車両の特徴の一つとしてあるのが
運転台の通路部分がご覧の様にガラス張りとなっていて
直下の光景が眺望できるという点です。

こちらは車内後方の連結部付近の光景です。
一般席とはカラーリングが逆のシートモケットの優先席があります。
この0系の座席には荷物棚が無いのですが、
優先席の上にのみ荷物棚が設けられています。
また、1000系では通れなかった連結部の扉が
こちらの0系では通行可能となっています。

そして車両の両端部には「ギネス世界記録」の表示が。
千葉都市モノレールは「懸垂式モノレール営業距離世界最長」で
ギネスブックに掲載されています。

そしてこちらは0形第24編成「作草部マコ号」です。
千葉都市モノレールと駅メモのコラボとして
2017年(平成28年)12月1日から運行を開始したヘッドマーク掲出車両です。

(上写真・「駅メモ!号」※写真をクリックすると拡大します)

(上写真・反対側から見た「駅メモ!号」※写真をクリックすると拡大します)
そしてこちらが、千葉都市モノレールと駅メモのコラボによって
2017年(平成28年)12月7日から運行を開始したラッピング車両「駅メモ!号」です。

ラッピング車両には0形第21編成を使用しています。
千葉都市モノレールは積極的にラッピング車両を走らせていますが
これまでのラッピング車両は全て1000形でした。
0形アーバンフライヤーをラッピングするのはこの「駅メモ!号」が初となります。

こちらが001号車を先頭とした場合の車体右側。

左側の車体のデザインとなります。

左側の続き。

そして千葉都モノレールの公認キャラクターとなったでんこである
作草部チコ、作草部マコの姉妹についてですが。

この姉妹キャラだけは両車端に必ず描かれているのですが、
ご覧の通り目を閉じたヴァージョンと開いたヴァージョンが用意されています。
以上で千葉都市モノレールに関するでんこの元ネタの紹介となります。
では。
【写真撮影:2017年12月】