2018年08月

でんこの元ネタ
■No.70 桂みやび(Katsura Miyabi)
 ■タイプ:ディフェンダー
 ■誕生日:3月30日

■出身駅: 阪急電鉄 京都本線 桂駅(京都)
みやび01

みやび02
こちらは阪急電鉄の桂駅の東口の外観です。
桂駅は1928年(昭和3年)に新京阪鉄道の開通によって設置された駅で、
1985年(昭和60年)に橋上駅舎に改築されています。

東口の駅前広場から見える建物は「MEW阪急桂」という駅ビルで
京都市と阪急の行った「桂駅周辺整備事業」によって
1993年(平成5年)に出来たもの
です。
みやび03
東口の駅前広場の様子です。
京都市の駅前整備計画によって1995年(平成7年)に整備されたもので、
ロータリーの中央に広場が設けられています。
みやび04
広場に置かれていた案内板の、駅周辺の地図です。
みやび05
ロータリー中央の広場にはタクシープールが設けられており
タクシー乗り場が置かれています。
みやび06
広場に置かれているモニュメント。
「桂東自治連20周年記念」と銘板がありました。
みやび07
そして駅前広場の横断歩道の先に
駅へと入る入口があります。
みやび08
駅ビル1階には改札階へと上がる階段前に
ご覧の広場スペースが取られています。
みやび09
出口前の駅敷地内に作られている阪急そば。
みやび10
駅の改札階は3階に設けられているので
2階で折り返して上へと上がります。
みやび11
橋上駅ですので階段からは跨線橋が
そのまま西口ペデストリアンデッキまで通路として伸びており、
東口側階段は駅ビルと合体する形となっています。
東西を繋ぐ通路に面して駅の改札があります。

みやび13
西口へと通じる跨線橋部分の通路。
みやび14
桂駅には隣接して阪急電鉄の桂車庫があるため
ご覧のように跨線橋が広大な車両基地を跨いでいます。
みやび31
外から見た跨線橋。
みやび15
こちらは西口のペデストリアンデッキから見た駅舎出口です。
みやび16
西口の駅舎外観です。
駅ビルに覆われた東口に比べると橋上駅舎であることが良く分かります。
みやび18
西口の駅前広場の様子です。
ペデストリアンデッキが公道を跨いで広場へと通じています。
みやび17
広場の様子です。
みやび19
ライオンズクラブが立てた洛北の案内板。
みやび20
広場南端にはバス停の前に桂西口交番が置かれています。
みやび21
駅前から西への伸びる道です。
国道9号線(山陰道)や京都大学桂キャンパス方面へと向かう道ですが、
昔は田んぼが広がる光景だったというだけあって
新興住宅地といった風情の光景となっています。

みやび22
コンコースに戻ってこちらは改札前の光景です。
みやび23
改札右手には券売機があり、その並びには売店があります。

みやび24
改札内に入った構内の光景です。


みやび27
こちらのホームは島式ホームで1号線とC号線の2線のあるホームです。
阪急嵐山線の起点駅ですので列車は全て嵐山方面行きとなります。
みやび29
一番西側のホームはC号線という、番線表示がアルファベットという珍しいものです。
これはこのC号線が桂車庫に直接つながっているという特性上から、
旅客用の1、2、3ではなく、車庫用のA、B、Cという表示となった為です。
案内上は嵐山線のホームとされており、実際に早朝に当駅始発の列車が
車庫から直接入線するそうです。
みやび30
C号線の北端付近でホームから目の前に見える
桂車庫の車両洗車機です。
みやび28
そしてホーム北端の先には跨線橋から乗務員専用の階段が設けられており、
その先に阪急嵐山線のゼロキロポストが置かれていました。

みやび26
島式ホームの2、3号線ホームです。
阪急京都本線の上り河原町方面行きホームです。

みやび25
こちらは島式の4、5号線ホームです。
阪急京都本線の下り線、高槻市・梅田方面行きのホームとなります。



■モデル車両: 阪急1300系電車(二代目)
みやび32

阪急電鉄では長らく走っていた通勤型車両である1000系電車、1300系電車について
老朽化による車両更新の為、新型通勤車両を開発導入する事となりました。

まずは神戸線と宝塚線(神宝線)を走る1000系について
2013年(平成25年)11月に新型の車両を「1000系(二代目)」として導入。
車両限界が神宝線とは異なる京都線用に、この1000系をベースとしながら
車体寸法やモーターなどが違う新型車両としてつくられたのが1300系(二代目)となります。

1000系と同じ設計思想で作られた為、1000系同様に
車体はアルミニウムのダブルスキン構造(ダンボールの様な断面)であり
軽量化と強度を兼ね備えています。
みやび48
車体の色についてですが、
アルミ製の車体には阪急電鉄系列の鉄道車両に開業以来使われている
阪急マルーン(    )という阪急伝統色が塗られています。
また屋根の肩部には阪急アイボリー(    )が使用されています。
基本的に阪急の電車はどの列車も阪急マルーンで塗られています。


1300系が実際に阪急京都線で営業運転を開始したのは
2014年(平成26年)3月30日となります。
駅メモのでんこ「桂みやび」の誕生日が3月30日に設定されているのは
1300系の営業運転開始日が由来
と見て良いでしょう。


みやび33
こちらは梅田方の先頭車両となる1300形です。
編成記号はTcとなり制御車として車端部に運転台があります。
みやび34
こちらがその運転台の様子です。
みやび35
車内客室の様子です。
通勤型車両なのでシートはロングシートとなっています。
みやび36
河原町方の車端部は優先座席となっています。
赤紫の座席モケットで一般席との区別がつくようになっています。
また車椅子の乗客がそのまま乗車する為のスペースが設けられています。


みやび37
梅田方2両目となる1800形です。
編成記号はMとなりパンタグラフを搭載する中間電動車となります。
みやび38
この車両で目を引くのは、車両の屋根の両端に1基づつ、
計2個のシングルアームパンタグラフが設置されていることです。
みやび47
車内客室の様子です。
ロングシートの座席には大型の仕切り板やスタンションポールが設置されています。


みやび39
梅田方の3両目の1900形です。
編成記号はM'で1800形とユニットを組んでいる中間電動車となります。
みやび46
車内の様子ですが、通勤型車両なので基本的に他の車両と同様の作りとなっています。


みやび40
梅田方4両目に連結される1350形です。
編成記号はTで、特別な機器類は何も搭載していない中間付随車の客車となります。
みやび45
この車両も内装については他の車両と基本的に同様です。


みやび41
梅田方5両目、河原町方からは4両目となる1450形です。
この車両も編成記号はTとなり、機器類の無い中間付随車となります。


みやび42
河原町方の3両目、1850形です。
編成記号Mの中間電動車であり、
この車両も屋根にパンタグラフを2基搭載しています。


みやび43
河原町方の2両目である1950形です。
編成記号M'であり1850形とユニットを組んでいる中間電動車です。


みやび44
そして河原町方の先頭車両となる1400形です。
編成記号Tcの制御車であり運転台のある車両となります。


以上の8両編成が阪急電車1300系の編成となります。
通勤型の車両なので、各車両の設備についてはそれぞれ違いがあるものの
車内のシートなど車内装備についてはどの車両もほぼ同じです。

【写真撮影:2018年8月】

でんこの元ネタ
■No.41 南郷にちな(Nango Nichina)
 ■タイプ:ディフェンダー
 ■誕生日:10月10日

■出身駅: JR九州 日南線 南郷駅(宮崎)
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こちらは国道448号線が国道220号線に合流する南郷駅前交差点付近です。
名前の通りこの交差点の前にJR日南線の南郷駅があります。
にちな03
交わる国道220号線から見た駅前付近。
にちな04
国道448号線はこの南郷駅前から宮崎市方面は
併用区間として国道220号線と同じ道となっています。
にちな05
東側からみた交差点付近の光景。
にちな06
こちらがの駅舎の外観となります。
1936年(昭和11年)に国鉄志布志線の延伸によって開業した駅で、
駅舎の建物は1952年(昭和27年)に鉄筋コンクリート製に改築されたものです。
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駅前広場の様子です。
国道の交わるT字路に面して
ロータリー状の広場が設けられています。
にちな21
広場の東の一角にはご覧の宮崎交通バスのバス停があり
路線バスが発着をしています。
にちな22
反対方向のバスのバス停は駅前交差点の東方に置かれています。
こちらの国道沿いには若干の店舗が集まっていました。
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一旦駅舎の前へと戻ります。
にちな07
こちらは駅舎の中の待合室の様子です。
部屋の中央部に物が置かれておらず開放的なので
実際よりも広めに感じます。
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駅の入口の脇にはご覧の窓口が。
建物に南郷の観光協会が入っており、切符の委託販売を行っています。
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窓口脇の時刻表と運賃表。
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待合室の片隅に置かれたチョロ船(木造無動力帆船)とカツオ船の模型。
南郷はカツオの一本釣り漁法のメッカであり
一本釣りの漁獲量が20年間連続して日本一となっています。
にちな10
こちらは改札付近の様子です。
改札のラッチ前の立て看板は先日JR九州が行ったキャンペーンで
南郷駅が「マンゴー駅」となった時のものです。
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構内側から見た駅舎の改札付近です。
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改札脇には観光協会のレンタサイクルの案内看板がありました。
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駅舎の前にはホームとの連絡の為の構内踏切が。
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踏切からホームを見るとご覧の様に右へとゆるやかにカーブを描いています。
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こちらがホームの様子です。
この南郷駅は単式ホーム1面1線のみとなっています。
引き上げ線は構内にあるものの列車交換はできません。
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ホーム東端の宮崎駅方面には構内踏切へのスロープが。
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西端の志布志方面はご覧の光景となっています。
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ホームから見た駅舎。



■モデル車両: JR九州 キハ125系気動車400番台 海幸山幸
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こちらの列車は日南線の観光特急である「海幸山幸」という列車です。
車両のデザインはJR九州の観光列車を軒並み手がけている
水戸岡鋭治氏の手によるものです。
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それまで優等列車の走っていなかった大隅半島の日南線に
宮崎県南部地域を結ぶ観光列車として
2009年(平成21年)10月10日より運行を開始しています。

駅メモのでんこ「南郷にちな」の誕生日が10月10日に設定されていますが、
これはにちなのデザインモチーフである
「海幸山幸」の営業運転開始日が元ネタ
と見て良いでしょう。


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【上写真・高千穂鉄道TR-400形402号車「天鈿女(あまのうずめ)」】
「海幸山幸」の車両は元々は、宮崎県にあった第三セクター路線である
高千穂鉄道を走っていたTR-400形という気動車でした。

TR-400形は古事記や日本書紀の神話の舞台である高千穂を走る鉄道に
「トロッコ神楽号」として2003年(平成15年)3月から運転を開始した観光列車で、
一時期は観光利用客が倍増するなど一定の成果を上げた列車でした。

しかし高千穂鉄道は2005年(平成17年)9月6日の台風14号の被害によって
路盤の崩落や橋梁2箇所が流出するなどの億単位の被害を蒙り運行を休止。
そのまま復旧することができずに2008年(平成20年)に廃止となっています。

駅メモの「南郷にちな」は「暴風雨を異常に怖がる」という設定がされていますが
これは「海幸山幸」の前身である高千穂鉄道時代の被害がモチーフ
となっている様です。

にちな29
そして5年ほどしか使っていなかったTR-400形の2両は
廃線後に共にJR九州へと売却されました。
JR九州小倉工場で改造を施されて特急「海幸山幸」となり、
キハ125形に編入され400形として現在に至っています。

特急名となった「海幸山幸」という名前も、古事記や日本書紀にある
日向神話の山幸彦と海幸彦が元となっています。
高千穂鉄道時代も日本神話とモチーフとしていましたが、
JR九州で生まれ変わった後も引き続き日本神話が元となっています。

駅メモの「南郷にちな」の衣装が巫女のようなデザインなのも
このあたりの神話モチーフが由縁なのでは無いでしょうか。


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こちらはキハ125-401の「山幸」です。
高千穂鉄道TR-401「手力男(たぢからお)」が種車となっている車両となります。

「手力男」とはアメノタヂカラオ(天手力男神)のことで、
日本神話では岩戸に隠れた天照大神が岩戸から覗いたときに
その怪力で天の岩戸を引き開けた神様、と言え場ば分かるかと思います。

またJRに移籍してからつけられた名前の
「山幸」とは山幸彦のことで山の猟が得意な神様です。
日本神話の火折尊(ホオリノミコト)にあたり、
神武天皇(初代天皇)の祖父にあたるそうです。
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車体の外装には地元の日南市の特産である
「飫肥杉」がふんだんに貼られています。
列車のデザインコンセプトである
「木のおもちゃのようなリゾート列車」を表現した外装となっています。

また、観光列車として風景を楽しむ為に窓が大窓となっています。
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車内に入り、こちらは南郷方の車端部の様子です。
運転台があり、乗降扉の後方にはサービスカウンターと
ソファーシートが置かれています。
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カウンターの反対側のソファーシートです。
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そして車両の中央部の座席スペースとなります。
こちらの車両は全席が指定席で、2+1のシートが7列で21席となっています。
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こちらは1列のシート。
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2列のほうのシートです。
肘掛や窓枠などにも化粧材として飫肥杉が使われています。
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そして宮崎方の乗降扉の手前のこちらのスペース。
私は最初はフリースペースなのかと思っていましたが
よく見てみると車椅子用に取られたスペースでした。
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車椅子スペースの目の前にはご覧の多機能トイレが。
壁には切り絵のようなデザインが施されていました。
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宮崎方の車端部にも気動車なので運転台があり、
その脇の貫通扉には隣の車両「山幸」ののれんが掛かっていました。


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キハ125-402の「海幸」です。
高千穂鉄道TR-402「天鈿女(あまのうずめ)」元となっている車両です。

「天鈿女」とは天鈿女命(アマノウズメ)という女性の神様で、
天の岩戸の前で踊りを踊って天照大神の気を引き岩戸を開けさせた
と言えば分かると思います。

またJR九州でつけられた「海幸」とは海幸彦のことで海の漁の得意な神様です。
古事記の海幸彦の神話はのちに浦島太郎の元ネタとなった事でも知られています。
日本神話では火照命(ホデリノミコト)にあたり
阿多の隼人(日向から大隅にかけての豪族)の祖神とされています。
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南郷方の車端部には運転台と、貫通扉に隣の「海幸」ののれんがかかっています。
そして乗降扉の後部には長いすのソファーシートと
車椅子スペースを兼ねたサロンスペースがあります。
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こちらがソファーシート。
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その向かいにあるサロンスペースのカウンターです。
上の棚には飫肥杉の木工細工が並べられています。
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車内客室の客席の様子です。
2+1のシートが10列あり30席が設けられてています。
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座席のヘッドカバーの色が違うのが分かりますが、
これは宮崎方の3列が自由席となっているが故です。
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テーブルは座席の背もたれには無く、
肘掛の中に収納されたものを取り出す方式となります。
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窓のカーテンは遮光カーテンでは無くすだれが使われていました。
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上の荷物棚にも杉材が使われていました。
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そして宮崎方の車端部です。
乗降デッキとなっており運転台があります。
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扉の前には小さなベンチシートが。
にちな48
余談ですがこちらは「海幸山幸」の車内販売で買った「おつまみセット」です。

【写真撮影・2018年8月】

でんこの元ネタ
■No.13 新居浜いずな(Niihama Izuna)
 ■タイプ:ディフェンダー
 ■誕生日:3月15日

■No.31 新居浜ありす(Niihama Alice)
 ■タイプ:ディフェンダー
 ■誕生日:6月23日

■出身駅: JR四国予讃線 新居浜駅(愛媛)
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いずな_ありす15
こちらが新居浜駅の駅前の光景となります。
1921年(大正10年)に国鉄讃岐線の延伸によって開業した駅で、
国鉄時代には予讃本線の駅でしたがJR移管後に予讃線へと改められて現在に至ります。
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駅舎は1979年(昭和54年)に改築された時のものであり、
その後の新居浜市による駅周辺再開発事業に併せて
2012年(平成24年)に駅舎リニューアル工事が完成しています。
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駅の北側にはご覧の駅前広場があります。
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駅舎の北側正面にあるロータリーです。
「交通広場」と名づけられた駅前広場は再開発によって整備されており
大きめのロータリーには車寄せやモータープールを備えています。
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そして広場の車寄せの柱には、広場中央の赤いゲートのモニュメントの説明が。
モニュメントは「歓喜坑」と名づけられたものでした。

新居浜市には別子銅山という江戸時代に開かれた銅山がありました。
歓喜坑はその銅山が発見された時に最初の行動の名前ですので
銅山の象徴としてモニュメントになったのでしょう。
住友財閥が発展する礎となった銅山でもあり、街の発展の元であった鉱山なので
新居浜市にはいたるところに「銅」や「あかがね」と銘する物があります。
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例えば車寄せの屋根の柱などに使われている煉瓦は
「鍰(からみ)煉瓦」と呼ばれるもので、
銅の精錬で出たスラグ(鉱滓)と呼ばれる廃棄物を利用して造った煉瓦です。

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広場に面した駅舎の並びにはご覧の駐輪場が。
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駐輪場前には線路の車止めやポイント転轍器が
モニュメントとして置かれていました。

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そして駅舎を出た左側、交通広場の西隣には
ご覧の広場スペースがあります。
「人の広場」と題されたこの広場は駅前再開発によって整備され
2015年(平成27年)より供用されています。
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こちらは広場に置かれた「歓迎の門」と題されたオブジェです。
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「あかがねの流れ」と題した、別子銅山を表現した
水盤を並べた水の出るオブジェ。

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そして駅舎の東側の隣すぐには
駅の南北を連絡している跨線橋の自由通路があります。
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自由通路から見える駅周辺の光景です。

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駅舎へと戻り改札前の様子です。
リニューアルによって駅舎の外は近代的外観になりましたが
中は1979年(昭和54年)以来のものなので
若干レトロ感を感じる光景です。
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ホーム側から見た改札の光景。
有人改札となっています。
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駅舎側の1番線ホームです。
この駅も「国鉄式」と呼ばれる単式ホームと島式ホームが一本づつとなっており、
基本的に行き違いの列車がいなければ特急、普通列車を問わず
上り列車下り列車ともにこちらの単式1番線ホームへと入線をします。
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ホームにある「新居浜太鼓祭り」の銅板レリーフ。
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レリーフの前には観光案内の表示がありました。

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二つのホームを連絡する跨線橋の中の様子です。
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跨線橋から見た駅構内の様子。

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こちらは島式の2、3番線ホームです。
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2番線は行き違い時に使用するホームであり、
特急同士、普通列車同士の場合に下り列車が入線します。

また3番線は、特急と普通列車の行き違いの場合の際に
普通列車が入線するホームとなっています。
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ホーム上にある観光案内版。

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そして3番線の南側にはJR貨物の貨物ヤードがあります。
定期貨物列車も設定されており、この駅で日中に積み込みをしている姿が見られます。

【写真撮影:2017年8月】



■モデル車両(いずな): JR四国8000系電車
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元々は1972年(昭和47年)3月15日のダイヤ改正で
四国初の特急列車「しおかぜ」が誕生したことがルーツとなります。
駅メモのでんこ「新居浜いずな」の誕生日が3月15日なのは
この特急しおかぜの誕生した日付が元
で間違い無いでしょう。

特急しおかぜは当初はキハ181系という気動車で運行していましたが、
1986年(昭和61年)にはキハ185系が投入され、
予讃線の電化が完成した1993年(平成5年)のダイヤ改正より
上の写真の8000系を主力とした「しおかぜ」「いしづち」の両特急が
本格的に運行を開始しました。

以来四国を代表する特急電車として
長らくフラッグシップトレインとして活躍をしている列車
となります。
いずな_ありす84
1988年(昭和63年)の本四備讃線(瀬戸大橋線)開通によって
予讃線の特急列車は岡山発着が「しおかぜ」、高松発着が「いしづち」となり、
宇多津駅または多度津駅での増解結によって
「しおかぜ」と「いしづち」が連結して松山まで運行しています。

その為8000系電車も「しおかぜ」として走る場合と「いしづち」として走る場合があり、
L編成(5両編成)とS編成(3両編成)の2種類の編成が運用
されています。


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こちらはJR四国8000系のS編成先頭車両である8号車の8500形です。
編成記号ではTc1となり、動力のない制御車(運転台のある車両)となります。
ご覧の通り非貫通式の流線型の車両となっており、
通常は特急しおかぜの高松方の先頭車両となって運用されています。

駅メモのでんこである新居浜いずなのコスチュームの胸元のデザインが
この8500形のカラーリングと同一
であることから、
この車両がいずなのモチーフであることが分かります。
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高松方の車端部の乗降デッキです。
運転台の真後ろのデッキなので乗り降りの扉のみとなっています。
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車内客室の様子です。乗降口にも表示されていた通り
「S-Seat」と呼ばれるより上質な難燃木材製座席が設置されています。
これは2004年(平成16年)の列車リニューアル工事によって交換されたものです。
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松山方の車端部の乗降デッキには自販機とフリースペース、
そしてトイレと洗面所が設けられています。
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洗面所は受け皿が柄の陶器だったり照明がしおかぜのロゴの形だったりと
なかなか凝った作りのものが置かれていました。


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S編成二両目となる7号車の8300形です。
編成記号Tで動力の無い付随車となります。
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こちらが車内の様子です。
指定席車はリニューアル工事によって木目の化粧板が貼られるなど装飾がされていますが、
こちらの普通席車両は化粧板が無く無骨な外観となっています。
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そして客室の高松方のドア脇にはご覧の壁がせり出しており、
座席が片側だけ設置された状態となっています。
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乗降デッキ側から見てみると、この出っ張りは多目的室であることが分かります。
他の列車の多目的室は授乳室などに使うケースが多いですが
この列車ではサイクルラックが置かれて自転車の持ち込み場所になっていました。


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そしてS編成の高松方三両目の6号車である8200形
編成記号はMcで、制御動力車(モーターと運転台のある車両)となります。
この車両も先頭車両として走れる車両ですが、
連結運転に対応した貫通型となっています。
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そして屋根には菱形のパンタグラフが。
振り子式車両であるこの車両のパンタグラフは
台車とワイヤーでつながっていて
常に鉛直方向を保つ仕組み
となっているそうです。
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客室の中は他の普通車の客車と同様のシートが設置されています。
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松山方の車端部の乗降デッキは運転台の真後ろですので
扉のみとなっています。



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こちらはL編成の松山方先頭車両である1号車の8000形です。
流線型の非貫通車というのはS編成の8500形と同じです。
編成記号ではThscとなり、T(付随車)、h(グリーン席と合造の半室普通席)、
s(グリーン車)、c(運転台のある制御車)となります。
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この1号車はS編成の8500形とは違って
屋根の上にパンタグラフが搭載されています。
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1号車の車端部にある半室のグリーン席の様子です。
1+2列の3列シートとなっています。
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1号車のもう半室の指定席エリア。
2+2列の4列シートですが「S-Seat」が使用されています。
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こちらは岡山・高松方の車両後方部の乗降デッキです。
トイレと洗面所、自販機とフリースペースが設けられています。
指定席車なので洗面所の陶器も柄物が使われています。


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L編成の松山方二両目の2号車、8100形です。
編成記号ではM2となりモーターのある動力車となります。
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松山方の車端部の乗降デッキです。
付属の設備などは無く乗降の扉のみとなっています。
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客室車内です。指定席車なので青いモケットの「S-Seat」の車両となっています。
通路や窓枠などには木目の化粧材があしらわれています。


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L編成松山方の三両目の3号車の8150形
編成記号M2でこの車両も動力車です。
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この車両は屋根にパンタグラフが搭載されています。
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車内客室の様子ですが、指定席車なのでシートも「S-Seat」となっています。
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こちらは松山方の乗降デッキですが、
トイレと洗面所が置かれています。
いずな_ありす75
そして高松方の乗降デッキですが、
こちらは乗り降りの扉のみとなっています。


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こちらはL編成の松山方四両目の4号車、8300形です。
編成記号はTで付随車となります。
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車内客室の様子です。
自由席車となっています。
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松山方の車端部です。
この車両も純粋な客車で乗降デッキも扉のみとなっています。


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そしてL編成の五両目となる5号車の8400形です。
編成記号Tc2でモーターが無く運転台のある制御車となります。
連結に対応しており貫通扉が前面にある構造となっています。
いずな_ありす83
車内客室の様子です。
基本的に自由席車となっていますが、
松山方の車端部の1席が車椅子対応シートとなっています。
いずな_ありす80
そして車椅子席に近い松山方の乗降デッキには
多目的トイレ、洗面所、男性用トイレ、
そして多目的室が設置されています。
いずな_ありす81
対する高松方の車端部には運転台がありますので
乗降デッキは運転台の後ろで扉のみとなっています。



■モデル車両(ありす): JR四国8600系電車
いずな_ありす28
こちらの8600系電車は、2000系気動車の老朽化による置き換えの為に
JR四国が21年ぶりに新造開発をした列車となります。

JR四国と車両メーカーが共同で開発した車両は
「レトロフューチャー」をデザインコンセプトとしており、
先進性と懐古性を併せ持った外観となっています。

2014年(平成26年)6月23日に予讃線で特急「いしづち」として営業運転を開始。
駅メモのでんこである「新居浜ありす」の誕生日が6月23日に設定されているのは
8600系の営業運転開始日
と見て間違い無いでしょう。
いずな_ありす85
この8600系は貫通式車両となっていますので、
運用に関しては2両編成と3両編成を1ユニットとして運行されています。


いずな_ありす42
まずこちらは3両編成の松山方の先頭車両である8700形です。
編成記号はTscで、T(付随車)、s(グリーン車)、c(制御車)となります。
客室はグリーン室と普通室の合造車となっています。
いずな_ありす45
屋根の上にはシングルアームのパンタグラフが。
いずな_ありす43
運転席のすぐ後ろの半室のグリーン席の様子です。
いずな_ありす44
グリーン席最前列のフットレストとテーブル。
いずな_ありす50
車両後方(岡山・高松方)の乗降デッキには車椅子対応の多目的トイレ、洗面台、
そして多目的室と男性用トイレが設置されています。


いずな_ありす46
松山方二両目である8800形です。
編成記号はTで付随車となります。
8600系では唯一の中間車両となります。
いずな_ありす62
車内客室の様子です。
シートモケットはオレンジ色となります。
中間車両で両端のデッキにトイレなどの設備は無く、
純粋の座席のみのある客車となります。


いずな_ありす53
こちらは3両編成の岡山・高松方に編成される8600形です。
編成記号はMcでM(動力車)c(制御車)となり、
モーターを搭載し運転台のある制御動力車となります。
いずな_ありす47
2両編成の場合も岡山・高松方に編成される形式の車両であり、
連結して5両編成の場合は1編成に2両の8600形が連結されるということになります。
いずな_ありす60
車内客室の様子です。
この車両の座席のモケットの色はグリーンとなっています。
いずな_ありす61
そして8600系が「いしづち」として走る場合、
高松方の先頭車となった8600形の高松方の半分の席は
ご覧の通り指定席となってヘッドレストカバーの色が変えられています。
いずな_ありす59
運転台と反対側の松山方車端部の乗降デッキには
自動販売機と男性用トイレ、そして洋式トイレが設置されています。


いずな_ありす49
そして2両編成の松山方先頭車両である8750形です。
編成記号はTcで制御付随車となっており運転台があります。
また屋根の上にはシングルアームのパンタグラフがあります。
いずな_ありす58
松山方の乗降デッキです。
運転台の真後ろとなっており乗降扉があるのみとなります。
デッキからは運転台の様子を見る事が可能です。
いずな_ありす54
こちらが8750形の車内の様子です。
座席モケットはオレンジ色となっています。
いずな_ありす55
車内最前列の様子です。
最前部左側に運転台のある車両ですが、運転台後方は壁となっています。
その為ご覧の通り前方が展望できるのは右側の座席のみとなります。
いずな_ありす56
そして運転台と反対側の車端部の座席を見ると
ご覧の様に車椅子対応座席となっています。
1席のみの座席には車椅子固定用ベルトが装備されており、
反対側は座席が無く車椅子のまま乗車できるスペースが取られています。
いずな_ありす57
高松・岡山方の車端部の乗降デッキです。
車椅子対応の多機能トイレの他、洗面台、そして男性用トイレがあります。

8700形にも同様の設備がありますが、
手すりなどが8700形はグリーンなのに対して
8750形はオレンジである点が違いとなります。


いずな_ありす63
またこの8700系は各車両の座席の肘掛けに
ご覧のようにコンセントが装備
されています。
ですので携帯電話などの充電が座席で可能となっています。

【写真撮影:2018年8月(一部2017年8月)】

いさりび鉄道96
道南いさりび鉄道線の続きです。


その1(木古内駅━上磯駅)はこちら



いさりび鉄道97
上磯駅から木古内方面は上り線となっていますが、
7時台の始発列車が出た次の次発は11時台となっており、
実に3時間の間が開いています(2018年3月改正ダイヤ)。
いさりび鉄道98
木古内駅から上磯駅への列車は午前中4本設定されていることから
朝のダイヤは函館へと向かう通勤通学客を想定していると思われます。
実際に上磯駅には折り返し専用のホームがありますし、
木古内━上磯間が「沿岸の漁村」といった光景だったのに対して
上磯駅以北は函館のベッドタウン的に住宅が増える印象があります。



いさりび鉄道99
こちらは北斗市総合文化センター「かなで~る」という施設で、
コンサートが行われるホールや図書館などが入った公共施設となります。
いさりび鉄道移管後に駅の副名称に含まれている施設です。
いさりび鉄道a01
そのかなでーるの前の道を南へと進むと
まもなくいさりび鉄道の踏切があり、その脇に駅があります。
いさりび鉄道a02
こちらが清川口駅の駅舎となります。
1956年(昭和31年)に国鉄江差線の駅として開業した駅であり、
現在の駅舎は1979年(昭和54年)に改築されたものだそうです。
外壁補修中で足場と幕があるのが残念ではありますが。
いさりび鉄道a03
駅舎入口付近の光景です。
いさりび鉄道a04
中の待合室の様子。
かつての券売窓口であろう場所はありますが、
現在は無人駅ですので待合スペースのみとなっています。
いさりび鉄道a05
ホームの様子です。
単式ホーム1面1線の棒線駅となっています。
いさりび鉄道a06
そしてこちらがホームの裏手に見える建物で、
副駅名にある北斗市役所の建物となります。
駅の南隣に1983年(昭和58年)に上磯町役場として完成したもので
現在は北斗市役所の本庁舎として使用されています。
いさりび鉄道a07
市役所前から駅方向を見ると、踏切の先にかなでーるが見えます。



いさりび鉄道a08
こちらは次の久根別駅の駅前の光景です。
駅の前で道道456号線が直角に曲がっており、
南に鉄道と並走している国道228号線(松前国道)へと合流しています。
いさりび鉄道a17
駅側から見た駅前交差点付近。
いさりび鉄道a09
そして交差点前にある駅舎です。
1913年(大正2年)に国鉄上磯軽便線の駅として開業した駅ですが
駅舎は1979年(昭和54年)に改築されて現在に至っています。
いさりび鉄道a10
駅舎の中の様子。
1986年(昭和61年)に無人化されるまでは駅員がいたので
券売窓口の跡が残っています。
いさりび鉄道a11
駅舎からホームへはご覧の階段で上がります。
ホームは単式1面1線と島式1面2線の計3線となっています。
いさりび鉄道a12
1番線ホームです。駅舎のあるホームとなります。
木古内方面行きの上り線ホームで単式ホームです。
いさりび鉄道a13
ホーム間を連絡している跨線橋です。
この跨線橋はホーム同士の他に駅の南北を繋ぐ自由通路をも兼ねています。
いさりび鉄道a14
島式の2、3番線ホームです。
函館方面行きの下り線ホームですが
列車交換時の退避や行き違いにも使用される為、
木古内方面の上り列車が入線することもあります。
いさりび鉄道a15
そして駅の北側へもご覧の跨線橋の階段があって出る事ができます。
いさりび鉄道a16
駅の北側には特に広場などはなく、
直接住宅地へと通じています。



いさりび鉄道a18
こちらは久根別駅から東へ1.2kmほど進んだ
北斗市の市営久根別団地の北側付近です。
いさりび鉄道a19
いさりび鉄道の線路が団地と隣接して走るこの場所に次の駅があります。
いさりび鉄道a20
こちらが東久根別駅の駅舎の外観です。
1986年(昭和61年)に国鉄江差線の臨時駅として開業した駅で、
「国鉄最後のダイヤ改正で誕生した道内15駅のうちの1つ」なのだそうです。
ご覧の通り駅舎はワフ29500形貨車を改造した貨車駅舎となっています。
いさりび鉄道a21
東側からみた駅と駅前の様子です。
いさりび鉄道a22
この付近の線路は築堤上を走っており、
駅舎の前へ構内に通じる踏切へと上がる階段があります。
いさりび鉄道a23
踏切を抜けて線路の北側の住宅地へも抜けることができ、
こちらは北側から見た踏切付近の様子です。
いさりび鉄道a24
そして駅舎の前の通路を抜けるとホームへと入れます。
いさりび鉄道a26
駅舎の中には自動券売機もありますが
扉が開いているのは7時から20時までとなります。
いさりび鉄道a25
ホームの様子です。
仮乗降場が出自だけあり単式ホーム1面線の棒線駅となっています。



いさりび鉄道a27
こちらは東久根別駅から東へと2.7kmほどの付近です。
国道228号線や海岸と並走してきたこちらに次の駅があります。
いさりび鉄道a28
七重浜駅の駅舎の外観です。
こちらの駅は見ての通り橋上駅舎となっています。
いさりび鉄道a29
駅前の広場の横には北斗市役所七重浜支所「れいんぼー」の建物が。
いさりび鉄道a30
正面から伸びるこちらの道は道道1067号七重浜停車場線で
400mほどで国道227号線と駅を連絡をしています。
また国道の先は噴火湾(内浦湾)があり、
駅は津軽海峡フェリーの函館側の最寄り駅となっています。
いさりび鉄道a31
跨線橋を上がると中ほどに待合室への入口があります。
いさりび鉄道a35
この駅の跨線橋も駅の南北を連絡する自由通路を兼ねており、
駅裏側の線路北側の出口へと出られます。
いさりび鉄道a36
北側の駅出口前はご覧の通り住宅地の真っ只中となっています。
いさりび鉄道a32
そして跨線橋へと戻り、橋上の待合室の様子です。
いさりび鉄道a33
階段を下りるとホーム側にも扉が設けられており
風雪をしのぐベンチが置かれていました。
いさりび鉄道a34
こちらがホームとなります。
島式ホーム1面2線となっています。
1番線が上り木古内方面、2番線が下り函館方面となります。



いさりび鉄道a37
こちらは国道5号線の五稜郭駅前交差点です。
いさりび鉄道a38
七重浜駅から南東に2.7kmほどのこの交差点の前には
名前の通り駅と駅前広場が隣接しています。
いさりび鉄道a39
こちらが五稜郭駅の駅舎の外観です。
1911年(明治44年)に国鉄函館本線の駅として開業しており、
いさりび鉄道の前身にあたる国鉄上磯軽便線が
1913年(大正2年)にできて乗り換え駅となっています。

駅舎は1977年(昭和52年)に改築されたものですが、
2011年(平成23年)にリニューアルが行われて
正面の駅名標が星型になるなどしています。
いさりび鉄道a40
駅前の広場はご覧の通り広く、
中央部をバスやタクシーの停留スペースとして
その周囲を一方通行のロータリーとしています。
いさりび鉄道a41
国道を挟んだ駅の正面にあるビックカメラ。
いさりび鉄道a42
その脇には交差点から「五稜郭駅前通り」という道が
正面へと伸びています。
いさりび鉄道a45
再び駅舎へと戻り入口へ。
いさりび鉄道a43
駅舎の入口は風除室が作られており、
脇には喫煙ルームがありました。
いさりび鉄道a44
中の待合室の様子です。
JR北海道と道南いさりび鉄道共同使用駅ですが、
駅の管理はJRが行っており券売機も改札脇にはJRのものが設置されています。
いさりび鉄道a46
そしてJRの券売機の横にはいさりび鉄道の券売機もあります。
いさりび鉄道a47
改札前の券売窓口に張られたホームの案内図。
いさりび鉄道a48
図の通り改札を入ると右手に通路が延び跨線橋への階段があります。
いさりび鉄道a49
跨線橋の中の様子です。
いさりび鉄道a50
五稜郭駅は島式ホーム2面4線となっており
跨線橋が駅舎とそれぞれのホームを連絡しています。
いさりび鉄道a51
まずはこちらが島式の3、4番線ホームです。
4番線が函館方面行きの上り線ホームとなります。
いさり火鉄道では函館方面が下りでしたが、
五稜郭駅より先はJR函館本線となりますので函館方が上りとなります。
いさりび鉄道a52
駅舎に近い方が3番線となりますが、
こちらは待避線となっているので駅名標も3番線側は空白になっています。
いさりび鉄道a53
跨線橋の北側にもホームが延びていますが、
旅客に使っている4番線ホーム側のみ継ぎ足されて延長されています。
いさりび鉄道a54
ホーム北端から見返した光景です。
いさりび鉄道a55
跨線橋へと戻って隣のホームへ。
いさりび鉄道a56
こちらが島式の5、6番線ホームです。
5番線が函館本線の下り札幌方面、
およびいさりび鉄道の上り木古内方面行きホームとなります。
6番線は臨時ホームとなり通常使用はしていない様です。
いさりび鉄道a57
そして6番線の跨線橋階段前付近には
ご覧の「0K000m」の表示がレールに書き込まれいます。
これはこの五稜郭駅を起点とするいさりび鉄道のゼロキロポストとなります。
かつては江差線の0kmの表示がホームに書かれていたそうですが、
最近新しく書き直されたらしくホームにペンキがこぼれていました


そして道南いさりび鉄道としてはこの五稜郭駅で終わりとなりますが、
いさりび鉄道の列車は全列車が函館駅まで乗り入れ運転をしています。
いさりび鉄道a58
こちらが函館駅の1、2番線ホームです。
いさりび鉄道a59
頭端式4面8線のホームを持つこの駅ですが、
1、2番線ホームのみは電化がされておらず気動車のみが入線できるホームとなります。
その為気動車で運行されているいさりび鉄道の列車がこのホームに入線しています。
いさりび鉄道a61
ホームを連絡している通路。
いさりび鉄道a60
こちらが改札の光景です。
改札の左脇にいさりび鉄道の券売機が置かれています。
いさりび鉄道a62
函館駅の駅舎の外観です。



以上で道南いさりび鉄道の全駅のご紹介となります。
駅メモでは「道南いさりび鉄道」として木古内駅━五稜郭駅間が収録されているほかに
「JR江差線」としても路線の一部として収録がされています。
これは江差駅━木古内駅間の廃線を扱う都合上、いさりび鉄道の区間が重複したものと思われます。


いさりび鉄道a63
こちらはau 4G LTEによる電波エリアマップです。
函館市街の区域だけに全域が電波圏内となっています。
トンネルなどもこの区間はありませんので駅へのアクセスには全く問題がありません


道南いさりび鉄道自体は全線で37.8kmであり、
全線でちょうど一時間程度の所要時間の路線です。
新幹線停車駅の木古内駅と、函館本線のターミナルである函館駅間を走っているだけに
路線までのアクセスは悪くない、というか良好だと思います。

ただ木古内駅━上磯駅間のいさりび鉄道は一日上下線ともに9本であり、
一時間から一時間半の列車間隔があります。
いさりび鉄道自体は一度乗れば難なくコンプできると思いますが、
廃線の江差線が近くにあることなどを勘案すると
それなりの計画が必要になる路線だと思います。


いさりび鉄道a64
新幹線も走る青函トンネルから貨物列車が乗り入れるという路線の性格上
木古内駅構内が新幹線同様に電圧が昇圧されている事などから、
全線電化されているにもかかわらずいさりび鉄道で運行している列車は気動車のみです。

通常の在来線交流列車入れないため、この路線を走る電車は
貨物を曳くEH800形電気機関車と四季島のみとなっています。


新幹線の並行在来線として切り離された路線ではありますが、
本州と北海道を繋ぐ青函連絡路線というその性格から
ローカル線ではありますがすぐに無くなってしまうことは無いでしょう。

ただ、北海道では現在唯一の第三セクター路線、
「北海道新幹線オプション券」を買えば18きっぷでも乗れますので
一度は乗ってみてはいかがでしょうか。


では。

いさりび鉄道93
さて。こちらは道南いさりび鉄道についてです。


元は1913年(大正2年)に上磯軽便線として五稜郭駅━上磯駅間で開業した路線で、
1936年(昭和11年)に江差駅まで延伸して国鉄江差線となっています。

青函連絡路線として特急列車が運用されるなど
北海道と本州を結ぶ重要な路線として機能していましたが、
2016年(平成28年)の北海道新幹線開業によって並行在来線と位置づけされ、
道南いさりび鉄道へ第三セクター移管がされました。



いさりび鉄道01
こちらは道道5号江差木古内線と道道383号木古内停車場線の交差点です。
いさりび鉄道02
交差点の角には木古内みそぎ祭りのオブジェと案内板があります。
いさりび鉄道03
「駅前通」の表示のある目の前の道を北西に進み、
セイコーマートの前を通り過ぎると駅が見えてきます。
いさりび鉄道04
こちらが道南いさりび鉄道の木古内駅の駅舎外観です。
JR江差線の旧駅舎が2016年(平成28年)の北海道新幹線開通に伴って
道南いさりび鉄道への移管と同時に改装されたものです。
改築では無く改装の証拠に、旧駅舎のとんがり屋根が
現在の駅舎からも少しだけ顔を出しています

いさりび鉄道06
いさりび鉄道の駅舎の後ろにはJR北海道の新幹線の木古内駅駅舎があります。
いさりび鉄道05
駅前のロータリーの様子です。
かなり広いロータリーとなっています。
いさりび鉄道18
ロータリーに面して駅の反対側に作られている
「道の駅みそぎの郷きこない」の建物。
いさりび鉄道07
横から見たいさりび鉄道の木古内駅の様子です。
跨線橋は江差線時代からのものがそのまま使われています。
いさりび鉄道08
ただ江差線時代はホームと階段は3つづつありましたが
今は撤去されて一番奥のひとつだけが残されています。
跨線橋には撤去された痕跡が見て取れます。
いさりび鉄道09
駅舎の西側の入口と中の様子。
こちらはエレベーター前へのバリアフリー用の入口のようです。
いさりび鉄道10
東側の入口。
こちらには「入口」の表示があり、階段とエスカレーターがあります。
いさりび鉄道11
階段とエスカレーターを上がると跨線橋の通路に出ます。
この跨線橋は元々江差線時代からあったものですが
ご覧の様に中の内装が綺麗にリニューアルされています。
いさりび鉄道12
そして跨線橋の中ほどにある
こちらが木古内駅の改札前への入口です。
木製の駅名標に「北海道最南端の駅」と書かれています。
いさりび鉄道13
改札前の待合室の様子です。
新幹線停車駅でもあるので有人駅のような気がしますが
輸送社員のみ配置で出改札業務は行われていません。
いさりび鉄道14
待合室の一角には鉄道資料の展示コーナーがありました。
いさりび鉄道15
改札の様子と、改札内のホームへの連絡通路です。
いさりび鉄道16
ホームへと降りる跨線橋の階段。
いさりび鉄道17
こちらがいさりび鉄道の木古内駅のホームの様子です。
島式1面2線の駅となっています。



いさりび鉄道19
木古内駅から北へと4km弱離れた、
こちらは国道228号線(松前国道)の光景です。
ご覧の信号に駅への案内表示が設けられています。
いさりび鉄道21
案内に従って道を進むと線路が見えてきます。
いさりび鉄道21
こちらが札苅駅の駅舎の外観です。
1930年(昭和5年)に国鉄上磯線の駅として開業しました。
いさりび鉄道22
駅舎の中の様子です。
無人駅ですが簡易委託の為の券売窓口は残っています。
いさりび鉄道23
駅の時刻表です。
いさりび鉄道29
ホーム側から見た駅舎の改札付近。
いさりび鉄道24
こちらは駅舎のある第1乗降場です。
木古内方面行き列車のホームとなります。
駅は千鳥式2面2線ホームとなっており構内踏切で連絡をしています。
いさりび鉄道25
こちらがその構内踏切です。
1988年(昭和63年)の海峡線開業までは単式1面の駅だったのですが、
海峡線の開通に伴って当時の江差線の木古内駅以北が電化されました。

これによって青函トンネルから貨物列車が直接乗り入れをする事となって
列車が退避をする必要ができた為、駅の長さの延長が必要となります。
その為新たなホームを新設することで駅の有効長が伸ばされたのです。
いさりび鉄道27
そのホーム新設によって作られたのが
二つのホームを連絡するこちらの構内踏切となります。
いさりび鉄道26
函館方面行きの第2乗降場です。



いさりび鉄道28
噴火湾の海岸線に沿って国道228号線(松前国道)と線路が並走しており、
西に3.4kmほど進むと次の駅があります。
ご覧のように国道には駅への案内板が。
いさりび鉄道30
案内板の指す道を進むと駅が見えてきます。
いさりび鉄道31
こちらが泉沢駅の駅舎です。
隣の札苅駅と同じく1930年(昭和5年)に国鉄上磯線の駅として設置されました。
駅舎も札苅駅とほぼ同じ形のものとなっています。
いさりび鉄道32
駅舎内の様子です。
折りたたみのテーブルと椅子が置かれていました。
いさりび鉄道33
ホーム側から見た駅舎の改札付近。
いさりび鉄道34
こちらは駅舎のある上り木古内方面行きの1番線ホームです。
いさりび鉄道35
ホームを連絡する跨線橋です。
この駅も海峡線開通による貨物乗り入れによって駅の有効長を伸ばした結果、
増設されたホームを連絡する為に1988年(昭和63年)にこの跨線橋が作られました。
いさりび鉄道36
こちらがその増設された島式ホームです。
現在は2、3番線として2番線が下り函館方面行き、
3番線が予備ホーム及び通過線となっています。



いさりび鉄道37
泉沢駅から引き続き国道228号線と海岸に沿って線路を北進し、
3kmほど進むと釜谷簡易郵便局の先に次の駅への入口があります。
いさりび鉄道38
駅があることを示す案内板。
いさりび鉄道39
案内板に従って道を入るとすぐに駅が見えてきます。
いさりび鉄道40
こちらが釜谷駅の駅舎となります。
他の駅同様に1930年(昭和5年)に国鉄上磯線の駅として設置されました。
1986年(昭和61年)に駅舎が撤去され、
現在は代わりにワム80000形貨車をベースとした貨車駅舎が置かれています。
いさりび鉄道46
駅舎側から見た駅前広場の様子です。
いさりび鉄道41
駅の入口はそのまま構内踏切とつながっており、
ホームへの階段を昇るとすぐに駅舎の入口があります。
いさりび鉄道42
駅舎の中の様子です。
ベンチに座布団が置かれるなどまるで誰かが住んでいる部屋のようです。
いさりび鉄道43
こちらが駅舎のある1番線ホームです。
上り線木古内方面行きとなります。
いさりび鉄道44
ホームを連絡する構内踏切です。
いさりび鉄道45
下り線函館方面行きの2番線です。
こちらのホームも1988年(昭和63年)の海峡線開通による貨物乗り入れで
増設をされたホームとなります。
他の駅が千鳥式なのに対して、この駅は交換設備の改修こそ行われたものの
ホームは向かい合った相対式で作られています。



いさりび鉄道47
引き続き国道228号線(松前国道)と海岸線に沿って
5kmほど北上すると、当別漁港の手前付近に渡島当別郵便局が見えてきます。
いさりび鉄道48
こちらの郵便局の建物こそが、合築となっている
渡島当別駅の駅舎となります。
いさりび鉄道501
駅前広場に置かれた石碑の駅名標です。
副称に「トラピスト修道院入口」とあることから分かる通り、
この駅舎はトラピスト修道院の最寄り駅であることから修道院を模して作られました
いさりび鉄道49
駅前広場の様子です。
確かに駅前広場の形をしているのですが、
ここに駅があると知らないと単なる郵便局の駐車場と間違えそうです。
いさりび鉄道55
広場にある渡島当別地区の観光案内板。
いさりび鉄道50
こちらは同じく駅前広場にある岡本商店です。
JR時代にはこちらの商店で切符を委託販売していました。
いさりび鉄道52
駅舎の中に入ると郵便局に入口の前を
ご覧の通路がホームへ向かって伸びており、
奥には待合スペースが設けられていました。
いさりび鉄道53
通路から見上げるとご覧の通り。
ステンドグラスの天窓まで作られています。
いさりび鉄道54
振り返って入口の上を見上げてみると、
付室の上のスペースに陶器製の聖像が置かれていました。
いさりび鉄道56
改札を出るとホームへはご覧の階段を上がります。
いさりび鉄道63
ホーム側から見た改札付近。
いさりび鉄道57
駅舎側の1番線ホームです。
木古内方面行きの上り線となっています。
いさりび鉄道58
ホームを連絡する跨線橋。
他の駅同様に1988年(昭和63年)の海峡線開通による貨物列車乗り入れで
もう一つのホームが増設された際にこの跨線橋も作られました。
いさりび鉄道59
こちらが増設された2番線ホームです。
相対式ホームの形で増設されています。
下り線の函館方面行きのホームとなります。
いさりび鉄道60
2番線の裏側には保線車両が留置されている引き上げ線が。
いさりび鉄道61
駅のすぐ北側にはご覧の当別トンネルがあり、
北側の駅の交換設備はトンネル内にあります。
いさりび鉄道62
そして上下線ホームの両方にあるのが
こちらのトラピスト修道院の写真入りの名所案内です。



いさりび鉄道64
こちらは茂辺地駅の西側の駅前付近の光景です。

ずっと国道228号線と並走してきた鉄道ですが、
茂辺地木古内道路(国道228号)と松前国道(国道228号)という
二つの国道228号線が茂辺地付近で並走状態となると
その中間点付近を走ります。
いさりび鉄道65
駅舎の外観です。
この駅も1930年(昭和5年)に国鉄上磯線の駅として設置されました。
1988年(昭和63年)の海峡線開通による駅設備改修のあと
駅舎も改築されて現在のものとなっています。
いさりび鉄道66
駅の南側にある跨線橋です。
ホーム同士を連絡する目的の他に、
駅構外である西側と東側からも直接上ることができ、
ホーム連絡通路と駅の自由通路を兼ねています。
いさりび鉄道74
西側駅構外からの跨線橋の階段です。
いさりび鉄道67
駅舎の中の様子です。
この駅も無人駅となっています。
いさりび鉄道68
ホーム側から見た駅舎の改札付近。
いさりび鉄道69
駅舎側の1番線ホームです。
このホームは単式ホームとなっており、
上り線の木古内方面行き乗り場となります。
いさりび鉄道70
跨線橋の中の様子です。
いさりび鉄道71
この駅のもう一つのホームである島式の2、3番線ホームです。
函館方面行きの下り線ホームとなっています。
いさりび鉄道73
跨線橋から見た駅構内の様子。
いさりび鉄道75
こちらは跨線橋の東側の出口付近の様子です。
いさりび鉄道76
跨線橋の階段のたもと付近はご覧の様に
草木に囲まれた空き地になっています。
いさりび鉄道77
空き地の先は集落の生活道路へとつながっており
いわば抜け道のような出口となっています。



いさりび鉄道78
こちらは上磯駅の駅前付近です。
いさりび鉄道79
東側の駅前からは海へと向かって道道530号上磯停車場線が通っており、
160mほどで国道228号(松前国道)へと連絡しています。
いさりび鉄道92
ロータリー前から南側にはご覧のように商店街があり、
商工会の建物が駅ロータリーの南端に接して建っています。
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駅舎の外観です。
ご覧の通り橋上駅舎となっており跨線上に駅が設けられています。

1913年(大正2年)の国鉄上磯軽便線の開業で設けられた駅で、
海峡線開通の1988年(昭和63年)の駅設備改修に伴って
駅舎も改築されて現在の橋上駅となっています。
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階段のたもとにはご覧の待合スペースが。
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跨線橋上の通路の様子です。
橋上に待合室の入口があります。
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反対側の西側から見た駅舎です。
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西側の駅前はご覧の通り住宅地となっています。
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階段前にある案内板を見ると、
西口の住宅地の向こう側には北斗市の運動公園が広がっている様子です。
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再び跨線橋に戻り通こちらが待合室への入口。
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中に入って待合室の様子です。
無人駅ですので待合スペースと券売機があります。
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改札内の跨線橋のホーム連絡通路です。
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こちらが1番線ホーム。
片側が柵で塞がれた単式ホームとなっています。
こちらのホームは当駅止まりで発着する函館方面の列車の専用ホームとなります。
ですので駅名標も隣駅は函館方面のみが記載されており、
木古内方面の南側線路はご覧の通り車止めとなっています。
またこの1番線のみ電化がされていません。
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ホームを連絡する跨線橋の全景。
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島式の2、3番線ホームです。
2番線が上り木古内方面行き、3番線が下り函館方面行きとなっています。


いさりび鉄道94
こちらはau 4G LTEによる木古内駅━上磯駅間の
道南いさりび鉄道線の電波状況を示したマップです。
路線の走る沿岸部はほぼ全てが電波圏内となっています。
ですので基本的にトンネル内など以外ではどこでもアクセスが可能な状況です。



いさりび鉄道95
道南いさりび鉄道はまだ北へと続きますが、
いったんこちらで記事は切りたいと思います。
上磯駅以北についてはその2にて。

では。

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