2019年05月

門司港レトロ観光線00
さてさて。お次は平成筑豊鉄道門司港レトロ観光線となります。


門司港は明治時代に外国航路の拠点および貿易港として発展した港であり、
日本の近代化を西の玄関として支えた港でした。
この門司港からは鉄道連絡船である関門連絡船が下関との間を結んでおり、
九州の玄関口としての役割を果たしていました。

しかし関門鉄道トンネル(1942年(昭和17年)開通)、
関門国道トンネル(1958年(昭和33年)開通)などで
鉄道連絡線はその役割を序々に失っていき1964年(昭和39年)廃止。
また門司港も戦後に中国との大陸貿易が途絶えるなどしてその地位を失っていきました。

現在では小倉港や洞海港とあわせて「北九州港」と称されており、
その立地からアジアとの貿易拠点としての役割を果たしています。


しかし往年の繁栄を知る人には「衰退」と見える門司港は
おりしもバブルによる不動産開発の波に飲み込まれそうになります。
その中で北九州市は、函館や小樽などを参考として
古い建物を観光資源として残し整備する事を選択。
1988年(昭和63年)より「門司港レトロ事業」として整備再開発が開始され、
主に大正時代の建築物を中心としたレトロ調の観光スポットとして
1995年(平成7年)に完成をしています。


そして門司港駅から北に向かっては関門海峡の海岸沿いには
JR鹿児島本線の貨物支線が900mほど延びていました。
終端には外浜駅という貨物駅が設置されていたのですが、
この外浜駅の側線扱いでさらに3.4kmの線路が
北九州市所有の田野浦公共臨港鉄道として伸びていました。

JRの貨物支線と田野浦公共臨港鉄道の貨物列車は
2004年(平成16年)を最後に運行が無くなり翌年には休止。
その後の2008年(平成20年)に正式に路線廃止となっています。


そしてこの門司港の貨物廃線跡に目をつけたのが北九州市で、
JRの貨物線跡を市で買い取り、元々北九州市所有の田野浦公共臨港鉄道と併せて
観光目的の路線として観光客向けのトロッコ列車を運行する計画を立てました。

幸い廃線跡はほぼ再利用できる状態で残っており、
2008年(平成20年)に北九州市が第三種鉄道事業者(路線の保有)、
平成筑豊鉄道が第二種鉄道事業者(鉄道の運行)として九州運輸局へ許可申請。
2009年(平成21年)4月26日に門司港レトロ観光線として全長2.1kmが開業しました。
門司港レトロ観光線02
こちらはJR九州の鹿児島本線の終端である門司港駅の構内です。
かつては関門連絡線と連絡する九州の玄関口でしたが、
関門トンネルの開通によって現在は実質的には枝の盲腸線の終端駅となっています。
門司港レトロ観光線03
その門司港駅の改札を出て、駅舎の中の通路を東側へと向かいます。
門司港レトロ観光線01
こちらが門司港駅の東口の駅前の様子です。
元々は港に面した西側の駅舎前にロータリーがありましたが、
門司港レトロ事業によって駅舎前が噴水広場となった為
ロータリーはこちらの東側へと移されました。
門司港レトロ観光線05
そのロータリーの西側はバスやタクシーの乗降場となっていますが、
東側は駐車場スペースとなっています。
門司港レトロ観光線06
その駐車場のさらに東側にトロッコ列車の乗降場が設けられています。
門司港レトロ観光線07
こちらがトロッコ列車の乗降場である九州鉄道記念館駅の駅舎の外観です。
2009年(平成21年)の路線開設時に始発駅として設けられました。

当初の計画では「門司港駅」という仮称でしたが
ネーミングライツ権をJR九州が購入。
駅の目の前にある九州鉄道記念館の名前を付けました。
門司港レトロ観光線08
南側から見た駅の様子です。駅舎の南側に切符売り場があり、
切符を購入した乗客はスロープを通ってホームへと入ります。
門司港レトロ観光線09
スロープを通ってホームへ。
脇にはレトロ観光線の終端の車止めがあります。
かつてはJR鹿児島本線とつながっていましたが
現在は連絡する線路が撤去されて車止めとなっています。
門司港レトロ観光線10
こちらがホームの様子です。
単式ホーム1面1線となっており交換設備や引き上げ線などはありません。
到着した列車はそのまま折り返し運転をする事となります。
門司港レトロ観光線11
そして線路の終端を南側から回りこむと九州鉄道記念館への案内看板があり、
駅の東側の広場になっている場所へと出られます。
門司港レトロ観光線12
こちらが駅名の由来となっている九州鉄道記念館です。
JR各社ではそれぞれが鉄道博物館を持っていますが、
この施設はいわばJR九州の鉄道博物館となります。
門司港レトロ観光線13
記念館には初代九州鉄道本社社屋を転用した本館があり、
駅メモではおなじみの寝台特急月光などもこちらで展示されています。
門司港レトロ観光線14
こちらのレトロ観光線はトロッコ列車という性格上、
定期運行は毎年3月中旬から11月下旬の土日祝日および春・夏休み期間となっていて
常設の普通鉄道ではありますが年間130日程度の運行となっています。
ですから冬場や平日に行ってもご覧の様に駅は閉まっていますので
実乗されたい方は運航日の確認に注意が必要です。



門司港レトロ観光線15
九州鉄道記念館駅を出た列車はすぐに国道198号線を踏み切りで横切ります。
この国道は門司港を600mだけ走る港国道で、踏み切りの東100mほどには
国道3号線が線路と併走するように走っています。
門司港レトロ観光線16
踏み切りからは駅が見えますが、踏切脇の駐車場には
通り抜けができない旨の看板が鉄道により立てられていました。
門司港レトロ観光線17
国道を渡った線路は二車線の道路に沿って北上します。
写真の一番下の、幅の広い東港町踏切まではおよそ300mほどでしょうか。
門司港レトロ観光線25
踏切の目の前には港の岸壁前の広場が。
門司港レトロ観光線18
この付近はかつての門司港の港湾地域で、
現在は門司港レトロ地区として観光用に整備がされています。
門司港レトロ観光線23
岸に面して経っている「海峡プラザ」。
レトロ地区のみやげ物や飲食店などが入るショッピングモールです。
門司港レトロ観光線19
そして東港町踏切のすぐ北側に次の駅が見えてきます。
起点の九州鉄道記念館駅からは500mの距離にあります。


門司港レトロ観光線20
こちらが出光美術館駅の外観となります。
2009年(平成21年)の路線開業時に設置された駅で、
計画時の仮称は門司港レトロ地区の中心部にあたることから「レトロ中央駅」でした。
駅のすぐ北にある出光美術館を運営する財団法人出光佐三記念美術館が
ネーミングライツ権を購入した事で出光美術館駅の名前となっています。
門司港レトロ観光線21
駅は道路沿いに線路との間に作られており、
目の前の道からホームへはスロープで連絡しています。
門司港レトロ観光線22
ホームの様子です。
単式ホーム1面1線となっており、入口付近に屋根の上屋があるのみとなっています。
門司港レトロ観光線24
スロープへと戻って入口の駅名標の裏側です。



門司港レトロ観光線26
こちらは出光美術館駅の真北の交差点で、
目の前に門司港レトロハイマートという高層マンションが建っています。
マンションですが、最上階は「門司港レトロ展望室」として観光用に開放されています。
門司港レトロ観光線27
景観を巡って市と建築主が争ったという建物ですが、
当初は15階建ての予定の建物を、幅を狭くして高さを倍にして景観問題を解決。
現在では門司港レトロ地区でひときわ目立つランドマークとなっています。
門司港レトロ観光線28
そしてレトロハイマートのすぐ北側に位置するのが、
駅名の元となった出光美術館です。
線路はご覧の美術館の裏側を通っており、裏手からは駅も見える位置にあります。
門司港レトロ観光線29
美術館から線路を挟んだ斜向かいとも言うべき北側には
かつてJRの貨物駅であった外浜駅がありました。
こちらがJR鹿児島本線の貨物支線の終端であり、
奥に北に続く線路は田野浦公共臨港鉄道の廃線跡を転用したものとなります。
門司港レトロ観光線30
線路はまっすぐに北へ。
美術館から門司メディカルセンターの裏手までおよそ250mほどとなります。
線路脇は市が整備した遊歩道が併走しています。
門司港レトロ観光線31
この付近には外浜貨物駅の側線が今でも残っています。
門司港レトロ観光線32
そして外浜駅の構内だった付近を過ぎると
踏み切りの先に門司港の船溜まりが見えてきます。
門司港レトロ観光線33
線路脇に整備された遊歩道です。
門司港レトロ観光線34
遊歩道からは小型船舶が係留されているのが至近で見られます。
門司港レトロ観光線35
岸壁の遊歩道と併走する線路。
北側の正面には関門橋が見えます。
門司港レトロ観光線37
さらに港の脇の遊歩道を進むと
次第に見える船が大型になってきます。
門司港レトロ観光線36
するとまもなく次の駅が見えてきます。
出光美術館駅からはおよそ900mほどの距離となります。



門司港レトロ観光線38
こちらは県道261号門司東本町線という全長1.4kmほどの県道です。
奥の鳥居は県道に立っている和布刈神社の一の鳥居で、
背後の山は旧門司城跡である古城山、その上に見えるのは関門橋の福岡県側の袂です。
門司港レトロ観光線39
県道沿いに建っている門司海員会館の目の前を通って
海側の西へ50mほど進むと、遊歩道が線路を渡っている踏切があります。
門司港レトロ観光線40
切返して海員会館前から県道方向を。
門司港レトロ観光線41
そして踏み切りの海側にノーフォーク広場駅の入口があります。
門司港レトロ観光線42
駅の入口の様子です。
2009年(平成21年)の路線開業時に設置された駅で、
計画当初の仮称は「文字ヶ関駅」でした。
ネーミングライツにより駅近くの割烹料理店が権利を購入し
ノーフォーク広場駅となっています。
門司港レトロ観光線46
駅の入口からはスロープでホームへ。
門司港レトロ観光線47
スロープの終端には、北九州市と姉妹都市の米国バージニア州ノーフォーク市からの
姉妹都市提携50周年を記念する銘板がありました。
門司港レトロ観光線43
こちらがホームの様子です。
貨物線に新設された駅だけに単式ホーム1面1線の棒線駅となっています。
ホームのみで駅舎も上屋も無いシンプルな造りの駅となっています。
門司港レトロ観光線44
駅付近を望む遠景です。
門司港レトロ観光線45
こちらは駅から北に130mほどにある県道との踏切です。
踏切の目の前には和布刈トンネルがあります。
門司港レトロ観光線48
ちなみにトロッコ列車がこの和布刈トンネルを抜ける際には
客車の天井に蛍光塗料で描かれた海底の生物が浮かび上がります。
門司港レトロ観光線49
踏切とトンネルのすぐ西の県道沿いには
こちらのノーフォーク広場の案内表示があります。
門司港レトロ観光線50
港に面したノーフォーク広場には
すぐ横にある門司海上保安部の巡視艇も見えます。
門司港レトロ観光線51
和布刈公園の入口から見える関門橋。


門司港レトロ観光線52
こちらは和布刈公園の北側にある潮風広場です。
関門橋の北側にあり、ノーフォーク広場駅からは山の反対側にあたります。
門司港レトロ観光線55
和布刈トンネルを抜けた先にある公園の様子を
トロッコ列車の客車から。
門司港レトロ観光線53
この広場には国内最大級のたこ型すべり台が置かれていますが、
EF30形電気機関車とオハフ33形客車の二両が静態保存されています。
門司港レトロ観光線54
こちらがFE30形の1号機です。
関門トンネルを挟んだ山陽本線の下関駅━門司駅間が直流電化で、
鹿児島本線の門司港駅━久留米駅間が交流電化という事情から
関門トンネルを牽引する機関車は交直流両用である必要があり開発されました。

和布刈公園の1号機は試作機で、
まさに関門トンネルの為に開発された機関車となります。
門司港レトロ観光線56
その後ろには客車のオハフ33が。
この場所に移設されて「かいもん号」という名前がつけられて
無料休憩所として軽食の売店も設置されました。
門司港レトロ観光線57
車両の横にある説明版です。
門司港レトロ観光線58
公園の前の市道から見た列車の様子です。
門司港レトロ観光線59
そして静態保存されている列車の東側に
トロッコ列車の駅が設置されていました。


門司港レトロ観光線61
こちらが関門海峡めかり駅の外観となります。
2009年(平成21年)の路線開業時に終着駅として設置されました。
線路沿いにはテント布の屋根が設けられており
繁忙期に乗客が待機の列を作る場所となっています。
門司港レトロ観光線62
テントの奥には観光案内を行う「めかり総合案内所」があり
この駅の券売業務も行っています。
その案内書に脇にホームへの入口が設けられていました。
門司港レトロ観光線60
テントや案内所などの前にはご覧のように車寄せとなるロータリーがあり
バス停もこのロータリーに設置されていました。
門司港レトロ観光線63
目の前の海は関門海峡で、
源平の合戦で有名な壇ノ浦とはここの海の事です。
海の向こう側に見える対岸は山口県の下関となります。
門司港レトロ観光線64
そしてこちらがホームの様子です。
単式ホーム1面1線となっています。
門司港レトロ観光線65
この駅は終着駅ですが、線路は駅の先までずっと伸びています。
元々の田野浦公共臨港鉄道の廃線跡なのですが、
駅から800mほど先までが回送線として現在も使われており
トロッコ鉄道の車庫である瀬戸町車庫までつながっています。
門司港レトロ観光線66
いわゆる駅舎は無く、入口付近のホーム西端に上屋の屋根があります。



門司港レトロ観光線67
こちらはレトロ観光線のトロッコ列車です。
機関車も客車もオリエント急行をイメージした青(    )で統一して塗られており、
「潮風号」の愛称がつけられています。
門司港レトロ観光線68
機関車のDB10形ディーゼル機関車101号機です。
編成の北側の関門海峡めかり駅側の先頭車両となります。
門司港レトロ観光線69
反対側の編成南端の九州鉄道記念館駅側を走るDB10型102号機
レトロ観光線ではこの2両以外に機関車はありません。

元々は2両とも南阿蘇鉄道で1986年(昭和61年)から2006年(平成18年)まで
トロッコ列車「ゆうすげ号」を牽引していた機関車で、
2009年(平成21年)より平成筑豊鉄道の所属列車となっています。
門司港レトロ観光線70
途中の客車はトラ70000形客車で、701号と702号の2両となります。
島原鉄道で「ハッピートレイン号」として1997年(平成9年)から
2008年(平成20年)までの間を走っていたトロッコ客車となります。

2009年(平成20年)に機関車と併せて購入され平成筑豊鉄道の所属となり、
若干の改造が施されて車体も青色となっています。
門司港レトロ観光線71
客車内の様子です。


門司港レトロ観光線72
こちらはau 4G LTEでの門司港レトロ観光線の電波状況を示したマップです。
政令市の北九州市を走る路線だけあって全線が電波エリア圏内となっています。
駅へのアクセスに困る事は無いでしょう。


門司港レトロ観光線は全長が2.1kmという路線の為、
徒歩でも片道30分程度で全線を歩く事が可能です。

またJR鹿児島本線の起点の門司港駅からレーダーで
終点の関門海峡めかり駅までが射程5
となっています。
対岸の山口県の下関駅から射程8で届きますし、
門司駅からですらなつめスキルを使えば射程13で届くという状況です。
乗る事にさえこだわらないならば路線コンプはさほど難しくは無い路線です。

門司港レトロ観光線73
しかし線路も列車も全てが一度、廃止になったり廃車になっているこの路線、
3月から11月までのシーズン中でないと乗れませんが
今では連日勢況で席が埋まっている状態です。

JRのフリー切符でも乗れますので、乗らないともったいないと個人的には。

では。

六甲ライナー15
さて、お次は神戸の六甲ライナーです。


正式な名称は「神戸新交通六甲アイランド線」であり、
ゴムタイヤで走り自動運転を行う案内軌条式鉄道(AGT)の路線となります。
駅メモでは神戸新交通六甲アイランド線の方で登録されていますが
一般的には愛称の「六甲ライナー」の方が馴染みが深いでしょう。
1990年(平成2年)2月に全線が開業し、現在に至るまで
新興の六甲アイランドと歴史ある東灘区とを運行しています。



六甲ライナー01
こちらはJR神戸線(東海道本線)の住吉駅です。
六甲ライナー02
JR西日本の駅ですが、ご覧の通り六甲ライナーの乗り換え案内があります。
今回はこちらの六甲ライナーについて書きたいと思います。

六甲ライナー03
こちらは住吉駅の南口です。
1988年(昭和63年)に駅舎が改築されて橋上駅舎となっています。
JRの駅としては北口の方にターミナルビルがあるなどひらけていますが、
六甲ライナーは駅の南側を走っているため、
いわばこちら側が六甲ライナーの駅舎となっています。

駅は1990年(平成2年)の路線開業によって設置されました。
六甲ライナーの免許と許可が下りたのが1986年(昭和61年)ですので
神戸市は六甲ライナー建設を織り込んで住吉駅の改築を行ったということになります。
六甲ライナー04
南口の駅舎へと上る階段です。
六甲ライナー05
階段を上がり橋上に上がると目の前にご覧の光景が見えます。
六甲ライナー06
こちらが六甲ライナーの住吉駅の改札の光景となります。
改札前には格安チケット販売店が。
六甲ライナー07
駅構内側から見た改札付近です。
六甲ライナー08
改札の目の前にはホームへと上がる階段が。
六甲ライナー09
そして階段の脇の壁にはご覧の彫刻のレリーフが展示されています。
これは神戸の彫刻家、新谷英子氏が1975年に(昭和50年)に制作した「オーロラ」という作品で、
発表当時は神戸・三ノ宮の地下街「さんちか」に設置したものが
こちらへと移設されたものです。
六甲ライナー10
階段の裏手にはエスカレーターが設置されており、
その奥へと行くとトイレがあります。
六甲ライナー11
ホーム階の様子です。
島式ホーム1面2線となっており、フルスクリーンのホームドアが設置されています。
六甲ライナー12
北側が1番線、南側が2番線となっており、
終点駅ですのでどちらもマリンパーク方面行きとなります。
通常は1番線が発着に使われ、2番線は原則平日朝のラッシュ時のみ使われる様です。
六甲ライナー13
こちらはホーム西端から見た六甲ライナーの軌道の終端です。
六甲ライナー14
反対のホーム東端からみたマリンパーク方面の様子。
写真中央に見えるタワーマンションの隣の奥に東灘区役所があり、
その先で右手の南へと軌道は直角に近いカーブを描いています。


六甲ライナー16
東灘区役所の西側で南に進路を取った六甲ライナーは
住吉川の東岸の高架上を南下します。
六甲ライナー17
川沿いを800mほど進むと次の駅の駅舎が見えてきます。
こちらは東側の駅舎の裏手と、その前の住吉川に架かる歩道橋です。
六甲ライナー18
こちらが魚崎駅の駅舎の外観となります。
1990年(平成2年)の路線開業で作られた駅で、ご覧の通りの高架駅となっています。
駅へと上る階段はこちら一箇所のみとなっています。
六甲ライナー22
階段の裏手奥へと進むと改札階へと上がるエレベーターがありました。
六甲ライナー19
また階段のたもと付近は歩道が広くなっており「花の広場」と題される
駅前の小さな広場となっています。
六甲ライナー20
広場にある村界碑です。 なんでもこの付近は住吉村と魚崎村の境界争いがあったそうで
和解で境界が確定した際に立てられた様です。
広場の歩道の脇には「村界碑広場」と石標が。
六甲ライナー21
広場から見た東側の住吉川の歩道橋。
六甲ライナー23
南側から見た駅舎の外観です。
六甲ライナー24
階段を上って改札階に。
六甲ライナー25
こちらが改札前の光景となります。
六甲ライナー26
改札を背に南側を見ると右手が駅から出る階段ですが、
正面には南へと伸びる阪神電車の魚崎駅との連絡通路が延びています。
六甲ライナー27
ご覧の様に住吉川の西岸にある六甲ライナーの魚崎駅から
南へと100mほどの対岸に阪神魚崎駅があって、
川岸を通る高架デッキの連絡通路で両駅が繋がれています。
六甲ライナー28
駅の中へと入って改札内の様子です。
入ってすぐに両側に階段とエスカレーターがあります。
六甲ライナー29
こちらがホームの様子です。
相対式ホーム2面2線となっていて、こちらが駅東側にある
1番線の下りマリンパーク方面行きホームとなります。
六甲ライナー30
反対側に西側にある、2番線上り住吉方面行きホームです。
六甲ライナーでは相対式ホームはこの駅のみとなっています。


六甲ライナー31
南側から見た阪神電車と六甲ライナーの立体交差と
阪神魚崎駅の様子です。
六甲ライナー32
阪神電車を越えて130mほど進むと今度は
下に国道43号線、上に阪神高速3号神戸線の高架が通るその間を軌道が通り抜けます。
六甲ライナー33
高速の下を抜けた軌道が住吉川の岸を450mほど下ると
阪神高速5号湾岸線の橋梁の手前に次の駅の駅舎が見えてきます。
3号神戸線の高架から駅までの住吉川の両岸は
住吉川公園として整備がされています。



六甲ライナー34
こちらが南魚崎駅の駅舎となります。
橋脚のように建物が建っておりタワー状の駅舎となっています。
この駅も1990年(平成2年)の路線開業時に設けられました。
六甲ライナー35
地上部の駅舎北側には煉瓦造りの塀と門が作られており
駅の敷地を囲っています。
六甲ライナー36
門の脇には、灘五郷の一つで上灘と呼ばれた酒造地区である魚崎郷の案内銘板が。
六甲ライナー37
門の目の前には住吉川公園の南端があり、
公園名を刻んだ石が置かれていました。
六甲ライナー38
門の中に入ると、運河に面した駅舎の周囲を道路が一周まわっています。
六甲ライナー39
中に入るとタワーの中身はほとんどが階段であることが分かります。
六甲ライナー40
二階へと上るとこちらにも出入口があります。
駅の目の前を、住吉川を渡る市道の橋梁が走っており
駅舎から橋梁へと直接出る事ができます。
六甲ライナー41
駅の二階出入口を外から見た様子です。
六甲ライナー42
三階踊り場です。
一般の乗客は入れませんが三階には管制室があるそうです。
六甲ライナー43
そして四階がこの駅の改札階となります。
券売機と自動改札機が置かれています。
六甲ライナー56
エレベーター脇にある駅周辺の案内地図です。
六甲ライナー44
構内に入って改札の内側付近の光景。
六甲ライナー45
ホーム階へと上がる階段です。
六甲ライナー46
こちらがホームの様子です。
島式ホーム1面2線となっています。
六甲ライナー47
東側が1番線下りマリンパーク方面、西側が2番線上り住吉方面行きとなっています。
六甲ライナー49
ホーム南端から見えるマリンパーク方面の軌道です。
この駅を出るとすぐに列車は運河を渡りお海の上となります。
六甲ライナー48
西側に見える駅舎の駅名標。
六甲ライナー50
こちらがホーム北端からの住吉方面の様子です。
六甲ライナー51
そしてホームから駅の北西を見ると、眼下に「菊正宗」の看板が見えます。
六甲ライナー52
南魚崎駅の北西200mほどの場所にある「菊正宗酒造記念館」です。
中では酒造用具の展示などで酒造りの歴史を伝えています。
酒造の街である上灘らしく、近くには櫻正宗記念館白鶴酒造資料館などもあるようです。



六甲ライナー54
南魚崎駅を出た列車はすぐに運河を渡って
神戸市の東部第2工区と呼ばれる人工島へと渡ります。
いわゆる埋立地として出来た島で全てが工業地帯の島であり、
六甲アイランドへと渡る六甲大橋はこの東部第2工区から架けられています。
六甲ライナー53
そしてこちらが六甲大橋です。
六甲ライナーと自動車道路が同じ橋で渡る鉄道道路併用橋です。
六甲ライナー55
橋から東側を見ると、阪神高速5号湾岸線の六甲アイランド橋が見えます。

六甲大橋を渡って六甲アイランドに入るとすぐに次の駅となります。
南魚崎駅からは南に1.5kmの距離にあたります。


六甲ライナー57
六甲大橋を渡り終えて六甲アイランドに入ってすぐの光景です。
六甲ライナー58
橋を渡り終えた自動車道は駅の下を通る道を抜けて
すぐに公園に突き当たって左右へと曲がる事となります。
六甲ライナー59
駅からk北へと俯瞰した六甲大橋の光景です。
六甲ライナー60
こちらは南側から見たアイランド北口駅の駅舎の外観。
六甲大橋の出口とも言える場所にあるので
あたかも六甲アイランドの巨大なゲートの様です。
六甲ライナー61
その両脇にはデッキへと上がる階段が。
駅の周辺にはペデストリアンデッキが整備されています。
六甲ライナー65
駅付近の見取り図の載った案内板がデッキに。
六甲ライナー62
デッキから見た駅舎です。こちらは東側からの光景となります。
1990年(平成2年)の路線開業で設置されたというのは
他の六甲ライナーの駅と同じです。
六甲ライナー63
反対の西側から見た駅舎。
六甲ライナー64
えきの入口付近です。ペデストリアンデッキに面して出入口が設けられています。
六甲ライナー66
改札内へと入ると手前に階段、奥にエスカレーターがあります。
六甲ライナー67
こちらが階段の様子です。
高架の上に駅がありますので階段は長めです。
六甲ライナー68
上りきってホーム階へと到達すると
階段前は広いコンコースとなっており、両側のホームへと連絡しています。
六甲ライナー71
ホームは分類としては島式ホーム1面2線になるそうなのですが、
Y字型に両端が広がっており単式ホームが2つある駅にしか見えません。
六甲ライナー70
こちらが東側にある1番線の下りマリンパーク方面行きホームです。
ご覧の通りほぼ独立したホームとなっています。
六甲ライナー69
反対側の西側にある2番線の住吉方面行きの上り線です。
南に行くに従って1番線とは大きく距離が離れていきます。
六甲ライナー72
1番線のホーム北端から見た外の光景。
六甲ライナー73
一方の2番線のホーム北端からの光景です。
駅の北にはすぐに六甲大橋がある為、このように上りと下りの軌道が分かれています。
六甲ライナー74
そして南側の軌道の様子です。
こちらは六甲アイランドをほぼ一本で進むので
二つの軌道が合わさっています。
六甲ライナー75
北側から見た駅舎はこの様になっています。



六甲ライナー76
アイランド北口駅を出た列車は一直線に南へと進みます。
両側にビルや巨大マンションが並ぶ中を進むと
まもなく人工河川や噴水のあるリバーモールという地区へと到達します。
ここまでおおよそ駅間距離が400mという短さで次の駅となります。


六甲ライナー77
こちらがアイランドセンター駅の北側の外観となります。
駅の出入口は南側にあるのでこちらはいわば裏手となります。
六甲ライナー78
人工河川の流れる東側を回って駅の南側へ。
六甲ライナー93
駅舎の南東側には神戸ファッション美術館の建物が建っています。
東側は建物が近く、地上には人工河川が流れています。
六甲ライナー92
一方の駅南西にはご覧の広大な駅前広場が広がっています。
六甲ライナー79
南側の駅の外観です。
高架駅となっていますので地上からは階段で改札階へと上がります。
駅は1990年(平成2年)の路線開業で作られました。
六甲ライナー80
階段を上がると目の前に改札が見えますが、
その手前に左右の通路が連絡しており交差点になっています。
六甲ライナー81
東側の通路は神戸ベイシェラトンホテルの建物と連絡しており、
吹き抜けのシェラトンスクエアへとつながっています。
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シェラトン側から見た連絡通路。
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駅舎とホテルの建物が近い為、地上からは駅舎の全景が見えづらいですが、
ホテルの窓から見るとご覧の通りよく見えます。
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こちらは西側のコンコース手前にある駅周辺の案内図です。
西側には副駅名ともなっている「神戸ファッションマート」があります。
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こちらが神戸ファッションマートの外観です。
複合商業施設でショッピングフロアの他にイベントフロアも有しており
様々なイベントが行われる施設です。
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駅舎の中に戻って改札の光景です。
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券売機の横にある駅構内図。
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改札内の様子です。
奥に進むとエスカレーター、階段、そしてエレベーターがあります。
トイレは奥では無く階段脇に設置されていました。
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ホームの様子です。
路線開業の1990年(平成2年)設置のこの駅も島式ホーム1面2線となっており、
フルスクリーンのホームドアなのも他の駅と同様です。
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東側が1番線の下りマリンパーク方面、西側が2番線で上り住吉方面行きとなります。
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ホーム南端からのマリンパーク方面への軌道の様子です。
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北側の住吉方面の軌道の光景です。



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六甲ライナーの軌道は色場の脇を抜けて南下。
アイランドセンター駅から南の軌道沿いは「六甲アイランドリバーモール」という
周辺施設と一体化した広場として整備がされています。
駅から南へ150mほどで道路が。
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向陽中央通りという名前の道路を渡ると
左手に高層マンションがあり、その南側に広大なグラウンドが設けられています。
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グラウンドの入口には六甲アイランドの大きなマップがありました。
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引き続きグラウンドの東側を南へ進むと人工河川を渡り
すぐにまた道路を横断します。
道路の南側すぐに次の駅の駅舎が見えてきました。
アイランドセンター駅からおよそ400mの距離となります。


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こちらがマリンパーク駅の北側の外観です。
駅の出入口はこの駅も南側にありますので、いわば裏手にあたります。
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駅北の広場スペースが「六甲アイランドリバーモール」の南端となります。
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東側の駅前にはリバーモールの人工河川の終端の池が。
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こちらは西側から見た駅舎の外観。
六甲ライナーの駅は全て路線開業の1990年(平成2年)設置ですので
この駅も終着駅として同年に作られました。
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西側の駅前です。
広場に面して「デカパトス」という複合スポーツ施設があり
目の前にフットサル場が見えます。
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フットサル場の北側にはデカパトスの大きなプール施設が。
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そして駅の南側には、まるで高速道路のジャンクションのごとく
ペデストリアンデッキが縦横に設けられています。
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南側のデッキ下にある駅へと上がる階段です。
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デッキに上がると橋脚に隠れるように駅の入口がありました。
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駅舎の入口から改札前付近の光景です。
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改札を背に切り返して見るとご覧の通りです。
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こちらは改札内の様子。
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配置は若干違いますが、階段、エレベーター、
そしてトイレがあるのは他の駅と同じです。
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上に昇ってホームの様子です。
島式ホーム1面2線となっています。
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1番線と2番線がありますが、
終点駅なのでどちらも上りの住吉方面行きとなります。
通常時は2番線が使われ、1番線は朝のラッシュ時のみ使用されている様です。
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ホーム北端から見た住吉方面です。

六甲アイランドの住宅地域は島の中央部にあり、
周囲を公園がまるで城壁のごとく四方を囲んでいます。
平安京で言えば中央の朱雀大路のごとく六甲ライナーが走っており、
マリンパーク駅はいわば朱雀門の位置にあたります。
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こちらはホーム南端から南側の光景です。
終着駅の先にも軌道は続いており、
西へカーブを描いた軌道は六甲島検車場へと続いています。
駅の500m南の大阪湾がよく見えます。
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駅の外へと出て駅舎の南側のぺデストリアンデッキの様子です。
広いデッキは広場の様になっています。
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デッキから六甲島検車場の方向を。
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南端のデッキの先に見える大阪湾。



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こちらは六甲ライナー付近のau 4G LTEでの電波エリアマップです。
神戸市内ということもあり全区間で電波エリア圏内となっています。
トンネルなどはありませんのでどの場所からもアクセスが可能となっています。


レーダーに関してですが、
まず起点の住吉駅からレーダーを飛ばしても六甲アイランドの駅まで届きません。
これは付近をJR神戸線や阪神、阪急が走っている為で、
JRからでは12駅射程では六甲アイランドの駅すら取れません

阪神の魚崎駅からですと、射程12駅でアイランドセンター駅まで、
なつめスキルの射程14駅でやっと終点のマリンパーク駅まで届きます
しかしこの射程もタイトで、魚崎駅から少しでも動くとすぐにマリンパーク駅が射程圏外となります。

電車利用で六甲ライナーを終点のマリンパークまで12駅レーダーで取るには
南魚崎駅まで来る必要があります。
しかし全長4.5kmで全線所要時間が9分、片道250円という六甲ライナーは
4~6分間隔で運行されていますので往復しても1時間掛かりません

という状況なので、六甲ライナーでわざわざ1駅だけ乗って
レーダーを飛ばすメリットは正直言ってあまり感じられません

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ですからとりあえず神戸に行ったら乗りましょう。


では。

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