2019年08月

札沼線00
次はJR札沼線についてですが、
こちらでは札沼線の非電化区間についてを分けて書きたいと思います。


札沼線は1931年(昭和6年)に石狩沼田駅━中徳富駅(現・新十津川駅)間を
国鉄札沼北線として開業したのが始まりで、
1934年(昭和9年)には札沼北線が浦臼駅まで延伸し、
南側の桑園駅━石狩当別駅間が札沼南線として開通しています。

1935年(昭和10年)に石狩当別駅━浦臼駅間が開通したことによって
札幌駅と石狩沼田駅を結ぶ国鉄札沼線となりました。

しかし「赤字83線」に挙げられた事からも分かる通り採算が取れておらず、
留萌本線の石狩沼田駅から新十津川駅までの区間は1972年(昭和47年)に廃止されました。

札沼線a30
北海道医療大学駅より南については大学の開校と
それに伴う近隣の開発によって需要が高まり、電化されて札幌近郊路線へと変貌しました。
しかし北海道医療大学駅より北の区間については非電化のままであり、
JR北海道で一番営業係数の高い路線として2020年(令和2年)の廃止が決定しています。


札沼線02
こちらは石狩当別駅の1番線ホームです。
南北で運行の様子が全く異なる札沼線ですが、この石狩当別駅が運行上の境目となります。
1番線は「学園都市線」の愛称を持つ札幌駅からの電車が入線するホームで、
札幌方面の上り電車が折り返すホームとなります。
札沼線03
そしてこちらは石狩当別駅の島式の2、3番線ホームですが、
当駅から北へと向かうにはこちらのホームで乗り換える事となります。
札沼線01
その3番線ホームに停まっているこちらの気動車が、
朝7時代に出発する新十津川行きの始発にして最終列車です。
札沼線04
途中の浦臼駅や石狩月形駅までは他にも列車は出ているのですが、
終点の新十津川駅が一日に上下各1本の列車しか発着しない為、
ご覧の列車が「朝7時の最終列車」として全国的に有名となっています。
札沼線05
石狩当別駅で並ぶ通勤型の735系電車と、札沼線専用のキハ40形400番台の気動車。

札沼線の電車と気動車の運行の境界はこの石狩当別駅なのですが、
電化区間は隣の北海道医療大学駅まであり、電車も走っています。
そして気動車が当駅始発で運行していますが、
非電化区間である北海道医療大学駅より以北については
2020年(令和2年)5月6日を最後日として廃止
が決まっています。

ですので札沼線の記事については北海道医療大学駅を境に
存続区間と廃止予定区間で区切りたいと思います。



札沼線06
こちらは北海道医療大学当別キャンパスです。
1974年(昭和49年)に東日本学園大学として設立された大学で、
医学部こそ無いものの5学部8学科からなる医療系総合大学となります。
札沼線07
大学の前の道路は学園通りという名前の町道で、
ご覧の通りから田んぼを挟んで駅のホームが見えます。
札沼線08
駅と学園通りの間には大学関係者用の駐車場が。
かなりの台数の停められる広さがあり、まるで商業施設の駐車場の様です。
札沼線09
駐車場入口からさらに北へと進むと
すぐに大学と駅とを結ぶ跨道橋が見えます。
札沼線10
跨道橋をくぐった北側すぐには
大学の敷地への入口ゲートがあり、ゲート脇には守衛の詰め所が。
札沼線11
ゲートのすぐ北側には横断歩道があり、
その先が駅への取付道路となっています。
札沼線12
学園通りから駅前広場までの様子です。
札沼線123
駅前広場に隣接してあるログハウス造りのカフェ。
地元の農家が副業で開いていた店の様ですが、現在も営業しているのかは不明です。
札沼線14
こちらが駅前広場から見た北海道医療大学駅の駅入口付近の外観です。
駅は1981年(昭和56年)に目の前にある東日本学園大学の請願により
大学前仮乗降場として設置され、翌年の1982年(昭和57年)に正式に駅となっています。
1995年(平成7年)に大学の名称が変わった事を契機に現在の駅名となりました。
札沼線15
左手のホームへの階段の前にはかつて駅舎がありました。
しかし駅の性格上駅舎を利用する人がほとんどいない為、
2015年(平成27年)に解体されており階段も封鎖されています。
札沼線16
そしてこちらが現在の駅への入口です。
連絡通路の入口ですが、現在ではこちらだけが駅の入口として使われています。
札沼線167
連絡通路へと入って右手の北西側を見ると目の前に自動扉があります。
札沼線18
自動扉の先は北海道医療大学の校舎内であり、
駅前広場に隣接して20周年記念会館という建物が建っています。
こちらには食堂の他にコンビニのセイコーマートが入っており、
列車を待つ学生はこちらの建物内で過ごすことが可能となっています。
札沼線19
連絡通路の、駅前広場と反対側にもご覧の入口があり
北海道医療大学の大学駐車場が広がっています。
駅前広場、連絡通路、20周年記念会館、そして駐車場は全て大学の敷地内にあり、
大学が駅設置を請願した際に、線路と隣接する敷地の一角を
駅施設として提供したであろうことが想像できる造りと言えるでしょう。
札沼線20
連絡通路の南東側に設けられた改札付近の様子です。
簡易Kitaca改札機が設置されています。
札沼線21
改札を入って右手にはホームへの連絡通路があり、
その先には2番線ホームがあります。
札沼線22
2番線ホームの様子です。
上り線の札幌方面行き列車のホームとなります。
札沼線23
2番線の北側の改札前付近にはご覧の車止めがあります。
ですので2番線は当駅始発となる折り返し列車が停まるホームとなり、
駅名標にも終着駅のごとく札幌方の駅名しか表記されていません。
札沼線24
元々この駅は開設時には単式の1番線しかありませんでした。
しかし発着列車数が増加したことによって1995年(平成7年)の駅名改称時に
こちらの2番線が新たに増設されました。
札沼線29
2番線に停まる札幌近郊を走る電車。
JR北海道が札沼線の電化に合わせて2012年(平成24年)に導入した通勤形車両です。
札沼線25
そして2番線ホームの北端、改札の左斜め前には
ご覧の1番線ホームへと連絡する通路があります。
こちらの通路までが1995年(平成7年)に増設された部分となります。
札沼線26
1番線ホームの様子です。
元々線路のあった場所に1981年(昭和56年)に
仮乗降場として設置されたのがこちらのホームとなります。
札沼線27
現在は上下線共に停まりますが、
主に十津川方面に行き来する気動車が使用するホームとなっています。
線路の反対側を走っている道路は国道275号線という国道です。
札沼線28
1番線ホームに停まる札沼線の気動車。
札沼線30
こちらは北海道医療大学駅のホームから北に150mほどの位置にある
北5号道路踏切という踏切です。
別段変わったところの無い様に見えるこの踏切は
札沼線そしてJR北海道にとって非常に意味のある踏切でもあります。
札沼線31
というのはこちらの踏切の先に札沼線の電化架線の終端があるからです。
札沼線は北海道医療大学駅を境に電化区間と非電化区間とに分かれますが、
この踏切が電化区間の終端部となります。
札沼線32
踏切から見た南の駅方向の様子です。



札沼線323
こちらは北海道医療大学駅前を通っていた学園通りを
北へと2km少々北上した付近の光景です。
こちらに次の駅へと連絡する取付道路の入口があります。
札沼線34
石狩金沢駅の駅舎外観です。
1935年(昭和10年)に国鉄札沼線の延伸によって開業した駅で、
かつては木造駅舎があり、現在でも駅舎の基礎跡が駅前に残っています。
札沼線39
ホーム側から見たかつての駅舎跡。
札沼線35
車掌車のヨ3500を転用した貨車駅舎の中の様子です。
貨物の荷室にベンチが置かれて待合室となっているいわゆるダルマ駅です。
札沼線36
駅舎はホーム南端の前にあり、
スロープでホームへと上がる構造となっています。
札沼線37
こちらがホームの様子です。
単式ホーム1面1線の棒線無人駅となっています。
線路の向こう側60mほどには国道275号線が併走しています。
札沼線38
かつてはホームは島式として使用されていたもので、
駅舎と反対側にもう一つ単式ホームのある2面3線の駅だったそうです。
1979年(昭和54年)に無人化された後にレールが撤去されて
ホームの駅となった様です。



札沼線40
こちらは石狩金沢駅から北に4.2kmほどの距離にある
国道275号線の光景です。
周囲にほとんど何も無くひらけた視界のこの付近に
次の駅へと連絡する道が国道から分かれています。
札沼線45
国道から駅までおよそ100mほどの取付道路の先に駅が見えます。
札沼線46
こちらが本中小屋駅の駅舎の外観です。
1935年(昭和10年)の国鉄札沼線延伸で設置されたのは石狩金沢駅と同様であり、
車掌車のヨ3500を転用した貨車駅舎であるのも同じです。
札沼線48
この駅もかつては木造駅舎があった駅で、
現在の駅舎の目の前に基礎の跡が残っています。
札沼線52
そして駅前には空き地が広がっており、
国道の向こう側まで一面が平らで地平線の見える光景となっています。
札沼線47
駅舎の中はご覧の通り、貨車駅舎の荷室にベンチが置かれています。
札沼線49
ホーム側から見た駅舎。
札沼線50
こちらがホームの様子です。
単式ホーム1面1線の棒線無人駅となっています。
札沼線51
ホームの反対側には山と畑が見えるものの
民家は散在している状態です。



札沼線53
本中小屋駅から引き続き国道275号線と併走しながら北上する札沼線。
3.2kmほど進んだ中小屋郵便局のある付近が次の駅の駅前となります。
札沼線58
郵便局の並びの北側にある、営業している様子の無い食堂。
札沼線54
食堂の前に横断歩道があり、
中小屋の名前のついた信号が設置されてます。
札沼線55
信号から切り返して西側を見ると、国道に隣接して駅前の広場が。
札沼線56
こちらが中小屋駅の駅舎です。
1935年(昭和10年)開設でヨ3500を転用した貨車駅舎であるのは
石狩金沢駅、本中小屋駅と同じです。
この駅もかつては木造駅舎があって基礎の跡が残っています。
札沼線57
駅舎の中の様子です。
ベンチが置かれた待合室となっているのも他のダルマ駅と同様です。
札沼線59
ホーム側から見た駅舎付近。
札沼線60
こちらがホームの様子です。
単式1面1線の棒線無人駅となります。
札沼線61
ホーム南端の東側にはかつての貨物側線の線路がまだ残っていました。
札沼線62
駅の向かい側には水田がひろがっており、
その奥には丘が見えます。



札沼線623
引き続き札沼線は国道275号線と併走して北上し、
2.8kmほど進んだ月ヶ岡の信号付近の国道沿いに次の駅があります。
札沼線65
反対の北側から見た月ヶ岡の信号付近。
札沼線64
信号には横断歩道が設けられており、
目の前が駅の敷地の入口となっています。
札沼線66
国道に隣接した敷地は舗装された駐車場となっており、
さながら国道脇に作られた公園の休憩スペースの様になっています。
札沼線68
駐車場の北東角にあるオブジェ。
札沼線67
こちらが月ヶ岡駅の駅舎となります。
駅は1958年(昭和33年)にすでにある線路脇に新設されたものであり、
現在の駅舎は前の駅舎が焼失したために
1993年(平成5年)に公園休憩所として立て直されたものです。
札沼線69
ログハウス風の駅舎の入口付近。
札沼線70
こちらが駅舎の中の様子です。
前の駅舎が無くなって代わりの待合所として作られた建物ですが、
地域の集会所や国道のドライバーの休憩所としても使われています。
札沼線71
ホームへの入口は、駅舎の北側の駐車場前にあります。
札沼線72
入口前に立てられた月形町のガイドマップ。
札沼線73
こちらがホームへと上がる階段となります。
札沼線74
ホームは単式ホーム1面1線で、
土盛りでは無く鉄骨にアスファルト敷きで作られています。
札沼線75
手すりはあるもののホーム上に白線などは無く
無骨にホームがあるのみの状態となっています。
札沼線76
ホーム北端の先にある月ヶ岡道路踏切。



札沼線77
こちらは道道11号月形厚田線という道道で、
札沼線と併走してきた国道275号線から東へと伸びている道路です。
国道から西に700mほど進んだ場所にご覧の厚田岩見沢線踏切があります。
札沼線78
この踏切の北側の線路脇に次の駅が設けられています。
札沼線79
こちらが知来乙駅の駅舎の外観です。
隣の月ヶ岡駅と同様に1958年(昭和33年)にすでに敷かれた線路脇に新設された駅となります。
札沼線80
建物の中の様子です。
無人駅の木造の待合室で長椅子タイプのベンチが置かれています。
奥の扉はトイレとなります。
札沼線82
ホーム側から見た駅舎前の様子です。
線路脇の砂利敷きの広場が駅前の敷地となります。
札沼線81
そして駅舎の前にはホームの南端があり、スロープで上がることができます。
札沼線83
こちらがホームの様子です。
単式ホーム1面1線の棒線無人駅となっています。
札沼線84
駅周辺はご覧の通り畑の広がる地域で
あたり一面に視界を遮る建物がありません。
札沼線85
西側の道道から見た駅周辺の光景。



札沼線86
こちらは道道376号石狩月形停車場線の光景です。
道道はいわゆる停車場線で、月形町役場の前を南北に走って
ご覧の交差点で西へと曲がり駅へと連絡しています。
札沼線87
交差点から南の役場方面の様子。
札沼線88
こちらが交差点から西の駅への光景で、
駅から交差点まではおよそ100mほどです。
札沼線89
石狩月形駅の駅舎の外観です。
1935年(昭和10年)の国鉄札沼線の延伸によって開設されたのは周辺駅と同様ですが、
この駅は月形町の中心駅であり、札沼線の非電化区間唯一の社員配置駅となります。
札沼線91
道道の停車場線は駅前が起点となっており、
T字路の突き当たりに駅舎が設けられていました。
札沼線94
駅前の駅舎とトイレの間に立っていた
月形町の案内地図の看板です。
札沼線90
駅舎を背にして見た道道376号石狩月形停車場線。
札沼線92
こちらが駅舎の中の様子です。
待合室にはダルマストーブが置かれていました。
有人駅ですので窓口が営業していますが、
非電化区間はワンマン運転なので駅で改札業務は行っていません。
札沼線95
改札は行いませんが列車到着時にはご覧の案内札は下げられており、
駅員さんも構内に立って業務にあたっていました。
札沼線93
待合室の時刻表。当駅終着の列車が2本ある為、
この駅から北の新十津川方面へは一日6本となっていました。
札沼線96
改札を出ると構内踏切を渡って島式のホームへ。
札沼線97
こちらがホームの様子となります。
島式ホーム1面2線となっており、駅舎のある東側が札幌方面行きの上り線、
反対の西側が新十津川方面行きの下り線ホームとなります。
札沼線98
上り線と駅舎との間には貨物の積み下ろし用の線路が残っており
保線用の待避線として使われています。

この石狩月形駅より北の札沼線に交換設備は無く1閉塞区間となっています。
その為か当駅より北側はスタフ閉塞となっています。



札沼線99
こちらは石狩月形駅から国道275号線を4.8kmほど北上した付近の光景です。
右手の東側には石狩川が併走しているこちらから、
西に向かって道路が分岐していて駅への案内標識が設置されています。
札沼線a01
案内に従って国道から西へと一本道を1kmほど西進すると
坂を上った先に橋が見えてきます。
札沼線a02
豊ヶ丘陸橋と橋名の銘板があるこの橋は、
次の駅の北側170mほどで札沼線を跨いでいる跨線橋となります。
札沼線a03
跨線橋から南を望むとご覧の通り、
直線の線路と駅を俯瞰できる絶好の撮影スポットであるのが分かります。

金網の穴は不心得者の撮り鉄が撮影の為に工具で破壊した跡だと言われています。
個人的には現場を見たら許さない行為なのですが。
札沼線a04
反対の北側の金網にも同様の穴が開けられていました。
この穴は鉄道漫画にも描かれている穴で一部には有名な様です。
札沼線a05
こちらは跨線橋を国道とは反対側の西側から見た光景です。
道路が橋の手前でカーブを描いているのが分かります。
札沼線a06
跨線橋から60mほどのそのカーブから一本の砂利道が分かれているのですが、
畑の中のあぜ道に見えるこちらこそが駅への道となります。
駅がある事を示す標識などは無く、駅があると知らなければ
ここが駅への入口とは分からない
と思います。
札沼線a07
鉄道保安林の中を通る砂利道をおよそ200mほど進むと
小さな建物の屋根が見えてきますが、こちらが駅の待合室となります。
札沼線a08
こちらが札沼線で随一の秘境駅として名高い
豊ヶ岡駅の駅の外観となります。
駅は1960年(昭和35年)に豊ヶ丘地区の住民の請願によって新設開業しました。
尚、この地の地名は豊ヶ「丘」ですが駅名は豊ヶ「岡」となっており理由は不明なのだそうです。
札沼線a09
こちらが駅舎となります。小さな木造の待合室で、
入口の上に木製の駅名標がまるで山小屋のようにあります。
札沼線a10
駅舎の中はご覧の通りで、壁沿いに木製のベンチが設けられていますが
待合室の真ん中には誰かが持ち込んだテーブルが置かれていました。
札沼線a11
駅前広場といったものはこの駅にはありませんが、
駅への連絡道である砂利道がゆるやかな坂となっており、
待合室周辺が若干広くなっています。
札沼線a12
そして駅舎の目の前にあるこちらが札沼線の豊ヶ岡踏切です。
遮断機の無いこちらの踏切の脇に駅のホームがあります。
札沼線a13
こちらが駅ホームへの入口となる階段です。
札沼線a14
ホームの様子です。
単式ホーム1面1線の棒線無人駅となっています。
札沼線の他の駅のホームが土盛りやアスファルトなのに対して
この駅のホームは板張りとなっています。
札沼線a15
数年前まではコンクリートのホームだった様なのですが、
老朽化で崩れかけており板張りに直された様です。
ホーム柵も単管パイプとネットが張られて直されていますが
クランプカバーの新しさが改修まもない事を示しています。
札沼線a16
そして踏切から駅舎と反対の東側にも
ご覧の砂利道が伸びているのが見えます。
ゆるやかな坂を上ると道が左手へと曲がり周囲が開けた光景となります。
札沼線a17
曲がり角から切り返して見た駅方面の光景。
札沼線a18
130mほど進むと砂利道は舗装された道路へとぶつかります。
札沼線a19
合流した場所は、豊ヶ丘陸橋の東側すぐ手前の地点でした。
つまり豊ヶ岡駅へと向かうには、
陸橋の西と東のどちら側からも砂利道が通じているということです。



札沼線a20
こちらは国道275号線の札比内信号付近の光景です。
豊ヶ岡駅を出た札沼線は再び国道と近づき、
鉄道の営業キロで2.5km、国道の豊ヶ岡駅入口からは2kmほどで次の駅の駅前となります。
札沼線a21
国道から駅舎へは60mほどの取付道路が延びているのですが、
間が何も無い空き地となっているのであたかも広大な駅前広場がある様に見えます。
札沼線a22
こちらが札比内駅の駅舎の外観です。
1935年(昭和10年)の国鉄札沼線の延伸で設置された駅で、
かつては写真左側にも駅舎が伸びていましたが、減築されて現在の大きさとなった様です。
札沼線a23
駅舎の中の様子です。
1979年(昭和54年)に無人駅となっていますが、かつて使われた窓口は残っていました。
この窓口も2010年(平成22年)頃までは使われていたそうです。
札沼線a24
窓口に掲示されている「切符を委託販売している薬局」というのは
国道の反対側正面にあるこちらの建物の様です。
札沼線a25
ホーム側から見た駅舎前の様子です。
改札を出ると数m離れてホームへ上る階段があります。
これはかつて島式1面2線だった頃の線路のあった跡です。
札沼線a26
こちらがホームの様子です。
現在の駅は単式ホーム1面1線の棒線無人駅となっています。
札沼線a27
駅周辺にはご覧のように畑と空き地が広がっていますが
周辺にはちらほらと民家が見えます。



札沼線a28
こちらはJR札沼線の北海道医療大学駅━札比内駅間の
au 4G LTEでの電波エリアマップです。
ご覧の通り線路上では全ての区間が電波エリア圏内となっています。
北海道の平原でトンネルもありませんので駅へのアクセスに困る事は無いでしょう。


石狩川の対岸およそ4kmほどの距離をJR函館本線が併走しており、
函館本線からのレーダーで基本的に札沼線の駅は取得が可能です。

また北海道医療大学駅までは都市近郊路線で電車本数も多く、
月ヶ岡駅まではレーダー射程圏内となっています。
札沼線a29
北海道医療大学駅より北に関しては先にも述べた通り
2020年(令和2年)5月6日を最後に廃止
が決まっています。
しかしながら区間が丸ごと廃駅となってしまっても、函館本線からアイテムで取れるという特性上
さほど駅メモでのプレイに影響は与えないでしょう。

ですが、せっかくまだ乗れるチャンスがあるのですから
廃止前に一度は「始発で最終」の列車に乗ってみるのも一興かと思います。
乗って札沼線を攻略できるのはあとわずかしかありません。


札比内駅より北についてはその2にて。

では。
【写真撮影:2018年5月】

でんこの元ネタ
■No.64 角館あけひ(Kakunodate Akehi)
 ■タイプ:アタッカー
 ■誕生日:3月16日

■出身駅: JR東日本 田沢湖線 角館駅(秋田)
あけひ01


あけひ23
こちらはJR東日本の田沢湖線の角館駅の駅舎の外観です。
駅は1921年(大正10年)に生保内軽便線として開業。
国鉄生保内線となり、1966年(昭和41年)に田沢湖線へと編入されました。

1970年(昭和45年)には国鉄角館線(秋田内陸南線→秋田内陸線)が開業して乗換駅となり、
新在直通運転による秋田新幹線開業によって1997年(平成9年)に新幹線停車駅となりました。
あけひ43
こちらは角館駅の列車時刻表です。
在来線の田沢湖線が上下7本づつなのに対して
秋田新幹線は上下線ともに15本が停車をしています。(註:2019年3月改正ダイヤにて)
あけひ05
入口の脇には「東北の駅百選」の選定駅であることを示すプレートが。
「小京都にふさわしく武家屋敷風の入母屋式薬医門を形どった駅」として
2002年(平成14年)に選出されています。
現在のこの武家屋敷風の駅舎は1976年(昭和51年)に改築されたものです。
あけひ24
駅前のロータリーの様子です。
駅の出入口は武家屋敷群などがある北西側にのみ設置されています。
外周部が車寄せへとロータリー部分となっており、
中央部の島には駐車スペースとタクシーの車寄せが設けられています。
あけひ25
駅舎とロータリーの間には平板タイルとインターロッキングで舗装された
歩行者の通行帯があり、その広さから歩行者用の駅前広場として機能しています あけひ27
駅舎の入り口前には風除けのパーテションが立てられており、
その内側にガラスの自動扉と観音扉が設けられています。
あけひ28
改札前の様子です。
通路状の部屋に券売窓口と券売機が設置されており、
反対側には待合室へのガラス扉があります。
あけひ29
ホーム側から見た改札付近。
昔ながらのスチール製の改札ラッチがあります。
あけひ30
この駅の改札には、新幹線停車駅となったことで
モバイルSuicaに対応する為に簡易型Suica改札機が設置されています。
改札機に「モバイル用」と貼り紙がしてありますが、
これは秋田県内では全駅がICカード未対応の為で、
使えるのは新幹線駅でのモバイルSuicaのみだからでしょう。
あけひ31
こちらがホームの様子です。
JR東日本のホームは単式1面1線と島式1面2線の計2面3線となります。
写真は駅舎のある単式の1番線ホームです。
あけひ32
1番線ホームは上り線用のホームとなり、
秋田新幹線の上り盛岡・東京方面行きと
在来線の田沢湖線の上り盛岡方面行きが停まります。
あけひ33
1番線ホームの北側には秋田内陸縦貫鉄道の線路とホームや車庫が。
あけひ34
元々国鉄角館線だった秋田内陸縦貫鉄道のホームは
1番線ホームの切り欠きホームとなっており、
仕切りのフェンスには臨時で使用できる入り口が設けられています。
あけひ35
武家屋敷をイメージした駅舎と接している1番線は
ホーム上にも数々の武家屋敷風オブジェが飾られています。
あけひ36
1番線の南端にはご覧の跨線橋の階段があり
島式の2、3番線へと連絡しています。
あけひ37
跨線橋の中の様子です。
あけひ38
島式の2、3番線ホームの様子です。
あけひ40
駅舎側の北側が2番線で秋田新幹線と田沢湖線の下り大曲方面行きホームとなります。
南側の3番線ホームは田沢湖線のみが使用しており、当駅始発の列車が上下線共に使用しています。
あけひ41
ですので新幹線の使う2番線ホームは3番線よりも有効長が長く作られています。
あけひ39
ホーム中ほどの待合室です。
上屋の屋根は鉄骨鉄製の近代的な屋根ですが、
待合室は駅舎の雰囲気に合わせて木製の外装で作られています。
あけひ42
またこちらのホームは跨線橋の階段裏まで2番線が延びており
設置されているエレベーターもこちらから乗る事ができます。

あけひ44
駅舎の前へと戻り、右手の北側を見ると
秋田内陸縦貫鉄道の建物があります。
あけひ45
こちらが秋田内陸線の角館駅の駅舎となります。
あけひ46
駅舎の入り口の両脇には狛犬のごとく置かれたなんかト○ロっぽい木彫りが。
あけひ47
こちらの建物は待合室となっており、
木製のテーブルや椅子、そしてだるまストーブなどが置かれていました。
あけひ48
待合室の横にはご覧の扉で囲まれて風除室のようになっている連絡通路があり、
コインロッカーのスペースとなっていました。
この部屋を抜けると秋田内陸線の券売窓口と改札のある部屋があります。
あけひ49
こちらが改札のある部屋です。
北側には券売窓口があり、その隣にはグッズ売り場となっている窓口があります。
ベンチがいくつか置かれており、その奥にホームへと出る出入口があります。
あけひ50
JRの駅舎から見ると北側の、出口を出た右手に
ご覧の屋根のついた連絡通路があります。
あけひ51
この通路のつきあたりにも駅舎の入り口があり、
秋田内陸線の改札前へと直接入る事ができます。
あけひ52
改札から、駅構内の改札前付近の様子です。
ホームは頭端式となっており、車止めの南側が柵で囲われたスペースとなっています。
ご覧の様にホーム端に柵が設けられていて、列車改札はこちらで行われます。
あけひ53
こちらが秋田内陸線の角館駅のホームの様子です。
1面1線となっており交換設備は無く、列車は折り返し運転となります。
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ホームの出入口は南側の駅舎前のみとなっています。
またホームの西隣には秋田内陸線の車庫があります。
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車庫へは引き上げ線が通じており、
北の鷹ノ巣方の分岐から入線することができます。
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引き上げ線のポイント近くにある内陸線の看板。

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内陸線の駅舎を出て、連絡通路を駅前ロータリーへと戻ります。
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秋田内陸縦貫鉄道の角館駅の駅舎のすぐ西の隣にあるのが
こちらの「角館駅前蔵」という建物で、仙北市観光情報センターという
いわゆる駅前の観光案内所の建物です。
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蔵を模した建物の中の案内カウンターでは、
武家屋敷までの道案内をはじめお食事処の紹介や
ホテル旅館の手配なども行っているそうで
パンフレットの置かれた館内は休憩にも利用ができます。
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建物の南側の駅前ロータリー側にある蒸気機関車の鉄輪。
かつて生保内線(現・田沢湖線)を走っていた機関車のものだそうです。
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角館駅前蔵と角館駅の駅舎の間の道を北に進むと
まもなくこちらの市営駐輪場の建物があります。
ご覧の通り駐輪場の建物も武家屋敷を意識した外観となっています。
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その駐輪場の目の前、そして角館駅前蔵の裏手には
こちらの駅前バスロータリーがあります。
駅舎の前のロータリーは一般車とタクシー用となっており、
バスは北側に設置されたこちらのロータリーを使用しています。
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バスロータリー側から見た角館駅前蔵の前の様子です。

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JR角館駅の駅舎前へと戻り、左手の南側を見ると
駅舎に隣接してホテルフォルクローロ角館の建物があります。
元はJR東日本の社宅跡地だった場所にJR東日本のホテルグループがホテルを建設。
駅舎に合わせた武家屋敷風の外観となっています。
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そしてこちらは交番の目の前にある、
駅前ロータリーの西側のロータリー出口付近です。
ロータリーから西の、駅正面の通りは県道257号広久内角館停車場線となります。
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切り返して北側から駅方面を見たロータリー入り口付近。
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その入り口の交番の並びにはご覧のタクシー会社があります。
このタクシー会社ではレンタルサイクルの貸し出しを行っており
1時間300円で自転車が借りられます。

角館駅前ではレンタルサイクルを貸し出す場所が2ヶ所ありますが、
個人的にはこちらのタクシー会社一択
だと思います。
パッと見は案内も無く古い自転車が置いてあって「大丈夫か?」と思いますが
車を扱っているだけに整備が行き届いており非常に快適です。


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駅前ロータリーから正面の駅前通りを西に進んで行くと
500mほどで徐々に通りが商店街の様に店舗が並ぶ光景となります。
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さらに200m、駅からは700mほど西で駅前通りは角館郵便局に突き当たります。
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郵便局の付近は「外町」と呼ばれる地域で
商家などの並ぶかつての城下の商人町の地区です。
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外町の休憩施設に展示されていた山車。
角館鎮守の祭礼として毎年9月に行われる角館の祭りは
「角館祭りのやま行事」として国指定重要無形民俗文化財に指定されており、
また「山・鉾・屋台行事」としてユネスコ無形文化遺産の一つにも登録されています。
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郵便局から北西へ230mほど進むと
県道250号線の広い交差点に差し掛かります。
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交差点の角にあるコンビニも武家屋敷風に景観を意識した外装です。
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コンビニのある県道から北に50mほどには
併走するように東西に走る通りのような空き地があります。
これは「火除け」という商人町と武家屋敷の間に設けられた緩衝地帯であり
文字通り火災の延焼を防ぐ目的で設けられた空き地です。
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そして火除けから北の地区が「内町」と呼ばれる武家屋敷群で、
芦名氏そして佐竹氏の城下町として家臣の住んだ一帯です。
1976年(昭和51年)には国の重要伝統的建造物群保存地区の指定を受けており
角館観光の中心地区となる地域です。
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そして武家屋敷群の北側、角館駅からは北西に1.7kmの場所にあるのが
こちらの角館城跡となります。
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戸沢氏が築いたと言われる角館城は別名小松山城と言い、
芦名氏、佐竹氏が治めた角館城下は
現在では「みちのくの小京都」と呼ばれる観光名所となっています。

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角館駅へと戻ってこちらはホームから見た駅の東側の様子です。
遊具のある広い緑地と駐車場があるのが見えます。
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緑地の入口へと来てみると「角館 駅東公園」の入口看板があります。
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この公園は国土交通省のまちづくり交付金を活用して
仙北市が「角館駅東地区整備事業」として整備し2009年(平成21年)に完成したものです。
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市としては「各種イベント会場としての活用を念頭」に置いたそうで
緑地の広場に広い駐車場があるのもその為だと思われます。

しかしながら一応国道105号線からは200mという場所にあって
公園と国道を連絡する市道も新設されてはいますが、
東口の無い角館駅からは隣接しているにも関わらず
徒歩では最低でも20分はかかってしまうという立地
ということもあり
イベント利用はほとんど無いのが現状の様です。



■モデル車両: JR東日本 新幹線E6系電車 秋田新幹線「こまち」
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JR東日本では1997年(平成9年)3月に
在来線である田沢湖線を狭軌(1067mm)から標準軌(1435mm)へと改軌し、
新在直通運転のミニ新幹線の運用を開始しました。
これがいわゆる秋田新幹線の開業となります。
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(上写真:秋田新幹線E3系)
開業当時の秋田新幹線はE3系の車両が投入され運行していました。
長らくE3系が秋田新幹線では活躍をしていましたが、開業から16年が経ち
東北新幹線区間での最高速度320km/h運転を行うべく第二世代車両が開発されました。
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こうして開発されたのがこちらのE6系の新幹線となります。
2013年(平成25年)3月16日のダイヤ改正から「スーパーこまち」として
秋田新幹線に車両が投入
されたのを皮切りにE3系からE6系への車両の置き換えが進み、
現在では盛岡━秋田の秋田新幹線区間ではE6系がメインとなって走っています。

駅メモのでんこ「角館あけひ」の誕生日が3月16日に設定されているのは
モチーフとなったE6系の秋田新幹線での営業運転開始日が元ネタ
で間違い無いでしょう。
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E5系のデザインを手がけたのは工業デザイナーの奥山清行氏で、
フェラーリのデザインを手がけて
「イタリア人以外で初めてフェラーリをデザインした男」として話題となった人物です。

車の他に鉄道のデザインも数多く手がけており、
JR東日本の「TRAIN SUITE 四季島」や「リゾートしらかみ」、
東武鉄道の「リバティ」などが分かり易いところでしょうか。


それではE5系新幹線の各車両について個別に見て行きたいと思います。

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まずはこちらはE611形です。
11号車として編成される車両で、東京・秋田方の先頭車両となります。
編成略記号はM1scで、M(動力車)s(グリーン車)c(制御車)ですので
動力モーターを搭載し、運転台のあるグリーン客室を持つ車両となります。
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車体のカラーリングは、上部を茜色(    )で塗っており、
これは秋田の伝統的な竿灯まつりの提灯の明かりや、
なまはげの面をイメージしたコンセプトだそうです。

車体の下部は飛雲ホワイト(    )という薄いグレーとなっています。
これは北海道・東北新幹線のE5系の下部と同じ色となります。
そして二色の境目や車体側面にはアローシルバー(    )の帯色が入っており
この二つの色で秋田の雪の銀世界や伝統工芸の銀線細工などイメージしています。
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また、こまちの先頭車両は「アローライン」を基にデザインされています。
矢のような形状でトンネル内での空圧の軽減や騒音対策を施しており、
結果車両先端のノーズ部分は13mという長さとなっています。
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乗降扉は車両後方の大曲方に設けられています。
扉の脇にはグリーン車を示すマークが。
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乗降デッキの様子です。
スーツケースなどが置ける荷物棚が設けられており、
棚の向かいの壁にはゴミ箱が置かれています。
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客室の中の様子です。
グリーン車である11号車の座席は2+2の4列配置となっており、
4×5列に車椅子用の座席が2席あって合計22席となります。
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東京・秋田方には運転席がありますので
客室の先にはご覧のロックされた扉があります。
グリーン車の車内は「伝統であつらえたプライベートな空間」をイメージしており、
端部の壁は楢岡焼きの釉薬「海鼠釉」をモチーフにした青(    )となっています。
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大曲方には乗降デッキばありますので、客室とデッキを区切る自動扉があります。
最後方の2席は車椅子対応の座席となっていて、固定のベルトが付いています。


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こちらは東京・秋田方の二両目の12号車となるE628形で、
編成略記号はTkとなります。T(付随車)k(売店設置車両)となります。
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屋根の上には集電装置(パンタグラフ)を搭載しており、
主変圧器で変圧をして前方の動力車へと給電をしています。
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車両の東京・秋田方に乗降扉が設けられており
車椅子対応のマークがあって間口が広く取られています。
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中の乗降デッキの様子です。
右側の丸窓のついた扉が多目的室の入口で、
反対側の鍵のついた扉は車販準備室(略記号のkにあたる)となっています。
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その奥に車端部には車椅子対応トイレと男性用トイレが並んでおり、
反対側には洗面台と公衆電話が設置されています。
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車椅子対応の大型トイレの中の様子です。
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客室内の様子です。
普通車の車内は「実り豊かな秋田の大地」をイメージしてデザインされており、
黄金色(    )の座席モケットは豊かに実った稲穂を表現、
通路は田んぼの中の一筋のあぜ道に見立てて
自然の恵みへの感動の思いを表現しているそうです。
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座席は2+2の4列配置が8列並んでおり、車椅子対応座席の2席を加えて34席となります。
乗降デッキに近い東京・秋田方の座席が車椅子対応座席となります。
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客室とデッキとの自動扉のガラスに描かれた稲穂。
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大曲方の車端部は客室扉の両脇が乗務員室となっており
運行時に車掌が詰める部屋となっています。


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東京・秋田方の三両目となる13号車のE625形0番台です。
編成略記号はM1で、モーターを搭載した中間電動車となります。
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乗降扉は東京・秋田方の車端部にあり、
中は乗降デッキのみとなっています。
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13号車の客室内の様子です。
普通車指定席の車両なので、黄金色の座席モケッとなのは同様です。
2+2の4列配置の座席が15列ありますので車両全体で60席となります。
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客室内の東京・秋田方にはトランクなどの大型荷物を置く事ができる
荷物収納棚が設けられており、海外旅行客やスキー客などに対応しています。
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大曲方の車端部には男女共用トイレ、洗面所、
そして男性用トイレが設置されており、
連結部から14号車の乗降デッキへと連絡してます。


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こちらは14号車のE625形100番台です。
東京・秋田方からも大曲方からも四両目のちょうど中央部に位置しています。
編成略記号がM1なのは同じE625形の13号車と同様で中間電動車となります。
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乗降扉はこの車両も東京・秋田方に設けられており、
中は乗降デッキのみで13号車のトイレ洗面スペースへと連結してます。
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客室の中は普通車指定席の座席で、同じE625形である13号車と同様に
2+2の4列配置の座席が15列で60席となっています。
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大曲方の車端部に共用トイレ、洗面台、男性用トイレがあるのも
13号車と同様となっています。


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大曲方の三両目、15号車のE627形です。
編成略記号はM1でこの車両も中間電動車となっています。
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東京・秋田方の車短部にある乗降扉から中は
乗降デッキのみとなり、14号車のトイレ洗面スペースと連結部で隣接しています。
あけひa12
こちらが客室内の様子です。
普通車指定席車両なのは他の車両と同様ですが
この車両は車端部にトイレなどの設備が無い為、
2+2の4列配置の座席が17列設置されて合計68席と
こまちの車両で一番乗客の定員が多くなっています。
あけひa13
東京・秋田方の客室端にある荷物棚。
あけひa14
反対側の大曲方は、客室の自動扉を開くと
すぐ目の前が連結部となっています。


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大曲方の二両目となる16号車のE629形です。
編成略記号はTで中間付随車となります。
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屋根の上にはご覧のパンタグラフが。
編成に2基あるシングルアームのパンタグラフは
走行中は1基のみが使用されます。
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東京・秋田方に設けられた乗降扉。
中は乗降デッキのみとなっています。
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16号車の客室内の様子です。
この車両も普通車指定席ですので座席は黄金色で、
2+2の4列配置の座席が15列設置されていますので合計で60席となります。
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大曲方の車端部には洗面台、男性用トイレ、男女共用トイレ、
そしてカード式の公衆電話が設けられています。


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そしてこちらが大曲方の先頭車両であるE621形です。
編成略記号はM1cでM(動力車)c(制御車)となりますので
動力モーターを搭載した運転台のある車両ということになります。
あけひa21
客室内の様子です。
17号車は普通車指定席となっており、
2+2の4列配置座席が8列並んでいて合計32席となっています。
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大曲方の客室先端部にある、運転席へのロックされた扉。


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E6系の車両はいわゆるミニ新幹線の車両として作られている為、
通常の新幹線車両よりも車幅が狭くなっています。
その為乗降口には乗降ステップが設けられています。

秋田新幹線の場合、ミニ規格の在来線区間である盛岡駅━秋田駅間については
ホームと列車の間に隙間が無いのでステップは収められたままの状態です。
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ですがフル規格である東京駅━盛岡駅間では、幅の広い東北新幹線の車両が走っている為、
ミニ新幹線のE6系はどうしてもホームと列車の間に隙間が生じます。
その為ご覧の様に乗降ステップを開くことで乗り降りの安全を確保しています。

あけひa25
また駅メモのでんこ「角館あけひ」は手を繋ぐのが好きだという設定がありますが、
これは東京駅━盛岡駅間では北海道・東北新幹線のE5系「はやぶさ」との併結運転を行っている為、
連結する「こまち」と「はやぶさ」をイメージしていると思われます。


【写真撮影:2019年7月】

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