でんこの元ネタ
■No.09 花畑もえ(Hanabatake Moe)
 ■タイプ:サポーター
 ■誕生日:7月3日

■出身駅: 西日本鉄道(西鉄)天神大牟田線 花畑駅(福岡)
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こちらは県道758号線の花畑駅付近です。
県道から駅前のロータリーまではおよそ50mほどとなっています。
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花畑駅の南口の外観です。
この駅は1932年(昭和7年)の開業で、
西鉄の前身となる九州鉄道の駅として開設されています。

現在の駅は高架駅となっており、
花畑駅付近の連続立体交差事業によって
2004年(平成16年)に現在の駅舎となっています。

この花畑駅は西鉄の全ての列車が停車する駅となっており、
通過する列車は基本的にはありません。
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南口の駅前ロータリーの光景です。
県道に直結しているので比較的交通量がありますが、
駅前は郊外の住宅地といった風情となっています。
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こちらは反対側の北口の様子です。
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距離にして300mほどの位置に国道209号が並走しているものの、
駅前付近には駐車場と住宅が並ぶ光景となっています。

隣の西鉄久留米駅付近には大型の商業施設が並ぶなど繁華街となっていますが、
0.9km南のこちら花畑駅付近は住宅街の様相です。
西鉄久留米駅も花畑駅も全ての列車が停車する駅ですが、
花畑駅の乗降人数は西鉄久留米駅の1/5ほどに留まっています。
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駅構内へと入ると、1階は南口と北口を連絡するコンコースとなっており
西鉄ストアをはじめとして商業施設が入居しています。
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コンコースの中央付近には改札階である2階へと上がる
階段とエスカレーターがあります。
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2階の改札階の様子です。
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改札内はご覧の通りで、ホーム階へと上がる階段が
上り方面と下り方面に分かれて設置されています。
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こちらは島式ホームの1、2番線です。
花畑駅は2面の島式ホームで4線となっており、
こちらの1、2番線が下り大牟田方面行きとなっています。
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下りホームから見た天神方面。
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同じく下りホームから見た大牟田方面です。
基本的に内側の番線が本線で、外側が待避線の副本線であることが分かります。
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こちらは上り線の天神方面行きの3、4番線ホームです。
【写真撮影・2018年1月】



■モデル車両: 西日本鉄道(西鉄)モエ901救援車
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まず最初に書いておきたいのは、
上の写真の車両は西鉄600形電車614編成です。

駅メモの「花畑もえ」のモデル車両は西鉄900形モエ901ですが、
このモエ901が2015年(平成27年)1月に再び旅客用車両として
西鉄貝塚線へと転属になったのが上の西鉄600形電車614編成の614号車(モ614)
となります。

ですので上の写真は駅メモのでんこ「花畑もえ」の現在の姿
間違いありません。
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モエ901の改造前の種車である西鉄600形電車614編成の
車両製造日は1966年(昭和41年)9月
となっていますので、
車両自体は実に50年以上を走っているという事になります。
元々西鉄では救援車としてモワ803・811が充てられていましたが、
老朽化によって車両の代替が必要となっていました。
そこで西鉄甘木線を走っていた西鉄600形614編成(614・664)が
2003年(平成15年)に新たな救援車として改造され運用に充当されました。
この時614号車(モ614)はモエ901に、664号(ク664)車はクエ902となっています。

救援車として西鉄天神大牟田線の筑紫車両基地へと
転籍となったモエ901とクエ902ですが、
モエ901(元614)は作業時の作業員詰所として使用するために
座席などの車内設備はそのまま用いられていたそうです。
そしてクエ902(元664)はクレーンや保線資材などを積載する為に
座席が撤去された状態となりました。

そして2009年(平成21年)にはモエ901に検測機器が搭載され、
パンタグラフが下枠交差式からシングルアーム式に変更
となっています。
モエ901をモチーフとする駅メモの「花畑もえ」の背中のパンタグラフは
シングルアームの形状となっていますが、
これはこの検測機器搭載時の改造によって換えられた時のものです。


そして西鉄貝塚線を走る313形の老朽化引退を補充する為に
モエ901は再び旅客用の改造を施され、
元の車番である西鉄600形-614へと戻されます。
貝塚線の他の列車は全て600形が走っていたため、
このモエ901を旅客用に戻す事で車両形式の統一を図った様子です。

こうしてモエ901は旅客用→事業用→旅客用と使用目的の変わった
全国的にも非常に珍しい車両
となった訳です。
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こちらが元モエ901である、西鉄600形614編成614号車です。
救援車時代には車体は黄色一色でしたが、
貝塚線への転属によって赤いラインが入っています。
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パンタグラフは架線検測用のシングルアームから
菱形の下枠交差式へと戻されています。
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乗降口脇にある車体番号の銘板です。
改番されているため一部が手書きとなっています。
形式のところには「モ 600」と書かれたはずなのですが
ご覧の様に消えかかっています。
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車番の表示も614→901→614と変わった為が
車体に板でツギハギの様に付けられています。
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車内の様子です。
運転台の後ろの片側はシートが撤去されており
車椅子スペースが設けられています。
614編成導入以前の貝塚線600形にはこのスペースはありませんでした。
(※現在は他の貝塚線600形にも順次車椅子スペースは導入されています)
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運転台の様子です。
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座席のモケットは一般席がエンジ色、優先席が薄紫となっています。
これは他の貝塚線600形と同じ色で統一したものと思われます。
ただ座席下のヒーターのある網目の部分は
他の車両とは導入時期が10年以上違う為、網目の形状が違っています。


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こちらはモエ901とずっと一緒の編成で運用されていた
元クエ902の西鉄600形614編成664号車です。
基本的は外見は元モエ901の614号車と変わりませんが、
屋根の上を見るとパンタグラフが無いのが分かります。
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こちらが車内の様子です。
貝塚線仕様のカラーのロングシートが設置されているのは
614号車(元モエ901)と同じですが、
こちらの車両は救援車時代には資材やクレーンを搭載する為に
座席は全て撤去されていました。
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614号車の運転台です。
車椅子乗降用のスロープがあるのが分かります。
もえ27
かくして50年以上現役のこの車両が
未だ旅客営業車両として運行しているのは何よりです。
車齢的にはいつ廃車になってもおかしくありませんので
見れるうちに見ておくことをお勧めします。
【写真撮影・2018年1月】