でんこの元ネタ
■No.46 黒崎あたる(Kurosaki Ataru)
 ■タイプ:トリックスター
 ■誕生日:4月20日

■出身駅: JR九州鹿児島本線 黒崎駅(福岡)
あたる01

あたる02
こちらは黒崎駅の駅舎の外観となります。
前回1984年(昭和59年)に改築された駅舎が老朽化した事によって
現在(2018年1月)7回目の駅舎改築工事を行っている最中です。
あたる03
こちらの駅南口には駅前広場を兼ねたペデストリアンデッキが設けられています。
あたる18
デッキの下を走っている国道3号線。
駅はご覧の通り国道に面して建っています。
あたる04
ペデストリアンデッキで連絡している東側にある井筒屋。
北九州市を拠点としている東証一部上場の百貨店です。
あたる05
反対の西側にはご覧のコムシティが建っています。
この施設は公共施設と商業施設が入った官民複合施設であり、
八幡西区役所、筑豊電鉄黒崎駅前駅、西鉄バスセンターなどが入居しています。
あたる12
コムシティの1階にある筑豊電鉄の黒崎駅前駅
ライトレールの規格の電車の電停となっています。
このフロアには西鉄バスセンターもありバスも発着しています。
あたる17
駅は鹿児島本線の南側にあり
南口が駅舎のメインの入口なのですが、
その脇にもうひとつ「黒崎駅」と書かれた入口があるのが見えます。
あたる16
こちらは駅北側への連絡通路であり、
ご覧の北口を出ると線路を跨ぐ連絡通路を渡って駅北側へと通行ができます。
あたる06
戻って黒崎駅の駅舎の中に入ると
突き当たりにコンビニがありその前に改札口があります。
あたる07
改札内に入ると目の前にはご覧の「黒崎神社」があります。
これは地元の八幡西区に本拠を置く安川電機が設置した
ロボットがボールを転すおみくじマシンです。
あたる09
駅舎は橋上駅舎なのでホームの連絡は跨線橋に。
あたる10
跨線橋から見た西側の小倉方面の光景。
左手に見える高架は鹿児島本線と並走している
高規格で建設された国道3号黒崎バイパスです。
あたる11
反対の東側の博多方面の光景です。
奥に見えるライトグリーンの通路は駅の改札外にある
北口への連絡通路です。
あたる08
こちらは1、2番線ホームです。南側の駅舎寄りにあります。
1番線は鹿児島本線の下り線の博多・久留米方面の列車が使用するホームです。
また乗り入れている福北ゆたか線の小倉からの直通列車(直方・飯塚方面)も
この1番線を使用しています。
あたる14
駅舎から遠い北側の3、4番線ホームです。
3番線は福北ゆたか線の折り返し発着ホームで、
鹿児島本線の上り小倉方面の列車は一番北側の4番線を使用しています。
あたる13
3、4番線にあった国鉄型の駅名標。
あたる15
JR九州型の駅名標はこちらで、
中央には駅によってはイメージのイラストアイコンが描かれています。
黒崎駅は「黒崎祇園山笠の山車」。

【写真撮影・2018年1月】



■モデル車両: JR九州883系電車「青いソニック」
あたる19
JR九州の特急車両である883系は、
博多━大分間の輸送力強化を目指して投入された車両です。

883系が投入されたのは1995年(平成7年)4月20日で、
特急「にちりん」として博多━大分間で運行していた列車の一部を
新型車両である883系に置き換え「ソニックにちりん」として運行が開始されました。

駅メモのでんこの「黒崎あたる」の誕生日が4月20日に設定されているのは
この「ソニックにちりん」の運行開始日が元
であると思われます。
あたる20
(上写真:裏辺研究所「883系」 http://www.uraken.net/rail/alltrain/uratetsu883.html
投入された当初はご覧の様なカラーリングで、
先頭部がアクアブルー(   )で車体はシルバー(   )でした。

駅メモのあたるの服装はラグランの袖がアクアブルーで
ショートパンツのベースがシルバーとなっています。
あたるの元ネタは「青いソニック」と言われていますが
旧塗装の配色が明らかにデザインに入っていますので
実際には旧塗装と青いソニックの両方が元ネタかと思われます

車両デザインは一連のJR九州の車両を手がけている
鉄道車両デザインでは有名な工業デザイナーの水戸岡鋭治氏です。
あたる21
そして車両導入から10年が経った2005年(平成15年)には車両のリニューアルが行われ、
車体全体がインディゴブルーメタリック(   )に統一されました。
この青は沿線である九州東海岸の海の色をイメージしたそうです。
あたる22
(上写真:photolibrary https://www.photolibrary.jp
883系ソニックの導入された日豊本線など
東九州の線区はカーブも多く高速化が遅れていました。
なのでモータリゼーションに対するスピードアップを目指して
車両にはJR九州初となる制御振り子装置が採用されました。
あたる56
そしてこの883系「青いソニック」は投入時期によってフロントの形状が若干違います。
写真の上から順番に
 ■一次車(1994年(平成6年)8月新製)・・・フロント中央にフォグランプ
 ■二次車(1995年(平成7年)2月新製)・・・フロントがルーバー
 ■三次車(1996年(平成8年)2月、四次車(1997年(平成8年)2月新製)
                     ・・・三角にSのロゴマーク

となっています。

あたる25
また、883系ソニックは車体のロゴマークもご覧の様にデザイン化されています。
あたる28
(上写真:裏辺研究所「883系」 http://www.uraken.net/rail/alltrain/uratetsu883.html
こちらは青いソニックになる前の旧塗装での車体ロゴ。
あたる26
そして車両の脇にあるこのタンクも、
実際の走行には関係の無いデザイン上のイミテーションだそうです。

元々旧型の485系「にちりん」が走っていた時は
閑散区間で座席に酒瓶が転がるような状態だったそうで、
「デザインという整理」によって列車を楽しい空間にする事で
乗務員のモチベーションを高め状況を改善する
という目的があったとのことです。


あたる23
まずは博多・大分方の先頭車両である1号車のクロハ882形です。
カナの形式記号ではク(制御車)ロ(グリーン車)ハ(普通車)ですので
運転台がありグリーン席と普通席の両方がある車両だと分かります。
形式略号ではThsc'となり、付随車(T)車椅子対応車(h)グリーン車(s)制御車(C')となります。
あたる27
こちらは車内先頭部側にあるグリーン車の様子です。
1号車の半室がグリーン席となっており、
2+1列シート15席が設置されています。
あたる29
車両先頭の運転台の後ろにはご覧のパノラマキャビンが設けられています。
列車の前景を楽しめるこちらはフリースペースとなっていますが、
グリーン席にあるのでグリーン券が無いと利用できません
あたる30
この車両には車両中央部に乗降扉があり、
扉の前にはご覧の車椅子対応トイレが設置されています。
あたる31
1号車の後ろの半分は普通席となっています。
荷物棚のある側の後ろ2席は座席が1列のみとなっており
車椅子対応座席となっています。

あたる24
こちらは博多・大分方2両目の2号車であるサハ883形200番台です。
サ(付随車)ハ(普通車)ですのでモーターの搭載されていない客車となります。
形式略号はTA2付随車(T)となります。
「TA」となっているのはソニックの車両がM-TA方式のユニットで構成されているからで
TA2の2号車はM2の3号車と対になっています。
あたる32
1両目側の端のデッキはマルチスペースと呼ばれる共用エリアとなっています。
あたる33
このマルチスペースの通路の両側には
携帯電話の通話スペースが設けられています。
あたる34
そして乗降扉のエリアの先にガラスの自動ドアがあり
その先が2号車の客室となります。
あたる35
客室の車内はご覧の通りで、
座席のヘッドレストはソニック特有の特徴的な耳のある形となっています。
駅メモのあたるが耳付きのカチューシャをしているのは
このあたりのデザインが元ネタ
だと思われます。
あたる36
小倉方の車両の端にはご覧のハットラック形の荷物棚が設置されています。

あたる37
博多・大分方3両目の3号車となるモハ883形200番台です。
モ(中間電動車)ハ(普通車)となり、形式略号ではM2(中間電動車)となります。
2号車で取り入れ変圧した電力で駆動するモーターを搭載した車両です。
あたる38
車両の博多・大分方のデッキスペースには通常のトイレが設置されており、
乗降口の前の客室扉はガラス製となっています。
あたる39
3号車の客室車内です。
あたる41
座席の形状は他の号車と同じですが、モケットやヘッドレストの色が
ブラウン系統の落ち着いたカラーリングとなっています。
あたる42
座席背面と座席テーブルのアップ。
あたる40
客室の小倉方にはデッキスペースが無く、
立客用に簡単なカウンターはあるものの
ご覧の通り扉無しで乗降扉の前までつながっています。

あたる43
博多・大分方4両目の4号車であるサハ883形100番台です。
こちらも2号車と同じく付随車(サ)普通車(ハ)であり、
形式略号はTA1として5号車(M1)とユニットを組んで
パンタグラフや主変圧器、主整流器などを搭載している付随車です。

あたる45
博多・大分方5両目の5号車、モハ883形100番台です。
3号車と同じくモ(中間電動車)ハ(普通車)であり、
形式略号M1として4号車(TA1)とユニットを組んでいる
モーターを搭載した中間電動車です。
あたる59
この車両の乗降デッキはご覧の様に
旧塗装の車体と同じマリンブルーとなっています。
あたる54
通路の作りは3号車のデッキと似ており、
博多・大分方のデッキには通常のトイレが設置されています。

あたる47
博多・大分方6両目(小倉方2両目)の6号車であるサハ883形0番台です。
付随車(サ)普通車(ハ)で屋根にパンタグラフが搭載されています。
形式略号TAとして7号車(Mc)とユニットを組んでいます。
あたる53
車端部の博多・大分方にはご覧の通り自販機が設置されており、
その向かい側には車掌室の扉があります。
あたる46
車内客室の様子はご覧の通りで、座席モケットやヘッドッレストの色以外は
他の普通席と同様の形式です。

あたる50
そして小倉方の先頭車両である7号車のクモハ883形です。
ク(制御車)モ(中間電動車)ハ(普通車)で運転台がありモーターを搭載しています。
形式略号はMc(制御電動車)となっています。
あたる51
博多・大分方の乗降デッキと客室の間の扉。
あたる52
客室は普通席であり、先頭部側には乗務員室の扉があります。
グリーン席である1号車先頭部では前景が見れましたが
こちらの車両では壁によって前景は見えません。



基本的には上で紹介した形式が883系の青いソニックでの車両となりますが、
一部にはこれと異なる形式の車両が編成されています。
あたる48
(上写真:裏辺研究所「883系」 http://www.uraken.net/rail/alltrain/uratetsu883.html
こちらの車両は特急ソニックで、5両編成であった883系の第6編成から第8編成を
7両編成にする為に2008年(平成20年)7月に増備された883系1000番台です。

パンタグラフのある手前が電動車のモハ883形1000番台
奥が付随車のサハ883形1000番台となります。
あたる57
それまでの883系の車両は車体がステンレス製であり、
外板のひずみを防ぎ強度を上げる為に「ビード」と呼ばれるでこぼこがありました。
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これに対して増備車の883系1000番台では車体はアルミニウム製であり、
他のソニックの車両にように車体にでこぼこがありません
あたる60
通常の883系と1000番台の連結部付近を見てみると
両者はそもそも車両の形状から違う事が良く分かります。

あたる55
こちらが増備車の1000番台で4号車となるモハ883形1000番台の乗降口付近です。
デッキの足元までの窓が旧車体に比べて幅が広くなっているのが分かります。
また行先表示が字幕式では無くLED表示へと変わっているのが分かります。
あたる61
こちらが旧車体の4号車ですが、こうして並べてみると違いが良く分かります。
あたる67
中間電動車(モ)であるこの車両には屋根にパンタグラフが搭載されています。
ソニックの他の形式の車両のパンタグラフは付随車についており、
モーターの載っている中間電動車でパンタグラフがあるのはモハ883形1000番台のみです。
あたる44
博多・大分方のデッキスペースです。
あたる62
客室内はご覧の通りです。
ソニックの座席は某夢の国のキャラの様な特徴あるヘッドレストですが、
この1000番台の座席はご覧の通り通常の形状のシートとなっています。
あたる65
ヘッドレストのアップ。
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(上写真(下):裏辺研究所「883系」 http://www.uraken.net/rail/alltrain/uratetsu883.html
小倉方のデッキはご覧の通りでトイレが設置されています。

あたる64
そしてこちらが5号車となるサハ883形1000番台です。
あたる66
こちらも増備車4号車と同様の形のシートとなっています。

【写真撮影:2018年1月】