でんこの元ネタ
■No.18 汀良いちほ(Tera Ichiho)
 ■タイプ:トリックスター
 ■誕生日:8月10日

■出身駅: 沖縄都市モノレール(ゆいレール) 首里駅(沖縄)
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さてこちらが沖縄のモノレール「ゆいレール」の終点である首里駅となります。
この駅が駅メモのでんこ「汀良いちほ」の出身駅とされている駅となります。

ところで他の多くの駅メモのでんこは出身駅の駅名が苗字となっていますが、
「汀良いちほ」の苗字である「汀良駅」というのは存在しません
それでは何故、この首里駅がいちほの出身駅とされるのでしょうか。
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こちらは首里駅の駅前にある案内看板の地図ですが、
駅の所在地は「沖縄県那覇市首里汀良町三丁目」となります。

かつては汀志良次村(てぃしらじーそん)と呼ばれていた汀良は
1954年(昭和29年)に首里市が那覇市と合併したことによって
那覇市首里汀良町となりました。
その為モノレールの首里駅は、建設中の仮称が「汀良駅」だったそうです。
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駅の東側の目の前にあるこちらの交差点は「汀良交差点」。
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駅舎のある県道29号線には標識に「汀良三丁目」の住所が書かれています。
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そしてモノレールが中央を走る県道82号線の駅付近の標識にも「汀良町」の表記が。
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その県道上のバス停の名前も「汀良」停留場となっています。

日本に駅名として「汀良」はありませんが、
首里駅の新設時の候補名だったこと、駅の所在地の地名であることなどから
「汀良いちほ」の苗字の由来であると考えて間違い無いでしょう。
駅メモでは基本的にでんこの苗字は駅名から取られており、
駅名由来では無い苗字は珍しいケースとなります。
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この「ゆいレール」は沖縄県や那覇市、そして地元企業の出資による第三セクター路線として
2003年(平成15年)8月10日に全線が開業しています。
駅メモのでんこである「汀良いちほ」の誕生日も8月10日に設定されていますが、
これはゆいレールの開業日が元ネタで間違いが無いでしょう。

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汀良から再び首里駅の駅舎へ。
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駅舎北側の光景です。
県道脇は土地が小高くなっており、
ビルの間には上へと上がる階段があります。
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高架駅なので駅へと上がる階段がありますが、
登りきったところでご覧の様に丘の上の道と連絡をしていました。
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丘の上の道から見るとご覧の感じです。

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こちらは西側から見た駅舎の外観です。
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駅南側の駅前の光景。

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駅の階段を上がると、高架駅の二階部分が
跨道橋を兼ねたコンコースとなっています。
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コンコースから改札口にかけての光景です。
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改札内はご覧の通りです。
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ゆいレールの駅では各駅ごとに、
駅にちなんだ題材のアートガラスが設置されています。
こちらの首里駅のガラスの題材は「王府首里城と王朝文化」
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駅構内には泡盛の甕が。
この甕はゆいレールの各駅で見かけました。
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そしてこちらが駅のホームとなります。
ご覧のホームは2番線ホームで、
終点駅ですので那覇空港方面行きホームとなります。
相対式2面2線ホームの駅ですが、終点駅として2番線のみが旅客使用されています。
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反対側にはご覧の1番線ホームがありますが
旅客使用はされておらず立ち入りもできません。
ですので駅名標や広告などもホームには無し。
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1番ホームへと上がる階段はご覧の通り閉鎖されています。
こちらのホームは将来のモノレール延伸の為に作られているもので、
平成31年より供用の予定となります。
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2番ホーム東端からは延伸の為に建設されたレールと、
その上に設けられた車止めが見えます。
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延伸された新しい軌道は汀良交差点から北へと曲がって
すでに伸びていました。
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こちらは首里駅に到着する手前で車窓から見える首里城です。
かつては琉球王国の王都であった首里ですが
その中心であった首里城の跡は駅の南西500mほどの場所にあります。



■モデル車両: 沖縄都市モノレール1000形電車
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沖縄都市モノレール1000形電車はゆいレールを
2003年(平成15年)の開業以来走っている跨座式モノレール車両です。

列車の車体はアルミニウム合金製であり全塗装となっています。
車体上部が淡いグレー(   )であり、
その下には首里城を示す本朱塗りの朱色(   )のラインが入っています。
朱のラインの下には黒(   )のラインがあり、
軌道にかかるスカート(裾)は濃いグレー(   )となっています。


駅メモのでんこの「汀良いちほ」のデザインを見てみると
服のスクエアネックが朱色となっていますが、
これは車体の朱のラインがモチーフであると思われます。

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髪に飾られたハイビスカスは沖縄を象徴する花ですし、
その下の髪飾りの形はモノレールの裾の形状と同じ形です。
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靴の形も跨座式モノレールの形がモチーフに見えますし、
デザインの各所にゆいレールの1000系が元である痕跡が見てとれます

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こちらは車内の様子です。
座席はご覧の通りロングシートとなっています。
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背もたれが座席の上に飛び出す形となっており、
定員での着席を促すと共に車窓の景色を邪魔しない様に配慮がされています。
また座席のモケット(生地)は沖縄伝統の染物である
紅型(びんがた)をモチーフとした模様となっています。
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車内の端部、運転席の後ろは黄色に塗られています。
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こちらの最前列だけは座席がご覧のようにクロスシートとなっていて
全面展望が楽しめる席となっています。
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こちらは運転台の様子です。
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ドアの上には液晶ディスプレイ(LCD)方式の車内案内表示装置が設置されています。
日本語と英語の表記に加え、中国語簡体字、中国語繁体字、ハングルの表示がされています。
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液晶表示装置の反対側のドアの上には路線図が。
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座席の上のつり棚の様子です。


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沖縄都市モノレール1000形は2両固定編成であり、
首里駅側の車両は1200番台、
那覇空港駅側の車両には1100番台の番号となっています。
上の写真は那覇空港側の1000形1100番台の車両です。
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この1100番台は連結側の車端部にご覧の様に車椅子スペースが設けられています。
車椅子スペースの側窓のみ他の窓よりも下端が高くなっています
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こうして補助線を引いてみると
一箇所だけ窓枠下端が高いのが分かるかと思います。

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こちらが首里駅側の1000形1200番台となります。
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連結部側の車端部はこちらの車両は両側とも優先座席となっており、
ご覧の様に赤い座席が設置されています。

【写真撮影:2018年4月】