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さて、石勝線の続きです。


その1(南千歳駅━新夕張駅間)はこちら



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新夕張駅から東の石勝線の区間は日本鉄道建設公団(鉄建公団)によって建設され
1981年(昭和56年)に開通しました。
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高速運行の可能な直線区間を多く作る事によって
線形の良好な路線を建設するのが得意であった鉄建公団の手によるこの区間は
北海道内の在来線で最長の新登川トンネル(5825m)をはじめ
ご覧のようにその大多数がトンネル区間となっています。
無人の地域を走るトンネル区間なので当然ながら電波状況は非常に悪く、
基本トンネル内は圏外となります。

新夕張駅━占冠駅間の距離は34.3km。
2014年(平成26年)3月まで日本最長の駅間であった区間
現在でも在来線日本2位の駅間距離)でもあり、
山手線の一周が34.5kmと言えばその長さが分かるでしょう。

単線であるこの区間には楓信号場、オサワ信号場、東オサワ信号場、清風山信号場と
列車交換の為に4つの信号場が設けられています。
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こちらは新夕張━占冠間のau 4G LTEでの電波エリアマップです。
トンネル外で電波の届く場所もありますが、
この区間はトンネル内が大多数なので
電波エリアを気にするよりはトンネルを出たかどうかを気にする方が現実的でしょう。



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こちらは国道237号線の占冠駅付近の光景です。
占冠村の中心駅ですが、役場など村の中心部からは1kmほど北に外れています。
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国道から見た駅前広場の様子です。
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広場の片隅には占冠村の案内板が。
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駅の周辺の地図が載っていましたので拡大します。
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駅前広場の入口の目の前にはご覧の占冠村物産館の建物があり、
物産館の駐車場と駅前ロータリーが一体化した広場となっていました。
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こちらが占冠駅の駅の外観です。
1981年(昭和56年)に国鉄夕張線が延伸して石勝線となった際に
新設区間に開業をした駅となります。
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駅の建物の左半分の白い部分は
追分工務所占冠管理室が入っている建物となります。
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そして右半分のこちらが旅客営業用の駅舎部分となります。
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駅舎の入口は北海道なので防雪の風除室が設けられています。
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中の待合室の様子です。
1986年(昭和61年)までは社員配置駅で駅員が常駐していましたので
駅務の窓口も広めに作られています。
現在は占冠村が委託を受けた業務委託駅となっています。
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こちらは待合室にある時刻表です。
占冠駅には普通列車は運行されておらず、
それぞれ上下6本停まる列車は全て特急
となっています。
その為、駅のある新夕張駅━新得駅間は
普通乗車券で特急自由席に乗れる特例区間
となっています。
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駅舎のある単式の1番線ホームの様子です。
この駅は単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線の計2面3線を持つ駅となります。
1番線は上り線の新夕張・南千歳方面行きとなります。
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こちらは南側新夕張方面側の1番線の光景。
ポイントを保護するスノーシェッドが見えます。
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二つのホームを連絡する跨線橋です。
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跨線橋の中の様子。
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上から見た駅の俯瞰です。
こちらは北側の新得、釧路方面。
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南側の新夕張、札幌方面の光景です。
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島式の2、3番線ホームです。
2番線が下りの新得、釧路方面行き列車のホームであり、
反対側の3番線は臨時列車や貨物列車用となっています。



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占冠駅━トマム駅間は21.3km(在来線駅間距離日本6位)となかなかの距離があり、
単線である駅間には東占冠信号場、滝ノ沢信号場、
ホロカ信号場と3つの信号場があります。
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こちらが駅間のau 4G LTeでの電波エリアマップです。
中間の山岳部ではさすがに電波が入らない区間があり、
トンネルの連続する区間の前後付近は電波が入らないと考えて良いでしょう。
しかしながら電波の入らない区間は全体の1/3程度であり、
無人部と山間部を走る事を考えれば逆に意外に電波が届いていると思います。


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こちらは道道136号線のトマム駅付近の光景です。
占冠駅の北から石勝線と並走するように20kmほどを進んだ地点となります。
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こちらがトマム駅の駅舎の外観となります。
石勝線の開業となった1981年(昭和56年)に新設された駅となります。
開業当時は石勝高原駅という名前だったそうですが
1987年(昭和62年)に駅のある地名の苫鵡からトマム駅となりました。
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駅舎の中の様子です。
待合室として椅子が置かれている程度ですが
券売窓口は大きめに作られています。
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窓口は有人化を見越して作られた様子ですが、
開業以来この駅は無人駅のままであり、
ホームへの出口の上にはご覧の通り改札が無い旨の表示がされていました。
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駅の時刻表を見ると、隣の占冠駅の倍近くの列車が停車するのが分かりますが
普通列車の運行は無く、この駅も特急のみが停車する駅となっています。
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ホーム側の駅舎の出口の様子。
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こちらは駅舎のあるホームですが、番線としては2番線となります。
下り本線の新得、釧路方面行きとなります。
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相対式2面2線ホームを持つこの駅でも
ホーム間の連絡は跨線橋で行っています。
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そして2番ホームの跨線橋の階段のたもとには
駅の構外と連絡している階段の出入口が設けられています。
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こちらの出入口は星野リゾートトマムの送迎バス発着場の連絡口であり、
トマム駅に到着したリゾート客がすぐにバスに乗り込める構造となっています。
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跨線橋の中の様子です。
リゾート地の駅らしく跨線橋の屋根は透明となっています。
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そして2番線の階段上から北へと連絡通路が延びており、
中はタイルカーペット敷きとなっていました。
ベルトパーティションで通行止めとなっているその脇には
星野リゾートトマムの案内表示がありました。
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かつては隣接するリゾート施設へ直結の連絡通路として使われていたこの通路ですが
現在はリゾート施設へのアクセスは駅への送迎バスに一本化されている様子でした。
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駅の北側にはかつて、占冠村とホテルアルファの出資した
第三セクターのアルファリゾートトマムが1983年(昭和58年)に開業していました。

しかし村の振興の為に一大リゾート施設を開発したものの
冬季のスキー場のみに頼った経営が破綻。
2004年(平成16年)に星野リゾートへと売却され、
その後2011年(平成23年)に星野リゾートトマムへと改称されました。
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跨線橋から見た駅の俯瞰です。
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こちらは駅舎と反対側の1番線ホームです。
上り線の新夕張、南千歳方面行きとなります。
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こちらのホームの西端には待合室の建物が設けられています。
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また、この駅のホーム西端は両方のホーム共にスロープ状となっています。
これは駅開業時から跨線橋ができるまでのしばらくの間、
ここに構内踏切があった名残です。



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トマム駅を出ると、根室本線と合流する上落合信号場までは
トンネル内か電波圏外なのでほぼGPSでのアクセスはできません
そして上落合信号場は新狩勝トンネル(全長5810m)の西端にあるので
トンネルを抜けてしばらく進むまで引き続き電波は入りません。
ですのでトマム駅━新得駅間のトマム寄りの2/3は基本的には電波が入らない
考えて差し支えないと思います。(一部電波の入る箇所はあり)
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参考としてこの区間でのau 4G LTEでの電波エリアマップです。
トンネルの配置図と併せてご参照ください。

またこの区間の駅間距離は33.8kmで在来線日本4位の駅間となります。


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こちらは駅前の本通1交差点です。
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この交差点から東へは国道までの400mほどは
道道1075号新得停車場線が東西に走っています。
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交差点の西側にある、こちらが新得駅の駅舎となります。
1907年(明治40年)に北海道官設鉄道釧路線の開業に伴って開設された駅であり、
ながらく新得機関庫が置かれるなど十勝西端の交通の要衝でした。
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現在の駅舎は1986年(昭和61年)に改築されたものとなります。
そして南側の二階建て部分は新得町商工会の建物ですが
棟続きとなっており外観も統一されて建てられています。
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駅前広場の様子です。
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駅前にある「ヤジロベエの塔」です。
これは北海道の重心が新得町内にあることから作られた塔だそうですが、
実際の重心地であるトラウムシ温泉から新得駅までは55kmあり、
同じ町内ながら車でも1時間かかる距離にあります。
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こちらは広場にある「火夫の像」。
新得商工会の二十周年記念に建立された像だそうで、
SLの難所として知られた狩勝峠を越える機関士がモチーフとなっています。
作者は元新得中校長の横田裕美氏だそうです。
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駅舎に戻り駅構内の様子です。
待合室は広めで売店もあり、蕎麦の名産地である新得らしく
「駅そばせきぐち」という立ち食いそば屋もあります。
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駅舎側の単式の1番線ホームです。
石勝線のこの駅での発着は全て特急列車となりますが、
上り南千歳方面と下り帯広、釧路方面が両方ともこの1番線での発着となります。
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ホーム上にある観光協会の案内看板。
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もうひとつのホームとは跨線橋で連絡をしています。
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跨線橋内の様子。
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島式の2、3番線ホームです。
2番線が根室本線の下り帯広、釧路方面、
反対側の3番線が上り富良野方面行きの普通列車発着となります。



以上で石勝線の本線区間は全てとなります。
旧夕張線から根室本線へと日高山脈を貫いてバイパスする為に建設をした為、
途中区間には完全に人家の無い地域が存在しています。

その為駅数8駅に対して信号場14箇所(~上落合信号場まで)と数が逆転しており、
また駅間距離も日本のベスト10に入る区間が複数あるという状況になっています。
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こちらは新夕張駅━新得駅間のau 4G LTEでの電波エリアマップです。
各駅間については個別に載せましたが
改めて全体のマップをこちらに掲載します。



現在は石勝線の夕張支線となっている旧夕張線の新夕張駅以北については
引き続きその3にてご紹介したいと思います。

では。