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さて。こちらは道南いさりび鉄道についてです。


元は1913年(大正2年)に上磯軽便線として五稜郭駅━上磯駅間で開業した路線で、
1936年(昭和11年)に江差駅まで延伸して国鉄江差線となっています。

青函連絡路線として特急列車が運用されるなど
北海道と本州を結ぶ重要な路線として機能していましたが、
2016年(平成28年)の北海道新幹線開業によって並行在来線と位置づけされ、
道南いさりび鉄道へ第三セクター移管がされました。



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こちらは道道5号江差木古内線と道道383号木古内停車場線の交差点です。
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交差点の角には木古内みそぎ祭りのオブジェと案内板があります。
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「駅前通」の表示のある目の前の道を北西に進み、
セイコーマートの前を通り過ぎると駅が見えてきます。
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こちらが道南いさりび鉄道の木古内駅の駅舎外観です。
JR江差線の旧駅舎が2016年(平成28年)の北海道新幹線開通に伴って
道南いさりび鉄道への移管と同時に改装されたものです。
改築では無く改装の証拠に、旧駅舎のとんがり屋根が
現在の駅舎からも少しだけ顔を出しています

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いさりび鉄道の駅舎の後ろにはJR北海道の新幹線の木古内駅駅舎があります。
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駅前のロータリーの様子です。
かなり広いロータリーとなっています。
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ロータリーに面して駅の反対側に作られている
「道の駅みそぎの郷きこない」の建物。
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横から見たいさりび鉄道の木古内駅の様子です。
跨線橋は江差線時代からのものがそのまま使われています。
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ただ江差線時代はホームと階段は3つづつありましたが
今は撤去されて一番奥のひとつだけが残されています。
跨線橋には撤去された痕跡が見て取れます。
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駅舎の西側の入口と中の様子。
こちらはエレベーター前へのバリアフリー用の入口のようです。
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東側の入口。
こちらには「入口」の表示があり、階段とエスカレーターがあります。
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階段とエスカレーターを上がると跨線橋の通路に出ます。
この跨線橋は元々江差線時代からあったものですが
ご覧の様に中の内装が綺麗にリニューアルされています。
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そして跨線橋の中ほどにある
こちらが木古内駅の改札前への入口です。
木製の駅名標に「北海道最南端の駅」と書かれています。
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改札前の待合室の様子です。
新幹線停車駅でもあるので有人駅のような気がしますが
輸送社員のみ配置で出改札業務は行われていません。
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待合室の一角には鉄道資料の展示コーナーがありました。
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改札の様子と、改札内のホームへの連絡通路です。
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ホームへと降りる跨線橋の階段。
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こちらがいさりび鉄道の木古内駅のホームの様子です。
島式1面2線の駅となっています。



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木古内駅から北へと4km弱離れた、
こちらは国道228号線(松前国道)の光景です。
ご覧の信号に駅への案内表示が設けられています。
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案内に従って道を進むと線路が見えてきます。
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こちらが札苅駅の駅舎の外観です。
1930年(昭和5年)に国鉄上磯線の駅として開業しました。
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駅舎の中の様子です。
無人駅ですが簡易委託の為の券売窓口は残っています。
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駅の時刻表です。
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ホーム側から見た駅舎の改札付近。
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こちらは駅舎のある第1乗降場です。
木古内方面行き列車のホームとなります。
駅は千鳥式2面2線ホームとなっており構内踏切で連絡をしています。
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こちらがその構内踏切です。
1988年(昭和63年)の海峡線開業までは単式1面の駅だったのですが、
海峡線の開通に伴って当時の江差線の木古内駅以北が電化されました。

これによって青函トンネルから貨物列車が直接乗り入れをする事となって
列車が退避をする必要ができた為、駅の長さの延長が必要となります。
その為新たなホームを新設することで駅の有効長が伸ばされたのです。
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そのホーム新設によって作られたのが
二つのホームを連絡するこちらの構内踏切となります。
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函館方面行きの第2乗降場です。



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噴火湾の海岸線に沿って国道228号線(松前国道)と線路が並走しており、
西に3.4kmほど進むと次の駅があります。
ご覧のように国道には駅への案内板が。
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案内板の指す道を進むと駅が見えてきます。
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こちらが泉沢駅の駅舎です。
隣の札苅駅と同じく1930年(昭和5年)に国鉄上磯線の駅として設置されました。
駅舎も札苅駅とほぼ同じ形のものとなっています。
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駅舎内の様子です。
折りたたみのテーブルと椅子が置かれていました。
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ホーム側から見た駅舎の改札付近。
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こちらは駅舎のある上り木古内方面行きの1番線ホームです。
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ホームを連絡する跨線橋です。
この駅も海峡線開通による貨物乗り入れによって駅の有効長を伸ばした結果、
増設されたホームを連絡する為に1988年(昭和63年)にこの跨線橋が作られました。
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こちらがその増設された島式ホームです。
現在は2、3番線として2番線が下り函館方面行き、
3番線が予備ホーム及び通過線となっています。



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泉沢駅から引き続き国道228号線と海岸に沿って線路を北進し、
3kmほど進むと釜谷簡易郵便局の先に次の駅への入口があります。
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駅があることを示す案内板。
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案内板に従って道を入るとすぐに駅が見えてきます。
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こちらが釜谷駅の駅舎となります。
他の駅同様に1930年(昭和5年)に国鉄上磯線の駅として設置されました。
1986年(昭和61年)に駅舎が撤去され、
現在は代わりにワム80000形貨車をベースとした貨車駅舎が置かれています。
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駅舎側から見た駅前広場の様子です。
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駅の入口はそのまま構内踏切とつながっており、
ホームへの階段を昇るとすぐに駅舎の入口があります。
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駅舎の中の様子です。
ベンチに座布団が置かれるなどまるで誰かが住んでいる部屋のようです。
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こちらが駅舎のある1番線ホームです。
上り線木古内方面行きとなります。
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ホームを連絡する構内踏切です。
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下り線函館方面行きの2番線です。
こちらのホームも1988年(昭和63年)の海峡線開通による貨物乗り入れで
増設をされたホームとなります。
他の駅が千鳥式なのに対して、この駅は交換設備の改修こそ行われたものの
ホームは向かい合った相対式で作られています。



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引き続き国道228号線(松前国道)と海岸線に沿って
5kmほど北上すると、当別漁港の手前付近に渡島当別郵便局が見えてきます。
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こちらの郵便局の建物こそが、合築となっている
渡島当別駅の駅舎となります。
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駅前広場に置かれた石碑の駅名標です。
副称に「トラピスト修道院入口」とあることから分かる通り、
この駅舎はトラピスト修道院の最寄り駅であることから修道院を模して作られました
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駅前広場の様子です。
確かに駅前広場の形をしているのですが、
ここに駅があると知らないと単なる郵便局の駐車場と間違えそうです。
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広場にある渡島当別地区の観光案内板。
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こちらは同じく駅前広場にある岡本商店です。
JR時代にはこちらの商店で切符を委託販売していました。
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駅舎の中に入ると郵便局に入口の前を
ご覧の通路がホームへ向かって伸びており、
奥には待合スペースが設けられていました。
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通路から見上げるとご覧の通り。
ステンドグラスの天窓まで作られています。
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振り返って入口の上を見上げてみると、
付室の上のスペースに陶器製の聖像が置かれていました。
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改札を出るとホームへはご覧の階段を上がります。
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ホーム側から見た改札付近。
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駅舎側の1番線ホームです。
木古内方面行きの上り線となっています。
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ホームを連絡する跨線橋。
他の駅同様に1988年(昭和63年)の海峡線開通による貨物列車乗り入れで
もう一つのホームが増設された際にこの跨線橋も作られました。
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こちらが増設された2番線ホームです。
相対式ホームの形で増設されています。
下り線の函館方面行きのホームとなります。
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2番線の裏側には保線車両が留置されている引き上げ線が。
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駅のすぐ北側にはご覧の当別トンネルがあり、
北側の駅の交換設備はトンネル内にあります。
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そして上下線ホームの両方にあるのが
こちらのトラピスト修道院の写真入りの名所案内です。



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こちらは茂辺地駅の西側の駅前付近の光景です。

ずっと国道228号線と並走してきた鉄道ですが、
茂辺地木古内道路(国道228号)と松前国道(国道228号)という
二つの国道228号線が茂辺地付近で並走状態となると
その中間点付近を走ります。
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駅舎の外観です。
この駅も1930年(昭和5年)に国鉄上磯線の駅として設置されました。
1988年(昭和63年)の海峡線開通による駅設備改修のあと
駅舎も改築されて現在のものとなっています。
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駅の南側にある跨線橋です。
ホーム同士を連絡する目的の他に、
駅構外である西側と東側からも直接上ることができ、
ホーム連絡通路と駅の自由通路を兼ねています。
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西側駅構外からの跨線橋の階段です。
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駅舎の中の様子です。
この駅も無人駅となっています。
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ホーム側から見た駅舎の改札付近。
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駅舎側の1番線ホームです。
このホームは単式ホームとなっており、
上り線の木古内方面行き乗り場となります。
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跨線橋の中の様子です。
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この駅のもう一つのホームである島式の2、3番線ホームです。
函館方面行きの下り線ホームとなっています。
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跨線橋から見た駅構内の様子。
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こちらは跨線橋の東側の出口付近の様子です。
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跨線橋の階段のたもと付近はご覧の様に
草木に囲まれた空き地になっています。
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空き地の先は集落の生活道路へとつながっており
いわば抜け道のような出口となっています。



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こちらは上磯駅の駅前付近です。
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東側の駅前からは海へと向かって道道530号上磯停車場線が通っており、
160mほどで国道228号(松前国道)へと連絡しています。
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ロータリー前から南側にはご覧のように商店街があり、
商工会の建物が駅ロータリーの南端に接して建っています。
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駅舎の外観です。
ご覧の通り橋上駅舎となっており跨線上に駅が設けられています。

1913年(大正2年)の国鉄上磯軽便線の開業で設けられた駅で、
海峡線開通の1988年(昭和63年)の駅設備改修に伴って
駅舎も改築されて現在の橋上駅となっています。
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階段のたもとにはご覧の待合スペースが。
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跨線橋上の通路の様子です。
橋上に待合室の入口があります。
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反対側の西側から見た駅舎です。
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西側の駅前はご覧の通り住宅地となっています。
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階段前にある案内板を見ると、
西口の住宅地の向こう側には北斗市の運動公園が広がっている様子です。
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再び跨線橋に戻り通こちらが待合室への入口。
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中に入って待合室の様子です。
無人駅ですので待合スペースと券売機があります。
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改札内の跨線橋のホーム連絡通路です。
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こちらが1番線ホーム。
片側が柵で塞がれた単式ホームとなっています。
こちらのホームは当駅止まりで発着する函館方面の列車の専用ホームとなります。
ですので駅名標も隣駅は函館方面のみが記載されており、
木古内方面の南側線路はご覧の通り車止めとなっています。
またこの1番線のみ電化がされていません。
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ホームを連絡する跨線橋の全景。
いさりび鉄道88
島式の2、3番線ホームです。
2番線が上り木古内方面行き、3番線が下り函館方面行きとなっています。


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こちらはau 4G LTEによる木古内駅━上磯駅間の
道南いさりび鉄道線の電波状況を示したマップです。
路線の走る沿岸部はほぼ全てが電波圏内となっています。
ですので基本的にトンネル内など以外ではどこでもアクセスが可能な状況です。



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道南いさりび鉄道はまだ北へと続きますが、
いったんこちらで記事は切りたいと思います。
上磯駅以北についてはその2にて。

では。