でんこの元ネタ
■No.13 新居浜いずな(Niihama Izuna)
 ■タイプ:ディフェンダー
 ■誕生日:3月15日

■No.31 新居浜ありす(Niihama Alice)
 ■タイプ:ディフェンダー
 ■誕生日:6月23日

■出身駅: JR四国予讃線 新居浜駅(愛媛)
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こちらが新居浜駅の駅前の光景となります。
1921年(大正10年)に国鉄讃岐線の延伸によって開業した駅で、
国鉄時代には予讃本線の駅でしたがJR移管後に予讃線へと改められて現在に至ります。
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駅舎は1979年(昭和54年)に改築された時のものであり、
その後の新居浜市による駅周辺再開発事業に併せて
2012年(平成24年)に駅舎リニューアル工事が完成しています。
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駅の北側にはご覧の駅前広場があります。
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駅舎の北側正面にあるロータリーです。
「交通広場」と名づけられた駅前広場は再開発によって整備されており
大きめのロータリーには車寄せやモータープールを備えています。
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そして広場の車寄せの柱には、広場中央の赤いゲートのモニュメントの説明が。
モニュメントは「歓喜坑」と名づけられたものでした。

新居浜市には別子銅山という江戸時代に開かれた銅山がありました。
歓喜坑はその銅山が発見された時に最初の行動の名前ですので
銅山の象徴としてモニュメントになったのでしょう。
住友財閥が発展する礎となった銅山でもあり、街の発展の元であった鉱山なので
新居浜市にはいたるところに「銅」や「あかがね」と銘する物があります。
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例えば車寄せの屋根の柱などに使われている煉瓦は
「鍰(からみ)煉瓦」と呼ばれるもので、
銅の精錬で出たスラグ(鉱滓)と呼ばれる廃棄物を利用して造った煉瓦です。

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広場に面した駅舎の並びにはご覧の駐輪場が。
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駐輪場前には線路の車止めやポイント転轍器が
モニュメントとして置かれていました。

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そして駅舎を出た左側、交通広場の西隣には
ご覧の広場スペースがあります。
「人の広場」と題されたこの広場は駅前再開発によって整備され
2015年(平成27年)より供用されています。
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こちらは広場に置かれた「歓迎の門」と題されたオブジェです。
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「あかがねの流れ」と題した、別子銅山を表現した
水盤を並べた水の出るオブジェ。

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そして駅舎の東側の隣すぐには
駅の南北を連絡している跨線橋の自由通路があります。
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自由通路から見える駅周辺の光景です。

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駅舎へと戻り改札前の様子です。
リニューアルによって駅舎の外は近代的外観になりましたが
中は1979年(昭和54年)以来のものなので
若干レトロ感を感じる光景です。
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ホーム側から見た改札の光景。
有人改札となっています。
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駅舎側の1番線ホームです。
この駅も「国鉄式」と呼ばれる単式ホームと島式ホームが一本づつとなっており、
基本的に行き違いの列車がいなければ特急、普通列車を問わず
上り列車下り列車ともにこちらの単式1番線ホームへと入線をします。
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ホームにある「新居浜太鼓祭り」の銅板レリーフ。
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レリーフの前には観光案内の表示がありました。

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二つのホームを連絡する跨線橋の中の様子です。
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跨線橋から見た駅構内の様子。

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こちらは島式の2、3番線ホームです。
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2番線は行き違い時に使用するホームであり、
特急同士、普通列車同士の場合に下り列車が入線します。

また3番線は、特急と普通列車の行き違いの場合の際に
普通列車が入線するホームとなっています。
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ホーム上にある観光案内版。

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そして3番線の南側にはJR貨物の貨物ヤードがあります。
定期貨物列車も設定されており、この駅で日中に積み込みをしている姿が見られます。

【写真撮影:2017年8月】



■モデル車両(いずな): JR四国8000系電車
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元々は1972年(昭和47年)3月15日のダイヤ改正で
四国初の特急列車「しおかぜ」が誕生したことがルーツとなります。
駅メモのでんこ「新居浜いずな」の誕生日が3月15日なのは
この特急しおかぜの誕生した日付が元
で間違い無いでしょう。

特急しおかぜは当初はキハ181系という気動車で運行していましたが、
1986年(昭和61年)にはキハ185系が投入され、
予讃線の電化が完成した1993年(平成5年)のダイヤ改正より
上の写真の8000系を主力とした「しおかぜ」「いしづち」の両特急が
本格的に運行を開始しました。

以来四国を代表する特急電車として
長らくフラッグシップトレインとして活躍をしている列車
となります。
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1988年(昭和63年)の本四備讃線(瀬戸大橋線)開通によって
予讃線の特急列車は岡山発着が「しおかぜ」、高松発着が「いしづち」となり、
宇多津駅または多度津駅での増解結によって
「しおかぜ」と「いしづち」が連結して松山まで運行しています。

その為8000系電車も「しおかぜ」として走る場合と「いしづち」として走る場合があり、
L編成(5両編成)とS編成(3両編成)の2種類の編成が運用
されています。


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こちらはJR四国8000系のS編成先頭車両である8号車の8500形です。
編成記号ではTc1となり、動力のない制御車(運転台のある車両)となります。
ご覧の通り非貫通式の流線型の車両となっており、
通常は特急しおかぜの高松方の先頭車両となって運用されています。

駅メモのでんこである新居浜いずなのコスチュームの胸元のデザインが
この8500形のカラーリングと同一
であることから、
この車両がいずなのモチーフであることが分かります。
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高松方の車端部の乗降デッキです。
運転台の真後ろのデッキなので乗り降りの扉のみとなっています。
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車内客室の様子です。乗降口にも表示されていた通り
「S-Seat」と呼ばれるより上質な難燃木材製座席が設置されています。
これは2004年(平成16年)の列車リニューアル工事によって交換されたものです。
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松山方の車端部の乗降デッキには自販機とフリースペース、
そしてトイレと洗面所が設けられています。
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洗面所は受け皿が柄の陶器だったり照明がしおかぜのロゴの形だったりと
なかなか凝った作りのものが置かれていました。


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S編成二両目となる7号車の8300形です。
編成記号Tで動力の無い付随車となります。
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こちらが車内の様子です。
指定席車はリニューアル工事によって木目の化粧板が貼られるなど装飾がされていますが、
こちらの普通席車両は化粧板が無く無骨な外観となっています。
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そして客室の高松方のドア脇にはご覧の壁がせり出しており、
座席が片側だけ設置された状態となっています。
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乗降デッキ側から見てみると、この出っ張りは多目的室であることが分かります。
他の列車の多目的室は授乳室などに使うケースが多いですが
この列車ではサイクルラックが置かれて自転車の持ち込み場所になっていました。


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そしてS編成の高松方三両目の6号車である8200形
編成記号はMcで、制御動力車(モーターと運転台のある車両)となります。
この車両も先頭車両として走れる車両ですが、
連結運転に対応した貫通型となっています。
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そして屋根には菱形のパンタグラフが。
振り子式車両であるこの車両のパンタグラフは
台車とワイヤーでつながっていて
常に鉛直方向を保つ仕組み
となっているそうです。
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客室の中は他の普通車の客車と同様のシートが設置されています。
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松山方の車端部の乗降デッキは運転台の真後ろですので
扉のみとなっています。



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こちらはL編成の松山方先頭車両である1号車の8000形です。
流線型の非貫通車というのはS編成の8500形と同じです。
編成記号ではThscとなり、T(付随車)、h(グリーン席と合造の半室普通席)、
s(グリーン車)、c(運転台のある制御車)となります。
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この1号車はS編成の8500形とは違って
屋根の上にパンタグラフが搭載されています。
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1号車の車端部にある半室のグリーン席の様子です。
1+2列の3列シートとなっています。
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1号車のもう半室の指定席エリア。
2+2列の4列シートですが「S-Seat」が使用されています。
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こちらは岡山・高松方の車両後方部の乗降デッキです。
トイレと洗面所、自販機とフリースペースが設けられています。
指定席車なので洗面所の陶器も柄物が使われています。


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L編成の松山方二両目の2号車、8100形です。
編成記号ではM2となりモーターのある動力車となります。
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松山方の車端部の乗降デッキです。
付属の設備などは無く乗降の扉のみとなっています。
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客室車内です。指定席車なので青いモケットの「S-Seat」の車両となっています。
通路や窓枠などには木目の化粧材があしらわれています。


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L編成松山方の三両目の3号車の8150形
編成記号M2でこの車両も動力車です。
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この車両は屋根にパンタグラフが搭載されています。
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車内客室の様子ですが、指定席車なのでシートも「S-Seat」となっています。
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こちらは松山方の乗降デッキですが、
トイレと洗面所が置かれています。
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そして高松方の乗降デッキですが、
こちらは乗り降りの扉のみとなっています。


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こちらはL編成の松山方四両目の4号車、8300形です。
編成記号はTで付随車となります。
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車内客室の様子です。
自由席車となっています。
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松山方の車端部です。
この車両も純粋な客車で乗降デッキも扉のみとなっています。


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そしてL編成の五両目となる5号車の8400形です。
編成記号Tc2でモーターが無く運転台のある制御車となります。
連結に対応しており貫通扉が前面にある構造となっています。
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車内客室の様子です。
基本的に自由席車となっていますが、
松山方の車端部の1席が車椅子対応シートとなっています。
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そして車椅子席に近い松山方の乗降デッキには
多目的トイレ、洗面所、男性用トイレ、
そして多目的室が設置されています。
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対する高松方の車端部には運転台がありますので
乗降デッキは運転台の後ろで扉のみとなっています。



■モデル車両(ありす): JR四国8600系電車
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こちらの8600系電車は、2000系気動車の老朽化による置き換えの為に
JR四国が21年ぶりに新造開発をした列車となります。

JR四国と車両メーカーが共同で開発した車両は
「レトロフューチャー」をデザインコンセプトとしており、
先進性と懐古性を併せ持った外観となっています。

2014年(平成26年)6月23日に予讃線で特急「いしづち」として営業運転を開始。
駅メモのでんこである「新居浜ありす」の誕生日が6月23日に設定されているのは
8600系の営業運転開始日
と見て間違い無いでしょう。
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この8600系は貫通式車両となっていますので、
運用に関しては2両編成と3両編成を1ユニットとして運行されています。


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まずこちらは3両編成の松山方の先頭車両である8700形です。
編成記号はTscで、T(付随車)、s(グリーン車)、c(制御車)となります。
客室はグリーン室と普通室の合造車となっています。
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屋根の上にはシングルアームのパンタグラフが。
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運転席のすぐ後ろの半室のグリーン席の様子です。
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グリーン席最前列のフットレストとテーブル。
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車両後方(岡山・高松方)の乗降デッキには車椅子対応の多目的トイレ、洗面台、
そして多目的室と男性用トイレが設置されています。


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松山方二両目である8800形です。
編成記号はTで付随車となります。
8600系では唯一の中間車両となります。
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車内客室の様子です。
シートモケットはオレンジ色となります。
中間車両で両端のデッキにトイレなどの設備は無く、
純粋の座席のみのある客車となります。


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こちらは3両編成の岡山・高松方に編成される8600形です。
編成記号はMcでM(動力車)c(制御車)となり、
モーターを搭載し運転台のある制御動力車となります。
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2両編成の場合も岡山・高松方に編成される形式の車両であり、
連結して5両編成の場合は1編成に2両の8600形が連結されるということになります。
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車内客室の様子です。
この車両の座席のモケットの色はグリーンとなっています。
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そして8600系が「いしづち」として走る場合、
高松方の先頭車となった8600形の高松方の半分の席は
ご覧の通り指定席となってヘッドレストカバーの色が変えられています。
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運転台と反対側の松山方車端部の乗降デッキには
自動販売機と男性用トイレ、そして洋式トイレが設置されています。


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そして2両編成の松山方先頭車両である8750形です。
編成記号はTcで制御付随車となっており運転台があります。
また屋根の上にはシングルアームのパンタグラフがあります。
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松山方の乗降デッキです。
運転台の真後ろとなっており乗降扉があるのみとなります。
デッキからは運転台の様子を見る事が可能です。
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こちらが8750形の車内の様子です。
座席モケットはオレンジ色となっています。
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車内最前列の様子です。
最前部左側に運転台のある車両ですが、運転台後方は壁となっています。
その為ご覧の通り前方が展望できるのは右側の座席のみとなります。
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そして運転台と反対側の車端部の座席を見ると
ご覧の様に車椅子対応座席となっています。
1席のみの座席には車椅子固定用ベルトが装備されており、
反対側は座席が無く車椅子のまま乗車できるスペースが取られています。
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高松・岡山方の車端部の乗降デッキです。
車椅子対応の多機能トイレの他、洗面台、そして男性用トイレがあります。

8700形にも同様の設備がありますが、
手すりなどが8700形はグリーンなのに対して
8750形はオレンジである点が違いとなります。


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またこの8700系は各車両の座席の肘掛けに
ご覧のようにコンセントが装備
されています。
ですので携帯電話などの充電が座席で可能となっています。

【写真撮影:2018年8月(一部2017年8月)】