日高本線c25
日高本線の続きです。

その1(苫小牧━鵡川)はこちら
その2(鵡川━静内)はこちら


日高本線b08
再びこちらは静内駅前の光景です。
日高本線b09
駅の駐車場スペースに停まっているJR北海道バス。
日高本線b10
団体名ステッカーには「列車代行『様似~静内』」と書かれています。
日高本線の代行バスは静内を境に西側の鵡川駅━静内駅間と
東側の静内駅━様似駅間の二系統に分かれています。
こちらは東の静内から様似までの代行バスということになります。
日高本線b11
静内駅の駅舎前にある代行バスの停留場に停まるバス。
この様似方面行きの代行バスの運行する区間がこの後に巡る駅となります。



日高本線b12
静内駅からの日高本線は、国道235号線(浦河国道)と太平洋の海岸に沿って
ひたすら並走し東進しています。
およそ9kmほど進むとご覧の場所となり次の駅となります。
日高本線b13
横断歩道の目の前に舗装された駅前広場が。
日高本線b19
広場は広く見えますが、実は入口付近の半分は
静内町の農協の農業倉庫の敷地です。
日高本線b14
こちらが東静内駅の駅舎の外観となります。
駅は1933年(昭和8年)に国鉄日高線が延伸した際に設置されたもので、
JR移管後に一旦貨車駅舎となったものの
1994年(平成6年)に現在の駅舎が建てられています。
日高本線b15
駅は無人駅で、
駅舎の中央の三角屋根部分がホームへの通路となっています。
日高本線b16
通路の途中には待合室の入口があり、
中はご覧の通り外周にベンチの置かれたスペースとなっています。
日高本線b17
駅舎とホームは若干離れていますが、
これはかつてはこの駅が交換可能な駅だった為で、
駅舎とホームの間には線路と構内踏切があった為です。
日高本線b18
ホームの様子です。
島式ホームの片面のみを使用した1面1線の棒線駅となっています。
日高本線b20
待合室へと戻り、壁に張られた代行バスの停留場の案内です。
日高本線b23
代行バスの停留場は駅前からすぐ西の国道に設置されていました。
日高本線b21
こちらが下りの様似方面行きの乗り場です。
日高本線b22
そしてこちらが上りの静内方面行き停留場。



日高本線b24
東静内駅を出た日高本線は、海岸線を走る国道235号線(浦河国道)とは
分かれて内陸部の山中へと進路を取ります。
そして6kmほど進むと再び海岸線へと線路が出て、
ご覧の写真のあたりで国道と並走となり次の駅があります。
日高本線b25
国道から駅への道です。
駅舎の前には舗装された広場があります。
日高本線b30
駅舎前の広場は西へと広がっており、
線路沿いに舗装の途切れた砂利敷きのスペースがあります。
日高本線b26
こちらが春立駅の駅舎となります。
1933年(昭和8年)の国鉄日高線の延伸で設置された駅です。
この駅も民営化後に一旦貨車駅舎となりますが、
2000年(平成12年)に現在の駅舎が建てられています。
日高本線b27
駅舎の中の待合室の様子。
日高本線b28
ホームと駅舎はこの駅もご覧の通り若干離れています。
かつてはこの駅も列車交換が可能な駅でしたが、
駅は相対式ホームだった為、駅舎とホームの間の空間は線路跡では無い様です。
日高本線b29
そしてこちらがホームの様子です。
単式ホーム1面1線の棒線駅となっています。
現在残っているホームは、かつて相対式ホームだった時代の南側ホームであり
撤去されたもう1線のホームは駅舎と反対側にあったそうです。
日高本線b31
駅舎の待合室に貼られた代行バスの停留場の案内です。
日高本線b32
案内に従って駅から国道へと戻り、東側の横断歩道の先を見ると
代行バスのバス停が見えます。
日高本線b33
こちらが下りの様似方面行きの停留場。
日高本線b34
そしてこちらが上りの静内方面行きの代行バス停留場です。



日高本線b35
春立駅を出た日高本線は、海岸沿いに天狗山という山があることから
再び国道235号線(浦河国道)からは離れ、
布辻川に沿って北上する道道796号西端春立線と並走する事となります。
こちらは春立駅から2.4kmほど進んだ道道の様子です。
日高本線b36
周辺は牧草地帯で人家もまばらなのにポツンと店があるのは
やはりここが駅前だからでしょうか。
日高本線b37
店舗の先にあぜ道のような砂利道があるますが、
こちらが駅への道となります。
日高本線b38
日高東別駅の外観です。
駅前の県道や駅の待合室などに案内標識や駅名標が見える位置に無く、
ここに駅があると知らない人には光景に馴染みすぎて見つけにくい駅だと思います。

この駅は1958年(昭和33年)に日高線に新たに設置された駅で、
延伸開業時には無かった駅です。
日高本線b39
駅は単式1面1線の棒線無人駅であり、
ホームは砂利敷きとなっています。
日高本線b40
駅舎は無く、ホーム上にブロック作りの待合所があり
中はご覧の通りベンチが置かれています。
日高本線b41
待合室の壁の、代行バスの停留場の案内です。
日高本線b42
駅から県道へと戻ってすぐ東に停留場のバスポールが立っています。
片側にしかありませんが上下線共にこのポール付近に停車しているようです。



日高本線b43
日高東別駅を出ると日高本線は引き続き天狗山を迂回しつつ山中を進み、
6km少々進んだところで再び海岸線へと出ます。
ずっと海岸沿いを通ってきた国道235号線(浦河国道)と合流すると
三石川の河口付近の旧三石町(現・新ひだか町)の街があり、次の駅となります。
日高本線b46
駅は国道沿いにあり、駅前広場が直接国道に面しています。
日高本線b49
国道の駅向かいには旅館と、北海道名物のセイコーマートが。
日高本線b50
旅館前に上り静内方面行きの代行バスの停留場が置かれています。
日高本線b44
そして反対側の、駅舎側の国道脇に置かれたこちらは
下り様似方面行きの代行バスの停留場で、
その後ろにひろがるのが駅前広場です。
日高本線b45
そしてこちらが日高三石駅の駅舎となります。
1933年(昭和8年)に国鉄日高本線の延伸によって終着駅として開業。
二年後の1935年(昭和10年)には浦河駅まで路線が延伸されて中間駅となります。
この駅も民営化後に一旦貨車駅舎となるも、
1993年(平成5年)に現在の駅舎に改築。
駅舎は新ひだか町の公共施設「ふれあいサテライトみついし」との合築となっています
日高本線b51
駅前広場に置かれた三石の案内板。
かつては三石町の案内板でしたが、町が合併したので「町」の文字が消されています。
日高本線b47
中の様子です。
入口の正面のスペースが駅の待合室となっています。
待合室の中央に一部の欠けた円形のベンチがありますが、
これは日高が優駿の里であることから馬蹄をイメージしている様です。

またかつては建物には食堂や観光案内所などが置かれていましたが、
2017年(平成29年)に近隣に新ひだか町の町民総合センターができたことで
機能が集約され、建って20年以上が経過したこちらの駅舎からは撤退されています。
日高本線b48
ホーム側から見た駅舎の出口付近です。
日高本線b52
駅のホームの様子です。
単式ホーム1面1線の棒線駅となっています。
日高本線b53
かつては列車交換のできる相対式ホーム2面2線だったそうで、
現在は下り線は撤去されているものの下りホームはまだ跡が残っていました。
日高本線b54
待合室に貼られていた代行バスの停留場の案内です。



日高本線b55
日高三石駅を出た日高線は、海沿いに軍艦山という山があることから
迂回して三石川の南の河岸に沿って北東へと進みます。
4kmほど進むと町道沿いに次の駅がありました。
日高本線b56
こちらが蓬栄駅の駅の外観です。
1958年(昭和33年)に新設された駅であり、
町道脇に作られた事から駅舎や駅前の広場などはありません。
日高本線b57
反対の東側から見た駅前付近です。
町道の奥には、二つの山の間に小山が見えますが
こちらが「蓬莱岩」で、なんでも
「川から下って来た怪物と住民が戦い死んだ怪物が岩になった」
という伝承がある岩だそうです。
駅の地名でもある「蓬」の字はこの蓬莱岩が由来だそうで。
日高本線b58
ホームの東端にはコンクリート造りの小さな待合室があります。
中はご覧の通り窓とベンチが置かれています。
日高本線b59
ホームの様子です。
単式ホーム1面1線の棒線無人駅で、いわゆる停留場タイプの駅となります。
日高本線c26
この駅の駅舎にも代行バスの停留場の案内が貼られていますが。
日高本線c27
待合室の目の前が停留場なので迷うことはまずありません。



日高本線b60
こちらは道道234号美河三石停車場線の新ひだか町三石本桐付近の光景です。
内陸に迂回した日高本線はそのまま内陸部を南西へと進みますが、
日高三石駅から3.4kmの、道道234号と日高本線が交わる付近に次の駅があります。
日高本線b61
道道から駅へと西に向かって連絡している150mほどの町道です。
日高本線b62
こちらが本桐駅の駅舎の外観です。
駅は1935年(昭和10年)の国鉄日高線の延伸によって設置されました。
無人化された後に駅舎の写真左側は改築され短く詰められています。
日高本線b63
駅舎の中の様子です。
出口脇の長椅子のような台はかつて貨物を取り扱った時代の
荷物の受け渡し口だそうです。
日高本線b64
ホーム側の出口の光景です。
駅舎を出ると右へと通路が延びており、
ホーム北端にある構内踏切まで連絡しています。
日高本線b65
こちらがホームへの構内踏切。
日高本線b66
ホームの様子です。
島式ホーム1面2線の駅で列車交換が可能となっています。
ポイントはスプリング式となっており、
特殊自動閉塞導入により運転要員が不要となって無人駅となっています。
日高本線b67
駅舎入口のガラス戸に貼られた列車代行バスの停留場の案内図。
この駅は駅舎から若干停留場が離れています。
日高本線b68
駅舎から県道まで戻って、黄色が目立つご覧の商店の前まで。
日高本線b69
商店の前の交差点の北隣すぐが代行バスの停留場です。
日高本線b70
こちらが下り線の様似方面行き。
日高本線b71
上り線の静内方面行きの代行バス停留場です。



日高本線b74
こちらは道道384号荻伏停車場線の光景です。
国道235号(浦河国道)から北へと伸びた道道は、
ご覧の交差点で道道348号線とぶつかり東へと進路を変えます。
日高本線b73
駅への標識に従い東へと進む道道。
日高本線b75
道は左へとカーブを描いて駅前へと連絡しています。
日高本線b76
こちらが萩伏駅の駅舎です。
1935年(昭和10年)の国鉄日高線の浦河延伸の際に設置された駅です。
元々は建物の駅舎があったようですが、駅の無人化に際して貨車駅舎へと改築された様です。

他の駅と違うのはこの駅に勤めていた職員がそのまま個人で簡易委託を請けて
窓口業務を続けていたという点で、貨車駅舎ながら駅には窓口も設置されています。
日高本線b77
こちらが駅舎の中の様子です。
日高本線b82
駅前はご覧の通り道幅がかなり広くなっており
そのまま駅前の広場として機能していた様です。
日高本線b83
駅の正面の向かいには旅館もありました。
日高本線b78
ホーム側から見た駅舎付近。
日高本線b80
駅舎とホームは若干離れて置かれており、
ご覧の通り簡易的に通路が作られていました。
かつてはこの空間に線路が敷かれて列車交換が可能な駅だった様です。
日高本線b79
こちらがホームです。
単式ホーム1面1線となっています。
日高本線b81
ホームの両端の光景を見てみると、
線路の線形やホームと敷地の形などが
かつてこの駅が島式ホームの駅だったことを物語っています。
日高本線b84
駅舎の入口のサッシに貼られた代行バスの停留場の案内です。
バス停は若干駅から離れた道道にあることが分かります。
日高本線b85
案内図に従って駅前の道から道道の交差点を南に曲がり
少し進むと左手にバス停の待合所が見えます。
日高本線b86
こちらが代行バスの停留場を示すバスポールです。
JR北海道バスの既存のバス停を共用で使用しています。
日高本線b87
道道を挟んだ代行バス停留場の向かいには
地元の荻伏神社の一の鳥居がありました。



日高本線b88
こちらは荻伏駅からは東に4kmほどに位置する
浦河町字絵笛の牧草地帯の町道です。
日高本線b89
周辺はご覧の通りに一面が馬の牧場が広がっています。
この写真の中央に次の駅があるのですが、
光景に埋もれて線路も駅もどこにあるやらさっぱり分かりません
知らないとここに駅があるとは気がつかないのではないでしょうか。
日高本線b90
こちらの牧場の間に見える柵が、駅への道となります。
日高本線b91
用水路の橋を渡って牧場の中を横切る道を進みます。
日高本線b92
牧場なので、人珍しさに放牧中の馬が寄ってきます。
なんでもこのあたりは有名な競走馬が引退後の余生を過ごす牧場らしく、
競馬をやらない私でも名前を知ってる馬も放牧されているそうで。
日高本線b93
牧場の中の民家の脇を抜けると日高本線の線路が現れて
道はT字路に突き当たります。
町道から線路まではおよそ200mといったところでしょうか。
日高本線b94
線路に沿って右手の南を見ると駅が見えます。
日高本線b95
こちらが絵笛駅の駅の入口となります。
日高本線b96
駅のホームの様子です。
ご覧の通り単式ホーム1面1線の棒線無人駅です。
砂利敷きのホームには転落防止に工事用の単管で柵が設けられていました。
日高本線b97
ホーム脇には一段低い場所に小さなブロック造りの待合所が。
日高本線b98
駅の周囲もどこまでも牧場が続いていて、
本当に牧場以外は何もありません。
日高本線b99
そしてこの絵笛駅の代行バスのバス停ですが、
これが日高本線の中では一番駅から離れているのです。
まずは駅から町道まで戻ります。
2016年(平成28年)3月まではこの町道に代行バスの停留場があったそうなのですが。
日高本線c01
駅から町道を南へと、国道235号線(浦河国道)まで下ります。
距離は駅前から国道までおよそ2.1kmあり、
車なら5分ですが徒歩では30~40分程度かかります。
日高本線c02
太平洋の見える、駅への町道と国道のT字の交差点です。
「絵笛入口」の標識が見えます。
日高本線c03
T字の交差点から東にすぐの場所に
ご覧のJR北海道バスの絵笛停留場があります。
2016年(平成28年)4月以降はこちらがJR日高本線の代行バス停留場となっています。
仮に徒歩でここから駅まで往復した場合、
移動だけで1時間半は必要ということになるでしょう。



日高本線c05
こちらは浦河駅の駅舎の外観です。
1935年(昭和10年)に国鉄日高線がこの駅まで延伸した際に終着駅として開業しました。
駅舎は線路の北側に開業当時のものが残っていて現在も使用されています。
日高本線c06
北側の駅舎の目の前には舗装された駅前広場があります。
中央には標識が立ってロータリー状になっており、
広場の横には砂利敷きの駅敷地が広がっていています。

しかしながら広場の舗装も年季が入ってでこぼこになっており、
また駅前には旅館が一軒建っているのみですので
駅の表側ながら、なぜか裏口感を感じる光景となっています。
日高本線c04
駅前広場に面する町道も二車線で広いのですが、
繁華街的なものも無くいかにも田舎の郊外といった風情です。
日高本線c07
町道の反対側には小山があり、妙龍寺というお寺があって
駅前から山に登る参道の階段があります。
日高本線c08
駅舎の中の様子です。
入口は雪国らしく風除室があって扉が二重となっています。
日高本線の途中駅では数少ない社員配置駅となっており、
改札前には時間限定の営業ながら券売窓口が置かれています。
日高本線c09
ホーム側の駅舎の改札付近の光景です。
日高本線c10
改札脇の駅舎の壁には2003年(平成15年)に浦河高校の美術部が制作した
「丘と海のまきば」と題する絵が展示されていました。
日高本線c11
こちらがホームの様子です。
現在は単式ホーム1面1線のみの駅となっています。
日高本線c12
かつては島式ホームが別に1面あって、計2面3線の駅でした。
跨線橋があるのはかつてのホーム同士の連絡の為のもので
島式ホームへと降りる階段もありました。
日高本線c13
現在のホームの向かいの、写真の付近がかつての島式ホームの跡です。
跨線橋の撤去された階段部分は壁の色が違っており、
かつてのホーム跡の名残りが残っています。
日高本線c14
またこちらはホームの様似方の光景ですが、
かつての切り欠きの貨物ホームが残っています。
ここにもかつては貨物用引き上げ線が分岐していました。
日高本線c15
こちらは駅の跨線橋の様子です。
ホームが1面しか無い現在では本来のホーム連絡の役割は不要であり、
現在は日高本線の北側と南側を連絡する自由通路として利用されています。
ですので駅の外からも自由に跨線橋の利用が可能となっています。
日高本線c16
跨線橋の南側の出口は国道235号線へと通じています。
日高本線c17
国道235号線(浦河国道)の浦河町役場交差点です。
駅の跨線橋はこの交差点前に出口があります。
日高本線c18
交差点の南西の斜向かいには名前の通り
浦河町役場の建物が建っています。
日高本線c19
実は浦河駅ができた当時は跨線橋の出口から南側の国道以南は海でした
このあたりは1970年代後半(昭和50年代)に埋め立てが進み、
現在では駅から海岸は300mほどの距離となっています。
跨線橋の脇にはかつての海岸の名残りとして
「波返し」と呼ばれる海側へ湾曲した防波堤が残っています。
日高本線c20
こちらは駅舎の中の掲示板に貼られた代行バスの停留場の案内です。
案内によると跨線橋を渡って国道へと出た町役場の前付近に停留場がある様です。
日高本線c21
こちらが上り線の静内方面行きの代行バス停留場です。
浦河町役場の正門脇にあるJR北海道バスの役場前バス停が
代行バスの浦河駅停留場としても利用されています。
日高本線c22
反対側にある下り線の様似方面行きの停留場。



日高本線c23
こちらは静内駅━様似駅間におけるau 4G LTEでの電波エリアマップです。
基本的にこの区間も日高本線の走る地域はほぼ全線が電波エリア圏内となります。
特に気にする事無く駅へのアクセスが可能だと思って構いません。
日高本線c24
ただ一箇所だけ、日高東別駅━日高三石駅間で天狗山の山ろくの区域に
ご覧の通り電波エリア圏外の場所がありますが、
駅へアクセスするにはさほど影響が無い事は見ればお分かりいただけると思います。


浦河駅以東の日高本線についてはその4にて。
では。