でんこの元ネタ
■No.22 巽レン(Tatsumi Ren)
 ■タイプ:アタッカー
 ■誕生日:4月16日

■出身駅: 大阪市交通局(現・Osaka Metro) 千日前線 南巽駅(大阪府)
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南巽駅のある千日前線は、元々は大阪市交通局時代の
1969年(昭和44年)4月16日に
5号線として野田阪神駅━桜川駅間が開業
したのが始まりです。
その後計画に沿って徐々に延伸していき、
1970年(昭和45年)の桜川駅━谷町九丁目駅間の開通によって
野田阪神駅━新深江駅間の10.1kmが千日前線となりました。

駅メモのでんこ「巽レン」の誕生日が4月16日に設定されているのは
5号線(千日前線)開業日が元
と見て間違い無いと思われます。

そして11年後の1981年(昭和56年)12月に新深江駅━南巽駅間の3.0kmが延伸開業。
これによって南巽駅も千日前線の終着駅として開業しました。

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こちらは国道479号線の大阪内環状線の生野区巽中付近です。
1993年(平成5年)に国道へと昇格するまではこの道路は府道1号大阪内環状線でした。
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その国道の東側、デイリーヤマザキ南巽駅前店と路地を挟んだ向かい隣に
こちらの南巽駅の1番出入口があります。
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一方、1番出入口から国道を挟んだ反対の西側を見ると
こちらにも地上出入口があるのが分かります。
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こちらが地上2番出入口となります。
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1番、2番の地上出入口から国道を南へ100mほど下ると
こちらの南巽駅前交差点があります。
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その南巽駅前交差点の南西角にあるのが
こちらの地上3番出入口です。
南巽駅にある地上出入口は1~3番の3つで全てとなります。
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こちらは地上出入口から地下へと下った改札前付近の光景です。
国道の真下を南北に通路が通っており、その途中に改札が設けられています。
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駅構内側から見た改札。
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改札内の通路です。
ホーム階へは更にここから階段で下ります。
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階段の途上から見たホームです。
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ホームの様子です。
島式ホーム1面2線となっています。
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ホームドアは2014年(平成26年)に設置されています。

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そして3番出口のある南巽駅前交差点からさらに南へ110mほど下ると
ご覧の横断歩道があり、東側には「巽神社参詣道」の看板が立っています。
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参詣道の道路を東へと進むとすぐに鳥居が見えてきます。
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こちらが巽神社です。
1907年(明治40年)に巽村の八幡神社を主体に村内5社を合祀し巽神社となっています。
主体の八幡神社は平安時代の和名類聚抄という辞書に「河内国渋川郡五邑の氏神」とあり
1000年以上の歴史がある社のようです。
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境内の様子です。神社の名前の元となった
巽の地名は大阪城からみて辰巳(南東)の方角に位置するため
についたそうです。
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境内に置かれた神社の由緒を記した由緒記です。
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そしてこちらは巽神社の一の鳥居です。
国道から巽神社までは東に70mほどですが、
一の鳥居は国道の西側30mほどの場所にあります。
かつてはこの一の鳥居から神社の参道だったそうですが、
現在では参道が分断され国道が横切る形となっています。

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こちらは府道159号平野守口線の巽小学校付近の光景です。
この道路は府道には指定されているものの、実質的には住宅地の生活道路です。
南巽駅からは北西に250mほどに位置します。
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こちらは道路の脇にある「田村亦三顕彰之碑」です。
巽村発足に際して名前を決めて役場を立ち上げた人物だそうです。
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その顕彰碑のある児童公園です。
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公園には史跡の由緒を案内する看板が立っていました。
この場所にかつての巽村の役場があったそうです。
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看板をアップで。


ところで2018年(平成30年)の11月1日から12月31日まで行われた
駅メモのイベント「でんこと全国各地の駅におでかけしよう」では
実質的にでんこの名前の由来駅がイベントチェックポイントとなっていました。

そして巽レンのチェックポイントは北巽駅か南巽駅のどちらかとなっていました
つまりこのでんこの名前由来駅は「北巽駅と南巽駅の両方」であると
事実上公式にアナウンスされたに等しい
ということになります。
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こちらの地図は南巽駅のコンコースにある、駅周辺の史跡の案内図ですが、
北巽駅と南巽駅のそもそもの名前の由来である巽村の中心部は南巽駅周辺であり、
実際に巽神社や巽村役場跡なども南巽駅周辺にあります。

ですので個人的には「巽レンの実家駅は南巽駅」だと思うのですが、
オフィシャルが北巽駅と南巽駅を並列に扱っている以上は
両方の駅を由来駅として扱うべき
でしょう。


というわけで、以下では北巽駅についても紹介したいと思います。
この駅も1981年(昭和56年)12月の南深江駅━南巽駅間の延伸で設置された駅ですので
南巽駅と開業日時は同一となります。
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こちらは国道479号線(内環状線)と府道173号大阪八尾線の交差する
北巽駅前交差点の信号です。
南巽駅からは北へ1.1kmほどの距離の場所にあたります。
この交差点が北巽駅の北端の真上にあたる場所であり、
それぞれの角には駅の地上出入口が設けられています。
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東側の角にある2番出入口です。
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南の角の3番出入口。
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そして西の角にある4番出入口となります。
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こちらは北巽駅前交差点の北側の角にある銀行の、
その隣にある大阪シティバス(旧・大阪市営バス)の北巽バスターミナルです。
バスと地下鉄は元々ともに大阪市交通局の事業でしたので、
バスターミナルの建物に地下鉄の北巽駅の1番出入口が併設されています。
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こちらがそのバスターミナル内の1番出入口です。
1~4番までの出入口は、同じ地下コンコースの北側へと通じています。

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一方でこちらは北巽駅前交差点から内環状線を南へ100mほど下った付近の光景です。
ちょうど駅のホームの南端の真上に位置するこちらに
駅の5番地上出入口が設置されています。
北巽駅の地上出入口は5箇所で、南側はこの5番出入口のみとなります。
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改札や券売機のある地下コンコースの様子です。
ちょうどホームの真上に概ね同じ長さで通路が設置されています。
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改札内の通路の様子です。
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ホームの様子です。
島式ホーム1面2線となっており、1番線が下りの南巽方面行き、
2番線が上りの野田阪神方面行きとなっています。
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ホームは8両分の有効長があるものの
千日前線が4両編成で運行している為、
列車の停車しない部分には柵が設置されています。



■モデル車両: 大阪市交通局(現・Osaka Metro) 25系
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大阪市営地下鉄では1984年(昭和59年)より通勤形電車として
アルミ合金製の20系を導入しました。

この20系をベースとして、車体をアルミ合金からステンレスへと変えて
1990年(平成2年)より開発導入されたのが新20系と呼ばれる車両群で、
21系(御堂筋線)、22系(谷町線)、23系(四つ橋線)、24系(中央線)、
そして25系(千日前線)の5種類の列車が運行しており、
Osaka Metroとなった現在の標準型車両となっています。


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南巽方の先頭車両である1号車の2600形です。
千日前線では25600番台の列車番号が振り分けられています。
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列車細別記号はTec1となり、空気圧縮機や補助電源装置などの補機を搭載している
制御車(運転台を持つ車両)です。
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千日前線は第三軌条方式となっており、
電気はレール横の専用軌条から集電靴で取っていますので
屋根の上にパンタグラフは載っていません。
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車両前面の左上と端部側面には新20系になって採用された、
ご覧のVVVFインバーター装置搭載を示すロゴがあります。
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車内はご覧の様にロングシートとなっています。


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南巽方の二両目である2号車の2100形です。
千日前線では25100番台となっています。
列車細分記号はMb1で、片方の台車に集電装置を装備する電動車となります。


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こちらは野田阪神方の二両目である3号車の2300形です。
細分記号はMb2で、二両目と同じく片方の台車にのみ集電装置がある電動車です。
25系の2300形なので25300番台の数字が割り振られています。


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そして野田阪神方の先頭車両である2900形です。
列車細分記号はTec2で、補機を搭載する制御車(運転台のある車両)です。
25900番台が各列車へと割り振られています。
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他の車両でもそうですが元々新20系の車両の車体には
大阪市営地下鉄のマークである「マルコ」マークが描かれていました。
マルコマークは大阪市のO(オー)と高速鉄道のコを組み合わせて作られました。

しかし2018年(平成30年)に地下鉄が民営化されOsaka Metroとなり、
社章も立体的な螺旋状のM(メトロの頭文字)のマークとなったことから
マルコマークの上にOsaka Metroのマークのステッカーが貼られています