秩父鉄道e36
さて、秩父鉄道の続きです。


その1(三峰口駅━皆野駅)はこちら
その2(皆野駅━寄居駅)はこちら



寄居駅を出た秩父鉄道はしばらくJR八高線と併走して北上をします。
国道140号線の跨線橋をくぐって抜けると八高線と別れて進路を東へと取り、
まもなく次の駅となります。
秩父鉄道d20
こちらは県道62号深谷寄居線の起点から280mほど東に進んだ
桜沢駅入口交差点付近の光景です。
秩父鉄道d21
この交差点から南に80mほど下ると秩父鉄道の踏切があり、
その脇に次の駅が設けられています。
秩父鉄道d22
こちらが駅の西側に隣接する小前田No.5踏切。
踏切脇には大きな歩道橋が架けられています。
秩父鉄道d23
南側から見た歩道橋の外観です。
秩父鉄道の線路を跨いだこの歩道橋は島式ホームの駅と改札外とを連絡しており、
駅の入口を兼ねた造りとなっています。
秩父鉄道d24
こちらは歩道橋の北側の階段からの光景で
いわば駅の北口にあたります。
階段を登ると橋上に屋根が設けられており、
桜沢駅の駅名標が取り付けられています。
駅は1989年(平成元年)に設置されたもので、
寄居中学校が統合により当地へ移転開校したことに合わせて作られました。
秩父鉄道d26
歩道橋の南側にも階段があり、
こちらがいわゆる南口にあたります。
秩父鉄道d267
階段を下った地上から見た南口の光景です。
秩父鉄道d29
下った階段の目の前は歩道が広がって広場状となっており
駅のトイレの建屋が置かれています。
秩父鉄道d28
南口側の駅前にはご覧のロータリーが設けられています。
秩父鉄道c81
ロータリーの前には寄居中学校の校門が。
秩父鉄道d30
南口側の歩道橋の階段は二手に分かれており、
こちらは表通り側と連絡している階段となります。
秩父鉄道d31
再び歩道橋の上へ戻り改札へと向かいます。
秩父鉄道c73
ホームへと降りる階段の駅名標を裏側から。
駅は地上駅なのですが、入口が駅前の歩道橋にのみあるので
乗降客は一旦階段を上った後に歩道橋から改札へと再度下ります。
秩父鉄道d32
階段を降り切ると改札までの通路が。
秩父鉄道c76
改札前の通路にはベンチが置かれており、
その奥にご覧の改札と券売窓口があります。
秩父鉄道c77
ホーム側から見た改札付近。
秩父鉄道c78
こちらがホームの様子となります。
島式ホーム1面2線となっており、南側の中学校側が1番線で下り三峰口方面行き、
反対の北側が2番線で上り羽生方面行きとなっています。
秩父鉄道c79
ホームの西端側が改札で、改札前に上屋の屋根があります。
秩父鉄道c80
こちらは屋根から下がっている駅名標。



桜沢駅を出た秩父鉄道はまっすぐに北東に向かって進路を取ります。
秩父鉄道36
列車に乗っていると車掌が「次はオマエダ」のアナウンスを。


秩父鉄道c82
こちらは県道175号小前田児玉線という県道で、
起点に近いこちらの三差路の前が次の駅の駅前となります。
秩父鉄道c84
駅舎側から見た駅前の三差路。
正面の道路は西側からここで南へと直角に曲がった県道175号線で、
国道140号線の旧道と連絡しています。
秩父鉄道d33
南へ県道175号線を下ると国道120号線まではおよそ260mほどです。
秩父鉄道d34
こちらが国道120号線と県道の合流している交差点の様子です。
秩父鉄道d35
国道120号線の旧道はかつて甲斐と武蔵を繋ぐ秩父往還という街道でした。
この交差点から東に500mほどには小前田宿があり宿場町だったそうです。
秩父鉄道d36
駅前へと戻って、こちらは三差路を東側から見た光景です。
この三差路で東側だけが県道ではありません。
秩父鉄道c83
小前田駅の駅舎の外観です。
1901年(明治34年)の上武鉄道の開業によって設置されました。
秩父鉄道d37
駅舎の中は待合用にベンチが置かれ
自動券売機が設置されています。
秩父鉄道d38
そして待合室と続きの鉄骨屋根の下に改札口があり、
駅前の道からは一段小高くなっているインターロッキングの
タイル貼りの広場が設けられていました。
秩父鉄道d39
広場に置かれた駅周辺の案内地図。
秩父鉄道c86
ホーム側から見た改札付近の様子です。
秩父鉄道c87
そしてこちらがホームの様子です。
この駅は単式ホーム1面1線に島式ホーム1面2線の計2面3線となっています。
駅舎のあるこちらが1番線で下り線三峰口方面行きホームです。
秩父鉄道c88
駅舎改札前付近に設けられた構内踏切。
島式ホームとの連絡をしてます。
秩父鉄道c89
反対側の島式ホームです。
駅舎に近いホームが2番線で上り羽生方面行きです。
反対側ホームには番線表記がされておらず通過待避線として使われている様です。
秩父鉄道c90
単式ホームの駅舎左手、三峰口片は
柵で区切られて立ち入りができなくなっています。
ですので現在の小前田駅はホームが擬似的な千鳥配置となっています。



秩父鉄道c91
こちらは国道140号線の旧道で、関越自動車道のすぐ東側付近です。
写真の場所に駅への案内標識があり、駅へと至る道の入口となっています。
秩父鉄道c92
反対の東側から見た入口付近。
秩父鉄道c93
国道から西へ170mほど進むと秩父鉄道の踏切があります。
秩父鉄道c94
踏切の西側すぐ脇が駅前広場への入口となっており、
ご覧の通りロータリーへと道が伸びています。
秩父鉄道c95
駅前ロータリーの様子です。
秩父鉄道c96
歩道部分はインターロッキングで舗装されています。
秩父鉄道c97
こちらがふかや花園駅の駅舎外観です。
2018年(平成30年)に開業した秩父鉄道で一番新しい新駅となります。
秩父鉄道c98
こちらは駅の遠景ですが、駅周辺はご覧の通り農地が広がっており
周囲にはほぼ何も無い状態となっています。

この駅は深谷市が「花園IC拠点整備プロジェクト」として
アウトレットモールを含めた再開発を行う為に開設されました。
駅周辺は農地であり、現状では法的に商業開発ができない土地となっています。
(農地法では農地転用の申請をして許可が下りないと開発ができない)
しかし駅から300m以内の土地であれば農地転用申請はほぼ無条件で降りる為、
この地を開発する為に駅を先に作り、その後駅周辺の農地を転用する計画なのです。
秩父鉄道c99
関越自動車道の花園インターチェンジからほど近いこの地を開発する為に
深谷市は請願駅として駅設置費用の4億円を全面負担。
開発の為の戦略的な駅として設置されたのがこの駅なのです。
秩父鉄道d01
ですので駅前広場の西隣には現在(註:2018年11月現在)目の前に牛舎があり
駅周辺はメチャメチャ牛糞の臭いが漂っています
まあ再開発が進めば無くなるのでしょうが。
秩父鉄道d06
駅舎の目の前のロータリーには車寄せの屋根があります。
秩父鉄道d02
こちらが駅舎の中の様子です。
将来的にアウトレットモールの最寄り駅を想定している為、
券売窓口も複数設けられており改札も複数のレーンが作られています。
しかし現状では周辺が農地の棒線駅の為、窓口も改札も1つづつしか使われていません。
秩父鉄道d08
入口の壁にある駅舎の中の案内図です。
秩父鉄道d03
ホーム側から見た改札付近。
秩父鉄道d04
そしてこちらがホームの様子です。
単式ホーム1面1線の棒線駅となります。
秩父鉄道d05
後から路線上に新設された単式ホームの駅ですが、
将来的にパレオエクスプレスなども停車できるように有効長は長めに取られていました。
秩父鉄道d07
ホーム目の前の道路側から見た駅の様子。



秩父鉄道d40
引き続き国道140号線と併走し東へと進む秩父鉄道は
ふかや花園駅から1kmほど進むと次の駅となります。
秩父鉄道d41
こちらは国道140号線の旧道の永田駅入口交差点で、
名前の通り国道から駅へと連絡する道路の入口となる交差点です。
秩父鉄道d42
国道から駅まではおよそ140mほどで
住宅地の中を通る取付道路のようになっています。
秩父鉄道d434
永田駅の駅舎の外観です。
1913年(大正2年)に上武鉄道が駅を新設して開業しました。
かつては駅舎は西側にもう少し長く、官舎部分がありましたが
現在は撤去されて建物が短くなっており、跡地には倉庫が建てられています。
秩父鉄道d43
駅舎の前の敷地は舗装されて広場となっていて、
本来は行き止まりである駅へと至る道に半ば同化しており
道路の一部の様になっています。
秩父鉄道d45
駅舎の中の様子です。
改札前に長椅子が設置されており待合室を兼ねた造りとなっています。
秩父鉄道d46
ホーム側から見た改札付近。
秩父鉄道d47
こちらがホームの様子です。
単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線のある駅で、
駅舎のある南側が1番腺の下り線三峰口方面行きとなります。
秩父鉄道d48
改札のある駅舎はホームの西側にあり、
ホーム中ほどまで上屋の屋根が設置されています。
秩父鉄道d49
1番腺の改札から左手、ホームの西端には構内踏切が設置されています。
秩父鉄道d50
こちらが駅の構内踏切です。
島式ホームと単式ホームとを連絡しています。
秩父鉄道d51
踏切からホームへは若干の距離があるので
ごらんの通路が延び、その先のスロープでホームに上がります。
秩父鉄道d512
そしてこちらが島式ホームとなります。
駅舎に近い南側が2番腺として上り羽生方面行きの旅客ホームとして使われています。
反対の北側にもホームはあるものの、通過線として使用されており
旅客番線表示はされていません。
秩父鉄道d53
ホームには待合の上屋がありますが、
旅客使用をしている2番腺のほうにのみ向いて建てられています。
秩父鉄道d54
線路は単式ホームの方が本線の形に作られており、
こちらの島式ホーム側は線路が分岐した副本線の形となっています。
秩父鉄道d55
待避線の3番腺の外側にも若干敷地には余裕があり、
比較的駅構内が広めに作られている印象がる駅です。



秩父鉄道d56
こちらは国道140号線の旧道でかつての秩父往還にあたる道路です。
永田駅から引き続き秩父鉄道と併走して東進しており、
2.3kmほど進んだ写真の付近が次の駅への入口となります。
秩父鉄道d57
武川駅入口交差点という名前のこの信号は
文字通り駅へと連絡する道路の国道からの入口であり、
交差点の角には交番も設けられています。
秩父鉄道d58
この交差点の角には旧武川村の道路原標が置かれていました。
秩父鉄道d59
国道から駅までは北におよそ140mほどとなります。
秩父鉄道d60
秩父鉄道d601
秩父鉄道d62

秩父鉄道96
こちらが武川駅の駅舎の外観です。
1901年(明治34年)に上武鉄道が開業した際、田中駅として設置されました。
駅は島式ホーム1面2線の駅となっています。
秩父鉄道d63
この駅は駅前に住宅が建っていてスペースが無い為、
駅前のロータリーは駅舎から線路沿いに東へ80mほどの場所に離れて設けられています。
秩父鉄道d64
こちらがロータリーの様子です。
秩父鉄道d66
南側にロータリーの入口があり、
180mほどで国道120号線と連絡をしています。
秩父鉄道d65
ロータリーの前には跨腺橋が架かっており、
その脇には歩道を広げた駅前広場が。
広場からは武川駅構内を眺めることができます。
秩父鉄道d67
西へと戻り再び駅舎の前へ。
秩父鉄道d68
駅舎の中に入ると改札前にベンチが置かれており、
直営駅なので改札には駅員がほぼ常駐しています。
秩父鉄道89
ホームと駅舎とを繋ぐ構内踏切です。
秩父鉄道d09
踏切を渡るとホーム西端の階段に連絡しています。
秩父鉄道d69
ホームの様子です。
島式ホーム1面2線の駅となっています。
秩父鉄道d75
屋根から下げられている吊り下げ形の駅名標。
秩父鉄道d70
この駅は南側が1番腺で下り線三峰口方面行き、
反対の北側が2番腺で上り羽生方面行きホームとなっています。
線路脇には10キロポストが置かれ、
ホームの有効長は結構な長さが取られています。
秩父鉄道d71
駅舎に近い東側には屋根のほかに待合室があり、
またホーム上にベンチも置かれていました。
秩父鉄道d72
ホーム上の待合室の中の様子です。
秩父鉄道d73
この武川駅は深谷市内では秩父鉄道の代表駅である為か、
ホーム内外にはご覧のように駅周辺の観光案内の看板がいくつもあります。

畠山重忠は源平の時代の源氏方の武将であり、
一ノ谷合戦での「鵯越の逆落」では愛馬三日月を背負って崖を降りるくだりが有名です。
しかし重忠の記念公園は実は隣の永田駅のほうが近く、
また看板の表記にある農林公園や古墳群も4km以上離れているので徒歩ではちょっと遠いでしょう。
秩父鉄道d74
またこの武川駅には、2番腺ホームのさらに北側にご覧の島式ホームがあります。
駅名標置かれているこのホームは現在旅客では使われておらず、
この駅から分岐している貨物用の三ヶ尻線の貨物列車が使用している様子でした。

秩父鉄道91
東側の跨線橋から見た
武川駅構内付近の線路の配置です。
秩父鉄道92
駅の東方の様子。
一番右の合流している線路がが秩父本線です。

秩父鉄道93
こちらは武川駅の西方600mほどにある踏切脇の7キロポスト。
この踏切の先に車止めがあります。

三ヶ尻線は武川駅起点のはずなのですが、
この位置は熊谷貨物ターミナル駅からちょうど7kmの地点であり、
どうやらこのキロポストは三ヶ尻線の物の様です。
ここから武川駅までは0.6kmで、三ヶ尻線も全長7.6kmなのでまず間違い無いでしょう。
秩父鉄道94
7キロポストから200mほど西へ進むと
今度は9キロポストがあり、その先で三ヶ尻線が左へと逸れていきます。
この場所は熊谷駅からちょうど9kmの位置ですので
9キロの距離標は秩父本線の距離標だと思われます。
(※秩父本線は羽生起点ですが、別の路線が合併してできたので
ゼロキロポストは羽生駅と熊谷駅の二つあります)




秩父鉄道d76
引き続き国道140号線と秩父鉄道は併走を続け、
1.9kmほど東進すると次の駅となります。
秩父鉄道d77
駅への案内標識の出ているこの付近は国道と秩父鉄道が隣接して走っており、
踏切を渡るとすぐ脇に駅があります。
秩父鉄道d78
この踏切は大麻生No.15踏切という名前で、
ご覧のとおり踏切から駅の全景がよく見えます。
秩父鉄道d79
南側から見た踏切付近。
秩父鉄道98
こちらが明戸駅の駅舎の外観となります。
駅は1985年(昭和60年)に新設開業したもので秩父本線では比較的新しい駅です。
秩父鉄道d80
線路脇に後から作られた駅なので駅前は一般の市道となっており
いわゆる駅前広場は無く、線路沿いの敷地が駐輪場として使われています。
秩父鉄道d81
駅前の踏切から南側へは狭い道が伸びていますが
南側は500mほどで荒川が流れており、田んぼに家が散在しています。
秩父鉄道99
駅舎の中の様子です。
小さな駅舎なので改札前の待合スペースもこじんまりとしています。
秩父鉄道a01
駅舎を出ると左へコの字状に連絡通路が延びており
構内踏切を渡ってホームへと上がります。
秩父鉄道a02
ホーム側から見た駅舎付近。
駅舎の前には熊谷起点の8キロポストがあります。
秩父鉄道d82
こちらがホームの様子です。
島式ホーム1面2線となっています。
ホーム上には屋根などの上屋は無く、中央にベンチが置かれているのみです。
秩父鉄道d83
駅舎と反対側の北側が1番線で上り線羽生方面行き、
南側の駅舎側が2番線の下り三峰口方面行きホームとなっています。



秩父鉄道d10
こちらは国道140号線の旧道で、
明戸駅前からはおよそ2.6kmほどの大麻生駅入口交差点です。
引き続き国道と鉄道は併走を続けて東へと進んでいます。
秩父鉄道d11
反対の東側から見た交差点付近。
秩父鉄道d12
その交差点のある国道から
南へ250mほど進むと駅があります。
秩父鉄道d13
大麻生駅の駅舎の外観です。
この駅も1901年(明治34年)の上武鉄道開業によって設置された駅の一つです。
秩父鉄道d14
駅前には東西に線路に沿って道路が走っています。
秩父鉄道d15
駅舎の前には砂利敷きの敷地があり、
線路沿いの東側が駐車場となっています。
秩父鉄道d16
駅舎の中の様子です。
開業時にできた駅なので中は広めです。
秩父鉄道d18
ホーム側から見た改札前付近。
秩父鉄道d17
改札からホームまではご覧の構内踏切を渡って
ホーム東端へと連絡をしています。
秩父鉄道d19
こちらがホームの様子です。
島式ホーム1面2線となります。
秩父鉄道d84
ホーム東側には風格のある木造の上屋があり
待合のベンチが置かれています。
駅舎のある北側が1番線で上り羽生方面行き、
南側が下り線の2番線三峰口方面行きホームです。
秩父鉄道d85
そして南側にはホームの無い側線が2本と行き止まりの引き上げ線が1本あります。
この駅の東側にはかつての貨物駅である
広瀬川原車両基地があるので設けられたのでしょうか。



秩父鉄道d86
こちらは秩父鉄道の石原No.10踏切で、
すぐ脇にひろせ野鳥の森駅の入口があります。
秩父鉄道d87
駅前から北へ伸びるご覧の道路を500mほど進むと
国道120号線のひろせ野鳥の森駅入口交差点があり国道と連絡しています。
秩父鉄道d88
駅の入口の外観です。
線路沿いに連絡通路が延びており片側に駐輪場が設置されています。
道路に面した入口にはご覧の駅名標のついたゲートが設けられています。

駅は2003年(平成15年)に新設された請願駅で、
駅名は市内の公募によって選ばれたそうです。
秩父鉄道d96
駅前から踏切を渡って南へと進むと
60ほどで荒川の堤防があり、反対側の河川敷には
駅名の由来となった野鳥の森があります。
秩父鉄道d89
道路から駅舎への連絡通路の様子です。
秩父鉄道d90
こちらが駅舎の外観です。
ログハウス風に作られた駅舎はホームの西端に建てられており、
入口はゆるやかなスロープとなっています。
秩父鉄道d91
駅舎の中はご覧の通りで、窓口の前が扉の無い通路となっており
改札のラッチが設けられています。
秩父鉄道d92
ホームへ入ると駅舎にはトイレと待合室が設けられています。
築15年ほどと駅としては新しい部類なので中は比較的綺麗です。
秩父鉄道d93
駅のホームの様子です。
単式ホーム1面1線となっています。
木造の歴史ある施設の多い秩父鉄道ですが
この駅は近年作られただけに鉄骨の上屋など近代的な設備となっています。
秩父鉄道d94
駅の設置によって開発が進んだという駅周辺は
近くに熊谷商業高校もあり比較的新しい建物が並んだ町並みとなっています。
秩父鉄道d95
また駅に列車が停車すると目に付くこちらの建物は
グリーンフォレストビレッジという老人ホームの施設です。
建物と駅ホームの間の畑もホームの運営する菜園となっています。



秩父鉄道d86
こちらは秩父鉄道の石原No.10踏切で、
すぐ脇にひろせ野鳥の森駅の入口があります。
秩父鉄道d87
駅前から北へ伸びるご覧の道路を500mほど進むと
国道120号線のひろせ野鳥の森駅入口交差点があり国道と連絡しています。
秩父鉄道d88
駅の入口の外観です。
線路沿いに連絡通路が延びており片側に駐輪場が設置されています。
道路に面した入口にはご覧の駅名標のついたゲートが設けられています。

駅は2003年(平成15年)に新設された請願駅で、
駅名は市内の公募によって選ばれたそうです。
秩父鉄道d96
駅前から踏切を渡って南へと進むと
60ほどで荒川の堤防があり、反対側の河川敷には
駅名の由来となった野鳥の森があります。
秩父鉄道d89
道路から駅舎への連絡通路の様子です。
秩父鉄道d90
こちらが駅舎の外観です。
ログハウス風に作られた駅舎はホームの西端に建てられており、
入口はゆるやかなスロープとなっています。
秩父鉄道d91
駅舎の中はご覧の通りで、窓口の前が扉の無い通路となっており
改札のラッチが設けられています。
秩父鉄道d92
ホームへ入ると駅舎にはトイレと待合室が設けられています。
築15年ほどと駅としては新しい部類なので中は比較的綺麗です。
秩父鉄道d93
駅のホームの様子です。
単式ホーム1面1線となっています。
木造の歴史ある施設の多い秩父鉄道ですが
この駅は近年作られただけに鉄骨の上屋など近代的な設備となっています。
秩父鉄道d94
駅の設置によって開発が進んだという駅周辺は
近くに熊谷商業高校もあり比較的新しい建物が並んだ町並みとなっています。
秩父鉄道d95
また駅に列車が停車すると目に付くこちらの建物は
グリーンフォレストビレッジという老人ホームの施設です。
建物と駅ホームの間の畑もホームの運営する菜園となっています。



秩父鉄道f67
こちらは国道17号線の石原駅入口交差点付近の光景です。
この交差点から南に向かって埼玉県道200号石原停車場線という県道が走っています。xxx
秩父鉄道f68
コンビニの脇を南に走る停車場線を
220mほど進むとJR高崎線の踏切が見えてきます。
秩父鉄道f69
高崎線の車両が走るJRの、その名も石原停車場踏切。
秩父鉄道f70
JRの踏切からさらに130mほど進むと、石原公園を左手に
左右に走る緑道に差し掛かります。
秩父鉄道f71
この緑道はかつての東武熊谷線の廃線跡であり、
現在も東武鉄道が所有する敷地跡を熊谷市が借り受け緑道に整備したものです。
ですのでここはかつての踏切跡ということになります。
秩父鉄道f712
そして緑道からさらに200mほど進むと新幹線の高架が見えて
秩父鉄道の線路へと突き当たります。
秩父鉄道f73
停車場線が右へと曲がる付近が駅前の広場となっています。
秩父鉄道f74
広場は一面舗装されており、市道との境界が分かりにくいですが
境界杭に沿ってみると赤線が駅敷地と市道との境界線の様です。
秩父鉄道f75
駅前広場の様子。
秩父鉄道f76
広場の西側には門があって奥に空き地が広がっていますが
こちらも秩父鉄道の敷地であり、月極駐車場として使っている様です。
秩父鉄道d97
石原駅の駅舎の外観です。
1901年(明治34年)の上武鉄道開業によって設置された駅の一つです。
秩父鉄道f77
駅舎の中の様子です。
この駅も改札前にベンチが置かれています。
秩父鉄道f78
駅構内側から見た改札付近。
入ると左手へ連絡通路が延びています。
秩父鉄道e01
改札から右手の窓口裏にはトイレや駅長室の入口が。
秩父鉄道f79
連絡通路を進むと、ホームへと連絡している地下道があります。
秩父鉄道f80
地下道をくぐって階段を上るとホームです。
秩父鉄道e02
こちらはホームの様子。
島式ホーム1面2線となっています。
秩父鉄道e03
駅舎のある北側が上り羽生方面行きの1番線ホーム、
反対の南側にある2番線が上り線三峰口方面行きとなります。
秩父鉄道e04
そして南側の線路の向こう側を見ると高架線が走っているのが見えます。
これは1982年(昭和57年)に開通した上越新幹線の高架線で
熊谷駅からこの石原駅までの区間を秩父鉄道と隣接して併走しています。



秩父鉄道e05
こちらは国道17号線の鎌倉町交差点から南へと入った
鎌倉町商店街の光景です。
国道の鎌倉町交差点には埼玉県初のデパートである八木橋百貨店がありますが、
その八木橋の反対側へと商店街を進むと、
300mほどでJRと秩父鉄道が併走する第四熊谷堤踏切があります。
秩父鉄道e06
踏切を渡るとすぐに上越新幹線の高架がありますが、
その高架下に秩父鉄道の次の駅の駅舎が設けられています。
秩父鉄道e07
南側から見た駅前の光景。
秩父鉄道e08
駅舎の前には舗装されたスペースがありますが、
これは上越新幹線の高架下が駅前広場として利用されているものです。
新幹線は1982年(昭和57年)の開業ですが、駅はそれ以前からありますので
後から上を新幹線が通ったという事になります。
秩父鉄道e09
こちらが上熊谷駅の駅舎の外観です。
駅は1933年(昭和8年)に鎌倉町駅として開業。3ヶ月ほどで上熊谷駅へと改名されています。
新幹線の建設にあたり駅舎が現在の位置へと1980年(昭和55年)頃に移設されているそうですので、
現在の鉄筋造りの駅舎もその頃に建てられた様です。
秩父鉄道e10
駅舎の中の様子です。
この駅のベンチはプラスチック製で、4人分のみが設置されています。
秩父鉄道e11
改札を出るとホームへと向かう連絡通路と構内踏切があります。
単式ホーム駅なのに構内踏切があるのは珍しいですが、
これは元々は島式ホームの駅だった故に踏切が残りました。
秩父鉄道e12
ホーム側から見た駅舎改札付近。
秩父鉄道e13
この駅のホームは単式1面1線となっています。
ですので上り列車も下り列車も同じ1番線に停車します。
秩父鉄道e16
こちらが上屋から下がっている1番線の番線表示です。
秩父鉄道e14
駅舎は鉄筋コンクリート作りですが、
ホームの上屋は開業以来のものの様子で木造となっています。
秩父鉄道e15
そして秩父鉄道のホームの反対側にはグリーンのフェンスが張られていますが、
ホームのベンチはなぜかほとんど隙間の無いフェンス側にも座席があります。

これはこのホームがかつて島式ホームだった名残りであり、
旧2番線ホームには廃線となった東武熊谷線が走っていました
秩父鉄道e17
東武熊谷線は戦時中に軍の命令によって
ゼロ戦を作ったことで有名な中島飛行機(現・スバル)の群馬県太田市の工場への
物資と人員輸送の為に作られた軍需路線でした。

熊谷駅から石原駅付近までは秩父鉄道の用地を東武熊谷線へ借りて開業しており、
上越新幹線開業にあたっての熊谷駅の再開発に際して秩父鉄道が熊谷市へ変換を要求。
東武熊谷線廃止か再開発かの二択を迫られた熊谷市が苦渋の決断で廃線を選んだ為、
1983年(昭和58年)に東武熊谷線は廃止となっています。

これによって秩父鉄道と東武鉄道の併用駅だった上熊谷駅は
秩父鉄道の単独駅へと戻っています。
秩父鉄道e18
第四熊谷堤踏切から見た東武熊谷線の廃線跡。
レールが踏切の舗装に埋もれています。



秩父鉄道e19
こちらはJR熊谷駅の北口の駅舎外観です。
1883年(明治16年)に日本鉄道第1期線の駅として開業した
埼玉県内でも最も古い駅のひとつですが、
1982年(昭和57年)に上越新幹線の開業に伴って改築されており
駅舎の手前側には新幹線のホームが入っています。
秩父鉄道e20
駅前に設けられたロータリー状の広場です。
古くから駅はありましたが北口のロータリーは1987年(昭和62年)に整備されました。
北埼玉の代表駅らしく駅前広場は広く作られています。
秩父鉄道e21
元々は熊谷駅の出口はこちらだけでしたので
北口の他に正面口の呼称もあります。
秩父鉄道e22
階段を登って橋上の自由通路へ。
大きな駅なので自由通路の左右には店舗が並んでいます。
秩父鉄道e23
JRの改札前を通過して更に南へと進むと
まもなく秩父鉄道の入口が見えてきます。
秩父鉄道e24
こちらが秩父鉄道の熊谷駅の改札口となります。
秩父鉄道の前身の上武鉄道が開業して熊谷駅へと乗り入れたのは
1901年(明治34年)となります。
元々は改札は国鉄と秩父鉄道は共用でしたが、
1982年(昭和57年)に上越新幹線の開業に伴って分離されました。
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改札内の様子です。
入るとすぐに階段があってホームへと降りる事となります。
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こちらがそのホームへの階段です。
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ホームの様子です。
秩父鉄道のホームは島式1面2線となっています。
JR高崎線が熊谷駅で1~4番線の番号を使用している為、
秩父鉄道のホームは5番線と6番線となります。
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5番線が上り線の羽生方面行き、
南側の6番線が下り線の三峰口方面行きとなっています。
かつては5番線には東武熊谷線が乗り入れていましたが、
廃線となった後の現在は秩父鉄道が単独で使用しています。
秩父鉄道e29
駅の外へと出てこちらは熊谷駅の南口の出口付近の光景です。
こちらの出口は上越新幹線開業に伴って熊谷市が整備をし
1983年(昭和58年)から供用されています。
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南口の駅前ロータリーの様子です。
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こちらは南口開設記念の石碑となります。
東武熊谷線の廃止と引き換えにこの南口は整備されましたので
なんとも感慨深いものがあります。
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南口のい出口の脇に立つこちらは秩父鉄道熊谷ビルで、
文字通り秩父鉄道が所有する駅ビルとなります。
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またビルの反対側には同じく秩父鉄道が所有する土地に作られた
コインパーキングが設けられています。
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駐車場からは南口への跨線橋や
秩父鉄道の熊谷駅ホームの様子がよく見えます。



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こちらは秩父鉄道の寄居駅━熊谷駅間の
au 4G LTEでの電波エリアマップです。
主に熊谷市内を走っている区間だけに、全ての区間が電波エリア圏内となっています。
列車から駅へのアクセスに困る事はありません。


都市近郊路線となるこの区間は近隣にJR高崎線や上越新幹線、
JR八高線や東武東上線などが走っておりレーダーなどで秩父鉄道のを取る事は可能です。

アイテムを使って秩父鉄道を細切れに取ってコンプリートする事は可能ですが、
正直かなり冗長に手間を食うと思います。
恐らく素直に一度乗ってしまった方が秩父鉄道のコンプは楽だと思います。
後は個々のやり方と趣味によりますが。


熊谷以東についてはその4にて。

では。