でんこの元ネタ
■EX No.16 天台ヤコ(Tendai Yako)
 ■タイプ:トリックスター
 ■誕生日:6月12日

■出身駅: 千葉都市モノレール 2号線 天台駅(千葉)
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こちらは千葉都市モノレール2号線の天台駅の駅舎外観です。
高架駅となっており、国道126号線の真上を軌道が走っていて
駅舎も国道の上に設置されています。
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モノレールという特性から道路の上空に駅が作られており
駅前広場といったものは無く、代わりに駅付近の歩道が広めに作られています。
こちらは駅舎の西側の歩道付近の光景です。
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駅の跨道橋へと上る西側の階段付近です。
階段の下を利用して市営の駐輪場があります。
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南側から見た天台駅の駅舎外観です。
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駅から国道を100mほど南に進むと信号があり横断歩道があります。
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国道を渡って反対側の駅東側の歩道の光景です。
スーパーに面した歩道にはこちらも駐輪スペースが設けられています。
跨道橋の東側階段も。
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階段の裏手にエレベーターがあるのも西側と同様です。
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駅の北側は70mほどで天台駅交差点の信号があります。
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北側を駅ホームから俯瞰で。

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階段を上り駅の東西を連絡している跨道橋の中の様子です。
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西側階段の上付近の様子。
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こちらは東側の階段付近です。
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改札の正面には駅出口の案内看板がありますが、
大学の最寄駅であること以外これといった施設は記されていません。
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改札付近の光景です。
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こちらは改札内の光景。
駅は相対式ホーム2面2線となっているので
改札内でコンコースが両方のホームへと連絡しています。

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駅の南側にある1番線ホームの様子です。
下り千城台方面行きのホームとなります。
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ホームには階段の他には、中央付近にベンチが多少置かれているのみとなっています。
懸垂式モノレールですので軌道は上にあり、列車の通る場所はコンクリートの土間となっています。
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中央付近にはエレベーターがありバリアフリーにも対応しています。
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駅は相対式ホーム2面2線となっています。

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こちらは北側の2番線ホームです。
千葉駅方面への上り線ホームとなります。
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1番線と構造的にはほぼ同じで
中央付近にベンチとエレベーターがあります。
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1991年(平成3年)に路線と共に開業した駅で30年ほと経っていますが
建物にはさほどの古さは感じません。

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駅を出ると、南側100mほどに信号があるのは先に述べた通りですが、
その信号の目の前東側には作草部公園という公園があります。
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公園の中に入るとご覧の通り、遊具が置かれグランドが整備されています。
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その公園の東の端に建っているのがこちらの「平和の礎」という石碑です。
下には「陸軍歩兵学校之跡」と刻まれており、この場所がかつては
1912年(大正元年)に置かれた陸軍歩兵学校の跡地
であることを示しています。
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公園の東側にはご覧の児童相談所、私立保育園、千葉少年鑑別所などがありますが、
天台駅の東側一帯がかつての陸軍歩兵学校の敷地だったそうで
かなりの広さがあった様子です。
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作草部公園の南側の市道を東へと進むと、
公園から続く土塁が次第に高くなっていきます。
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この土塁はかつての歩兵学校の外壁の跡なのだそうですが、
公園から100mほどの場所に歩兵学校の正門跡の煉瓦が残っています
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そして正門跡からさらに120mほど東に進むと
信号のある交差点へとたどり着くのですが、
この交差点から独特の形の建物が見えます。
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この建物はかつての陸軍気球連隊の第二格納庫であり、
当時の建物がそのまま現存して残っています。
現在では民間の倉庫会社の倉庫となっています。
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倉庫前の信号の交差点に残っている
陸軍用地を示す境界杭です。
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天台駅の東側一帯は陸軍歩兵学校の敷地でしたが、
国道の反対側の西側はかつての陸軍兵器補給廠の跡地です。
またモノレールの西側はほぼ同一ルートを併走するように
軍用鉄道の廃線跡となっています。
この通り天台駅一帯はかつての陸軍施設が置かれていた場所なのです。

また天台という地名は1951年(昭和26年)に千葉市が天台町として設定したものですが、
名前の由来は明治天皇が陸軍の演習を統監された場所を天覧台と称した事に拠ります。



■モデル車両: 千葉都市モノレール 軌道作業車
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千葉都市モノレールはサフェージュ式懸垂式モノレールを運行していて
1988年(昭和63年)に開業した、千葉市を主体とした
第三セクターのモノレール鉄道事業者です。
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日中に旅客営業をしているモノレールの軌道保守の為に
終電後から始発までの間に保守点検作業を行う専用の工作車が軌道作業車となります。
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軌道作業車の車体の後部には「ニチユ」のロゴが入っています。
これは車両を製造したメーカーのロゴで、
現在の三菱ロジスネクストである日本輸送機の商標となります。

日本輸送機は総合物流システム企業で
蓄電池を電源とした各種の運搬車両を製造し実績を上げてきた会社です。
1939年(昭和14年)にバッテリーフォークリフト、
1958年(昭和33年)にはリーチフォーク(プラッター)を
日本で初めて作ったパイオニアメーカーでもあります。

鉄道の分野ではバッテリー機関車の製造を古くから手がけており、
車両基地での入れ替え用の機関車や、鉱山や工場などの専用線での機関車などで
多くの車両が活躍をしてきました。

(上動画はクリックにて再生可能です)
こちらは千葉都市モノレールの軌道作業車が実際に走行する映像です。
ニチユが得意とするバッテリーで走行しているのが音で分かると思います。
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千葉都市モノレールには4両の軌道作業車があり
それぞれ作01から作04の車両番号がつけられています
このうち作01~03までは同じ自走できる作業車で、
昇降機のある作04のみが動力が無く自走ができません。

(上動画はクリックにて再生可能です)
こちらは作04を使った点検作業の実演の様子です。
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作04は建築現場などで使われる高所作業車と同様の
シザース式(はさみ状に交差する支持脚を組み合わせ昇降)リフトとなっており、
横に張り出した作業プラットフォーム(かご)が垂直に昇降して作業ができます。

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こちらは千葉都市モノレール2号線の動物公園駅のすぐ南側にある
萩台車両基地です。検収庫の他に変電所や千葉都市モノレールの本社があります。
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本線と出入庫線で繋がった車両基地内には軌道作業車の車庫も置かれており、
作業の無い日中はこちらの車庫に作業車は置かれています。

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こちらは千葉都市モノレール1号線の県庁前駅の駅構内です。
相対式2面2線のホームを持つ駅ですが、
終点駅で列車は折り返し運転行う為、旅客営業では1番線のみを使用しています。
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そして空いている2番線は保線用車両の留置線などとして用いられており、
営業時間中にはご覧の様に軌道作業車が留置されていることがあります。

軌道作業車はモノレール軌道の点検行っている車両ですが、
実際に作業が行われるのは終電から始発までの夜間となります。

線路を走る電車に、走行に必要な電力を供給することを「き電」と言いますが
終電後には軌道へのき電の電力を落としている為、
軌道作業車は蓄電池(バッテリー)を搭載して走行の電力を得ています
ニチユでは他のモノレール事業者にも同様のバッテリー軌道作業車を供給していますが
その走行速度はおおむね25km/hから30km/h弱となっています。
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千葉都市モノレールの営業距離は15.2kmであり、
終電は0時30分ごろ、始発は5時30分ごろで列車の休止時間が5時間ほどとなります。
夜間の運行休止中に作業をする為、作業場所や作業内容によっては
車両基地に始発の時間までに作業車が戻れない場合もあり、
その為の留置線として終点の県庁前駅の2番線が用いられている訳です。
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この軌道者業車をモチーフとしたでんこの
天台ヤコの誕生日は6月12日に設定されていますが、
これは既に開業していた千葉都市モノレール2号線が
千葉駅━スポーツセンター駅間で延伸開業した日付
です。

また名前の「ヤコ」は、モチーフの軌道作業車の活動時間が夜であることから
「夜行性」の「ヤコ」ではないかと考えられています。
また千葉都市モノレールには「チコ」「マコ」というでんこが居るので
名前の語呂を合わせたのではないかとも推測
されますが公式の発表はありません。

【写真撮影:2019年10月】