でんこの元ネタ
■No.43 坂出アサ(Sakaide Asa)
 ■タイプ:サポーター
 ■誕生日:7月10日

■出身駅: JR四国 予讃線 坂出駅(香川)
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坂出駅の開業は1897年(明治30年)で、
四国の地で開業した讃岐鉄道の駅として開設されました。

讃岐鉄道は山陽鉄道に買収され、1906年(明治39年)に鉄道国有法によって
山陽鉄道が国有化されたことから以後は国鉄の駅となります。
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こちらが坂出駅の北口の駅舎外観となります。
駅は1997年(平成9年)に現在の高架駅舎となりました。
デザインコンセプトは「瀬戸内の海辺をイメージ」なのだそうです。
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北口駅前にはご覧の広場が設けられており「ハナミズキ広場」と名づけられています。
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坂出市は元々瀬戸内の塩田で栄えた港町であることから
広場も綾模様で塩田を取り入れたデザインとなっています。
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この北口側の広場一帯は地上駅時代の駅舎やホーム、跨線橋などがあった場所で
敷地を駅前広場やロータリーとして整備したものです。
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こちらは広場の一角にある、坂出の塩田を拓き「塩田の父」と呼ばれる
久米通賢と入浜式塩田をあしらったレリーフです。
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またハナミズキ広場の駅舎側部分はウッドデッキの歩道となっており
「海へのいざない」を演出しているのだそうです。
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広場の東側にはロータリーが設けられており、
南側はタクシー乗降のエリア、北側には駅地下駐車場の出口があります。
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こちらが地下駐車場の出口。
駐車場は駅舎高架化で北口が整備された際に
旧駅舎と旧ホーム敷地の地下に作られたものです。
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そして市道を挟んだロータリーの向かい側にはイオン坂出店の建物が。
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このイオンの三階には坂出市中央公民館が入居しています。
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北口ロータリーとイオンの間の市道の様子です。
ロータリーへの入口があります。

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東へと50mほど市道を進むとJR四国坂出駅前交差点の信号機があります。
こちらはバスロータリーへの入口となっており、
反対側の正面には県道が延びています。
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バスロータリーの様子です。
駅前のハナミズキ広場の西側に位置しており、
西側と駅舎側が路線バスの乗降場で
東側の広場のスペースは観光バスの停車場となっています。
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路線バスの停留場の目の前にあるこちらは旧たつみや旅館の建物です。
港町の玄関口目の前にある旅館は昔は繁盛したのでしょうが、
現在では駅の目の前で廃墟となって10年以上この状態で留め置かれています。
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バスロータリーから西へは、駅前の市道がS時を描いて
旧たつみや旅館と予讃線の高架の間へと進路を取っています。
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旅館跡の向かいに高架下は坂出市の駅駐輪場が。
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高架沿いの市道は70mほどで信号の交差点となりますが、
この信号の手前の市道中央には駅北口の地下駐車場の出入口があります。
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そしてこの信号から次の信号までの130mほどは「香風園通り」と名前がついており、
通りの先の交差点角にはには名前の由来となる香風園があります。
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香風園は坂出市出身の実業家・貴族院議員の鎌田勝太郎の
別邸として作られた池泉回遊式庭園であり、
国登録有形文化財となっている近代洋風建築「鎌田共済会郷土博物館」などがあります。
坂出駅高架化事業の一環として2001年(平成13年)に市が整備をして
現在は市民へと公開されています。

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再び駅前へと戻って、こちらは駅舎の正面を北へと伸びる
県道20号坂出停車場線で、駅前を起点として道の両脇に
アーケードの駅前商店街が伸びています。
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駅前から県道の停車場線を150mほど北上すると
坂出市本町4交差点の信号があります。
この交差点の西側には元町名店街という
いかにも昭和な風味のアーケード商店街があります。
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その元町商店街の斜向かいに見えるこちらが一部の好事家には有名である、
日本建築史上で唯一と言われる「坂出人工土地」です。

この構造物は、木造家屋の並ぶ旧市街地を再開発する手法として
土地全体を高さ2~3階建てに相当する巨大なプラットホーム状建物で人工的に嵩上げし、
「屋上権」を市が買い取って市営京町団地を建造したというものです。

「建築家の夢」とも言えるこの人工土地は1968年(昭和43年)から
1986年(昭和61年)にかけて作られたものですが、
50年前の早すぎた斬新な構想が故に全国で実現したのはここだけというものです。
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建物の庇が歩道のアーケードの役割を兼ねるなど昭和モダンな建物ですが、
一階の商店街は再開発前の飲み屋街がそのまま残った風情で裏路地を形成しており
なんともディープな趣きのある一角となっています。


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こちらは駅の南口の駅舎外観です。
1996年(平成8年)から行われた坂出駅周辺の連続立体交差事業のトリとして
南口広場が2005年(平成17年)に整備され供用されています。
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駅の南側を東西に線路と併走している市道です。
南口の駅前広場に面しています。
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市道にはJR四国坂出駅南口交差点の信号があり
駅と市道を連絡する道路が北へと分かれています。
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こちらが駅へと連絡する道路で、市道から駅へはおよそ100mほどですが
途中には駅前ロータリーの入口が分岐しています。
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ロータリーをぐるっと回ってみた光景です。
中央部の島の部分が駅前駐車場となっており、
北側の駅舎寄りには車寄せがあります。
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中央部の南口駐車場の様子です。
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タクシーはロータリーの中央西側に待機スペースがあり、
北側の車寄せにタクシー乗降場が設けられています。
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そして駅舎とロータリーの間はご覧の様に広めのスペースが取られており
車寄せまでの屋根が設置されています。
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こちらは南口広場で目を引く「ユニティ」というモニュメントです。
坂出駅の周辺整備事業の完成を記念して作られたものです。
高松市出身で坂出高校で教鞭を取っていた絵画家の濱野年宏氏の作で
2000年(平成12年)に氏がローマ法王へと献上した絵画を基に
立体化をしたもので、平和の象徴ハトを抽象的にかたどって
両翼は東洋と西洋を表現し、世界平和と東西文化の融合を表現しているそうです。
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南口にある坂出市観光案内所。
レンタサイクルの貸し出しも行っています。
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案内所の並びにはコンビニが入っており、
その奥には南口の駅舎の入口があります。

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南口の入口脇にある駅構内の案内図です。
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駅舎の中の様子です。
南口側は右手にレンタカーとコンビニ、
左手には自動券売機があり駅事務室があります。
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駅舎の中のコンビニはKioskが運営している店舗です。
JR四国では2014年(平成26年)にセブンイレブンと業務提携を結び
管内の駅売店をコンビニへと転換しています。
その為こちらの坂出駅の売店も2016年(平成28年)にコンビニとなっています。
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コンビニの南側には通路があり、
向かい側には坂出市観光協会の案内所のカウンターがあります。
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南口側の中央付近にあるお遍路さんへの案内モニター。
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高架駅の駅舎内は北口と南口を連絡するコンコースとなっています。
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北口側の入口付近にはクリーニング店が入居しており、
並びに改札口があります。
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改札の様子です。
自動改札ではなく有人改札を行っており、
ラッチの前には簡易ICカード改札機が設置されています。
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改札を入るとすぐ目の前に階段があり
中二階の連絡コンコースへと上がります。
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こちらがホーム同士を連絡している中二階のコンコースです。

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こちらが1番線ホームの様子です。
坂出駅は単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線の計2面3線の駅となっています。
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北側にある1番線は単式ホームで予讃線の上り高松方面行きホームとなります。
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ホーム上にはガラス貼りの待合室があり、
長い有効長がありますが特急列車も短編成化しておりホームは余り気味です。
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西側の宇多津・児島方面側の光景。
瀬戸大橋線は児島駅━坂出駅間は宇多津駅の構内扱いなのだそうです。

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島式ホームの2、3番線です。
3番線は予讃線の下り多度津・松山方面行きホームとなります。
また瀬戸大橋線(本四備讃線)の岡山方面行き列車も3番線を使用します。
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そして駅の中央にある2番線は上下線共通の待避線及び折返し線となっており
主に普通列車の特急待ちなどで使われています。
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こちらのホームにも空調の効いた待合室があります。
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下り線は松山方面(予讃線)と児島方面(瀬戸大橋線)の2方向となることから
島式ホームで列車待ち合わせの際に、同じホームで乗り換えられるように
配慮がされている様子です。



■モデル車両: JR西日本・JR東海 285系電車 サンライズ瀬戸
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1956年(昭和31年)に東京━博多間で新設された寝台特急「あさかぜ」以降、
国内の長距離輸送の需要の増大から夜行の寝台列車が隆盛となります。
1970年代末から1980年代、昭和50年台にはいわゆる「ブルートレイン」ブームが起こるなど
寝台列車は一世を風靡しました。

しかし新幹線網の増大やモータリゼーションによる高速夜行バスの普及、
航空路線など高速交通網の整備が進むと夜行列車のメリットは薄まり
利用客は大幅に減少し、寝台特急も次々と廃止されていきました。

そうした状況で日本の寝台列車はいわゆる豪華列車と呼ばれるクルーズトレインへとシフト。
「ななつ星in九州」(JR九州・2013年)、「TRAIN SUITE 四季島」(JR東日本・2017年)、
「TWILIGHT EXPRESS 瑞風」(JR西日本・2017年)といった列車が登場しています。


一方で旧来の寝台特急のコンセプトを強化し、
現代のニーズに合ったサービスを提供するという方向性で運行しているのが
「サンライズ瀬戸」と「サンライズ出雲」の「サンライズエクスプレス」となります。
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寝台特急「瀬戸」は東京━宇野間を走っていた四国連絡ブルートレインで、
1988年(昭和63年)に瀬戸大橋が開通した後は東京━高松間の運行となっていました。
この機関車が客車を引く形式のブルートレインを
電車化して引き継いだのが寝台特急「サンライズ瀬戸」となります。

また東京━出雲市間を運行していた山陰直通夜の寝台特急「出雲」も
電車化されて寝台特急「サンライズ出雲」となり引き継がれてています。
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「サンライズ瀬戸」と「サンライズ出雲」は東京駅━岡山駅までは併結運転を行っており、
それぞれ7両編成の瀬戸と出雲が、岡山駅で14両編成となったり7両編成づつに分かれたりしています。
岡山駅での増解結は半ば名物イベントと化していて
毎日大勢のギャラリーが集まって作業を眺めています。

こちらは岡山駅でのサンライズ瀬戸と出雲の連結作業の様子です。
(上動画はクリックで再生します)
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1998年(平成10年)7月10日に285系電車を用いた
「サンライズエクスプレス」の運行が開始
されます。

駅メモのでんこである坂出アサの誕生日が7月10日に設定されているのは
このサンライズエクスプレスの運行開始日が元ネタと考えて間違い無いでしょう。
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【上写真:583系電車】
衰退傾向にあった夜行寝台特急列車というジャンルで
それまでの機関車が寝台客車が引く形式ではなく、
新たに個室寝台主体の新型車両の電車を開発するという行為は画期的な出来事でした。
寝台列車としては583系以来実に30年ぶりに開発された電車となります。
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車体の色についてはそれまでの寝台特急の様な夜ではなく、
サンライズの名前が示す通り夜明けをコンセプトとしています。
「朝焼けの高貴な赤」モーニンググローレッド(Morning Glow Red    
「朝靄の印象のベージュ色」モーニングミストベージュ(Morning Mist Beige    
ツートンカラーで塗りわけられており、両方の色の境界には
日の出の地平線をイメージしたサンライズゴールド(Sun Rise Gold    が使われています。
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(上写真:サンライズ瀬戸の車窓から見た坂出での日の出)
285系をモチーフとした駅メモのでんこ坂出アサの「アサ」は文字通り朝で
サンライズのデザインコンセプトが元
であろうと考えられています。

(上動画・サンライズ瀬戸の高松駅入線)
それではサンライズ瀬戸の各車両について見ていきたいと思います。


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こちらが1号車(8号車)となる高松(出雲市)方の先頭車両のクハネ285形0・3000番台です。
ク(制御車)ハ(普通車)ネ(寝台車)となりますので運転台のある普通車寝台車両となります。

編成略記号はTNWCT(付随車)N(寝台車)W(トイレつき)C(制御車)となるので
モーターを搭載していない運転台とトイレのある寝台車両、という意味となります。
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0番台がJR西日本所属車、3000番台がJR東海所属車となり、
車両番号奇数が東京方、偶数が高松(出雲市)方先頭に配置されます。
客室内には「シングル」19室、「シングルツイン」1室があります。
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高松(出雲市)方の運転席側の光景です。
客室と乗務員デッキとの境の扉の前にはB寝台シングルの個室が1室あり
通称「平屋室」と呼ばれています。
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ご覧の通り1号車(8号車)のB寝台シングルは二階建て構造となっているのですが、
1号室のみが車端にあるため一階建て部分(平屋)にある、という訳です。
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平屋室であるB寝台シングル1号室の様子です。
内装は通常のシングルと同じですが、天井までの高さが2100mmと
通常のシングル部屋(1850mm)より高くなっています。
また平屋室は窓が湾曲しておらず平らなのも特徴です。
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ダブルデッカー(二階建て)車両の一階通路の様子です。
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ご覧のようなB寝台シングル個室が2号室~10号室まで
計9部屋が通路の両脇に置かれています。
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こちらは二階の通路です。
同じくシングル個室の21号室~29号室までの9室が
通路の両側に設けられています。
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この車両の東京方にも、車端平屋部分に11号室が設置されていますが
こちらはB寝台シングルツインが1室だけ置かれています。
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室内はご覧の通り1室がシングルの二段ベッドとなっており、
上下段それぞれに窓が設けられています。
下段のベッドは折りたたむと向かい合った座席にすることができます。

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高松(出雲市)方の車端にある乗降デッキの光景です。
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乗車扉のすぐ隣の通路両側には洗面台が1基づつ計2台。
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通路奥の連結部付近には洋式トイレが二つ置かれています。


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高松(出雲市)方の二両目となる2号車(9号車)のサハネ285形200・3200番台です。
サ(付随車)ハ(普通車)ネ(寝台車)なのでモーターを搭載していない普通寝台客車となります。
編成略記号はTNW2で、T(付随車)N(寝台車)W(トイレつき)の意味を表わします。
客室は「シングル」20室、「シングルツイン」3室となっています。

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車両の通路にある車内の見取り図。
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こちらは高松(出雲市)方車端にある乗降デッキの様子です。
乗降扉の幅は車椅子に対応する為に他の車両よりも広めとなっています。
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こちらのデッキには車椅子対応の洋式トイレ、洗面台があります。
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そしてこのデッキにはB寝台シングルツインの1号室が置かれており、
ご覧の様に直接デッキに部屋の扉があります。
デッキに部屋があるのは車椅子対応個室である為で、
下段ベッドを跳ね上げると車椅子の取り回しスペースとなります。

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デッキから自動扉を抜けて客室通路へと入ると
ご覧の通り二階建て車両となっています。
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まずこちらは上段通路の様子です。
B寝台ソロの部屋が21号室から29号室まで計9室が
通路の両側に置かれています。
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上段のB寝台ソロの個室の様子。
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そしてこちらは下段通路の様子で、同じくB寝台ソロの個室が
通路の両側に2号室~10号室まで計9室設置されています。
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下段のB寝台ソロ個室の中の様子です。

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客室通路の東京方にはご覧の階段があります。
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そしてその先の平屋部分にはB寝台シングルツインの11、12号室、
B寝台シングルの13、14号室の計4部屋があります。
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連結部に近いB寝台シングルの個室です。
こちらも平屋室となっています。


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3号車(10号車)の高松(出雲市)方三両目となるモハネ285形0・3000番台です。
モ(中間電動車)ハ(普通車)ネ(寝台車)ですのでモーターを搭載した動力車両となります。
編成略記号ではMNとなりM(動力車)N(寝台車)となります。
客室は「ソロ」20室で、他にシャワー室とミニラウンジ、自動販売機、業務用室があります。
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屋根の上のパンタグラフ。シングルアームのものが2基搭載されています。
1998年(平成10年)に285系が作られた時にはパンタグラフは1基のみでしたが、
その後2014年(平成26年)から行われたリニューアル工事で増設されて2基となりました。

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こちらは3号車(10号車)高松(出雲市)方の
車端にある乗降デッキの光景です。
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連結部への通路の端には洋式トイレが置かれています。

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客室部の通路の様子です。
B寝台ソロの客室が左右に10室づつ並んでおり
中央部にご覧の通路があります。
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片側の10室は上段5室と下段5室とに分かれています。
こちらは上段部屋の入口の階段の様子です。
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室内はご覧の通りで、天井高さが1450mmですので
ベッドで立ち上がる事はできないものの、
他はシングルの部屋と設備的には遜色はありません。

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そして東京方の車端部のデッキには自販機とシャワー室があります。
シャワーを使用するにはシャワーカードの購入が必要で、
自販機の隣にご覧のシャワーカード販売機が置かれています。

こちらは売り切れた際の販売機の様子です。
(動画はクリックで試聴できます)
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こちらがシャワーカードで、このカードで6分間シャワーが使用できます。
ただしサンライズの始発出発前後に売り切れることが多い為、
カードは乗車直後すぐの購入をお勧めします。
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シャワールームの扉を開けるとご覧の脱衣場が。
鏡と棚、ドライヤーが設置されており、
その下には衣類を入れる金カゴとくずかごがあります。
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ドライヤーの下にあるシャワーカードの挿入口。
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その横にはシャワールームの洗浄と乾燥を行うボタンがあります。
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シャワールームの扉にある内鍵。
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そしてこちらがシャワールームの中の様子です。
カード1枚でのべ6分間お湯を出すことができます。
止めている時間はカウントされないので十分に体を洗う事が可能でしょう。

アサ99
そしてシャワールームの隣にはご覧のミニラウンジのスペースがあり、
左右に4席づつ計8席のカウンタースペースを飲食などに利用できます。


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4号車(11号車)となるちょうど中央部に位置する四両目のサロハネ285形0・3000番台です。
サ(付随車)ロ(グリーン車)ハ(普通車)ネ(寝台車)となり寝台客車の車両となります。
編成略記号ではTNWST(付随車)N(寝台車)W(トイレつき)S(グリーン車)となります。
この車両で特筆するのはA寝台個室があるのでグリーン車の「ロ」が表記されている点でしょう。
客室は「サンライズツイン」4室と、A寝台の「シングルデラックス」6室があり
A寝台専用のシャワー室も設けられています。

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高松(出雲市)方の車端部にある乗降デッキの様子です。
扉脇の両側には洗面台が計2個設置されています。
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そしてその奥の連結部手前付近には
洋式トイレが二つ設けられています。

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列車内の客室通路の様子です。
通路は車両中央部ではなく東海道本線走行時の北側に設けられています。
個室の配置は上段の6室がA寝台の「シングルデラックス」、
下段の4室がB寝台の2人部屋である「サンライズツイン」となっています。
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こちらが「シングルデラックス」の個室へと登る階段です。
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そしてこちらは下段の「サンライズツイン」への入口の階段。
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また東京方の車端では客室からの通路が
ご覧の様にクランク状に曲がっています。
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その先の連結部手前付近にはA寝台の6室の乗客専用のシャワー室があります。
A寝台「シングルデラックス」の乗客は客室に専用シャワーカードが予め配布されており、
カード購入の必要なくシャワーを利用できます。


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東京方の三両目、5号車(12号車)のモハネ285形200・3200番台です。
モ(中間電動車)ハ(普通車)ネ(寝台車)でモーターを搭載している動力車であり
屋根にはパンタグラフを搭載しています。
こちらの編成略記号はMN2M(動力車)N(寝台車)です。
「ノビノビ座席」28席、「シングル」2室、そして車掌室と自販機があります。
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パンタグラフはサンライズではモハネ285形にのみ搭載されていますので
こちらの車両の屋根にもパンタグラフが2基載っています。

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車両の高松(出雲)方の乗降デッキの様子です。
扉の前には乗務員室(車掌室)と業務用室があります。
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デッキの連結部側の通路には自販機と洋式トイレが。

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5号車(12号車)の大部分を占めるノビノビ座席の通路部分です。
東京━岡山間で北の山側が通路となっており窓にはカーテンが取り付けられています。
ご覧の様に二段ベッドが並んでいるような光景となっており、
座席と通路との間にはにはカーテンがあります。
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こちらはノビノビ座席の下段席で、
座席番号が1A、1B、2A、2B、3A・・・6B、7A、7Bという順番に
合計で14席が一列に並んでいます。
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そしてこちらが上段席で、1C、1D、2C、2D・・・7C、7Dと
同じく計14席が並んでいます。
アサ86
上段席へは梯子ではなくご覧の様に階段が設けられており、
登り降りがし易いように配慮がされています。

アサ87
座席の一区画は席で立ち上がることこそできないものの、
窓を頭に寝ると仕切りで隣は見えません。
またフラットのカーペーット座席は隣席との区切りが盛り上がっており
寝返りなどでの隣同士の干渉を防ぐ設計となっていました。
アサ88
また1席に一つづつ窓があり、区画ごとに小さなカウンターと紙コップ、
ライトと読書灯、エアコンの送風口があります。
毛布は備え付けられていますが空調が効いているので
そのまま雑魚寝でも問題が無いレベルだと思います。

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一方のこちらは車両の東京方連結部付近です。
5号車(12号車)はノビノビ座席車両ですが、
車端部に2部屋だけB寝台シングルの個室があります。


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東京方二両目となる6号車(13号車)のサハネ285形0・3000番台です。
サ(付随車)ハ(普通車)ネ(寝台車)ですから動力の無い寝台客車となります。
編成略記号TNWT(付随車)N(寝台車)W(トイレつき)です。
「シングル」20室、「シングルツイン」3室が客室に設けられています。

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6号車(13号車)の高松(出雲)方車端にある乗降デッキの様子です。
この車両は2号車(9号車)と同じサハネ285形で構造もほぼ一緒ですが、
こちらの高松方のデッキの形だけが違います
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2号車(9号車)のサハネ285形200(3200)番台の高松方デッキが
車椅子対応のトイレ、洗面とシングルツイン個室という構成なのに対して
こちらの6号車(13号車)であるサハネ285形0(3000)番台のデッキは
洗面2台と洋式トイレ2つという構成となっています。

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客室部分は二階建て車両となっており、
こちらの上段二階部分にはB寝台シングル個室の21~29号室の9室が設置されています。
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個室の中はご覧の通り一般的なサンライズの
B寝台シングルの仕様となります。
アサa39
下段1階部分の通路の様子です。
両側に計9部屋のB寝台シングル個室の2~10号室があります。
アサa42
そして東京方の客室平屋部分にはB寝台シングルツインの11、12号室と
B寝台シングルの平屋室の13、14号室があります。
通路の先の扉は連結部で、その先は7号車(14号車)となっています。


アサ39
最後は東京方の先頭車両となる7号車(14号車)のクハネ285形0・3000番台です。
「サンライズ瀬戸」「サンライズ出雲」が併結すると計4両の先頭車両が編成に居ることとなりますが
基本的に4両とも同じ形の車両となります。
編成略記号ではTNWC'となりT(付随車)N(寝台車)W(トイレつき)C(制御車)です。
「シングル」19室、「シングルツイン」1室のある車両となります。
こちらは東京方の車両なので車両番号は奇数となります。

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高松(出雲)方の乗降デッキです。
洗面2台、洋式トイレ2台が置かれているのは1号車(7号車)と同じです。
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客室が二階建てとなっているのも先頭車両は同じ形です。
こちらは下段通路の様子ですがB寝台シングルが左右で計9部屋あるのも同様です。
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同じくこちらは上段通路の様子。
こちらもB寝台シングルが計9部屋なのは同様です。
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そして東京方の通路一番奥の平屋部分には1部屋だけ
B寝台シングルの平屋室がありますがこれも1号車(8号車)と同様です。
ただ1点異なるのは7号車(14号車)では平屋室の部屋番号は11番となります。

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そしてこちらが東京方の乗降デッキの様子となります。
運転台の下の部分付近にあたるこのデッキは
基本的に乗降扉と通路のみとなりますが、
壁にはデッキのドアは開かない旨の表記がされています。
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外から見た乗降扉の様子です。
ご覧の通りに乗務員用の扉であることが分かります。
一般乗客はこの扉での乗り降りはできません。
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デッキから車端部方向の扉を開けるとご覧の通り連結部となります。
サンライズ瀬戸および出雲が単独走行する岡山駅以西では閉じられていますが、
連結されている岡山駅━東京駅間ではご覧の通り通り抜け可能となっています。


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先にも述べました通り、サンライズの編成は0番台がJR西日本所属、
3000番台がJR東海所属の編成となっています。

JR西日本車の0番台は車両番号の書体がゴナとなっています。
対してJR東海車の3000番台は国鉄で使用されていたスミ丸ゴシックとなっています。
JR西のゴナはJR東海のサイン表示に使われている書体でもあり、
着目するとなかなか興味深いものがあります。

【写真撮影:2020年2月】