でんこの元ネタ
■No.84 汐入みそら(Shioiri Misora)
 ■タイプ:サポーター
 ■誕生日:4月15日

■出身駅: 京浜急行電鉄 本線 汐入駅(神奈川)
みそら02


みそら39
こちらは汐入駅の駅舎の外観です。
駅は1930年(昭和5年)に湘南電気鉄道として開業したもので、
開業時の駅名は横須賀軍港駅でした。

その後1937年(昭和12年)に日中戦争が始まるなど戦時体制が強化されると
防諜上の理由から軍由来の駅名が全国で改称される事となります。
その為横須賀軍港駅も1940年(昭和15年)に横須賀汐留駅へと改称。
現在の汐入駅となったのは戦後の1961年(昭和36年)に
駅所在地の町名改正に伴ってのものでした。
みそら40
こちらは駅の西側に広がる駅前広場を俯瞰で見たものです。
鉄道の高架をくぐる、東西に走る市道に面して駅前ロータリーが設けられています。
みそら42
時計回りの一方通行となっているロータリーには
バス停や車寄せ、そしてタクシープールと乗降場があります。
みそら43
駅前ロータリーの出入口付近の市道の様子。
「汐入駅前広場」という名前の信号の交差点となっています。
みそら44
その目の前に建っている大きな建物は「ベイスクエアよこすか」で、
横須賀芸術劇場やホテルなどがある横須賀市の複合施設ですが、
元々は海軍下士官兵集会所のあった場所でした。
みそら45
戦後は米軍に接収されて米海軍下士官兵集会所(Enlisted Men's Club)として
使われていましたが1983年(昭和58年)に米軍から返還。
横須賀市による再開発によって1993年(平成5年)に複合文化施設エリアとなりました。
現在では建物の裏手の一角に石碑が置かれています。
みそら46
駅ロータリー前の市道から、駅と反対の北西側を見ると
50mほど先に大きな歩道橋があるのが見えます。
みそら47
この歩道橋は本町三丁目という交差点に架かっているもので、
その下には国道16号が走っています。
みそら48
歩道橋を渡って国道16号を駅の反対側へと渡ると
西側にはご覧のヴェルニー公園の入口があります。
みそら49
横須賀本港に面して1946年(昭和21年)に臨海公園として作られた公園で、
目の前には米軍横須賀海軍施設があり軍艦や空母などが見えます。
みそら50
2001年(平成13年)にフランス式庭園にリニューアルした際に、
横須賀の海軍施設建設を指導したフランス人技師レオンス・ヴェルニーの名を冠して
ヴェルニー公園へと名前が変更されました。
みそら51
東西およそ500mほどの長さのあるヴェルニー公園ですが、
汐入駅とは反対側の公園西端にはJR横須賀駅があります。
みそら52
公園内にある園内案内図です。

みそら92
こちらはヴェルニー公園の北側、ベイスクエアよこすかとは
国道16号を挟んだ反対側の、本町三丁目交差点の西側付近の光景です。
駅からの市道の突き当たりにあるこの場所は
かつての横須賀海軍工廠の跡地で長らく横須賀のシンボルだった場所です。
海軍の造船所は戦後米軍に接収されたものの1959年(昭和34年)に返還。
住友重機械の旧浦賀工場となって青函連絡船など数多くの造船がされました。

オイルショック不況などにより1978年(昭和53年)に造船所が閉鎖されると
ダイエーが土地を取得しショッピングセンターを建設。
1991年(平成3年)にショッパーズプラザ横須賀が誕生しました。

2016年(平成28年)に施設はイオンへと継承されており、
現在はCoaska Bayside Stores(コースカベイサイドストアーズ)として
改修工事が行われ2020年(令和2年)4月に開業予定となっています。

みそら53
こちらは米海軍下士官兵集会所(EMクラブ)跡であるベイスクエアよこすかの、
駅と反対側の北側の裏手付近の光景です。
みそら54
この路地が通称「どぶ板通り商店街」です。
日本のジャズの聖地であったEMクラブから米国海軍ベースまでの間の
この通りは米軍兵士も数多く立ち寄る商店街でスカジャン発祥の地とされ、
アメリカテイストに溢れる商店街として栄えました。
みそら55
ベトナム戦争以降は米兵の数こそ減ったものの、
アメリカと日本の文化が融合した街は今でも観光地として
多くの人が訪れる街となっています。
みそら59
側溝の蓋にはトランペットが。
みそら60
EMクラブ跡からおよそ400mのどぶ板通りは
こちらの県道26号横須賀三崎線(三崎街道)が終端となっています。

みそら56
駅前ロータリーへと戻り、前の市道を東へと進んで
京急の高架をくぐります。
みそら62
高架橋の東側はこの地区の古くからの街がある地区で、
歩道にはアーケードがあって商店街となっています。
みそら57
反対側から見た駅前の高架橋付近。
みそら58
高架の手前にはご覧の汐入駅の東側の入口があります。
みそら61
駅入口のすぐ目の前の信号はT字の交差点となっており、
線路に沿った北西側にはおよそ120mほどの汐留通りが延びています。
みそら63
汐留通りを40mほど進んで駅側を見ると
ガード下が駅の駐輪場となっています。
みそら64
駐輪場を抜けたガードの反対側は
ちょうど駅前ロータリーの北東角に。
みそら65
汐留通りに戻って北へと進むとまもなく丘に突き当たります。
丘の上には緑ヶ丘女子高の校舎があります。
みそら66
高校のある丘の下はちょうど汐入駅のホーム北端付近であり、
汐留通りの終端のすぐ脇には線路をくぐるガードがあります。
ガードを抜けるとベイスクエアよこすかの裏手へと出ます。
みそら68
切り返して反対の西側から見たガード付近。
みそら69
汐留通りの「汐留」という地名は汐入駅のある場所の旧町名であり
旧駅名の横須賀汐留駅の由来でもあります。
1961年(昭和36年)に町名が改正されたことで汐入町となって
汐留の名前は無くなっていますが、山側の古い街には今でも汐留の旧町名が残っています。


みそら70
再度駅前のロータリーの広場へと戻ります。
みそら41
駅舎の入口から改札前のコンコースへ。
改札は一ヶ所でコンコースの中央にあり、
東西の通路両端から駅の外へと出る事ができます。
みそら71
コンコース東端にあるコンビニ。
京急ストアが運営しており、元々は駅売店として構内にありましたが
2017年(平成29年)に改札外のこの場所へと移されています。
みそら72
コンコース東側の光景。
自動券売機があるのもこちら側です。
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改札の正面付近。
広告や案内板が集まっています。
みそら74
こちらが汐入駅の改札です。
自動券売機が並び、有人の窓口が設置されています。
みそら75
改札内に入ると正面にはホームへと上がる階段があります。
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階段左手には1番線へのエレベーターが。
みそら77
右手には2番線へのエレベーターがあり、
その奥にはトイレが設置されています。
みそら78
階段から見た改札前です。
みそら79
改札正面の階段を登るとすぐに中二階があって
1番線ホームと2番線ホームへの通路を連絡しています。

みそら80
こちらが1番線ホームです。
汐入駅は相対式ホーム2面2線の駅となっており、
こちらの1番線は下り線の浦賀方面行きとなります。
みそら81
浦賀方のホーム北東端にある京急21号トンネル。
みそら82
ご覧の通り京急21号トンネルは丘の上にある
緑ヶ丘女子高の校舎の真下を通過しています。

みそら83
1番線は駅の西側、横須賀港のある海側に位置しています。
ホームの裏側には再開発が行われた駅前ロータリーがあります。
みそら84
地上駅ですがホームの大半が盛土の上にあることから
構造としてはほぼ高架駅のような造りとなっています。
みそら85
品川方に見える京急20号トンネル。
駅はトンネルに挟まれた間に設けられています。
みそら91
ホーム上にはベンチが置かれていますが
仕切られた待合室のようなものは置かれていません。


みそら86
こちらは2番線ホームの様子です。
上り線の品川方面行きの列車が停まるホームとなります。
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駅の東側の山側にあるホームで、
裏手には旧汐留の町内の住宅が広がっています。
みそら88
ホーム東端の浦賀方の光景。
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高校の下にある21号トンネルの長さが表示されていました。
駅付近のトンネルは1930年(昭和5年)の路線開業時に作られたものです。
みそら90
ホームには鉄骨スレート造りの屋根の上屋が設けられています。



■モデル車両: 京浜急行電鉄新1000形電車(1次車・2次車)
みそら01

かつて京急では1959年(昭和34年)に登場した1000系は
車両製造数356両と一時は京急保有車両の過半数を占め、
通勤形車両として51年にわたって昭和そして平成の時代を走った
京急の代名詞とも言える電車です。

その旧1000系も長年の運用によって老朽化が進み、
置き換えの車両として2002年(平成14年)より登場したのが新1000系となります。

旧1000系と新1000系は共に名称は「京急1000系」ですが、
2010年(平成22年)まで8年ほど同時に運用されていた時期がある為
新しい1000系電車は区別の為に「新1000形」と呼称
されています。


車体は京急バーミリオン(    )をベースとして
白(    )とのツートンカラーとなっており、
基本的に京急の車両はみなこの配色となっています。
みそら37
新1000系をモチーフとしている駅メモのでんこの汐入みそらの
コスチュームを見ると車体と同じ京急カラーのツートンとなっています。
みそら38
また汐入みそらのスカートの腰まわり部分を見ると
車両の前照灯と標識灯と同じ形をしています。


新1000系の運用開始日は2002年(平成14年)4月15日となります。
駅メモのでんこの汐入みそらの誕生日が4月15日に設定されているのは
この新1000系の営業運転開始日が元ネタであると考えて良いでしょう。

(上動画はクリックで再生します)
こちらは新1000系1033編成の発車シーンです。
音を聞くと発車時に「ドレミファソラシドー」と音階を刻んでいるのが分かります。
(※註:実際の音階は「ファソラシドレミファソ」)
これはドイツ・シーメンス社製のインバータ、通称「ドレミファインバータ」と呼ばれるもので
好事家には「歌うインバータ」などとも呼ばれています。

電車を加速させるときにはモーターに電流を流しますが、
この電流を流す量を適切に調節するのが「制御器」という装置です。
「VVVFインバータ制御(可変電圧可変周波数制御)」という装置を用いて制御をしていますが、
この時モーターからゆがみによる振動で「磁励音(じれいおん)」というノイズが発生します。

この磁励音をシーメンス社の技術者が耳障りにならないように調整し、
遊び心も加わって音階を刻んでいるのがドレミファインバータとなります。
みそら03
京急の車両で使われているドレミファインバータは
「GTO-VVVFインバータ」というもので、
1998年(平成10年)に導入された京急2100系の8両編成10本、
そして2002年(平成14年)に導入された京急新1000系の1次車(8両編成3本・4両編成2本)、
2003年(平成15年)導入の新1000系2次車(8両編成2本・4両編成2本)が
このドレミファインバータを搭載している編成でした。
みそら04
【上写真:京急2100系】
最初にドレミファインバータを搭載した2100系は
コストダウンと車両性能の向上を目的として外国製機器を数多く搭載しており、
インバータにドイツ・シーメンス社のドレミファインバータが
採用されたのもその一環としてでした。
そして2100系の運用での試験データを反映させて改良されたインバータが
新1000系でも引き続き採用されたという流れとなります。

ちなみに新1000系の3次車から5次車もシーメンス社製のインバータを使用していますが、
IGBT-VVVFインバータという物を使っているためドレミファと歌いません


そして外国製機器を採用したが故のデメリットとして
製品故障時の保守に関しての外国メーカーと日本メーカーの
対応姿勢の違いの顕在化
がありました。

故障に関してその原因究明などまできめ細かく行う日本メーカーに対して
外国メーカーは保障期間内での部品交換が基本であり、
また対応は日本から離れた本国で行われるなどという状況でした。
日本製の機器とは仕様が異なる点があるなども理由となり、
結果として車両更新時にインバータは日本製のものに順次交換されていきました。


最初にドレミファインバータを採用した京急2100系では
現在は全ての編成で日本製のものに換装されています。
そして京急新1000系1次車、2次車でのインバータの状況は以下の通りです。

◆新1000系1次車
 ■1001編成(8両編成)・・・2017年(平成29年)9月更新
 ■1009編成(8両編成)・・・2019年(平成31年)2月更新
 ■1017編成(8両編成)・・・2019年(平成31年)12月更新
 ■1401編成(4両編成)・・・2016年(平成28年)3月更新
 ■1405編成(4両編成)・・・2010年(平成22年)2月更新
◆2次車
 ■1025編成(8両編成)・・・2019年(令和元年)7月更新
 ■1033編成(8両編成)・・・ドレミファインバータ車
 ■1409編成(4両編成)・・・2018年(平成30年)8月更新
 ■1413編成(4両編成)・・・2018年(平成30年)12月更新


更新された新1000系のインバータは東芝製IGBTへと置き換わっており、
現在「歌う電車」は1033編成のみとなっています。
GTOサイリスタの製造終了や独シーメンス社の日本市場撤退などという状況や、
他の新1000系の更新のペースなどを鑑みても、
今すぐ京急から歌う電車が消えてもおかしく無い状況であると言えます。

みそら05
新1000系をモチーフとしている駅メモのでんこの汐入みそらは、
「音楽に関することが好きで、特に作曲が大好き」と設定されています。
これは「歌う電車」をモチーフにしていることは明らかであり、
シーメンス社のドレミファインバータを搭載している電車こそが
汐入みそらの元ネタ
であるということになります。
右手に譜面を持っているのもドレミファインバータがモチーフと考えて良いと思われます。

そしてそう考えた場合、現在走っている汐入みそらの元ネタ車両は
京急新1000系1033編成の1編成のみ
ということとなります。



そんな音楽でんこの汐入みそらの元ネタのドレミファインバータは
現実の世界でも数多くのアーティストにフィーチャーされています。

こちらはくるり「赤い電車」という曲です。
京急側からの依頼で作られたタイアップによる京急テーマソングとなります。
ボーカリスト兼ギタリストの岸田繁は鉄道雑誌で連載を持つほどの
鉄道ファンとして知られており、この曲は前奏にドレミファインバータの音が取り入れられています。

こちらは鉄道モチーフの楽曲でおなじみのSUPER BELL"Z MOTOR MAN「京浜急行VVVF」
聞けば分かる通りドレミファインバータ車がモチーフとなっている楽曲です。

そしてこちらはGIRLS4EVERというアイドルグループ(※註:現在は解散)
「けーきゅーでいこう!~恋のロマンスシート~」という曲です。
曲中でドレミファと歌っているのはまさにドレミファインバータが元となっています。

このように現実の世界でも京急のドレミファインバータは
多くのミュージシャンにモチーフとされている
のがお分かりいただけるかと思います。



それでは京急新1000系ドレミファインバータ車について
各車両を見て行きたいと思いますが、ここでは現在唯一のドレミファ車の編成である
新1000系1033編成について見ていきたいと思います。

みそら06
こちらは浦賀方の先頭車両であるデハ1000形1033です。
デ(電動車)ハ(普通車)なのでモーターを搭載した動力車であることが分かります。
編成略記号ではMucとなっておりM(動力車)u(浦賀方)c(制御車)となります。
運転台のある制御電動車の意味となりますが
浦賀寄り車両であることを記載しているのが京急独自となります。
みそら14
車内客室の様子です。
浦賀方車端の運転台すぐ後ろには2人掛けの短いロングシートがあります。
みそら15
浦賀方の乗降扉の山側すぐ隣はご覧の様に座席の無い部分がありますが、
これはバリアフリー対応の車椅子スペースです。
みそら16
中央部はバケットタイプの8人掛けロングシートとなっており、
途中に仕切り板があって3人掛けと5人掛けに仕切られています。
みそら17
そして品川方の車端の連結部付近はボックスシートとなっており、
乗降デッキ側には補助シートが設けられています。
このボックスシートのモケットは青色となっており、
窓には優先席のステッカーが貼られていました。


みそら07
浦賀方の2両目となるサハ1000形1034です。
サ(付随車)ハ(普通車)ですので動力を持たない客車となります。
編成略記号はTpuT(付随車)p(パンタグラフ)u(浦賀方)となります。
みそら35
この車両にはご覧の様にパンタグラフが2基設置されており、
車両の端の屋根の上にシングルアーム形のものが一つづつ置かれています。
みそら36
新1000系をモチーフとしている汐入みそらの背中のパンタグラフと
実際の車両の物とを見比べると同じ形をしているのが分かります。
みそら18
浦賀方車端のボックスシート席。
この席も青色モケットで優先座席となっています。
みそら19
車両中央部のロングシート。
みそら20
品川方の車端部にもボックスシート席が設置されていますが
こちらはモケットが赤く優先座席とはなっていません。


みそら08
浦賀方の3両目、サハ1000形1035です。
サ(付随車)ハ(普通車)で動力の無い客車であるのは2両目と同様です。
この車両の編成略記号はTuで、T(付随車)u(浦賀方)なので
完全な客車車両であることが分かります。
みそら21
浦賀方の車端付近のボックス席です。
赤いモケットの通常シートとなります。
みそら22
客室中央のロングシート部分。
みそら23
品川方のボックスシートは青いモケットの優先座席となっています。


みそら09
そしてこちらが浦賀方4両目のデハ1000形1036となります。
デ(電動車)ハ(普通車)でモーターのある動力車です。
編成略記号でもMuとなりM(動力車)u(浦賀方)で動力車の意味となっています。
みそら24
客室内は、浦賀方の車端のボックス席は青い優先座席なります。
みそら25
中間車両ですので中央はロングシートで
両端がボックスシートとなっているのは他の車両と同様です。
みそら26
品川方の普通座席の赤いボックスシート。


みそら10
続いては浦賀方5両目、品川方からは4両目のデハ1000形1037です。
この車両もデ(電動車)ハ(普通車)で動力車となっています。
編成略記号はMsとなっておりM(動力車)s(品川方)となります。
みそら32
浦賀方車端のボックス席は普通座席で、
反対の品川方が優先座席のボックス席となります。
中央部はご覧の通りロングシートが。
みそら33
品川方の優先座席付近の様子です。


みそら11
こちらは品川方3両目のサハ1000形1038です。
サ(付随車)ハ(普通車)ですので自走できない客車車両となります。
編成略記号ではTsとなりT(付随車)s(品川方)となります。
みそら31
この車両は浦賀方のボックスシートが青の優先座席、
品川方が赤の普通座席となっています。


みそら12
品川方2両目となるサハ1000形1039です。
サ(付随車)ハ(普通車)であるのは他の車両と同様です。
またこの車両の編成略記号はTpsで、T(付随車)p(パンタグラフ)s(品川方)となります。
みそら34
パンタグラフは車両の両端の屋根の上に計2基、
シングルアーム形のものが搭載されています。
みそら30
車内の様子です。
ボックス席は浦賀方が普通座席の赤、品川方が優先座席の青です。
その間には他の車両同様にロングシートが置かれています。


みそら13
そしてこちらは品川方の先頭車両であるデハ1000形1040です。
デ(動力車)ハ(普通車)でありモーター搭載の車両となります。
編成略記号はMscとなっておりM(動力車)s(品川方)c(制御車)となり、
運転台のある制御電動車という意味となっています。
みそら27
客室内の様子です。
先頭車両ですので品川方の運転台すぐ後ろの座席は短いロングシートです。
そして運転席側のロングシート海側の座席が短くなっており、
車椅子が停まれるバリアフリースペースとなっています。
みそら28
浦賀方の連結部側のロングシートはご覧の通り
優先座席となっています。
みそら29
ボックス席の背もたれ裏側にある補助席のランプです。
運転席でロックが掛けられるそうで、空いている時間には
解除されてランプが点灯し、座る事ができるようになります。


【写真撮影:2020年3月】