でんこの元ネタ
■No.91 岩切よしの(Iwakiri Yoshino)
 ■タイプ:トリックスター
 ■誕生日:11月30日

■出身駅: JR東日本 東北本線 岩切駅(宮城)
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こちらは岩切駅の北口の駅舎の外観です。
1888年(明治21年)に日本鉄道によって開業した駅で、
国鉄そしてJRの東北本線の駅として古くから営業をしてきた駅です。

現在の駅舎は2018年(平成30年)11月に再開発事業によって建替えられたもので
南北自由通路を備えた橋上駅舎となっています。
ちなみに北口の外観は岩切の「岩」に因んで岩の色なのだそうです。
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北口駅前のロータリーです。
こちらは駅舎建て替え前からロータリーが設置されていて
ながらく岩切駅の表口として機能をしていました。
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このロータリーは県道270号利府岩切停車場線の終点となっており、
広場の北西から北へと向かって県道が延びています。
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ロータリー北側にある信号の交差点。
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信号から北にまっすぐ伸びる県道270号線は250mほどで
県道35号泉塩釜線と交差をしています。
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交差点の角にはCOOPがあり、
県道35号の東側方面を見ると仙台レールセンターの上を越える
跨線橋と、その上を走る東北新幹線の高架が見えます。
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交差点から北へと県道270号線は続いており、
4kmほど先には宮城総合運動公園があり
大規模イベントが行われる宮城スタジアムがあります。

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岩切駅北口の駅前広場へと戻り、南側を見ると
もう一ヶ所のロータリーからの出口があるのが見えます。
こちらは県道142号岩切停車場線という県道で岩切駅が起点となっています。
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広場を出てすぐ左には岩切駅北口自転車等駐輪場が。
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カーブを描き西へと進む県道は2車線あるものの
交通量は少なく住宅街の生活道路といった様相です。
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道沿いにあるなまこ壁の立派な物置。
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その向かいには民家の入口になぜかコンビニの看板があります。
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この家の反対側はご覧の通りコンビニがあり、
恐らくオーナーさんの自宅の敷地とコンビニ駐車場がつながっているので
看板が置かれているのだと思われます。
民家を横切って良いということなのでしょうが一見さんには敷居が高い入口です。
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さらに県道を進むと堤防をかすめて右へとカーブを描き、
駅から320mほどの場所でT字路につき当たります。
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県道142号岩切停車場線は交差点を左折して西へと続いており、
センターラインの無い生活道路として500mほど続いて
県道35号泉塩釜線へと連絡しています。
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T字路から反対の西側は市道として駅前方面へと続いています。
またこのT字路には県道方向に向けて「岩切駅」「河川敷公園」と書かれた
看板が設置されていました。

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県道142号線を駅方向に戻るとすぐに、
カーブの付近に「岩切駅南公園」と書かれた小さな公園があります。
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公園は七北田川の堤防に隣接しており、河川敷からは北に利府街道の岩切大橋、
南には東北本線の七北田川橋梁が見えます。
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堤防から見た七北田川橋梁。
仙台方面から利府支線に乗ると岩切駅到着の直前に渡る橋です。
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この橋梁は橋の上に東北本線の360キロの距離標が置かれています。

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三たび岩切駅の北口へと戻って跨線橋の自由通路の前へ。
この自由通路は2018年(平成30年)11月より供用開始しています。
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ちなみにこちらは2016年(平成28年)9月まで稼動していた
先代の岩切駅駅舎の外観です。
現在の北口ロータリーに面したコンクリート造りの地上駅舎でした。
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改築前は駅舎を入るとすぐに改札があり、
中に入るとホームを連絡する地下通路がありました。
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現在は自由通路は跨線橋となっていますので
階段をのぼり上に上がる事となります。
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こちらが自由通路の中の様子です。
東北本線を跨ぐ橋で駅の南北を連絡しており
途中に橋上駅舎となった岩切駅の改札が設けられています。

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こちらは岩切駅の南口の駅舎外観です。
南北自由通路の南側の出口でもあり、住宅地に面している南口は
落ち着いた白をベースとしたデザインとなっています。
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市道に面した駅前の敷地には杭が立てられており
車両の進入はできない様になっています。
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これはご覧の通り駅前の道が住宅地の狭い市道の為
車での送迎が交通の支障をきたす為で、
駅南側に車寄せや駅駐車場などの施設は設けられていません。
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跨線橋から駅の南側を見ると完全な住宅地であることが良く分かります。
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駅南側一帯は昭和50年代に区画整理が行われた土地で
地図を見ると住宅の敷地が整然と整理されて並んでいます。
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南口の駅の敷地の北側にある駅駐輪場。
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線路沿いに北へと向かうと東北新幹線の高架が見えますが
その高架付近で北口側へと通じる地下道があります。
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こちらは南口から線路沿いに反対側の南側へと向かった光景です。
線路と住宅地の間を道が走っていますが
写真奥はまもなく七北田川の河川敷となります。
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こちら側からは岩切駅の留置線が見え、
電気機関車が留置され停まっているのが見えます。
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そしてこちらは南口から正面に伸びている道路の光景です。
住宅地の中を70mほど進むと五差路となっていて
角には公園があり東北新幹線の高架も間近に見えます。
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切り返して五差路から駅方向への様子。

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南口から階段を上がり自由通路の上へと戻ります。
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東西自由通路を進み岩切駅の改札前へ。
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こちらが改札付近の光景となります。
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左手には有人窓口と自動券売機が。
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反対の改札右手にはガラス張りの待合室が設けられています。
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駅構内側から見た改札の様子です。
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橋上駅なので改札内コンコースで二つのホームを連絡しており、
それぞれのホームへと下る階段があります。
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改札内の跨線橋上から見た駅構内。

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こちらが1、2番線ホームへと下る階段です。
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駅の西側にある島式ホームの1、2番線です。
外側の1番線が利府支線へと向かう下り線で、
駅の内側の2番線が当駅始発の東北本線上り仙台方面行きとなります。
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ですので2番線側の駅名標はご覧の通り
矢印が上り方向のみとなっています。
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ホーム北端側はご覧の通り屋根がありません。
先には東北新幹線の高架が至近に見えます。
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1番線のさらに外側には側線があって
ときおり事業用の車両が留置されたりしています。
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南側の跨線橋近くには建屋の屋根がありベンチなども置かれています。
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ちなみにこちらは同じ1、2番線ホームの南端の2016年(平成28年)以前の光景です。
跨線橋が出来る前はこの場所に地下通路へと下る階段がありました。
ホーム建屋の屋根は同じなので見比べると位置関係が分かります。
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跨線橋の階段の裏側へと進むと通路の先にとエレベーターが。

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こちらは跨線橋から3、4番線ホームへと下る階段です。
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島式ホームの3、4番線の光景です。
3番線は東北本線の下り線松島・小牛田方面行きと
仙石東北ラインの下り線の石巻方面行きホームとなります。
反対の一番東側は4番線で東北本線と仙石東北ラインの
上り仙台方面行きの列車が停まるホームです。
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こちらのホームも跨線橋の階段近くは屋根があって
待合いのベンチが置かれています。
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ホームの中央付近には駅務の為の建物が。
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その建物の北側には待合室の小さな建物が置かれています。
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北側は1、2番線と同じく屋根がありませんが、
北端の新幹線高架下付近では柵が切り欠き状に設置されています。
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建屋の屋根下付近を北側から。
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こちらのホームも跨線橋の階段裏にエレベーターが設置されています。
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4番線のさらに外側の側線に留置されている
レール運搬用の事業用貨車。車体には「岩切駅留置」と書かれており
仙台方先頭には電気機関車も一緒に留置されています。



■モデル車両: JR東日本E721系電車1000番台
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2007年(平成19年)3月に仙台空港鉄道が開業すると
仙台空港鉄道の仙台空港駅とJR仙台駅との間で直通運転が開始しました。

この直通運転に伴い両社共通車両の増備が必要となったことから、
仙台支社で運用されている旧型の在来線電車の置き換えを兼ねて
E721系電車が開発導入されました。

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こちらがE721系0番台の車両となります。
2007年(平成19年)2月の東北本線での運用を皮切りに、
常磐線や仙山線でも導入されて仙台支社の地域輸送用として78両が導入。
それまで走っていた旧型車両と置き換えられました。

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そしてこちらはE721系500番台です。
仙台空港鉄道への乗り入れの為にJR側が専用車両として新造したもので
2両編成4本の計8両が2007年(平成19年)3月より
仙台駅━仙台空港駅間で運用を開始しています。
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仙台空港鉄道の自社発注車両となるSAT721系です。
E721系500番台と同様に2007年(平成19年)3月に導入されており、
カラーリングや内装に若干の違いはあるものの
JR側のE721系500番台と基本的には同じ形の車両となります。

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2014年(平成26年)には青い森鉄道が輸送力増強の為に
JRのE721系をベースとした青い森703系を自社線区に投入。

そして2016年(平成28年)にJR東日本の仙台支社で
719系0番台の置き換えとしてE721系のマイナーチェンジ車が投入されます。

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こちらの車両がE721系1000番台となります。
0番台車両をベースにマイナーチェンジをして開発された車両で
E721系の系列では初めての4両固定編成となっています。

2016年(平成28年)11月30日に東北本線で営業運転を開始しており、
以後常磐線や仙山線にも導入。2017年(平成29年)3月までに78両が運用を開始しています。

このE721系1000番台をモチーフとしている駅メモのでんこの
岩切よしのは誕生日を11月30日に設定されていますが
これは元ネタ車両の運用開始日が元
と思われます。
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車体の側帯には仙台地区のステンレス車に施される緑15号(    が用いられ、
沿線に桜の名所が多いことから併せて桜色(    の帯が塗られています。
0番台の車両は赤(    が使用されていますので
見分けるポイントとなります。
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また前照灯が0番台はHID灯(車などに使われるメタルハライドランプ)なのに対して
1000番台ではLED灯へと変更が成されています。
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そして車内でも乗降扉の縁に黄色い指つめ防止ステッカーを貼ったり
開閉ボタンの「閉まる」の周りをグレーに変更するなど細かい変更がされています。
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座席のモケットについてはご覧の柄で
「未来や星空の雄大さをイメージしつつ落ち着き感のあるデザイン」となっていますが
これは他のJRのE721系車両も同じ柄を使用しています。

【上動画はクリックで再生します。】
こちらは岩切駅を発車するE721系1000番台の様子です。


それでは岩切よしのの元ネタ車両とされるE721系1000番台について
各車両を見ていきたいと思います。

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黒磯方の先頭車両となるクハE720形です。
ク(制御車)ハ(普通車)となりますので運転台のある普通車車両となります。
編成略記号ではT'cT(付随車)c(制御車)となり、
動力を持たない運転台のある車両という意味となります。
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車内客室の中の様子です。
乗降扉は片側3ドアとなっており、運転台の直後は乗降デッキとなっています。
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座席は乗降デッキの間に2組づつのボックスシートを配置。
それ以外の場所はロングシートとするセミクロスシートとなっています。
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そしてこのクハE720形にのみ、一ノ関方車端に
車椅子対応のトイレが置かれています。
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トイレの向かいのスペースはご覧の様に一部座席が無く
車椅子やベビーカーなどのフリースペースとなっています。
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そして一番一ノ関方のロングシートは優先座席となっており
座席モケットや床の色が変えられています。
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0番台では白いボックスシート背もたれのパネルの色も
汚れ防止の為1000番台ではグレーに変更がされています。


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黒磯方2両目のモハE721形です。
モ(電動車)ハ(普通車)ですので動力のある普通車車両となります。
編成略記号はM動力車の意味となります。
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この車両の黒磯方の車端屋根上にはシングルアームのパンタグラフが
1基搭載されています。
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車内の黒磯方車端の4人掛けロングシートはご覧の通り
優先座席となっています。
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車内が3ドアセミクロスシートであるのは同様となります。
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切り返して見た車内の光景。


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こちらは一ノ関方の2両目のサハE721形です。
サ(付随車)ハ(普通車)なので動力を持たない普通車の客車車両となります。
編成略記号はT付随車のですので意味は同様です。
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車内客室の様子です。
この車両も黒磯方の車端が優先座席となっています。
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3ドアセミクロスシートであるのはこの車両も変わらず、
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基本的な車内の光景は各車両ともほぼ同じ内容となっています。


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一ノ関方の先頭車両のクモハE721形です。
ク(制御車)モ(電動車)ハ(普通車)となり動力を持ち運転台のある制御電動車となります。
編成略記号ではMcとなってM(動力車)c(制御車)で制御電動車の意味は同じです。
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この車両も黒磯方の車端屋根上にパンタグラフが搭載されています。
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黒磯方車端部に優先座席があるのはこの車両も同様です。
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一ノ関方車端の運転席後部付近の様子。
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こちらは運転台の中の様子です。
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運転台のある分車端の座席は少なくなっていますが
近郊通勤路線にも使用する車両なのでボックスシート部分の通路にも
ご覧の通りつり革が下げられています。
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そしてボックスシート席の窓側には
飲料の置ける小さなテーブルが。
近郊路線とローカル線との両方を走る車両という
性格の一端が垣間見えます。


【写真撮影:2020年6月】