でんこの元ネタ
■No.98 新鶴まふゆ(Niitsuru Mafuyu)
 ■タイプ:サポーター
 ■誕生日:11月1日

■出身駅: JR東日本 只見線 新鶴駅(福島)
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こちらは県道221号新鶴停車場線の光景です。
「駅前」の標識がありますがこれはこの付近がかつて
「新鶴村大字新屋敷字駅前という地名だったからです。
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2005年(平成17年)に新鶴村が合併で会津美里町となった事で
「駅前」の地名は無くなっていますが標識はそのまま残っているものです。
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道の北側を見ると大きなエノキがあり雷神社という小さなお社が。
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お社の先を西へと進むと新鶴郵便局が見えてきます。
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さらに西へと進むと、郵便局からおよそ100m程で
道はつきあたり正面奥に駅前広場と駅舎が見えます。
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駅前の交差点付近の光景です。
この交差点が県道221号新鶴停車場線の起点となっています。
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そしてこちらが新鶴駅の駅舎の外観となります。
駅は1926年(大正15年)10月15日 に国鉄会津線の会津若松駅━会津坂下駅間の
開業によって設置されたもので、1942年(昭和17年)に只見線となり現在に至ります。
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【上写真:(上)会津高田駅(下)会津本郷駅】
駅舎は2000年(平成12年)に改築されたもので、
同じ只見線の会津高田駅や会津本郷駅の駅舎と同じデザインとなっています。
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駅前広場の様子です。建物の正面は全面が舗装されていますが、
舗装の状態から南側の駐車スペースはおそらく後から追加で舗装された様子です。
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広場の北側の半分は植え込みが作られており、
駐輪場と観光案内の地図、そしてトイレが設置されています。
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観光案内の大看板。地図はペンキで手書きで描かれています。
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その隣にある赤い壁のトイレの建物。
駅舎にはトイレはありませんのでこちらが駅のトイレとなります。
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そして広場を囲むように作られた駐輪場の屋根。

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こちらは駅舎の中の様子です。
ベンチの置かれたこじんまりとした待合室となっています。
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壁には新鶴駅の料金表や時刻表が。
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待合室脇のホーム寄りに置かれたきっぷの回収箱。
只見線は車内精算なので各駅に置かれています。
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ホーム側から見た駅舎と駅入口付近。
旧駅舎は木造の大きなものでしたのでかつての建物跡が舗装されています。
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ホームの様子です。
新鶴駅は単式ホーム1面1線の棒線駅となっています。
無人駅ですので駅員はいません。
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只見線は会津若松駅を出たあとは会津盆地の南縁を迂回してから
西の奥只見方面へと向かっています。
その為盆地西側の新鶴駅では北行が下り会津川口方面行き、
南行が上り会津若松方面行きとなります。
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こちらが南側の会津若松方の光景です。
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ホーム南端に設置されている旧式タイプの駅名標。
「福島県大沼郡新鶴村」の所在地表記がペンキで塗り消されていました。
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駅の西側は一面の田んぼが広がっているのですが、
線路に沿って防雪林があり風雪を防いでいます。
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こちらは西側から見た駅付近の様子です。

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そして現在のホームから線路の反対側を見ると
かつての線路の跡地と使われなくなったホームの遺構が残っています。
新鶴駅はかつては相対式2面2線の駅で列車交換が可能でした。
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また、ホーム南端から東側を見ると草に埋もれた敷地の反対側の
建物の際がプラットホーム状であるのが見えます。
草に埋もれているのはかつての新鶴駅の旧貨物引込み線跡で、
建物は現在のJA(農協)の倉庫です。

1971年(昭和46年)に貨物取り扱いが廃止される前には
新鶴米や木材などが貨物で出荷され肥料などを受け取っていたそうですから
農協の倉庫は旧貨物ヤードに建てられたのでしょう。

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駅を出て駅前へと戻ります。
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広場の案内板から駅付近の地図を。
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駅前のT字交差点を北へと進みます。
線路沿いのこちらの道は駅前商店街となっており
民家に混じって飲食店が数件並んでいます。
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駅前から80mほどの、桜肉の焼肉店の先には駐車場の入口があり
裏手はご覧の広い駐車場があります。この駐車場は駅前広場と接していて、
駅の駐輪場付近とつながっていて出入りができます。
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駐車場から50m、駅前からは120mほどでご覧の交差点がありますが、
ここから北は会津パールラインに合流する事となります。
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会津パールラインとは会津若松市の公設地方卸売市場へ農作物を運ぶ為に
会津柳津までの25kmにわたって整備された広域農道
です。
ちょうど新鶴駅の北側で只見線を越える為、ご覧の駅付近でクランク状に曲がっています。
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道幅が広げられたパールラインとなって北に進むと
100mほどでつきあたりとなります。
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パールラインは西へとつきあたりを曲がり
すぐに只見線の踏切を渡ることとなります。
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新鶴駅の会津川口方の北方にある柳津街道踏切。
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踏切から南の新鶴駅方面を見た光景です。
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脇には鉄道防雪林を示す杭があり、
線路の西側には一列に防雪林が並んでいました。

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駅前へと戻り、今度は南側へと進みます。
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新鶴駅の南側に隣接するJAのガソリンスタンド。
1986年(昭和61年)に新鶴駅が無人化された際には
このスタンドで切符販売の委託がされていたそうです。
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道を挟んでガソリンスタンドの反対側にある
JA会津よつば新鶴支店の建物。
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線路沿いに道を南へと下ると両脇にはJAの施設が並んでいます。
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合流するように線路の脇を併走する道路を南下すると
駅から200m強で只見線の踏切があります。
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JR只見線の立行事踏切。
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踏切から南へも道路は線路と併走しており、
400mほど南下をすると旧新鶴村役場の会津美里町新鶴庁舎があります。
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立行事踏切を渡った西側には田んぼが広がっており、
当地の新鶴温泉は直線距離で1.5kmほど南東に位置しています。

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余談ですが、新鶴駅では毎年12月初旬から1月初旬の約1ヶ月間
駅にイルミネーションが飾られています。
調べてみるともう10年近く行われている様子で、
毎年地元の商工会が飾りつけを行っているそうです。



■モデル車両: JR東日本 キハE120形気動車
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E120形気動車は運用していたキハ58系およびキハ52形気動車の老朽化による
車両入れ替えを目的としてJR東日本新潟支社が新製導入をした車両で、
2008年(平成20年)11月1日に羽越本線、磐越西線、信越本線、米坂線で営業運転を開始しました。

車体には軽量ステンレスが用いられており、帯色のカラーリングには
福島・新潟・山形の3県境にまたがる飯豊連峰のブナ林をイメージしたオレンジ(    
米坂線の新潟・山形県境付近の荒川渓谷のナナカマドをイメージした赤(    が配色されていました。
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キハE120形をモチーフとした駅メモのでんこの新鶴まふゆの誕生日が11月1日に設定されていますが、
これはキハE120形が新潟支社で営業運転を開始した日が元と考えて良いでしょう。


新潟地区で運用されていたE120形ですが、2018年(平成30年)に新潟駅の高架化がされると
駅構内の列車自動停止装置(ATS)にATS-Pが採用設置された為、
ATS-Pの車載器を搭載していないE120形は新潟駅高架ホームに先頭車では入線できなくなりました
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【上写真:GV-E400系電気式気動車】
新潟支社管内の他の線区でもATS-Pの設置が進んだ結果
両端にキハ110系を連結した編成の中間車両として使われるなど
非常に使い勝手の悪い状況となり、また入れ替えの為に
GV-E400系電気式気動車が普及するなどしており
キハE120形の転属が噂される状況となっていました。
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そして2019年(令和元年)11月から2020年(令和2年)3月にかけて
新津運輸区所属のキハE120形の全8両が郡山総合車両センターへと回送。
只見線への転属となり、2020年3月14日のダイヤ改正で只見線での営業運転を開始しています。
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転属に際して車体のカラーリングに変更が成されており、
「只見川と残雪、冬の厳しさに負けじと萌える新緑の山々」というコンセプトで
上段が「冬の只見線」の白(    、中段には「新緑の森」をイメージした濃緑(    
下段には「只見川」のイメージの緑(    となっています。
新鶴まふゆの衣装のカラーリングを見ると只見線カラーが反映されているのがよく分かります。



こちらはキハE120形が新鶴駅へと入線する様子です。
それでは以下で車両について見てみたいと思います。

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こちらがキハE120形の車両の外観となります。
JR東日本に現在8両しか無い車両であり、全車両が只見線に所属しています。

片側に乗降扉が2ヵ所であり両車端部近くに設けられています。
運転台が車両の両端にある両運転台車であり、一両で運行が可能名単行車両となっています。
只見線での運用では主に2両または3両編成で運行されています。
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運転台の上にはご覧のアンテナが装備されています。
これはNTTdocomoの衛星電話であるワイドスターのアンテナで
只見線では一部区間で列車無線が通じない事から装備されています。
ですのでキハE120系でも只見線転用に際してアンテナが設置がされたものです。
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また新鶴まふゆのジャケットのボタンを見ると
キハE120形の前照灯と同じ形である事が分かります。
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乗降扉はユニバーサルデザインということで
内側も外側も注意を喚起する黄色に塗られています。
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車内の様子です。
こちらは会津若松方の車端部の様子です。
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只見線では複数車両が連結して編成する場合でも
トイレのある側が会津川口方になるように編成されている様子です。
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ゴミ箱の横にあるでっぱりは排気管のパイプスペースでしょうか。
反対側には5人掛けのロングシートが設置されています。
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中央部には片側に2人組みボックスシート、反対側には4人組みのボックスシートが
それぞれ5組づつ配置されています。
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会津川口方の車端部の様子です。
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こちら側にはご覧の車椅子対応トイレが設置されており、
反対側には車椅子やベビーカーが置けるフリースペースがあります。
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そして会津川口方の2人掛けロングシートと2人組みボックスシート1組みは
優先座席となっており座席モケットも色が濃くなっています。
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会津川口方から見た車内の様子です。
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パイプスペースの下には業務用と書かれたコンセントがありました。
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客室座席部の窓には紫外線カットと熱線吸収の機能を備えた
IR(赤外線)カットガラスが採用されています。
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また天井には車内を写す防犯カメラも設置されていました。
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連結部側で見た運転台付近の様子です。
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こちらは運転台の車掌側のスペース。


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只見線では期間限定でおもてなし企画が行われており、
会津柳津駅━会津川口駅間において土日祝日の日中の列車で
普通列車でありながら車内インフォメーションの放送や
ビューポイントでの徐行運転などを行っています。

地域コーディネーターが同乗して観光ポイントの開設を行っており、
ご覧のワゴンで地元特産品の車内販売も行っていました。
2019年度につづき2020年度も2月末まで行われていますが、
来年度も継続されるかは分かりませんので
是非とも期間内に乗車されてみることをお勧めします。

【写真撮影:2020年12月】