仙山線01
さて。続いては仙山線です。

仙台駅から羽前千歳駅までを路線区間としているJRの路線で、
全ての区間を仙台市と山形市という県庁所在地のみを走っています。



仙山線03
仙台駅の7・8番線ホームに向かうとご覧の通り仙山線の表示が。
仙山線02
こちらが仙山線ホームとなります。



仙山線04
東照宮駅
この駅は駅から出る道が無く、
構内から外に出るには目の前の公園を通るしか無いという駅です。



仙山線05
北仙台駅
仙台市営地下鉄南北線との交点にある乗換駅です。



仙山線06
北山駅



仙山線07
東北福祉大前駅
この駅は名前の通り東北福祉大学のキャンパスの目の前にあり、
大学側が建設費を全額負担してできた請願駅だそうです。



仙山線08
国見駅



仙山線09
葛岡駅



仙山線10
陸前落合駅



仙山線11
そして愛子駅です。
仙山線12
仙台駅からの仙山線の列車の多くはこの愛子駅止まりの運行となっていて、
東側は近郊都市路線、西側は地方ローカル線の趣きとなる境界となる駅です。
近隣の駅が無人駅や業務委託駅が多い中、この愛子駅は駅長の居る直営駅で
周囲の駅の管理も行っています。
仙山線13
駅前にある案内板。



仙山線14
陸前白沢駅



仙山線15
熊ヶ根駅



仙山線16
次は作並駅です。
仙山線17
こちらが駅の外観。
仙山線18
ホーム側から見た駅舎がこちら。
仙山線19
仙山線は日本初の交流電化路線であり、
駅ホームにはご覧の記念碑があります。
仙山線20
日中のみ係員が居る簡易委託駅ですがホームは3線あり、
仙台寄り側に構内踏切があります。
その先には、かつてあった旧作並機関区の機関庫が残っていて。
仙山線21
機関庫の前には転車台の遺構も残っています。
なんでも土木学会選奨土木遺産に認定されているそうで。




仙山線22
奥新川駅
宮城県内で最も西にある駅だそうです。
仙山線30
こちらはau 4G LTEでのサービスエリアマップですが、
ご覧の通り奥新川駅は電波が圏外となっています。
当然ながらGPSの位置情報は取れません。
ですのでレーダーでの取得が必要な駅となります。
…まあDocomoなら東北の駅は基地局があるので入るのですが。



仙山線23
そして県境をまたぎ山形県に入って最初の駅が
こちらの面白山高原駅です。
この駅の仙台側はトンネルになっていて電波が入りませんので注意が必要です。

面白山高原国定公園の入口で登山客などが訪れる駅となります。
また、この駅に隣接してスノーパーク面白山といスキー場がありますが
スキー場へと通じる道路がシーズン中は積雪通行止めになる為、
「鉄道でしか行けないスキー場」として逆に有名だそうです。
仙山線32
こちらは電波エリアの図ですが、
冬季は道路が通行止めになる区域の割には
電波は駅周辺は良好に入ります。
ただ繰り返しますが仙台側はトンネルですので
駅より山形側でないと電波は取れませんので注意をして下さい。



仙山線24
次は山寺駅
立石寺の最寄り駅であることが由来となっています。
仙山線25
線路脇に見えるこのお寺のような建物は実は山寺駅の駅舎です。



仙山線26
高瀬駅



仙山線27
楯山駅



仙山線28
羽前千歳駅
仙台駅より営業キロ58.0kmのこの駅は、
路線としては仙山線の終着駅となります。
しかし仙山線の列車は全て奥羽本線の山形駅まで運行していますので
この駅が終点となる列車はありません。

奥羽本線が新幹線乗り入れで標準軌となった為、
この羽前千歳駅━山形駅間は
左沢線と仙山線用の狭軌の線路が並行して敷かれています。



仙山線29
北山形駅山形駅です。
こちらは奥羽本線扱いの駅ですので
厳密には仙山線ではありませんが、仙山線の列車が全て乗り入れていますので
参考までに。




仙山線31
仙山線の電波状況ですが、
繰り返しますがauでは奥新川駅が圏外である以外は概ね良好です。
普通にGPSで駅が取れると思いますので
安心して攻略をして下さって結構です。

列車の本数ですが、仙台━愛子間は仙台近郊区間という事もあって
20~30分に1本のペースで列車が運行しています。
ですが愛子以東の山形側は一時間に1本の間隔で列車本数がガタっと減ります。
山形側で接続する奥羽本線も鈍行の本数は非常に少ないですので
時間によっては長時間の乗り換え待ちが発生することでしょう。



関東の私には、実際に乗るまでは正直馴染みの無い路線でしたが、
実際に乗車して、後日各駅を調べると結構エピソードの多いおもしろい路線でした。
改めてゆっくり沿線を散策してみたいと思った路線でした。


では。