七尾線00
つぎはJR七尾線です。

石川県の津幡駅から和倉温泉駅までの間の59.5kmを走る路線です。
旧国鉄時代には金沢駅と輪島駅をつなぎ石川県を南北に縦貫する路線でしたが
第三セクター転換や路線の廃止などで現在はこの区間となっています。

七尾駅などは1898年(明治31年)の開業だそうで
路線としては結構古い初期からある路線となります。



この七尾線、南側の路線の起点は津幡駅となっていますが
全ての列車がIRいしかわ鉄道の路線を通って金沢駅まで運行しています。
七尾線34
ですので実際の列車運行上は、起点の津幡駅は通過駅の様相となっています。

尚、青春18きっぷ使用の場合は金沢駅と津幡駅のみ下車が可能となっています。
第三セクター転換によってJR七尾線が孤立した為の特例が設けられており、
東金沢駅と森本駅についてははIRいしかわ鉄道に乗車しての通過ができますので
追加の料金は必要ありません。
実際に私も一度、この区間で車内検札を受けましたが大丈夫でした。



七尾線01
そしてこちらは津幡駅
現在の七尾線の起点駅となる駅です。
島式ホーム2面4線を持つ駅で、七尾線は一番駅舎寄りの4番線使用となります。

元々はJR北陸本線の駅でしたが、
新幹線開業で2015年には金沢駅━直江津駅が第三セクターへと転換され
津幡駅も所属を七尾線へと変更しています。
このため七尾線は他のJR路線と連絡をしていない孤立路線となりました。
元々七尾線はこの津幡駅が起点でしたが、
なぜかゼロキロポストをこの駅で探しても見当たりません。
七尾線02
こちらが駅の外観。
七尾線03
そしてこちらが改札口ですが。
七尾線04
改札を入ってすぐ左手には
木曽義仲が倶利伽羅峠の戦いで使ったとされる火牛の像がありました。



旧北陸本線区間であるIR石川鉄道は交流電化で、
七尾線は直流電化となっているのでこの津幡駅━中津幡駅間には
デッドセクション(無電区間)が設けられています。


七尾線05
中津幡駅
ご覧の通りの1面1線のホームの棒線駅で
駅舎には自動券売機と改札用の監視カメラがあるのみの無人駅です。
利用の多い学生はこのカメラに定期券をかざして改札をするそうです。



七尾線06
本津幡駅
2面2線の相対式ホームの駅です。
跨線橋があり、また簡易委託駅で駅務を行う人員も配置され
津幡町の市街地からも近い駅ですが
住民の多くは車かIR石川鉄道も停車する津幡駅を使う傾向の為
乗降客数は近隣の無人駅とさほどかわりはありません。



七尾線07
野瀬駅
1面1線の棒線無人駅で周囲は住宅街といった風情です。



七尾線08
宇野気駅
相対式2面2線のホームを持つ列車交換の可能な駅です。
かほく市の代表駅で駅舎にはみどりの窓口までが設置されている有人駅です。



七尾線09
横山駅
相対式2面2線の駅で無人駅ですが2010年に立て替えた駅舎があります。



七尾線10
高松駅
単式ホーム1線と島式ホーム1面2線の合計3線のホームのある駅です。
駅務を委託された人員が配置されていますが自動券売機は無いそうです。



七尾線11
免田駅
無人駅ですが七尾線では唯一の島式ホームの駅で、
跨線橋を渡った階段下がそのまま駅舎になっているという駅です。



七尾線12
宝達駅
旧押水町の中心部にある相対式2面2線のホームの駅で
両方のホームに駅舎があります。
平屋建ての駅舎の方が旧来の駅舎で出札窓口はこちらの駅舎にのみあります。



七尾線13
敷浪駅
相対式2面2線の駅で現在は無人駅となっています。



七尾線14
南羽咋駅
駅舎は無く待合室のみがある1面1線の棒線無人駅です。



七尾線15
羽咋駅
JRの直営駅でみどりの窓口も設置されている七尾線の中核駅です。
単式1面1線、島式1面2線の計3線のホームがあり跨線橋でつながれています。



七尾線16
千路駅
1面1線の棒線無人駅です。



七尾線17
金丸駅
相対式2面2線の駅ですが無人駅で
跨線橋が駅舎から直接出る構造となっています


七尾線18
能登部駅
相対式2面2線ホームの駅で簡易委託駅なので駅務員が居る駅です。



七尾線19
良川駅
こちらも相対式2面2線の駅で簡易委託駅となっています。



七尾線20
能登二宮駅
単式ホーム1面1線のみの棒線無人駅です。
駅舎は1993年に「夢おりもの展示館」という特産品展示場との合築で建てられた為
ご覧の通り無人駅にもかかわらずホームにショーウィンドウがあったりします。



七尾線21
徳田駅
2面2線の相対式ホームを持つ駅です。
近隣の学校への通学利用の多い駅なので朝夕は学生が多く乗車する駅でもあります。



七尾線22
七尾駅です。
能登地方の中核駅であり実質的な七尾線の終点駅でもあります。
(正式な七尾線の終点は隣の和倉温泉駅)
JRの駅としては単式1面1線と島式1面2線の計3線のホームがあり、
また乗り入れているのと鉄道が別に切り欠き式1面1線のホームを使用しています。

1991年に七尾線が電化された事を契機にこの七尾駅を境として運転系統を分離。
七尾線の普通列車はこの駅を終点として、金沢方面はJRが、
この駅より北はのと鉄道に第三セクター転換がされました。
のと鉄道の起点はこの七尾駅となっています。
七尾線23
こちらは駅舎の外観と改札ロビーの様子です。
左がJRの改札、右手はのと鉄道のホームへの入口です。
七尾線24
跨線橋から望んだ七尾駅。こちらは金沢方面側です。
七尾線25
こちらは和倉温泉・穴水方面。
右が駅舎と1番線ホームです。




七尾線26
そして和倉温泉駅となります。
この駅がJR七尾線の正式な終点となります。
JRの駅ではありますが、普通列車は隣の七尾駅までの運行でこの駅までは来ません。
特急などの優等列車のみがこの和倉温泉駅まで運行しています。

この駅に停車する普通列車はのと鉄道の列車のみです。
ですので金沢方面へ普通列車で向かうには、
隣の七尾駅で乗り換えが必要となります。

ちなみに青春18きっぷ使用の場合ですが、
和倉温泉駅はJRの駅でもありますので
七尾駅━和倉温泉駅をのと鉄道の普通列車に乗ってきて
和倉温泉駅での下車が可能
です。
そもそも普通列車では和倉温泉駅にはのと鉄道の車両でしか行けませんが
JRとのと鉄道の共用区間なので大丈夫です。
七尾線28
こちらが駅舎の外観。
駅前には食堂と喫茶店くらいしか見当たりませんでした。

この和倉温泉駅ですが、列車が接近する事を知らせる、
いわゆる「列車接近メロディ」に和倉音頭が使用されています。
(上の動画をクリックすると試聴できます)

七尾線29
駅舎の入口脇には、毎年5月に七尾市で行われる
青柏祭の曳山の車輪が展示されていました。
七尾線27
駅構内2番線ホームに設置されていた七尾線電化記念の石碑です。
1991年に旧国鉄七尾線のうち、この和倉温泉駅より南が電化され
ここより北は非電化区間として残りました。
七尾線30
同じく2番線の植え込みには1/2キロのポストが。
距離から言うと隣の七尾駅起点ののと鉄道のキロポストだと思うのですが
駅から500mあたりを探してもゼロキロポストは私は見つけられませんでした。
七尾線31
跨線橋から北方の穴水方面。
七尾線32
同じく金沢方面の光景です。




七尾線33
こちらがau 4G LTEによる電波サービスエリアのマップです。
南の津幡駅から北の和倉温泉駅までの59.5kmの全線が電波圏内となっています。
その多くが日本海沿岸部を走る七尾線にはトンネルはほぼ無いので
基本的に全線でGPSの電波送受信ができると思って良いでしょう。


ダイヤ的にはおおよそ1時間に1本程度の列車が運行されていますので
事前に計画をきちんと立てればさほど乗り換えに困る事は無いと思います。
所要時間は津幡駅━七尾駅間でおよそ1時間20分程度かかり、
実際に乗車する金沢駅━七尾駅間はだいたい片道1時間半程度だと思って良いでしょう。
七尾駅━和倉温泉駅間は5分ですが、
普通列車で金沢方面からの場合は乗り換え時間がありますので
金沢━和倉温泉間で2時間少々掛かると思います。
特急を使った場合は金沢駅━和倉温泉駅でほぼ1時間ちょうどです。

ちなみに七尾駅起点の第三セクターののと鉄道で終点の穴水駅まで行くと
およそ40分程度の所要時間となります。
七尾線とのと鉄道がセットで盲腸線となっていますので、
普通列車で金沢駅から穴水駅まで行って帰ってくるとほぼ半日が必要でしょう。


七尾線35
こちらは七尾線の和倉温泉駅周辺のボロノイ図です。
和倉温泉駅からレーダーを飛ばした場合、
のと鉄道の終点の穴水駅までは射程12でレーダーが届きます
ですので和倉温泉駅まで行けばのと鉄道は全線レーダーで取得は可能でしょう。

ちなみに七尾駅から穴水駅は射程14なら届きます。
三条なつめのスキルを使用すれば七尾駅からのと鉄道全線を取る事も可能です。

…まあ、せっかく七尾駅まで行くのであれば
その先ののと鉄道を眼前でスルーするのはもったいないと
個人的には思うのですが、そこは個々の自由ですので。



以上でJR七尾線を終わります。
基本的には取りやすい路線で難しくはありませんので
単純にスケジュールと乗り換え、そして予算との相談となると思います。
あとは個々の状況に合わせて楽しんで下さい。


では。