万葉線33
さて、万葉線の続きです。


その1(高岡駅停留場━六渡寺駅「高岡軌道線」)はこちら



万葉線の高岡駅停留所━六渡寺駅間(高岡軌道線)は
軌道法に拠る路面電車ですが、
この六渡寺駅から越ノ潟駅までの区間の新湊港線は
法律上は鉄道事業法に基づく鉄道となります。



万葉線34
六渡寺駅です。
高岡軌道線を走ってきた万葉線の車両は
この駅を境に道路の併用線ではなく、
鉄道のみの専用線である新湊港線を走ることとなります。



万葉線35
駅を出てすぐに庄川の橋梁を渡る万葉線の列車。

万葉線36
川を渡りきるとすぐに庄川口駅に到着です。
相対式2面1線の駅です。



万葉線37
射水市新湊庁舎前駅
2面1線のホームを持ち線路を挟み込んでいます。
元は「新湊市役所前」という名前の駅で旧新湊市役所の前にあり
周辺には旧新湊市の官公庁が集まっている地域です。



万葉線38
新町口駅
駅の周りは家が立ち並ぶ感じの光景ですが、
すぐそばを国道415号が通り、新湊の湊に向かって
魚介類の飲食店などが立ち並ぶ歓楽街の区域です。



万葉線39
中新湊駅
島式ホーム1面2線の駅です。
旧新湊市の中心市街に近く、かつての新湊市の代表駅だったそうです。
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かつては二階建ての駅舎があって駅員が常駐しており、
駅の二階には地区公民館が入っていたそうですが
現在は跡地に、富山を本拠とするアパグループのマンションが建っています。
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駅ホームに掲示されている大伴家持の和歌。



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東新湊駅
相対式2面1線の無人駅です。
かつてはこの駅から貨物の引込み線が出ていたそうです。



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海王丸駅
2面1線の無人駅です。
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駅のすぐ西側にある踏切。
右手を進むと200mほどで海に辿りつきます。

この駅は海王丸パークの最寄り駅となっています。
駅の名前の由来にもなっている「海王丸」とは
大型練習帆船の名前であり、日本の数多くの海の男を育てた船の事です。
初代の海王丸が引退するにあたり、
保存をする為に作られたのが海王丸パークとなります。


元々この海王丸駅は1932年(昭和7年)に
越中鉄道の越ノ潟口駅として開業した駅です。
1990年に現在の位置に駅が移設されていますが、
それまではおよそ100m程度東の越ノ潟駅駅側にありました。
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旧越ノ潟口駅のホーム跡は現在でもご覧の通り
万葉線の線路脇に残っています。


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専用線の線路を走る万葉線の列車。
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列車が進むにつれて、富山新港に架かる日本海側最大の橋梁である
新湊大橋が見えてきます。


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そして終点の越ノ潟駅です。
かつてはこの駅から先に線路が延びていた時代があったそうですが、
富山地鉄時代の1966年に富山新港の開削によって
この越ノ潟駅から先が廃止されて終着駅となりました。
万葉線49
そして港の開削によって海となった区間の鉄道の代替として
新たに1967年に設けられたのがご覧の富山県営渡船で、
越ノ潟側は万葉線の駅の目の前に乗り場があります。
万葉線50
こちらがその渡し舟で、フェリーとなっていて
自転車や原付まで乗船が可能です。
料金は無料で、日中でも30分に1便は運行をしています。

ちなみにこの万葉線の終着である越ノ潟駅から、
富山ライトレールの終着駅である岩瀬浜駅までを
射水市コミュニティバス「海王丸パーク・ライトレール接続線」が繋いでいますので
盲腸線の終着駅同士をバスでワープすることが可能です。
参考
射水市コミュニティバス
http://www.city.imizu.toyama.jp/combus/index.html

このバス路線では越ノ潟駅最寄りの「新湊大橋西桟橋口」バス停、
もしくは富山県営渡船で富山新港を渡った反対側の「新港東口」バス停から
乗車が可能となっているのですが、運行本数が一日5本なのと
土日のみの運行となっているので注意が必要
です。

では平日の場合はどうするのか。
越ノ潟からフェリーで渡った新港東口から富山地鉄バスが出ていて
富山駅へと乗って行ける様ですが、
こちらも一日8本程度の本数ですので注意が必要です。


ただ、ショートカット自体がはたして
攻略の時間的に効率が良いのかというとかなり微妙だと思います。

万葉線自体は、高岡駅停留場━越ノ潟駅間で所要時間49分です。
列車自体は15分間隔で運行されていますのでいつでも乗れる感覚でしょう。
万葉線を往復して高岡駅発着で戻るには
だいたい2時間掛かると見れば間違いありません


そして高岡駅━富山駅はあいの風とやま鉄道でおよそ15分で到着します。
運賃、労力、時間を考えた場合、越ノ潟駅━富山駅のショートカットは
はたしてメリットがあるのかは疑問です。
万葉線から富山ライトレールへと盲腸線同士をショートカットする場合は
メリットを感じなくもないですが個々の状況次第かと私は思います。




万葉線51
こちらは万葉線の新湊港線の区間の
au 4G LTEによる電波サービスエリアマップです。
ご覧の通り全線が電波圏内となっています。
トンネルもありませんのでどこからでもアクセスが可能です。



そしてレーダーを使う方の場合。
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こちらはあいの風とやま鉄道の小杉駅からの
レーダーを飛ばした際のマップです。
万葉線に関して言えば、能町停留場から北の区間は終点の越ノ潟駅まで
だいたい届くのが分かると思います。
六渡寺駅、中伏木停留場の二つがレーダー範囲外で、
吉久停留場は射程14となっていますが。

ただ六渡寺駅以南の万葉線はJR氷見線がほぼ並走して走っていますので
氷見線からレーダー併用で取れば簡単に取れてしまいます。
万葉線53
ちなみに氷見線からレーダーを飛ばした場合、
一番届く伏木駅からでも万葉線は新町口駅までしか届きません。
中新湊駅━越ノ潟駅までの4駅はあいの風富山鉄道からでないと届きませんので
やはり近隣2路線の併用が必要でしょう。
結論から言うと万葉線は他社鉄道からのレーダーでコンプ可能という事です。


まあ、私はわざわざ北陸まで行って万葉線を素通りして帰るのは嫌なので
ゆっくり乗車しますが、時間的にタイトな方には一つの手段だと思います。



とりあえず私は路線の情報を提供するのみですので
後は各自でご参照の上攻略をして下さい。


では。