千葉県

東武野田線01
お次は東武野田線です。
現在東武鉄道ではこの野田線は、
駅などの案内表示は「東武アーバンパークライン」で統一されています。

首都圏には山手線、そしてその外を
武蔵野線━南武線━横浜線と外郭環状に路線がありますが、
この東武野田線は武蔵野線のさらに外郭を横断する様に走る路線です。




東武野田線24
こちらが埼玉県側の起点である大宮駅です。
JRでは新幹線なども止まる埼玉の一大ターミナル駅ですね。
東武野田線25
東武の大宮駅とJRの大宮駅は並んで作られており、
ご覧の通り東武野田線のホームから、隣の京浜東北線が見えます。
東武野田線26
大宮駅に停車する列車。
東武野田線27
駅の構造上、西の端からしかJRの駅と連絡していないので、
ご覧の通りの広い改札ですが、それでもラッシュ時には大混雑をします。



東武野田線30
北大宮駅



東武野田線31
大宮公園駅
名前の通り県営大宮公園の最寄駅で、
大宮公園サッカー場、大宮公園野球場、大宮競輪場などがあります。



東武野田線32
大和田駅



東武野田線33
七里駅



東武野田線34
岩槻駅
岩槻はさいたま市に編入され岩槻区となった街ですが、
「人形のまち」として岩槻人形で知られ、駅周辺にも多くの人形店があります。



東武野田線35
東岩槻駅



東武野田線36
豊春駅
東武野田線37



東武野田線02
春日部駅です。
東武伊勢崎線(東武スカイツリーライン)と交わる接続駅です。



東武野田線03
南桜井駅


東武野田線04
川間駅


東武野田線21
愛宕駅



東武野田線05
野田市駅
野田線は元々は、野田醤油醸造組合が元となって
醤油を運ぶ為の鉄道として誕生した路線
です。
そして現在のキッコーマンの本社や工場に囲まれた、
その中心にあるのがこの野田市駅です。



東武野田線20
運河駅
近くの利根運河が由来の駅名らしいです。
近くに東京理科大がある割には、駅前にはコンビニくらいで何もありません。


東武野田線19
初石駅


東武野田線29
流山おおたかの森駅です。
元々ここには野田線の駅はありませんでしたが、
つくばエクスプレス線の開業に伴なって、
乗り換え連絡駅として2005年に開設されました。


東武野田線18
豊四季駅



そして柏駅
東武野田線09
この駅は大宮駅━柏駅間と、柏駅━船橋駅間の二つの区間が
スイッチバックで繋がる要の駅です。
東武野田線06
こちらが大宮方面の列車の止まるホーム。
東武野田線07
真ん中を挟んで。
東武野田線08
こちらが船橋方面の列車の止まるホーム。
なんでも元々は別会社の別路線であり柏駅で接続していたのが、
野田線として一つの路線にまとまった事がスイッチバックになった理由のようです。



東武野田線17
逆井駅


東武野田線16
高柳駅


東武野田線15
六実駅



東武野田線13
こちらは新鎌ヶ谷駅
東武野田線14
新京成線、北総公団線と接続をしている駅です。



東武野田線12
こちらが終点の船橋駅です。
東武野田線10
船橋駅の端。
東武野田線11
柏駅方面へと戻る列車です。




実際に東武野田線に乗ってみると分かるのですが、
各駅での停車時間が一駅一駅かなり長いです。
そして大抵、反対側の列車が駅ですれ違って行くのが車窓から見えます。

これは春日部駅より千葉県側に、
現在でもまだ単線の区間が点々と残っているのが原因で、
旅客量に対応する為に列車を可能な限り増発した結果、
ラッシュ時間などは毎駅で列車交換のようにすれ違いをしないと
ダイヤが対応できない為だと思われます。


東武野田線28
電波状況については、首都圏郊外の路線ですから
全線が携帯の電波エリア対応区間となっており、
また東武鉄道にはほとんどトンネル区間はありませんので、
この野田線にもトンネルは皆無ですから電波状況は申し分がありません。


大宮駅━柏駅間でおよそ所要時間は70分、
柏駅━船橋駅間で30分で、全線ではおよそ二時間弱の時間が掛かります。
時間さえ問題が無ければ攻略はやさしい路線だと思いますし、
柏駅や春日部駅などで分けて攻略するのも一つの手だと思います。



では。

東金線00
次は東金線です。


東金線01
こちらは東金線の起点となる成東駅です。

東金線02
成東駅のホームを見ると、
総武本線の1番線ホームの端のほうに0番線という表示が見えます。
東金線03
総武本線の反対側にある線路の終着点。
こちらが今回の東金線の一番端となります。
東金線04
ホーム端から見える線路の、左が総武本線で、
分岐した右側が、大網駅方面へと向かう東金線の線路となります。
東金線05

東金線06
反対側には停車中の総武本線の列車が。




東金線07
こちらが終点の大網駅

外房線と接続をしており、千葉駅発成東行きの列車が
直通で「総武・東金線」として運行していたり、
一部の列車が京葉線直通で東京駅まで走っていたりもします。

東金線08
東金線の終端。
東金線11
大網駅に停車中の東金線です。
東金線09
ホームからは大網駅の入口と駅前が一望できます。



東金線10
ご覧の通り、au 4G LTEでの電波エリアは全線をカバーしています。
駅の奪取は特に問題は無いでしょう。


短い路線ですし、千葉駅からもさほど遠い路線では無いので、
辿り着くまではさほどの困難はありません。
ですから、できれば総武本線や外房線の制覇のついでに攻略をしたい所ですが、
東金線での乗り換え接続で本数の関係から
1時間待ちなどのケースもあります
ので
路線制覇には多少の計画が必要だと思います。



では。

鹿島線02
はい。次は鹿島線です。

千葉県の北東部の路線で、成田線から分岐して鹿島神宮駅方面へと向かい、
鹿島臨海鉄道と接続をしているJRの路線です。



鹿島線06
こちらが鹿島線の普通列車の起点発着駅である佐原駅です。
運行している鹿島線の旅客列車はこの佐原駅までを「鹿島線」として走っています。
ですが実際はこの佐原駅は成田線の駅であり、鹿島線は隣の香取駅からとなります。




鹿島線09
こちらが鹿島線の起点駅となる香取駅
路線としてはこの香取駅が起点となります。
鹿島線10
こちらが香取駅ホームにある鹿島線の0キロポスト。
鹿島線07
この駅は成田線の駅でもありますので高架駅ではなく地上駅となっています。
香取神宮の最寄駅でもあり、駅舎もご覧の通り神宮をイメージした作りとなっていますが、
実際にはこの駅は無人駅であり、駅員も改札も無く簡易Suicaの機械があるだけです。
駅にはトイレと自動販売機一台しかなく、駅から離れないと何もありません。
鹿島線自体も隣の佐原駅まで走っていますが、
合流する成田線も佐原以東は本数が少ないので
乗り換えでこの駅で降りてしまうと列車がなかなか来ないので注意が必要です。
私はこの駅ではいつも30分~1時間は待っているイメージがあります。



鹿島線11
香取駅を出て進むと利根川の鉄橋を渡ります。
下流のこのあたりに来ると利根川の川幅はかなり広くなっています。
鹿島線12
水郷地帯を走る鹿島線。
鹿島線13
続けて旧利根川である湖の与田浦を渡ります。


鹿島線14
するとまもなく次の駅である十二橋駅に到着です。
鹿島線15
ご覧の通り高架線の途中に設けられた駅で。
鹿島線16
無人駅で駅舎は無く、ご覧のホーム上の待合室が駅施設としてあるのみの駅です。
鹿島線17
駅前には佐原消防署十六島出張所と。
鹿島線18
駅前広場というか駐車場に併設されたトイレ、そして公衆電話。
鹿島線19
明らかに現在は営業をしていないラーメン屋。
鹿島線20
後は田んぼしかありません。

一部には「秘境駅」として分類されるこの駅
同じく貨物線として作られた埼玉の武蔵野線には
かつてこの十二橋駅のような周囲に何も無い駅がいくつもありましたが、
武蔵野線の駅周辺はみな開発されてしまいました。
鹿島線21
しかしこの十二橋駅に関しては
ご覧の通りこのあたりが国定公園として開発が制限されている様子であり、
であるが故にこの駅は開業当時からの姿を残した駅となっている様子でした。



鹿島線22
そして霞ヶ浦から流れ出る常陸利根川を渡ると。


鹿島線23
潮来駅です。
この駅は周辺に建物があり、日中は駅員が居ます。



鹿島線24
次の延方駅。この駅は無人駅です。
ホームの階段二つのうちの一つが封鎖されていました。



鹿島線43
延方駅を出ると北浦を通過します。



鹿島線25
そしてこちらが旅客列車の終着駅である鹿島神宮駅です。
本来はこの先にまだ鹿島線のJRの路線は続くのですが、
臨時駅で通常は営業をしていないので、
実質的にこの鹿島神宮駅が旅客列車の起点となっています。
鹿島線03
名前の通り、鹿島神宮の最寄り駅であり、徒歩10分弱程度です。
鹿島線04
駅から2、3分歩くとご覧の通り、
剣豪塚原卜伝の像があったりします。
鹿島線05
こちらは鹿島神宮駅から、佐原駅方向の光景です。
鹿島線はそのほとんどが高架路線となっています。




さて。鹿島線のJRの列車はこの鹿島神宮駅までで終点ですが、
路線としての鹿島線はここからさらに3.2km北に伸びています。
鹿島線26
こちらは鹿島神宮駅に停車する鹿島臨海鉄道の列車。
鹿島線28
鹿島神宮駅の改札前には時期によってこのような掲示がされます。
鹿島線27
この鹿島線には、JRの路線であり駅でありながら
鹿島臨海鉄道に乗らないと行けない駅がある
のです。
ですのでこれから乗車して向かいたいと思います。
鹿島線30
鹿島神宮駅を出発する鹿島臨海鉄道。
鹿島線29
列車に乗って進むと跨線橋が見えてきます。
通常は列車が通過してしまう場所ですが、今日は列車が停まります。
鹿島線31
こちらが鹿島サッカースタジアム駅です。
駅名標を見てもJRの駅であることが分かると思いますし、
実際にJRと鹿島臨海鉄道の境界駅で運賃もこの駅を起点に算定します。

ですが実際にはJRの旅客列車は一切この駅には停まりません
目の前にある県立サッカースタジアムで主に鹿島アントラーズの試合がある日のみ、
鹿島臨海鉄道の列車がこの駅に臨時停車をするという臨時駅なのです。
鹿島線32
列車を降りて跨線橋の方向へと進むと。
鹿島線33
階段の前にパイプ椅子と長机で臨時の駅務を行う駅員が居て、
その奥に臨時の改札が設けられていました。
実際に改札業務を行っているのは鹿島臨海鉄道の職員でJR職員ではありません。
鹿島線34
改札を通り階段を昇ると。
鹿島線35
駅の入口できっぷの販売業務を行っている駅員が立っていました。
鹿島線36
ちなみにこちらが鹿島サッカースタジアム駅で買った切符。
要は車掌が車内で精算をする携帯端末で発券されたものです。
鹿島線37
入口の前の跨線橋の上からは県立サッカースタジアムがご覧の通り。
鹿島線38
スタジアムへの道です。
鹿島線39
道を渡るともうサッカースタジアムの敷地内で、
チケットが無いと入れません。
この駅周辺にはスタジアム以外には何もありませんので
サッカーを見ない人間が降りてもほぼする事は有りません(笑)
鹿島線40
跨線橋から見た駅南方の光景です。
JR鹿島線、鹿島臨海鉄道大洗線、そして鹿島臨海鉄道臨港線という
3路線が交差する一大ターミナルの光景なのですが…単なる線路だけです。
鹿島線41
駅の横には鹿島臨海鉄道の職員の詰所と、
JRの駅長事務室なるものがありました。
鹿島線42
こちらが上から見た鹿島サッカースタジアム駅の全景です。




鹿島線08
この鹿島線、電波に関してはご覧の通り全線がエリア圏内ですので
問題なく駅の奪取ができると思います。

路線も高架線で列車も新型の車両が走っていますが、
基本的に鹿島線は単線であり旅客列車の本数はさほど多くはありません。
また千葉北東部は列車の本数が県央部に比べて少ないので
鹿島線との乗り換えには思わぬ時間を取られることがままあります。
ですから例えば関東地方からの出発ですら
鹿島線を実際に乗りに行くと一日仕事になってしまいます
なので短い路線ではありますが、できれば折り返しではなく
片道の通過で制覇したいところでしょう。



では。

東京メトロ東西線01
さて。お次は東京メトロ東西線です。



営団地下鉄の路線である東西線。
純粋な東西線の区間は東京の中野駅から、千葉の西船橋駅までですが、
東京側ではJR総武線と相互乗り入れで三鷹まで、
また千葉側でもJR総武線と相互乗り入れで津田沼駅までの
直通運転を行っているという路線です。



東京メトロ東西線02
こちらが東京側の起点である中野駅
中央総武線22
ご覧の通り、JRの駅をそのまま使用する形となっていて、
同じホームで、JRの総武線と東京メトロ東西線の列車が発着を行っています。




中野駅を出てすぐに、東西線は地下区間へと入ります。

東京メトロ東西線14
中野駅の隣の落合駅
実はこの駅が、東西線で唯一GPSで駅構内や列車内から奪取ができない駅となります。
東京メトロ東西線04
地図でGPSの状態をチェックするとご覧の場所でGPSが働く事もありますが、
基本的には中野駅のまま電波は動きません。
これは次の高田馬場駅に着くまでずっとそうです。

ですのでこの落合駅を奪取するには、
列車の車内からでしたら中野駅か高田馬場駅からのレーダーが必須となります。
東京メトロ東西線15 東京メトロ東西線16
またはご覧の通り、地上出口まで出れば
きちんと落合駅の位置情報を取得する事は可能です。
東京メトロ東西線20
そしてご覧の通り、落合駅とJR東中野駅は10分弱の距離ですので
いっそのこと歩いて乗り換えるついでという方法もあることを書いておきます。




東京メトロ東西線17 東京メトロ東西線19
高田馬場駅
東京メトロ東西線18
高田馬場駅はJR山手線の駅でもあるだけに、
駅構内でGPSの電波も受信ができる状態です。



さて、後は営団の地下鉄ですので、
当然車窓からは地下トンネル内しか見えません。

ですので、地下鉄区間に関しては、
各駅のGPS電波の受信状況を、参考となる様にご紹介したいと思います。


東京メトロ東西線05
画像の左が早稲田駅、右が神楽坂駅となります。


東京メトロ東西線06
その次の飯田橋駅九段下駅

東京メトロ東西線07
次は竹橋駅大手町駅
東京メトロ東西線12


東京メトロ東西線08
そして日本橋駅、茅場町駅


東京メトロ東西線09
門前仲町駅東陽町駅。あいだの木場駅もGPSは問題ありません。


東京メトロ東西線10
そして南砂町駅



ここまで各駅のGPSデータを見て頂ければ分かりますが、
基本的にGPSで各駅を通常に奪取することができるのが
お分かり頂けるかと思います。


南砂町駅を出発する東西線は。、千葉方向に向かうと地上へと上がります。
荒川の鉄橋を渡る直前に地上に出た東西線は、
西葛西駅は以降ずっと地上を走行し、総武本線へと乗り入れを行います。


東京メトロ東西線11
西葛西駅以東では、ご覧の通り電波状況は良好です。(au 4G LTE)
ですので、普通にGPSの位置情報を取得すれば、駅奪取は容易でしょう。



東京メトロ東西線13
東西線の終点の西船橋駅はご覧の通りの混みあい具合でした。



ご覧の通り、落合駅以外は地下鉄にも関わらず、
駅構内での電波状況は悪くありませんでした。
23駅ある路線ですが、落ち着いて位置情報を取得すれば
駅の奪取は難しくないでしょう。

落合駅についてだけ、途中下車をするか、
レーダーで取得するなどの対策が必要
でしょう。



では。

小湊鉄道01
さて、お次は小湊鐵道です。

JR内房線の五井駅から、いすみ鉄道と接続する上総中野駅までの、
千葉県の房総半島を縦貫する路線の内側、東京湾側を走る路線です。




小湊鉄道02
こちらが起点の五井駅
駅としての開業は1912年(明治45年)3月28日ですが、
小湊鐵道の駅としては1925年(大正14年)3月7日の開業となります。
小湊鉄道03
五井駅構内にある小湊鐵道の車両基地。
小湊鉄道04
JR五井駅の改札の中に入ると、
内房線ホームへの階段の前になにやら通路があります。

小湊鉄道05
こちらが小湊鐵道のホームへの連絡通路となり、
Suicaが使えない小湊鐵道の為に、JR出札用のSuica簡易読み取り機があります。
通路の奥には、小湊鐵道の切符発売所も。

小湊鉄道06
通路奥の階段を下り小湊鐵道のホームへ。
小湊鉄道07
ローカル鉄道としてはなかなか本数も頑張っているんじゃないでしょうか。
小湊鉄道08
ご覧の通り、ホームの停車中の列車に乗って発車を待ちます。
小湊鉄道11
意外と混雑している車内。
観光の乗客が思ったより多く、一両の車両の座席がほぼ埋まりました。



小湊鉄道22
列車が出発すると、しばらくはこんな感じで
房総半島の平坦部を走ります。


小湊鉄道41
上総村上駅
1927年(昭和2年)2月開業の駅で
相対式ホーム2面2線の無人駅となっています。
駅の最寄には館山自動車道の市原インターチェンジがあるという場所です。
こちらは五井方面行きの上り1番線ホーム。
小湊鉄道42
ホームは駅構内の構内踏切で連絡しています。
小湊鉄道43
下り線上総中野方面行きの2番線ホームです。
小湊鉄道44
こちらが駅前の様子。
小湊鉄道45
駅舎の外観です。
開業以来の駅舎であり、国の有形文化財への答申が行われている建物の一つです。
小湊鉄道46
こちらが駅舎の中の様子。
小湊鉄道47
ホーム側から見た駅舎です。



小湊鉄道48
海士有木駅
1925年(大正14年)3月開業の駅であり、
相対式ホーム2面2線を持つ無人駅となっています。
こちらは駅舎のある五井方面の1番線ホーム。
小湊鉄道49
駅舎はホーム脇に一段低くなった場所にあります。
小湊鉄道50
駅舎側からみたホームの光景です。
小湊鉄道51
こちらの駅もホーム西端に先に構内踏切があって
二つのホームを連絡する形となっています。
小湊鉄道54
上総中野方面行きの2番線ホーム。
ホーム中ほどには5と1/2の距離標があります。
小湊鉄道52
こちらが駅舎の外観です。
小湊鉄道53
駅舎の中の様子。
こちらの駅舎も国の有形文化財への答申が行われた建物の一つなので
開業以来の風情が残されています。
小湊鉄道55
ホーム側から見た駅舎の光景です。



小湊鉄道56
上総三又駅
1932年(昭和7年)に開業した駅で
単式1面1線のみの停留場タイプの棒線駅です。
駅は無人駅となっています。
小湊鉄道57
ホームの駅舎付近。
駅舎はホームの北端側にあり、その先には踏切が見えます。
小湊鉄道58
駅舎の中はご覧の通りです。
小湊鉄道59
待合スペースの出入口に扉は無く吹き抜けています。
小湊鉄道60
駅舎の外観です。
この駅は一度、1989年 (平成元年)に
ドイツ製のログハウス風駅舎に改築されているのですが、
2001年 (平成13年) 2月の不審火により駅舎が全焼しています。
今の駅舎はその時に一ヵ月半ほどで建て替えられたものです。



小湊鉄道61
上総山田駅
1925年(大正14年)に養老川駅として開業した駅で、
その後1954年(昭和29年)に現在の上総山田駅となりました。
相対式ホーム2面2線を持つ無人駅です。
駅舎のあるホームが五井方面の上り1番線です。
小湊鉄道62
駅ホームの北側には構内踏切があり、
ホーム間の連絡を行っています。
小湊鉄道63
その構内踏切の脇の駅舎北側には
引込み線が一本延びています。
小湊鉄道64
上総中野方面の下り線2番線。
小湊鉄道65
こちらが駅舎の外観です。
この駅も開業以来の建物で国の有形文化財への答申の対象となっています。



小湊鉄道67
光風台駅
1976年(昭和51年)12月開業という小湊鐵道で一番新しい駅です。
駅の北西すぐの光風台でニュータウン開発が行われたことで駅が新設されました。
島式ホーム1面2線で駅員の常駐する有人駅となっています。
小湊鉄道66
こちらが駅舎の外観。
小湊鉄道68
駅の入口から改札あたりまでの光景です。
小湊鉄道69
待合室はバスのものを兼ねているのか
改札外の入口脇に設置されていました。
小湊鉄道70
ホームは島式が1面のみなのですが、
駅舎とホームが離れている為ご覧の跨線橋があります。



小湊鉄道71
馬立駅
1925年(大正14年)開業の駅で相対式2面2線のホームの無人駅です。
こちらは駅舎のある上総中野方面の下り1番線ホーム。
小湊鉄道72
1番ホームの脇の、駅舎の北側には引込み線が一本あります。
小湊鉄道73
引込み線と1番ホームの間にある12と1/2の距離標。
小湊鉄道74
ホームの南側の駅舎の先にはコンクリート躯体のトイレがあり、
その先には構内踏切が設けられています。
小湊鉄道75
線路の向こう側のホームが五井方面の上り2番線です。
小湊鉄道76
こちらが駅舎。この駅も駅舎の建物が
国の有形文化財への答申の対象となっています。



小湊鉄道29
上総牛久駅


小湊鉄道30
上総川間駅



小湊鉄道77
上総鶴舞駅
1925年(大正14年)3月に開設された駅で、
現在は単式ホーム1面1線の無人駅となっています。
小湊鉄道78
線路を挟んだ向こう側には、現在はもう使用されていない
ご覧の島式ホームが残っています。
小湊鉄道79
ホームの駅舎前付近。
小湊鉄道80
駅舎の外観です。
この駅の駅舎も国の有形文化財への答申の対象となっています。
小湊鉄道81
駅舎の脇には「関東の駅百選」選定記念の石碑があります。
小湊鉄道83
場所はご覧の通り。
小湊鉄道82
石碑の裏のホーム側には、関東の駅百選選定を記念して
桜を30本植えたことを示すもモニュメントもありました。
小湊鉄道84
この駅はそのロケーションなどから
数々の映像作品やドラマCMなどで使われている駅です。
目の前はご覧の通り田んぼで、余計な障害物が無いので非常に絵になりますので。

ただ、田んぼ側はホーム前の農家の田畑と私道や母屋の敷地なので
許可を得ていなければこちら側からの寄りはこの絵で限界です。
後は望遠レンズでも使うしか無いでしょうね。



小湊鉄道85
上総久保駅
1933年(昭和8年)開業の駅で、単式1面1線の無人駅です。
小湊鉄道88
こちらは駅前の道から駅への入口。
小湊鉄道89
外側から見た駅の様子です。
小湊鉄道86
ご覧の通り駅周辺は散村となっていてほぼ何もありません。
すこし離れた近くを県道が走るのみで、
離れた小山の方にはいくつものゴルフ場があるという地域です。
小湊鉄道87
現在(2017年1月現在)県道81号線から駅の横を抜ける市道を工事をしていますが
まだ工事が終わっていないので、県道側からは駅へは行けませんからご注意を。
小湊鉄道90
工事中の市道の踏み切りから駅を見るとこんな感じで。
小湊鉄道91
市道を線路の反対側から見るとこんな感じです。
道が完成したら便利になるでしょう。



小湊鉄道92
高滝駅
1925年(大正14年)3月に開業している駅です。
単式ホーム1面1線の棒線無人駅で、
駅舎が国の有形文化財への答申の対象となっています。
小湊鉄道93
ホームの向かい側には、かつては使っていたであろうホームが残っています。
小湊鉄道97
こちらが駅舎の外観。
小湊鉄道98
駅舎の中の様子です。
小湊鉄道95
駅前広場の一角には市の軒もありました。
小湊鉄道96
県道81号線から駅前広場へと入る入口です。
この駅は周囲を高滝湖にぐるりと囲まれており、
高滝ダムなどへの最寄り駅となっています。



小湊鉄道34
里見駅
この駅も1925年(大正14年)3月開業の駅です。
千鳥式の相対式ホーム2面2線を持つ駅で、駅員配置の有人駅となっています。
小湊鉄道a02
ご覧の通り駅構内は結構な広さがあります。
小湊鉄道13
この駅では行き違いの列車が待機しており、
小湊鉄道12
今ではほとんど見かけなくなったタブレットの交換を行ってました。
小湊鉄道35
その昔は八高線などでも見かけた光景ですが、
現在では首都圏でもレアな風景となりました。
小湊鉄道99
駅前の県道81号線の交差点からみた駅方向の光景です。
駅の横の敷地はバスの発着転換場となっています。
小湊鉄道a01
駅舎の外観。
この駅の駅舎も国の有形文化財への答申の対象だそうです。



小湊鉄道a03
飯給駅
1926年(大正15年)9月開業の無人駅で、単式1面1線の無人駅です。
駅周辺には桜の木が植えられており、また駅の周囲には菜の花が植えられて
毎年春には花の咲き乱れる美しい光景が見られる駅だそうです。
小湊鉄道a04
こちらは駅の前の県道160号線。
踏切のすぐ脇に入口があり、
車が3、4台は停められるスペースとなっています。
小湊鉄道a05
駅の敷地すぐにあるこの大きな板の囲いは、
かつてギネスに申請して断られたという
「自称世界一広いトイレ」です。
中には全面ガラス張りの個室があるそうですが、
女子用なので見ることができません。
小湊鉄道a06
世界一のトイレを通りすぎ、普通の大きさの男子トイレの先へと進むと
青いトタン張りの駅待合室が見えてきます。
小湊鉄道a07
駅外側から見た待合室。
小湊鉄道a08
待合室の中はご覧の感じです。
小湊鉄道a09
もう一度ホーム側からの待合室の様子を。



小湊鉄道a10
月崎駅
1926年(大正15年)9月開業の駅です。
現在は単式1面1線のみが使用されている無人駅です。
小湊鉄道a11
ホームの対面には、今は使われていない島式ホームが残っています。
小湊鉄道a12
他の駅は駅舎のみが答申の対象となっている所も多いですが、
こちらの月崎駅は駅舎の他にご覧の下り線ホームも併せて
国への有形文化財への答申が行われています。
小湊鉄道a13m
こちらが駅舎の外観。
駅前の広場はなかなかの広さがあります。
小湊鉄道a14
広場の向かい側にはヤマザキショップ朝日屋があり、
簡易委託によって乗車券の販売が行われています。



小湊鉄道a15
上総大久保駅
1928年(昭和3年)5月開業の駅で、単式1面1線の無人駅です。
小湊鉄道a16
地元の小学生が駅の待合の壁に描いたトトロがなんとも味が。
小湊鉄道a17
駅名の看板の文字が「かづざ」なのがポイントです。
小湊鉄道a18
こちらは県道32号線から駅の方向へと向かう道。
公民館を過ぎて、今は使われていない農協のコンクリートの建物を過ぎると
踏切の手前に駅へと至る横道があります。
小湊鉄道a19
駅への横道。
小湊鉄道a20
進むと駅が見えてきます。
小湊鉄道a21
駅前の様子。
広場右手のモダンな建物は建築家の設計したトイレです。
小湊鉄道a22
列車が停まると駅はこんな感じです。



小湊鉄道39
養老渓谷駅
1928年(昭和3年)に朝生原駅として開業したこの駅は
現在は単式1面1線の駅となっています。
小湊鉄道40



小湊鉄道14
そして列車は終点の上総中野駅に到着。
1928年(昭和3年)5月に小湊鉄道の駅として開業した駅で、
その後1934年(昭和9年)に国鉄木原線がこの駅まで開業して
二つの路線の乗り換え駅となりました。
小湊鉄道15
こちらが駅舎の外観。
小湊鉄道16
小湊鉄道17
小湊鉄道18
駅前はご覧の通りです。
小湊鉄道19
さすがに終点まで来ると時刻表の本数も、起点の五井駅に比べて少ないですね。



小湊鉄道20
小湊鐵道の全線乗車の所要時間はおよそ1時間20分程度です。
電波の状況は、山中を抜けるルートなどもありますが
ごらんの通り、基本的にはほぼ全線が圏内であると言って良いと思います。
駅の奪取は普通にやれば問題が無いでしょう。

運賃は五井駅━上総中野駅の全線で1650円です。
私は五井駅で「房総横断記念乗車券」というのを1700円で購入しました。
小湊鉄道21
こちらは一方通行ですが、小湊鐵道といすみ鉄道を全線で乗り降り自由です。
いすみ鉄道が全線で720円しますので、五井━大原間で2370円である事を考えると
路線踏破目的であれば、こちらの切符が一番お徳かと思います。



まあ、いすみ鉄道とのアクセスの調整はしていませんので、
私は上総中野駅でおよそ1時間待つ事になりました。
コンビニなどは上総中野駅近辺では見かけず、お蕎麦屋さんくらいしかありませんでしたので、
例によって食料などは事前にご準備下さい。


では。

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