宮城県

大船渡線00
さて、大船渡線のBRT区間に入りたいと思います。


大船渡線は1925年(大正14年)から1934年(昭和9年)にかけて
一ノ関駅から大船渡駅までが全通しました。
大船渡駅━盛駅間が翌年の1935年(昭和10年)に開通したのが
現在の大船渡線の原型となります。

そして2011年(平成23年)の東日本大震災で大船渡線は全線が不通となります。
一ノ関駅━気仙沼駅間が震災の翌月には運転が再開されたものの、
気仙沼駅━盛駅間の沿岸部は壊滅的な被害を受けて
至る所で鉄道施設が流出し寸断されました。

そして2013年(平成25年)3月に気仙沼駅━盛駅間が
BRT(バス・ラピッド・トランジット)の形式で仮復旧され
運行が再開されました。
この気仙沼駅━盛駅間では当初は鉄路での復旧を模索していたものの
2015年(平成27年)末にJR東日本と沿線自治体がBRTを本復旧とすることで合意
正式にこの区間の大船渡線の鉄路は廃線となりました。

鉄道時代にあった大船渡線の駅は全てBRTでも設置されており、
またBRTでの新駅もいくつも誕生しています。
震災がもたらした新しい形での運行を今回はたどってみたいと思います。



大船渡線01
こちらはJR気仙沼駅の駅舎外観です。
大船渡線02
駅舎の入口。
大船渡線では「POKEMON with YOUトレイン」が走っていることもあり
入口前にはピカチューがお出迎えをしています。
大船渡線03
駅構内の駅舎前にはご覧の通り道路が走っています。
こちらは1番線と2番線であり、かつては線路がここに敷かれていましたが、
2014年(平成26年)に1番線と2番線の線路を撤去してかさ上げし、
BRT専用道路としてBRTが駅構内での発着を行うようになりました。
大船渡線04
こちらは跨線橋のたもとにある2番線の大船渡線BRT乗り場です。
大船渡線05
ご覧の通りBRTバスが入線し発着を行います。



大船渡線06
鹿折唐桑駅
1932年(昭和7年)に大船渡線の鹿折駅として開業したこの駅は
鉄路のあった時代には単式ホーム1面1線の駅でした。

現在は大船渡線の線路のあった場所がBRT専用道として整備されており、
相対式の形でバス乗り場が設置されています。
上の写真は上り気仙沼方面の乗り場ですが、
かつて線路のあった時代の単式ホームと全く同じ場所に
こちらの上り線乗り場が設置
されています。
大船渡線07
道路の向かい側の下り盛方面乗り場。
大船渡線08
鉄道で言うと構内踏切にあたる、緑色の横断通行帯が設置されており
上り線と下り線とを連絡しています。
大船渡線09
この駅は海から1kmは離れているにも関わらず
震災時には津波で大型漁船が打ち上げられた場所でもあります。
2015年(平成27年)には駅舎のあった場所に
現在使用しているBRT乗り場が新設されました。
大船渡線11
駅前のロータリーも現在(2017年5月)造成中となっています。
気仙沼駅からこの駅まで専用道を走ってきたBRTは
ここで一般道路へと出ることとなります。
そのためBRT駅から県道34号線まではご覧の連絡道路が延びています。
大船渡線10
旧駅と同じ場所に現在のBRTの乗り場がありますが、
駅メモでの駅座標は2013年(平成25年)~2015年(平成27年)までの
県道上の仮設停留場の場所となっています。
アクセスをする上での影響はほぼありませんが、
旧駅の座標には戻っていませんのでご注意ください。



大船渡線12
上鹿折駅
1932年(昭和7年)に大船渡線の駅として開業したこの駅は
鉄道では鹿折唐桑駅の隣の駅でした。
しかし2011年(平成23年)の東日本大震災によって大船渡線が休止した結果、
現在に至るまで鉄道は復旧していません。

大船渡線はBRTとして2013年(平成25年)3月に仮復旧したものの、
上鹿折駅━陸前矢作駅間を走る県道34号線は
途中バスのすれ違いの困難な区間があるなどした結果、
BRTの本線経路からは外れる事となりました。

その為、鹿折唐桑駅━上鹿折駅間はBRTを運行する
ミヤコーバスの鹿折金山線をBRTとする事で代行され現在に至っています。
つまりこの駅までの区間はBRTでは完全な支線となりました。
大船渡線14
バス停付近の県道34号線。
大船渡線13
駅メモでの駅の座標はBRTバス停の場所となっています。
大船渡線15
県道から駅までには、県道211号上鹿折停車場線という
かつての駅へと連絡をする県道が設けられています。
大船渡線16
こちらがかつての鉄道が走っていた時の
大船渡線・上鹿折駅の現在(2017年5月)の様子です。
現在は鉄道が運行されていない為、待合の駅舎の入口には
ベニヤのコンパネで蓋がされていました。
大船渡線17
こちらがホームの様子。
相対式ホーム2面2線のホームが、雑草こそ生えているものの
比較的悪くない状態で残っていました。
大船渡線18
ホーム南端にある構内踏切跡から反対側のホームへ。
大船渡線19
反対側の、かつては気仙沼方面行きだったホームです。



大船渡線21
八幡大橋(東陵高校)駅
BRTの新駅として気仙沼市の請願により
2017年(平成29年)4月に新設された駅です。
鉄道時代の大船渡線には存在しない駅で
まったくのBRTでの新駅となります。
公式の扱いとしては臨時駅となります。
大船渡線22
こちらは駅の目の前を流れる鹿折川に架かる八幡大橋。
駅名の由来となっている橋であり、
川の西岸にはホームセンターがあり付近には
副駅名となっている東陵高校もある場所です。
大船渡線20
駅メモでの駅座標はご覧の
下り盛方面バス停の場所にあります。
なぜかGoogleの「八幡大橋」の駅のマークは
北にずれた場所にありますが、実際の場所とは違うので注意が必要です。
大船渡線23
上り気仙沼方面の乗り場。



大船渡線24
長部駅
こちらも鉄道時代の大船渡線には存在しなかった駅です。
2013年(平成25年)3月に大船渡線の気仙沼━盛間がBRTでの仮復旧した際に、
上鹿折━陸前矢作駅間が直通できず、
国道45号線を迂回するルートとなりました。
すると鹿折唐桑━陸前高田間がかなりの距離が空いてしまう為、
国道45号線上にBRT駅として新設されました。
この駅も扱いは臨時駅となります。
大船渡線25
このBRT長部駅は、岩手県交通バスの「上双六」バス停に
併設されて設置がされています。
大船渡線26
こちらは上り気仙沼方面行きの乗り場。
大船渡線27
駅メモでの駅の座標もこの乗り場の場所に設定されています。



大船渡線28
奇跡の一本松駅
この駅も鉄道時代の大船渡線には存在しない駅となります。
こちらは下り盛方面行き乗降場。
大船渡線29
こちらは陸前高田市にある、
東日本大震災での復興のアイコンとなった奇跡の一本松です。
2013年(平成25年)3月に気仙沼━盛間がBRTでの仮復旧した際には
BRTの奇跡の一本松駅は存在しませんでしたが、
当時のBRT最寄り駅である陸前高田駅から奇跡の一本松までは
徒歩で30分ほどかかる為、地元自治体の陸前高田市から
駅設置の要望が出ていました。

これを受けてJR東日本は2013年(平成25年)7月13日に乗降場を設置、
8月末までの土休日の日中のみBRTが停車をする駅となりました。
当時はこの駅は時刻表にも掲載されていないという
旧国鉄時代の仮乗降場のような扱いとなっていました。
大船渡線30
しかし復興のシンボルともいうべき奇跡の一本松の最寄駅は集客が好調で、
JR東日本では9月から11月まではBRT全便が停車に運行を拡大。
12月から冬季期間は休止したものの、
2014年(平成26年)3月より再び全便停車の運行を再開します。
そして2014年10月には仮設の駅から常設駅へと昇格し、現在に至っています。
常設駅ではありますが、今でも正式な扱いは臨時駅となります。
大船渡線32
こちらは上り気仙沼方面行き乗り場。
大船渡線31
駅の目の前には陸前高田市が設置した駐車場と、
「一本松茶屋」という物産施設があります。
ここから奇跡の一本松のふもとまでは
復興の造成地を迂回する為およそ徒歩10分かかります。
大船渡線33
駅の座標は一本松茶屋の目の前のT字交差点に設定されており、
実際の乗降場とはほぼ同じ場所にあると言って良いでしょう。



大船渡線34
陸前高田駅
1933年(昭和8年)に大船渡線の駅として開業した駅です。
東日本大震災によって2011年(平成23年)に津波で駅が流出。
2013年(平成25年)3月に大船渡線のBRT仮復旧によって
場所を移動し仮設駅舎にて営業を再開しました。
大船渡線35
こちらが駅舎の外観です。
震災後の復旧ではプレハブ駅舎での再開でしたが、
2015年(平成27年)3月に隣地にご覧の駅舎を新設し現在に至っています。
大船渡線36
駅は陸前高田市のコミュニティホールなどがある敷地の一角にあり、
BRTは展開場を兼ねて駅舎を周回するように発着を行っています。
ですので上り線も下り線も同一の乗降場から発着します。
大船渡線37
駅の目の前にはプレハブで建てられた陸前高田市役所があります。
大船渡線38
駅周辺の光景。
大船渡線39
駅メモでの駅の座標も駅舎の場所に設定されています。
大船渡線40
ちなみに鉄道時代の大船渡線の陸前高田駅は
現在のBRTの駅舎からは南に2kmほど離れた場所にありました。
大船渡線41
旧駅のあったあたりは津波の被害が甚大で
街はほぼ更地の壊滅状態となりました。
現在(2017年5月)は旧駅周辺はご覧の通り土地の造成作業が行われており
復興工事の関係者以外は立ち入りができない状態となっています。



そしてかつて大船渡線では、
鹿折唐桑駅と陸前高田駅の間に、上鹿折駅、陸前矢作駅、竹駒駅の3駅がありました。
しかし上鹿折駅━陸前矢作駅間に県道は道幅が狭くて大型バスの運行が困難な為、
BRTでの運行となって以降は鹿折唐桑駅━陸前高田駅は支線扱いとなりました。
ここでは陸前高田駅を起点とする支線へと
一旦逸れて訪れる事とします。

大船渡線45
竹駒駅
1933年(昭和8年)に大船渡線で開業した駅です。
かつては陸前矢作駅と陸前高田駅の間に位置する駅で
単式1面1線の棒線駅でした。
BRTの乗降場としては相対式に乗り場が設置されています。
こちらは下り盛方面行き乗り場。
大船渡線46
上り線陸前矢作方面行きの乗り場です。
大船渡線49
上下線の乗り場は、構内踏切ともいうべき緑の通行帯で連絡しています。
大船渡線47
駅の外観。
かつて鉄道時代の竹駒駅があった場所と同じ場所に
現在のBRT乗降場も設置されています。
大船渡線48
駅前の国道340号線の様子です。
大船渡線50
駅メモでは駅の座標は国道上に設定されています。
Googleの駅マークの場所も同様ですが、
これはBRTで仮復旧した際に国道上に設置された乗降場の場所で、
現在でも修正されないまま残っているという事です。
10mほどのズレなのでアクセスへの影響はほぼ無いでしょう。
大船渡線51
この竹駒駅は、乗降場の前後の区間のみご覧の通り
大船渡線の線路用地を改修したBRT専用道路が作られています。
これは旧駅敷地の目の前にガソリンスタンドがあるなど
乗降場を国道上に設置した際にあった影響を考慮したものと思われます。



大船渡線52
陸前矢作駅
1933年(昭和8年)に大船渡線の駅として開業した駅であり、
東日本大震災の2011年(平成23年)に大船渡線自体が休止状態となった事で
駅施設自体は無事だったものの営業休止となりました。
大船渡線55
そして2013年(平成25年)に大船渡線がBRT仮復旧となった際に
この陸前矢作駅は1kmほど西の国道343号線沿いへと移設され、
陸前高田駅との間のBRT支線の終着点となりました。
大船渡線53
場所を移動し新設された陸前矢作駅は
ご覧の通りBRTの展開場として作られています。
ですのでこの駅から出発するBRTは下り盛方面行きのみです。
大船渡線54
こちらがBRTの発着する現・陸前矢作駅と
駅メモでの陸前矢作駅の駅座標がある旧・陸前矢作駅跡の位置関係です。
現在運行しているBRTの陸前矢作駅は
鉄道時代の陸前矢作駅からは北東に1kmほどの場所にあります。
はっきり言えば現用の駅と駅座標がずれている訳ですが、
このあたりは駅間も広いのでアクセス自体には大きな影響は無いでしょう。
大船渡線56
ちなみにこちらが旧・陸前矢作駅跡へと続く道です。
大船渡線57
旧・陸前矢作駅の駅舎。
大船渡線58
見た目のさほど古くない建物ですが、
財産表が「平成10年1月」を示す通り
1998年(平成10年)に建て替えられたものです。
大船渡線59
駅舎は地域住民へと開放されているそうで、
中を見るとご覧の通り綺麗に使われていました。
大船渡線60
こちらが駅のホーム。
千鳥式にホームが配置されている2面2線の駅でした。
現在は列車が入線することは無い廃ホームですが、
比較的綺麗な状態で残っています。
大船渡線61
ホーム上に残る大船渡線の79と1/2のキロポスト。
大船渡線62
ホームの西端、かつての気仙沼方面側には
2つのホームを連絡する構内踏切の跡が残っていました。
大船渡線63
構内踏切からホームへと連絡する通路。
大船渡線64
反対側のホームの様子です。
ご覧の通り廃駅となった今でも比較的良好な状態で駅が残っていました。



大船渡線65
こちらは大船渡線BRT区間の
気仙沼駅━陸前高田駅間のau 4G LTEでのサービスエリアマップです。
山間部で電波の届かない場所もありますが、
基本的にBRTの乗降場はどの駅も電波エリア圏内となっています。
各駅付近でBRT車内からアクセスする場合に不都合は無いでしょう。


ちなみに気仙沼駅からレーダーを飛ばした場合、
12駅で長部駅、14駅で陸前矢作駅までしか届かず
竹駒駅や陸前高田駅などには届きません。
これら陸前高田市付近の駅は反対側に盛駅からもレーダーで届きません。
このあたりの道路状況などを考慮しても
コンプするには素直にBRTに乗るのが一番楽な方法だと思います。


それでは陸前高田駅━盛駅間はその2で。

仙山線01
さて。続いては仙山線です。

仙台駅から羽前千歳駅までを路線区間としているJRの路線で、
全ての区間を仙台市と山形市という県庁所在地のみを走っています。



仙山線03
仙台駅の7・8番線ホームに向かうとご覧の通り仙山線の表示が。
仙山線02
こちらが仙山線ホームとなります。



仙山線04
東照宮駅
この駅は駅から出る道が無く、
構内から外に出るには目の前の公園を通るしか無いという駅です。



仙山線05
北仙台駅
仙台市営地下鉄南北線との交点にある乗換駅です。



仙山線06
北山駅



仙山線07
東北福祉大前駅
この駅は名前の通り東北福祉大学のキャンパスの目の前にあり、
大学側が建設費を全額負担してできた請願駅だそうです。



仙山線08
国見駅



仙山線09
葛岡駅



仙山線10
陸前落合駅



仙山線11
そして愛子駅です。
仙山線12
仙台駅からの仙山線の列車の多くはこの愛子駅止まりの運行となっていて、
東側は近郊都市路線、西側は地方ローカル線の趣きとなる境界となる駅です。
近隣の駅が無人駅や業務委託駅が多い中、この愛子駅は駅長の居る直営駅で
周囲の駅の管理も行っています。
仙山線13
駅前にある案内板。



仙山線14
陸前白沢駅



仙山線15
熊ヶ根駅



仙山線16
次は作並駅です。
仙山線17
こちらが駅の外観。
仙山線18
ホーム側から見た駅舎がこちら。
仙山線19
仙山線は日本初の交流電化路線であり、
駅ホームにはご覧の記念碑があります。
仙山線20
日中のみ係員が居る簡易委託駅ですがホームは3線あり、
仙台寄り側に構内踏切があります。
その先には、かつてあった旧作並機関区の機関庫が残っていて。
仙山線21
機関庫の前には転車台の遺構も残っています。
なんでも土木学会選奨土木遺産に認定されているそうで。




仙山線22
奥新川駅
宮城県内で最も西にある駅だそうです。
仙山線30
こちらはau 4G LTEでのサービスエリアマップですが、
ご覧の通り奥新川駅は電波が圏外となっています。
当然ながらGPSの位置情報は取れません。
ですのでレーダーでの取得が必要な駅となります。
…まあDocomoなら東北の駅は基地局があるので入るのですが。



仙山線23
そして県境をまたぎ山形県に入って最初の駅が
こちらの面白山高原駅です。
この駅の仙台側はトンネルになっていて電波が入りませんので注意が必要です。

面白山高原国定公園の入口で登山客などが訪れる駅となります。
また、この駅に隣接してスノーパーク面白山といスキー場がありますが
スキー場へと通じる道路がシーズン中は積雪通行止めになる為、
「鉄道でしか行けないスキー場」として逆に有名だそうです。
仙山線32
こちらは電波エリアの図ですが、
冬季は道路が通行止めになる区域の割には
電波は駅周辺は良好に入ります。
ただ繰り返しますが仙台側はトンネルですので
駅より山形側でないと電波は取れませんので注意をして下さい。



仙山線24
次は山寺駅
立石寺の最寄り駅であることが由来となっています。
仙山線25
線路脇に見えるこのお寺のような建物は実は山寺駅の駅舎です。



仙山線26
高瀬駅



仙山線27
楯山駅



仙山線28
羽前千歳駅
仙台駅より営業キロ58.0kmのこの駅は、
路線としては仙山線の終着駅となります。
しかし仙山線の列車は全て奥羽本線の山形駅まで運行していますので
この駅が終点となる列車はありません。

奥羽本線が新幹線乗り入れで標準軌となった為、
この羽前千歳駅━山形駅間は
左沢線と仙山線用の狭軌の線路が並行して敷かれています。



仙山線29
北山形駅山形駅です。
こちらは奥羽本線扱いの駅ですので
厳密には仙山線ではありませんが、仙山線の列車が全て乗り入れていますので
参考までに。




仙山線31
仙山線の電波状況ですが、
繰り返しますがauでは奥新川駅が圏外である以外は概ね良好です。
普通にGPSで駅が取れると思いますので
安心して攻略をして下さって結構です。

列車の本数ですが、仙台━愛子間は仙台近郊区間という事もあって
20~30分に1本のペースで列車が運行しています。
ですが愛子以東の山形側は一時間に1本の間隔で列車本数がガタっと減ります。
山形側で接続する奥羽本線も鈍行の本数は非常に少ないですので
時間によっては長時間の乗り換え待ちが発生することでしょう。



関東の私には、実際に乗るまでは正直馴染みの無い路線でしたが、
実際に乗車して、後日各駅を調べると結構エピソードの多いおもしろい路線でした。
改めてゆっくり沿線を散策してみたいと思った路線でした。


では。

仙台市営地下鉄東西線01
お次は仙台市営地下鉄東西線です。

名前の通り仙台市が運営する市営地下鉄ですが、
2015年12月開業というまだ出来立てホヤホヤの新路線です。



仙台市営地下鉄東西線02
こちらが東西線の西の端の起点駅である八木山動物公園駅です。
仙台市営地下鉄東西線03
駅の外観。
仙台市営地下鉄東西線04
新規開業の地下鉄らしく、終端駅の駅前には
大きな立体駐車場が建設されており
パークアンドライドのアピールがされていました。
仙台市営地下鉄東西線05
この駅は名前の通り仙台市立の八木山動物公園の目の前にある駅です。
東西線の開業によって動物園と駅が直結する事となりました。
写真は駅の東側の道で、奥が動物園の入口です。
仙台市営地下鉄東西線06
こちらが駅の改札ですが。
仙台市営地下鉄東西線07
駅構内にはご覧の通り、動物園前の駅であることが
要所要所にデザインとしてちりばめられていました。
仙台市営地下鉄東西線08
ホームには「日本一標高の高い地下駅」の案内も。
仙台市営地下鉄東西線10
こちらの駅ですが、ホームではご覧の通り、
仙台城跡付近へとGPSが飛んでしまって
駅の位置情報は取得ができない状態です。
つまり列車内やホームからは駅が取れません
仙台市営地下鉄東西線11
こちらが地上まで出た状態でのGPSの位置情報です。
地上では問題なく駅をピンポイントで拾ってくれます。
これは仙台市の新しい地下路線には共通しているのですが、
基本的に仙台市の新規地下路線はGPS位置情報が取れないと思って良いでしょう。



仙台市営地下鉄東西線12
続いて次の駅の青葉山駅です。
仙台市営地下鉄東西線13
こちらが地上の駅出口の外観です。
仙台市営地下鉄東西線14
副駅名として「東北大学青葉山キャンパス前」という名前がついていますが、
ご覧の通りそのまま駅出口の目の前に東北大学のキャンパスが広がります。
宮城教育大学も近くにあり、まさにキャンパスに通う為に作られた駅と言って良いでしょう。
仙台市営地下鉄東西線15
この青葉山駅、地下のホームから位置情報を取得すると
だいたいご覧の場所に飛ばされます。
ここで取れる駅は国際センター駅となりますので青葉山駅は取れません。
仙台市営地下鉄東西線16
改札あたりまで出てきてもダメで、
ご覧の青葉山駅の位置をピンポイントで取得するには
地上まで出ないと駄目
でした。
つまりこの駅もホームや列車内からは取れないという事です。



仙台市営地下鉄東西線17
続いて川内駅
仙台市営地下鉄東西線18
東北大学の川内キャンパスや仙台の文化施設の集まる地域です。
仙台市営地下鉄東西線19
この駅もホームでGPS位置情報を取るとご覧の通り
国際センター駅付近まで飛ばされてしまいます。
仙台市営地下鉄東西線21 仙台市営地下鉄東西線20
ですがこの川内駅の場合、ホーム階段を昇って
改札前まで来るとご覧の様に駅の位置情報が取れます
これは次の国際センター駅の先で広瀬側を橋梁で渡る為
川内駅付近の路線の深度が浅い為だと思われます。

ただ、やはりホームや列車からはこの駅も取れませんので
一旦列車を降りる必要はあるでしょう。




仙台市営地下鉄東西線22
国際センター駅
仙台市営地下鉄東西線23
名前の通りに眼前に仙台国際センターがあり、
仙台城跡や青葉山公園などが控える地域の玄関駅です。
仙台市営地下鉄東西線24
ホームから仙台方面を見るとご覧の通り地上出口が見えます。
この駅を境として東西線は一旦地上を走る事となります。
仙台市営地下鉄東西線26
ホームから地上が見えるだけあって、この国際センター駅に関しては
位置情報がホームからも取得可能
です。
まあ、他の駅からのGPSがこの駅まで飛んでくるので
駅到着前に既に取れてしまっている可能性が高い駅
なのですが。



仙台市営地下鉄東西線25
広瀬川の橋梁を渡る東西線。


仙台市営地下鉄東西線27
大町西公園駅です。
仙台市営地下鉄東西線28
こちらが駅の出口の外観。青葉通り大町交差点付近にあります。
仙台市営地下鉄東西線29
この駅もホームから地上の位置情報は、他駅同様入っていないと思います。
ですが仙台以西の地下鉄東西線の路線内では
ご覧の大町西公園駅付近へと飛ばされる事が多い
という状況下にあります。
ですので結果的にこの駅は東西線に乗車すれば比較的簡単に取れるでしょう。
仙台市営地下鉄東西線30
地上に出れば当然駅の場所ピンポイントで位置情報の取得は可能です。



仙台市営地下鉄東西線31
青葉通一番町駅
仙台市営地下鉄東西線32
仙台駅前から伸びる青葉通りに出口があり、
アーケード街や仙台国分町など
西口エリアの繁華街の最寄り駅の一つとなります。
仙台市営地下鉄東西線33
この青葉通一番街駅から仙台駅、宮城野通駅の3駅は
路線上で位置情報を取得するとご覧の大町西公園駅付近に飛んでしまいます
ホームでも路線上と同様に大町西公園駅を取ってしまいますので
この駅のホームや列車からは駅を取る事ができません
仙台市営地下鉄東西線34
ご覧の駅の位置情報を取るにはやはり地上まで出なければ駄目でした。




仙台市営地下鉄東西線35
そしてこちらはJR仙台駅の西口で、駅前には歩道のデッキがありますが。
仙台市営地下鉄東西線36
そのデッキにある、仙台市営地下鉄仙台駅のエレベーターの入口がこちらです。
駅メモではJR仙台駅と地下鉄仙台駅は別の駅扱いですので注意が必要です。
仙台市営地下鉄東西線37
こちらが地下鉄仙台駅の改札入口。
基本的に仙台市営地下鉄の建設の際に、
JR仙石線の仙台駅として現在のJRあおば通駅を作った事から
仙台駅東西地下自由通路でJR仙台駅、JRあおば通駅、地下鉄仙台駅が連絡しています。
ですので地下鉄の入口も地下通路の中にあり基本的に駅舎はありません
仙台市営地下鉄東西線38
こちらが仙台駅のホーム。
この駅も青葉通一番町駅同様に、GPSは大町西公園駅付近に飛ばされますので
列車内やホームからの駅の取得は困難です。
仙台市営地下鉄東西線39
こちらも地上まで出れば駅の位置情報がピンポイントで取れます。
仙台市営地下鉄東西線40
この地下鉄仙台駅は、できた経緯からも分かる通り
JR仙台駅、JRあおば通駅と地下道で連絡して非常に近接しています。
ですので地下からのアクセスの場合、
GPS位置情報が揺らいで隣の駅が取れることがままありますので
確実なのは地上まで出ることかと思います。



仙台市営地下鉄東西線41
宮城野通駅
仙台市営地下鉄東西線42
駅地上出口の外観です。
仙台市営地下鉄東西線43
この駅もホームからは大町西公園駅付近が取れますので、
ご覧の駅ピンポイントの位置情報を取るには地上まで出る必要があります



仙台市営地下鉄東西線44
連坊駅
仙台市営地下鉄東西線45
こちらが地上出口の外観です。
仙台市営地下鉄東西線46
駅改札前通路には駅名の由来が掲示されていました。
仙台市営地下鉄東西線47
この連坊駅あたりから東西線の路線上では
GPSが地下鉄南北線の五橋駅付近に飛ぶ様になります。
ですので連坊駅のホームや列車内からも駅の位置情報は取れません
仙台市営地下鉄東西線48
この駅も地上まで出て駅の位置情報が取得できる状態でした。



仙台市営地下鉄東西線49
薬師堂駅
仙台市営地下鉄東西線50
こちらが出口の外観です。
仙台市営地下鉄東西線51
この駅もホームからは駅の位置情報を取得せず
GPSが位置飛びをしてしまいますので、
ご覧の様にピンポイントで薬師堂駅の位置情報を取るには
地上に出る必要があります




仙台市営地下鉄東西線52
卸町駅
仙台市営地下鉄東西線53
駅出口外観です。
他県の同様の駅名の駅と同じように、この駅も流通団地が近くにある
物流の中心地域のあります。
仙台市営地下鉄東西線54
こちらの駅も地下ホームではGPS位置飛びの為駅が取れません。
やはり南北線の五橋駅付近へと飛ばされてしまいます。
ですので卸町駅の位置情報を取るには地上まで出る必要があります



仙台市営地下鉄東西線55
次は六町の目駅です。
仙台市営地下鉄東西線56
こちらが駅の入口。
仙台市営地下鉄東西線57
他の駅と同様に地下ホームからは駅の位置情報は取れません
地上に出ると多少離れた場所にGPSが飛ばされましたが
六町の目駅が取れる場所を取得できました。



仙台市営地下鉄東西線58
そして東西線の東の終点の荒井駅です。
仙台市営地下鉄東西線59
ご覧の通り終点駅の為か地上駅舎のある駅となっています。
到着した列車は降車専用ホームに到着し、
乗客を降ろした後一旦車両基地へと入りますので
そのままの折り返し乗車はできません。
仙台市営地下鉄東西線60
地下ホームからGPSを取ると、なぜかJR榴ヶ岡駅付近へと飛ばされました。
どちらにしてもこの駅もホームから駅の位置情報は取れない様子です。
仙台市営地下鉄東西線61
地上に出るとご覧の通り荒井駅を取得できました。





さて、もう一度整理しますが、この仙台市営地下鉄東西線は
ほとんどの駅で地下ホームからGPS位置情報が取得できない状態の路線
となっています。

実際に私が仙台駅から西半分の八木山動物公園駅までを乗車した際には、
さんざん位置飛びをした結果、終点に到着したら結果的に全駅が取れていました。
ですが仙台駅以東の荒井駅までの区間はほぼ東西線の駅は列車からは取れませんでした

基本的には仙台市営地下鉄東西線は
地上からでないとGPS位置情報は取れないと考えて良い
と思います。

仙台市営地下鉄東西線62
こちらは仙台市営地下鉄東西線の地上でのau 4G LTEでの電波状況です。
さすが東北の中核都市だけあって全線漏れなく電波状況は良好でした。
地上からは位置情報を取り逃す事は無いでしょう。

まあこの通り、東西線をGPSでの直接アクセスにこだわると
かなりの労力を必要とします。
実際に東西線の全駅を下車して地上まで出た私は4時間近くを費やしました
特に目的が無いのならば、労力やコストを考えた場合レーダーを使うべきでしょう。
仙台市営地下鉄東西線63
こちらはJR仙石線の仙台トンネルを抜けた直後の
陸前原ノ町駅━苦竹駅間からのレーダー射程です。
ご覧の通り東西線のかなりの数の駅が取れることが分かると思います。
仙台市営地下鉄東西線64
JR仙石線の小野新町駅━福田町駅からだと
射程7があれば終点の荒井駅まで十分にレーダーが届きます。
仙台市営地下鉄東西線65
JR仙山線の国見駅からですと、
見ての通り終点の八木山動物公園駅まで射程8で届きます。

レーダーの射程次第とも言えますが、
たとえ全駅がレーダーで届かなくてもかなりの駅が取れるはずですので
労力的にはかなりの省力化が図れるでしょう。
少なくともGPS直接アクセスとは段違いの労力かと。
東西線に関してはJRの地上区間からのレーダー使用が無難ですし推奨します。

…まあ私は実乗派なのでレーダー使いませんけど。




しかし地下鉄とは言え、
ほぼ全駅でホームから取れない路線があるとは思いませんでした。
攻略の際には参考になれば幸いです。

では。

はい。お次は気仙沼線です。



気仙沼線01
まずは気仙沼線の起点駅である前谷地駅に。
気仙沼線05
駅舎の入口からホームに入ると。
気仙沼線03
気仙沼線04
気仙沼線の起点駅ですが、はっきり言って普通のローカル線の途中駅の様相です。

気仙沼線02
この駅の時刻表がこちらですが、
ご覧の通りの本数です。
特に今回乗車しようとしている気仙沼線は、
鉄道列車が運行している前谷地駅━柳津駅間は
一日9本という本数しか運航していません


しかし今回は柳津駅以北の気仙沼線区間を踏破して
気仙沼駅まで抜ける予定です。
その為に今回乗車するのがこちらです。

気仙沼線06
はい、こちらのバス。
一見普通のバスですが、どうみても結構普通のバスですw
どうやら本当に普通のバスの様子でw
電気バスも導入されている様子ですが、
足りないので普通のバスも走ってるみたいです。


気仙沼線07
しかしこの車両、ご覧の通り、震災で壊滅的な打撃を受けた気仙沼線を
暫定仮復旧するために導入されたBRT(バス・ラピッド・トランジット、バス高速輸送システム)なのです。

簡単に言うと、津波で壊滅した気仙沼線の線路跡地をバス専用道路として整備し、
鉄道のように駅間を運行するシステム、とでも言いましょうか。


気仙沼線08
ご覧の通り、電化されていないディーゼル線区間のローカル駅に、
何故かハイテクなロケーションシステムが導入され、リアルタイムで バスの運行状況が分かる仕組みとなっています。

気仙沼線09
そして前谷地駅前には、BRT専用の折り返し施設が作られています。
気仙沼線10
BRTの前谷地駅の乗車施設。まあ「バス停」ですねw
気仙沼線11
JRが運行する代替輸送システムなので、ご覧の通り切符の運賃表があります。

気仙沼線12
どうやらこのBRT、前谷地駅まで延伸したのは今年2015年の6月だった様子です。


気仙沼線13
発車時刻が迫り、BRTの車内に。
まあ普通にバスの車内です。だってバスですもん。


気仙沼線の鉄道が運行している前谷地駅━柳津駅間は
BRTは直通運転となっています。
以下の地図が前谷地駅━柳津駅間のBRTの運行ルートです。
赤線がBRTが走る道路となります。

駅の位置情報は鉄道の路線上に設定されていますが、
ご覧の通りBRTの運行ルート上からもほぼ問題なくGPSで奪取が可能でしょう。
 ※クリックすると地図は拡大します。
気仙沼線15


柳津駅が近づき、旧北上川に架かる県道61号線の柳津大橋を渡ります。
気仙沼線14


気仙沼線17
気仙沼線16
BRTの窓が思いのほか汚れていたので見づらいですが、
柳津駅に到着をします。
気仙沼線18
他の代行バスと同じように、駅前がバス停となっています。

ここまでは気仙沼線の列車も走っていますが、
ここからはBRTのみが運行している区間となります。



気仙沼線19
こちら国道46号線のBRT陸前戸倉駅

この陸前戸倉駅から、次の志津川駅までの区間は
気仙沼線の路線敷地を道路に直したBRTの専用道路を走る区間があります。


気仙沼線20
ご覧の通り、単線だった気仙沼線の鉄道トンネルに向かうBRT。

気仙沼線21
線路を撤去して舗装道路に作り変えた気仙沼線の路線敷地内を走行するBRT。

気仙沼線22
志津川湾に面するリアス式海岸沿岸を走る区間は、何度もトンネルを通過する事になります。



気仙沼線23
そして志津川駅に到着。
気仙沼線の志津川駅は震災の津波で壊滅的に流失しましたので、
北に500mほどの南三陸さんさん商店街付近へと駅が移設されています。


気仙沼線25
BRT専用道から一般道へと戻ったBRTは、
復の進む国道46号線を北上していきます。


気仙沼線26
BRTの歌津駅
このあたりは国道と鉄道がリアス式海岸を入り組みながら
併行で走っていた区間なので、鉄道の駅とBRTの駅の位置はさほど変わりません。


気仙沼線27
歌津駅を過ぎるとBRTは再度、元々線路があった専用区間に入ります。
気仙沼線28
単線の線路はバスが通るギリギリの大きさで、
中はご覧の通りです。


気仙沼線29
元は踏切だった、一般道と気仙沼線の交点。
鉄道の時は列車通過時の通行遮断の為に、一般道側に遮断機がついていましたが、
BRT専用路線になると、一般車両の専用レーン進入阻止の為、専用レーン側に遮断機があります。
バスの通過時だけ、信号が変わって一般車両を止め、遮断機が上がる仕組みです。


気仙沼線30
陸前港駅━蔵内駅間の路線から見える蔵内漁港。


BRT専用レーンが終わって一般道に降り、陸前小泉駅を通過。
このあたりは津谷川の橋が津波で落橋流失するなど被害の大きかったところです。

気仙沼線33

気仙沼線31
旧陸前小泉駅付近の国道45号線から見える、
新しく架けている小泉大橋。

気仙沼線32
新しい橋の地点から、現在渡れる仮橋までの区間を
国道と併走していた気仙沼線の高架です。
所どころが津波の影響で落ちてしまっているのが分かります。

気仙沼線34
こちらが気仙沼線の津谷川橋梁から小泉大橋付近までの
震災直後の写真です。ほとんどの構造物が流失しているのが分かります。



気仙沼線35
そしてBRTはさほど遠くない本吉駅に到着。
この駅は内陸部にあったので、気仙沼線の鉄道の駅舎をそのままBRT駅舎として利用しています。
駅舎のすぐ横にはBRT専用レーンの入口があり、
気仙沼方面に向かうBRTはここから再度専用レーンを走行することになります。


気仙沼線36
連用レーンを走行するBRT。

気仙沼線37
専用レーンは、元々気仙沼線の単線の敷地を道路にしたものですので、
列車で言う「交換」、つまりバスのすれ違いのスペースが本来ありません。
ですのでこのように、要所要所に待避所を設けてすれ違い施設を作ったり、
気仙沼線38
このように信号機を設けて、BRTの運行をコントロールしています。

気仙沼線39
気仙沼線では踏切だった、BRTの交差点。

気仙沼線40
信号と遮断機で止められるBRT。


気仙沼線41
たまたま専用レーンで、待避所でのバス同士の交換(すれ違い)がありましたので
写真に撮ってみました。



最知駅を過ぎるとBRT専用レーンから一般道に降ります。

気仙沼線43
最知駅周辺も津波で大きな被害を受けた地域だけに、
4年半経った現在でも、場所によってはご覧の通り更地の状態です。
一応ここ、BRTの路線となっている道路です。


気仙沼線42
最知駅を過ぎると専用レーンを降りて、
再び一般道を走行します。県道26号線を走りこちらは松岩駅
BRTも気仙沼市の市街地に入り始めています。


気仙沼線44
松岩駅━南気仙沼駅間で県道から見えるイオン気仙沼店。


気仙沼線45
そしてこちらが県道26号線上の南気仙沼駅です。
気仙沼線46
地図で分かるとおり、気仙沼線の鉄道駅だった南気仙沼駅と、
BRTの南気仙沼駅はおよそ800mほど離れています。
これは鉄道駅のほうが大震災で壊滅的な打撃を受けた為、
2012年にBRTの駅として復旧する際に、県道上へと移設された為です。

BRTの南気仙沼駅で位置情報を取得すると、不動の沢駅の方が距離が近いので
南気仙沼駅の奪取に失敗する恐れがあります。
ですのでGPS位置情報取得の際には若干注意が必要となります。



気仙沼線47
そして不動の沢駅に到着。
この駅は鉄道の駅のホームをそのまま生かしてBRTの駅として作られています。
この不動の沢駅からBRTは気仙沼線の線路を取り除いた専用レーンを走行しますので、
この駅はレーンの入口となっています。


気仙沼線48
専用レーンを走り、気仙沼線の跨線橋をくぐるBRT。
左には大船渡線が併行で走っている光景を見ることができ、
この道がかつて線路だったことを彷彿とさせます。


気仙沼線49
そしてそのまま専用レーンで気仙沼駅構内に入るBRT。

気仙沼線50
元々鉄道のみが乗り入れていた気仙沼駅のホームを
気仙沼線の部分のみBRT使用に作り変え、
列車の走る大船渡線と共存してホームを使用しているという
なかなかめずらしい光景を見ることができました。

気仙沼線51
気仙沼線52
駅に停車するBRT。




以上で気仙沼線を全線踏破となります。
私は日曜日に10時04分前谷地駅発のBRTに乗車して、
終点の気仙沼駅に到着したのは12時35分でした。
所要時間はおよそ2時間半となります。
前後のJR線の接続もありますので3時間程度は必要と考えた方が良いでしょう。


気仙沼線区間でのBRTでは、鉄道の駅として存在していなかったのは
志津川駅━清水浜駅間のベイサイドアリーナ駅のみです。
基本的にBRTの停留所としてある駅は、気仙沼線の駅としてあったと考えて結構です。
位置的にも、基本的には線路のあった場所もしくは併行する道路を走るので、
BRT停留所を目安に位置情報を取得すれば駅が奪取できるでしょう。
(※南気仙沼駅のみ注意)
電波の状況も、気仙沼線の区間はどこも良好でしたので
その点は気にしなくても大丈夫です。



以上ご参照下さい。では。

さて。お次は仙石線です。

仙台市のあおば通駅から石巻駅までを結ぶ路線です。



まずはJR仙台駅西口前の青葉通りに。
なにやら歩道に入口が見えます。
仙石線01
仙石線02
近づくと構造物の前方奥にはJR仙台駅が。
ここから300mと表示がされています。
仙石線03
この構造物こそが仙石線のあおば通駅の地上入口です。
仙石線04
元々は仙台駅の地下駅として着工したらしく、
ご覧の通り地下通路で仙台駅とはつながっています。
仙石線05
地下通路へと階段を下りると、あおば通駅の改札に。
仙石線32
こちらが駅のホームです。
仙石線06
ピカピカのホームには仙石線の電車が止まっていました。
仙石線07
ちょうど石ノ森章太郎キャララッピングの車両が止まっていて、 こちらの車両はロボコン。
仙石線08
こちらは仮面ライダー。
仙石線09
そしてサイボーグ009。

仙石線10
仙石線11
車内まで石ノ森キャラで統一がされていました。



仙石線33
電車が発車し、地下のまますぐに仙台駅へと到着。
駅間の距離は500mの為、列車は所要時間1分ですぐに仙台駅へと到着をします。
仙台駅を発車した電車は石巻を目指して東進。

しかし進めど進めど地下から出る様子の全く無い仙石線。
榴ヶ岡駅、宮城野原駅、陸前原ノ町駅と進むもずっと地下を走り地下路線のままです。
実はこの仙石線ですが、
仙台市内は地上の交通渋滞対策として路線の地下化工事が進められ、
起点のあおば通駅から陸前原ノ町駅を通過した先までは
仙台トンネルを走行する地下路線となっていました。

仙石線44
こちらがあおば通駅━陸前原ノ町駅間でGPSが飛ばされる場所で、
おおよそ陸前原ノ町駅━苦竹駅間の仙台トンネル出口付近の様子です。
他にもGPSが位置飛びする先はありますが、
基本的には仙台トンネル内ではこの付近へと飛ばされる事が多い様です。
つまりあおば通駅━陸前原ノ町駅の仙台トンネル区間は
列車やホームからは駅が取れない
ということなのです。

ですので当然ながら私は地下区間の駅を列車内からは取れず。
榴ヶ岡駅━陸前原ノ町駅までの3駅を次々と取り逃しリカバーが必要となりました。

しかしこのあおば通駅━陸前原ノ町駅間は仙台市内の市街地ですので、
地上での電波状況は申し分なく良好です。
仙石線12
仙石線に乗車してはこの区間をGPSで奪取できませんが、
例えばJR東北本線の東仙台駅━仙台駅間などからは
普通にGPSで仙石線のこの区間の駅奪取が可能だったりします。

ですので仙石線を攻略する際は、
特に榴ヶ岡駅~陸前原ノ町駅間は車内から駅が取れないと覚えておいてください。
代替で地上からの駅奪取が必要だと。



仙石線34
仙台駅を出て、次の榴ヶ岡駅に到着。
仙石線35
仙台駅の西に駅前から伸びる宮城野通りの地下を走る仙台トンネル内にある駅です。
仙石線36
プロ野球の東北楽天イーグルスの本拠であるkoboスタジアム宮城は
この榴ヶ岡駅から徒歩圏内にあり、球場へと向かう出口はご覧の通り
楽天のチームカラーで装飾が施されています。
仙石線45
この駅、ホームはもちろん改札内では駅の位置情報を取得できず。
階段を昇ってほぼ地上にでるあたりまでGPSの電波を受信できませんでした。
つまり外に出ないとこの駅は取れません



仙石線37
そして次の宮城野原駅
仙石線38
koboスタジアム宮城へは榴ヶ岡駅よりも
こちらの宮城野原駅の方が微妙に近いらしく、
オフィシャルのアナウンスでもkoboスタ宮城へのアクセスには
この宮城野原駅が案内されています。
ですので駅構内の楽天イーグルス色も榴ヶ岡駅の何倍も濃く、
改札内からご覧の通りです。
仙石線39
改札を出ても、koboスタ宮城に向かう出口はご覧の通り。
仙石線40
そしてこちらがkoboスタ宮城の最寄出口。
この駅がこんなに楽天だとは降りるまで知りませんでしたよ。
仙石線45
この宮城野原駅もホームではGPS位置情報は取れません。
やはり改札を出て地上まで出ないと宮城野原駅の位置情報が取得できず
駅が取れません
でした。



仙石線41
そして陸前原ノ町駅
仙石線起点のあおば通駅からこの陸前原ノ町駅までが
「仙台トンネル」の地下区間となります。
仙石線42
ホームから石巻方面を見るとご覧の通りトンネルの出口が見えます。
仙石線43
駅外観。
この駅は仙台トンネルの出口にある駅ですので、地下駅ですがさほど深くはありません。
ですがやはり駅のホームでは位置情報は入らず。
ホームの階段を昇ると地上にある改札前で位置情報が取れました



仙石線13
陸前原ノ町駅を発車してやっと地上に出る仙石線。
車窓からは目の前の自衛隊仙台駐屯地の施設が目に入ります。

仙石線14
仙台市郊外の田園地帯を車窓から。

仙石線15
ご覧の通りの光景ですが、電波状況は非常に良好です。



電車は仙台市を出ると太平洋岸に近づくルートとなり、、
塩竈市に入ると松島湾を望むルートに入ります。
トンネルを抜けると海が車窓から広がってきます。

仙石線16
松島の海岸に震災後に構築された護岸。

高城町駅から先の陸前小野駅までの区間は2011年の東日本大震災の津波で
線路が被害に遭って壊滅状態となり、2015年5月に復旧再開されるまで
長らく普通区間でした。
これからしばらく、その不通区間だったところを通過します。



仙石線17
「日本三景松島の玄関口」松島海岸駅が近づいてきました。

仙石線18
テレビなどで何度も見た事のある、松島湾が眼前に広がっています。


仙石線19
陸前大塚駅ではホームの横に敷地に
牡蠣の殻が大量に集積されている漁港の光景が。

仙石線20
仙石線21
このあたりの陸前富山駅から東名駅にかけてのあたりは、
仙石線は松島湾すれすれを通っていて、線路脇の護岸の先は海です。


仙石線22
次の駅の東名駅
この駅は東日本大震災では500mほど海寄りにありましたが、
震災後の復旧の際、内陸部に路線が移設された事に伴い、
一緒に移動をしてきた駅となります。

仙石線23
Google MAPでは2015年12月現在でも旧路線の位置で表示がされています。
2015年5月の仙石線復旧後の新ルートは、地図に赤線で表示されたものとなります。
 ※クリックすると写真は拡大します。
仙石線28
こちらはauの4G LTEの電波エリアの情報ですが、
ご覧の通り、このあたりの電波状況は非常に良好ですし
周囲に駅も少ないので、多少路線の位置がずれていても
GPSでの駅の奪取にはさほど影響はありません。
ですのでさほどの心配はいらないでしょう。
仙石線24
旧・東名駅は震災のときはご覧の通りの被災状況でした。
現在はこの旧・東名駅跡は更地になっているそうです。



仙石線25
電車は進み、陸前小野駅を通過します。
陸前小野駅より2駅先の矢本駅までは震災後1年経った2012年3月に復旧した区間となります。
上の写真は陸前小野駅━鹿妻駅間の光景を車窓から。


仙石線26
矢本駅より先の区間は終点の石巻駅まで、震災4ヵ月後の2011年7月に再開しています。
写真は東矢本駅━陸前赤井駅間の定川付近を車窓から。

仙石線27
陸前赤井駅で上り電車とすれ違い(交換)をします。



仙石線29
そして終点の石巻駅に到着です。
仙石線30

仙石線31
改札の横には石ノ森キャラがお出迎え。




さすがに仙台近郊区間の路線だけあって、
電波の状況は申し分の無い状態でした。
地上で圏外の箇所は全くありませんでした

なので、まさか仙台駅周辺で仙台トンネルのおかげで
GPSが電車内では圏外になる、とは予想していませんでしたが。
まあ、仮にトンネル区間の駅を取り逃がしても、
仙台駅の隣の駅などなのでリカバーはさほど難しくはないでしょう。
ただ併走する仙台市営地下鉄東西線も電波が入りませんので
仙台駅付近で地上に出ることが必要にはなります。



本数も安定している路線ですので、
トンネル区間の対策さえしておけば
比較的踏破のしやすい路線だと思いました。



では。

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