宮城県

阿武隈急行00
さて。続いては阿武隈急行です。


元々は国鉄丸森線だったというこの路線は
1986年(昭和61年)7月に阿武隈急行へと転換されたそうです。



阿武隈急行17
こちらはJR東北本線の槻木駅
仙台駅から南に7駅行った所にある駅です。
阿武隈急行18
改札を入って右手の跨線橋を渡ると。
阿武隈急行19
阿武隈急行線のホームとなります。
阿武隈急行20
改札から見た阿武隈急行線のホーム。



阿武隈急行21
東船岡駅
無人駅ですが、終点の槻木駅がホームが一線しか無い為
折り返しの列車はこの駅で列車交換(すれ違い)を行います。



阿武隈急行22
岡駅



阿武隈急行23
横倉駅



阿武隈急行24
角田駅



阿武隈急行25
南角田駅



阿武隈急行26
北丸森駅




阿武隈急行27
丸森駅
1981年に阿武隈急行に営業が移管された後も二年ほどは
この駅が阿武隈急行線の終点の駅だったそうで、
丸森駅━福島駅間が開業したのは1983年だそうです。
槻木駅発の列車でこの駅止まりの列車が何本も設定されています。
阿武隈急行28
こちらが駅の外観。
阿武隈急行29
出札窓口の営業時間6時から20時15分までなので
その時間を過ぎると駅本舎は閉められてしまい、
ご覧の駅舎横から無人駅同様に直接出入りをする様子です。



阿武隈急行31
そして丸森駅を出ると、宮城県と福島県の県境が近づいてきます。
光景もご覧の通り山の中へと。

阿武隈急行32
そして「阿武隈渓谷県立自然公園」の看板が見えてくると。

阿武隈急行30
あぶくま駅に到着です。
この駅、付近に人家は無いそうで
駅間近に阿武隈ライン下りの乗り場があるのみの秘境だそうです。

比較的各駅の電波状況の良好な阿武隈急行線ですが、
この県境近くにあるあぶくま駅は阿武急で唯一電波の入らない駅となります。
阿武隈急行12
こちらauの4G LTEでの電波エリアの地図です。
阿武隈急行33
こちらが駅メモにおけるあぶくま駅近辺のボロノイ図です。
見て頂ければ分かりますが、阿武隈急行線に乗車した場合、
あぶくま駅の取れる範囲はauでは全てが電波圏外となります。
ちなみにdocomoは東北の鉄道駅の携帯電波に関しては整備な成されているそうで、
あぶくま駅でもdocomoのみ問題なく位置情報が取れる様子です。

結論としてはdocomo以外のキャリアユーザーはあぶくま駅はレーダー必須という事です。




阿武隈急行34
そして県境を越えて福島県へと入り最初の駅の兜駅
この駅はギリギリauでは電波エリア圏内ですので位置情報が取れますが、
少しでも宮城県寄り側に出てしまうと圏外となってしまいます
列車で北行する方は駅で位置情報を取り忘れない様に注意して下さい。
南行の方は駅を過ぎれば取れますので慌てずに。



阿武隈急行35
富野駅
無人駅ですが列車交換が可能な駅で、
福島駅発でこの駅止まりの列車が何本も設定されています。



阿武隈急行36
やながわ希望の森公園前駅
駅名の文字数、仮名数共に全国10以前後にランクする長さの駅名であり、
駅名標がやけに横に長いです。



阿武隈急行37
梁川駅
車両基地もある駅ですので、無人駅の多い阿武隈急行線の中でも数少ない
立派な駅舎を持つ駅であり、この駅発着の列車も多数設定されています。



阿武隈急行39
新田駅



阿武隈急行38
二井田駅



阿武隈急行40
大泉駅



阿武隈急行41
保原駅



阿武隈急行42
上保原駅



阿武隈急行43
高子駅



阿武隈急行44
向瀬上駅


阿武隈急行45
この駅間で阿武隈川を渡ります。



阿武隈急行46
瀬上駅



阿武隈急行47
福島学院前駅
阿武隈急行48
名前の通り、駅ホームからは福島学院大学を見ることができます。



阿武隈急行49
卸町駅
全国に同名や似た系統の名前の駅がある様に、
この駅も近くに問屋街などがある駅です。



阿武隈急行50
そして終点の福島駅
阿武隈急行01
JR福島駅の立派な建物と、隣のビルとの間に
何やら「阿武隈急行」と書かれたアーチが見えるのですが。
阿武隈急行02
駅ビルの一階を良く見ると「乗車券発売所」の文字が。
阿武隈急行03
ビルの谷間の、屋根のついた小路を奥へと進みます。
この小路が阿武隈急行と福島交通の使用している
福島駅ホームへと向かう通路となっています。
阿武隈急行034
通路の奥には福島交通飯坂線の改札に。
元々阿武隈急行の親会社が福島交通だったこともあり、
起点の福島駅では、ホームが福島交通と共用となっています。
改札業務も福島駅では福島交通の駅員が。
阿武隈急行05
ですからホームの「福島駅」の看板も、こちら側は福島交通のものですが。
阿武隈急行06
裏側は阿武隈急行のものになっています。
まさかの駅名表示がリバーシブル。





阿武隈急行51
こちらが阿武隈急行線の全線のau 4G LTEのサービスエリアマップですが、
福島宮城県境以外は良好な状態です。
あぶくま駅以外は普通にプレイをしていれば取る事が可能だと思います。

あぶくま駅に関しては、
docomoユーザー以外は基本的にレーダーで取るしかありません。
実は南方の国道115号線からあぶくま駅をGPSで取れるポイントはあるのですが、
わざわざそれだけの為に直線距離で十数キロ、
車ならば40kmは走らないといけないポイントまで
わざわざ行く意味など無いと思いますし。


東北本線が新幹線の影響で本数が微妙に少ないですので
阿武隈急行線まで辿り着くのが一苦労ですが
およそ全線1時間20分の距離の路線は乗ってしまえば
さほど駅の奪取は難しくは無いでしょう。



では。

常磐線201
さて、常磐線の続きです。


日暮里駅━原ノ町駅間はこちら。
【攻略】JR・常磐線、日暮里駅~竜田駅間とJR代行バス区間(竜田駅━原ノ町駅)



常磐線202
まあ、JRの代行バスに乗って原ノ町駅まで来た訳ですが。

竜田駅発の代行バスが、実質朝の9時35分発のバス一択である以上、
同様のルートを行く方は、だいたい同じ行程となるはずです。

こちらは原ノ町駅からの下り(相馬行き)列車の時刻表です。
常磐線203

実はJRの代行バスも、原ノ町駅の時刻表も、
特にこの時間帯は平日も休日も全く同じなんですね。
ですから状況が変わらない限り、
皆さん同じタイムテーブルでの行動をする事になると思います。

JRの代行バスは、原ノ町駅着が10時50分予定です。
ですので必然的に、仙台方面へと抜ける方は12時02分の相馬行き列車に乗車となります。
常磐線204

つまり原ノ町駅で1時間ちょっと待つ事になる訳ですね。
だいたいこの時間ですと、行程的には早めの昼食を取って待つ感じでしょうか。

常磐線205
駅構内の立ち食い蕎麦屋さんはこの通り閉鎖していますが。
常磐線206
同じ蕎麦屋さんが、駅の真正面で営業しています。

また、原ノ町駅の待合室にはコンビニ(NewDays)がありますので、
必要なものを購入する事も可能でしょう。
駅ロータリーから右手で徒歩1分くらいで別のコンビニもあります。



時間があれば当然、駅構内や周辺を探索する訳で。
常磐線213

常磐線207
常磐線210
常磐線209
駅構内の跨線橋は、ご覧の通り封鎖されています。


常磐線208
駅の外の跨線橋から見下ろすと、駅構内には停車中の列車が。

常磐線211
常磐線212
見ると震災のときに原ノ町駅に取り残された
スーパーひたちでした。
前後の路線が寸断され、4駅間しか動いていない状況では朽ち果てるのは当然で、
この車両はもう動かないとか。


常磐線214
そして相馬駅行きの常磐線がやってきました。
常磐線215
これから相馬駅まで、4駅だけ営業をしている区間を乗車したいと思います。

常磐線217
車両の中はこんな感じ。
ワンマン運転でした。



常磐線218
原ノ町駅の隣の鹿島駅


常磐線219
日立木駅を過ぎ、列車は進みます。


常磐線220
列車は三つ目で終点の相馬駅に到着。

常磐線221
この駅も通路の跨線橋は閉鎖されていました。

常磐線222
常磐線223
なかなかに味わいのある駅舎です。



そしてこの相馬駅から浜吉田駅までの間4駅は、震災の被害による休止区間となります。
竜田駅━原ノ町駅間の休止が放射能による帰宅困難区域によるものであるのに対し、
こちらの相馬駅━浜吉田駅間は津波の被害による休止区間となります。

そしてこちらがJRの代行バス。
常磐線224
常磐線は浜吉田駅まで運行していますが、
このバスは浜吉田駅の隣の亘理駅まで運行をしています。
…ここ、非常に重要なポイントであるのは後で説明をしますw

竜田駅━原ノ町駅間が一日2便づつの運行であるのに対して
こちらの相馬駅からのバスは一日に26便が運行しています。
はっきり言って下手なローカル鉄道路線よりも本数が多く便利ですw

常磐線225
とりあえずバスに乗り換えて相馬駅を出発します。


常磐線226
常磐線227
国道6号を北上し、まずはお隣の駒ヶ嶺駅に。
こちらはご覧の通り常磐線の駅舎が残っており、駅前がバス停となっています。



常磐線228
続いての新地駅ですが、
こちらはJRの新地駅の場所ではなく1kmほど離れた
新地町役場の目の前に代行バスの「新地駅」が設けられています。

なぜかというと。

常磐線229
こちらが震災直後の新地駅の状況です。
ご覧の通りの被災状況でしたので、常磐線の走るあたりはまさに復興の真っ只中なのです。

ちなみに代行バスの新地駅を出て国道6号に戻り少し北上すると。
常磐線230
ご覧の通り、新しく300mほど内陸部に移動して新設されている
あたらしい常磐線の建設中の高架に「新地駅」と書かれているのが見えました。
高架脇にはなにやら駅の階段らしきものも見えます。
常磐線の高架以外は全くの更地状態でしたが、着々と復興は進んでいる様子でした。


そしてこの新地駅を過ぎると福島県との県境を越えて宮城県に入ります。



常磐線231
常磐線232
こちらが常磐線で宮城県最初の駅である坂元駅の、代行バスの駅です。
元々あった常磐線の坂元駅からは東に1kmほど離れた
国道6号の山元町坂元交差点付近に設けられています。

こちらも坂元駅は震災直後はご覧の通りの状況でしたので。
常磐線233

原発の帰宅困難区域の時には、見た目は普通に街が残っていましたので、
所々除染作業が為されたゴーストタウンといった態でしたが、
こちらは津波の被害に遭った地域なので、4年経った今ではほぼ更地の状態です。



常磐線234
国道6号をバスが北上していくと、国道沿いに山元町役場があります。
役場は山下駅のあった場所からはおよそ2.4kmほど西にあります。

常磐線235
バスが左折をして役場の敷地内へと入って行くと。
常磐線236
常磐線237
役場の駐車場内に山下駅が設置されていました。

山下駅も駅舎の中まで水が入り、ホームに車が乗り上げる状況で
線路も流出してしまう状況だった様です。



さて、そして次は、常磐線が現在運行している浜吉田駅となります。

常磐線239
はい! 代行バスの浜吉田駅に着きました!

・・・何かおかしいと思いませんか?
はい。そうです。ここは国道6号なんですけど、
鉄道の「て」の字も見当たらない場所なんですねw

そりゃあそうです。
以下バス停と浜吉田駅の位置ですが。
常磐線240

ご覧の通り、直線距離でおよそ2.5km離れています
バス停から駅方向には更地が広がるのみですが、
1.6km先の常磐自動車道は見えても、鉄道など全く見えませんからw
常磐線243

まあ、ちゃんとJRの代行バスの案内に書いてあるんですけど。

常磐線241


ちなみにバス停から駅までをGPSナビで徒歩で検索すると。
常磐線242

ご覧の通り30分と出ましたw

私は承知で、鉄道の動く浜吉田駅から乗るつもりで降りましたからいいですが、
釣られたのか、知らずに駅があると思って降りたのか、
鉄の人が一人、一緒にバスを下車してました。
彼はあたりをキョロキョロして、明らかに駅を探してウロウロしてました。

聞かれれば教えてあげましたが、
自分できちんと調べてこないマニアの人など自己責任なので知りませんw

代行バスの浜吉田駅バス停着が13時17分、
常磐線の浜吉田発の列車が13時43分発なので、
26分で行かないと列車に間に合いません。
できれば間に合って行程を進めたいので、
彼には構わず、さっさと小走りで更地へと突っ込む私でした。


ですので、相馬駅━亘理駅間の代行バスを乗る方は、
承知で歩く覚悟の方でなければ
浜吉田駅バス停で降りると途方に暮れる事になります
終点の亘理駅まで乗れば普通に列車に乗り継げますのでご注意ください。


常磐線244
とりあえず1kmほど小走りで進み、常磐自動車道が近づいてきました。
疲れたのでここから徒歩でw

常磐線245
常磐自動車道の横まで来ましたが、ここまで更地しかありません。

常磐線246
常磐線247
反対側はこんな感じですが、相変わらず更地が続きます。

常磐線248
やっと建物が見えて来ました。
この道を6分ほどまっすぐ行けば駅です。

常磐線249
やっと浜吉田駅が小さく見えてきました。
この時点ではまだ列車が駅にいるのが見えましたが。

常磐線250
この光景を見る直前で、13時43分発の列車は発車して行きましたw
恐らく次の亘理駅では、先ほど降りたバスの乗客が待っていることでしょう。
まあ、次の列車は14時30分発ですので、47分駅を探索する事にします。


常磐線251
まずはこの駅でも封鎖されている跨線橋。

常磐線252
反対側のホーム。
駅名表示の山下駅が白いテープで隠されています。

常磐線253
東京方面への線路。

常磐線254
こちらは仙台方向。

常磐線255
だいたい見る物がなくなりましたw



常磐線302
そうこう待つうちに、14時30分浜吉田駅発の列車がやってきました。

常磐線303
津波被害の被災地であった地域で、
駅の様子も地味なのでもっと乗車する人が少ないかと思ったのですが、
近隣から結構な数の乗客が乗車してきました。
よく考えれば、仙台への通勤圏内なんですよね。

常磐線304
車内には、津波の際の対応についての案内が。



浜吉田駅から、亘理駅、逢隈駅、そして岩沼駅までが常磐線ですが、
岩沼駅からは東北本線に乗り入れて仙台駅まで列車は運行をしています。


常磐線305
仙台駅に到着する常磐線列車。

常磐線306
やはり仙台駅は大きなターミナル駅ですのでにぎやかです。



常磐線257
ご覧の通り、今回辿った常磐線のルートは、
震災の被災地域にも関わらず、全線が電波のサービス圏内でした。
被災での普通区間などもありましたが、電波が届かないといった状況は全くありませんでした。

ただ、やはり東京から仙台までを踏破すると、朝イチでの出発でも
夕方まで掛かるのは、343kmの路線ですからやむを得ないでしょう。



では。

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