静岡県

大井川鐵道井川線c14
大井川鐵道井川線の記事の続きです。


その1(千頭駅━奥泉駅)はこちら



大井川鐵道井川線c11
こちらは奥泉駅から北西に700mほどの大井川に掛かる泉大橋です。
千頭駅から井川線と併走してきた県道77号線は寸又峡方面へと伸びており、
この代わりに泉大橋の手前で県道388号接岨峡線が分岐をして井川方面へと向かっています。
大井川鐵道井川線20
奥泉駅から次の駅までの間にはいくつかのトンネルはありますが、
この区間のトンネルはどれもさほど長いものでは無いので
駅へのアクセスにはさほど困らないと思います。


大井川鐵道井川線a78
トンネルを抜けると眼前には大井川ダムのダム湖が見えます。
湖にかかる橋梁の脇を過ぎるとすぐに列車は駅へと到着をします。
大井川鐵道井川線a79
この橋梁は「市代吊橋」というかつての大井川鐵道の鉄道橋であり、
1954年(昭和29年)の鉄道ルート変更によって道路橋に転用されたものです。
大井川鐵道井川線c12
この市代踏切のすぐ北側目の前には井川線の市代踏切があり、
駅へと通じる道路が北西へと伸びています。
大井川鐵道井川線c13
踏切から駅への道はご覧の通り広くなっており、
実質的な駅前広場となっています。左の線路沿いが駅ですが、
右側に伸びている坂の道は900mほどで県道388号接岨峡線に連絡しています。
車で駅まで来るにはこの県道からの道が唯一のルートとなります。
大井川鐵道井川線c15
左手へとゆるい坂を下って駅へ。
大井川鐵道井川線a75
こちらがアプトいちしろ駅の駅舎の外観です。
もともとは井川線が大井川鐵道となって旅客営業を開始した
1959年(昭和34年)に川根市代駅として開業した駅ですが、
長島ダム建設による線路の水没によって井川線のルートが変更となり
1990年(平成2年)に180mほど北西の現在の場所に駅が移設されました。
その際に駅名も現在のアプトいちしろ駅へと変更となっています。
大井川鐵道井川線c17
旧駅があったのは先ほどの市代踏切から南側の付近で、
踏切前にある変電圧設備の裏側がかつての廃線跡と駅跡となります。
旧駅の現役当時には、駅に停車した列車の先は
トンネル内に一部がかかっていたそうです。
大井川鐵道井川線c16
こちらは駅舎の中の様子です。
駅の大半は乗務員の詰め所となっており、
待合室はほぼ通路といって良い状態の広さです。
大井川鐵道井川線c19
ホーム側から見た駅舎の様子。
大井川鐵道井川線c18
駅構内に入るとすぐ目の前に構内踏切があります。
大井川鐵道井川線c20
構内踏切とホームとは若干の距離があり、
連絡通路によってホームへ連絡をしています。
大井川鐵道井川線c21
こちらがホームの様子です。
単式ホーム1面1線となっています。
大井川鐵道井川線c22
ホームの部分はご覧のように土盛りで若干高くなっています。
大井川鐵道井川線c23
また駅の目の前には大井川ダムのダム湖が広がっており
天気の良い日にはなかなかの景色を見ることができます。

大井川鐵道井川線a77
そしてこのアプトいちしろ駅━長島ダム駅間は
現在日本で唯一の現役路線でのアプト式採用区間となっています。
上は大井川鐵道のアプト式ラックレール。
大井川鐵道井川線26
ですので大井川鐵道井川線は基本的に非電化の路線なのですが、
このアプトいちしろ駅━長島ダム駅のアプト式区間のみが電化されており、
ご覧の通りにED90形アプト式電気機関車を増結して運行をしています。
ですのでアプトいちしろ駅と長島ダム駅では
電気機関車の連結や切り離し作業の為
停車時間が10分程度取られて長くなっています。
大井川鐵道井川線a70
アプトいちしろ駅━長島ダム駅間は90‰(パーミル)の急勾配となっています。
かつて国鉄信越本線で存在した横川駅~軽井沢駅間のアプト式区間が
66.7‰(パーミル)
でしたので、この区間の急勾配ぶりがよく分かると思います。
大井川鐵道井川線27
その為、この駅には車庫や車両検修区があり、
アプト式の電気機関車も留置されています。
大井川鐵道井川線c24
また駅の南側の千頭方のトンネル前には、アプト式電気機関車の待避線があります。
本線で客車を牽引する機関車は引き上げ線から一旦こちらに入り、
ホームに停まる列車に増結されてアプトの勾配を押し上げます。


大井川鐵道井川線28
アプト式区間を走行する大井川鐵道。
やはりスピードはかなりゆっくりです。
井川線はアプトいちしろ駅から次の駅までの区間のみ電化されています。
大井川鐵道井川線29
アプトいちしろ駅から次の駅までの区間には
ご覧の通りトンネル部分が3箇所あります。
ですが列車の速度が遅いため、GPSを受信する時間が意外とあったりします。
そもそもこの区間は駅での停車時間が10分程度あるので
落ち着けば取り逃すことはまずありません。
大井川鐵道井川線c25
蛇行する大井川に沿って東へと進路を取る井川線。
トンネルを抜けてから長島ダムまでの区間は
1990年(平成2年)に移設された新線の区間です。
川の対岸にはかつての井川線の旧線の遺構が残っています。


大井川鐵道井川線c26
こちらは県道388号接岨峡線の長島ダム付近の光景です。
ダムの下流側を巻くように進んできた県道が
ちょうどダムの前で次の駅に差し掛かった所です。
大井川鐵道井川線c27
長島ダム駅の駅舎の外観です。
この駅は1990年(平成2年)に長島ダム建設による新線付け替えで
新たにダムの北側に設置されました。
大井川鐵道井川線a67
駅舎の中はご覧の通りベンチの設置された待合室となっています。
大井川鐵道井川線a68
ホーム側の出口には改札ラッチが設けられており、
改札前にある階段を登ってホームへと上がります。
大井川鐵道井川線a69
階段上にも屋根があり待合スペースが。
大井川鐵道井川線c28
こちらがホームの様子です。
相対式2面2線のホームとなっており列車交換が可能となっています。
南側の駅舎側のこちらが上り線千頭方面行きとなります。
大井川鐵道井川線c29
大井川鐵道井川線c30
千頭駅方のホーム西端には構内踏切があり、
二つのホームを連絡しています。
大井川鐵道井川線c31
こちらは井川方面の下り井川方面行きのホームです。
駅の東側の井川方はすぐにトンネルとなっているのが見えます。
大井川鐵道井川線c32
他の駅のホームは幅が非常に狭かったですが、
この駅はご覧の様に十分な広さのホームとなっています。
大井川鐵道井川線a64
下りホームの途中にある出口。
階段の先は斜面で、恐らくは保守用の出入口なのでしょう。

大井川鐵道井川線c33
そしてこの駅には西の千頭方のホームから150mほどの場所に
ご覧の留置線が一本設けられています。
これはアプト式の電気機関車が退避をする留置線です。
大井川鐵道井川線c34
留置線の終端の先には運転士が待機する待機所の建物があります。
大井川鐵道井川線c36
そしてこの長島ダム駅とアプトいちしろ駅の間にあるのが
「ミステリートンネル」という井川線の旧線廃線跡を利用した遊歩道です。
大井川鐵道井川線c35
駅からはご覧の駅前の県道を跨ぐ跨道橋があり、
県道の南側のダム湖側へと下りることができます。
大井川鐵道井川線c37
駅の前の斜面を下ってダムの下流側に架かる、
ダム放流時には水しぶきがかかるという「しぶき橋」を渡ります。
大井川鐵道井川線c38
橋の対岸の道を進むとすぐに右手にご覧の階段のある横道が。
その先には井川線の旧線の西井戸トンネルがあります。
右手に見える大井川の橋は県道388号接岨峡線の市代橋で
西井戸トンネルは橋のたもと下付近にあります。
大井川鐵道井川線c39
トンネルの中を通過。
大井川鐵道井川線c40
抜けた先にはアプトいちしろキャンプ場があります。
このキャンプ場もかつての廃線跡となります。
大井川鐵道井川線c41
キャンプ場の西端には大加島トンネルの入口が。
大井川鐵道井川線c42
トンネルの中にはご覧のイルミネーションが。
抜けた先はかつての川根市代駅跡であり、
現在のアプトいちしろ駅の目の前へと出る事となります。


大井川鐵道井川線38
長島ダム駅━ひらんだ駅間のトンネルはご覧の通り。
すぐにトンネルがある長島ダム駅側は取りづらい状況となっています。
長島ダム駅を確実に取るためには停車時間の長い駅ホームでを推奨します。
大井川鐵道井川線a59
そして路線目の前に見える長島ダム湖(接阻湖)の対岸には
かつてダム湖ができる前の大井川鐵道の旧線跡が見えます。
これは湖の水量が少ない時には水面上に現れるもので、
水量が多い時期は水面下に沈んでいるそうです。


大井川鐵道井川線a57
こちらは長島ダム駅からは1kmほど東に位置する
県道388号接岨峡線の唐沢トンネルの東側出口付近の光景です。
大井川鐵道井川線c43
トンネル前にあるカヌー場の看板のある脇道を下ると
300mほどで次の駅の入口があります。
大井川鐵道井川線a55
こちらが坂を下る途中にある駅への入口付近の光景です。
表示も何もありませんので、知らないと駅を見落とすと思われます。
大井川鐵道井川線a56
道路脇のガードレールの切れ目をのぞくと階段があり
降りた下に駅があります。
大井川鐵道井川線a54
下から見た階段の様子です。
コンクリートの階段では無く、斜面に丸太を組んで作られた
ハイキングコースのような階段で上の道路とホームを連絡しています。
大井川鐵道井川線c48
こちらがひらんだ駅の俯瞰で見た全景です。
1990年(平成2年)に長島ダム建設による井川線の付け替えによって
新線に新しく作られた駅となります。
大井川鐵道井川線c44
そしてこちらがホームの様子です。
単式1面1線の棒線無人駅となっています。
駅のある地名は「平田」と書いて「ひらんだ」と読み、
難読の駅名となる為、駅名は最初からひらがな表記となっています。
大井川鐵道井川線c45
接阻湖のほとりにある駅はホームの中央部が橋梁となっており
北側は斜面で狭い平地を切り開いた駅となっています。
大井川鐵道井川線c46
駅に駅舎は無く、ご覧の通り待合室が置かれています。
大井川鐵道井川線c47
ホーム東端には平田トンネルの入口があります。
大井川鐵道井川線c49
駅の目の前には湖のほとりの舗装された敷地が見えます。
こちらは奥大井接阻湖カヌー競技場で、2003年(平成15年)には
静岡国体のカヌー競技会場となった施設です。
今でも時折練習をしている競技者をみる事ができます。
大井川鐵道井川線42
このひらんだ駅での注意点としては、
駅ホームは携帯の電波圏外だということです。
上はau 4G LTEでの電波サービスエリアのマップですが、
ご覧の通り長島ダム駅からひらんだ駅へと向かうと
到着直前に電波が圏外となるのが分かります。
大井川鐵道井川線a89
私がひらんだ駅に降りたときには、
一応ご覧の様にGPS位置情報の取得は駅でできました。
状況によっては駅でも電波は届くようですが
天候など条件が悪い場合は入らない可能性を覚悟すべきでしょう。


大井川鐵道井川線c50
そしてひらんだ駅を出ると列車はすぐに平田トンネルに入ってしまいます。
大井川鐵道井川線41
ご覧の通り駅間の大部分をこのトンネルが占めていますので
ひらんだ駅━奥大井湖上駅間でひらんだ駅を取るのはほぼ不可能でしょう。
そしてその上もう一つ重要なのは。
大井川鐵道井川線44
au 4G LTEでの電波サービスエリアマップを見ると分かりますが
ひらんだ駅━奥大井湖上駅間は路線と駅の全てが電波圏外ということです。
トンネル+電波圏外。このあたりはなかなか苦戦をしそうな状況です。



大井川鐵道井川線45
(上写真はクリックで拡大します)
こちらは奥大井湖上駅の全景です。
駅は1990年(平成2年)に長島ダム建設による
新線付け替えによって新しく開業をした駅です。
ご覧の通り、長島ダムによって渓谷の大井川がせき止められできた接阻湖ですが、
その湖のど真ん中に橋梁でつながれたほぼ島の様な半島に駅があるのが
この奥大井湖上駅なのです。まさに名前の通り湖の上にある駅となっています。
大井川鐵道井川線c51
こちらがホームの様子です。
単式ホーム1面1線の駅となっています。
大井川鐵道井川線c52
駅の前後を真っ赤な奥大井レインボーブリッジに挟まれており、
ホーム南側は橋の上に張り出して作られています。
大井川鐵道井川線c53
また川根本町ではこの駅を「恋の駅」としてアピールしており、
駅にはカップルベンチの他に「恋の鍵箱」と題したフレームがあります。
そしてその脇には「Happy Happy Bell 風の忘れもの」と題された
幸せを呼ぶ鐘が設置されています。
大井川鐵道井川線67
そして待合室脇にある、ホーム中央の階段を上がると
上には「レイクコテージ奥大井」というログハウス風の展望施設があります。
大井川鐵道井川線68
コテージ前の様子。
駅のホームや接阻湖を見下ろせます。
大井川鐵道井川線c57
駅からコテージ周辺はハイキングコースになっており、
案内板も設置されていますが設置者が2005年(平成17年)に合併された
本川根町の観光協会となっていました。
大井川鐵道井川線69
こちらがコテージ内の様子です。
奥大井湖上駅でトイレはここにしかありません。
大井川鐵道井川線44
そして再度、奥大井湖上駅周辺のau 4G LTEでの電波状況マップを載せます。
見ての通り奥大井湖上駅周辺は完全に電波サービスエリア圏外ですので
GPSで駅へのアクセスをすることはできません。
ですのでアイテムの使用が不可欠の駅となります。
大井川鐵道井川線c54
ただ、こちらが私が実際に奥大井湖上駅でGoogle Mapで見た
駅でのGPS受信による地図表示です。
この通り電波が届いてアクセスできる場合もありますので
チェックインを試す価値はあると思います。
ただこればかりは運任せの要素が強いのでアテにするのはお勧めできません


さてこの奥大井湖上駅についてですが、
井川線自体の列車本数が上下線ともに一日5本です。
また、2016年4月現在不通区間となっている接阻峡温泉駅━井川駅ですが、
終点の井川駅の一つ手前の閑蔵駅までは
大井川鐵道のバス「閑蔵線」で行く事ができます


この「閑蔵線」は千頭駅から閑蔵駅までを県道を使って運行しており、
千頭駅、奥泉駅、長島ダム駅、奥大井湖上駅、接阻峡温泉駅、そして閑蔵駅と
それぞれ大井川鐵道井川線の駅付近をバス停として
上下それぞれ一日3本を運行をしています。
一日の本数が5本の鉄道にバスが3本加わると
井川線の攻略がかなり楽になる
のですが、
この「大井川鐵道バス閑蔵線」のバス停で
私がネットなどで事前に調べても場所が分かり辛かったのが
この奥大井湖上駅の駅前のバス停
でした。
ですので今回はバス停から駅までの道を解説したいと思います。

大井川鐵道井川線66
まずはバス停から駅までの周辺の地図を。
大井川鐵道井川線46
こちらが県道388号接岨峡線を走る「大井川鐵道バス閑蔵線」の
奥大井湖上駅の最寄りバス停である「湖上入口」バス停となります。
バスポールの上の丸いところは一体どこに行ってしまったのでしょうか…
(地図①の場所

大井川鐵道井川線47
バス停を走り去って行く大井川鐵道バス閑蔵線のバス。
表示されたバス停の看板には
「50m先右側 奥大井湖上駅降り口」とあります。
大井川鐵道井川線48
矢印の方向へ振り返ると、およそ50m先にはトンネルが見えます。
静岡県道388号接岨峡線の不動トンネルなのですが、
トンネル手前に確かに右へと道がありました。
(地図②の場所)

大井川鐵道井川線49
下りの道には「レインボーブリッジ」の看板が。
大井川鐵道井川線50
看板のところで県道を振り返ってみると、
「路線バス停」と書かれた矢印の表示がありました。
大井川鐵道井川線51
道を進むとご覧の光景なのですが、
このあたりで右手の木々の切れ目から接阻湖を見下ろしてみると。
大井川鐵道井川線52
ごらんの通り奥大井湖上駅を見下ろす絶好のビュースポットがあります。
鉄道写真などでこの駅の俯瞰写真は大抵同じ構図ですので
間違いなくこの場所から撮られている様です。
(地図③の場所)
大井川鐵道井川線53
撮影スポットの先のカーブの山側には
ご覧の案内表示が。
大井川鐵道井川線54
谷側を見るとご覧の遊歩道の入口がありました。
遊歩道と呼ぶにはなかなかの山道です。
(地図④の場所)
大井川鐵道井川線55
そして遊歩道を進んだ光景を
そのまま撮りましたのでご覧下さい。
Googleの地図では載っていない道ですので、
今回用意をした地図には、この山道を
国土地理院の地図を元に赤線で描き足しました。
大井川鐵道井川線56
しばらく進むとご覧の分岐点に差し掛かります。
戻る道の方角には「レインボーブリッジ撮影スポット」、
そして左に降りる道には「駐車場」と書かれています。
(地図⑤の場所)
大井川鐵道井川線57
反対側には登る道が分かれていて
「奥大井湖上駅」との文字が。
駅へと向かっていますのでこちらへと進みます。
大井川鐵道井川線58
一段登ってみるとご覧の案内板がありました。
一応駅前の十字路となりますので道迷いに注意をして下さい。
大井川鐵道井川線59
登って柵の向こうを見ると接阻湖と、
先ほどから「レインボーブリッジ」と書かれていた大井川鐵道の橋梁、
そしてその先に奥大井湖上駅が見えました。
(地図⑥の場所)
大井川鐵道井川線60
左にはご覧の通りかなり急な下り階段の道があります。
大井川鐵道井川線61
そして下りた先にはご覧の光景の見える階段の踊り場があり、
左手にさらに階段が続いています。
大井川鐵道井川線62
階段を引き続き下りるとご覧の通りトンネルの前に出ました。
こちらは奥大井湖上駅の北側の、
接阻湖(大井川)対岸にある22号トンネルです。
さきほどの踊り場はこのトンネルの真上のスペースだった訳です。
(地図⑦の場所)
大井川鐵道井川線63
トンネルの反対側を見るとご覧の橋梁が。
これが「レインボーブリッジ」です。
道には大井川鐵道の通る線路が見えると思いますが、
線路の左側のこの道の部分を渡らないと奥大井湖上駅へは行けません
大井川鐵道井川線64
全長195mの赤い橋梁は、この日の吹流しを見るとおよそ風速10mはありました。
一般的には「強風」と定義され屋外作業が規制される風速です。
大井川鐵道井川線65
線路の脇を進むとやっと駅に到着しました。(地図⑧の場所)

奥大井湖上駅と「湖上入口」バス停の距離は
様々な案内を見ると、だいたい徒歩20分~30分程度と書かれている様子です。
私はバス停から駅へ下る道を実際に計測しておよそ12、3分で到着をしましたが、
個人差はあると思いますし駅からバス停に登るのであれば
時間のプラスアルファも必要かもしれません。



この先の井川線の最深部についてはその3に続けたいと思います。

では。

大井川鐵道井川線00
さて。次は大井川鐵道井川線です。


「南アルプスあぷとライン」という愛称をもっており、
静岡県の榛原郡川根本町の千頭駅と、静岡市葵区の井川駅とを結ぶ路線です。
全長25.5km、全線所要時間は50分ほど(千頭━接阻峡温泉間)で全線が単線。

現在の日本で、鉄道事業法および軌道法に準拠する鉄道としては
唯一のラック式鉄道(アプト式)区間のある路線
となっています。
その為、井川線自体は非電化の路線ですが
アプトいちしろ駅━長島ダム駅間のアプト式区間だけ電化されています。

また井川線の機関車および制御客車は水撒き装置を持っていますが
これはカーブが多いため線路と車輪の摩擦からの保護を目的としており、
箱根登山鉄道が同様の水撒き装置を持っているのと同じ理由からです。



大井川鐵道井川線a90
というわけでこちらが千頭駅の駅舎です。
大井川鐵道の大井川本線の終点であり、
ここから井川線の起点となっている駅でもあります。
1931年(昭和6年)に大井川鐵道の本線が延伸されて
終着駅として開設されました。

井川線ができたのは1935年(昭和10年)のことで、
大井川電力の専用鉄道として大井川専用軌道として
千頭駅━大井川発電所間で開通しました。

1954年(昭和29年)に現在の井川駅の先の堂平駅まで運行が開始され
中部電力専用鉄道へと名称を変更。
そして1959年(昭和34年)に大井川鉄道が中部電力専用鉄道を引き継ぎ
大井川鐵道井川線として旅客営業を開始し現在に至っています
大井川鐵道井川線a91
観光地の駅らしく駅前には歩行者用の広場が広く取られています。
大井川鐵道井川線a92
駅前広場の東側には車の展開できるロータリーが。
大井川鐵道井川線a93
駅に面する道路には土産物店が並んでいます。
大井川鐵道井川線a94
駅舎の正面の道路は県道77号川根寸又峡線で、
60m程駅から北に進むと井川線の踏切があります。
大井川鐵道井川線a95
戻って駅舎の中へと入り改札へ。
大井川鐵道井川線a96
ホーム側から見た改札付近の様子です。
大井川鐵道井川線b08
改札を入ると奥が大井川本線のホームで
右手に井川線のホームがあります。
千頭駅では大井川本線が頭端式の1番線から4番線で、
井川線は6番線ホームを使用しています。
大井川鐵道井川線a97
そして井川線ホームへは中間改札が設けられており、
中間改札の内側は待合スペースとなっています。
大井川鐵道井川線a98
井川線ホーム側から見た駅舎です。
左側付近が中間改札の出口となります。
大井川鐵道井川線a99
駅舎から見た井川線ホーム。
ご覧の通りかなりの広さがホームにはあり、
その奥には車両が留置された引き上げ線が何本も並んでいます。
大井川鐵道井川線b01
ホームの様子です。
島式のホームは広いのですが、
井川線で使われている6番線ホームはご覧のように3段ほど低くなっています。
反対側には大井川本線の線路が敷かれてはいますが旅客使用はされておらず、
形としては井川線の単式ホームと言える形状です。
大井川鐵道井川線b02
鉄骨作りの屋根、シート葺きの屋根があって井川線のゼロキロポストも置かれていますが、
南方に進むと井川線の低くなったホームが終わって一面が平らになっています。
そしてホーム南端の先には転車台があります。
大井川鐵道井川線b03
こちらがその転車台です。
国の有形登録文化財に指定されているものですが
今でも現役でSLの転回に使われています。
大井川鐵道井川線b04
切返して南からみた井川線のホーム。


大井川鐵道井川線b21
こちらは千頭駅前の県道77号川根寸又峡線を
駅から200mほど来たに進むとある川根大橋西交差点付近の様子です。
大井川鐵道井川線b22
川根大橋からさらに300mほど進むと、
JAの先にご覧のT字路の交差点があります。
大井川鐵道井川線b23
T字路を曲がって100mほどで井川線を跨ぐ
神光寺跨線橋という道路橋があります。
大井川鐵道井川線b24
この橋の下を見ると線路が複線となっており、
井川線の本線では無い方の線路には貨車や客車が留置されています。
大井川鐵道井川線b25
貨車が留置されている線路はかつての井川線の貨物線の跡です。
1970年(昭和45年)に大井川鐵道が初めてSLを走らせたのがこの貨物線で、
以後全国の鉄道会社がSLを観光列車として運行するルーツとも言える場所です。

貨物線は千頭駅から次の駅までつながっていましたが、
県道77号線の拡張工事によって貨物線は廃止。
現在は北側の半分が留置線として利用されているという訳です。
大井川鐵道井川線b26
跨線橋の西側から線路脇を通っている道を北上すると、
山中で道は入り組んでいますが400mほどで次の駅へと辿り着きます。


大井川鐵道井川線b05
こちらは駅へと通じる山中の道で、
駅へと通じる道が分岐している付近の光景です。
大井川鐵道井川線b06
脇に分かれて下っているこちらの道が駅への道です。
大井川鐵道井川線b07
坂を下ると、どう見ても民家の間の裏路地のように見えますが
この道が乗客がホームへと至る唯一の道となります。
大井川鐵道井川線b09
ホーム側から見た駅ホームへの入口です。
ご覧の通り改札などは無く、直接ホームへと入る事ができます。
大井川鐵道井川線b10
そしてこちらが川根両国駅のホームの様子です。
相対式ホーム2面2線の駅で、下り線ホームの北端に駅入口があり
駅は1935年(昭和10年)に大井川専用軌道の駅として開設されたもので、
大井川鐵道となった1959年(昭和34年)より旅客営業を開始しています。
大井川鐵道井川線b11
駅の入口があるこちらが下り井川方面行きホームとなります。
ホーム自体は狭いものの、外側の鉄道用地を含めて実質的にホームとしているので
ある程度の広さが確保されています。
大井川鐵道井川線b12
こちらは二つのホームを連絡している構内踏切です。
大井川鐵道井川線b13
上り線の千頭方面行きホームです。
こちらはご覧の通り狭いホームがあるのみとなります。
大井川鐵道井川線b14
ホーム上では人がすれ違うのにもギリギリの幅ですが、
井川線のホームはこのくらいの幅のホームが幾つもあるのですが、
やはり元々がダム建設用の工事資材運搬路線だったからでしょうか。
大井川鐵道井川線b15
そして駅の北側を見ると右手のご覧の建物が見えます。
大井川鐵道井川線a87
入口の脇には「川根両国駅」と木製の看板が掛かっていますが、
この建物は井川線の両国乗務区の建物となり旅客の駅舎ではありません。
ですので旅客駅としては駅舎の無いホームのみの駅となります。
大井川鐵道井川線b16
乗務区の建物のさらに北側には、ご覧のように複数の引き上げ線や車庫があります。
これは井川線の保線区と車両区で、車両整備や線路メンテナンスの拠点となっています。
大井川鐵道井川線b17
駅の出入口から駅前の道路へと一旦戻ります。
大井川鐵道井川線b18
前の道路を北へと進むと120mほどで橋が見えてきます。
大井川鐵道井川線b19
こちらが両国吊橋です。
1988年(昭和63年)に架けられた人道橋となります。
大井川鐵道井川線b20
大井川に架かる吊橋からは井川線の線路が良く見えます。


大井川鐵道井川線b27
こちらは両国吊橋のすぐ北側にある井川線のトンネル入口付近の光景です。
大井川鐵道井川線09
ご覧の通り川根両国駅━沢間駅間にはトンネルが三箇所ありますが
長さも短く、また列車速度も遅いですので
駅間で列車から駅にアクセスするのにさほどの支障にはならないでしょう。
当然トンネル内では電波は入りませんが




大井川鐵道井川線b28
こちらは川根両国駅から北西に1kmほどの大井川右岸にある
沢間集落の中の光景です。
お茶畑の中にあるこちらの道が駅へと通じている道となります。
大井川鐵道井川線b32
T字路から40mほど南に進むと駅の敷地につき当たります。
大井川鐵道井川線b33
こちらが沢間駅の待合室付近の外観です。
1931年(昭和6年)に寸又川専用軌道(後の千頭森林鉄道)の
沢間停車場として開業した駅で、
現在の井川線にあたる大井川専用軌道が1935年(昭和10年)に開業して
沢間駅にも停車する様になって二つの路線が交わる駅となります。

1969年(昭和44年)に千頭森林鉄道が廃止された後は
大井川鐵道の井川線単独の駅となり現在に至っています。
大井川鐵道井川線b42
この駅にはかつてはご覧の木造駅舎が建っていました。
しかし建物の老朽化の為、2018年(平成30年)に駅舎は解体されており
代わりに現在の待合室が建てられました。
大井川鐵道井川線b34
ホームは単式1面1線となっています。
待合室とホームの間には広めのスペースが開いており、
コンクリートの幅の狭いホームが設けられています。
大井川鐵道井川線b35
駅はカーブを描いて設けられており、
集落の南端である駅周辺はご覧の通り山林の中となっています。
大井川鐵道井川線b36
ホームの南端から左手を見ると小屋が。
保線の資材を置く物置小屋でしょうか。
よく見ると小屋の目の前にはホームらしきものがありますが、
これはかつて沢間駅が千鳥式に列車交換可能駅だった時の廃ホームです。
大井川鐵道井川線b37
そして小屋からさらに南側を見ると何やらロックシェードのようなものが。
大井川鐵道井川線b38
こちらは貨車へと積荷を積むためのホッパーの跡です。
かつて沢間駅からは千頭森林鉄道(寸又川専用軌道)が
分かれていたことは先に書きましたが、
このホッパーは現在も残るその廃線遺構です。
大井川鐵道井川線b39
ホッパーの南側を見ると右手に石垣が見えます。
ここで大井川鉄道と千頭森林鉄道が分岐していて
かつては貨物列車が直通で乗り入れていたそうです。
大井川鐵道井川線b40
千頭森林鉄道の廃線跡を書き込むとおおよそご覧の通りとなります。
762mmのナローゲージ(狭軌)だった千頭森林鉄道は、
1936年(昭和11年)に1067mmへ改軌された井川線とは
ここから千頭駅まで三線軌条だったそうです。
大井川鐵道井川線b41
そして千頭森林鉄道はご覧のように北へと伸びていました。
ご覧になってお分かりだと思いますが、
沢間駅へ通じる道路は実は千頭森林鉄道の廃線跡だったという訳です。
大井川鐵道井川線b43
駅を背に道を北へと戻ると左手には石垣があります。
井川線との分岐点跡の石垣と同じ作りの石垣が
ここが廃線跡であることを示しています。
大井川鐵道井川線b45
駅から50mほど進むと、恐らくはかつては
踏切だったであろう交差点があります。
その先の道も廃線跡ですが、
今度は下となる石垣も先ほどと同じ仕様のものです。
大井川鐵道井川線b45
廃線跡の道路から外れて大井川の方へと坂を下ると
100mほどで橋のたもとへと辿り着きます。
大井川鐵道井川線b46
大井川に架かるこの橋は寸又口橋という橋で
1969年(昭和44年)に架けられた橋です。
沢間集落と対岸の集落や県道を連絡する橋となっています。
大井川鐵道井川線b47
橋から見た沢間駅周辺の様子です。



大井川鐵道井川線b48
こちらの道は寸又右岸林道という林道(森林保全の為に作られた道)です。
沢間駅からの道が千頭森林鉄道の廃線跡であることは述べましたが、
この林道も廃線跡を利用して作られた道路となります。
大井川鐵道井川線b49
林道が左に大きくカーブするあたりが沢間駅から北に1kmほどの付近ですが、
このカーブの下では支流の寸又川が大井川へと合流しています。
藪であまり見えませんが、合流点の寸又川には
井川線の寸又川橋梁という鉄橋が架かっています。
大井川鐵道井川線b50
鉄橋の見えるカーブから200mほど進むと林道にも橋が。
大井川鐵道井川線b51
こちらは横澤橋という橋で、その向こうに見えるトンネルが横沢隧道です。
どちらも道路用に作り直されているものではありますが、
かつては同じ場所に千頭森林鉄道の橋とトンネルがあった廃線跡でもあります。
大井川鐵道井川線b52
その橋とトンネルの間から、東へと一本の道が分岐しています。
この道が陸の孤島ともいうべき土本集落と外界を繋ぐ道として
1991年(平成3年)に作られました。
大井川鐵道井川線b53
林道土本線を起点から400mほど進むと大井川に架かる橋梁が見えてきます。
大井川鐵道井川線b54
こちらが土本橋です。
平成に入ってこのトラス橋ができるまで、
土本集落から外界へと通じる道路はありませんでした

大井川鐵道井川線b55
橋梁からさらに道なりに200mほど進むと
土本集落の中にガードレールの切れ目があります。
大井川鐵道井川線b56
切れ目からは細い石の階段があり、
こちらが井川線の次の駅の入口となります。
大井川鐵道井川線b57
入口を下から。
大井川鐵道井川線b58
土本駅のホームの様子です。
単式ホーム1面1線の棒線駅となっています。
駅は1959年(昭和34年)に中部電力専用鉄道が大井川鐵道となった際に設置されました。
大井川鐵道井川線b60
ホーム北端の先に駅の物置小屋がありますが駅舎はありません。
待合の屋根つきベンチがあるのみの駅となっています。
大井川鐵道井川線b64
壁には「土本のタコ杉」の案内図が。
大井川鐵道井川線b61
列車が停車できる最低限の設備の駅であることが
ご覧になると分かると思います。
大井川鐵道井川線b59
駅の南側は階段の入口でしたが、
物置の先の北側からも駅の前の道へと出る事ができます。
大井川鐵道井川線b62
こちらは上り列車から見た土本集落の様子です。
大井川と寸又川の三角地帯に体積した土が土本という名の由来だそうですが、
駅前付近の土本集落はわずか4世帯しかなく、
うち3件が土本姓である事を井川線の車掌がアナウンスが教えます。
大井川鐵道井川線b63
その3件の土本さんはいずれの世帯も80代以上の老人一人の世帯であり、
限界集落の段階すら超えてしまった近い将来に消滅するであろう集落となっています。
大井川鐵道井川線b65
駅前の道を北に進むと、200mほどで
道路の舗装が途切れるあたりで土本集落の墓地があります。
奥都城と書かれているので神道の家なのでしょう。
大井川鐵道井川線b67
井川線の車窓からも見えるので乗った方は見覚えがあるかと思います。



大井川鐵道井川線b68
こちらは県道77号川根寸又峡線の小山トンネルの南側の光景です。
土本駅から真北に1kmほどのこのあたりでは山中を大井川が蛇のように蛇行しており、
「牛の頸(ぎゃーのくび)」と呼ばれる穿入蛇行(深い渓谷を蛇行する河)となっています。
その為トンネル前付近ではわずか70mの距離で大井川の上流と下流に挟まれています。
大井川鐵道井川線b69
そのトンネル脇には町道小山線という道路の起点が。
こちらが小山の集落と駅への道となります。
大井川鐵道井川線b70
町道を進み大井川を見ると小山の吊り橋という人道橋が架かっています。
大井川鐵道井川線b71
県道から300mほど町道を進むとあたりが開けて小山集落に。
大井川鐵道井川線b72
町道がヘアピンカーブを描く場所に看板が立っていて
「日英水電㈱小山発電所跡」と書かれています。
大井川鐵道井川線b73
看板の後ろには遺跡のようなものが。
大井川鐵道井川線b74
こちらがかつての水力発電所の遺構です。
1910年(明治43年)に作られた発電所は付近の大井川の落差を利用して
水路を落ちる水力で発電を行っていました。
その後1936年(昭和11年)に大井川発電所が運用された為
役割を終えて廃止されています。
大井川鐵道井川線b75
発電所跡から集落の道を西へ。
大井川鐵道井川線b76
道からは小山集落と茶畑が一望できます。
大井川鐵道井川線b77
坂を上ってNTT DoCoMoの無線基地の鉄塔前を通過すると
井川線の踏切が見えてきます。
発電所跡から踏切までおよそ400mほどでしょうか。
大井川鐵道井川線b78
そして踏切を渡って道なりに左に進むと駅が見えてきます。
大井川鐵道井川線b79
こちらが川根小山駅の待合室の外観です。
1959年(昭和34年)に大井川鐵道が井川線を引き継いだ時に設置された駅で、
駅舎は無くご覧のログハウス風の待合室に木製の駅名標が掛かっています。
大井川鐵道井川線b81
待合室の裏には駐輪場が。
大井川鐵道井川線b80
山中の開けた場所を駅敷地として利用しており、駅前もご覧の通りの光景です。
踏切前の広場のような場所にはダム放流サイレンの警告看板がありました。
大井川鐵道井川線b82
ホームの様子です。
相対式2面2線のホームの駅となっており列車交換が可能な駅です。
待合室側のこちらの北側のホームが下り井川方面行きとなります。
大井川鐵道井川線b83
ホーム西端から千頭方を見るとポイントの先にトンネルが見えます。
大井川鐵道井川線b84
この駅のホームもご覧の通り人がすれ違うのがやっとの幅で
他の井川線のホームと同様となっています。
大井川鐵道井川線b85
ホーム東側の待合室前付近にある構内踏切です。
大井川鐵道井川線b86
こちらは駅の南側にある上り千頭方面行きホームです。
上りホームには駅名標は設置されていません。
大井川鐵道井川線b87
下りホームの柵にある看板。
この駅の由緒についての説明が書かれています。
大井川水系初の発電所ののあった地はかつては栄えたそうですが、
路線と駅が設置されたのは小山発電所廃止の前年でした。
大井川鐵道井川線b88
ホームの幅は狭く外側は斜面となっていますので
列車到着時にはかなり迫ってくるので注意が必要です。
大井川鐵道井川線b89
そして待合室側には一本、引き上げ線が設けられています。


大井川鐵道井川線b90
川根小山駅の東側の井川方の踏切のすぐ先にあるトンネルです。
大井川鐵道井川線17
川根小山駅━奥泉駅間にはご覧の通り3箇所のトンネルがあります。
駅からすぐのトンネルは短いのですがその先のトンネルは
ご覧の通りかなり長く駅間の半分以上がトンネルとなっています。
列車速度が遅いので地上部分で駅が取れないことは無いのですが
できれば確実に駅停車中にGPSアクセスをしておく事をお勧めします。


大井川鐵道井川線b91
駅から牛の頸まで戻り、小山トンネルを抜けて県道77号川根寸又峡線を北上します。
赤いトラス橋の渡谷橋、道路橋の川根路橋と
大井川を二度渡るとまもなく次の駅の入口となります。
牛の頸から駅への入口の交差点まではおよそ800mほどとなります。
大井川鐵道井川線b92
川根路橋では大井川を渡った後に井川線の線路も跨いでいます。
大井川鐵道井川線b93
橋を渡るとすぐにY字の交差点があり、
案内に従って右手へと進むと50mほどで駅前広場へと到着します。
大井川鐵道井川線b94
こちらが駅のロータリーです。
バス停も設けられており一般車両の乗降もこちらでできます。
大井川鐵道井川線b95
こちらは駅前のトイレの建物です。
近くで下開土遺跡という縄文時代の遺跡が発掘されたことから
竪穴式住居を模した形で作られています。
大井川鐵道井川線b96
そしてロータリー中央の島にあるこちらも
縄文時代の人々の生活の様子を表わした像となっています。
大井川鐵道井川線b97
広場の北側には下へと降りる階段が。
大井川鐵道井川線b98
山間の傾斜地に駅があるので
駅前ロータリーは場所の取れる高台に作られており、
広場と駅は階段で連絡されています。
大井川鐵道井川線c01
階段を下るとご覧の白い建物の商店があり、
その脇に駅を示す看板があります。
駅舎はこの奥に建物があり、駅へは線路沿いの通路を抜けることとなります。
大井川鐵道井川線c02
こちらが奥泉駅の駅舎の外観です。
1959年(昭和34年)の大井川鐵道での旅客営業開始時に開設された駅で、
寸又峡温泉へのバスと井川線との接続駅となっています。
井川線の途中駅では唯一の駅員常駐駅となります(簡易委託駅を除く)。
大井川鐵道井川線c03
駅舎の北側はご覧の様に土間のガレージのような作りとなっており、
壁には写真が数多く貼られて展示されています。
大井川鐵道井川線c04
その奥へと通路を抜けると、駅舎の北側には茶畑が広がっており、
傍らにお地蔵様がありました。
大井川鐵道井川線c05
駅舎の南側には券売窓口のある事務室、室内の待合室があります。
大井川鐵道井川線c06
この駅の改札ラッチは通路からホームへと
降りる階段に設置されています。
大井川鐵道井川線c07
ホームの様子です。
島式ホーム1面2線となっており列車交換ができます。
大井川鐵道井川線c08
ホーム北端にある江戸時代の旅姿の人形。
大井川鐵道井川線c09
バスの乗り換え駅となっていることから
この駅の乗降客は他の井川線の駅と比べると段違いとなっています。
大井川鐵道井川線c10
また他の駅では単式の棒線駅が多く
1番線、2番線の表記があるのは逆に井川線ではめずらしいと言えます。



奥泉駅より北についてはその2にて続きを書きたいと思います。

では。

伊豆急行線b41
伊豆急行線の続きです。


伊東駅━伊豆高原駅のその1はこちら



伊豆急行線b42
こちらは伊豆高原駅で行われている
普通列車を3両から6両へと増結している作業の様子です。

この駅を境に上り線は6両、下り線は3両で運行されており
増解結の為に駅では停車時間が取られます。


伊豆急行線38
伊豆高原駅━伊豆大川駅間は、
北寄りの区間は地上を走行していますが
駅間の中間点から南の伊豆大川駅寄りの区間はほぼトンネル内です。


伊豆急行線b43
こちらは国道135号線の東伊豆道路です。
伊豆急行線b44
大川温泉の入口の看板のあるこちらが駅へと向かう道の入口となります。
伊豆急行線b45
こちらは温泉の看板の前にある、大川三島神社の入口です。
伊豆急行線b46
駅への案内標識に従って300mほど坂を上って進むと
伊豆急の高架の跨道橋が見えてきます。
伊豆急行線b47
駅のホームの南端すぐ先にある跨道橋。
伊豆急行線b48
わさび園の前を通りさらに100mほどで標識のある交差点となります。
伊豆急行線b49
標識に従って駅への道へ。
伊豆急行線b50
道を進むと建物が並び伊豆大川簡易郵便局があります。
伊豆急行線b51
郵便局の先には広めのお駐車場があり、待合施設が見えます。
こちらは仏教系の新宗教である霊友会のバス待合施設です。
伊豆急行線b52
この駅の北西7kmほどの場所には霊友会弥勒山という研修施設がありますが、
宗教法人の私有地のため車の乗り入れができないそうです。
その為鉄道利用者や車でここまで来た利用者の為に
駅前にバスの待合施設が設けられている様です。
伊豆急行線b53
切り返した待合施設前の光景です。
伊豆急行線b54
待合施設の先にはご覧の駅舎と駅前広場があります。
伊豆急行線b59
駅前の様子です。
山間部の斜面に駅が設けられたという関係から
駅前の広場もあまりスペースが取れずこじんまりとしています。
伊豆急行線b60
その駅前広場にはご覧の足湯があります。
伊豆急行線b61
駅舎の東側は道が狭く坂になっており、
伊豆急の踏切があります。
伊豆急行線b62
広場にあった駅周辺の地図です。
伊豆急行線b55
こちらが伊豆大川駅の駅舎の外観となります。
1961年(昭和36年)の路線開業時に開設された駅となります。
伊豆急行線b56
中の改札付近の様子です。
かつては駅員がいましたが2015年(平成27年)以降は無人化されています。
伊豆急行線b57
改札脇にはご覧の待合室が。
広めの待合室にはベンチが置かれており、
ベンチには「寄贈 霊友会」のシールが貼られています。
伊豆急行線b58
構内側から見た駅の改札付近です。
駅舎は斜面の上に作られており、ホームへは階段を下りて向かいます。
伊豆急行線b63
こちらは駅舎に近い2番線ホームです。
駅は相対式2面2線となっています。
伊豆急行線b64
ホーム北側の伊東方の光景。
伊豆急行線b65
南側の伊豆急下田方の光景です。
ご覧の通り一線スルー方式となっており、
こちらの2番線が主本線となっているのが分かります。
通常の普通列車は上下線共に2番線からの発着となります。
伊豆急行線b68
ホーム中ほどにある大川温泉の案内看板。
伊豆急行線b69
こちらはもう一つの大川温泉の案内板です。
ホームの花壇の花が地場産品のストレチアであることが書かれています。
伊豆急行線b70
こちらがそのストレチア(極楽鳥花)です。
大川地区では露地栽培やハウスでの栽培が盛んなのだそうです。
伊豆急行線b66
駅の北側にある構内踏切です。
相対式のホーム同士を連絡しています。
伊豆急行線b67
1番線ホームの様子です。
副本線となるホームですので特急の通過待ち時の普通列車が退避の為に入線します。

この駅は山間に流れる大川川の流れる谷間に作られた駅です。
ですからホームから直接は見えないものの
前後を完全にトンネルに囲まれてしまっています。
駅がGPSで取れるポイントは駅周辺のみですのでご注意下さい。



伊豆急行線37
伊豆大川駅━伊豆北川駅間はその大多数がトンネルという区間です。
どちらの方向から乗ってもすぐにトンネルに入ってしまうので
駅間はほぼ電波が入らない区間です。


伊豆急行線b71
こちらは国道135号線(東伊豆道路)の北川温泉の入口となる分岐です。
分岐を進むと温泉街ですが、駅まではまだここから1km弱はある地点となります。
伊豆急行線b72
分岐点近くにある黒根海岸岩風呂。
伊豆急行線b73
海岸沿いに走る道には温泉宿が軒を連ねていました。
伊豆急行線b93
北川温泉では宿の並ぶ海岸に沿って遊歩道が作られていました。
「ムーンロード」と命名されており、一角には月を見る為のデッキも作られています。
伊豆急行線b74
温泉街の南端付近には築城石公園と題する公園が。
伊豆急行線b75
温泉街を抜けると伊豆北川漁港があり、
光景は温泉から漁港へと変わります。
伊豆急行線b76
その漁港の一角にあるご覧の坂になった路地。
案内板があり「駅は階段を上がって下さい」とあります。
伊豆急行線b77
ちなみに駅への路地の目の前はこんな光景です。
伊豆急行線b78
案内に従って坂を上がります。
伊豆急行線b79
階段を上りきるとご覧の坂の切り返しに出ます。

伊豆急行線b80
この切り返した坂が駅へと向かう道となります。
伊豆急行線b81
坂の上にはご覧の駅前の広場が。
伊豆急行線b82
こちらが伊豆北川駅の入口の外観です。
駅付近の路線は築堤上にありますので入口はトンネル状となっています。
伊豆急行線b83
駅前広場の様子です。
伊豆急行線b84
入口を入って階段を登ると駅舎前へと出ます。
天気の良い日はネコが落ちているのでご注意下さい。
伊豆急行線b85
改札付近の光景です。
1964年(昭和39年)の路線開業時に設けられた駅で、
かつては駅員配置駅でしたが2012年(平成24年)に無人化されています。
伊豆急行線b86
改札からホームへはご覧の階段にて。
伊豆急行線b87
ホームの様子です。
単式ホーム1面1線の棒線駅となっています。
伊豆急行線b88
ホームから見える北川漁港と北川温泉。
伊豆急行線b89
近くの坂から見た駅の全景です。
伊豆急行線b90
ホーム北端の伊東方の光景。
カーブの先に大川トンネルの入口が小さく見えるのが分かりますでしょうか。
伊豆急行線b91
こちらはホーム南端の伊豆急下田方です。
目の前にトンネルの入口が見えます。

この通り駅には南北にトンネルがあり、
上り下りとも隣駅までの区間に地上部分が少ない駅です。
駅のGPS位置情報は停車中に取って下さい。



伊豆急行線36
伊豆北川駅━伊豆熱川駅間はご覧の通りに
その大部分がトンネルを通過しており、地上部分は僅かです。
GPSが電波を受信する前にトンネルに入って電波圏外になってしまうことが多く
駅間でのアクセスはなかなか難しいでしょう。


伊豆急行線a27
こちらは県道113号熱川片瀬線の伊豆急の踏切の南すぐにある
駅へと通じる横道の光景です。
湯煙が道の脇に立ち昇る温泉街の光景がひろがっています。
伊豆急行線a26
この道が直角にカーブする角に、駅前広場が接しています。
伊豆急行線a28
こちらが伊豆熱川駅の駅の外観です。
1961年(昭和36年)の路線開業時に設置された駅で、
山間の谷間の築堤上に駅があり
駅前広場から階段を上って駅舎内へと登る構造となっています。
伊豆急行線a29
そして駅舎前の広場奥を見ると湯煙の立つ施設が見えます。
伊豆急行線a30
こちらは熱川温泉観光協会が設置している
「熱川湯の華ぱあーく」という駅前の足湯です。
伊豆急行線a31
この足湯は脇の浜田源泉から引かれた源泉かけ流しであり
入浴料は無料となっています。
伊豆急行線a32
駅舎に戻って入口付近の光景です。
伊豆急行線a33
中に入ると改札前は広いスペースがあります。
伊豆急行線a34
こちらは駅車内の待合室。
冷暖房完備となっています。
伊豆急行線a38
そして駅前広場のある南側とは反対側にあるご覧の出口。
伊豆急行線a39
出るとご覧の階段で外と通じています。
伊豆急行線a40
階段の上には駅の北側の出口が。
目の前の道は県道113号熱川片瀬線です。
伊豆急行線a42
その県道を進むとすぐに見えてくるのが
温泉熱を利用した「熱川バナナワニ園」です。
伊豆急行線a35
駅構内へと戻ってホームの様子です。
島式の1面2線のホームとなっており、
1番線が下り伊豆急下田方面、2番線が上り伊東方面となっています。
伊豆急行線a36
ホームの屋根は金属では無くテント地のキャンバスとなっています。
伊豆急行線a37
この駅の一番の特徴はホームから見えるご覧の湯けむりです。
熱川温泉の源泉が駅周辺だけでもいくつも沸いており、
列車の中から源泉の沸く湧出口の櫓が見え観光名物となっています。
伊豆急行線a44
そしこちらはホーム北側から見える穴切トンネルです。
伊豆急行線a43
南の伊豆急下田方にある熱川トンネルです。
ホームに隣接してトンネルがあり、駅の分岐はトンネル内となっています。

この様に南北を長いトンネルに囲まれた駅ですので
基本的にGPSによる駅へのアクセスのポイントは
ホーム停車中のみと考えるべき
でしょう。
駅で忘れずにアクセスをして下さい。



伊豆急行線35
伊豆熱川駅を出ると伊豆急はすぐにトンネルに入り、
駅間のほとんどがご覧の通りトンネル内という区間となります。
当然トンネル内では電波は入りません。


伊豆急行線a13
こちらは駅前ロータリーの入口付近の光景です。
近くを国道135号線(東伊豆道路)が走るものの
駅付近では湾曲して迂回している為直接国道とはアクセスしていません。
伊豆急行線a14
駅前ロータリーの様子です。
伊豆急行線a15
こちらが片瀬白田駅の駅舎の外観となります。
1961年(昭和36年)の路線開業時に開設された駅となります。
伊豆急行線a16
入口から駅舎の中に入ると待合スペースはこじんまりしており、
すぐに改札があります。
伊豆急行線a17
改札から中に入ると高架下の連絡通路でホームが連絡しています。
通路は舗装されておらず、地面にコンクリート平板が敷かれています。
伊豆急行線a19
ホームに上がってこちらは1番線ホームです。
相対式2面2線となっており、こちらが下り線伊豆急下田方面行きとなっています。
伊豆急行線a22
ホームの階段近くにある片瀬白田温泉の案内看板。
伊豆急行線a20
ホームの南の下田方を見ると有効長を伸ばすために増設された部分があります。
伊豆急行線a21
1番線のホームは南端の裏手がすぐに海岸線となっており
ホームや列車から海が一望できます。

ちなみに2003年OAのサントリー 燃焼系アミノ式のCM「回転少女篇」は
この片瀬白田駅のホームで撮影がされたそうです。
(上の埋め込み動画で視聴できます)
伊豆急行線a18
駅舎のある側の2番線ホームです。
上り線伊東方面行きとなっています。
伊豆急行線a23
2番線のホーム両端の先を見ると
この駅が2番線を直線とする一線スルー方式となっていることが分かります。
その為この駅でよく特急列車の列車交換が行われます。
伊豆急行線a24
ホーム裏を見ると駅の下を潜っている道路が見えます。
伊豆急行線a25
駅前ロータリーから駅裏へと伸びるこの道は
白田川を渡って片瀬地区へと延びています。
橋の向こう側には片瀬温泉の湯煙が上がっています。



伊豆急行線34
片瀬白田駅と伊豆稲取駅の間には結構長めのトンネルがありますが、
トンネルの前後にもある程度の地上路線部分がありますので
駅間でのアクセスにはさほど問題は無いでしょう。


伊豆急行線97
こちらは県道348号稲取停車場線の起点付近の光景です。
伊豆稲取駅と国道135号線を結ぶ、いわゆる停車場線と呼ばれる県道です。
伊豆急行線98
その停車場線の起点の目の前に駅前広場があります。
伊豆急行線99
こちらが駅前広場の様子です。
舗装された広場の周囲にバスやタクシーなどの車寄せが設けられています。
伊豆急行線a05
広場前には昔ながらのみやげ物屋があり、
昔の温泉街といった雰囲気と風情がよく出ています。
伊豆急行線a01
こちらが伊豆稲取駅の駅舎の外観です。
1961年(昭和36年)の路線開業時に設けられました。
伊豆急行線a04
駅舎の前には江戸時代の石丁場についての展示があります。
伊豆急の走る伊豆半島東岸は城の石垣を築く「築城石」の産地であり、
江戸城をはじめとして日本各地の城の石垣として使われました。
その石切を再現した展示がこの伊豆稲取の駅前にあります。
伊豆急行線a02
駅舎の中の様子です。
改札前の待合室のほか、券売窓口の前にも長いすが設置されており
待合スペースはかなり広めに取られています。
特急列車が到着すると温泉旅館の出迎えも見られます。
伊豆急行線a03
駅舎入口のすぐ脇に展示されていた赤石。
レッドジャスパーともいう和名を「碧玉」というパワーストーンです。
伊豆急行線a07
駅舎はホームより一段低い場所にあるので
改札を入ると地下道を通って各ホームへと連絡をしています。
伊豆急行線a08
こちらは駅舎に近い1番線ホームです。
相対式ホーム2面2線の駅となっており、1番線は下り線の伊豆急下田方面行きとなります。
伊豆急行線a10
ホーム中ほどにある、オブジェのような駅名標と花壇。
伊豆急行線a12
駅ホームの北端の先を見えると東町トンネルが見えます。
そのトンネル手前に分岐がありますが、本線のほかに
1番線ホームの裏側へと延びる引き上げ線があるのが見えます。
伊豆急行線a06
対するこちらが2番線ホーム。
上り線の伊東方面行きとなっています。
伊豆急行線a11
ホーム中ほどを見ると下を川が流れているのが見え、
駅の中央が橋梁となっているのが分かります。
伊豆急行線a09
また駅ホームの南側の先には稲取トンネルが見えますが、
トンネル手前の1番線側には伊豆急行の保線基地が見えます。
この保線基地は、1番線ホーム裏の引き上げ線の先端に位置しています。

伊豆稲取駅は北に東町トンネル、南に稲取トンネルが隣接しており
駅へのGPSでのアクセスの支障となっています
駅間で取れない事はないのですが、
やはり伊豆稲取駅に停車中に取るのが確実でしょう。

伊豆急行線14
伊豆稲取温泉の最寄駅であると共に東伊豆町役場のある町の代表駅にあたり、
近くには稲取港があって漁港として魚の水揚げがあるほか、
有名な釣りのスポットでもあります。



伊豆急行線33
伊豆稲取駅を出てしばらくは海岸沿いの地上を走る路線も
次の今井浜海岸駅との中間点あたりからトンネルに入ってしまい、
駅につくまでほぼトンネル内を進む事となります。
駅間で伊豆稲取駅は取れますが、
今井浜海岸駅は取れないと思った方が無難でしょう。


伊豆急行線80
こちらは国道135号線の今井浜海岸駅前交差点です。
伊豆急行線81
切り替えした交差点の光景です。
名前の通りこの交差点の先に駅があります。
伊豆急行線82
交差点から分岐する道を進むとすぐにある、
こちらの階段が駅への道となります。
伊豆急行線96
上から見た階段の様子です。
伊豆急行線83
階段を上りきると広場になっており、その先に駅舎があります。
伊豆急行線84
こちらが今井浜海岸駅の駅舎となります。
伊豆急の開業時にはこの駅は設置されておらず、
路線開業の翌年の1962年(昭和37年)に今井浜海水浴場駅という臨時駅として設置されました。
通常の駅へと昇格したのは1969年(昭和44年)となります。
伊豆急行線85
駅舎の中の様子です。
日中は駅員が配置されている駅で、
2006年(平成18年)に改築されたログハウス風の駅舎には
地元の天城杉が使われています。
伊豆急行線86
ホーム側からみた改札付近の光景です。
伊豆急行線87
こちらがホームの様子です。
単式ホーム1面1線の棒線駅となっています。
伊豆急行線88
ホームの南側の光景です。
伊豆急行線89
駅舎の南側はホームが広くなっており、
屋根つきのベンチが設置されています。
伊豆急行線92
駅舎の前に戻ると目の前に跨線橋へと上がるエレベーターがあります。
伊豆急行線93
跨線橋の反対側には伊豆今井浜病院があり、
病院の敷地へと連絡していて駅からバリアフリーで渡ることができます。
伊豆急行線94
また駅前の国道の信号から南へ進むとすぐに
ご覧の今井浜海水浴場への案内標識があります。
伊豆急行線95
道を進むとご覧の今井浜海水浴場があります。
1960年代(昭和40年代)には海水浴ブームがあり
全国で海水浴場の為に臨時駅が設置される例がいくつもありました。
この駅もそうしたルーツをもつ駅の一つです。
伊豆急行線91
こちらは駅の北側の伊東方にある見高トンネル。
伊豆急行線90
そしてこちらは駅の南側の伊豆急下田方にある今井浜トンネルです。
山間の崖上にあるという特性上からホームの両端をトンネルに挟まれており、
ホームの有効長が7両分しかありません。
その為8両以上の列車が停まる時にはドアカットが行われます。

またトンネルに挟まれていることで分かる通り
駅の前後では電波が入らない区間が続きます。
とにかくこの今井浜海岸駅は駅に停車中が唯一の確実なGPS受信のポイントです。
駅を出てしまうと伊東方面、下田方面ともにトンネルが続きますので
電波も入らず取り逃しの危険が大です。



伊豆急行線32
地図で見ても今井浜海岸駅と接してすぐにトンネルがあり、
間髪入れずに次のトンネルが続くのが分かります。
河津駅につくまでほぼトンネルの中を走る事となりますので
駅間で電波はほぼ入りません
今井浜海岸駅━河津駅は1.1kmの距離ですので
駅間でアクセスに梃子摺る間に次の駅に到着してしまうでしょう。


伊豆急行線b96
河津駅の駅舎の外観です。
駅舎の南側には駅前ロータリーがありますのでこちらがメインの入口となります。
駅は1961年(昭和36年)の路線開業時に開設されており、
2010年(平成22年)のリニューアル工事で現在の外観となっています。
伊豆急行線b97
駅前広場の様子です。
中央にタクシープールがあり、車寄せとバス乗降場のある
広めの駅前ロータリーが作られています。
伊豆急行線b98
広場の一角には「和み湯」と題されて温泉が流れていました。
伊豆急行線c02
こちらは広場にあった駅前ロータリーの地図です。
伊豆急行線65
普段はむしろ閑散とした静かな駅なのですが、
毎年2月の河津桜のシーズンになるとご覧のように桜を見る観光客で賑わいます。
伊豆急行線b99
駅舎には駅の真下を通る町道側にも出入口があります。
伊豆急行線c01
また、駅の裏側の北にもご覧のように出入口が設けられています。
伊豆急行線c03
駅舎の中へと入り改札付近の様子です。
伊豆急行線b94
こちらは1番線ホームです。
相対式ホーム2面2線の駅ですが、一線スルーにはなっていないので
1番線は下り線伊豆急下田方面行きの専用ホームとなります。
伊豆急行線b95
2番線ホームです。
上り伊東方面行きのホームとなります。
伊豆急行線c04
こちらは駅前に設置されている「伊豆の踊り子」の銅像です。
2016年(平成28年)2月に設置されたそうで強化プラスチック製だそうです。

この河津駅は伊豆急で唯一発車メロディを採用しており、
石川さゆりの「天城越え」が流れます。
(上の埋め込み動画で試聴できます)

この河津駅と伊豆箱根鉄道駿豆線の修善寺駅との間には路線バスが運行しています。
まず新東海バスが修善寺駅発━河津駅着を1日12本、8時台~16時台まで毎時運行しており
うち2本は河津駅を越えて伊豆急下田駅まで走っています。
また河津駅発━修善寺駅着のバスは1日10本の運行ダイヤとなっています。

そしてもう1社、南伊豆東海バスも修善寺駅━河津駅間のバス路線があり、
こちらは双方の駅から1日2本づつのバスが運行しています。
伊豆急行線67
これらの路線バスは伊豆半島の天城山の天城峠を通るルートで走っており、
河津駅の発車メロディに「天城越え」が採用された一因かと思われます。



河津駅を出るとまもなく再びトンネルに入ります。
伊豆急行線31
全長2.8kmの谷津トンネルで、
稲梓駅到着直前までこの谷津トンネル内を列車は走行します。
トンネル内は当然まったく電波は入りません


伊豆急行線68
こちらは天城峠を越えてきた国道414号線(下田街道)が
伊豆急行線と並走となる落合交差点付近です。
国道脇には稲生沢川が流れています。
伊豆急行線69
交差点から駅への案内標識に従って横道へと入ると
まもなく伊豆急の跨道橋の下をくぐります。
伊豆急行線70
伊豆急をくぐってすぐの交差点を左に曲がり、北へと200mほど進みます。
伊豆急行線71
すると袋小路の脇の細い坂道に「稲梓駅」の案内が表示されています。
案内が無ければ地元民以外には駅があることが分からないのではないでしょうか。
伊豆急行線72
坂を上ると今度は駅への案内表示のある石段の階段が現れます。
伊豆急行線73
登り切るとやっと駅へとたどり着きます。
伊豆急行線74
こちらが稲梓駅の駅舎となります。
駅は1961年(昭和36年)の路線開業時に設置されています。
伊豆急行線75
駅舎の中の様子です。
待合スペースに簡易Suica改札機が設置されています。
駅は2012年(平成24年)より無人駅となっています。
伊豆急行線76
駅舎からホームへはご覧の構内踏切で連絡しています。
伊豆急行線77
ホームの様子です。
島式ホーム1面2線となっています。
伊豆急行線78
こちらはホーム北端の伊東方の光景ですが、
一線スルー方式ではなく両開きのY字の分岐となっています。
伊豆急行線79
駅は高台にある為、ホームからは眼下に駅付近の集落を見下ろせます。

この駅も駅前後の路線がトンネル区間という駅ですので、
駅にGPSでアクセスするにはホーム停車中が一番確実です。
列車が走り出してから位置情報を取ろうとすると失敗の可能性が高まります。



伊豆急行線30
稲梓駅を出るとすぐにトンネルがあります。
さほど長いトンネルでは無いのですが、
ご覧の通り連続してトンネルがありますので
なかなかGPSの受信が上手く行かず取りづらいでしょう。
上り伊東方面行きの列車の時は特に、稲梓駅を取るのには
トンネルが駅寄りなので影響はあると思われます。


ミオ12
こちらは国道414号線(下田街道)の蓮台寺駅前交差点付近です。
名前の通りこの信号から稲生沢川を渡ると駅があります。
伊豆急行線20
こちらが国道と駅を連絡する駅前の橋です。
ミオ76
蓮台寺駅の駅舎の外観となります。
1961年(昭和36年)の路線開業時に設置された駅となります。

この駅は、そのスキル内容から高い使用率を誇る駅メモのキャラクター
「蓮台寺ミオ」、そしてその妹という設定の「蓮台寺ナギサ」の名前由来駅となっています。
ミオ75
橋のたもとにある駅前の広場の様子です。
ミオ78
駅舎の中に入り改札前の様子。
伊豆急行線23
改札の内側には、蓮台寺温泉についての発祥の説明と
蓮台寺温泉の足湯の案内がありました。
ミオ77
改札を抜けると築堤上にあるホームへは
トンネルの通路と階段で連絡をしています。
ミオ13
ホームの様子です。
島式ホーム1面2線となっています。
ミオ14
ホーム北端の伊東方の光景。
ミオ15
こちらは南端の伊豆急下田方の光景です。
ご覧の通り駅舎と反対側の山側1番線が主本線の1線スルー方式となっており、
通過する優等列車は1番線を通ります。
そして停車する普通列車は下り伊豆急下田方面が1番線、
伊東方面の上り列車は海側の2番線を使います。



伊豆急行線29
蓮台寺駅を出るとすぐにトンネルがありますが、
長さがさほどでも無い事と、次が終点ということもあり
特に影響は無いと思います。



伊豆急行線c05
こちらは国道136号線の東伊豆道路です。
この国道が国道414号線(下田街道)と合流するすぐ西付近に駅があります。
伊豆急行線c06
国道136号線には駅前のバスターミナルの出入口があり
駅前広場へと通じています。
伊豆急行線c09
こちらが伊豆急下田駅の南側駅舎の外観となります。
この駅は入場の改札と出場の改札が分けられており、
南側の出口は出場改札の目の前に位置しています。
伊豆急行線c11
つまり下田に到着して観光客が最初に目にするのがこちらの南側となりますので
タクシープールも駅舎南側の目の前に作られています。
伊豆急行線c10
南側の出入口の暖簾の中にある出場改札です。
下田の関所を模したゲートと黒船を模した改札ラッチが印象的です。
伊豆急行線c12
出場改札前の構内の光景です。
改札を出て左手には伊豆急トラベルの観光案内所があり、
その先に南側広場への出口と出発ロビーへの連絡口があります。
伊豆急行線c13
そして到着した観光客が南の広場に出ると
広場にある黒船を目にする、という仕掛けとなっています。

伊豆急行線c07
こちらは駅舎の東側の国道414号(下田街道)と駅前を連絡する道です。
下田街道を挟んだ反対側にはロープウェイの乗り場が見えます。
伊豆急行線c08
東側から見た駅舎の外観です。
正面に駅前ロータリーのあるこちらがいわば駅の正面玄関と言えるでしょう。
伊豆急行線c14
東側駅前ロータリーの様子です。
一般の車はこちらのロータリーで乗降することとなります。
伊豆急行線c15
ロータリーの中央には温泉が流れ出ています。
伊豆急行線c16
また広場の南の片隅にはご覧の「開国の湯」と題された
なまこ壁をバックにした足湯が。
伊豆急行線c17
正面入口から入った駅舎の中の様子です。
観光都市下田の玄関口となる駅だけに駅ロビーは広く、
みやげ物店や飲食店が立ち並んでいます。
その奥には入場専用の改札が。
伊豆急行線c21
改札内に入ると線路の車止めの先の正面に
出場専用改札が見えます。
伊豆急行線c20
車止めの前にある鉄輪のオブジェ。
伊豆急行線c18
こちらは1番線ホームです。
頭端式2面3線のホームとなっており、
駅舎に近い1番線はいわば単式ホームとなっています。
終着駅ですので全てが伊東方面行きとなります。
伊豆急行線c22
ホームから見える駅の待合室。
伊豆急行線c23
同じくホームにある宝福寺の案内看板です。
伊豆急行線c19
こちらは2、3番線ホームです。
形としては島式ホームの形状となっています。

伊豆急行線c24
ちなみに伊豆急下田駅の南におよそ200mほどの位置に
ご覧の幕末の下田の史跡である宝福寺があります。
伊豆急行線c25
こちらは駅の南1kmほどの下田港にある
ペリー上陸を記念する碑と胸像です。
伊豆急行線c26
同じく南に1kmほどにある下田の開国博物館です。




伊豆急行線c27
こちらはau 4G LTEでの伊豆高原駅━伊豆急下田駅間の電波エリアのマップですが、
伊豆急行線の路線の走る区間については
ほぼ全ての区間で地上ではサービス圏内となっています。
伊豆急行線45
唯一、河津駅━稲梓駅の区間に地上で電波エリア圏外の場所がありますが、
この区間はほぼ谷津トンネルの区間と同一ですので
どちらにしろ電波は入りません。

このように伊豆急行線は基本的に地上区間ではどこでも
GPSを受信して位置情報を取得する事が可能
です。
むしろトンネルがほぼ全ての駅間にありますので
トンネルの位置に注意をすべきでしょう。
駅のホームではどの駅も普通にGPSが受信できますので
基本的に停車中に取れば問題がありません
特急踊り子号など、通過駅のある優等列車の場合は
取得可能エリアを過ぎて取り逃す恐れがありますので
事前にある程度の計画を立てておくことが肝要です。



特に駅メモなどの位置ゲームを伊豆急でやる際には
トンネルの情報はなかなか使えると思いますので
是非ともご参照下さい。


では。

大井川鐵道井川線c55
引き続き大井川鐵道井川線の記事です。


その1(千頭駅━奥泉駅)はこちら
その2(奥泉駅━奥大井湖上駅)はこちら



大井川鐵道井川線70
こちらは奥大井湖上駅━接阻峡温泉駅間のトンネルの配置図です。
さすがに井川線も終点が近づくにつれて周囲の山々も険しくなってきており
ご覧の様にトンネルが細切れで連続してある状態です。
大井川鐵道井川線72
そしてこちらがau 4G LTEでの電波サービスエリアのマップです。
奥大井湖上駅から、路線が県道388号接岨峡線を越えるあたりまでは
井川線の線路は電波圏外である事が分かります。
仮に電波が圏内だったとしても、奥大井湖上駅から県道までは
トンネルの連続区間ですのでGPSの受信はまず無理です。

しかし中間地点を過ぎて県道を越えたあたりからは電波圏内となります。
トンネルもちょうど途切れている区間なので
次の駅については到着前にアクセスが可能だと思います。



大井川鐵道井川線77
次の駅である接阻峡温泉駅の駅舎の外観です。
1959年(昭和34年)の旅客営業開始時に川根長島駅として開業した駅です。
長島ダム建設による井川線の新線付け替えのあった1990年(平成2年)に
現在の接阻峡温泉駅へと改称されています。
大井川鐵道井川線c56
駅舎の中の様子。
大井川鐵道井川線c58
こちらはホーム側から見た駅舎の光景です。
改札前からホームへは構内踏切で連絡しています。
大井川鐵道井川線c59
ホームの様子です。
島式ホーム1面2線の駅となっています。
大井川鐵道井川線c60
駅が出来た当初の川根長島駅時代には相対式ホームの駅だったそうで、
その当時の上り線ホームは今でも駅の南側に残っています。
大井川鐵道井川線c61
駅前へと戻って正面の道の脇にはご覧の民家が。
壁には「携行品預かり所」の表示が書かれています。
現在も営業しているのかどうかは謎ですが。
大井川鐵道井川線79
その建物の壁には「大井川鐵道バス閑蔵線」の
バス停への案内図が貼られていました。

本数の少ない井川線の列車を補完する目的で
バスを利用する方は少なくないと思いますので
県道に設置されたバス停までの光景を見てみたいと思います。
大井川鐵道井川線80
駅舎や先ほどの民家を背にした南側の光景です。
大井川鐵道の車庫が見えますが、その横を進んで行きます。
大井川鐵道井川線81
車庫の裏手で道がカーブしていますが、
カーブミラーには「バス乗場」の表記と矢印の案内が。
大井川鐵道井川線82
その先には大井川鐵道の踏切があります。
大井川鐵道井川線87
踏切から南側の千頭方面を見るカーブとトンネルが。
大井川鐵道井川線88
列車が来るとこんな感じになります。
大井川鐵道井川線83
踏切から先の道はご覧の通りで。
大井川鐵道井川線84
道を下りきるとこちらの県道388号接岨峡線へと辿りつきます。
駅から県道までおよそ3、4分といったところでしょうか。
県道には駅を示す標識、そして丸太を立てた
駅への案内のオブジェが立っています。
大井川鐵道井川線85
この丸太の、県道の反対側を見ると
「川根本町資料館やまびこ」という建物が建っており、
その前に大井川鐵道の閑蔵線のバス停があります。
大井川鐵道井川線86
駅への入口の道路付近の県道を北側から。
大井川鐵道井川線91
閑蔵線のバスはご覧のようにやって来ます。
バス停は千頭方面行きの南側側にしかありませんが、
手を上げてアピールすれば閑蔵方面行きのバスも普通に停まってくれます。
大井川鐵道井川線89
振り返って県道を北の井川方面へ2分ほど歩くと
ご覧の接阻峡大橋があります。
大井川鐵道井川線90
橋の前には、おそらくこの駅で唯一食事ができる「天狗石茶屋」があります。
また橋を渡った反対側には300円で温泉に入れる接阻峡温泉センターが。


大井川鐵道井川線a19
接阻峡温泉駅を出た列車は山林の中を進みます。
大井川鐵道井川線a20
こちらは本川根町(現・川根本町)で整備した遊歩道。
「くりぞうりさわばし」というかつての尾盛駅へと通じる道でした。
現在は旧道、新道ともに廃道となっています。
大井川鐵道井川線a08
接阻峡温泉駅━尾盛駅間の路線のトンネルの配置図です。
このあたりまで来ると電波の入らないトンネルの連続ですので
基本的には駅の停車時に位置情報は取るべきでしょう。
それだけの時間も余裕もありますので
わざわざ駅間で駅が取れないリスクを犯す必要性はありません。


大井川鐵道井川線c63
こちらが次の駅となる尾盛駅です。
1959年(昭和34年)開業の駅ですので
この路線が旅客営業を開始すると同時に開業した駅となります。
大井川鐵道井川線a21
近年は「秘境駅」と呼ばれるたどり着くのが困難な駅が注目を浴びていますが、
「鉄道以外では行けない」本当の秘境にある駅は
北海道の小幌駅とこの尾盛駅くらいで、
その意味でも「本当の秘境駅」と言えるでしょう。
大井川鐵道井川線c62
こちらが尾盛駅の乗降ホームです。
単式ホーム1面1線の無人駅となっており、
バタ角で小砂利が囲われているだけのシンプルな造りです。
大井川鐵道井川線a30
井川方面へと続く線路。
大井川鐵道井川線a22
こちらはプラットホームの様になっている
駅名標と倉庫のある場所です。
開業当時はこの駅は相対式2面2線の駅として作られており、
こちらはかつての下り線ホームの跡となります。
大井川鐵道井川線a23
こちらは駅の倉庫です。
実質的には駅舎であり待合室なのですが、本来は駅の倉庫です。
この駅近辺ではクマが出没する事があることから、
乗降客の避難所として倉庫を開放しています。
大井川鐵道井川線a24
倉庫の中の様子。
大井川鐵道井川線a25
倉庫の脇には大井川鐵道名物の信楽のたぬきがあります。
大井川鐵道井川線a26
駅の南側には18キロポストがあり、
その向かいあたりには廃屋があります。
大井川鐵道井川線a28
こちらがその廃屋。
トロッコ列車の車掌が「ダム建設の為に作られた」と案内するこの駅で、
この廃屋はかつてのダム建設関係者が使ったのでしょうか。
大井川鐵道井川線a29
斜面下にはもう一つ廃屋が。
大井川鐵道井川線a31
せっかくなので駅の裏の小山に登って俯瞰でも撮ってみました。
たしかに現在では周囲に道は見当たらず、
この駅に鉄道以外で到達するには山林を分け入るしか無さそうでした。
大井川鐵道井川線92
こちらが尾盛駅の周辺の
au 4G LTEでの電波サービスエリアのマップです。
ご覧の通り完全に電波サービスエリア圏外です。
尾盛駅を取るには電波の入る接阻峡温泉駅
もしくは近隣の射程圏内の駅から
レーダーを飛ばすしか無い
でしょう。

ただ、どうやら大井川鐵道のこのあたりは
auの電波が気象状況などで届くケースがある様子
です。
大井川鐵道井川線c64
こちらは2019年(令和元年)に尾盛駅で列車が停車した際の
携帯の電波の状況です。ご覧の通り電波が入っているのが分かります。
この日は上りでも下りでも電波が入りましたが、
auの公式ページでは尾盛駅は電波圏外となっているので
恐らく条件が良かった日なのでしょう。
という訳で、運任せの話になりますので
基本的にはこの駅は圏外と考えるべきでしょう。

また、道が通じていないので当然ながら
大井川鐵道バス閑蔵線もこの駅には寄れません。
鉄道以外でのアクセス方法は無いと考えてください。


大井川鐵道井川線a32
こちらは尾盛駅━閑蔵駅間にある「関の沢橋梁」から見た景色です。
川底からの高さが70.8mで現在(2017年3月)日本で一番高い鉄道橋梁です。
大井川鐵道井川線a33
そしてその先にはご覧の場所があります。
ここは2014年(平成26年)の崩土崩落によって
大井川鐵道が2年半にわたって不通となった原因の崩落現場です。
ご覧の通り復旧に際して大量の砂利が投入されて路盤を安定させる措置が取られています。
大井川鐵道井川線a09
こちらは尾盛駅━閑蔵駅間のトンネルの配置図です。
見ての通りそのほとんどがトンネル区間となっています。


大井川鐵道井川線c65
こちらは尾盛駅から北東に直線で1.8kmほどの位置にある
静岡市道閑蔵線という道路です。
県道388号接岨峡線は接阻峡温泉駅の北までとなっており、
その先を北に進むと接阻トンネル、新接阻大橋があり、その先がご覧の場所となります。
大井川鐵道井川線94
十字路のように道が分岐しているこの場所の道路脇には
大鐵バスの閑蔵駅前停留場とバスの転回場があります。
閑蔵線のバスはこちらが終点となります。
大井川鐵道井川線95
バス停の北側の道にはご覧の通り駅への案内表示があります。
大井川鐵道井川線96
この道を西へと入って進むと井川線の次の駅があります。
大井川鐵道井川線98
40mほど進むと線路が見え駅前の広場へ。
こちらが閑蔵駅の全景です。
駅は1959年(昭和34年)に大井川鐵道へと転換した際に設置されました。
周辺に民家は散在する程度でしたが、旅客営業に際して
閉塞区間を短くする為に設置された駅なのだそうです。
大井川鐵道井川線c66
広場の脇にはご覧の建物がありますが、
こちらは保線の倉庫と駅のトイレの建物です。
大井川鐵道井川線c67
その奥の線路脇には駅の待合室が。
大井川鐵道井川線c68
待合室から更に線路脇を北に進むと
ご覧の通り駅のホームがあります。
列車交換可能駅であり、ホームは相対式2面2線となっています。
大井川鐵道井川線c69
ホームの様子です。
こちらは駅の北側にある下り井川方面行きホームとなります。
舗装されたホームの幅自体は狭いのですが、
ホームの後ろのスペースが広く取られており
大井川鐵道名物の信楽焼の狸も置かれています。
大井川鐵道井川線c71
南側の上り千頭方面行きホームは切り通した石積みの擁壁がありますが
若干ホーム幅が広めに作られていました。
大井川鐵道井川線c70
ホームを出て保線小屋の前の広場へと戻ると
市道へ連絡している道の脇には井川線のトンネルがありました。
大井川鐵道井川線a05
市道閑蔵線まで戻り、井川方面へと北に進むとご覧の通りの狭隘区間となります。
「車一台分のすれ違いも厳しい狭い道」と聞いていましたが、
実際に見る限り車の運転が苦手でなければ普通に通行できる道でした。
表示の通り大型車は無理でしょうが普通車なら問題無いかと。
大井川鐵道井川線a06
少し進むと左に並走する線路が。
振り返ると閑蔵駅すぐのトンネルの出口がありました。
大井川鐵道井川線a07
井川線のトンネルの上のカーブのあたり。
このレベルでの道が続くのであれば
普通車で井川駅へと向かうのは別段問題は無さそうです。
閑蔵駅━井川駅間は大井川鐵道の営業キロでちょうど5km。
市道もおそらくほぼ同じ距離でしょう。
車なら恐らく10分程度、徒歩なら片道1時間強~1時間半程度で
井川駅まで歩けそうです。
大井川鐵道井川線a10
閑蔵駅周辺のau 4G LTEでの電波状況です。
ご覧の通り駅の前後はほぼ全線で電波圏外となっています。
接阻峡温泉駅から閑蔵までの市道閑蔵線の接阻トンネルを
横から山道で迂回して真上に行くとアクセスできる場所はある様子ですが
それだけの為に1時間前後を歩くのは現実性があまり無いでしょう。
基本的にはGPSでは取れないと思って下さい。


大井川鐵道井川線a48
山間を進む井川線の列車。
大井川鐵道井川線d01
閑蔵駅から次の駅までのちょうど中間あたりにある
こちらは奥泉ダムです。
大井川鐵道井川線a12
こちらは閑蔵駅━井川駅間のトンネルの位置。
そもそもほとんどの区域が電波圏外ですので
トンネルの位置はあまり関係が無いのですが参考に。





大井川鐵道井川線c73
こちらが1957年(昭和32年)に完成した井川ダムです。
大井川鐵道井川線は大井川流域の電源開発、つまりダム建設の為に作られた路線であり、
この井川ダムはその象徴的なダムと言えます。

井川線が旅客営業を開始したのもこの井川ダム建設で水没した
集落住民への補償事業の一つなのだそうです。
大井川鐵道井川線c75
ダム東側にひろがる井川湖。
大井川鐵道井川線c76
そしてダムの北側の右岸には中部電力の井川展示館があり
ダムや電力についての展示が行われています。
大井川鐵道井川線c74
そして井川ダムの上は道路となっており、
県道60号南アルプス公園線として静岡市外と奥大井を連絡しています。
この県道もかつての井川林道をダム建設の補償として整備したものです。
大井川鐵道井川線c77
県道はダム北側の大井川右岸を左へと曲がっており、
その先に井川線の駅、そして井川の中心街へと通じています。
大井川鐵道井川線c78
道路から見える井川ダムの下流側の大井川の様子。
大井川鐵道井川線c72
ダムから県道を180mほど進むと駅の入口となる広場が見えてきます。
大井川鐵道井川線c79
県道に面した駅前の広場。「やまびこ」という売店があって
蕎麦や山菜などを食べたり地場産品の購入ができます。
大井川鐵道井川線c85
広場脇の県道沿いにはバス停があり、
その横には井川の観光案内マップがあります。
大井川鐵道井川線c80
そして奥には上へと登る階段が。
柵には駅への入口の看板があります。
大井川鐵道井川線c81
階段の上には井川展示館の大きな案内看板があり、
その先に駅舎前の広場が広がっています。
大井川鐵道井川線c82
こちらが井川駅の駅舎の外観となります。
線路は1954年(昭和29年)の中部電力専用鉄道の延伸で開通していましたが、
駅が設置されたのは1959年(昭和34年)の大井川鐵道への転換時となります。
大井川鐵道井川線c83
駅舎前の広場の様子です。
県道からは高台となっており、ちょっとした展望台のようになっています。
大井川鐵道井川線c84
駅舎前のシャッターの建物は休日などには
ご覧の通り観光客相手の売店として営業をしています。
大井川鐵道井川線c86
広場の端にある「南アルプス表登山口」の木標。
実際には登山口は12km北の大井川上流の畑薙まで行かないとありませんので
あくまで鉄道利用の入口ということとなります。
大井川鐵道井川線c87
駅舎脇のホームと広場の間には柵が。
大井川鐵道井川線c88
建物の中の様子です。
有人駅で駅員が常駐しており券売窓口があります。
コンクリートの土間の待合室には木製のベンチが。
大井川鐵道井川線c89
こちらが改札口で、列車別改札が行われています。
大井川鐵道井川線c90
駅舎前のホームです。
現在では連絡通路として使われている状態で
基本的にこのホームでの列車の発着はありません。
大井川鐵道井川線c91
ホームの先の北側には橋が架かっており
その先にはトンネルがあります。
これはもう50年近く休止となっている堂平駅へと通じる貨物線です。
大井川鐵道井川線c92
橋には西山沢橋梁の表記が。
この橋は県道を跨ぐ跨道橋でした。
大井川鐵道井川線c93
駅舎前のホームから
もう一つのホームへと連絡をしている構内踏切。
大井川鐵道井川線c94
こちらがもう一つのホームです。駅は単式ホーム2面2線となっており、
こちらの西側にあるホームが通常時に旅客営業で使われているホームとなります。
大井川鐵道井川線c95
ホームの外側である東側には県道60号南アルプス公園線が併走しています。
大井川鐵道井川線c96
駅の外へと戻り県道60号南アルプス公園線を北に。
道を跨ぐ西山沢橋梁が見えてきます。
大井川鐵道井川線c97
先へと進むと切り通しだった県道は次第にホームと同じ高さとなり、
やがて駅敷地へと入り口が見えてきます。
大井川鐵道井川線c98
敷地内はちょうどホーム北端の前付近で、
奥の引き上げ線にはかつては機関車の転車台がありました。
大井川鐵道井川線c99
県道を南の駅入り口方面へと戻ると上には駅の建物が。
大井川鐵道井川線a11
au 4G LTEの電波状況ですが、
井川駅周辺および井川湖の周囲は電波サービスエリア内となっています。
ですので駅からGPSを受信して位置情報を取る事は可能でしょう。



大井川鐵道井川線a17
改めて大井川鐵道井川線の全線のau 4G LTEでの電波状況です。
奥大井湖上駅、尾盛駅、閑蔵駅の3駅は基本的に駅が圏外です。
大井川鐵道の路線上および駅からでGPS位置情報が取得できる場所はありません。
ただ、携帯端末や気象状況で稀に電波が届く状況はある様子ですが基本は圏外です。
レーダーの使用が必要な3駅と言えるでしょう。

大井川鐵道井川線a18
こちらは大井川鐵道井川線の終点付近のボロノイ図ですが、
確実に電波の入る接阻峡温泉駅付近からレーダーを飛ばすと
井川駅が射程9で届きます。

ただ、井川線の本数が劇的に少ないのと、
終点の井川駅では電波が入る為、
全線復旧した現在では接阻峡温泉駅でレーダーを飛ばして引き返す事に
時間的メリットはほぼありません

普通に井川駅まで乗って折り返して来た方が無難だと思います。


以上で大井川鐵道井川線は全てとなります。
基本的に観光路線であり、また中部電力のダム及び発電所の開発とメンテナンス、
そしてダム湖の湖底へと沈んだ集落住民への
補償としての交通機関としての性格をも持つ路線でした。

特に後半は全ての駅が秘境駅とも言える状況であり、
是非とも一度各駅を訪問してみることをお勧めします。

では。

大井川鐵道大井川本線00
次は大井川鐵道大井川本線についてです。


静岡県島田市の金谷駅から榛原郡川根本町の千頭駅までを走る
大井川鐵道の路線です。
全長39.5kmで全線単線電化の路線となっています。
大井川本線は電車が全線でワンマン運転となっており、
所要時間はおよそ1時間15分程度となっています。

金谷駅━千頭駅まで大井川線のみの片道運賃は1810円。
経営上の理由から運賃が高く「日本一高い」などと揶揄されることもあります




大井川鐵道大井川本線01
こちらはJR東海道本線の金谷駅。
大井川鐵道大井川本線02
駅の左手を見ると。
大井川鐵道大井川本線03
「大井川鐵道乗り場」の案内板があります。
大井川鐵道大井川本線04
大井川鐵道の金谷駅の駅舎です。
大井川鐵道大井川本線05
駅舎の中は待合スペースで大井川鐵道の写真がたくさん貼られていました。
大井川鐵道大井川本線06
改札を入り左を見ると、大井川鐵道の金谷駅ホームが
東海道線と大井川鐵道に挟まれて細長く伸びていました。
大井川鐵道大井川本線07
ちなみに後ろを振り返ると、
JRのホームと直結の乗り換え改札口があります。
大井川鐵道大井川本線08
こちらが金谷駅のホーム。
大井川鐵道大井川本線09
大井川鐵道の終端です。
大井川鐵道大井川本線10
そしてこちらが大井川鐵道のゼロキロポスト。

大井川鐵道大井川本線11
そうこうするうちに列車が来ました。
大井川鐵道大井川本線12
今回来たのは元南海21000系電車です。
大井川鐵道では電化区間である大井川本線の電車を
日本各地の鉄道会社から譲り受けて運行していますが、
動態保存の意味も込めて元の鉄道会社のオリジナルの塗装のまま運行しています。
大井川鐵道大井川本線13
もちろん扉間転換クロスシートもそのままです。

大井川鐵道大井川本線14
それでは大井川鐵道に乗って出発です。
一番左の線路が大井川鐵道で、右の東海道線とは
真ん中のレールで繋がっている様に見えますが、現在は繋がっていません。




大井川鐵道大井川本線51
新金谷駅
1927年(昭和2年)開業の駅です。
駅自体は島式1面2線ホームとなっています。
この駅には駅名標が長らく無く、柱の「しんかなや」の表示しか無かったのですが、
先日(2017年4月)に訪問したら新しい駅名標が設置されていました。
1年前には間違いなく無かったのですが。
大井川鐵道大井川本線52
ホーム上には大井川鐵道名物のたぬきが。
大井川鐵道大井川本線62
駅のホーム周辺には多くの側線があって、
使用しない機関車や客車などが留置されています。
大井川鐵道大井川本線53
ホーム北端はスロープとなっており、
駅舎へと連絡しています。
大井川鐵道大井川本線54
ホームと駅舎を繋ぐ構内踏切。
大井川鐵道大井川本線55
駅舎の中の改札前付近の様子です。
大井川鐵道大井川本線56
駅舎の外観。
大井川鐵道大井川本線57
この建物には大井川鐵道の本社も入っており、
駅の入口の脇に本社の入口があります。
大井川鐵道大井川本線58
駅舎の向かいにある「プラザロコ」。
土産物の売店や喫茶スペースの他、SL急行券の発券窓口もあり、
SLミュージアムが併設されて展示も行われています。
大井川鐵道大井川本線59
そして駅舎を背に左手を進むと大鉄バスのターミナルとなっています。
大井川鐵道大井川本線60
そのバスターミナルの奥にはご覧のSLの転車台が。
大井川鐵道大井川本線61
転車台の奥には給水塔など現役のSL稼動施設がひろがっています。



大井川鐵道大井川本線17
代官町駅
棒線無人駅ですが、一応道際にログハウス風待合室はあります。



大井川鐵道大井川本線18
日切駅



大井川鐵道大井川本線19
五和駅



大井川鐵道大井川本線22
五和駅を出てしばらく進むと、右手に大井川が迫ってきて
路線と並行して河川敷が見えます。


大井川鐵道大井川本線20
神尾駅
大井川が一番近づいたところに駅があります。
大井川鐵道大井川本線21
この駅には信楽焼で出来た狸の焼き物が数多く設置されています。
これは大井川鐵道初代SL専務車掌石原〆造さんが
一つ一つコツコツと置き貯めたものだそうで大井川鐵道の名物となっています。



大井川鐵道大井川本線23
神尾駅━福用駅のちょうど中間地点くらいから見る大井川の光景。


大井川鐵道大井川本線24
福用駅



大井川鐵道大井川本線25
大和田駅
ご覧の通り棒線ホームの脇が桜並木となっています。



大井川鐵道大井川本線26
家山駅
島田市と合併された旧川根町の中心地にある駅です。
大井川鐵道大井川本線27
こちらがホーム側から見た家山駅の駅舎。
味のあるレトロな駅舎は、
「男はつらいよ」や「鉄道員」などの映画ロケにも使われたそうです。



大井川鐵道大井川本線28
抜里駅
茶畑の真っ只中にある駅です。周囲全部が茶畑。



大井川鐵道大井川本線29
川根温泉笹間渡駅
名前の通り駅周辺には小さいながらも温泉地がありホテルなどもあります。



大井川鐵道大井川本線30
地名駅



大井川鐵道大井川本線31
塩郷駅
県道77号川根寸又峡線と大井川の河川敷に挟まれ
間のわずかなスペースにホームがあります。
ご覧の様に県道とホームの高さはフラットで
駅の入口も単なるガードレールの切れ目です。
大井川鐵道大井川本線32
駅の県道と反対側をすこし北へ進むと、
ご覧の全長約200mの吊り橋があります。
通称「塩郷の吊り橋」と呼ばれる久野脇橋です。



大井川鐵道大井川本線33
下泉駅



大井川鐵道大井川本線34
田野口駅



大井川鐵道大井川本線35
駿河徳山駅
この駅のあたりは大井川が削ってできた平坦な土地がひろがり
徳山という集落がある比較的開けた場所です。
ですので周辺に無人駅が多い中、この駅には駅員が配置されています。



大井川鐵道大井川本線36
青部駅



大井川鐵道大井川本線37
崎平駅



大井川鐵道大井川本線38
そして終点の千頭駅
電化されている大井川本線はこの駅までとなります。
大井川鐵道大井川本線42
駅にはホームが6線のほかに引込み線も多数あり
広大な車庫として使われて車両が留置されています。
大井川鐵道大井川本線43
構内でブルーシートをかぶって潜むトーマス君とか。
大井川鐵道大井川本線39
こちらが千頭駅の駅舎外観です。
大井川鐵道大井川本線41
駅前の光景。
大井川鐵道大井川本線40
駅の右にはSL資料館が。
大井川鐵道大井川本線48
駅の改札を見てみると。
大井川鐵道大井川本線49
大井川鐵道の鉄道むすめである「井川ちしろ」の立看板が立っていました。

大井川鐵道大井川本線44
そして大井川鐵道といえばSLです。
1976年にはSLによる定期旅客輸送を開始しており、
SLの動態保存および運行による観光客誘致の草分け的な路線ですので
機関車が来るとご覧の状態です。
大井川鐵道大井川本線45
横から機関車を見るとこんな感じ。
国鉄C11形蒸気機関車という車両だそうで、
大井川鐵道を走っているのはC11-190という
かつて国鉄で運用されていた車両です。
大井川鐵道大井川本線47
編成の最後尾に連結されたED500形電気機関車。
SL運行の補助として活躍しています。
大井川鐵道大井川本線46
SL編成の客車内。



大井川鐵道大井川本線50
こちらがau 4G LTEによる電波サービスエリアマップです。
大井川鐵道の大井川本線の区間に関しては
全線がサービスエリア圏内となっていますので
GPS信号はどの場所からも満遍なく受信が可能です。


電化されているとはいえ、単線のローカル線ですので
列車の速度や駅間の距離を考えても
駅へのGPSでのアクセスの難度はさほど高くはありません。
普通にアクセスしていれば普通に全駅が取れると思います。


大井川本線自体はご覧の通りですが、
終点の千頭駅から先には大井川鐵道の井川線が走っています。
もちろん大井川本線にもSLが運行するなど魅力はたくさんありますが、
やはり井川線まで含めての大井川鐵道であり
大井川鐵道全体で一つの盲腸線となっていることを考えると
井川線まで乗らないと大井川鐵道に乗る意味意味は半減するのではないでしょうか。
第一、井川線だけ残してしまうと壮大な二度手間になりますし。

そう考えた場合、井川線の運行が1日5往復のみという現実があり、
片道50分の井川線を往復する場合ゆうに3時間程度は必要であることなどがあり
かなり時間的に選択肢が狭まってくる事は事実です。
ゆっくりしすぎると金谷駅まで戻ってもそこから家まで帰れなくなります



まとめると、大井川鐵道の大井川本線自体は攻略は簡単です。
ですが井川線という存在がありますので
大井川鐵道全体の攻略と考えた場合、綿密な計画が必要になると思います。

では。

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