和歌山県

紀州鉄道00
さて次は紀州鉄道です。

この路線は1931年(昭和6年)に御坊駅━御坊町駅(現在の紀伊御坊駅)で開業した
御坊臨港鉄道が前身にあたります。


1931年(昭和6年)に開業した御坊臨港鉄道は
当初から経営が振るわず、1960年代には廃止が取りざたされていたそうです。

そして1972年(昭和47年)にの旧経営陣が設立した
東京の磐梯電鉄不動産が御坊臨港鉄道を買収。
「『鉄道会社の不動産部門』という信用を得るため」と言われれるこの買収で
紀州鉄道と改名することとなります。

磐梯急行電鉄時代には経営スキャンダルを起こしていた経営陣ですが
1979年(昭和54年)にはリゾートホテル等を展開する鶴屋グループと経営陣が交代。
現在に至っています。


この紀州鉄道は2010年の営業係数は367.8であり、
日本の鉄道路線では最悪に属する数字の路線だそうです。
しかし紀州鉄道という会社は実態が不動産会社であり、
「鉄道会社の不動産部門」という看板の為に維持されている為、
収益に反して廃線の話は上がらない、という路線となります。

しかしそれでは鉄道は放置状態なのか、というとそうでもなく、
記念切符を発売したりイベントを細かく行ったりと
鉄道本体での経営努力も行われている様子です。
紀州鉄道36
こちらは現在(2017年4月)に紀州鉄道を走っているKR301です。
元は信楽高原鐵道のSKR300形という車両だそうで、
ボディの白地に緑のラインのデザインは信楽高原鐵道時代のままだそうです。
ただ、車体に描かれていた「信楽焼のタヌキ」は
御坊市ゆかりの「宮子姫」に描き換えられています。


紀州鉄道01
こちらはJR御坊駅。
JR西日本の紀勢本線(きのくに線)の駅です。
1929年(昭和4年)に当時の国鉄によって
紀勢西線の終着駅として開業しました。
紀州鉄道02
こちらは改札のある単式の1番線ホームです。
紀州鉄道03
改札を出て左手に跨線橋の階段があるのですが、
そちらにはご覧の紀州鉄道への案内があります。
紀州鉄道04
跨線橋の先に進んだところにあるこちらが
紀州鉄道の御坊駅のホームとなります。
御坊臨港鉄道(現在の紀州鉄道)の駅としては1931年(昭和6年)開業となります。
紀州鉄道05
こちらが御坊駅0番線ホーム。
紀勢本線の1番線ホームが切り欠きとなって設置されています。
紀州鉄道06
離れて見た0番線ホームの全景です。
紀州鉄道07
駅舎脇にある、紀州鉄道のレールの終端です。


紀州鉄道31
御坊駅を出ると列車は田んぼの中の単線を進みます。
旧国鉄の御坊駅が街のはずれに作られた事が今でもうかがえる光景です。
写真左中央に見える建物は、次の駅の名前の由来となった県立日高高校です。


紀州鉄道08
学門駅
1931年(昭和6年)の路線開業時に中学前駅として開業しました。
その後1941年(昭和16年)には一旦駅が廃止されたものの、
1979年(昭和54年)に同じ場所に学門駅として開業しています。
駅は単式1面1線の棒線無人駅となります。

駅名の由来についてですが「中学」とは旧制中学の事で、
「学門」は高校の裏門が目の前にあることからです。
どちらも目の前の県立日高高校が由来となっています。
紀州鉄道09
ホームの南端にはご覧の構造物があり、
「学問地蔵」と書かれて中にはお地蔵さんがいらっしゃいます。
紀州鉄道10
駅はご覧のとおり踏切の脇に設置されています。


紀州鉄道32
駅を出ると住宅の合間を縫う様に線路が走ります。
御坊市の市街地が近い事が分かる光景です。



紀州鉄道11
紀伊御坊駅
1931年(昭和6年)の路線開業時に御坊町駅として開業した駅です。
単式ホーム1面1線の駅となっています。

かつては交換設備のある相対式2面2線の駅だったそうですが、
駅舎側の線路を潰してホームを拡張し、現在の形となったそうです。
紀州鉄道12
かつての相対式だった時代のホームが
現行のホームの向かいに今でも廃ホームとして残っています。
そしてこの駅の駅名標も廃ホームにのみ設置されています。
紀州鉄道13
ホームの北端にはかつての相対式ホームを繋いだ構内踏切と、
その隣を流れる用水路に架かる線路の撤去された橋が残っていました。
紀州鉄道15
ホームの駅舎入口から中へと入ります。
紀州鉄道14
こちらが駅舎の中の様子。
有人駅となっていて駅員が常駐しています。
紀州鉄道16
駅舎の外観です。
この駅舎はなんでも1978年(昭和53年)に発売された
開業50周年記念切符の売り上げの収益によって建て替えられたそうです。
紀州鉄道17
そして駅舎の待合への入口脇にはご覧の扉が。
こちらが紀州鉄道の鉄道事業部事務所です。
いわば紀州鉄道の鉄道部門の本社と考えて良いでしょう。
紀州鉄道18
駅前の光景です。
紀州鉄道33
そして駅の南方には車両検収庫があり車両基地となっていますが、
廃ホーム南の引き上げ線には現在(2017年4月)から二代前の車両であり、
2009年(平成21年)まで現役だったキハ603が保管されています。
紀州鉄道34
キハ603のアップ。



紀州鉄道35
駅を出ると市街地の中を進み、
市役所の裏手を抜ける紀州鉄道。


紀州鉄道19
市役所前駅
1967年(昭和42年)に開設された駅です。
単式1面1線の棒線無人駅です。
紀州鉄道20
こちらが駅前の様子。
紀州鉄道21
駅の北150mほどの場所には名前の由来である
ご覧の御坊市役所があります。



紀州鉄道22
西御坊駅
1932年(昭和7年)に開業した駅です。
開業2年後の1934年(昭和9年)には日高川駅まで延伸されながらく中間駅でしたが
1989年(平成元年)に西御坊駅━日高川駅間が廃止となって終着駅となりました。
紀州鉄道26
紀州鉄道の終端の車止め。
紀州鉄道23
こちらが駅の外観です。
紀州鉄道24
駅舎を入るとご覧の感じで。
近年駅舎を元の建物を生かしたリフォームがされたそうなんですが…
予算ケチりましたね?
元来の駅舎を生かしてのリフォーム、という制約があったのでしょうが、
どうやら内装は老朽化した建物に薄ベニヤを貼って済ませた様子で。
証拠にベニヤが薄く剥がれてきています。
まあ、建物を使う事自体にはあまり問題が無いと思うのでいいですが。
営業係数が400弱という路線ではコストを掛けられないのもいたしかたないでしょう。
紀州鉄道25
奥へと進むと待合スペースと券売の窓口が。
窓口は午前中のみの営業だそうです。
紀州鉄道27
券売窓口の前には、駅舎の裏手へと通じる路地がありました。
紀州鉄道28
こちらが駅の裏手の光景です。
車止めの先にも線路が続いています。
紀州鉄道29
かつて西御坊駅から先には700mほど線路が延びていて
日高川駅という駅が終点としてありました。
西御坊駅━日高川駅間は1989年(平成元年)されており、
この線路はその廃線跡です。

また写真の赤いパイロンの右の道は
かつて西御坊駅から伸びていた大和紡績専用線という貨物線の跡です。
紀州鉄道30
川の橋梁は撤去されていましたが、
その先にも廃線のレールは延びていました。



紀州鉄道38
こちらはau 4G LTEでの電波サービスエリアのマップです。
全線が御坊市内を走る紀州鉄道はその全てが電波エリア圏内であり、
列車内であればどこからでもアクセスが可能となっています。

紀州鉄道37
そしてこちらはJR御坊駅からレーダーを飛ばした際の
射程についてです。
ご覧の通り、紀州鉄道の起点でもある御坊駅からは
レーダー射程5で終点の西御坊駅まで届くことが分かります。

つまりはっきり言えば、
JR紀勢本線(きのくに線)に乗ったままレーダーを飛ばせば
紀州鉄道は乗らずにコンプが可能
という事です。


確かに紀勢本線という長大な路線で
わざわざ御坊で一旦降りて紀州鉄道に乗る、というのは
時間のロスもあり、旅程によっては厳しいでしょう。

ただ、日本一の赤字路線とも言える紀州鉄道ですので、
できれば乗ってあげてほしい、かと。


では。

わかやま電鉄貴志川線00
さてお次はわかやま電鉄貴志川線です。


1916年(大正5年)に山東軽便鉄道として開業した路線で、
当初は大橋駅━ 山東駅(現在の伊太祈曽駅)間を走る路線でしたが
1924年(大正13年)に東和歌山駅(現在の和歌山駅)の開業に伴って
路線の一部を付け替えて起点を変更。
和歌山鉄道に社名変更の後南海電鉄貴志川線となりました。

その後旅客の減少から南海電鉄が貴志川線の廃止を表明。
地元自治体が支援の上、両備グループの岡山電気軌道が運営を引き継ぎ、
2006年(平成18年)より和歌山電鐵として運行をしています。

わかやま電鉄貴志川線94
そしてこの和歌山電鐵貴志川線を日本全国はおろか
海外にまで一躍その名を轟かせるきっかけとなったのが
上の猫である「たま駅長」の出現でした。

たま駅長は貴志川線の貴志駅の売店の小山商店の世話によって
倉庫と駅舎の間の猫小屋で飼われていました。
しかし2006年(平成18年)に貴志川線が南海から和歌山電鐵へと移管される際に
駅が公有地となる事でたま駅長はその住み家を失う事となりました。

困った飼い主が和歌山電鐵の社長に相談。これががきっかけとなり、
2007年(平成19年)にたま駅長は貴志駅の駅長に就任
現在日本各地で誕生している動物駅長のさきがけとなりました。

たま駅長就任がメディアで報じられると
全国各地からたま駅長を見に観光客が押し寄せ
この年(2007年)には前年同期比40%増の収入を記録。
たま駅長による和歌山県への経済効果が1年間で11億円に達するに至りました。

このように地方ローカル線の救世主となったたま駅長は
和歌山電鐵を語る上では欠かせない存在
と言えるでしょう。



わかやま電鉄貴志川線93
こちらはJR和歌山駅の中央口です。
和歌山駅はJRの紀勢本線(きのくに線)、阪和線、和歌山線の乗り入れる駅で
5面8線の駅となっていますが、
1番線から8番線までがJRのホームであり、
9番線が和歌山電鐵のホームとなっています。
わかやま電鉄貴志川線01
そしてこちらが和歌山駅の東口。
和歌山電鐵電鉄貴志川線のホームはこの東口の真裏にあります。
わかやま電鉄貴志川線02
JRの改札を入って駅構内の9番線ホームへの階段を登ると、
階段の上にご覧の和歌山電鐵貴志川線の中間改札が。
わかやま電鉄貴志川線03
こちらが貴志川線の和歌山駅のホームです。
1924年(大正13年)に山東軽便鉄道がこの駅へと乗り入れたのが
現在の和歌山電鐵貴志川線のルーツとなります。
和歌山駅はJRとの共同使用駅ですが、
貴志川線で使用しているのはこの9番線のみとなります。
わかやま電鉄貴志川線05
貴志川線の終端。
わかやま電鉄貴志川線04
ホームに掲げられた貴志川線の乗客増加のキャンペーンの横断幕です。



わかやま電鉄貴志川線06
田中口駅
1924年(大正13年)開業の駅で
単式ホーム1面1線の棒線無人駅となります。
駅名の由来ともなった田中町はこの駅の北東にありますが
隣の和歌山駅との中間点にありどちらの駅からもほぼ等距離にあります。
わかやま電鉄貴志川線07
こちらが駅の外観です。
駅舎は現在は無く、トイレの建物とホームの屋根があるのみです。
周辺は和歌山市の市街地で住宅が立ち並んでいます。



わかやま電鉄貴志川線08
日前宮駅
1916年(大正5年)に山東軽便鉄道の秋月駅として開業をした駅です。
現在の駅名には1933年(昭和8年)に改称されています。
島式ホーム1面2線の駅で2000年(平成12年)に無人化されています。
わかやま電鉄貴志川線11
こちらは県道138号線に面する日前宮の入口。
日前宮とは同じ境内にある日前神宮と國懸神宮に二つの神社の総称で、
紀伊国一宮にあたる神社であり、駅名の由来となっている神社です。
わかやま電鉄貴志川線12
日前宮の前から県道を西に進むとすぐに
「日前宮駅」の標識のある信号があります。
わかやま電鉄貴志川線13
信号を南に入って道を進むと50mほど奥に駅があります。
わかやま電鉄貴志川線09
こちらが駅の外観。
わかやま電鉄貴志川線10
駅舎は無く、入口から構内踏切を渡って
ホームへと入る仕組みとなっています。



わかやま電鉄貴志川線14
神前駅
1916年(大正5年)開業の駅で、単式ホーム1面1線の無人駅です。
わかやま電鉄貴志川線15
駅は踏切のすぐ横にあります。
市街地に比べると周囲には田んぼも増えてきますが
民家もそれなりに立ち並ぶ住宅地となっています。
わかやま電鉄貴志川線16
駅の入口。
駅舎は無く直接ホームへと上がる仕組みになっています。



わかやま電鉄貴志川線17
竈山駅
この駅も1916年(大正5年)の開業の駅で
単式ホーム1面1線の棒線無人駅です。
わかやま電鉄貴志川線18
この駅はかつては島式ホーム1面2線の列車交換可能駅だったそうです。
そう思って現在のホームを見ると、
単式ホームなのに端が不自然に細くなっていたり
現在の線路の反対側にも線路が敷けるだけのスペースがある事が分かります。
どうやら島式ホームの片側に柵を設けてそのまま単式ホームとした様です。
わかやま電鉄貴志川線19
駅の案内が書かれているホームの案内板。
わかやま電鉄貴志川線20
ホーム西端にある駅の出入口です。
わかやま電鉄貴志川線21
駅の外観。
わかやま電鉄貴志川線22
駅前は隣の救急病院の裏手にあたり、
病院裏の路地が80mほどの駅へと通じる道となっています。
わかやま電鉄貴志川線23
駅前の道が市道に合流するあたりで
ちょうど和田川にぶつかりますが、
橋の反対側には駅名の由来であろう竈山神社の一の鳥居があります。



わかやま電鉄貴志川線24
交通センター前駅
1999年(平成11年)の南海電鉄時代に新設された駅です。
名前の通り交通センターへのアクセスの為に新設されました。
単式ホーム1面1線の無人駅です。
わかやま電鉄貴志川線26
駅の横の踏切から見たホームの全景。
わかやま電鉄貴志川線28
踏切を渡った先には和歌山県の県立の交通公園があり、
その先にはご覧の駅名の由来となっている
和歌山県警察本部交通センター(和歌山県運転免許試験場)があります。
道路は交通センターの敷地で袋小路となっており
外に出るには道を戻るしかありません。
わかやま電鉄貴志川線25
駅の入口の外観。
わかやま電鉄貴志川線27
和田川から引かれた用水路が駅の南側を流れており、
駅へは用水路の橋を渡って入ります。
わかやま電鉄貴志川線29
駅の入口へは交通公園の敷地内の通路を通って入ります。



わかやま電鉄貴志川線30
岡崎前駅
1916年(大正5年)開業の駅で島式ホーム1面2線を持つ駅です。
この駅の北の一帯を岡崎と呼ぶ事が駅名の由来のようです。
わかやま電鉄貴志川線31
ホームの東端はご覧のスロープとなっており、
構内踏切を経て出口への通路が延びています。
わかやま電鉄貴志川線32
駅の改札付近。駅舎は無く入口付近に屋根とトイレがあるのみです。
わかやま電鉄貴志川線33
駅入口あたりの外観。
わかやま電鉄貴志川線34
県道160号線の踏切脇が駅の入口となっています。



わかやま電鉄貴志川線35
吉礼駅
1916年(大正5年)開業の駅で単式ホーム1面1線の駅です。
この駅には現在は隣駅が書かれた駅名標が無く、
ただ駅名だけが書かれたものしかありません。
わかやま電鉄貴志川線36
駅前の市道。
踏切があり、駅は踏切脇の奥にあります。
わかやま電鉄貴志川線37
新聞店の脇の道の奥が駅です。
わかやま電鉄貴志川線38
こちらが駅の外観。
かつてはこちらのホームに上がる階段の前には駅舎があったそうですが
1998年(平成10年)に建物は撤去されたそうです。
わかやま電鉄貴志川線39
駅ホームから見た市道側の光景。



わかやま電鉄貴志川線40
伊太祈曽駅
1916年(大正5年)に山東駅として開業したこの駅は
貴志駅まで延伸した1933年(昭和8年)に伊太曽駅に改名。
南海電鉄から和歌山電鐵となった2006年(平成18年)に
名前が現在の伊太曽駅となりました。
わかやま電鉄貴志川線41
こちらは駅から南に300mほどの場所にある
伊太祁曽神社の参道入口です。

紀伊国には一ノ宮が三箇所もあるそうで、
そのうちの二つがこの和歌山電鐵沿線にある日前宮と
こちらの伊太祁曽神社となります。

そして和歌山には竈山駅の竈山神社と日前宮駅の日前神宮・國懸神宮、
こちらの伊太祁曽神社の三社を参拝する「三社参り」という風習があります。
わかやま電鉄貴志川線42
駅のある場所の地名は和歌山市伊太祈曽となります。
つまり、鉄道が開通した当初は三社参りの参拝客を意識して、
伊太祁曽神社の最寄である事から「伊太祁曽」という駅名にしていたと思われます。
それが和歌山電鐵への移譲の際に
地名に即した「伊太祈曽」に改めたということなのでしょう。

その為、新しい印刷物や駅の構造物には「伊太祈曽」が使用されていますが、
予算の都合なのか古い駅名標などを積極的に直すつもりは無いようで
駅には「伊太祁曽」と「伊太祈曽」が混在しているという状態です。
わかやま電鉄貴志川線43
駅はご覧の島式ホーム1面2線となっています。
この駅から終点の貴志駅までは列車交換の設備が無い為、
上下の列車は必ずこの伊太祈曽駅てすれ違う事となっています。
わかやま電鉄貴志川線50
そしてこの駅の構内には車両基地があり、
貴志川線を走る全列車がこの車両基地に配置されています。

そして写真中央付近の黒っぽい車庫は
「和歌山電鐵貴志川線伊太祈曽駅検査場」として
国の登録有形文化財に指定されている文化財でもあります。
参考
文化庁 文化遺産オンライン「和歌山電鐵貴志川線伊太祈曽駅検査場」
http://bunka.nii.ac.jp/heritages/detail/232461

わかやま電鉄貴志川線44
駅とホームはご覧の構内踏切で連絡。
わかやま電鉄貴志川線45
こちらはホーム側から見た駅の改札ですが。
わかやま電鉄貴志川線46
改札にネコ(のぬいぐるみ)ぶら下がってる。

ただのローカル線の貴志川線を一躍全国区にした
たま駅長がこの駅のいたるところに溢れています
わかやま電鉄貴志川線47
こちらは駅舎内の光景です。
和歌山電鐵貴志川線内で唯一の有人駅となっていますが、
貴志川線は基本的に車内精算ですので
駅の窓口では一日乗車券の発売やグッズ販売などを行っているそうです。
わかやま電鉄貴志川線48
駅舎の外観です。
この写真の白い駅舎の、左半分が改札や待合室ですが、
右の半分が和歌山電鐵の本社社屋となっています。
わかやま電鉄貴志川線53
駅舎の本社前の奥には車両基地の建物や駐車場が。
和歌山電鐵のタマバンも停まっています。
わかやま電鉄貴志川線49
駅前広場には写真撮影の顔出し看板も。
わかやま電鉄貴志川線52
駅からの道は山東停車場線という90mの県道です。



わかやま電鉄貴志川線54
山東駅
1933年(昭和8年)に和歌山鉄道の時代に山東永山駅として開業した駅です。
1945年(昭和20年)に現在の山東駅へと改名されました。
わかやま電鉄貴志川線55
こちらが駅の外観です。
駅舎は無くホームに屋根があるのみとなっています。
わかやま電鉄貴志川線59
駅ではなぜかタケノコのキャラ押しで
いたるところにタケノコのシールが貼られていました。
わかやま電鉄貴志川線56
こちらは伊太祈曽駅あたりから貴志川線と並行するように走る県道13号線。
山東駅付近もすぐ北を走っています。
わかやま電鉄貴志川線57
県道から標識に従って進むと
50mほどで駅となります。
わかやま電鉄貴志川線58
駅側から県道方向を望んだ光景です。



わかやま電鉄貴志川線60
大池遊園駅
こちらの駅も1933年(昭和8年)開業の駅です。
現在は単式1面1線の棒線無人駅となっています。
わかやま電鉄貴志川線66
ホームの西端あたりからは
ご覧の通り駅名の由来となっている大池遊園が見えます。
わかやま電鉄貴志川線61
駅へと至る道はご覧の感じです。
わかやま電鉄貴志川線62
駅前の様子。
わかやま電鉄貴志川線63
トイレと駐輪場になっている舗装の奥の、
ホーム前の茂みのあたりはベンチが置かれていました。
わかやま電鉄貴志川線64
現在(2017年3月)の駅の入口の様子です。
ホームの東端にありますが、 古い構造物はこの入口の小屋くらいとなっていました。
わかやま電鉄貴志川線65
入口の小屋の前から見た駅の全景です。
かつては島式ホーム1面2線の交換可能駅だったそうですが、
この位置から見るとかつての2番線の跡が良く分かります。



わかやま電鉄貴志川線67
西山口駅
1933年(昭和8年)の延伸時からある駅です。
単式ホーム1面1線の棒線無人駅となります。
駅から1kmほど北方にある西山集落への入口という事が
駅名の由来となっています。
わかやま電鉄貴志川線68
駅の外観です。
わかやま電鉄貴志川線69
ご覧の通りホームの目の前が県道13号線となっています。



わかやま電鉄貴志川線70
甘露寺前駅
1933年(昭和8年)開業の単式ホーム1面1線の棒線無人駅です。
わかやま電鉄貴志川線71
駅の西方に踏切があり、その脇が駅への入口となっています。
わかやま電鉄貴志川線72
こちらが駅の入口。
わかやま電鉄貴志川線73
駐輪場となっているスペースを抜けると
駅のホームへの入口の階段があります。
わかやま電鉄貴志川線74
駅の南方150mほどにある平池への案内板。



わかやま電鉄貴志川線75
貴志駅
1933年(昭和8年)の貴志川線延伸の際に終着駅として開業しました。
単式ホーム1面1線の駅となっています。
わかやま電鉄貴志川線77
こちらが駅舎の外観です。
開業以来の木造駅舎があったのですが
2010年(平成22年)に改築されて現在はご覧の
「たまステーション貴志駅」が建っています。
デザインは鉄道デザインで有名な水戸岡鋭治氏だそうです。
わかやま電鉄貴志川線78
駅のホーム内に駅名標はありません
旧駅舎時代にはあったそうなのですが、
改築後の新駅舎では設置されていませんでした。
わかやま電鉄貴志川線79
そしてホームには「おもちゃ神社」「いちご神社」「たま神社」の三社があります。
わかやま電鉄貴志川線80
このうち「たま神社」は元々は「ねこ神社」として建立されたものですが、
2015年(平成27年)のたま・スーパー駅長の逝去に伴って
鎮座祭が執り行われて「たま神社」になりました。
わかやま電鉄貴志川線81
「たま神社」の社の横にはたま駅長の眠るお墓がありました。
わかやま電鉄貴志川線82
貴志駅は無人駅となっており、
駅舎のホーム側入口にいわゆる改札は無く、
ご覧の階段を降りて駅舎の中に入ります。
わかやま電鉄貴志川線83
壁には在りし日のたま駅長の姿が掲示されています。
わかやま電鉄貴志川線84
そして、写真の横にはご覧のショーケースのようなものが。
わかやま電鉄貴志川線85
駅長室でした
この駅は無人駅ですが有猫駅ではあり、
こちらが貴志駅第2代駅長のニタマ駅長です。
わかやま電鉄貴志川線86
たま駅長は元々、
貴志駅の売店と倉庫の間の猫小屋で飼われていたという故事に則ったのか
新駅舎でも駅長室は売店と待合室の間に設けられています。
わかやま電鉄貴志川線87
駅長室の横には初代駅長のたま駅長の功績が展示されていました。
わかやま電鉄貴志川線88
駅長室の向かいには「たまカフェ」が。
わかやま電鉄貴志川線89
駅舎の外側の入口です。
わかやま電鉄貴志川線90
駅前の様子。
わかやま電鉄貴志川線91
駅舎の右手にはバリアフリーのスロープが設けられており、
その横には直接ホームへと入れる階段もあります。
わかやま電鉄貴志川線92
ホーム西端の先にある貴志川線の終端。




わかやま電鉄貴志川線95
こちらはau 4G LTEによる電波エリアのサービス範囲のマップです。
貴志川線の路線は全線が電波エリア圏内となっていますので
列車内から駅へのアクセスで困る事は無いでしょう。

全長14.3kmの貴志川線は全線片道の所要時間はおよそ35分前後です。
和歌山駅起点の盲腸線ですので、終点の貴志駅まで行って折り返した場合
待ち時間を含めておよそ1時間半前後が必要
だと思います。


わかやま電鉄貴志川線96
そしてこちらはJR和歌山線の紀伊小倉駅から
レーダーを飛ばした際の射程についてのマップです。
ご覧の通り、盲腸線である貴志川線の終点の
貴志駅までレーダーが届いている事が分かります。

JR和歌山線の終点は、貴志川線の起点でもある和歌山駅です。
つまりJR和歌山線の和歌山駅━紀伊小倉駅間でレーダーを順次飛ばせば
和歌山電鐵貴志川線は全駅が取れる
、という事です。
しかし乗らないでレーダーで取るとネコ見れませんけど。
わかやま電鉄貴志川線97
という訳であとは個々の判断で駅を取って下さい。

では。

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