東京の廃駅についての続きです。
東京都で登録されている廃駅のうち、これまで扱ったのは以下の4駅です。
【攻略】廃駅(東京)・京王電鉄多摩御陵線、武蔵横山駅、多摩御陵前駅。
【攻略】廃駅(東京)・西武鉄道、東国分寺駅(多摩湖線)、上り屋敷駅(池袋線)。
■博物館動物園駅(京成本線)
まずはあえて上野駅のパンダ橋口からスタート。
パンダ橋を上野公園川への向かいます。
上野駅のホームを見下ろしながら。
上野駅の公園口に来ました。
本来は上野公園に行く方はここいらからですね。
公園口正面の東京文化会館、
の、右横の道を抜けて行きます。
国立西洋美術館の前を通り抜けて、
そのまま上野公園の道を進むと、
メインの大通りとの交差点に差し掛かります。
大通りを右に見ると、奥には
東京国立博物館が見えます。
「博物館動物園駅」の「博物館」ですね。
曲がらずそのまま園内の道を進むと。
上野動物園の入り口が見えてきます。
「博物館動物園駅」の「動物園」です。
動物園の入り口の前のポストがパンダ模様になってます。
右を見ると東京都美術館が見えますが、
用は無いので右横の園内道路を進みます。
公道に突き当たると、正面には東京国立博物館内んいある立派な門が。
この門は「旧因州池田屋敷表門」と言って、
鳥取藩池田家江戸上屋敷の正門が残されているものです。
公道を左に曲がって進むと。
旧東京音楽学校奏楽堂が信号の交差点の左手にありますが、
その道路を挟んだ向かいを見ると。
なにやら見える石造りの建物こそが、
「博物館動物園駅」の地上口の建物です。
確かに「博物館動物園駅跡」というレリーフがついています。
なにやら説明書きのレリーフも。
横から見るとこんな感じですか。
反対側から。
こちらは国立博物館の敷地内です。 というか、この「博物館動物園駅」の建物自体は国立博物館の敷地の中なんですけどね。
京成本線が上野公園の区間は地下を走っていますので、
現在でも京王本線の車窓から博物館動物園駅のホームを見る事ができるそうです。
この博物館動物園駅の建物は中川俊二という建築家の手による設計だそうで、
皇室用地であった帝室美術館(現・東京国立博物館)の敷地内に建てられることになった為、
昭和天皇出席の御前会議でデザインが決定されたそうです。
ご覧の通り、京成本線でも取得は可能ですが、
JR山手線の鶯谷駅━上野駅の間でGPSで取得が可能です。
まあ、山手線から取れる駅をわざわざ現地に行って取る人は少ないでしょうが、
非常にアクセスのたやすいロケーションなので、現地で見てみるのも一興かもしれません
■昌平橋駅(鉄道院中央本線)
昌平橋駅は、万世橋駅が出来るまでの仮駅として
1908年(明治41年)から1911年(明治45年)の4年間だけ存在したという駅で、
かつては現在の中央本線の東京側の起点でした。
秋葉原駅の電気街口を出て、高架下を伝って中央通り(国道17号)の交差点に。
そのまま高架下の道をまっすぐに突き進みます。
昌平橋の交差点が見えてきます。
上に見える緑の鉄橋は秋葉原のランドマークとも言うべき
「松住町架道橋」です。こちらは総武本線が通ります。
松住町架道橋の真下から昌平橋の交差点。
奥は昌平橋です。
昌平橋の向こうには、中央本線の煉瓦作りの高架橋が見えます。
昌平橋の方向に向かって進むと。
橋の上から見える、中央本線の高架下のご覧の部分が、
かつて昌平橋駅のあった場所です。
煉瓦の構造物は、営業当時ほぼそのままで残っているそうです。
こちらが昌平橋駅のあった場所の地図です。
川と反対側から見た昌平橋駅跡。
この煉瓦の4連アーチのうち、中央通り側に一番近いアーチ、
この写真に写っている場所が、かつて駅の入り口だったそうです。
この煉瓦アーチの高架橋は「紅梅河岸高架橋」という名前だそうです。
駅跡の北側。この神田川に張り出した階段から、上にあるホームへと上がったそうです。
現在はその階段の跡はありません。
駅の前には「淡路坂」の表示が。
昌平橋駅跡から昌平橋を挟んだ反対側に伸びる煉瓦アーチ。
その終端には万世橋駅がかつてありました。
「神田郵便局前」の交差点から「昌平橋」交差点の方向を望む風景です。
この昌平橋駅は、現在の中央本線上にある駅ですので
当然、中央線の御茶ノ水駅━神田駅間で取得が可能です。
また、ほぼ横を通る総武本線の御茶ノ水駅━秋葉原駅間でも取る事は容易にできます。
交通量の多いメジャーな路線から取れるので、
特に駅奪取に苦労をする事はありません。
さて、今回ご紹介の二つの駅は、
まるでオマケの様に簡単に取れる廃駅なので
現地まで行く人はあまり居ないような気がします。
私は実際に行って取る事が楽しいですので
わざわざ出向いていますが、意外と楽しかった事をここに書いておきます。
ではまた。
東京都で登録されている廃駅のうち、これまで扱ったのは以下の4駅です。
【攻略】廃駅(東京)・京王電鉄多摩御陵線、武蔵横山駅、多摩御陵前駅。
【攻略】廃駅(東京)・西武鉄道、東国分寺駅(多摩湖線)、上り屋敷駅(池袋線)。
■博物館動物園駅(京成本線)
まずはあえて上野駅のパンダ橋口からスタート。
パンダ橋を上野公園川への向かいます。
上野駅のホームを見下ろしながら。
上野駅の公園口に来ました。
本来は上野公園に行く方はここいらからですね。
公園口正面の東京文化会館、
の、右横の道を抜けて行きます。
国立西洋美術館の前を通り抜けて、
そのまま上野公園の道を進むと、
メインの大通りとの交差点に差し掛かります。
大通りを右に見ると、奥には
東京国立博物館が見えます。
「博物館動物園駅」の「博物館」ですね。
曲がらずそのまま園内の道を進むと。
上野動物園の入り口が見えてきます。
「博物館動物園駅」の「動物園」です。
動物園の入り口の前のポストがパンダ模様になってます。
右を見ると東京都美術館が見えますが、
用は無いので右横の園内道路を進みます。
公道に突き当たると、正面には東京国立博物館内んいある立派な門が。
この門は「旧因州池田屋敷表門」と言って、
鳥取藩池田家江戸上屋敷の正門が残されているものです。
公道を左に曲がって進むと。
旧東京音楽学校奏楽堂が信号の交差点の左手にありますが、
その道路を挟んだ向かいを見ると。
なにやら見える石造りの建物こそが、
「博物館動物園駅」の地上口の建物です。
確かに「博物館動物園駅跡」というレリーフがついています。
なにやら説明書きのレリーフも。
横から見るとこんな感じですか。
反対側から。
こちらは国立博物館の敷地内です。 というか、この「博物館動物園駅」の建物自体は国立博物館の敷地の中なんですけどね。
京成本線が上野公園の区間は地下を走っていますので、
現在でも京王本線の車窓から博物館動物園駅のホームを見る事ができるそうです。
この博物館動物園駅の建物は中川俊二という建築家の手による設計だそうで、
皇室用地であった帝室美術館(現・東京国立博物館)の敷地内に建てられることになった為、
昭和天皇出席の御前会議でデザインが決定されたそうです。
ご覧の通り、京成本線でも取得は可能ですが、
JR山手線の鶯谷駅━上野駅の間でGPSで取得が可能です。
まあ、山手線から取れる駅をわざわざ現地に行って取る人は少ないでしょうが、
非常にアクセスのたやすいロケーションなので、現地で見てみるのも一興かもしれません
■昌平橋駅(鉄道院中央本線)
昌平橋駅は、万世橋駅が出来るまでの仮駅として
1908年(明治41年)から1911年(明治45年)の4年間だけ存在したという駅で、
かつては現在の中央本線の東京側の起点でした。
秋葉原駅の電気街口を出て、高架下を伝って中央通り(国道17号)の交差点に。
そのまま高架下の道をまっすぐに突き進みます。
昌平橋の交差点が見えてきます。
上に見える緑の鉄橋は秋葉原のランドマークとも言うべき
「松住町架道橋」です。こちらは総武本線が通ります。
松住町架道橋の真下から昌平橋の交差点。
奥は昌平橋です。
昌平橋の向こうには、中央本線の煉瓦作りの高架橋が見えます。
昌平橋の方向に向かって進むと。
橋の上から見える、中央本線の高架下のご覧の部分が、
かつて昌平橋駅のあった場所です。
煉瓦の構造物は、営業当時ほぼそのままで残っているそうです。
こちらが昌平橋駅のあった場所の地図です。
川と反対側から見た昌平橋駅跡。
この煉瓦の4連アーチのうち、中央通り側に一番近いアーチ、
この写真に写っている場所が、かつて駅の入り口だったそうです。
この煉瓦アーチの高架橋は「紅梅河岸高架橋」という名前だそうです。
駅跡の北側。この神田川に張り出した階段から、上にあるホームへと上がったそうです。
現在はその階段の跡はありません。
駅の前には「淡路坂」の表示が。
昌平橋駅跡から昌平橋を挟んだ反対側に伸びる煉瓦アーチ。
その終端には万世橋駅がかつてありました。
「神田郵便局前」の交差点から「昌平橋」交差点の方向を望む風景です。
この昌平橋駅は、現在の中央本線上にある駅ですので
当然、中央線の御茶ノ水駅━神田駅間で取得が可能です。
また、ほぼ横を通る総武本線の御茶ノ水駅━秋葉原駅間でも取る事は容易にできます。
交通量の多いメジャーな路線から取れるので、
特に駅奪取に苦労をする事はありません。
さて、今回ご紹介の二つの駅は、
まるでオマケの様に簡単に取れる廃駅なので
現地まで行く人はあまり居ないような気がします。
私は実際に行って取る事が楽しいですので
わざわざ出向いていますが、意外と楽しかった事をここに書いておきます。
ではまた。