さて、只見線の続きです。
その1(会津若松駅~会津川口駅)はこちら。
会津川口駅から新潟方向へ伸びる線路。
しかしこの先はまだ線路が復旧していない区間になりますので
もう何年も列車が走っていません。
路線図ではこの位置の会津川口駅。
ご覧の通り、会津若松方面への下りしか出ていません。
しかも本数も一日6本だし。
とりあえず会津川口駅の駅前に出ます。
15時02分に会津川口駅に到着しましたが、
ここから福島県で最西の只見駅まで7駅分は
不通区間ですのでJRの代行バスが運行されているのです。
この時間だと、次のバスは15時35分発。
代行バスはこんな感じで。
会津川口駅━只見駅間はJR運賃が500円ですので、料金も一緒です。
JRのこの区間の切符(フリー切符なども)があれば当然使えます。
この通り、車のナビで50分ですが、代行バスのダイヤも50分で設定されています。
道路(国道252号線)と路線がほぼ並行して走っている区間なので経路もほぼ同じです。
バスが出発し、最初の本名駅へ。
駅前の国道252号線の商店に「代行バス乗車場」との張り紙が見えます。
さて、この代行バス区間、やや電波状況が怪しい区間があります。
こちらが区間の電波状況(au 4G LET)です。
ご覧の通り、本名駅を過ぎると駅間が電波圏外となり、
会津大塩駅、会津塩沢駅、会津蒲生駅などは駅自体が圏外の様です。
まず代行バスは次の会津越川駅前に移動。
こちらでは難なくGPSで駅が取れました。
会津横田駅はしっかり電波が圏内ですの普通に奪取。
次の会津大塩駅が、駅自体がマップでは電波圏外になっているので
注意深く位置情報を見守ります。
会津大塩駅前にある体育館が代行バスの停車場に。
ご覧の通り、体育館でも電波が、やや弱くなりますがしっかり入っていました。
ですので問題なくGPSで駅を奪取。
次の会津塩沢駅は、駅の場所ではデータ通り電波圏外でした。
これは予想していたので、次の会津蒲生駅に向かう途中でGPSの反応を確認する事にします。
代行バスが進み、会津塩沢駅━会津蒲生駅のちょうど中間点に差し掛かると
只見川を渡る蒲生橋という鉄橋があります。
この鉄橋のあたりでGPS電波が反応し始めます。
すぐに位置情報を登録すると、会津塩沢駅を奪取。
ついボタンを連打してしまうと、即座に今度は会津蒲生駅が取れました。
つまり、電波の圏内ギリギリの場所ならばGPSで会津塩沢駅を取るのは可能ですが、 かなりのピンポイントが要求される、という事でした。
そして代行バスは只見川の河畔を進み、
只見線の高架線路などを眺めながら
只見駅へと到着します。
ここで代行バスとはお別れです。
で、この代行バスは16時25分に只見駅着だったのですが。
はい。次の列車は18時35分発。
この駅で二時間待ちです。
…というか、一日に列車が3本しか発車しないって…。
とりあえず只見線はその3へ続きます。