路線攻略

伊豆箱根鉄道大雄山線a31
伊豆箱根鉄道大雄山線の続きです。


その1(小田原駅━飯田岡駅)はこちら



伊豆箱根鉄道大雄山線a32
こちらは県道74号小田原山北線の小田原市と南足柄市の市境付近の光景です。
南足柄市の沼田地区がこの付近では飛び地があって入り組んでいますが、
県道に市境の看板が見えるとまもなく相模沼田駅入口交差点の信号があります。
伊豆箱根鉄道大雄山線a33
西側から切返して見た交差点付近。
五差路となっているこの交差点の北側の細い道が駅への連絡道路となります。
伊豆箱根鉄道大雄山線a34
交差点から駅まではおよそ30mほどで
道路というよりは車一台がやっとの路地となっています。
伊豆箱根鉄道大雄山線a35
つきあたりにあるこちらが相模沼田駅の駅舎となります。
1925年(大正14年)の大雄山鉄道開業時に設置された駅のひとつで、
現在の駅舎は1981年(昭和56年)に建てられたものです。
伊豆箱根鉄道大雄山線a36
駅舎の前のスペースはほぼ全てが駅の駐輪場となっており、
入口への通路分のみ自転車が停まっていない状態です。
伊豆箱根鉄道大雄山線a39
その駐輪場の表にある、駅の第2駐輪場への案内板。
伊豆箱根鉄道大雄山線a40
看板に従って用水路脇の道を進むと三角形の駐輪場が現れます。
伊豆箱根鉄道大雄山線a41
相模沼田駅の第2駐輪場です。
伊豆箱根鉄道大雄山線a42
駅の西端にある駐輪場の先には、歩行者と軽車両しか通れない
沼田踏切が設置されています。踏切の正面は隣接する工場の入口です。
伊豆箱根鉄道大雄山線a38
用水脇の道を戻って駅前へ。
伊豆箱根鉄道大雄山線a37
駅前の道路は商店こそ何軒かあるものの
住宅地の生活道路の様相です。
伊豆箱根鉄道大雄山線a43
改札付近の様子です。
駅員常駐の駅ですが改札前はこじんまりとしています。
伊豆箱根鉄道大雄山線a44
駅構内側からみた改札付近。
目の前には構内踏切があってホームと改札を連絡しています。
改札右手には大雄山線の電気保線の詰所が。
伊豆箱根鉄道大雄山線a45
こちらは1番線ホームの様子です。
下り線大雄山方面行きのホームとなります。
伊豆箱根鉄道大雄山線a46
ご覧の通り駅は相対式ホーム2面2線となっており
列車交換可能駅となっています。
伊豆箱根鉄道大雄山線a47
小田原方からは2つ目、南足柄市に入って初めての交換可能駅となります。
ホームの屋根は東側の駅舎に近い側のみに設けられています。
伊豆箱根鉄道大雄山線a48
構内踏切から見た駅の様子です。
伊豆箱根鉄道大雄山線a49
そしてこちらは上り線の1番線ホームで小田原方面行きとなります。
駅の北側に位置するホームです。
伊豆箱根鉄道大雄山線a50
ホームは1番線と同様に東側に建屋の屋根があり
ベンチが設けられています。


伊豆箱根鉄道大雄山線a51
相模沼田駅から県道74号線を西へ1kmほど進むと
ご覧の岩原駅入口交差点の五差路の信号となります。
岩原公民館のすぐ近くのこの交差点が名前の通り次の駅への入口となります。
伊豆箱根鉄道大雄山線a52
切返して西側から見た交差点付近。
角には信用金庫の建物があります。
伊豆箱根鉄道大雄山線a53
この五差路を北側へと入ると駅と連絡する道路が。
伊豆箱根鉄道大雄山線a54
40mほどで踏切があり、その脇が次の駅となります。
伊豆箱根鉄道大雄山線a55
踏切手前には1階に整骨院の入ったコーポがあります。
整骨院と駅の間には広めの舗装道路がありますが
この道は私道なので駐輪を禁止する看板が設けられています。
伊豆箱根鉄道大雄山線a56
こちらが岩原駅の駅全景です。
1925年(大正14年)の大雄山鉄道開業時に設置されました。
駅舎の無い無人駅で、ホームには上屋の屋根があるのみです。
伊豆箱根鉄道大雄山線a61
西側ホーム端の入口付近。
自動券売機が設置されています。
伊豆箱根鉄道大雄山線a60
その先には簡易ICカード改札機が。
伊豆箱根鉄道大雄山線a57
ホームの様子です。
単式ホーム1面1線の棒線駅となります。
伊豆箱根鉄道大雄山線a62
駅近辺の観光案内板。
伊豆箱根鉄道大雄山線a58
路線開業時からの駅ですがホームの東側の奥は狭くなっており
まるで後から新規追加で設置された駅の様です。
伊豆箱根鉄道大雄山線a59
ホーム入口側の屋根下にはベンチが。


伊豆箱根鉄道大雄山線a63
県道74号線を岩原駅から350mほど西進すると
すぐにご覧の塚原駅入口交差点の信号があります。
伊豆箱根鉄道大雄山線a64
「塚原駅入口」の看板が角に立っているこちらの交差点が
名前のとおり次の駅への入口交差点となります。
伊豆箱根鉄道大雄山線a65
県道から40mほどで大雄山線の線路があり踏切へ。
伊豆箱根鉄道大雄山線a66
そしてこの踏切の脇に次の駅が置かれており、
踏切から駅のホームを見ることができます。
伊豆箱根鉄道大雄山線a67
この踏切から県道と反対の北側100mほどには狩川が流れており
塚原橋というトラス橋が架けられています。
伊豆箱根鉄道大雄山線a68
駅と川との間には数件の商店や個人医院が並んでいます。
伊豆箱根鉄道大雄山線a69
その商店の先、踏切の北側に隣接して駅へと入れる
線路沿いを併走する道路があります。
伊豆箱根鉄道大雄山線a70
こちらが塚原駅の駅の外観となります。
1925年(大正14年)の大雄山鉄道の開業時に設置された駅のうちのひとつです。
ご覧の通り駅舎は無く、ホーム上の建屋の屋根と
自動券売機の設置された小屋が設けられているのみとなります。
伊豆箱根鉄道大雄山線a71
駅前の線路沿いの道沿いには飲食店が数件。
伊豆箱根鉄道大雄山線a72
入口からは階段でホームへと上ります。
伊豆箱根鉄道大雄山線a73
ホームの様子です。
単式ホーム1面1線の棒線無人駅です。
伊豆箱根鉄道大雄山線a74
他の駅は改札に近い部分のホームが広かったりするのですが
この駅のホームはやや狭い幅のホームが同じ幅で続いています。
伊豆箱根鉄道大雄山線a75
駅周辺の観光案内板。
伊豆箱根鉄道大雄山線a76
上屋の屋根はほぼホームの端から端まで設けられています。



伊豆箱根鉄道大雄山線a77
引き続き西進する大雄山線は、併走する県道74号線と共に
狩川を渡って北岸へと移り進みます。

県道74号線を塚原駅から1.7kmほど西進すると中沼交差点という信号がありますが、
その中沼交差点から北に250mほど入るとご覧の駅前の信号となります。
伊豆箱根鉄道大雄山線a89
交差点に面して駅前の敷地が接しており、
南足柄市の駐輪場や駅前広場が整備されています。
伊豆箱根鉄道大雄山線a78
道路に面した駅前バスロータリー。
伊豆箱根鉄道大雄山線a79
路線バスの乗降場が複数設けられています。
伊豆箱根鉄道大雄山線a80
そして駅前広場に面しているこちらが和田河原駅の駅舎の外観となります。
建物は4階建てのマンションとなっており、壁面に駅名が大きく書かれています。
駅は1925年(大正14年)の大雄山鉄道開業時の設置ですが、
この駅舎は1992年(平成4年)に改築されたものです。
伊豆箱根鉄道大雄山線a81
駅舎の正面部分の広場は一般車の車寄せに。
伊豆箱根鉄道大雄山線a82
建物の北東角には上階の住居部分への入口がありました。
伊豆箱根鉄道大雄山線a83
駅舎前から50mほど北に進むと大雄山線の押切踏切が。
ホームの東端の目の前に踏切があります。
伊豆箱根鉄道大雄山線a84
踏切から戻って駅前へ。
伊豆箱根鉄道大雄山線a85
駅舎へと戻り、建物の西側に進むと駅構内へと通じる通路があります。
伊豆箱根鉄道大雄山線a86
マンション1階部分に造られた通路は広くベンチも置かれ
待合のスペースを兼ねた造りとなっています。
有人窓口があり改札には簡易IC改札機が。
伊豆箱根鉄道大雄山線a87
改札脇からは線路沿いの外通路へ通じており
駅の西側の踏切前へと抜けることができます。
伊豆箱根鉄道大雄山線a88
ホーム側から見た改札内の様子です。
目の前がすぐに構内踏切となっており、ホームと改札を連絡しています。
伊豆箱根鉄道大雄山線a93
改札脇の線路沿いにある伊豆箱根鉄道の和田河原変電所。
伊豆箱根鉄道大雄山線a90
こちらがホームの様子です。
島式ホーム1面2線となっています。
伊豆箱根鉄道大雄山線a91
駅舎側の南側にある1番線が下り線大雄山方面行き、
反対の北側が上り線の小田原方面行きホームとなります。
伊豆箱根鉄道大雄山線a92
ホーム上には建屋の屋根があり、
中央部にはそれぞれの番線へと向いたベンチが設置されています。


伊豆箱根鉄道大雄山線a94
こちらは県道47号線の狩野交差点です。
和田河原駅からおよそ800mほどのこちらが次の駅への入口の交差点となります。
伊豆箱根鉄道大雄山線a95
ガソリンスタンドのあるこちらの交差点を
北側に入ると駅への道となります。
伊豆箱根鉄道大雄山線a96
県道からはおよそ80mほどで、
川を渡ったすぐ先が駅となります。
伊豆箱根鉄道大雄山線a97
こちらが富士フイルム駅の駅舎外観です。
駅は1956年(昭和31年)に追加で新設設置されたものとなります。
この駅の駅名は「フィルム」ではなく「フイルム」とイが大文字となります。
伊豆箱根鉄道大雄山線a98
この駅も踏切脇に駅が設置されており、
踏切から駅ホームを見る事ができます。
伊豆箱根鉄道大雄山線a99
駅舎の中の様子です。
ほぼ正方形の建物の中には待合のベンチが置かれ
自動券売機と改札の柵が設けられています。
伊豆箱根鉄道大雄山線b01
改札内へと入るとすぐに階段があってホーム西端へと通じています。
伊豆箱根鉄道大雄山線b02
簡易IC改札機は駅舎ではなく、ホーム端に設置されていました。
伊豆箱根鉄道大雄山線b03
こちらがホームの様子です。
単式ホーム1面1線の棒線無人駅となっています。
伊豆箱根鉄道大雄山線b04
この駅はホームの幅が広めに取られており
かなり余裕のある造りとなっています。
伊豆箱根鉄道大雄山線b05
構内側から見たホーム西端の改札前付近。


伊豆箱根鉄道大雄山線b06
富士フイルム駅前の狩野交差点から西へ550mほどにある
こちらは飯沢交差点の様子です。
およそ7kmあまりにわたって大雄山線と併走をしてきた
県道74号小田原山北線はこの飯沢交差点で直角にまがっており
進路を西から北へと変えて山北方面へと向かいます。
伊豆箱根鉄道大雄山線b07
交差点を県道74号にあわせて北へと曲がると
跨道橋をくぐったすぐ先が大雄山線の駅前となります。
伊豆箱根鉄道大雄山線b08
県道から駅前広場への車両出入口。
伊豆箱根鉄道大雄山線b10
こちらが県道に面した駅前広場の様子です。
るり13
広場の駅舎前にある金太郎のブロンズ像
駅は足柄の街の中心地にあり、金太郎のゆかりの地に作られた像は
街のシンボルとなっています。
伊豆箱根鉄道大雄山線b09
そしてこちらが大雄山駅の駅舎外観となります。
1925年(大正14年)の大雄山鉄道開業の終着駅として作られ、
現在の駅舎は1935年(昭和10年)に建て替えられたものです。

大雄山鉄道は大雄山最乗寺への参詣の為に作られた参詣鉄道で、
鉄道の筆頭株主は最乗寺だったのだそうです。
ですから大雄山線はまさしくこの駅を作るために作られた鉄道と言って良いでしょう。
るり20
また、駅舎は1998年(平成10年)に
「足柄山のシンボル『金太郎像』が出迎えてくれる
三角屋根の山小屋風の駅」
として関東の駅百選に選出されています。
伊豆箱根鉄道大雄山線b11
駅の北側にはご覧のバスロータリーがあり
路線バスの他に高速バスも発着しています。
るり50
そしてそのロータリーの1番乗り場は最乗寺へのバス乗り場となります。
大雄山駅から最乗寺までは5km弱ありケーブルカーの敷設が検討されたほどですが
駅開業以来バスでのアクセスとなっています。
るり18
こちらは駅舎の中の改札前の様子です。
自動改札と自動券売機の他に有人窓口もあり駅員が常駐しています。
るり19
待合いのベンチの前にある観光案内所。
るり27
そして改札前に置かれたこちらは「金太郎大明神」です。
2009年(平成21年)大雄山駅周辺の活性化を目指した「金太郎プロジェクト」の一環で設置され
鉞(マサカリ)から「まさか利」のご利益があるそうです。
るり61
終着駅なので改札はホームの正面に一箇所のみとなります。
るり62
改札内の様子です。
窓口側の建物には駅長室の札があり駅務を行っています。
そして反対側の南側には二階建ての大雄山運転区の入った建物があります。
るり63
駅構内にある亀の池。
池の前には道了餅の看板が立っています。
るり64
池の反対側の植込みには下駄饅頭の看板が。
るり65
駅舎側に並ぶ線路の車止め。
るり21
ホームの様子です。
島式ホーム1面2線の駅となっており、他に留置線3本と
車庫への引込み線2本、そして保線用車両の留置線があります。
るり22
ホーム上の屋根は駅舎に近いところは木造ですが、
小田原方へと進むと廃レールを柱や梁に転用した屋根となります。
るり23
終点ですのでホームは共に小田原方面行きとなりますが、
留置線の並ぶ南側が1番線、車庫のある北側が2番線となっています。
るり66
2番線の北側にある車庫の入口付近です。
るり24
ホームから西側の駅舎方面を望む光景。


以上で大雄山線については駅は全てとなります。
伊豆箱根鉄道大雄山線b12
こちらはau 4G LTEでの大雄山線の電波エリアマップです。
相模沼田駅━大雄山駅間についてはご覧の通り全てが電波エリア内となります。
鉄道に乗って駅へのアクセスに困る事は無いでしょう。

また駅メモでのレーダー使用についてですが、
小田急線の新松田駅━開成駅間から終点の大雄山駅までは射程8で届きますので
大雄山線は乗車せずに全駅レーダー取得可能となっています。
ですので効率重視のプレイヤーの非乗車率が非常に高い路線でもあります。
近隣には乗ると時間のかかる箱根登山鉄道などもあるので
地方から来た方などどうしても優先順位が下がるのはやむを得ないでしょう。
伊豆箱根鉄道大雄山線b13
しかし乗らないと見れないものもそれなりにありますので、
是非一回くらいは乗ってみてほしい、と。

では。

伊豆箱根鉄道大雄山線a30
さて、つづいては伊豆箱根鉄道大雄山線についてです。


足柄の山中に鎮座する道了尊で有名な最乗寺への参詣鉄道として作られた
大雄山鉄道として、1925年(大正14年)に開業したのが起源となる路線です。

経営は当初から思わしくなく、1933年(昭和8年)には
箱根土地(現・プリンスホテル)の経営傘下となり
西武鉄道のグループの一員となります。

その後1941年(昭和16年)には同じ西武グループの駿豆鉄道に吸収合併。
1957年(昭和32年)には会社が伊豆箱根鉄道に改称されて現在に至っています。

近年では沿線に大企業の工場がいくつか立地していることから
通勤路線として収益を上げている他、平日は通学の学生でも賑わっているという路線です。


伊豆箱根鉄道大雄山線15
こちらはJR東日本の東海道線の小田原駅東口の駅舎外観です。
古くから小田原城の城下町として、また東海道の宿場町として発展をした街で
こちらの東口はその表口となります。
伊豆箱根鉄道大雄山線16
商業施設が入った駅ビルとなっているJR小田原駅の建物の北隣を見ると
丸みを帯びた屋根のこじんまりとした建物が並んでいるのが見えます。
伊豆箱根鉄道大雄山線17
こちらが伊豆箱根鉄道大雄山線の小田原駅の駅舎となります。
駅舎は小田原駅全体が改修された2003年(平成15年)に建て替えられたものです。
伊豆箱根鉄道大雄山線18
系列のチケット店が駅舎3階に入居しており
東口ペデストリアンデッキと3階がつながっていますが、
大雄山線に乗るには直接デッキからは入れず地上まで降りる必要があります。
伊豆箱根鉄道大雄山線19
地上のロータリーに面した1階から大雄山線の改札へと連絡する階段。
上ると2階で一旦踊り場となり右手に改札が見えます。
伊豆箱根鉄道大雄山線20
小田原駅は改修の際に橋上駅舎となっており、
東西を連絡する「アークロード」という自由通路が作られています。
この自由通路にJRの他、小田急と箱根登山鉄道の改札も設けられていますが、
大雄山線の改札だけは離れており東側に連絡通路があります。
伊豆箱根鉄道大雄山線21
東口の駅ビル下へと降りる階段の前を表示に従って左へ。
つきあたりの窓からは大雄山線のホームが見えます。
伊豆箱根鉄道大雄山線22
階段を下って駅舎2階の改札階へ。
伊豆箱根鉄道大雄山線23
こちらが大雄山線の小田原駅の改札前の光景です。
自動改札の他に駅員の常駐する窓口があります。
伊豆箱根鉄道大雄山線24
改札上には道了尊の天狗モニュメントが。
伊豆箱根鉄道大雄山線25
大雄山線の改札はこちらの一ヶ所のみとなります。
伊豆箱根鉄道大雄山線26
改札内の様子です。
ホームは頭端式となっており改札前で二手に分かれています。
伊豆箱根鉄道大雄山線27
その頭端式ホームのうち、右手の東側ホームは
旅客ホームとしては使用されておらずご覧の様に封鎖されています。
伊豆箱根鉄道大雄山線28
車止めの柵に設置された駅名標。
駅は1935年(昭和10年)に延伸されて
国鉄小田原駅へと乗り入れた際に設置されました。
伊豆箱根鉄道大雄山線29
こちらが1、2番線ホームの様子です。
頭端式2面2線の駅ですが、実際の運用は島式1面2線と思って良いでしょう。
伊豆箱根鉄道大雄山線30
ホーム北側から大雄山方を見るとJRの線路への連絡線が分岐しているのが見えます。
列車の発着は基本的に1番線と2番線が交互に発着をしています。
伊豆箱根鉄道大雄山線31
ホームの屋根は駅舎に近い部分は鉄骨造りとなっていますが、
遠い北側の屋根は柱に廃レールが用いられています。
伊豆箱根鉄道大雄山線32
1番線の車止め。脇には大雄山線のゼロキロポストがあります。
伊豆箱根鉄道大雄山線33
反対側の2番線の車止めです。


伊豆箱根鉄道大雄山線34
こちらは国道255号線の小田原市栄町付近の光景で、
東海道線の高架から南に100mほどの場所です。
この付近は国道でありながら南から北への一方通行となっています。
伊豆箱根鉄道大雄山線35
この横断歩道のある交差点の横道が
次の駅と国道を連絡する道路となります。
伊豆箱根鉄道大雄山線36
駅への入口の道の反対側にある先町の標柱。
この国道はかつての甲州街道であり小田原城の北東の出口がこの付近にありました。
伊豆箱根鉄道大雄山線37
その旧甲州街道国道から西へ60mほど入ると踏切があり、その脇に駅があります。
伊豆箱根鉄道大雄山線38
こちらが緑町駅の駅外観です。
1935年(昭和10年)に大雄山鉄道が国鉄小田原駅まで延伸した際に
付け替えによって不要となった新小田原駅と相模広小路駅を
まとめる様に新規設置されました。
駅舎は無くホームに上屋があるのみの無人駅となります。
伊豆箱根鉄道大雄山線39
伊豆箱根鉄道大雄山線40
緑町駅から小田原駅前の錦通りへと続く駅前の道は
「うらちょう商店街(旧・栄通り商店街)」という商店街になっています。
伊豆箱根鉄道大雄山線41
切返して商店街を南の小田原方から緑町駅方面へと見た光景です。
伊豆箱根鉄道大雄山線42
駅の北側すぐにあるこちらは緑町第1踏切です。
伊豆箱根鉄道大雄山線43
踏切のすぐ北側を見るとJRの高架と踏切の間が
かなりの急カーブとなっているのが見えます。
半径100mというこのカーブがある為に
大雄山線では車体長20mの大型車両は入線できません
伊豆箱根鉄道大雄山線44
駅の入口からホームへと上がります。
伊豆箱根鉄道大雄山線45
こちらはホーム上の入口付近の様子です。
無人駅なので簡易ICカード改札機が設置されており自動券売機はありません。
伊豆箱根鉄道大雄山線46
ホームの様子です。
単式ホーム1面1線の棒線駅となっています。
伊豆箱根鉄道大雄山線47
駅周辺の名所案内。
伊豆箱根鉄道大雄山線48
ホーム南側の小田原方の大部分はご覧の様にホーム幅はかなり狭くなっています。
壁は波板での簡素な作りとなっており、新設の停留場がそのまま現在まで使われ続けた状態です。
伊豆箱根鉄道大雄山線54
隣の起点、小田原駅までは400mほどの距離であり
ホーム南側から見るとJRの小田原駅が肉眼で見えます。
S字に線路がカーブしているあたりがかつての仮小田原駅跡で
1927年(昭和2年)から1935年(昭和10年)までの8年間大雄山線の終点でした。
伊豆箱根鉄道大雄山線49
大雄山方のホーム入口側の様子です。
伊豆箱根鉄道大雄山線50
駅の脇の踏切から西側へと進むとすぐにJRのガードがあります。
伊豆箱根鉄道大雄山線51
ガード側から見た緑町駅の様子です。
伊豆箱根鉄道大雄山線52
第二緑町架道橋と書かれたガードは駅側手前がJR東海道線、
奥が東海道新幹線となっています。
駅の反対側へとガードを抜けた右手には小田原拘置所の敷地が広がっています。


伊豆箱根鉄道大雄山線53
こちらは国道255号線の井細田交差点付近の光景です。
旧甲州街道(鎌倉往還)の国道沿いには古い屋敷が残っていますが、
この井細田交差点から西側へ入ると次の駅が先にあります。
伊豆箱根鉄道大雄山線55
反対の北側から見た井細田交差点。
伊豆箱根鉄道大雄山線56
この井細田交差点を西へと進むと100mほど先にある井細田八幡神社。
井細田の鎮守様なのだそうです。
伊豆箱根鉄道大雄山線58
相撲場もある八幡神社から国道の井細田交差点方向の光景です。
伊豆箱根鉄道大雄山線57
井細田交差点から150mほどで大雄山線の踏切があり、
その脇の西側に駅が設けられています。
伊豆箱根鉄道大雄山線60
踏切から見た駅のホーム。
伊豆箱根鉄道大雄山線61
反対側の小田原方の様子です。
伊豆箱根鉄道大雄山線59
こちらが井細田駅の駅舎の外観です。
駅は大雄山鉄道開業の翌年の1926年(大正15年)に追加設置されたものです。
伊豆箱根鉄道大雄山線62
駅の西隣にある小田原市立足柄小学校。
伊豆箱根鉄道大雄山線64
駅舎の左側には2006年(平成18年)までは
伊豆箱根鉄道の不動産センターが入っていましたが、
現在はマハロ湘南というハワイアン雑貨のテナントが入居しています。
伊豆箱根鉄道大雄山線65
そして駅舎の左側の小学校との間には狭い路地があり
奥には駐輪場スペースが設けられていました。
伊豆箱根鉄道大雄山線63
こちらは駅舎の中の様子です。
自動券売機と簡易IC改札機が設置されているのみとなります。
伊豆箱根鉄道大雄山線66
ホーム側から改札付近を見ると、自動券売機の裏側が駅事務室となっており
改札脇の通路に面して事務室の扉があります。
通路の奥は駅舎裏側の駐輪場へと続いています。
伊豆箱根鉄道大雄山線67
改札の目の前にはホームへと上がるご覧の階段が。
伊豆箱根鉄道大雄山線68
ホームの様子です。
単式ホーム1面1線の棒線駅となってます。無人駅ですが
近くに工場がある為朝夕通勤時には委託の切符回収員が立つそうです。
伊豆箱根鉄道大雄山線69
北側のホームは細くなっており途中には継ぎ足された跡があります。
伊豆箱根鉄道大雄山線70
ホーム上の屋根は鉄骨作りでレール転用の柱では無いので
駅舎のできた当時からのものと思われます。


伊豆箱根鉄道大雄山線71
こちらは県道720号怒田開成小田原線の小田原市扇町付近の光景です。
伊豆箱根鉄道大雄山線72
こちらの横断歩道のある交差点から西へ伸びる道路は
100mほどで大雄山線の線路を渡った後に天桂山玉宝寺の山門へと通じています。
伊豆箱根鉄道大雄山線73
踏切から北側を見ると大雄山線の次の駅のホームが見えます。
伊豆箱根鉄道大雄山線74
そして踏切から西側を見ると山門が。
伊豆箱根鉄道大雄山線75
こちらが天桂山玉宝寺の山門の外観です。
この寺は五百体の羅漢像が収められた「五百羅漢」がある寺として有名です。
伊豆箱根鉄道大雄山線76
お寺から県道720号線へと戻って再び西へ。
伊豆箱根鉄道大雄山線77
玉宝寺への交差点から100mほど進むと左手にご覧の白いマンションが現れます。
このマンションが大雄山線の次の駅である五百羅漢駅の駅舎となります。
駅は1925年(大正14年)の大雄山鉄道開業時に設置されました。
伊豆箱根鉄道大雄山線78
こちらが駅舎の外観です。
1989年(平成元年)に改築された際に上階を居住区域、
1階部分にテナントが入居できるマンションとして建てられており、
南側の一角に駅入口や通路、事務室や改札が設けられています。
伊豆箱根鉄道大雄山線79
駅舎であるマンション前の県道の様子です。
伊豆箱根鉄道大雄山線80
切返して北側から見た駅舎前の県道の光景。
伊豆箱根鉄道大雄山線81
駅舎のマンションの裏手である北側は駐車場となっており、
ご覧の様に県道から入る事ができます。
伊豆箱根鉄道大雄山線82
その駐車場から建物の中央には貫通通路が設けられており
駐車場から直接改札のある南側へと抜けることができます。
伊豆箱根鉄道大雄山線83
貫通通路の中の様子。
伊豆箱根鉄道大雄山線84
そして通路の入口の右側には
上階の居住階へと入るための入口があります。
伊豆箱根鉄道大雄山線85
こちらは大雄山線の車内にあった
五百羅漢駅の上階の入居者を募集する広告です。
伊豆箱根鉄道大雄山線86
駐車場の線路側には門があり、
線路脇の保線区への出入口となっていました。
伊豆箱根鉄道大雄山線87
一旦県道に戻って駅舎の前に。
伊豆箱根鉄道大雄山線88
駅利用者が使う、南側の県道からの通路へと入ります。
伊豆箱根鉄道大雄山線89
改札前で通路は駐車場からの貫通通路と合流してT字路に。
伊豆箱根鉄道大雄山線90
奥に改札があり、駅窓口と自動券売機、
簡易KC改札機が設置されています。
伊豆箱根鉄道大雄山線91
ホーム側から見た改札付近の様子です。
改札内に入るとすぐに左手へと連絡通路が延びています。
伊豆箱根鉄道大雄山線92
連絡通路は駅の南側の端の構内踏切に連絡しており、
ホームと改札をとを繋いでいます。
伊豆箱根鉄道大雄山線93
こちらがホームの様子です。島式ホーム1面2線の駅となっています。
単線の大雄山線では小田原駅を出た後に一番最初に列車交換の可能な駅となります。
伊豆箱根鉄道大雄山線95
ホーム中央部にはベンチが設置されていますが
他には建屋の屋根があるのみとなっています。
伊豆箱根鉄道大雄山線99
駅の北西側に広がる玉桂寺の裏手の駐車場。
奥には五百羅漢の看板のある寺の墓地も見えます。
伊豆箱根鉄道大雄山線96
反対の北東側の線路脇にある大雄山線の保線支区の施設。
伊豆箱根鉄道大雄山線97
屋根があるのは連絡通路に近いホームの東側のみとなります。
伊豆箱根鉄道大雄山線98
駅の名所案内板。
伊豆箱根鉄道大雄山線a01
ホーム東端からは玉桂寺へと至る山下踏切が見えます。
伊豆箱根鉄道大雄山線a02
駅前の県道720号線へと戻り、西に180mほど進むと
扇町5丁目交差点のY字交差点があります。
県道720号線は右側へと続いており、
左の小田急線の高架が見える道が県道74号小田原山北線となります。
この交差点から先は大雄山線と県道74号線は終点まで併走する事となります。


伊豆箱根鉄道大雄山線a03
五百羅漢駅から駅前の県道を西進し、
およそ900mほど進むと大雄山線の線路を渡った先に
こちらの穴部駅入口交差点の信号があります。
名前の通りこちらが次の駅への入口となります。
伊豆箱根鉄道大雄山線a04
切返して西側から見た県道の駅入口交差点付近。
伊豆箱根鉄道大雄山線a05
こちらの北側への狭い道路が駅への連絡道路で、
進むと15mほどで駅へと到達します。
伊豆箱根鉄道大雄山線a06
こちらが穴部駅の駅の外観です。
大雄山鉄道の開業時に駅はできていたものの設備が間に合わず、
駅の開業は翌年の1926年(大正15年)となっています。
伊豆箱根鉄道大雄山線a07
一見するとホームと上屋のみの駅に見えますが、すこし離れて見ると
駅入口付近に小さな二階建ての駅舎があるのが分かります。
伊豆箱根鉄道大雄山線a08
駅から県道と反対側の東には狩川が流れており
川沿いには田んぼが広がっています。
伊豆箱根鉄道大雄山線a09
東側から見た駅前付近の光景です。
伊豆箱根鉄道大雄山線a10
こちらがホームの様子となります。
単式ホーム1面1線の棒線無人駅となります。
伊豆箱根鉄道大雄山線a13
駅入口近くに設けられた簡易IC改札機。
伊豆箱根鉄道大雄山線a11
小田原方の東半分のホームは狭くなっており
上屋の屋根も途切れています。
伊豆箱根鉄道大雄山線a12
駅周辺には民家がご覧の様に目前まで建ち並んでいます。


伊豆箱根鉄道大雄山線a14
こちらは穴部駅前から県道74号線を西へ1.2kmほど進んだ
飯田岡交差点の信号付近です。
伊豆箱根鉄道大雄山線a15
切返して北側から見た飯田岡交差点付近の様子です。
歩道橋のあるこの交差点の東側に次の駅が設置されています。
伊豆箱根鉄道大雄山線a16
県道から70mほどで大雄山線の踏切があり、その向こう側に駅はあります。
伊豆箱根鉄道大雄山線a17
踏切から見た駅のホーム。
伊豆箱根鉄道大雄山線a19
こちらが飯田岡駅の駅舎の外観となります。
駅は1926年(大正15年)設置とのことなので
大雄山鉄道開通のすぐ後に新設されたものと思われます。
駅舎はご覧の通りブロック造りに改築されています。
伊豆箱根鉄道大雄山線a18
駅前の道路は狩川の堤防を上る坂道がS字を描いており、
幅が広くなっていて簡易的に広場の役割を果たしています。
伊豆箱根鉄道大雄山線a20
目の前の狩川に架かる飯田岡橋です。
飯田岡の集落はこの橋の向こう側に本体があり、
駅のあるこちら側は実は飯田岡の飛び地となっています。
伊豆箱根鉄道大雄山線a21
そして橋の目の前の、駅の北西側に隣接して駐輪場が設けられており
駅前の道路よりも一段低くなっています。
伊豆箱根鉄道大雄山線a22
駐輪場の先は駅の東端となっており
飯田岡第1踏切があって県道へと道が通じています。
伊豆箱根鉄道大雄山線a24
駅舎へと戻り中の様子です。
ブロック造りのこじんまりとした駅舎には自動券売機と
簡易IC改札機が設けられています。
伊豆箱根鉄道大雄山線a23
駐輪場側にも出口があり直接の出入りが可能となっています。
伊豆箱根鉄道大雄山線a25
ホームの様子です。
単式ホーム1面1線の棒線無人駅となります。
伊豆箱根鉄道大雄山線a27
駅周辺の観光案内板。
伊豆箱根鉄道大雄山線a26
他の駅はホームの先端が細くなっていますが
この駅は線路の幅が一定で先端まで同じ幅となっています。


伊豆箱根鉄道大雄山線a28
こちらはau 4G LTEでの電波エリアマップです。
小田原駅━飯田岡駅間の大雄山線に関しては全線が電波圏内であるのが分かります。
駅へのGPSでのアクセスに困る事は無いでしょう。


小田原駅から飯田岡駅の大雄山線については近隣を小田急線が走っているという特性上から
実際に乗車しなくても小田急線から直接アクセスできる駅もあり、
レーダーを使えば全ての駅が難なく取得が可能となっています。

最近ではレーダーブースターなどもありますが、
実は大雄山線はブースターが無くても通常のレーダー射程12駅で
小田急線から全ての駅が取得可能
となっています。

特に大雄山線の小田原寄りの前半の駅は
実際に乗車した方でも印象が薄いのは否めません。
地方から来る方はレーダーで済ます方も多いのでは無いでしょうか。
伊豆箱根鉄道大雄山線a29
しかし大雄山るりの名前由来駅の終点の大雄山駅に行くには
大雄山線に乗らなければたどり着きません。
一度は乗って訪問して見る事をお勧めする次第です。

では。

別所線96
上田電鉄別所線の続きです。


その1(上田駅━大学前駅)はこちら。
※その1については加筆予定なので追ってアップします。



大学前駅を出た別所線は南へと進み900mほどで次の駅となります。

別所線01
こちらは県道65号上田丸子線の下之郷付近の光景です。
ご覧の横断歩道の交差点から西側の横道に入ると次の駅があります。
別所線02
反対の南側から見た県道の駅入り口付近です。
別所線03
駅への道を県道から40mほど入るとすぐに駅前の広場となります。
別所線04
こちらが下之郷駅の外観となります。
駅は1921年(大正10年)に上田温泉電軌(現・上田電鉄)川西線(現・別所線)の駅として
路線の開業に併せて設置されました。

1926年(大正15年)に上田温泉電軌の依田窪線(後の西丸子線)が開業すると
二つの路線の分岐駅となりましたが、
1961年(昭和36年)に西丸子線が災害で休止(後にそのまま廃止)となり
モータリゼーションの波の中、駅は単線1面の無人駅となります。

しかし列車交換が再び下之郷駅で行われる事となり駅は再び1面2線となり
駅員配置されて有人駅へと戻ります。
1986年(昭和61年)には車両基地がこの駅へと移転してきており、
前後してホーム上の駅舎も改装されています。
別所線05
駅の東側の駅前広場は舗装された広めのものとなっていますが
これはかつての路線分岐駅だった時代の名残りで、
ホーム脇の駐輪場あたりにはかつての旧駅舎があったそうです。
別所線06
そして駅前広場の南東角にはこちらの生島足島神社の社号標があります。
別所線07
社号標のある道は生島足島神社の北参道となっていて
南に伸びる道を進むと鳥居が見えてきます。
別所線08
250mほど先には諏訪二の宮でもある生島足島神社があります。
式内社という平安時代の延喜式神名帳にも載っている由緒正しい神社で、
下之郷駅のホーム駅舎のモチーフはこの神社の報恩殿なのだそうです。
別所線10
駅前広場からは構内踏切がありホーム南端の階段と連絡しています。
別所線09
ホームの様子です。
南端が入り口となっており、ホームの上ると目の前にご覧の待合室があります。
別所線は車内精算となっており、窓口ではフリー切符などのほか
グッズなどの購入ができます。
別所線11
ホームはご覧の通り島式で、
西側に車庫への引き上げ線が、東側に退避線があります。
駅名標の写真は駅舎のモチーフでもある生島足島神社です。
別所線12
駅舎には待合室のほかに駅務室があり、
北側にはベンチが置かれ屋根が張り出しています。
別所線13
構内踏切の奥、ホームの南西側にはご覧の車両基地の車庫の建物があります。
上田電鉄の本社の登記もこの場所なのだそうです。
別所線14
車庫の裏側には元東急5200系のステンレス車両が留置されています。
この車両は駅メモのでんこ総天ギンカの元ネタ車両のひとつでもあります。
別所線15
そして構内踏切の東側の広場側には小さな建物が二つ並んでいます。
手前は駅のトイレの建物ですが、奥の建物は廃止された西丸子線の下之郷駅ホームです。
別所線16
現在は留置線として使われている本線東側の線路は
かつての西丸子線の線路なので留置線に沿って旧ホームがあるのが分かります。 別所線17
旧ホームの入り口付近にはご覧の説明の看板が。
別所線21
裏手から見た旧西丸子線ホームの様子です。
駅名標も残されているのが分かります。


別所線18
こちらは県道171号塩田仁古田線が別所線と交わる付近の光景で、
踏切に近づくとセンターラインが消えて道幅が狭くなっています。
別所線19
北側から見た県道の踏切付近。踏切は五加踏切という名前で、
駅が近いので踏切付近は商店が並んでいます。
別所線20
南側へと戻ると踏切脇の商店と線路の間に砂利道があり、
その奥へと進むと駅があるのが見えてきます。
別所線22
こちらが中塩田駅の駅舎の外観です。
1921年(大正10年)に川西線(現・別所線)開業で設置された駅で、
開設当初は五加駅という名前でした。
現在の駅舎は老朽化が進んで2009年(平成21年)に修理改装されました。
別所線23
【上写真:別所温泉駅駅舎】
こちらは終点の別所温泉駅の駅舎ですが、
中塩田駅の駅舎と並べると外観がそっくりなのが分かります。
別所温泉駅駅舎は1950年(昭和25年)築のものなので
おそらく中塩田駅の駅舎も同時期のものだと思われます。
別所線24
駅前広場は道路と駅を連絡する砂利道の幅が広くなった程度のもので、
駐輪場が置かれて車が展開する程度の広さはありました。
別所線25
駅舎の前からはホームへと直接入る事ができます。
駅はかつては有人駅で駅員が常駐していましたが、1972年(昭和47年)に無人化されています。
柱にほぞ穴が残っていますので、かつてあった仕切りが撤去された様です。
別所線26
建物の中に入ると待合室となっていますが、
広さはあるものの土間に木製ベンチがあるだけのシンプルなものとなっています。

【上動画はクリックで再生します】
こちらは川嶋あいの『「さよなら」「ありがとう」~たった一つの場所~』のPVですが、
改装前の中塩田駅がロケで使われており当時の様子を見ることができます。
駅は他にもいくつかの映画ロケなどで使われているそうです。
別所線27
構内ホーム側から見た駅舎改札付近です。
木製のラッチが残っており、壁には古い駅名標も残されていました。
別所線28
ホームの様子です。
単式ホーム1面1線となっており、上下線ともに同じホームで発着をします。
別所線29
元々は相対式2面の列車交換可能駅だったので
線路の形もかつての分岐の面影が残っていました。
別所線30
ホームから見た線路の反対側の旧上田方面行きホーム。
上屋などは撤去されていますがホームの土台は残っており、
現在は別所温泉方の線路が外されて保線車両の留置線となっています。
別所線31
反対の上田方を見ると本線の隣に別の引き上げ線があって
踏切の先まで伸びているのが見えます。


別所線32
こちらは中塩田駅から南に直線で600ほどの市道の光景です。
住宅地を進むと別所線の踏切が現れます。
別所線33
踏切の北側には塩田中学校の敷地がありますが、
線路を挟んだ中学校の南側に次の駅が設置されています。
別所線34
市道から駅への光景です。駅前広場は市道に隣接しており
一面が舗装された広場となっています。
別所線36
広場の奥には屋根つきの駐輪場が。
別所線37
市道側の踏切脇付近には駅前のバス停とベンチが置かれていました。
別所線35
こちらが塩田町駅の駅の外観です。
1934年(昭和9年)に川西線(現・別所線)に追加新設された駅となります。
かつてはホームに並行に隣接して木造駅舎がありましたが老朽化が進んでおり、
1993年(平成5年)の駅無人化に併せて解体されています。
現在の駅入り口にある屋根形のアーチはかつての駅舎の妻面付近にあります。
別所線38
こちらがホームへの入口となります。
別所線39
ホーム側から見た入口の階段。
別所線40
そしてこちらがホームの様子です。
単式ホーム1面1線の棒線駅となっています。
別所線41
路線のできた後に追加された駅だけに線路もまっすぐで
余剰の駅敷地のような物は周囲には見当たりません。
別所線42
上屋の屋根はかなり広く作られています。
かつては駅舎とホーム上屋が一体化した建物があって
駅事務室なども設けられた駅舎でしたが、解体後は全てホーム上屋に作り直された為
待合スペースが旧駅舎部分にまで広がった為この広さとなりました。


別所線43
こちらは塩田町駅から南西に400mほどの住宅地の中の市道です。
農地から住宅地へと開発する途上のように間隔の空いた住宅地を進むと
ご覧の別所線の踏切があります。
別所線44
踏切の北側には線路に沿った砂利の空き地が。
こちらは駅の敷地の一部で駐車場の表示がありました。
別所線45
踏切の道を道なりに進むとまもなく交差点があり、
南側に駅への入口があります。
写真の車の止まっている付近にはかつては木造駅舎がありましたが
現在はご覧の通り空き地となっています。
別所線46
こちらが中野駅の駅の入口です。
1921年(大正10年)の路線開業時から設置されている駅となります。
ホームへは階段で上がり、脇にはスロープが設置されていました。
別所線47
ホーム側から見た入口付近と、市道までの連絡道路の様子です。
別所線48
駅入口の脇には駐輪場が。
駐輪場の先は踏切脇の駅駐車場へと通じています。
別所線49
ホームの様子です。
単式ホーム1面1線の棒線無人駅です。
別所線50
かつては列車交換の可能な駅だったそうでホームの反対側には
もう一本分の線路の敷地が今でも残っています。
別所線51
ホームもかつては板張りでしたが、現在はコンクリートのPC板造りに直されています。
別所線52
駅前の道を西へと進むと50mほどにある寺。
なかなか立派な山門のお寺です。


別所線53
こちらは中野駅から南西に1kmほどの市道です。
周囲は田んぼが広がっており農家が散在する散村の光景が広がっています。
別所線の踏切がありその脇に駅が設置されています。
別所線54
踏切の南側から見た光景です。
駅前の広場が踏切手前の道路に隣接しています。
別所線55
こちらが舞田駅の駅全景です。
1921年(大正10年)の川西線(現・別所線)開設当時からの駅ですが
現在に至るまでずっと無人駅であり、一時期は普通列車が一部通過していました。
別所線56
駅前の広場の様子です。砂利敷きの広場の入口には
「舞田駅パークアンドライド駐車場」の看板があります。
別所線57
広場はL形に曲がっており、奥が駐車場となっている様です。
別所線58
踏切脇の広場入口付近にある駅の駐輪場。
別所線59
その隣にホームへと上がる階段がありました。
別所線60
入口の階段上から見た駅前広場の光景です。
別所線61
こちらがホームの様子です。
単式ホーム1面1線の棒線無人駅となっています。
別所線62
駅名標は2016年(平成28年)に現在の鉄道むすめが描かれたものとなっています。
描かれた上田電鉄の鉄道むすめ「八木沢まい」の「まい」は舞田駅が由来の為、
この駅にキャラクター駅名標が設置された様です。
別所線63
駅舎はありませんがホーム上にはこちらの木造の待合室が。
2001年(平成13年)に改築された建物はベニヤが無垢で使われていましたが
ベンチのある中は綺麗に掃除がされていました。
別所線64
ご覧の通り駅周囲は一面のたんぼが広がり遮るものはありません。
駅の北の別所街道まではおよそ500mほど離れています。

【上動画はクリックで再生します】
こちらは1980年代に放送されたマルシンハンバーグのCMで、
ロケ地として舞田駅が使われていますが40年経った今とさほど光景は変わっていません。
また1985年(昭和60年)公開の松竹映画「男はつらいよ 寅次郎恋愛塾」(第35作)では
冒頭で寅さんが目覚めるシーンで舞田駅が使われています。


別所線65
場所は変わって舞田駅から南西に700mほどの市道の光景です。
横に信濃川の支流の湯川が流れており、
別所線の踏切が見えてくるとその手前に駅が見えます。
別所線66
こちらが八木沢駅の駅舎の外観です。
1921年(大正10年)に川西線(現・別所線)の開業時に開設された駅で、
駅舎は開業当時からの木造駅舎が現在も使われています。
別所線67
西側から見た駅の光景です。
駅前に流れる湯川には八木沢橋という橋が架かっています。
別所線68
橋の目の前の線路沿いにはご覧のスペースがあり
車が1台ならば退避することができます。
別所線69
駅の南側にある踏切の光景。
別所線70
駅舎と線路の反対側にはご覧の通り併走して道路があります。
別所線71
南東側から見た駅の全景です。
別所線72
ホームの向かい側には地元有志が手入れをしている花壇がありました。
この花壇の土地は列車交換施設の増設の為の用地ですが、
実際の線路の敷設の予定は未だ未定なので現状では花が植えられています。
別所線73
駅舎前に戻って前のスペースです。
線路に沿って駅の敷地があり駐輪場が置かれています。
別所線74
駅舎の中の様子です。
外からは床が高くなっており入口に階段が数段あります。
中は土間の壁際にベンチが作られています。
別所線76
ホーム側から見た駅舎の出口。
別所線75
こちらがホームの様子です。
単式ホーム1面1線の棒線駅となっています。
開設当初は駅員が居たそうですが、現在は無人駅となっています。
別所線77
2016年(平成28年)交換された駅名標には鉄道むすめが描かれています。
キャラクターの名前の「八木沢まい」の苗字はこの駅から取ったものです。
別所線78
ブルーグリーンに塗られた駅舎は別所線の他の駅にもありますが、
前面が塗られている上に周囲が田んぼで遮るものがなく、
非常に絵になる美しい情景の駅となっています。
その為この駅では頻繁に撮影のロケが行われている様です。

こちらはAKB48のメジャー6作目のシングル「夕陽を見ているか?」のPVです。
屋外ロケが八木沢駅周辺で行われており、映像の中でも駅が登場しています。

また、いきものがかりの13作目のシングル「ふたり」のPVでも
八木沢駅がロケに使われておりファンの間では聖地となっているそうです。


別所線79
こちらは県道177号鹿教湯別所上田線(別所街道)の別所温泉交差点です。
県道82号別所丸子線が分岐しており、
この交差点から西は県道177号と82号の重複区間となります。
別所線80
交差点から西に150mほど進むと左手にあるのがこちらの
「別所温泉あいそめの湯」です。別の場所にあった社会福祉センターが移転して
2008年(平成20年)にできた日帰り温泉施設です。
別所線81
さらに西へと進むと右手にブルーグリーン色の使われた建物が。
別所線82
建物の目の前にはごらんの交差点があり、
県道177号と82号が再び分岐しています。
別所線83
こちらが別所温泉駅の駅舎の外観となります。
駅は1921年(大正10年)に川西線(現・別所線)の終点の別所駅として開業しました。
信濃別所駅への変更を経て1930年(昭和5年)に現在の別所温泉駅となっています。
別所線85
駅舎は県道が坂になっているので南側の正面出口前は
県道よりも低くなっており階段で上る事となります。
別所線84
駅舎の中の待合室の様子です。
他の別所線の駅舎と同様の造りですが、有人駅となっているので
待合室のソファーや備品などが置かれていてにぎやかな印象があります。
別所線89
ホーム側の駅舎の出口付近です。
駅舎の扉が直接改札では無く、ホーム側の外に木製の柵があって
通路部分とホーム部分が区切られ、駅舎出口前の柵に改札があります。
別所線88
駅舎に沿った通路部分。
「駅長室」と「観光案内所」の看板があります。
別所線90
こちらが駅長室の扉。ガラスには「駅務室」と書かれています。
観光協会とは実は中は同じ部屋です。
別所線91
通路から駅舎の北側に。こちらは駅の駐車場となっており
バスの発着場も設けられています。
別所線92
駐車場の駅舎寄りにある屋根つきの駐輪場。
レンタサイクルもここに置かれていて観光協会で借りる事ができます。
別所線93
県道から見た駐車場の様子。
北の端には丸窓電車が保存留置されています。
別所線86
ホームの様子です。
単式ホーム1面1線となっており、入線した列車はそのまま折り返し運行となっています。
別所線87
駅舎寄りのホーム南側には駅舎の軒が延びて屋根となっています。
別所線95
ホーム南端の駅舎前付近を見ると、現在は封鎖されている通路が見えます。
別所温泉駅はかつては頭端式2面2線のホームの駅で、
この通路は当時の2番線への通路が残っているものです。
別所線94
駅舎から線路の反対側に見える旧2番線ホーム。
現在は線路も撤去されて使われておらず、ホームは花壇となっています。
この駅で隣の駅も書かれた駅名標はこの旧2番線にのみあります。



以上で上田電鉄別所線は全てとなります。

レーダーを使用した場合、イベント期間で射程が延びている場合
JR篠ノ井線の上田駅のより北側でなんとか終点の別所温泉まで届くケースはある様子です。
ですが基本的に通常時はなつめスキルを使用しても終点までは届かないので
基本的に普通に乗車してコンプする事になると思います。

ローカル線としては運行本数はそこそこあり、
距離も全線で11.6kmと手ごろな距離なので片道で1時間ほど、
往復で乗車しても3時間はかかりません。
いおりやギンカの車両もありますので是非実際に乗車してみて下さい。

では。

大井川鐵道井川線c14
大井川鐵道井川線の記事の続きです。


その1(千頭駅━奥泉駅)はこちら



大井川鐵道井川線c11
こちらは奥泉駅から北西に700mほどの大井川に掛かる泉大橋です。
千頭駅から井川線と併走してきた県道77号線は寸又峡方面へと伸びており、
この代わりに泉大橋の手前で県道388号接岨峡線が分岐をして井川方面へと向かっています。
大井川鐵道井川線20
奥泉駅から次の駅までの間にはいくつかのトンネルはありますが、
この区間のトンネルはどれもさほど長いものでは無いので
駅へのアクセスにはさほど困らないと思います。


大井川鐵道井川線a78
トンネルを抜けると眼前には大井川ダムのダム湖が見えます。
湖にかかる橋梁の脇を過ぎるとすぐに列車は駅へと到着をします。
大井川鐵道井川線a79
この橋梁は「市代吊橋」というかつての大井川鐵道の鉄道橋であり、
1954年(昭和29年)の鉄道ルート変更によって道路橋に転用されたものです。
大井川鐵道井川線c12
この市代踏切のすぐ北側目の前には井川線の市代踏切があり、
駅へと通じる道路が北西へと伸びています。
大井川鐵道井川線c13
踏切から駅への道はご覧の通り広くなっており、
実質的な駅前広場となっています。左の線路沿いが駅ですが、
右側に伸びている坂の道は900mほどで県道388号接岨峡線に連絡しています。
車で駅まで来るにはこの県道からの道が唯一のルートとなります。
大井川鐵道井川線c15
左手へとゆるい坂を下って駅へ。
大井川鐵道井川線a75
こちらがアプトいちしろ駅の駅舎の外観です。
もともとは井川線が大井川鐵道となって旅客営業を開始した
1959年(昭和34年)に川根市代駅として開業した駅ですが、
長島ダム建設による線路の水没によって井川線のルートが変更となり
1990年(平成2年)に180mほど北西の現在の場所に駅が移設されました。
その際に駅名も現在のアプトいちしろ駅へと変更となっています。
大井川鐵道井川線c17
旧駅があったのは先ほどの市代踏切から南側の付近で、
踏切前にある変電圧設備の裏側がかつての廃線跡と駅跡となります。
旧駅の現役当時には、駅に停車した列車の先は
トンネル内に一部がかかっていたそうです。
大井川鐵道井川線c16
こちらは駅舎の中の様子です。
駅の大半は乗務員の詰め所となっており、
待合室はほぼ通路といって良い状態の広さです。
大井川鐵道井川線c19
ホーム側から見た駅舎の様子。
大井川鐵道井川線c18
駅構内に入るとすぐ目の前に構内踏切があります。
大井川鐵道井川線c20
構内踏切とホームとは若干の距離があり、
連絡通路によってホームへ連絡をしています。
大井川鐵道井川線c21
こちらがホームの様子です。
単式ホーム1面1線となっています。
大井川鐵道井川線c22
ホームの部分はご覧のように土盛りで若干高くなっています。
大井川鐵道井川線c23
また駅の目の前には大井川ダムのダム湖が広がっており
天気の良い日にはなかなかの景色を見ることができます。

大井川鐵道井川線a77
そしてこのアプトいちしろ駅━長島ダム駅間は
現在日本で唯一の現役路線でのアプト式採用区間となっています。
上は大井川鐵道のアプト式ラックレール。
大井川鐵道井川線26
ですので大井川鐵道井川線は基本的に非電化の路線なのですが、
このアプトいちしろ駅━長島ダム駅のアプト式区間のみが電化されており、
ご覧の通りにED90形アプト式電気機関車を増結して運行をしています。
ですのでアプトいちしろ駅と長島ダム駅では
電気機関車の連結や切り離し作業の為
停車時間が10分程度取られて長くなっています。
大井川鐵道井川線a70
アプトいちしろ駅━長島ダム駅間は90‰(パーミル)の急勾配となっています。
かつて国鉄信越本線で存在した横川駅~軽井沢駅間のアプト式区間が
66.7‰(パーミル)
でしたので、この区間の急勾配ぶりがよく分かると思います。
大井川鐵道井川線27
その為、この駅には車庫や車両検修区があり、
アプト式の電気機関車も留置されています。
大井川鐵道井川線c24
また駅の南側の千頭方のトンネル前には、アプト式電気機関車の待避線があります。
本線で客車を牽引する機関車は引き上げ線から一旦こちらに入り、
ホームに停まる列車に増結されてアプトの勾配を押し上げます。


大井川鐵道井川線28
アプト式区間を走行する大井川鐵道。
やはりスピードはかなりゆっくりです。
井川線はアプトいちしろ駅から次の駅までの区間のみ電化されています。
大井川鐵道井川線29
アプトいちしろ駅から次の駅までの区間には
ご覧の通りトンネル部分が3箇所あります。
ですが列車の速度が遅いため、GPSを受信する時間が意外とあったりします。
そもそもこの区間は駅での停車時間が10分程度あるので
落ち着けば取り逃すことはまずありません。
大井川鐵道井川線c25
蛇行する大井川に沿って東へと進路を取る井川線。
トンネルを抜けてから長島ダムまでの区間は
1990年(平成2年)に移設された新線の区間です。
川の対岸にはかつての井川線の旧線の遺構が残っています。


大井川鐵道井川線c26
こちらは県道388号接岨峡線の長島ダム付近の光景です。
ダムの下流側を巻くように進んできた県道が
ちょうどダムの前で次の駅に差し掛かった所です。
大井川鐵道井川線c27
長島ダム駅の駅舎の外観です。
この駅は1990年(平成2年)に長島ダム建設による新線付け替えで
新たにダムの北側に設置されました。
大井川鐵道井川線a67
駅舎の中はご覧の通りベンチの設置された待合室となっています。
大井川鐵道井川線a68
ホーム側の出口には改札ラッチが設けられており、
改札前にある階段を登ってホームへと上がります。
大井川鐵道井川線a69
階段上にも屋根があり待合スペースが。
大井川鐵道井川線c28
こちらがホームの様子です。
相対式2面2線のホームとなっており列車交換が可能となっています。
南側の駅舎側のこちらが上り線千頭方面行きとなります。
大井川鐵道井川線c29
大井川鐵道井川線c30
千頭駅方のホーム西端には構内踏切があり、
二つのホームを連絡しています。
大井川鐵道井川線c31
こちらは井川方面の下り井川方面行きのホームです。
駅の東側の井川方はすぐにトンネルとなっているのが見えます。
大井川鐵道井川線c32
他の駅のホームは幅が非常に狭かったですが、
この駅はご覧の様に十分な広さのホームとなっています。
大井川鐵道井川線a64
下りホームの途中にある出口。
階段の先は斜面で、恐らくは保守用の出入口なのでしょう。

大井川鐵道井川線c33
そしてこの駅には西の千頭方のホームから150mほどの場所に
ご覧の留置線が一本設けられています。
これはアプト式の電気機関車が退避をする留置線です。
大井川鐵道井川線c34
留置線の終端の先には運転士が待機する待機所の建物があります。
大井川鐵道井川線c36
そしてこの長島ダム駅とアプトいちしろ駅の間にあるのが
「ミステリートンネル」という井川線の旧線廃線跡を利用した遊歩道です。
大井川鐵道井川線c35
駅からはご覧の駅前の県道を跨ぐ跨道橋があり、
県道の南側のダム湖側へと下りることができます。
大井川鐵道井川線c37
駅の前の斜面を下ってダムの下流側に架かる、
ダム放流時には水しぶきがかかるという「しぶき橋」を渡ります。
大井川鐵道井川線c38
橋の対岸の道を進むとすぐに右手にご覧の階段のある横道が。
その先には井川線の旧線の西井戸トンネルがあります。
右手に見える大井川の橋は県道388号接岨峡線の市代橋で
西井戸トンネルは橋のたもと下付近にあります。
大井川鐵道井川線c39
トンネルの中を通過。
大井川鐵道井川線c40
抜けた先にはアプトいちしろキャンプ場があります。
このキャンプ場もかつての廃線跡となります。
大井川鐵道井川線c41
キャンプ場の西端には大加島トンネルの入口が。
大井川鐵道井川線c42
トンネルの中にはご覧のイルミネーションが。
抜けた先はかつての川根市代駅跡であり、
現在のアプトいちしろ駅の目の前へと出る事となります。


大井川鐵道井川線38
長島ダム駅━ひらんだ駅間のトンネルはご覧の通り。
すぐにトンネルがある長島ダム駅側は取りづらい状況となっています。
長島ダム駅を確実に取るためには停車時間の長い駅ホームでを推奨します。
大井川鐵道井川線a59
そして路線目の前に見える長島ダム湖(接阻湖)の対岸には
かつてダム湖ができる前の大井川鐵道の旧線跡が見えます。
これは湖の水量が少ない時には水面上に現れるもので、
水量が多い時期は水面下に沈んでいるそうです。


大井川鐵道井川線a57
こちらは長島ダム駅からは1kmほど東に位置する
県道388号接岨峡線の唐沢トンネルの東側出口付近の光景です。
大井川鐵道井川線c43
トンネル前にあるカヌー場の看板のある脇道を下ると
300mほどで次の駅の入口があります。
大井川鐵道井川線a55
こちらが坂を下る途中にある駅への入口付近の光景です。
表示も何もありませんので、知らないと駅を見落とすと思われます。
大井川鐵道井川線a56
道路脇のガードレールの切れ目をのぞくと階段があり
降りた下に駅があります。
大井川鐵道井川線a54
下から見た階段の様子です。
コンクリートの階段では無く、斜面に丸太を組んで作られた
ハイキングコースのような階段で上の道路とホームを連絡しています。
大井川鐵道井川線c48
こちらがひらんだ駅の俯瞰で見た全景です。
1990年(平成2年)に長島ダム建設による井川線の付け替えによって
新線に新しく作られた駅となります。
大井川鐵道井川線c44
そしてこちらがホームの様子です。
単式1面1線の棒線無人駅となっています。
駅のある地名は「平田」と書いて「ひらんだ」と読み、
難読の駅名となる為、駅名は最初からひらがな表記となっています。
大井川鐵道井川線c45
接阻湖のほとりにある駅はホームの中央部が橋梁となっており
北側は斜面で狭い平地を切り開いた駅となっています。
大井川鐵道井川線c46
駅に駅舎は無く、ご覧の通り待合室が置かれています。
大井川鐵道井川線c47
ホーム東端には平田トンネルの入口があります。
大井川鐵道井川線c49
駅の目の前には湖のほとりの舗装された敷地が見えます。
こちらは奥大井接阻湖カヌー競技場で、2003年(平成15年)には
静岡国体のカヌー競技会場となった施設です。
今でも時折練習をしている競技者をみる事ができます。
大井川鐵道井川線42
このひらんだ駅での注意点としては、
駅ホームは携帯の電波圏外だということです。
上はau 4G LTEでの電波サービスエリアのマップですが、
ご覧の通り長島ダム駅からひらんだ駅へと向かうと
到着直前に電波が圏外となるのが分かります。
大井川鐵道井川線a89
私がひらんだ駅に降りたときには、
一応ご覧の様にGPS位置情報の取得は駅でできました。
状況によっては駅でも電波は届くようですが
天候など条件が悪い場合は入らない可能性を覚悟すべきでしょう。


大井川鐵道井川線c50
そしてひらんだ駅を出ると列車はすぐに平田トンネルに入ってしまいます。
大井川鐵道井川線41
ご覧の通り駅間の大部分をこのトンネルが占めていますので
ひらんだ駅━奥大井湖上駅間でひらんだ駅を取るのはほぼ不可能でしょう。
そしてその上もう一つ重要なのは。
大井川鐵道井川線44
au 4G LTEでの電波サービスエリアマップを見ると分かりますが
ひらんだ駅━奥大井湖上駅間は路線と駅の全てが電波圏外ということです。
トンネル+電波圏外。このあたりはなかなか苦戦をしそうな状況です。



大井川鐵道井川線45
(上写真はクリックで拡大します)
こちらは奥大井湖上駅の全景です。
駅は1990年(平成2年)に長島ダム建設による
新線付け替えによって新しく開業をした駅です。
ご覧の通り、長島ダムによって渓谷の大井川がせき止められできた接阻湖ですが、
その湖のど真ん中に橋梁でつながれたほぼ島の様な半島に駅があるのが
この奥大井湖上駅なのです。まさに名前の通り湖の上にある駅となっています。
大井川鐵道井川線c51
こちらがホームの様子です。
単式ホーム1面1線の駅となっています。
大井川鐵道井川線c52
駅の前後を真っ赤な奥大井レインボーブリッジに挟まれており、
ホーム南側は橋の上に張り出して作られています。
大井川鐵道井川線c53
また川根本町ではこの駅を「恋の駅」としてアピールしており、
駅にはカップルベンチの他に「恋の鍵箱」と題したフレームがあります。
そしてその脇には「Happy Happy Bell 風の忘れもの」と題された
幸せを呼ぶ鐘が設置されています。
大井川鐵道井川線67
そして待合室脇にある、ホーム中央の階段を上がると
上には「レイクコテージ奥大井」というログハウス風の展望施設があります。
大井川鐵道井川線68
コテージ前の様子。
駅のホームや接阻湖を見下ろせます。
大井川鐵道井川線c57
駅からコテージ周辺はハイキングコースになっており、
案内板も設置されていますが設置者が2005年(平成17年)に合併された
本川根町の観光協会となっていました。
大井川鐵道井川線69
こちらがコテージ内の様子です。
奥大井湖上駅でトイレはここにしかありません。
大井川鐵道井川線44
そして再度、奥大井湖上駅周辺のau 4G LTEでの電波状況マップを載せます。
見ての通り奥大井湖上駅周辺は完全に電波サービスエリア圏外ですので
GPSで駅へのアクセスをすることはできません。
ですのでアイテムの使用が不可欠の駅となります。
大井川鐵道井川線c54
ただ、こちらが私が実際に奥大井湖上駅でGoogle Mapで見た
駅でのGPS受信による地図表示です。
この通り電波が届いてアクセスできる場合もありますので
チェックインを試す価値はあると思います。
ただこればかりは運任せの要素が強いのでアテにするのはお勧めできません


さてこの奥大井湖上駅についてですが、
井川線自体の列車本数が上下線ともに一日5本です。
また、2016年4月現在不通区間となっている接阻峡温泉駅━井川駅ですが、
終点の井川駅の一つ手前の閑蔵駅までは
大井川鐵道のバス「閑蔵線」で行く事ができます


この「閑蔵線」は千頭駅から閑蔵駅までを県道を使って運行しており、
千頭駅、奥泉駅、長島ダム駅、奥大井湖上駅、接阻峡温泉駅、そして閑蔵駅と
それぞれ大井川鐵道井川線の駅付近をバス停として
上下それぞれ一日3本を運行をしています。
一日の本数が5本の鉄道にバスが3本加わると
井川線の攻略がかなり楽になる
のですが、
この「大井川鐵道バス閑蔵線」のバス停で
私がネットなどで事前に調べても場所が分かり辛かったのが
この奥大井湖上駅の駅前のバス停
でした。
ですので今回はバス停から駅までの道を解説したいと思います。

大井川鐵道井川線66
まずはバス停から駅までの周辺の地図を。
大井川鐵道井川線46
こちらが県道388号接岨峡線を走る「大井川鐵道バス閑蔵線」の
奥大井湖上駅の最寄りバス停である「湖上入口」バス停となります。
バスポールの上の丸いところは一体どこに行ってしまったのでしょうか…
(地図①の場所

大井川鐵道井川線47
バス停を走り去って行く大井川鐵道バス閑蔵線のバス。
表示されたバス停の看板には
「50m先右側 奥大井湖上駅降り口」とあります。
大井川鐵道井川線48
矢印の方向へ振り返ると、およそ50m先にはトンネルが見えます。
静岡県道388号接岨峡線の不動トンネルなのですが、
トンネル手前に確かに右へと道がありました。
(地図②の場所)

大井川鐵道井川線49
下りの道には「レインボーブリッジ」の看板が。
大井川鐵道井川線50
看板のところで県道を振り返ってみると、
「路線バス停」と書かれた矢印の表示がありました。
大井川鐵道井川線51
道を進むとご覧の光景なのですが、
このあたりで右手の木々の切れ目から接阻湖を見下ろしてみると。
大井川鐵道井川線52
ごらんの通り奥大井湖上駅を見下ろす絶好のビュースポットがあります。
鉄道写真などでこの駅の俯瞰写真は大抵同じ構図ですので
間違いなくこの場所から撮られている様です。
(地図③の場所)
大井川鐵道井川線53
撮影スポットの先のカーブの山側には
ご覧の案内表示が。
大井川鐵道井川線54
谷側を見るとご覧の遊歩道の入口がありました。
遊歩道と呼ぶにはなかなかの山道です。
(地図④の場所)
大井川鐵道井川線55
そして遊歩道を進んだ光景を
そのまま撮りましたのでご覧下さい。
Googleの地図では載っていない道ですので、
今回用意をした地図には、この山道を
国土地理院の地図を元に赤線で描き足しました。
大井川鐵道井川線56
しばらく進むとご覧の分岐点に差し掛かります。
戻る道の方角には「レインボーブリッジ撮影スポット」、
そして左に降りる道には「駐車場」と書かれています。
(地図⑤の場所)
大井川鐵道井川線57
反対側には登る道が分かれていて
「奥大井湖上駅」との文字が。
駅へと向かっていますのでこちらへと進みます。
大井川鐵道井川線58
一段登ってみるとご覧の案内板がありました。
一応駅前の十字路となりますので道迷いに注意をして下さい。
大井川鐵道井川線59
登って柵の向こうを見ると接阻湖と、
先ほどから「レインボーブリッジ」と書かれていた大井川鐵道の橋梁、
そしてその先に奥大井湖上駅が見えました。
(地図⑥の場所)
大井川鐵道井川線60
左にはご覧の通りかなり急な下り階段の道があります。
大井川鐵道井川線61
そして下りた先にはご覧の光景の見える階段の踊り場があり、
左手にさらに階段が続いています。
大井川鐵道井川線62
階段を引き続き下りるとご覧の通りトンネルの前に出ました。
こちらは奥大井湖上駅の北側の、
接阻湖(大井川)対岸にある22号トンネルです。
さきほどの踊り場はこのトンネルの真上のスペースだった訳です。
(地図⑦の場所)
大井川鐵道井川線63
トンネルの反対側を見るとご覧の橋梁が。
これが「レインボーブリッジ」です。
道には大井川鐵道の通る線路が見えると思いますが、
線路の左側のこの道の部分を渡らないと奥大井湖上駅へは行けません
大井川鐵道井川線64
全長195mの赤い橋梁は、この日の吹流しを見るとおよそ風速10mはありました。
一般的には「強風」と定義され屋外作業が規制される風速です。
大井川鐵道井川線65
線路の脇を進むとやっと駅に到着しました。(地図⑧の場所)

奥大井湖上駅と「湖上入口」バス停の距離は
様々な案内を見ると、だいたい徒歩20分~30分程度と書かれている様子です。
私はバス停から駅へ下る道を実際に計測しておよそ12、3分で到着をしましたが、
個人差はあると思いますし駅からバス停に登るのであれば
時間のプラスアルファも必要かもしれません。



この先の井川線の最深部についてはその3に続けたいと思います。

では。

大井川鐵道井川線00
さて。次は大井川鐵道井川線です。


「南アルプスあぷとライン」という愛称をもっており、
静岡県の榛原郡川根本町の千頭駅と、静岡市葵区の井川駅とを結ぶ路線です。
全長25.5km、全線所要時間は50分ほど(千頭━接阻峡温泉間)で全線が単線。

現在の日本で、鉄道事業法および軌道法に準拠する鉄道としては
唯一のラック式鉄道(アプト式)区間のある路線
となっています。
その為、井川線自体は非電化の路線ですが
アプトいちしろ駅━長島ダム駅間のアプト式区間だけ電化されています。

また井川線の機関車および制御客車は水撒き装置を持っていますが
これはカーブが多いため線路と車輪の摩擦からの保護を目的としており、
箱根登山鉄道が同様の水撒き装置を持っているのと同じ理由からです。



大井川鐵道井川線a90
というわけでこちらが千頭駅の駅舎です。
大井川鐵道の大井川本線の終点であり、
ここから井川線の起点となっている駅でもあります。
1931年(昭和6年)に大井川鐵道の本線が延伸されて
終着駅として開設されました。

井川線ができたのは1935年(昭和10年)のことで、
大井川電力の専用鉄道として大井川専用軌道として
千頭駅━大井川発電所間で開通しました。

1954年(昭和29年)に現在の井川駅の先の堂平駅まで運行が開始され
中部電力専用鉄道へと名称を変更。
そして1959年(昭和34年)に大井川鉄道が中部電力専用鉄道を引き継ぎ
大井川鐵道井川線として旅客営業を開始し現在に至っています
大井川鐵道井川線a91
観光地の駅らしく駅前には歩行者用の広場が広く取られています。
大井川鐵道井川線a92
駅前広場の東側には車の展開できるロータリーが。
大井川鐵道井川線a93
駅に面する道路には土産物店が並んでいます。
大井川鐵道井川線a94
駅舎の正面の道路は県道77号川根寸又峡線で、
60m程駅から北に進むと井川線の踏切があります。
大井川鐵道井川線a95
戻って駅舎の中へと入り改札へ。
大井川鐵道井川線a96
ホーム側から見た改札付近の様子です。
大井川鐵道井川線b08
改札を入ると奥が大井川本線のホームで
右手に井川線のホームがあります。
千頭駅では大井川本線が頭端式の1番線から4番線で、
井川線は6番線ホームを使用しています。
大井川鐵道井川線a97
そして井川線ホームへは中間改札が設けられており、
中間改札の内側は待合スペースとなっています。
大井川鐵道井川線a98
井川線ホーム側から見た駅舎です。
左側付近が中間改札の出口となります。
大井川鐵道井川線a99
駅舎から見た井川線ホーム。
ご覧の通りかなりの広さがホームにはあり、
その奥には車両が留置された引き上げ線が何本も並んでいます。
大井川鐵道井川線b01
ホームの様子です。
島式のホームは広いのですが、
井川線で使われている6番線ホームはご覧のように3段ほど低くなっています。
反対側には大井川本線の線路が敷かれてはいますが旅客使用はされておらず、
形としては井川線の単式ホームと言える形状です。
大井川鐵道井川線b02
鉄骨作りの屋根、シート葺きの屋根があって井川線のゼロキロポストも置かれていますが、
南方に進むと井川線の低くなったホームが終わって一面が平らになっています。
そしてホーム南端の先には転車台があります。
大井川鐵道井川線b03
こちらがその転車台です。
国の有形登録文化財に指定されているものですが
今でも現役でSLの転回に使われています。
大井川鐵道井川線b04
切返して南からみた井川線のホーム。


大井川鐵道井川線b21
こちらは千頭駅前の県道77号川根寸又峡線を
駅から200mほど来たに進むとある川根大橋西交差点付近の様子です。
大井川鐵道井川線b22
川根大橋からさらに300mほど進むと、
JAの先にご覧のT字路の交差点があります。
大井川鐵道井川線b23
T字路を曲がって100mほどで井川線を跨ぐ
神光寺跨線橋という道路橋があります。
大井川鐵道井川線b24
この橋の下を見ると線路が複線となっており、
井川線の本線では無い方の線路には貨車や客車が留置されています。
大井川鐵道井川線b25
貨車が留置されている線路はかつての井川線の貨物線の跡です。
1970年(昭和45年)に大井川鐵道が初めてSLを走らせたのがこの貨物線で、
以後全国の鉄道会社がSLを観光列車として運行するルーツとも言える場所です。

貨物線は千頭駅から次の駅までつながっていましたが、
県道77号線の拡張工事によって貨物線は廃止。
現在は北側の半分が留置線として利用されているという訳です。
大井川鐵道井川線b26
跨線橋の西側から線路脇を通っている道を北上すると、
山中で道は入り組んでいますが400mほどで次の駅へと辿り着きます。


大井川鐵道井川線b05
こちらは駅へと通じる山中の道で、
駅へと通じる道が分岐している付近の光景です。
大井川鐵道井川線b06
脇に分かれて下っているこちらの道が駅への道です。
大井川鐵道井川線b07
坂を下ると、どう見ても民家の間の裏路地のように見えますが
この道が乗客がホームへと至る唯一の道となります。
大井川鐵道井川線b09
ホーム側から見た駅ホームへの入口です。
ご覧の通り改札などは無く、直接ホームへと入る事ができます。
大井川鐵道井川線b10
そしてこちらが川根両国駅のホームの様子です。
相対式ホーム2面2線の駅で、下り線ホームの北端に駅入口があり
駅は1935年(昭和10年)に大井川専用軌道の駅として開設されたもので、
大井川鐵道となった1959年(昭和34年)より旅客営業を開始しています。
大井川鐵道井川線b11
駅の入口があるこちらが下り井川方面行きホームとなります。
ホーム自体は狭いものの、外側の鉄道用地を含めて実質的にホームとしているので
ある程度の広さが確保されています。
大井川鐵道井川線b12
こちらは二つのホームを連絡している構内踏切です。
大井川鐵道井川線b13
上り線の千頭方面行きホームです。
こちらはご覧の通り狭いホームがあるのみとなります。
大井川鐵道井川線b14
ホーム上では人がすれ違うのにもギリギリの幅ですが、
井川線のホームはこのくらいの幅のホームが幾つもあるのですが、
やはり元々がダム建設用の工事資材運搬路線だったからでしょうか。
大井川鐵道井川線b15
そして駅の北側を見ると右手のご覧の建物が見えます。
大井川鐵道井川線a87
入口の脇には「川根両国駅」と木製の看板が掛かっていますが、
この建物は井川線の両国乗務区の建物となり旅客の駅舎ではありません。
ですので旅客駅としては駅舎の無いホームのみの駅となります。
大井川鐵道井川線b16
乗務区の建物のさらに北側には、ご覧のように複数の引き上げ線や車庫があります。
これは井川線の保線区と車両区で、車両整備や線路メンテナンスの拠点となっています。
大井川鐵道井川線b17
駅の出入口から駅前の道路へと一旦戻ります。
大井川鐵道井川線b18
前の道路を北へと進むと120mほどで橋が見えてきます。
大井川鐵道井川線b19
こちらが両国吊橋です。
1988年(昭和63年)に架けられた人道橋となります。
大井川鐵道井川線b20
大井川に架かる吊橋からは井川線の線路が良く見えます。


大井川鐵道井川線b27
こちらは両国吊橋のすぐ北側にある井川線のトンネル入口付近の光景です。
大井川鐵道井川線09
ご覧の通り川根両国駅━沢間駅間にはトンネルが三箇所ありますが
長さも短く、また列車速度も遅いですので
駅間で列車から駅にアクセスするのにさほどの支障にはならないでしょう。
当然トンネル内では電波は入りませんが




大井川鐵道井川線b28
こちらは川根両国駅から北西に1kmほどの大井川右岸にある
沢間集落の中の光景です。
お茶畑の中にあるこちらの道が駅へと通じている道となります。
大井川鐵道井川線b32
T字路から40mほど南に進むと駅の敷地につき当たります。
大井川鐵道井川線b33
こちらが沢間駅の待合室付近の外観です。
1931年(昭和6年)に寸又川専用軌道(後の千頭森林鉄道)の
沢間停車場として開業した駅で、
現在の井川線にあたる大井川専用軌道が1935年(昭和10年)に開業して
沢間駅にも停車する様になって二つの路線が交わる駅となります。

1969年(昭和44年)に千頭森林鉄道が廃止された後は
大井川鐵道の井川線単独の駅となり現在に至っています。
大井川鐵道井川線b42
この駅にはかつてはご覧の木造駅舎が建っていました。
しかし建物の老朽化の為、2018年(平成30年)に駅舎は解体されており
代わりに現在の待合室が建てられました。
大井川鐵道井川線b34
ホームは単式1面1線となっています。
待合室とホームの間には広めのスペースが開いており、
コンクリートの幅の狭いホームが設けられています。
大井川鐵道井川線b35
駅はカーブを描いて設けられており、
集落の南端である駅周辺はご覧の通り山林の中となっています。
大井川鐵道井川線b36
ホームの南端から左手を見ると小屋が。
保線の資材を置く物置小屋でしょうか。
よく見ると小屋の目の前にはホームらしきものがありますが、
これはかつて沢間駅が千鳥式に列車交換可能駅だった時の廃ホームです。
大井川鐵道井川線b37
そして小屋からさらに南側を見ると何やらロックシェードのようなものが。
大井川鐵道井川線b38
こちらは貨車へと積荷を積むためのホッパーの跡です。
かつて沢間駅からは千頭森林鉄道(寸又川専用軌道)が
分かれていたことは先に書きましたが、
このホッパーは現在も残るその廃線遺構です。
大井川鐵道井川線b39
ホッパーの南側を見ると右手に石垣が見えます。
ここで大井川鉄道と千頭森林鉄道が分岐していて
かつては貨物列車が直通で乗り入れていたそうです。
大井川鐵道井川線b40
千頭森林鉄道の廃線跡を書き込むとおおよそご覧の通りとなります。
762mmのナローゲージ(狭軌)だった千頭森林鉄道は、
1936年(昭和11年)に1067mmへ改軌された井川線とは
ここから千頭駅まで三線軌条だったそうです。
大井川鐵道井川線b41
そして千頭森林鉄道はご覧のように北へと伸びていました。
ご覧になってお分かりだと思いますが、
沢間駅へ通じる道路は実は千頭森林鉄道の廃線跡だったという訳です。
大井川鐵道井川線b43
駅を背に道を北へと戻ると左手には石垣があります。
井川線との分岐点跡の石垣と同じ作りの石垣が
ここが廃線跡であることを示しています。
大井川鐵道井川線b45
駅から50mほど進むと、恐らくはかつては
踏切だったであろう交差点があります。
その先の道も廃線跡ですが、
今度は下となる石垣も先ほどと同じ仕様のものです。
大井川鐵道井川線b45
廃線跡の道路から外れて大井川の方へと坂を下ると
100mほどで橋のたもとへと辿り着きます。
大井川鐵道井川線b46
大井川に架かるこの橋は寸又口橋という橋で
1969年(昭和44年)に架けられた橋です。
沢間集落と対岸の集落や県道を連絡する橋となっています。
大井川鐵道井川線b47
橋から見た沢間駅周辺の様子です。



大井川鐵道井川線b48
こちらの道は寸又右岸林道という林道(森林保全の為に作られた道)です。
沢間駅からの道が千頭森林鉄道の廃線跡であることは述べましたが、
この林道も廃線跡を利用して作られた道路となります。
大井川鐵道井川線b49
林道が左に大きくカーブするあたりが沢間駅から北に1kmほどの付近ですが、
このカーブの下では支流の寸又川が大井川へと合流しています。
藪であまり見えませんが、合流点の寸又川には
井川線の寸又川橋梁という鉄橋が架かっています。
大井川鐵道井川線b50
鉄橋の見えるカーブから200mほど進むと林道にも橋が。
大井川鐵道井川線b51
こちらは横澤橋という橋で、その向こうに見えるトンネルが横沢隧道です。
どちらも道路用に作り直されているものではありますが、
かつては同じ場所に千頭森林鉄道の橋とトンネルがあった廃線跡でもあります。
大井川鐵道井川線b52
その橋とトンネルの間から、東へと一本の道が分岐しています。
この道が陸の孤島ともいうべき土本集落と外界を繋ぐ道として
1991年(平成3年)に作られました。
大井川鐵道井川線b53
林道土本線を起点から400mほど進むと大井川に架かる橋梁が見えてきます。
大井川鐵道井川線b54
こちらが土本橋です。
平成に入ってこのトラス橋ができるまで、
土本集落から外界へと通じる道路はありませんでした

大井川鐵道井川線b55
橋梁からさらに道なりに200mほど進むと
土本集落の中にガードレールの切れ目があります。
大井川鐵道井川線b56
切れ目からは細い石の階段があり、
こちらが井川線の次の駅の入口となります。
大井川鐵道井川線b57
入口を下から。
大井川鐵道井川線b58
土本駅のホームの様子です。
単式ホーム1面1線の棒線駅となっています。
駅は1959年(昭和34年)に中部電力専用鉄道が大井川鐵道となった際に設置されました。
大井川鐵道井川線b60
ホーム北端の先に駅の物置小屋がありますが駅舎はありません。
待合の屋根つきベンチがあるのみの駅となっています。
大井川鐵道井川線b64
壁には「土本のタコ杉」の案内図が。
大井川鐵道井川線b61
列車が停車できる最低限の設備の駅であることが
ご覧になると分かると思います。
大井川鐵道井川線b59
駅の南側は階段の入口でしたが、
物置の先の北側からも駅の前の道へと出る事ができます。
大井川鐵道井川線b62
こちらは上り列車から見た土本集落の様子です。
大井川と寸又川の三角地帯に体積した土が土本という名の由来だそうですが、
駅前付近の土本集落はわずか4世帯しかなく、
うち3件が土本姓である事を井川線の車掌がアナウンスが教えます。
大井川鐵道井川線b63
その3件の土本さんはいずれの世帯も80代以上の老人一人の世帯であり、
限界集落の段階すら超えてしまった近い将来に消滅するであろう集落となっています。
大井川鐵道井川線b65
駅前の道を北に進むと、200mほどで
道路の舗装が途切れるあたりで土本集落の墓地があります。
奥都城と書かれているので神道の家なのでしょう。
大井川鐵道井川線b67
井川線の車窓からも見えるので乗った方は見覚えがあるかと思います。



大井川鐵道井川線b68
こちらは県道77号川根寸又峡線の小山トンネルの南側の光景です。
土本駅から真北に1kmほどのこのあたりでは山中を大井川が蛇のように蛇行しており、
「牛の頸(ぎゃーのくび)」と呼ばれる穿入蛇行(深い渓谷を蛇行する河)となっています。
その為トンネル前付近ではわずか70mの距離で大井川の上流と下流に挟まれています。
大井川鐵道井川線b69
そのトンネル脇には町道小山線という道路の起点が。
こちらが小山の集落と駅への道となります。
大井川鐵道井川線b70
町道を進み大井川を見ると小山の吊り橋という人道橋が架かっています。
大井川鐵道井川線b71
県道から300mほど町道を進むとあたりが開けて小山集落に。
大井川鐵道井川線b72
町道がヘアピンカーブを描く場所に看板が立っていて
「日英水電㈱小山発電所跡」と書かれています。
大井川鐵道井川線b73
看板の後ろには遺跡のようなものが。
大井川鐵道井川線b74
こちらがかつての水力発電所の遺構です。
1910年(明治43年)に作られた発電所は付近の大井川の落差を利用して
水路を落ちる水力で発電を行っていました。
その後1936年(昭和11年)に大井川発電所が運用された為
役割を終えて廃止されています。
大井川鐵道井川線b75
発電所跡から集落の道を西へ。
大井川鐵道井川線b76
道からは小山集落と茶畑が一望できます。
大井川鐵道井川線b77
坂を上ってNTT DoCoMoの無線基地の鉄塔前を通過すると
井川線の踏切が見えてきます。
発電所跡から踏切までおよそ400mほどでしょうか。
大井川鐵道井川線b78
そして踏切を渡って道なりに左に進むと駅が見えてきます。
大井川鐵道井川線b79
こちらが川根小山駅の待合室の外観です。
1959年(昭和34年)に大井川鐵道が井川線を引き継いだ時に設置された駅で、
駅舎は無くご覧のログハウス風の待合室に木製の駅名標が掛かっています。
大井川鐵道井川線b81
待合室の裏には駐輪場が。
大井川鐵道井川線b80
山中の開けた場所を駅敷地として利用しており、駅前もご覧の通りの光景です。
踏切前の広場のような場所にはダム放流サイレンの警告看板がありました。
大井川鐵道井川線b82
ホームの様子です。
相対式2面2線のホームの駅となっており列車交換が可能な駅です。
待合室側のこちらの北側のホームが下り井川方面行きとなります。
大井川鐵道井川線b83
ホーム西端から千頭方を見るとポイントの先にトンネルが見えます。
大井川鐵道井川線b84
この駅のホームもご覧の通り人がすれ違うのがやっとの幅で
他の井川線のホームと同様となっています。
大井川鐵道井川線b85
ホーム東側の待合室前付近にある構内踏切です。
大井川鐵道井川線b86
こちらは駅の南側にある上り千頭方面行きホームです。
上りホームには駅名標は設置されていません。
大井川鐵道井川線b87
下りホームの柵にある看板。
この駅の由緒についての説明が書かれています。
大井川水系初の発電所ののあった地はかつては栄えたそうですが、
路線と駅が設置されたのは小山発電所廃止の前年でした。
大井川鐵道井川線b88
ホームの幅は狭く外側は斜面となっていますので
列車到着時にはかなり迫ってくるので注意が必要です。
大井川鐵道井川線b89
そして待合室側には一本、引き上げ線が設けられています。


大井川鐵道井川線b90
川根小山駅の東側の井川方の踏切のすぐ先にあるトンネルです。
大井川鐵道井川線17
川根小山駅━奥泉駅間にはご覧の通り3箇所のトンネルがあります。
駅からすぐのトンネルは短いのですがその先のトンネルは
ご覧の通りかなり長く駅間の半分以上がトンネルとなっています。
列車速度が遅いので地上部分で駅が取れないことは無いのですが
できれば確実に駅停車中にGPSアクセスをしておく事をお勧めします。


大井川鐵道井川線b91
駅から牛の頸まで戻り、小山トンネルを抜けて県道77号川根寸又峡線を北上します。
赤いトラス橋の渡谷橋、道路橋の川根路橋と
大井川を二度渡るとまもなく次の駅の入口となります。
牛の頸から駅への入口の交差点まではおよそ800mほどとなります。
大井川鐵道井川線b92
川根路橋では大井川を渡った後に井川線の線路も跨いでいます。
大井川鐵道井川線b93
橋を渡るとすぐにY字の交差点があり、
案内に従って右手へと進むと50mほどで駅前広場へと到着します。
大井川鐵道井川線b94
こちらが駅のロータリーです。
バス停も設けられており一般車両の乗降もこちらでできます。
大井川鐵道井川線b95
こちらは駅前のトイレの建物です。
近くで下開土遺跡という縄文時代の遺跡が発掘されたことから
竪穴式住居を模した形で作られています。
大井川鐵道井川線b96
そしてロータリー中央の島にあるこちらも
縄文時代の人々の生活の様子を表わした像となっています。
大井川鐵道井川線b97
広場の北側には下へと降りる階段が。
大井川鐵道井川線b98
山間の傾斜地に駅があるので
駅前ロータリーは場所の取れる高台に作られており、
広場と駅は階段で連絡されています。
大井川鐵道井川線c01
階段を下るとご覧の白い建物の商店があり、
その脇に駅を示す看板があります。
駅舎はこの奥に建物があり、駅へは線路沿いの通路を抜けることとなります。
大井川鐵道井川線c02
こちらが奥泉駅の駅舎の外観です。
1959年(昭和34年)の大井川鐵道での旅客営業開始時に開設された駅で、
寸又峡温泉へのバスと井川線との接続駅となっています。
井川線の途中駅では唯一の駅員常駐駅となります(簡易委託駅を除く)。
大井川鐵道井川線c03
駅舎の北側はご覧の様に土間のガレージのような作りとなっており、
壁には写真が数多く貼られて展示されています。
大井川鐵道井川線c04
その奥へと通路を抜けると、駅舎の北側には茶畑が広がっており、
傍らにお地蔵様がありました。
大井川鐵道井川線c05
駅舎の南側には券売窓口のある事務室、室内の待合室があります。
大井川鐵道井川線c06
この駅の改札ラッチは通路からホームへと
降りる階段に設置されています。
大井川鐵道井川線c07
ホームの様子です。
島式ホーム1面2線となっており列車交換ができます。
大井川鐵道井川線c08
ホーム北端にある江戸時代の旅姿の人形。
大井川鐵道井川線c09
バスの乗り換え駅となっていることから
この駅の乗降客は他の井川線の駅と比べると段違いとなっています。
大井川鐵道井川線c10
また他の駅では単式の棒線駅が多く
1番線、2番線の表記があるのは逆に井川線ではめずらしいと言えます。



奥泉駅より北についてはその2にて続きを書きたいと思います。

では。

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