路線攻略

磐越東線01

さて。

磐越東線です。
こちらは常磐線のいわき駅と、東北本線の郡山駅をつなぐ路線です。

いわき駅は「東京大都市近郊区間」 に、
郡山駅━船引駅までは「仙台大都市近郊区間」に含まれています。

この路線、昔から本数が少なかったのですが、
先日踏破の為に乗りに行ったら、輪をかけて本数が減ってました。

以下、郡山駅(左)といわき駅(右)の時刻表です。

磐越東線02

ご覧の通り、特にいわき駅からの郡山駅方面(下り)の本数が・・・
8時台を逃すと、5時間次の列車がありませんw

ですので遠方からの遠征組は特に、前後の接続する列車との兼ね合いを
事前に調べておかないとエラい事になります。
たとえば東京方面へ帰る場合、郡山駅からの東北本線の上り列車も
本数が少ないので、油断をすると東京まで戻れないハメになります


運行はワンマンで、運転席の後ろのドアだけが開いて、
車内で精算をする方式です。
降りなければ、特に車内を検札でまわる事はしていない様子です。
2015年10月に私がいわき駅から郡山まで乗った時には
一度も検札はされませんでした。


基点のいわき駅は大きな駅ですので、
こちらで買い物などは済ませて下さい。
磐越東線03

終点の郡山までの間の14駅で、駅員がいるのは小野新町駅、船引駅、三春駅だけです。
磐越東線04

全線でおよそ80分の行程ですが、途中での買い物は期待しないで下さい。
磐越東線06
磐越東線05
郡山駅まで行けば、新幹線も止まるくらいなので何でもありますw


山間を走る路線で、いわき駅━小野新町駅間はトンネルも多い路線ですが、
駅でのGPSの受信状況は良好でした。

ただ一部、いわき駅側の
夏井駅━川前駅━江田駅の区間だけ、ご覧の通り駅間で電波が圏外の箇所があります。
磐越東線_電波状況
ですが駅のある場所はしっかりと圏内となっています。
磐越東線で電波圏外の箇所があるのはこの区間だけで、
他の区間は全線が電波がカバーされています。
普通にやれば難なく駅は奪取できるでしょう。


なので乗車中よりも、磐越東線に来るまでと、乗り終わった後にご注意ください。
乗り継ぎを間違えると待ちぼうけの元ですからw
 

ひたちなか海浜鉄道01
さて。お次はひたちなか海浜鉄道です。


こちらはJR常磐線の勝田駅から分かれ出ている路線です。
元々は1913年(大正2年)に湊鉄道として開業したかなり古い路線で
1944年に茨城交通湊線となりました。
国鉄時代から急行が乗り入れるなどする路線でしたが
年々利用者が減少し、茨城交通は2005年には自治体に廃止の意向を表明。
2008年にひたちなか市が51%の株を保有する第三セクター路線となり
ひたちなか海浜鉄道となりました。

第三セクター転換後、路線は利用者増加に転じる事に成功。
2014年には新駅を開設するなど
かつての赤字路線からは考えられない好転を見せました。

それはそうと、「海浜鉄道」なのに路線のほとんどが
那珂川の流域の田んぼの中とか住宅地を走り抜けて
海が見えません…




ひたちなか海浜鉄道05
こちらは勝田駅。
ひたちなか海浜鉄道06
JRとひたちなか海浜鉄道の共同使用駅の為、
見ての通りひたちなか海浜鉄道のロゴも駅舎の壁に掲げられています。
ですが1番線以外は全てJRが管轄していますので
実質的にはJRの駅と言って差し支えないと思います。
ひたちなか海浜鉄道07
駅は橋上駅舎となっており、跨線橋上のコンコースの中央に
JRの改札口が設置されています。
ひたちなか海浜鉄道08
JR改札を入って常磐線の2番ホームへ。
こちらにはひたちなか海浜鉄道湊線の1番線への案内表示もされています。
ひたちなか海浜鉄道09
常磐線2番ホームを先に進むと。
ひたちなか海浜鉄道10
ご覧の通り、ひたちなか海浜鉄道湊線の中間改札が現れます。
ひたちなか海浜鉄道11
プレハブで建てられた中間改札には駅員が常駐。
ひたちなか海浜鉄道の切符類はこちらで販売しています。
ひたちなか海浜鉄道04
「湊線一日フリー切符」というのをここで900円で売っていますので、
購入がお勧めかと思います。
ひたちなか海浜鉄道12
こちらがひたちなか海浜鉄道湊線の勝田駅1番線ホーム。
JR常磐線2番ホームの東京寄りの一部を切り欠いてホームとしている
いわゆる切り欠き式ホームです。
この一番線ホームのみが勝田駅でひたちなか海浜鉄道の管轄部分となっています。
ひたちなか海浜鉄道13
常磐線ホーム側からみると、ご覧の通り1番線とはフェンスで区切られている状態です。



ひたちなか海浜鉄道14
勝田駅南方にある踏切から東京方面を。
右手をまっすぐ進むのがJR常磐線で、
左手へカーブを描いているのがひたちなか海浜鉄道となります。
JRの線路とはつながっているのが分かるかと思います。



ひたちなか海浜鉄道15
こちらは県道38号線沿いにある日立工機の本社工場の正門。
ひたちなか海浜鉄道16
その正門の県道の向かい側に、日立工機の敷地内を下る道があります。
ひたちなか海浜鉄道17
その脇の芝生に、何やら踏みしめられた跡があり、
進むとご覧の通り駅への乗降口である表示が立てられています。
ひたちなか海浜鉄道18
日工前駅
ご覧の通りの単式1面1線の棒線無人駅です。
1962年の開業以来、長らく日立工機従業員専用駅として
朝上り1本、夕下り1本の1往復のみが停車する駅でしたが
1998年に一般旅客営業を開始して全列車が停止する事となりました。
どうりで日立工機の敷地内を通らないと駅に行けない訳です。
駅名標の意匠が工具類なのは日立工機の工場に因んでいると思われます。



ひたちなか海浜鉄道19
金上駅
島式1面2線ホームの無人駅です。
ホーム上に小さな駅舎があり、自動券売機などが設置されています。
ひたちなか海浜鉄道20
ホーム南側に階段とスロープが設置されており、
東側に道路にのみ降り立つ事ができます。
駅の北西には隣接して陸上自衛隊勝田駐屯地があります。
駅名標の意匠が戦車や飛行機なのは自衛隊が由来と思われます。



ひたちなか海浜鉄道21
中根駅
単式1面1線の棒線無人駅です。
このあたりではひたちなか海浜鉄道は田んぼの真っ只中を走っており
この駅の周辺も一面が田んぼとなって建物が見当たりません。
ひたちなか海浜鉄道22
ただ実際には駅西の小山を越えた反対側には住宅地があり、
すぐ近くには東水戸道路のひたちなかインターチェンジもあります。
駅の南東には虎塚古墳史跡公園があり、
駅名標のデザインの由来となっている
と思われます。



ひたちなか海浜鉄道26
田んぼの中を路線を進むと
那珂川に注ぐ中丸川に架かる中丸川橋梁に差し掛かります。
この付近はかつて高田と呼ばれた一帯で、
この橋梁も「高田の鉄橋」と地元では呼ばれていたそうです。
ひたちなか海浜鉄道27
橋梁をわたるとすぐに踏切、そして駅のホームとなります。
ひたちなか海浜鉄道25
高田の鉄橋駅
単式1面1線の棒線無人駅です。
駅の真上は国道245号線の跨線橋が通っており
橋の下に駅のホームがあります。
この駅は2014年10月開業という最近作られた新駅です。
駅名標はご覧の通り高田の鉄橋をモチーフにしています。



ひたちなか海浜鉄道28
那珂湊駅
ひたちなか海浜鉄道港線で、JR共用の勝田駅を除くと
唯一の有人駅となっている駅です。
ひたちなか海浜鉄道29
湊線の車両基地である湊機関区がこの駅にあります。
ひたちなか海浜鉄道30
こちらが駅舎の外観。
ひたちなか海浜鉄道31
駅舎の中はご覧の通り。
ひたちなか海浜鉄道32
券売機の脇には「関東の駅百選」の認定駅の掲示がされています。
ひたちなか海浜鉄道33
選定理由は「歴史と伝統のある駅で開業当時の面影を残した駅」だそうですが。
ひたちなか海浜鉄道34
確かに1913年(大正2年)開業の面影が今も残っています。
ひたちなか海浜鉄道35
そして待合の窓の上にはさりげなく「姉妹駅提携」の表示が。
どうやら会津鉄道の芦ノ牧温泉駅との姉妹提携を結んでいる様です。
芦ノ牧温泉駅にはネコの駅長がいる事で知られていますが、
こちらの那珂湊駅にも黒猫の「おさむ」が住み込んでいます
駅名標にネコが描かれているのもこの「おさむ」がモチーフなのは
言うまでもありません。

駅名標の「那」の字の構造物は那珂湊反射炉で、
江戸時代末期に水戸藩が大砲を鋳造する為の反射炉跡がもよりにあるそうです。




ひたちなか海浜鉄道36
殿山駅
単式1面1線の無人駅です。
ひたちなか海浜鉄道37
駅舎を外から見ると分かる通り、
駅は周囲の住宅地より低い谷間に設置されています。
ひたちなか海浜鉄道38
切り通しを走る列車。
駅名標の花はひたちなか市の花「ハマギク」と「ケイトウ」だそうで、
ひたちなか市はハマギクの自生する南限なんだそうです。



ひたちなか海浜鉄道39
平磯駅
単式1面1線の棒線無人駅でカーブ上にホームが作られています。

駅名標の意匠についてですが、
平磯駅の最寄の海岸には平磯海水浴場がありますが、
この海水浴場には「くじらの大ちゃん」という
朱色のくじら形の大きな遊具が浮かんで名物となっています。
「平」の字のクジラは当然この大ちゃんです。
右の「磯」のパラボラは、
情報通信研究機構 (NICT) 平磯太陽観測センターの電波望遠鏡です。
100年にわたり宇宙観測をしていた施設で大きなパラボラがランドマークでしたが
2015年12月に施設の老朽化で閉鎖となっています。



ひたちなか海浜鉄道40
磯崎駅
単式1面1線の無人駅です。
この駅もカーブ上にあり、ホームもカーブしています。
駅の周辺はサツマイモの畑がひろがっており、
駅名標にも芋があしらわれています
ひたちなか海浜鉄道41
こちらが駅舎の外観。
ひたちなか海浜鉄道42
阿字ヶ浦方面から駅へと入線してくる列車です。



ひたちなか海浜鉄道02
そして終点の阿字ヶ浦駅です。
島式ホーム1面2線の駅ですが、実際に使用しているのは駅側の1線のみです。

ホームもかつてJRの特急の乗り入れがあって7両分あったり
留置線が残っていたりしていますが、どちらも現在は使用しておらず
現在はホームの片面1線を3両分のみ使用して運用となっています。
ひたちなか海浜鉄道03
こちらが駅舎の外観。

駅名標の意匠についてですが、
「阿」の字の温泉マークは駅から徒歩3分の阿字ヶ浦温泉から、
「字」の字のあんこうは茨城県を代表する鍋の食材です。
そして「ヶ」の釣り針と「浦」の海藻は
かつてはシーズンに臨時急行まで乗り入れた近くの阿字ヶ浦海水浴場をはじめ
茨城の海を表現しています。




ひたちなか海浜鉄道43
こちらはau 4G LTEでの電波サービスエリアのマップです。
東京近郊の路線だけに、全線が電波サービスエリア圏内となっています。
端末からGPSにアクセスできないという事態は無さそうです。
駅の奪取は難なくできるでしょう。


路線は片道およそ30分、往復では1時間強の行程となります。
駅から多少離れればどの駅も住宅地などに出ることは可能ですが、
基本的に無人駅ばかりなので駅前には何もありません
乗車の前に食料などは購入しておく事をお勧めします。



では。

湘南モノレール00
はい。次は湘南モノレールです。
ご覧の通り、懸垂式のぶらさがってるモノレールです。


JR大船駅と、江ノ電の江ノ島駅の間を走る8駅の路線で、
江ノ島側の湘南江の島駅からは、
小田急の片瀬江の島駅までも徒歩で乗り換えができます。



湘南モノレール02
こちらが湘南モノレールの起点駅である
湘南江の島駅です。
江ノ島電鉄の江ノ島駅の目の前にあります。
駅ビルになっていて、ホーム部分以外はテナントが入っていました。
湘南モノレール03
1階の入口から入ると階段があり上に。
駅は3階と書いてあります。
湘南モノレール04
3階の改札から中に。
湘南モノレール05
こちらがモノレールのホームです。



湘南江の島駅を出発すると、すぐにモノレールは片瀬山トンネルに入ります。
他のモノレールでトンネルを通るのを見たことが無かったので
最初に乗ったときには少し驚きました。

まあ、長いトンネルでは無いので
GPS電波への影響はさほどありません



湘南モノレール06
目白山下駅


湘南モノレール07
片瀬山駅
こちらの駅は無人駅となっていて、ここで降りる場合は車掌に切符を渡します。

そしてこの駅はお嬢様学校として知られる湘南白百合学園中学・高校の最寄り駅の為、
夕方などの通学時間帯に大船方面行きに乗ってしまったりすると。
湘南モノレール08
ホームが女学生で埋め尽くされ、車内もご覧の通りとなります。



湘南モノレール09
西鎌倉駅


西鎌倉駅と湘南深沢駅の間には鎌倉山と呼ばれる丘があり、
ここに鎌倉山トンネルがあってモノレールが通過します。


湘南モノレール10
湘南深沢駅


湘南モノレール11
湘南町屋駅


湘南モノレール12
富士見町駅


湘南モノレール13
そして終点の大船駅です。
湘南モノレール14
とりあえず駅や列車の写真を撮る行為は怪しいので
女学生の集団をやり過ごして。
湘南モノレール15
こちらがモノレールの大船駅の改札です。
湘南モノレール16
外に出て駅の外観です。




モノレールですから、基本的に高い所をぶら下がっています。
湘南モノレール17
ですからご覧の通り、
au 4G LTEでは全線が電波のサービスエリアでもあり
電波状況は良好ですので、
サクサクと駅が奪取できるでしょう。


ただ、途中の片瀬山トンネル(目白山下━片瀬山間)と
鎌倉山トンネル(西鎌倉━湘南深沢間)は電波が通じません。
GPSも位置飛びをしますが、トンネル自体が短かい為
駅を取る事にはさほどの影響はありません。
ですのでGPSが飛んでも慌てなくて結構です。


こちらの路線もJRで発売の
「鎌倉・江ノ電パス」700円で乗車できますので、
購入して江ノ電と一緒に攻略をする事をお勧めします。
江ノ島電鉄03

まあ、普通に切符を買っても全線で310円なんですが。
所要時間はおよそ14分という路線です。



路線自体は取り易いので、後は江ノ電や小田急江の島線、
そしてJRとの乗る順番に悩む程度でしょうか。


では。

江ノ島電鉄01

さて。お次は江ノ島電鉄。いわゆる「江ノ電」です。



この路線で注意すべきなのは、その乗客の多さでしょう。
ローカル線にも関わらず、湘南の海辺と古都鎌倉という
一大観光地を縦貫する路線ですので、平日でも観光客が大勢乗車してきます。
江ノ島電鉄02
半数以上の乗客が立っている状況ですので、
座りたい人は早めの対応をお勧めします。
全線の所要時間は34分です。


切符はJRで「鎌倉・江ノ電パス」というのを700円で発売しており、
JRの藤沢~鎌倉間と、湘南モノレール、そして江ノ電が乗り放題となります。
こちらを購入して、まとめての制覇をお勧めします。
江ノ島電鉄03




江ノ島電鉄04
こちらが江ノ島電鉄、通称江ノ電の起点駅である鎌倉駅です。
JR鎌倉駅の西口方面がご覧の写真の出口で、江ノ電も西口側にあります。
江ノ島電鉄05
こちらが鎌倉駅構内。
観光路線としても盛況な路線ですので
特に休日ともなれば乗客がご覧の通り溢れ返ります。
東京のラッシュ並みに人が乗り、乗客の乗降が原因で電車が遅れるのは
休日の江ノ電では茶飯事です。
江ノ島電鉄06
最近の江ノ電は様々なラッピングをしています。
ではとりあえず乗車して進みましょう。



江ノ島電鉄07
まずは次の和田塚駅
江ノ島電鉄08
駅はどちらかというと「停留所」といった趣きです。



江ノ島電鉄09
次の由比ヶ浜駅
江ノ島電鉄10



江ノ島電鉄11
続いて長谷駅
江ノ島電鉄12
木造のなかなか小洒落た感じの駅構内です。
江ノ島電鉄42
駅のすぐ横が踏切になっており、
車や人の誤侵入防止のトゲトゲが設置されていました。
オフィシャルには「間違ってく車などが入ってこないように」設置されているものですが
実際には改札を経ずに駅構内へと入るキセル防止の為に置かれています



江ノ島電鉄14
こちらは極楽寺トンネルの出口から出てきた江ノ電の列車。
このトンネルの抜けるとすぐにあるのが。
江ノ島電鉄13
極楽寺駅です。
この駅はかつて関東の駅百選で第3回の選定に選ばれています。
江ノ島電鉄15



江ノ島電鉄16
稲村ヶ崎駅
江ノ島電鉄17




江ノ島電鉄18
そしてこの先江ノ電は湘南の海岸沿いを走る区間となります。



江ノ島電鉄19
七里ヶ浜駅
江ノ島電鉄20



江ノ島電鉄21
駅を出て進むと、海岸沿いの住宅地を走っていきますが
ご覧の通り、家の門の目の前が線路という
田舎のローカル線でも見ない光景が続きます。


江ノ島電鉄22
そして海沿いの国道134号線に沿ってあるのが
鎌倉高校前駅です。
江ノ島電鉄23
ご覧の通り目の前には海が広がる駅で。
江ノ島電鉄24
関東の駅百選に第一回選定駅として選ばれています。
確かにホームの目の前に海が広がる光景は絵になります。
江ノ島電鉄25



江ノ島電鉄27
そして海岸沿いの国道を進んだ後、
右手に道を外れて進むとあるのが腰越駅です。
江ノ島電鉄28
こちらがホーム。


江ノ島電鉄29
腰越駅を出た江ノ電は道の真ん中へと出て、
路面電車として市道の真ん中を進みます。



江ノ島電鉄30
そして江ノ電のメイン駅とも言うべき、その名も江ノ島駅です。
江ノ島電鉄31
江ノ電は休日の込み具合は首都圏の山手線など並みですが、
この駅は特に多くの観光客が降りるのでその点は留意が必要でしょう。



江ノ島電鉄32
次は湘南海岸公園駅です。
この駅は住宅地の中にある駅で、海岸までは徒歩10分程の距離があります。
江ノ島電鉄33



江ノ島電鉄34
次は鵠沼駅です。
さっき路面を走っていた江ノ電なのに、
この駅はまさかの半地下高架駅です。
江ノ島電鉄36
改札はこんな感じで。
ホーム階へのエレベーター専用の入口もありました。
江ノ島電鉄35
こちらがホームの光景。



江ノ島電鉄37
柳小路駅
住宅地の中の単式一面ホームの無人駅でした。
江ノ島電鉄38



江ノ島電鉄39
石上駅



江ノ島電鉄43
石上駅を出ると、地上を走っていた線路が
ご覧の通り徐々に高架へと坂を上っていきます。



江ノ島電鉄41
そして終点の藤沢駅です。
江ノ島電鉄40



江ノ島電鉄44
単線ローカル線ながら、全国的に高い知名度を誇るこの路線。
基本的に路面電車に近いイメージの鉄道なので、
電波状況を心配する必要はまったくありません
au 4G LTEの電波状況が上の図ですが、
全線区域がサービスエリア圏内となっていますので
普通に順調に駅が奪取できるでしょう。


最初は全線を江ノ電に乗車して鎌倉から藤沢まで行きましたが、
とにかく乗客が日中でもすし詰め状態でした。さすがは観光地の路線です。

なので後日、自転車で沿線を改めて回ってみたところ、
電車では気がつかなかった様々のものが見れてなかなか面白い体験でした。


まあ、単に駅を取るだけでしたら乗れば十分ですし、
短時間で多くの駅が取れますからなかなかお勧めではあります。

では。

野岩鉄道00
さて、お次は野岩鉄道です。

こちらは東武鉄道の鬼怒川線の先、新藤原駅から栃木県内区間を走る路線で、
福島県に入ったところの会津高原尾瀬口駅で、会津鉄道と接続をしています。

古くは改正鉄道敷設法の予定線として計画された路線で、
起点となる新藤原駅は実に1919年(大正8年)の開業となっています。
一方北の会津高原尾瀬口駅は1953年(昭和28年)の開設であり、
国鉄会津線の会津滝ノ原駅としての開業でした。

そして現在の野岩鉄道にあたる新藤原駅━会津高原尾瀬口駅間は
日本鉄道建設公団建設線として1966年(昭和41年)以降に工事が進められ、
そのほとんどが完成したものの国鉄再建法によって工事が凍結されました。

しかし野岩鉄道の地元自治体が中心となって
第三セクター方式での運営引継ぎが行われて
1986年(昭和61年)に全線が開業。
野岩鉄道としての運行が始まり、東武鉄道の直接乗り入れも同時に開始となりました。




野岩鉄道90
こちらが野岩鉄道の起点となる新藤原駅の駅舎です。
1919年(大正8年)に下野軌道の藤原駅として開業した駅で買収によって東武鉄道へと移管、
そして1986年(昭和61年)に野岩鉄道の開業によって駅も野岩鉄道の管理となりました。
野岩鉄道91
駅の西側すぐには国道121号線が並走しており、
ご覧の通り国道から駅は至近にあります。
野岩鉄道14
こちらがホームの様子です。
島式2面3線のホームを持つ駅となっています。
野岩鉄道の起点駅ではありますが
実際には東武線から直通乗り入れで運行する列車も多く、
さながら途中駅の様な風情の駅ではあります。

まあ、運賃では強烈に境界線の起点駅であることを印象付けられますが。

また、この先の野岩鉄道は2両編成の為、
4両編成で走ってきた東武線はこの駅で列車の切り離しを行ったりします。
野岩鉄道15
駅舎の前には1番線である東武鉄道鬼怒川線の終端が見えます。
野岩鉄道a09
待合室側からの改札の様子。



野岩鉄道74
こちらは新藤原駅━龍王峡駅間の路線のトンネルの場所を示した図です。
この区間の龍王峡駅に近い路線はそのほとんどがトンネル内である事が分かります。
トンネル内では電波受信ができない事を考えると
下り列車(会津方面行き)で龍王峡駅の位置情報にアクセスする至難さが分かるかと思います。
野岩鉄道76
au 4G LTEの電波エリアマップでは
見ての通りこの区間は全線が電波圏内です。
この事からも、この区間で端末が電波を受信できないのは
純粋にトンネルによる電波遮断に起因する事が分かります。


野岩鉄道92
龍王峡駅
1986年(昭和61年)に会津鬼怒川線の開通時に設けられた駅となります。
単式ホーム1面1線の駅の棒線駅となっています。
野岩鉄道94
ホームの北側は屋外となっていて
外の日差しがホームまで届きます。
野岩鉄道95
階段付近に設置された駅の案内版です。
野岩鉄道96
ホームから改札へと上る階段。
野岩鉄道97
上りきった所に改札があります。
野岩鉄道98
こちらが駅舎の外観となります。
野岩鉄道99
駅付近を走る国道121号線。
野岩鉄道a01
龍王峡の入口となるこの場所には
日光市営の駐車場が設けられており、
その駐車場の一角に駅があります。
野岩鉄道a02
駐車場の裏手には鬼怒川が流れており、
火山岩が侵食されて龍のごとく渓谷が続いている
日光随一の景勝地とも言われて駅名の由来でもある龍王峡があります。
野岩鉄道a03
ホームへと戻って、トンネルの前にある29キロポスト。
野岩鉄道93
この駅は半分がトンネルの中にあるという駅で、
ホーム中央部にご覧の「第一イの原トンネル」の入口があって
新藤原寄りの南半分は完全にホームがトンネル内にあります。

ですのでこの駅をGPSで取る場合ですが、
会津方面の下り列車では駅到着の前に新藤原駅との間での取得が必須となります。
龍王峡駅では半分トンネルに入っていますので、
下り線では発車後は電波圏外の状態が続くからです。
基本的に下り列車では取れないケースが半分以上だと考えて良いと思います。

上りの新藤原方面の列車の場合は到着直前に外を走ってきますので、
駅に到着する頃には既に付近の位置情報を端末が取得できていると思います。
(GPSの反応の悪い端末だと取れない可能性も多々あり)

ですので、野岩鉄道を上りのみもしくは往復で乗車する場合はさほど心配はありませんが
下り列車で通り抜ける場合は注意が必要だと思います。



野岩鉄道75
こちらは龍王峡駅━川治温泉駅間のトンネル配置図です。
この区間はそのほとんどがトンネルであることが分かります。
これではこの区間で電波を受信する事は不可能に見えますが、
川治温泉駅から龍王峡駅へと向かう下り列車では
かなりの確率での龍王峡駅の位置情報アクセスが可能となっています。
野岩鉄道77
au 4G LTEの電波エリアマップを見ると
この区間も地上ではほぼ全線が電波圏内である事が分かります。


野岩鉄道a04
川治温泉駅
路線の開業した1986年(昭和61年)にできた駅です。
島式ホーム1面2線となっており、
見ての通りトンネルを出て少し進んだ所に駅があります。
野岩鉄道a05
ホーム上にある野岩鉄道の形の駅名標です。
野岩鉄道a06
同じくホーム上にある観光案内板。
野岩鉄道a07
ホーム南端の新藤原方に階段があり、
駅舎とホームを連絡する唯一の通路となっています。
野岩鉄道a08
階段を下ると駅舎の入口が見えて改札へ。
野岩鉄道a10
駅舎の中の様子です。
野岩鉄道a11
こちら駅舎の外観です。
かなりしっかりしたコンクリート造りの駅舎となっています。
野岩鉄道a12
路線は高架線となっており、
地上部に駅舎が置かれる形となっています。
野岩鉄道a13
駅の前を走る国道121号線の様子です。
野岩鉄道a14
国道の駅と反対側へと下る遊歩道の階段を降りると
眼前には小網ダムがあります。
野岩鉄道a15
こちらが栃木県営の小網ダムです。
野岩鉄道a25
ダムを駅付近の列車からみた光景。



野岩鉄道78
川治温泉駅━川治湯元駅間においては
ご覧の通り多少のトンネルはあるものの
大部分が列車は地上を走っています。
野岩鉄道79
au 4G LTEの電波エリアマップを見ると
この区間は全てが電波圏内であることが分かります。
ですので川治温泉駅━川治湯元駅間では
落ち着いてアクセスすれば駅は取れるという事です。


野岩鉄道27
こちらは下り列車で駅への停車直前に左手下に見える光景です。
鬼怒川のほとりになにやら施設がありますが、
中央の道の右側にあるのが東京電力川治第一発電所です。
上流の五十里ダムの水で発電して鬼怒川へと放水しています。

そして道の向かいの写真中央部にあるのが野岩鉄道川治変電所。
野岩鉄道へと電力を供給する設備となっています。
これらの発電施設が見える頃には、
会津方面の下り列車は原則して停車する体勢となっています。

野岩鉄道a16
川治湯元駅
単式1面1線の棒線無人駅です。
こちらも野岩鉄道のできた1986年(昭和61年)に開業した駅で、
高架上にホームのある高架駅です。
野岩鉄道a17
野岩鉄道の形式の駅名標と観光案内版。
野岩鉄道a18
ホームの階段前には待合室がありますが、
壁にはこの駅の名誉駅長なるキャラクター「かわじい」が掲示されています。
野岩鉄道a19
階段を下ると改札内スペースとなっている高架下に。
野岩鉄道a20
改札前の地上部駅構内の様子です。
野岩鉄道a21
駅構内側からの改札の様子です。
列車が到着すると改札前には旅館の送迎が待っています。
野岩鉄道a22
こちらが駅の外観です。
高架駅で高架下に券売窓口が設けられていますが
基本的に駅構内は半屋外となっています。
野岩鉄道a23
駅前にはロータリーが。
野岩鉄道a24
ロータリーの中央には「かわじい」の像と池が作られていました。
野岩鉄道a26
こちらが駅前に通じる道路です。
国道121号線が近くを走るものの直接隣接はしておらず、
駅にはご覧の市道が連絡するのみです。

鉄建公団が作った路線という特性から、
山河を直線的に貫いて線路が敷かれており、
川治温泉街への距離は近いものの
温泉へのアクセスはむしろ隣の川治温泉駅のほうが良好です。



野岩鉄道a27
川治湯元駅のホーム北端の目の前には
ご覧の葛老山トンネルの入口となっています。
野岩鉄道80
こちらの地図を見ると分かる通り、川治湯元駅━湯西川温泉駅間では
全てがトンネル内となっています。
トンネル内は電波が入りませんので、
この区間で駅を取る事は不可能という事になります。
どうしてもこの区間で取りたければ地上を進むしか無いのですが。
野岩鉄道81
ご覧の通りau 4G LTEの電波エリアマップでも
この区間はほとんどが電波圏外となっています。
地上でもこの区間でアクセスをするのは一苦労しそうです。
川治湯元駅と湯西川温泉駅については
この区間以外の前後の区間で何とかするべき
でしょう。


野岩鉄道28
湯西川温泉駅
前の川治湯元駅を出てすぐに入る葛老山トンネルですが、
この湯西川温泉駅はその葛老山トンネルの終端にホームがあります。
ホームは単式1面1線の棒線駅となっています。
野岩鉄道29
駅の北の会津方面を見るとトンネル終端とその先の鉄橋が。
野岩鉄道30
ですのでホームの中ほどに横道となる坑道があって
出口へと向かう構造となっており、
まるで上越線の湯檜曽駅そっくりの作りのトンネル駅となっています。
こちらはエレベーターへとつながる横の坑道。
野岩鉄道31
そしてこちらが階段から出口へとつながる坑道です。
野岩鉄道32
階段はこんな感じで。
野岩鉄道33
昇りきるとご覧の改札前へと出ます。
エレベーターの出口も改札の前に。
野岩鉄道34
駅舎の改札前通路の様子です。
野岩鉄道35
湯西川温泉駅の駅舎の外観。
野岩鉄道36
駅の目の前を国道121号線が走り、
隣には「道の駅湯西川」が併設されています。
野岩鉄道37
道の駅の目の前には、駅メモには欠かせない足湯もあります。
また道の駅の2階は温泉センターとなっていて日帰り入浴もできるそうです。
野岩鉄道38
駅の目の前に広がる湯西川の五十里湖と、
それに架かる野岩鉄道の湯西川橋梁。
駅のホームから見えていた鉄橋です。
野岩鉄道39
湖の反対側から見た駅と橋梁の全景。

先にも述べましたが、この駅の東京寄りの南側では
隣の駅までトンネルが続いているという状況の為電波が圏外となり
列車からは駅を取る事ができません。
野岩鉄道09
こちらが湯西川温泉駅周辺のauの電波状況です。
湯西川を堰き止めたダム湖である五十里湖のほとりにある駅なので、
駅を出るとすぐに湯西川橋梁に入ります。
野岩鉄道40
そして橋を渡ると列車はすぐにまた次のトンネルへと入っていまいます。
電波エリアマップを見ると駅や湖周辺は電波圏外です。
野岩鉄道41
一応駅舎の前からはご覧の通り
GPSでの位置情報は取れました。
ただ状況から湯西川温泉駅を列車から取る事はほぼ不可能に近い状態です。
どうしてもGPSで取りたければ駅を降りて外に出るしかありません。

私は何度かこの駅を通って直接チェックインで駅が取れましたので
完全にアクセス不可能という訳では無い様子ですが、
通常的にはレーダー必須駅と考えて良いのではないでしょうか。



野岩鉄道82
そして湯西川温泉駅━中三依温泉駅間についても
そのほとんどがトンネル内となっています。
当然トンネル内では電波は届きません。
野岩鉄道83
地上部ではご覧の通り、
会津寄りは大半が電波圏内となっています。
車やバスなどであれば普通に駅が取得できるでしょう。


野岩鉄道22
中三依温泉駅です。
1986年(昭和61年)の路線開業時に中三依駅として開設された駅です。
ご覧の通りの地上駅で、
築堤上に島式1面2線のホームのある交換可能駅です。
野岩鉄道a28
同じ場所の雪の積もった写真はこちら。
野岩鉄道a29
野岩鉄道型の駅名標と、島式ホームの様子です。
野岩鉄道a30
ホーム南端の新藤原方には地上へと連絡している階段があります。
階段の入口は待合室となっており、階段側とホーム側の両方に戸があって
風雪の吹き込みを防ぐ仕組みとなっています。
野岩鉄道a31
地上の改札へと連絡をする通路です。
野岩鉄道a32
通路の出口である改札付近の様子。
野岩鉄道a33
券売窓口が設けられていますが現在は無人駅となっています。
野岩鉄道a34
駅舎の外観です。
築堤の前の地上に駅の入口となる建物があり、
横にはトイレが併設されています。

1986年(昭和61年)に中三依駅として開業した駅ですが
2006年(平成18年)に現在の中三依温泉駅へと改称しており、
駅周辺の駅名表示にその変更の痕跡が見られます。
野岩鉄道a35
駅舎の前にはロータリーがあり、
中央には櫓が置かれています。
野岩鉄道a36
駅前から国道121号線までを連絡する道路。
野岩鉄道a37
駅身辺の国道はご覧の様子です。
駅への案内標識は中三依駅のままです。
野岩鉄道a38
そして一旦駅前広場へと戻って、
こちらは駅の西側にある跨道橋です。
この跨道橋をくぐって進むと路線の反対側のT字路に出ます。
野岩鉄道a39
クマ出没中。
野岩鉄道a40
東側を見ると駅の裏へと通じる道が見えます。
野岩鉄道a41
道の先の駅裏にあるのが、
恐らくこの駅で降りたほとんどの人がホームから見るこちらのそば打ち道場となります。
こちらは観光客誘致のプロジェクトである「みよりふるさと体験村」の施設の一つで、
周辺には関連の温泉や宿泊のキャビンがある様子です。
野岩鉄道89
この駅付近の鉄道路線上はauでは電波サービス圏内となっていますので
普通に駅の取得が可能です。



野岩鉄道84
こちらは中三依温泉駅━上三依塩原温泉口駅間のトンネル位置のマップですが
中間に一本トンネルがあるのみで、両駅近くは地上を走っています。
野岩鉄道10
電波はこの区間はauの場合なら全線圏内なので、
端末でのGPSの位置情報取得は問題無いでしょう。


野岩鉄道23
上三依塩原温泉口駅
島式ホーム1面2線の駅です。
路線開通時の1986年(昭和61年)に下野上三依駅として開業しています。

その後1988年(昭和63年)に国道400号尾頭トンネルが開通。
塩原温泉郷と駅からバスで20分ほどで結ばれた事により、
2006年(平成18年)の野岩鉄道に「ほっとスパライン」の愛称をつけた
一連の温泉PRの一環として上三依塩原温泉口駅へと改称されています。

この駅も築堤上にある地上駅で電波サービス圏内ですので普通に駅が取れます。
野岩鉄道42
ホームから駅舎へと降りる階段。
野岩鉄道43
改札へと向かう通路。
野岩鉄道44
こちらが改札です。
野岩鉄道45
外側から見た改札前。
野岩鉄道46
窓口の横には「関東の駅百選」の認定標が掲示されています。
野岩鉄道48
改札前はこんな光景ですが。
野岩鉄道49
何やら「パワースポット」なるものが設置されていました。
野岩鉄道47
こちらが駅舎の外観。



野岩鉄道85
上三依塩原温泉口駅━男鹿高原駅間は
ほとんどが地上を走る区間でトンネル区間はわずかしかありません。
野岩鉄道86
この区間もau 4G LTEでは全線が電波圏内となっています。
ですので端末での位置情報取得は問題がありません


野岩鉄道50
男鹿高原駅
こちらも1986年(昭和61年)の路線開業時開設の駅となります。
単式1面1線の無人駅であり、
堀を掘り下げた中を路線が走っておりその中に駅があります。
周囲は国有林が広がる山中で民家は付近には見当たりません。
そのロケーションから秘境駅の一つに数えられていたりします。
野岩鉄道51
ホーム上の待合室。
野岩鉄道52
ホーム北端の会津寄りには階段があり、
駅の外へと通じています。
通路と階段以外に改札等の構造物はありません。
野岩鉄道53
駅の出口の外観。
ご覧の通り山林の道が一本走るのみです。
野岩鉄道54
出口に正面には林野庁の国有林の立て札が。
野岩鉄道55
駅の前の道を左手に進むとすぐに舗装が無くなり
車両の進入を制するパイロンが置かれていました。
その先には杭と共に立て札が。
野岩鉄道56
国有林の専用林道なので一般通行禁止だそうです。
野岩鉄道57
今度は駅出口の右手へと道を進みます。
するとほどなく何やら建物が。
野岩鉄道58
野岩鉄道の男鹿高原変電所でした。
一説にはこの変電所の冬季管理の為に駅が有るとも言われています。
野岩鉄道59
変電所前を通過してさらに歩を進めると
今度は広場らしきものが見えてきました。
野岩鉄道60
この男鹿高原駅に唯一あると言われる施設である
緊急のヘリポートでした。
野岩鉄道87
こちらはau 4G LTEでの電波サービスエリアマップですが、
一応この駅近辺がauでもエリア圏内になっていますので
この駅自体は取得は普通に可能です。
野岩鉄道61
GPSの位置情報もご覧の通り駅近辺で表示されています。
ただご覧の通り駅近辺を離れるとすぐに圏外になりますので
駅での停車時に取り忘れないように注意が必要です。



野岩鉄道88
こちらは男鹿高原駅━会津高原尾瀬口駅間のトンネル位置マップです。
男鹿高原駅のホームからトンネル入口が見えているのですが
この区間の半分以上続いているトンネルですので
駅の北側で男鹿高原駅は列車からは取れないと思って下さい。
野岩鉄道11
地上でのau 4G LTEでの電波エリアを見ると
トンネル区間と電波圏外の区間がほぼピッタリと重なります。
県境の山を越える区間ですので、
基本的に駅付近以外は端末でGPSは受信できないと思って下さい。




野岩鉄道63
そしてこちらが野岩鉄道の終点、会津高原尾瀬口駅です。
野岩鉄道25
会津鉄道の会津田島駅までが電化区間となっている関係上
東武鬼怒川線から乗り入れた列車は会津田島駅まで直通で運行しています。
ですのでこちらの駅も新藤原駅同様に、
ほとんどの列車が直通で会津鉄道へと乗り入れて行きますので
起点というよりは途中駅の風情があります。
野岩鉄道62
駅はご覧の通りの島式ホーム1面2線。
新藤原方面の南側に、駅舎へと向かうスロープがあります。
野岩鉄道64
スロープを下ると駅舎とホームを繋ぐ構内踏切が
1番線を跨いでいます。
野岩鉄道66
構内踏切の目前には野岩鉄道のゼロキロポストが。
野岩鉄道67
その南側の新藤原方面を見ると
転車台の遺構が現在も残されていました。
野岩鉄道65
ホーム側から見た駅舎。
野岩鉄道68
こちらが外側から見た駅舎の外観です。
野岩鉄道69
駅舎の出口の向かい側を見ると。
野岩鉄道70
ご覧の入り口があります。
野岩鉄道71
中に入り通路を進むと。
野岩鉄道72
ご覧の売店と食堂のある休憩スペースへとたどり着きます。
野岩鉄道73
こちらが駅に併設されている「会津高原駅プラザ 憩の家」(観光物産館)です。
バスのロータリーなどもこちらの前に設けられていました。
前回来た時は駅の窓口の建物しか見ていなかったので
何も無いと思っていましたが、
ちゃんとお土産や食料を買ったり食事のできる店がありました



ちなみに東武線内の鬼怒川温泉駅を始発として、
野岩鉄道全線を抜けて会津鉄道線で会津まで直通のマウントエクスプレスという列車が
日に何本か運行しています。
野岩鉄道13
こちらの列車ですと、会津鉄道まで併せての路線制覇がしやすいですので、
利用をお勧めします。
ただ観光シーズンは観光客が
野岩鉄道区間の景勝地を目指して大勢乗車してきますので
その点はご注意下さい。





この野岩鉄道は全線で運賃は1070円ほどです。
全線所要時間は35分前後で、
野岩鉄道を単体だけで考えるとさほど困難では無いように思えます。

しかしながらこの野岩鉄道の特筆すべきは
前後を他社路線に挟まれていて
基本的には乗り継ぎでしか乗れない路線
という事なのです。
東武の鬼怒川温泉駅から会津鉄道の会津若松駅までを考えると
二時間半で3280円の運賃がかかります。
実質的にはこの金額と時間が必要な路線だと考えるべきでしょう。


恐らく野岩鉄道を制覇す為には半日は普通に潰れると思って良いと思います。
出ないと野岩鉄道まで辿り着きませんし帰れませんから。
ですので事前にしっかりと計画を立ててからの乗車をお勧めします。
たぶん気軽に何度も乗りにくるのは厳しいでしょうから。

では。

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